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2025.08.31
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カテゴリ: メディア
『官僚国家 日本の闇』という本 をもう一度読み直してみようと思ったのです。
要するに、著者・泉房穂さんの気っぷのいい物言いが好きなわけでおます♪

****************************************************

予約していた『官僚国家 日本の闇』という本を待つこと8ヶ月ほどでゲットしたのです♪
20日の参院選が気になるが、3人区の兵庫県では苛烈な物言いの泉房穂さんとNHK党党首の立花孝志さんの戦いが見ものになるわけで・・・
投票前にこの本を読んで泉房穂さんを応援しようということでおます♪
(まさか、立花孝志さんに負けることはないと思うけど)

*********************************************************



泉房穂著、 集英社、2024年刊

<「BOOK」データベース>より
2002年10月、右翼団体代表を名乗る男に襲撃され命を落とした政治家・石井紘基。当時、石井は犯罪被害者救済活動、特殊法人関連の問題追及等で注目を浴びていた。その弱者救済と不正追及の姿勢は、最初の秘書・泉房穂に大きな影響を与えた。石井は日本の実体を特権層が利権を寡占する「官僚国家」と看破。その構造は、今も巧妙に姿を変え国民の暮らしを蝕んでいる。本書第1部は石井の問題提起の意義を泉が説き、第2部は石井の長女ターニャ、同志だった弁護士の紀藤正樹、石井を「卓越した財政学者」と評する経済学者の安冨歩と泉の対談を収録。石井が危惧した通り国が傾きつつある現在、あらためてその政治哲学に光を当てる。

<読む前の大使寸評>
20日の参院選が気になるが、3人区の兵庫県では苛烈な物言いの泉房穂さんとNHK党党首の立花孝志さんの戦いが見ものになるわけです♪

<図書館予約:(10/28予約、副本2、予約47)>

rakuten 官僚国家 日本の闇


「第2章 日本社会を根本から変えるには」で泉房穂さんの「火をつけてこい!」発言が語られているので見てみましょう。
p71~75
「火をつけてこい!」の背景
 公共事業に関しては、金額だけでなく、スケジュールも「長ければ長いほどいい」というのが、官僚の価値観のようです。たとえば幹線道路の拡幅工事なども、5年計画というと大体10年はかかります。

「火をつけてこい!」の暴言で、2019年に私が視聴を辞職することになった一件もそうでした。あのときは、国道拡幅工事に伴うビルの立ち退き交渉が進んでいなかったことに対して、私が担当職員に暴言を吐いたことが問題となりました。

 しかし、あの騒動の本当の事情としては、職員が「5年計画の工事を10年もかけて進めようとしていた」ことに対する怒りがあったのです。
 問題となっていた明石駅前の道路では、道幅の狭さが原因で、人が亡くなる交通事故が掟いました。市民の命を守るために一刻も早く、工事を行う必要がありました。にもかかわらず、当初の計画から7年たっても、当該のビルの立ち退き交渉は一向に進んでいなかったのです。そこで思わず出てしまった暴言でした。

「道路工事は、当初の予算の二倍のお金をかけて、二倍の工事期間でやるもの」。日本の公共事業には、そのような暗黙の領海がそんざいしているのでしょうか。5年計画なら10ねん、5億の予算なら10億です。「お金を使うこと」が工事の目的で、「今はなくてもよい道路も造ること」が慣習になっているからでしょうか。

 あのとき、私は職員に「7年間、なにをしていたのか!」といいましたが、工事はたまたま遅れたのではなく、最初から10ねんかけるつもりでいたようです。
 そして国は、予算やスケジュールなどで、自治体がいうことを聞かなかったら、途中で予算を止めることもできます。そうすると工事全体が中断してしまいます。国の言うことを聞かないと、お金を止められる構造になっているので、地方自治体は国に頭が当たりません。これが官僚国家・日本の地方行政の実情なのです。

明石市に「お金がない」は嘘だった
 公共事業に関しては、私は明石市長になってすぐ、市営住宅の新築を中止。戦後何十年と続いてきた明石市の市営住宅建設は、私をもって終りました。そして20年間で600億円の予算で勧められていた下水道整備計画も、150億円に削減。100年に一度の豪雨での、10世帯の床上浸水対策に、600億円もかける必要はないとの政策判断です。どの方針決定も、やってしまえば簡単でしたが、そこに至るまでの市職員の抵抗には、半端ないものがありました。
「いま必要な仕事」というより、前例を踏襲してお金と時間を使っていた、役所組織の仕事です。「それは本当に必要か?」という前例を疑う私の問いかけ自体が、市役所の中では「愚問」でした。

 先述のとおり、市長に就任した当初から「お金がない」と聞かされていましたが、増税もせずに政策展開ができて、市民サービスの向上をはかり、財政は好調になり、私に対するアンチによる「泉市政では明石のインフラが壊れる」という批判も的外れでした。

 歴代市長が放置してきた、土地開発公社の100億円の隠れ借金も払い終わり、子どものための「五つの無料化」を行い、人口は10年連続で象化、地価も上昇、市の貯金も70億円から100億円台に増やしました。

 市長を12年やった結論として「お金がない」は嘘だったと言えます。 お金がないわけではありません。お金の「使途」「優先度」の問題などです。コストバランスも考えず、緊急性も代替手段も考えず、必要性の乏しい事業を漫然と続けていたから、お金がないように見えていただけです。

 市営住宅や下水道など、すでに整備されているインフラを対象とした公共事業では、新設でなく適正管理に注力し、その代わり今の時代に必要な、「国民の生活を支える」とか「子育てを応援する」といった部分に予算を配分する。明石市はこうして若い世代の人口も増え、まちの好循環を拡大していきました。

 国の財政に関しても、国民負担率ほぼ五割の国において、お金がないわけがないでしょうと、私は自信を持って言うことができます。
 エコノミストの森永卓郎さんが書いた『』(三五館シンシャ、2023年)が話題になりましたが、「お金がない」という考え方は財務官僚にとって宗教の教義のようなもので、彼らは先輩の言ってきたこと、やってきたことを否定できません。

 官僚が気にしているのは自分の出世と、組織の先輩や同僚との関係性。そして関係のある政治家の顔色。気にするのは、我が組織と政治家だけで、国民のことは気にしていません。「右肩上がり成長」をいまだに信じていて、「予算額は増やすべきもの」という価値判断が働いているから、コストを抑えるなどという発想は、感動するぐらい持ち合わせていないようです。

 とくに財務官量は、官僚中の官僚ですから、組織の理論に非情に忠実です。各省庁に一度つけた予算は削ることが難しく、国家予算は膨らむ一方。その財源は国民の血税ですから、財務省が頑張れば頑張るほど、国民負担が重くなっていくのは一種の宿命といえます。

 言うなれば、財務官僚はは国民の負担を増やし続ける生き物です。そこに悪気はないからタチが悪い。さらに言えば、省益を守ることで、個々の官僚が直接的利益を得ているとは限らないのです。

 官僚は自らの使命に忠実なだけですから、私としてはやはり、官僚機構の暴走に歯止めをかけられない今の政治家、そして官僚の言い分を垂れ流しにしているマスコミに問題があると思っています。




『官僚国家 日本の闇』2 :「火をつけてこい!」発言の背景
『官僚国家 日本の闇』1 :はじめに

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■2025.07.17
『官僚国家 日本の闇』2
https://plaza.rakuten.co.jp/foret/diary/202507170000/





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Last updated  2025.08.31 00:40:01
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