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2025.10.16
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カテゴリ: メディア
NHKドラマ「べらぼう」にも黄表紙出版が描かれていたが、この『へんちくりん江戸挿絵本』という本にも出てきます♪
・・・ということで、以下のとおり復刻して見てみましょう。

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図書館に予約していた『へんちくりん江戸挿絵本』という本を、待つこと5日でゲットしたのです。
ぱらぱらとめくってみると・・・
かなり色っぽい絵が満載であり、あまり子供向きではないので要注意でおます。





小林ふみ子著、集英社インターナショナル、2019年刊

<「BOOK」データベース>より
あなたの江戸観がひっくり返る、珍妙で愉快な発想の数々!多彩な出版文化が花開いた江戸。本書で取り上げるのは、さまざまなジャンルの本を徹底的にいじり倒したパロディ本である。遊里に遊ぶ神仏、おかしな春画、トンデモ実用書、センス抜群の模様帳、へんてこ妖怪、奇妙な地図…。黄表紙、滑稽本、狂歌本、春本などにみられる、日本美術の範疇からこぼれ落ち忘れられていた貴重な「へんな挿絵」100点以上を掲載し、その見所を解説。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくってみると・・・
かなり色っぽい絵が満載であり、あまり子供向きではないので要注意でおます。

<図書館予約:(5/07予約、5/12受取)>

rakuten へんちくりん江戸挿絵本


江戸時代の絵本「黄表紙」

コラムが三つあるが、そのうちの一つを、見てみましょう。
p37~39
【コラム1】文学史の常識と落し穴
 本書で扱う遊びの挿絵本が、学校で習うような文学史でいったいどう扱われるのかが気になるというかたのために、その点について少し述べておきましょう。

 江戸時代の、つまり日本近世の文学史では、本の内容と形態によって作品を分類します。本書が対象とする18世紀小説のおもなジャンルをあげれば、浮世草子、談義本、洒落本、読本、噺本、滑稽本、また黄表紙を含む草双紙、となります。

 浮世草子は前世紀より上方で行なわれた、伊原西鶴以来の風俗小説で、この頃は末期にあたります。談義本ははじめて江戸で発達した、世相や人情の機微をついてみせた読み物。洒落本は遊里の遊びや都市風俗を描いたものです。読本は中国小説の影響を受けて成立した伝奇小説。

 ここまであげたなかで、洒落本以外はだいたいA5版よりひとまわり大きいくらいの大きさだったのに対して、洒落本は文庫本程度の小さな読み物で、いずれも文字が中心、ときに挿絵が交じるくらいのものでした。噺本は短篇笑話集で、江戸では洒落本と同じ小本、上方では先に述べた半紙本大。滑稽本は、この時期にはこれらに入らないもので笑いをねらったものすべてを含めた雑多なジャンルで、挿絵が重要な役割を果たす作も少なからずありました。

 これに対して黄表紙は形態や紙からして特殊でした。子ども向けの草双紙と呼ばれる、再生紙製の薄い冊子にしたてられ、全ページが絵のなかに登場人物のセリフや筋立てなどをひらがな主体で書きこんだ形をとります。そこに大人が読んで笑える内容を盛りこんだ点が新鮮で、当時、人気を博したのです。大きさは中本、今の新書の幅を少し広げたB6版くらいです。そしてこれ以外に、文学史には出てこない春本があり、絵入りも文字だけのものも、大きさもさまざまに出されていました。
(中略)

 本書で扱う「知」を「絵」でちゃかす作品は、このうち談義本、滑稽本、洒落本、噺本、黄表紙、狂歌本、狂詩本、春本などと多岐にわたっています。とくに江戸で出版された作品は文学史上、「戯作」と呼ばれますが、寛政期を境として前・後期に分けられるうち、本書では前期戯作とそれが後期に向けて変質していく時期までをおもに扱います。

 それより後の作品には、今も名高い曲亭馬琴の読本『南総里見八犬伝』や十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』などがあるのに対して、一般にあまり知られていない前期戯作と呼ばれるこの時代の作品を紹介するのも、本書のねらいの一つです。


『へんちくりん江戸挿絵本』2
『へんちくりん江戸挿絵本』1

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『へんちくりん江戸挿絵本』2
https://plaza.rakuten.co.jp/foret/diary/201905140002/





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Last updated  2025.10.16 00:25:17
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