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2018.08.15
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カテゴリ: 中国
図書館で『日本夢 ジャパンドリーム』という本を、手にしたのです。
中国夢に対しては、日本夢というのが、ええでぇ♪
・・・覇権国家ともいえる中国に対しては、どうしてもナショナリズムに振れる大使である。





劉明福, 加藤嘉一著、晶文社、2018年刊

<出版社>より
中国人民解放軍国防大学教授/上級大佐である劉明福は、中国国内でベストセラーとなった『中国夢』の著者であり、その主張は、習近平国家主席が掲げる指導思想・国家目標「チャイナドリーム」の土台になったと言われる。その劉大佐が突きつけた痛烈な問い、「日本に夢はあるのか?」。中国の指導者層は、日本を、アメリカを、世界をどう見ているのか。日本人青年と人民解放軍将校が繰り広げる、日米中3国の未来をめぐっての激論の記録。

<読む前の大使寸評>
中国夢に対しては、日本夢というのが、ええでぇ♪
・・・覇権国家ともいえる中国に対しては、どうしてもナショナリズムに振れる大使である。

rakuten 日本夢 ジャパンドリーム


米中という二大覇権国家の病巣を、見てみましょう。
p206~208
<“中国時代”はなぜ“米国世紀”を淘汰するのか?>
加藤: 最近、米国の首都ワシントンDCにて“”の議題と同時に盛り上がっているのが“米国の世紀”というテーマであると感じています。戦略家たちは「米国の世紀はこれからも続くのだろうか? 終るのだろうか? 終るのだとしたらうつ終わるのだろうか?」といったことを自問自答しているように見受けられます。

 ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授は『Is The Amerivcan Century Over?』という書籍を出版しました。私も同著を読んでみましたが、ナイ教授の現段階での結論は「ノー」で、アメリカンセンチュリーはそう簡単には終らないと考えておられるようでした。私が見る限り、米国で自信と愛国心に満ちた戦略家たちは「中国が台頭すればするほど米国が重要になる」と考えているようです。

 チャイナドリームや中国の台頭といった問題を研究してきた戦略家・理論家という立場から、劉大佐は米国の世紀はすでに終わったとお考えですか? 或いは現在はまだ終わっておらず、これから終わるものとお考えですか? 或いは米国の世紀は終わらないとお考えですか? 仮に終わるとしたら、どのような原因や要素が米国の世紀を終わらせるのでしょうか?

 外的要因と内的要因をそれぞれどのように分析すべきでしょうか? 劉大佐との議論という意味で私がとりわけ関心を持っているのは、米国の世紀と中国の台頭との戦略的関係についてです。


劉: 1941年初頭、米国のメディア王、『タイムズ』、『ライフ』の創始者ヘンリー・ルースは、 “米国の世紀”という著名な文章を発表し、全世界に“米国の世紀”というスローガンを訴えました。米国各界で瞬く間に広範な反響を呼びその強烈な影響は世界中に及びました。

 “米国の世紀”はドイツファシズムと日本軍国主義に勝利するのに伴う形でこの世に誕生し、世界に降り立ってきました。それは人類社会にとっての一つの進歩と言えました。遺憾だったのは、第二次世界大戦後米国は冷戦を発動し、生れたばかりの“米国の世紀”を半世紀に及ぶ“米ソ冷戦の世紀”に変えてしまったことです。

 ソ連解体後、米ソ冷戦は終了しましたが、米国の冷戦思考は終わらず、米国はもう一度やってきた“米国の世紀”として、21世紀における経済上の“米国危機”、軍事上の“米国戦争”、政治上の“色の革命”、文化上の“文明の衝突”を起こし、またたくまに台頭する中国に対して“第二の冷戦”を発動したのです。

 “米国の世紀”はなぜ持続できないのか? 米国の世紀はなぜ終結しなければならないのか? なぜなら“米国の世紀”の実質は“覇権の世紀”であり、“冷戦の世紀”だからです。

 覇権主義に基いた“米国の世紀”は植民地主義に基いた“熱戦の世紀”に比べればまだましです。しかし、21世紀は“冷戦の世紀”にノーを叩きつけ、21世紀の世界は“覇権の世紀”にノーを叩きつけなければなりません。冷戦も覇権も要らない。これが21世紀における時代の潮流と掛け声なのです。

 “中国の時代”はなぜ“米国の世紀”を淘汰するのでしょうか? なぜなら、中国の時代は中国が国際社会に覇権のない新しい世界を創造するからです。中国が人類に冷戦と訣別した新しい世界を創造するからです。中国が世界に協力とウィンウィンの新しい世界を創造するからです。

 21世紀は米国が世界を改造する世紀ではなく、世界が米国を改造する世紀です。人類は21世紀を世界覇権と冷戦思考と歴史的に訣別する世紀にしなければなりません!

 21世紀は世界覇権国家や冷戦思考をする国家に属しているのではありません。世界覇権や冷戦思考と訣別した米国と、新型大国関係と人類運命共同体を構築しようとする中国が、共に21世紀において世界で最も魅力的なスター国家になることを私は期待しているのです。

ウーム 人民解放軍の大佐がいくら「覇権は求めない」と言っても、軍拡を求めてやまない予算実績がその言葉を打ち消しているのです。





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Last updated  2018.08.15 00:33:02
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