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2025.10.15
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カテゴリ: メディア
戸田奈津子さんの『字幕の花園』という本に、彼女が交流したハリウッドのスーパースターたちが見られるが・・・
以下のとおり復刻して読み直してみようではないか♪


*********************************************************
図書館で『字幕の花園』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくってみると、彼女が訳した映画がずらりと並んでいて圧巻です。
各作品の中の決めセリフ、名セリフが英文と訳文で出てきます。

それから、スーパースターたちとの交友が語られているが、役得というか彼女の人徳もあるんでしょうね♪





戸田奈津子著、集英社、2009年刊

<商品説明>より
7年半にわたって「ロードショー」に連載された人気コラム「BRUSH UP YOUR ENGLISH」を完全収録します。(1)ドラマ篇(2)コメディ篇(3)アクション篇(4)ミステリー篇(5)ファンタジー篇、ラブストーリー篇、全90本を内容別にカテゴライズ。各々、字幕翻訳の実際やエピソードを披露しながら「映会話」のレッスンを進めます。巻頭の4C口絵では、人気スターとのプライベートな2ショットや貴重な秘蔵フォトを大公開。セレブなビッグスターの知られざる素顔や来日時の未公開エピソードもさまざま披露しちゃいます。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくってみると、彼女が訳した映画がずらりと並んでいて圧巻です。
各作品の中の決めセリフ、名セリフが英文と訳文で出てきます。

rakuten 字幕の花園


戸田さんとスターたちの交友を、見てみましょう。
p228~230
<スターと行く日本の旅>
 旅行の日程は約1週間。デ・ニーロ一家は、ヨーロッパからプライベート・ジェットに乗って成田に到着しました。ボブの秘書からあらかじめリクエストされていたのは、シャンデリアのついた大型バスを1台、一家の移動用に手配すること。ところが、プライベートジェットから出てきた荷物は30個以上もあり、とてもバスには積みきれません。急きょ荷物用にもう1台バスを借り、そのバスを人間より先に目的地に着くよう移動させる形で旅行を進めて行くことになりました。

 まず向かったのは、箱根です。温泉好きのボブのリクエストで、強羅にある高級旅館に宿泊。周辺の観光を楽しんだあとで京都に向かいました。

 ボブは、初来日した1981年にマーチン・スコセッシ監督に連れられて二条城を訪れています。それが強烈に印象に残っていたのか、今回連れてきた3人の子供たちにも「うぐいす張り廊下をぜったいに見せたい」と言うので、二条城を見学。また、子供たちが「忍者を見たい」と言ったので、東映太秦映画村にも行きました。

 子供たちがかなり和食通だったのは、ボブが日本料理店のNOBUを共同経営しているからでしょう。朝から和食でも平気。いちばん下の坊やなど、たたみいわしをおいしそうにパリパリ食べるのですから。

 ロバート・デ・ニーロに私を紹介したロビン・ウィリアムスの一家とは3回ほど京都へ行っていますが、それをはるかに上回る回数で一緒に京都を旅しているのが、リチャード・ギヤです。

 これまで数多くのハリウッド・スターと接してきましたが、リチャードほど日本の「わび・さび」がわかる外国人は、ほかにいません。
 ハンパじゃない仏教徒の彼は、初めて京都を訪ねたとき、お寺の庭をながめながら、突然「I was here.僕は(前世で)ここに来たことがある」と言い出し、私はいったいなんのことかと、一瞬、戸惑ったものです。同じ京都と言っても、彼は観光客の押しかける有名な寺にはまったく興味を示しません。ほとんど知られていない静かなお寺を訪ね、仏像を拝み、庭に面した回廊で20分、30分と座禅を組みます。

 来るたびに絶対欠かさないのは、桂離宮拝観。ここは予約制なので拝観が面倒なのですが、日本美の極致といえるあの美しい庭をそぞろ歩き、お得意のモノクロ写真のシャッターを切り続ける彼の姿が頭に焼きついていて、言われなくとも、事前に拝観の手続きをしてしまう私です。




ネットでデ・ニーノ評を見つけました。

<ああ見えて素顔は物静かで口下手・・・ロバート・デ・ニーロ> 映画じゃなくても語れるよ? より)
これも男優の卵が「10人に9人は目標に掲げる」ロバート・デ・ニーロ。デ・ニーロというと、強面で骨太で芯の強いイメージ。プライベートでも親分肌で子分を引き連れて頼りがいがあって・・・なーんてことは全くない。自分の考えを言葉にするのが上手いタイプじゃないんだね。取材を受けても言いよどむことがしょっちゅうあるみたい。

戸田さんに言わせると、真っ白な人。真っ白なキャンバスに絵を描いていくように、役柄に合ったキャラクターを作りこんでいくタイプの俳優さん。役所広司や内藤剛志も常々そうありたいと語っている役者の模範。内藤剛志は外見からして徹底していて、私服は白か黒かグレーしか着ない。「役者はニュートラルであるべし」が内藤さんの持論。

話が内藤剛志論に流れかけてますが、とにかくデ・ニーロは普通の人。こないだも子供2人連れて京都のお寺を回る間、至って普通のお父さんだったそうです。「そっち行ったらアカンよ」言うては子供(10歳そこそこ)に翻弄される。あ、関西弁ちゃうよな。言い方だけ私の創作です。


『字幕の花園』3
『字幕の花園』2 :はじめに
『字幕の花園』1 :ラスト サムライ

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■2018.11.29
『字幕の花園』3
https://plaza.rakuten.co.jp/foret/diary/201811290001/





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Last updated  2025.10.15 17:32:16
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