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最近は車いじりばかりやってましたが、本日は久しぶりの修理品、ドライヤーです。どうやらグリップ下端の電源ケーブルの部分が発熱するらしい。いや、そんなのチェックしたくないんですけど・・・。取り敢えずコンセントに繋いで電源ONにすると、温風が出ることが確認できました。で、熱を持つというグリップ下の被膜部分を指で押さえてみたら、なんと温風が止まってしまいました。「発熱」という時点で予想していましたが、こりゃあもう断線してますね。というわけで、早速分解です。グリップが2本のネジで止まってるので、こいつを外して・・・グリップを取り除きます。この後、はんだ付けされてるケーブルを外し、断線してる部分をカットしてケーブルを改めてはんだ付けするという流れです。2芯のプラスマイナスが区別できるように、片方の線にマジックで印をつけておきます。はんだ付けされてるところでケーブルをバッサリカットして、さらに断線してるところよりも先でケーブルをカットして被覆を剥いておきます。(結果的に10cm程短くなりました)本体側のはんだ付けされて残った線芯を取り除くんですが、これがハンダの下でどうやって結線されているかが問題です。単純に2本の線「=」の状態にしてはんだ付けしてるのが一番取り外すのが簡単ですが、「⊃⊂」こんな感じで交わらせてはんだ付けしたり、「〇⊂」輪の中にケーブルを通してはんだ付けしてたりすると、取るのが面倒です。右手ではんだごて持ってハンダを溶かしながら、左手で撚ってある線芯を外すのが大変なんです。はんだ盛り盛りの状態なので、溶かしてみないとどうなってるのか見当もつかないので、祈るような気持ちでハンダを溶かし、はんだ吸い取り機ではんだを除去していきます。結果的に、2個所共に「〇⊂」のタイプだったので、はんだを除去しながらピンセットで線芯を取り除くという地道な作業を行う羽目になりました。ただし、取り除いてしまえば後はこっちのもんです。輪っかの中に新しく作った線を入れて、はんだ付けすればOK。はんだ付けが終わったら、一式をグリップ内に戻して、グリップをネジで止めたら完成。ついでに、吹出口にたっぷり溜まっていたホコリを除去。普通、ドライヤーって吹出口じゃなくて、後ろの吸入口の方にフィルターがあって、そこにホコリが溜まると思うんですが、このモデルは後ろは全然ホコリが溜まってなくて、むしろ吹出口の方にホコリが溜まってました。こんなに埃だらけの所から出てくる気体を自分の髪に当てるとか、ちょっと信じられない。というわけで、綺麗スッキリ。動作チェックして問題ないことを確認したら作業終了です。
Jun 15, 2024
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本日の修理品はコチラのキッチンタイマー。いくつかのボタンが反応しなくなってるんですと。試してみると、よく使うであろう1、0、START、STOP/RESETの反応が悪くなっています。原因はこの手のアイテム定番の部分でしょうし、治す方法も簡単なので、さっさと分解しましょう。裏を見ると、上部に2箇所、スタンドを開いたところにも2箇所ネジがありますので、コイツを外します。基盤が6つのネジで止まってるので、コイツを外します。はい、基盤が取れましたので、基盤をシリコンリムーバーで清掃した後で、綿棒にコンタクトスプレーを染み込ませて塗布します。で、ここからがメインの修理です。ボタンの裏側に適当な大きさに切ったアルミテープを貼って導電性をもたせます。今回は反応が悪くなっていた4箇所に施します。終わったら元に戻して動作確認をして修理完了です。
May 16, 2024
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先日CADで設計した、スイスポ純正シートをレースSIM用にするためのフレーム。その後見積書を入手したところ、予想の半額程度だったので即発注しました。で、フレームのパーツが到着しましたので、組んでいきますよ。長さ500mmのアルミ構造材が5本、800mmのが2本。その他、構造材を固定するためのL字ブラケット、構造材の中にいれる専用のナットとボルト、さらに構造材の端っこにつけるキャップという一式です。構造材の断面はこんな形をしてまして・・・この特殊な形状の溝の中に、専用のナットを入れてボルトで固定してフレームを組んでいきます。こんな感じです。純正シートは、M8×15mmのボルトでこのフレームに固定します。間にワッシャも入れておきます。シートレールの左右に500mmの構造材を渡してボルトで固定し、フレームに固定したら完成です。では、このシートをどうやってレースSIMに合体させるか?というと・・・我が家のレースSIMの筐体はこんな感じで組んでます。普段仕事で使ってるPC+ディスプレイ3枚がセットされているPCデスク。ディスプレイ3枚はアームで固定されてるので、SIMレースをする時は、3枚のディスプレイを手前に動かして、ステアリングやABCペダル、スイッチBOXが固定されているフレームをPCデスクにくっつけるんです。で、ポイントはこのフレームの足元。この2本のフレームの間に、今回作ったシートのフレームを合体させるのです。実際にはこのままでは足の短い私ではペダルを踏むのがキツかったので(苦笑)、シート用フレームの方の再調整を行いました。シートレール自体が前後、上下に稼働できますが、それを固定しているフレーム自体も調整幅が広いように設計してるので、老若男女、様々な人が最適なポジションでドライブできるようになってます。シートがセミバケからスイスポ純正シートに変わったことで、身体の固定は随分緩くなりましたが、快適性と広い調整幅を手に入れることができました。久しぶりにCADで設計しましたけど、やっぱり楽しいですね。
May 15, 2024
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本日は会社の同僚からの修理の依頼。Visual Timerというらしい。最大60分のタイマーのようですが、本来はこの説明書の画像にあるように、ツマミを回して時間をセットすると、カラーフィルムが残り時間を視覚化してくれるというもののようです。調べてみると、子供に勉強時間集中させたりする時に使ったりするみたいですね。なかなか良いアイデアの商品だと思いました。今回の修理品では、肝心のフィルムが出てこなくなってしまったとか。フィルムにアクセスするためには、前面から行くか、背面から行くかってところなのですが、よく見ると前面のクリアな風防部分が取り外せるようになっているのですが、風防を固定している爪を弄るには、背面からアクセスした方が良さそうです。というわけで、背面から攻めます。まずは電池ボックスの電池を取り外すと、プラスネジが1本見えますので、コイツを取り外します。すると、簡単に分解できました。タッチセンサーと電池ボックスに向けて配線が繋がっていて、このままでは作業がしづらいので、基盤を取り外します。カプラーを外して、プラスネジ3本を取り外します。基盤が外れて作業がしやすくなりました。タイマーのASSYがネジ2本で固定されているので、これを取り外します。これでパネルの裏面にアクセスできました。裏からカラーフィルムにアクセスできるかな?と思いましたが、これ以上は分解できないので、やはり当初の予定通り、前面の風防を外しましょう。その前に、カラーフィルムがそもそも動いているのかを確認するため、ツマミを回しながら中心部の赤いカラーフィルムを見てみると、一応カラーフィルムはツマミの動きに合わせてきちんと動いています。ということは、12時の部分にあるパネルのスリットからカラーフィルムが出てくるようにすればよいだけですね。では、カラーフィルムにアクセスするために、風防を外しましょう。風防は上2か所、下1か所の爪でとまっているので、上側2か所の爪をコジって外します。今度は表側からパネル剥がしを差し込んで、風防を外します。薄い目盛盤を外すと、中にあるカラーフィルムにアクセスできました。あとは、カラーフィルムの片側を目盛盤のスリットから出して、グルっと一回転させて60分真っ赤な状態にしたら、裏からタイマーASSYを60分目一杯回した状態で裏から嵌めて、表からツマミで固定。試しにツマミを回してみて、カラーフィルムが問題なく動作することを確認したら、一旦ツマミを外して風防を取り付け、あとは逆の手順で組み立てるだけ。汚れてた部分を掃除したら完成です。今回はとりあえずカラーフィルム部分を改めて元あった位置に戻しただけですが、今後再び出てこなくなった場合には、対策を施したいと思います。既にアイデアは2つ程ありますので施しても良いのですが、楽しみはとっておくタイプなのです(爆)。
May 10, 2024
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先日、スイスポの運転席のシートを昔S14に乗ってた時に使っていたBRIDEのセミバケに交換しました。その時の様子はみんカラにアップしてるんですが、その際、シートを嵩上げするのにZ角座金を使用しました。Z角座金には、もともとM14の穴が開いているのですが、今回使用しているボルトはM8。つまり、座金自体はボルトと接触していないということになります。ボルトはスイスポのサービスマニュアルに記載の通り23Nmで締めているので問題ないとは思いますが、強い衝撃を与えた時に座金がずれることも無いわけではないと思われるので、きちんとM8の角座金を用意することにしました。とはいえ、既製品にそんな都合の良い大きさの4cm角でM8の角座金が売っているわけもなく、しかたがないので自作することに。今回用意したのは、38mm×1,000mm×4.5mm厚のドブ平鋼です。厚さはZ角座金と同じなので、同様に2枚重ねて使用すればOKということになります。まずは鋼板をディスクグラインダーを使って40mm×8枚カットします。対角線を引いて中心を出したら・・・ドリル時のガイド用にポンチで中心を凹ませます。その後、3mm → 6mm → 8mmの穴を開けて、M8のボルトが問題なく通ることを確認。バリを取って綺麗にしたら、黒く塗装します。Z角座金と交換したら完成です。
May 2, 2024
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はい、今回はこれまで何度も登場しているアスレチックランドゲームです。今回の修理は、最後の部分。ボールを入れて、ゴールの鐘を鳴らすやつですね。調べてみたら、「カンカンハンマー」っていうらしい。肝心のハンマーがポッキリ折れてます。「やっぱり春は(新しく入ってくる子がいるから)壊れやすいのかなぁ・・・」とはかみさんの談。折れた部分に欠けたパーツはないので、そのままうまく接着できそうです。まずは、シリコンリムーバーを使って接着面の掃除。その後、瞬間接着剤を塗布したら、しばらく固定しておきます。瞬間接着剤だけだとまた壊れてしまうので、定番のプラリペアで補強します。幸いこのハンマーは裏側が抜けているので・・・ここにプラリペアでこんもり補強。これで少なくともこの部分が折れることはないでしょう。ハンマーは重くなりますが、軸に近い部分なので、ボタンを強く押さなきゃいけないようになってしまった・・・みたいに、操作に影響が出ることはほとんどないと思います。というわけで完成。
Apr 28, 2024
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もう数か月前の話だと思うのですが、会社の同僚からNINTENDO SWITCHのジョイコンの修理を頼まれました。症状は右側ジョイコンのRボタンとZRボタンが効かないということでした。とりあえず動作チェックのためにSWITCHを起動し、ホーム画面から設定ボタンを選択。左カラムの下の方に「コントローラーとセンサー」という項目があるので、それを選択。右のカラムから、「入力デバイスの動作チェック」を選択。で、「ボタンの動作チェック」を選びます。すると、下記のような画面になります。ここで、ボタンを入力すると、青いラインの所にどのボタンを押したかが表示されるというしくみ。で、いろいろとボタンを押してみますが、言われていたZRボタンはちゃんと反応しますが、Zボタンは反応しませんね・・・。ゴミが溜まって接触不良を起こしていることもあるので、エアコンプレッサーで隙間から風を吹き込んでみましたが、その後もZボタンは効かないままでした。こうなったら分解するしかないですな・・・。外側のパネルはY字のネジ4つでとまっているので、これを外します。で、殻割り。バッテリー端子を外して・・・Bluetoothアンテナを引き出します。ネジ3本を外して、バッテリーとZRボタンが固定されているトレーを取り外します。これでZボタンのタクトスイッチにたどり着くことができますが・・・あれ?タクトスイッチがありませんね・・・。よく探したら、ポロっと出てきました。このタクトスイッチ、本来は赤丸部分2か所でハンダ付けで基盤に固定されており、青い部分の3点でプリント基板と接続されているんですが、見事にプリント基板を剥がしてタクトスイッチ本体が脱落しています。落っことしたとか、強くZボタンを押したとかでハンダで固定していた所が取れちゃったんですね。調べてみると、これはNINTENDO SWITCHのジョイコン右側定番の故障だそうです。ホントは、こんな感じで接続されているんですね。ですが、基盤のプリントも剥がれちゃって、タクトスイッチも再利用はできないので、新しいタクトスイッチを購入。これは300円くらいだったかと。ちなみに、このタクトスイッチ、大きさはまさに「米粒大」なんです。子供が使うものにこんな小さな(=壊れやすい)ものを使うというのが、なんていうか任天堂の考えが良く分かりません。正直なところ。で、プリントがダメになっているので、おそらく無駄だろうなぁと思いつつ、新しいタクトスイッチをハンダ付け。この状態でコントローラーを組み立ててみましたが、やはりZボタンは反応しませんでした。そりゃそうですよね、基盤のプリントがやられちゃってるんだから。というわけで、ジャンプさせることにしました。調べてみたところ、このようにジャンプさせれば大丈夫ということだったのですが、残念ながらこれでもZボタンは認識せず。この間、結構な日数がかかってるので、同僚の子供がかわいそうだったので、とりあえず我が家にある買ってから1か月くらいしか使ってない、お眠りになっているNINTENDO SWITCHのジョイコンから基盤を移植して、一旦修理完了して返却しました。あとは、我が家のものになった壊れた基盤をどう修理するか・・・ってところなんですが、なにせ全く使ってないNINTENDO SWITCHなんで、全く修理意欲が湧かず、数か月ほっとかれていたのでした。で、数か月後。ヤフオクでジャンク品の右ジョイコンを入手しました。送料込みで1,200円。このジョイコンは、アナログスティックが壊れていてまともに反応しないというもの。私が欲しいのはRボタンが正常に反応している基盤で、アナログスティックの部分は基盤とは別体なので、問題ナシ。で、GW初日にようやく重い腰を上げて作業開始。早速基盤を抜き取るためにバラしていきます。Rボタンのタクトスイッチは、このままだとまた取れる可能性があるので、周囲をプラリペアで補強しておきます。その結果、バッテリーが載ってるトレーの裏とプラリペア盛ったところが干渉しちゃうので、干渉する部分をカットしてしまいます。あとはそのまま組み立てるだけ。当然Rボタンは問題なく反応するし、スティック部分はもともと手元にあったパーツを使ったので、問題なく動作します。というわけで、修理が完了したところで、再び我が家のSWITCHは深い眠りについたのでした・・・。
Apr 27, 2024
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僕、また頭取れちゃったよ・・・今回は新しく学童保育に入った新1年生の子がやったらしい。春ですね。流石の僕もガックリだよ。今までは、プラリペアで周囲を補強しつつ固めてたんですが、今回はさらに強度を高めるために・・・リューターで穴を開けました。この穴の中にプラリペアの粉を入れた後、液体を入れて硬化させます。色が剥げてたところも塗装しなおした。
Apr 22, 2024
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本日は壊れた水道の蛇口の修理です。見事に折れてますな。栓をひねったのか、はたまた蛇口の向きを変えようとしたのか・・・。いずれにしても相当力入れない通れないと思うんですよね。何考えてるんですかね。自分のオモチャだと思って大切に扱ってほしい。まずは瞬間接着剤で折れた蛇口を固定。その後、プラリペアで周囲を補強します。透明なプラリペアとはいえ、やはり無色透明とはいかず、補強した部分は分かってしまうので、プラカラーを調色して蛇口全体を塗装します。使ったのはブラックとゴールド。乾燥したら完成です。次に壊されたら、いっそのこと蛇口部分が回転するように改造してやろうか。
Apr 21, 2024
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本日はカラーボックスの修理。最初は、学童保育で使っているカラーボックスが、ネジ止めしている棚板が割れたってことだったので、棚板だけ持って来てもらうことを想定していたんですが、今時珍しく棚板がダボで固定しているんじゃなくて、ネジ止めなのと、よくよく見てみてたら棚板1枚だけじゃなくて、複数枚壊れていて、簡易的に補修した状態ってことだったので、バラして全部持って帰ってきたらしい。それでは1つ1つのパーツを見てみましょう。カラーボックスのご多分に漏れず、コイツも材質はMDFでした。MDFというのは、木材のチップを粉状に線維化してから成形した板のこと。安いし、エコだし、加工はしやすいんですが、湿気に弱いし、ネジをつけたり外したりしてると、繊維がボロボロになってネジ止めできなくなってしまいます。今回は、おそらく棚に必要以上に重たいものを載せていたか、圧力をかけたのか、横板にネジ止めしていた棚板が、ネジ止め部分を中心に割れちゃっていました。こちらは天板で、割れてモゲた破片をそのまま接着剤で固定してありました。平らにはなっていなくて、接着した部分が盛り上がっちゃってるんですが、割としっかり固定されているので、ここはこのままにすることにしました。こちら(↓)は底板。モゲた部分をテープで止めるという荒業。ただ、これは片側だけじゃなくて・・・横から見ると裏表両方ともダメになっちゃってました。で、こっち(↓)は下から2番目の棚板。こちらが最近壊れたやつで、ガムテでモゲた部分が貼り付けられていました。では、修理していきましょう。修理方法は、いつも通り木屑+木工用ボンドです。ねりねりして・・・壊れたところに埋めます。それだけだと棚板としての強度はないので、上から2mm厚のベニヤ板を接着して、完全に乾燥するまで数日間放置です。裏表両方とも壊れているところも・・・木屑+木工用ボンドを盛って、両サイドをベニヤ板で挟んで固定。この間、余計なテープを剥がします。普通に剥がすと、カラーボックスの色が剥げちゃうので、ヒートガンで温めてテープの粘着力を弱めながら剥がします。で、先程のベニヤ板や周囲の禿げた部分をフラットブラックで塗装。乾燥が完了したのがこちら。結局5日くらい乾燥させました。はみ出た木屑+ボンドはヤスリがけして平らにしてあります。これまでの修理方法では、棚板としては心許ないので、棚板はL字ステーで横板に固定することにします。L字ステーの裏側に両面テープを貼って、位置決めをしたら、ネジでL字ステーを固定。修理しなかった天板も、このままではいつかまた壊れるので、下側にL字ステーで固定。というわけで、完成です。MDFは何度もネジをつけたり外したりしているとバカになってしまいます。以前にもブログに書きましたが、ネジには1本1本クセがあるので、MDF側にもそのクセに応じたネジ穴が形成されているはずなので、かみさんには分解して持ってくる時に、どのネジがどこに使われていたのを全て分かるようにしてもらいました。超メンドクサイ作業だったと思いますが、こういうことが後々生きてくるのです。グッジョブでした。
Apr 18, 2024
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先日瞬間接着剤で修理した卓上ベルがまた壊れたんですって。接着した時には普通に使う分には問題ないように思ったんですが、どういう使い方してるのか気になったので、かみさんに聞きました。「誰が使ってるの?」私はてっきり学童保育の先生が使っているのかと思ったら、子供たちがゲームする時に使っているらしい。そりゃ乱暴に叩くわな。瞬間接着剤じゃあ無理だわ。最初から用途を聞いておくんでした。さらに強度を上げるなら、ハンダ溶接しかありません。ステンレスのハンダ溶接には専用のフラックスが必要なんですが、手持ちにはステンレス用のフラックスがないので、とりあえず周囲をヤスリで削って、普通のフラックスを塗布したあとでハンダを盛ってみたら、結構すんなりいけました。ガリガリやってみてもポロッと取れるようなことはないので、どうやらちゃんとできてるらしい。でも、本体側はかろうじて半田ごてが入るギリギリのスペースしかありません。このままだと作業しにくいので・・・卓上ベルをバラします。で、なんとかハンダ付け完了。表と裏、両方ハンダをちょっと多めに盛ってます。角度的にも問題ないようで、一発で修理完了。
Apr 13, 2024
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本日の修理は、卓上ベル。チーンって鳴らすやつです。こいつが鳴らないので直してほしいというのが今回の依頼。よく見ると、ボタンが完全に下に下がっている状態です。これではそもそもボタンが押せません。文字通り、「チーン」ってやつです。Ωヽ(-“-;) で、ひっくり返してみるとこんな状態。L字型のステーにクラッパー兼オモリがついてるんですが、このL字型のステーが妙に鋭角になってます。そもそも、この卓上ベルがどういう仕組みで音が鳴るかというと、片側にクラッパー(ベルに打ち付ける部分)兼オモリがついているL字型のステーが軸に固定されている状態で、1. デフォルトでは、オモリが下に行くので、ステーの反対側がボタンを押し上げている2. ボタンを押し下げると、軸を中心にステーが動くので、クラッパーがベルに打ち付けられて音が鳴るという仕組みなんです。ところが、現在の状態は、下の図のようにクラッパーがついてるステーが鋭角なので、クラッパー(オモリ)が自重で真下にある状態でもボタンを押し上げることができておらず、当然ボタンが押せないので、クラッパーでベルを打つことができないという状態です。なので、ステーを曲げて角度を広げてあげれば良いわけです。こうすると、クラッパーが自重で真下に来た状態で、ステーの反対側がボタンを押し上げることができるので、ボタンを鳴らすことができます。これで完成♪と思って、何度か鳴らしていただら、だんだんボタンの戻りが悪くなってきてしまいました・・・。改めてひっくり返すと、またステーが鋭角に戻ってます・・・。しかたがないので再びステーを曲げなおすんですが、結局何度か使うとまた元に戻っちゃう。これ、もうステンレス製のステーが何度も曲げられることによって劣化しやってるんですね。結局、何度か繰り返しているうちに、ポキッと折れました・・・(涙)。(スミマセン、写真撮り忘れてた)本来でしたらここで終わってしまうところですが、よくよく考えたら、これで金属疲労を起こしてた部分はなくなったので、金属どうしを瞬間接着剤でくっつけて、良い感じの角度で固定できればOKじゃんと気が付きました。というわけで、ちょうど良い角度で固定できるようにガムテでクラッパーを固定しながら瞬間接着剤で固定です。結果、見事に直りました。何度鳴らしても壊れないし、どうやら大丈夫っぽいです。
Apr 7, 2024
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今回のオモチャ修理は、以前我が家にも来た事があるパープレクサス。その時は、2つある内のもう1つの方を修理しましたが、今回は当時壊れていなかった方。当時は、こっちの方が殻割りしやすそうだとか思ってましたが、実際に殻割りすることになったら、今回の方が大変でした・・・orz今回は、パーツが折れて中に転がってました。これが壊れている所為で、「ゴールできないんだよ」と子供たちが訴えていたとか。もともとどこに付いてたパーツなのかなぁと思いつつ中を調べてみると、ココでした。2本のアーチで橋が作られて、そこをボールが通るはずなんですが、アーチが1本折れてなくなっており、残ったもう1本も接合部が折れてます。どうしたらこんな折れ方するんだろうと思いながら、殻割り作業開始です。なるべく破壊はしたくなかったのですが、結局、今回もリューターに丸鋸つけて破壊しました。ただし全周を破壊するのではなく、2/3程度を破壊して後、パカッと開いて中身を取り出しました。で、改めてじっくり壊れたところを見てみると、アーチ1本分ずれてるんですよね。どうしてこんなことになっているのかと思い、さらにいろんなところをチェックしてみると・・・ここが外れてました。おそらく、パープレクサスを落っことした時に、ショックで抜けちゃったんでしょう。ここをきちんと嵌めてあげると・・・位置がちゃんと戻りました。あとは、プラリペアでアーチを固定します。残ってるアーチの固定ができたら、両端が折れちゃってる方のアーチもプラリペアで固定します。実際にボールを転がしてみて、プラリペアを盛った部分がボールのルートに干渉してないか確認したらOK。あとは、中身を戻して、リングを固定します。前回のパープレクサスの時は、リングの表面が平らだったので、リベットで固定しましたが、こちらのパープレクサスのリングは、前回のよりも細いのでリベットが使えません。しかたがないのでプラリペアで固定します。プラリペアで固定した後、盛った部分をヤスリ掛けしたら完成です。
Apr 5, 2024
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先日、メガーヌのタイヤをスタッドレスから夏タイヤに戻しました。その際、フロアジャッキのオイル漏れを発見したんです。漏れてはいたけど、ジャッキとしてはちゃんと使えたので、作業自体は終わらせました。最近、自分でタイヤ交換してて車の下敷きになったとか、ニュースが出てましたが、ジャッキは怪しかったものの、きちんとウマ使ってるので、問題ナシです。フロアジャッキを眺めても、どこからオイルが漏れているのか分からなったのですが、少なくとも漏れた分はオイルが減ってるし、この際だからちゃんとオイル交換しちゃおうと。オイル交換をするには、まず黒い蓋を開けます。赤いキャップがありますが、これは安全弁で、触っちゃいけないやつです。オイルを抜くために外すオイルプラグは、+のボルトの方です。オイルプラグを外してみると、Oリングが破損していました。オイル漏れはこれが原因ですね。リリースバルブを開いて、残っているオイルを排出させます。今回入れるオイルはコチラJO-01 ニューレイトン エマーソン 油圧ジャッキオイル NEW RAYTON。オイルを入れます。液面が1cm下に見えるくらいまでオイルを入れます。量としてはおおよそ100mlちょい。エア抜きを行います。リリースバルブを緩めて、ハンドルを取り付けて上下にポンプさせます。で、エア抜きが終わったらオイルプラグを取り付けるんですが、今回はOリングが破損していたので交換します。今までついてたOリングは、完全につぶれてしまっているので、元のサイズが分からないのですが、おそらくこれだろうと思ってチョイス。使うのは内径6mm、厚さ3mmのもの。このOリングをオイルプラグに取り付けて・・・フロアジャッキに蓋をしたら完成。
Apr 4, 2024
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本日は振休。というわけで、溜まっていた修理品を片付けます。まずは、プラスチック製の宝箱。蓋の上面にある持ち手の接合部分が折れちゃっているもの。まずは、折れたパーツを瞬間接着剤で固定します。今回使うのは、プラモデル作る時に愛用しているゴッドハンドの「神瞬」神瞬(ハケ付き瞬間接着剤 7g) ゴッドハンド 瞬着 [接着の日]こいつの素晴らしいのは、瞬間接着剤では珍しく、刷毛で塗るタイプだということ。液体の雫を垂らすタイプだと、余計なところに垂れたりしちゃいますが、今回は穴の部分には接着剤を流したくなかったので、刷毛で塗る神瞬を使います。で、折れたパーツを接着。どうせ子供たちは取っ手を持って宝箱を振り回すことは目に見えているので、このままだと強度不足で再び壊れると思います。なので、今回は補強のためにプラリペアで周囲を固めます。使うのは、プラリペアの黒。送料無料 プラリペア PL-16 黒 クリックポスト発送プラリペアが固まったら、反対側のパーツを参考に、リューターで周囲を削って、凹凸を作ります。で、塗装。まずはプラカラーのゴールドとメタリックレッドを混ぜて、銅っぽい色を作ります。ゴールド:メタリックレッド=5:1の比率で作りました(この辺は適当です)。で、それをプラリペアで補強した部分に塗ったら、乾燥機の中に入れて2時間ほど乾燥させます。次いで、もう少し暗い色を作ります。今回は黒鉄色と赤褐色。今回修理したパーツの土台と同じような色になるように調色します。比率は忘れました(爆)。で、作った色を先程乾かした上に重ね塗りして、さらに乾燥させます。乾燥したら400番のヤスリで表面を削ります。重ねて縫った部分を削って、最初に縫った銅っぽい色を表出させ、金属が古くなったように見えるようにします。最後に取っ手を取り付けたら完成。
Apr 3, 2024
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本日の修理品は、だるま落としに使う小づちです。以前小づちの軸が抜けてしまったのを木工用ボンドで修理したらしいのですが、今回は軸が途中で裂けてしまったようです。地面を小づちで打ちつけたりしたんでしょうかねぇ。軸に残っている部分には木工用ボンドがしっかり残っていますので、取り外さずにこのままにしておきます。で、まずはそのまま木工用ボンドで抜けてしまった軸を固定します。木はボンドを吸うので、木工用ボンドを穴にたっぷり埋め込んだ後、軸を入れてゴムハンマーで後端を打って軸を奥までしっかり入れます。この状態で木工用ボンドが固定するまで、1日固定します。今回は、軸が抜けないように加工してほしいという要望でしたので、下のように軸を貫通させてネジで固定することにします。ホントは小づちのてっぺんからネジを打ち込めれば良いのですが、軸が裂けてしまっているので、そこにネジを打ち込んでも軸が割れちゃってて強度が得られないと判断し、斜めに打ち込むことにしました。まずはピンバイスで斜めに穴あけ加工。リューターで穴を広げていきます。開けた穴にネジを埋め込んでいきます。まるで外科手術みたい。ネジの頭が隠れるように、軸に円錐状の穴を開けても良かったのですが、そうすると比較的細い軸の肉厚が薄くなってしまうので、今回は頭を隠す加工はやめました。その結果、若干ネジ頭が出てしまっている状態です。このままでは怪我するかもしれないので、木屑と木工用ボンドを1:1で混ぜて・・・ネジ頭の周囲に塗りつけます。ボンドが乾燥したら完成です。
Apr 1, 2024
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本日のDIYはこちら、ミューズのノータッチです。【おまけ付】薬用 せっけん ミューズ ノータッチ 泡 ハンドソープ 詰め替え ボトル(250ml*4個セット)【ミューズ】[おまけで白いノータッチ自動ディスペンサー本体付き]これ、センサーが反応して液体せっけんが泡状になって出てくれるんでとても良いのですけど、難点は、使用頻度が多くないと中で石鹸が固まって詰まっちゃうんですよ。今回はその修理です。っと、その前に。カートリッジって、販売されている時は下の写真のような天地で売られてるんですが、実際に使う時は逆さになるんですよ。これ、どうして商品のステッカーを上下逆にしないんですかね。本体に刺した時に最適な見た目になるようにデザインすべきだと思うんですよね、センスないなぁって思う。閑話休題。本体をひっくり返したところにスイッチがあって、このベース部分は防水用のパッキンでとまっている仕様になってます。このベースを取り外すと、中に電池が入ってます。で、四隅にネジがあるので、そのネジを外すんですが・・・2か所のネジが回転するのに外せません。他の二本は外せたので、試しに引っ張ってみたら、電池BOX部分を取り外すことができたのですが、よく見るとネジのメス型部分が折れちゃってました。この電池BOX裏の形状を見ると、凄く複雑な形をしていますが、それには訳があって、この下にある歯車の固定を兼ねてるんですね。なので、この電池BOXがしっかりとネジ止めされていないと、歯車がガタついて正しく動かなくなってしまいます。なので、メス側の再建を行います。まずは折れた部分に瞬間接着剤を塗って残っている部分に接着します。で、その周囲をプラリペアで固定。これで大丈夫でしょう。ちなみに、この本体、モーターが回転して、下の赤く囲ったっ部分2か所にあるピストンが駆動して、洗剤と空気を送る仕組みになっています。右側のピストンを分解したのがコチラ。こっちは空気を送る方のピストンだと思います。さてさて、修理に戻りましょう。実は、先程まで見ていた歯車部分は、今回の故障とは全く関係がありません。液体石鹸が詰まるのはこの部分ではなく、もっと出口側なんです。そこにアクセスするには、本体上部のカバーを外す必要があるのですが、それには下記の2つの爪を取り外す必要があります。これ、カートリッジを固定する爪なんですが、ネジを隠すためのメクラ蓋も兼ねています。この爪は、ペンチで無理矢理引っこ抜くのが一番手っ取り早いです。この際、ラジオペンチのような先の細いものではなく、爪全体をガッツリ掴めるペンチの方が良いです。この爪を引っこ抜くには、それだけ力を使います。で、引っこ抜いた爪がコチラ(↓)爪を外すと、中に2本のネジが見えるので、こいつを取り外します。すると、上の蓋が取り外せるようになり、液体石鹸が通るチューブがむき出しになります。下の赤い矢印が液体石鹸が通る部分、青い矢印が空気が通る部分で、この2つが混ざって出口に向かっていきます。この出口部分を取り外すと、こんな感じなんですが、これは3分割することができます。で、一番出口側のパーツ(右端)の中には、液体石鹸と空気を泡に変えるための細かな編み目が入っているんですが、この編み目が固形化した石鹸で詰まっちゃうんですね。というわけで、このパーツをしばらく煮沸して固まってしまった液体石鹸を取り除きます。沸騰したお湯にしばらく付けた後、エアダスターを吹き付けて吹っ飛ばしたらOK。元の通りに組付けたら完成です。ところが、電池を入れて電源をONにしても、ウンともスンとも言いません。試しにテスターで調べてみたら、どうやら電源スイッチが死んでるようです。緑青で汚かった基盤を綺麗に掃除して、スイッチ部分にコンタクトスプレーを吹き付けてしばらくガチャガチャやってたら通電するようになりました。汚かった本体もシリコンリムーバーで綺麗に掃除して完成。逆さまのステッカー、何とかならないもんだろうか・・・。
Mar 17, 2024
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先日、発電式ライトについて書きましたが、実は同時にもう1つ発電式ライトの修理依頼が来てました。こちらはグリップをニギニギすると充電される仕組みです。どんなにニギニギしても全く点灯する気配がありません。握力鍛えられますな。とりあえず、LEDが入っている部分をバラします。中から点灯する部分がゴソッと取れたんですが、赤い線1本しかありませんな・・・どうやら断線っぽいです。筐体の中を覗いてみると、黒い配線がありました。本来ハンダ付けされている部分が外れたにしては、不自然な状態で取れてますけど、緑青が浮いてますし、どうやら腐ってるっぽいですな・・・。中を覗いてみても、断線している感じはしないです。ところが、黒い線を接続してみても、ライトは点灯しません。黒い線の断線だけではなく、どこかに不具合があるのは間違いないらしい。と思って、よく見てみたら・・・あぁ、コンデンサ(電力を貯めるところ)が破裂してます・・・。コンデンサが破裂して、中から黄色い結晶が出てきてます。結晶化してしまってます。ハンダ付けされているこのコンデンサを取り外してみたのがコチラ(↓)。5.5V、0.1F(ファラド)のコンデンサでした。というわけで、同じものを入手して交換すれば良いのですが、Aliexpressだと250円/個くらい(+送料280円くらい)で買えるものの、日本でネットで買おうとすると、Amazonで見ると5,000~6,000円くらいするんですよね。完全にボッてます。秋葉原とか行けば、おそらく200~300円で買えるんだと思いますが、秋月とか千石とかのネットショップを見ても、同じ容量のものが見つかりません。同じような手動式の懐中電灯の新品がネットで1,000円しないで買えることを考えると、パーツ代が割に合わないと思われたので、持ち主に今後の対応について確認したところ、修理不要で廃棄となりましたとさ。
Mar 13, 2024
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以前にも青いのを修理したことありますけど、今回の修理は学研のニューブロック。今回は赤です。学研のニューブロックの素材はポリエチレン。最近はポリエチレンにも使える接着剤が売ってますけど、基本的にはポリエチレンは接着剤がほとんど使えない素材ですので、仮にポリエチレン用の接着剤を使ったとしても強度は期待できないと思った方が良いです。なので、ハンダごてを利用して、溶着させます。手元に赤いPEの溶接棒がないので、今回はポリプロピレンの溶接棒も部分的に使用します。切れちゃっているところの周囲が厚い場合は、ハンダごてで溶かしながら、溶けた部分を切れ目に移植して接着させるんですが、素材が薄い部分は溶接棒も使います。素材が違いますけど、まぁ、大丈夫でしょう、冷えて固まった後で、ヤスリがけしたら完成。
Mar 12, 2024
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お久しぶりです。先月末にバタバタと修理品のアップをしてから、あっという間に10日以上経ってしまいました。3/2-3には仕事で神戸に行き、その後先月分の休日出勤の振休を5日に消化して、その日はスイスポにディスプレイオーディオとスピーカーとドライブレコーダーとバックカメラを取り付けたりしてました。あ、音声認識用のマイクも移設したわ。その後はほぼ毎晩仕事終わった後でディスプレイオーディオのセッティングを深夜まで。いやぁ、忙しいですな。というわけで、久しぶりの修理品はコチラ、発電式のライトです。ライト本体を一生懸命振れば、発電→蓄電されてライトが点くというものです。どうやら、一生懸命振っても、全く点灯しないんだとか。早速バラしてみるとこんな感じ。肝はこの部分ですね。銅線を巻いたコイルの中を磁石が通過すると、その度に電流が発生するというのは、小学校の理科の授業で習ったと思います。原理はアレですね。で、発生した電流は、そのまま銅線を通って・・・基盤上のダイオードを通って整流されて・・・ひっくり返したところにあるコンデンサ(スーパーキャパシタ)(↓)に蓄えられるという仕組みです。で、蓄えられた電力はどうやって放出されるかというと、ココ(↓)にあるリードスイッチがON/OFFの役目をします。リードスイッチは、磁力を使ってスイッチを切り替える仕組みなので・・・本体の筒のスライドスイッチの裏を見てみると、ネオジウムと思しき磁石が隠れています。スライドスイッチを切り替えて、この磁石がリードスイッチに近づくと、スイッチが入って電流が流れるという仕組みなんですね。つまり、スライドスイッチとリードスイッチが同じ向きになるように、本体部分を筒に入れる必要があるんですな。横から見た時に、下のような位置になるのが正しい組み立て方です。えっと、何が言いたいかと言いますと・・・今回、中身が上下逆向きに入れられていました。つまり、リードスイッチが下向きになるように筒に入れられてしまっていたのです。それではどんなに懐中電灯を振って蓄電しても、スイッチが入らないからライトは点灯しません。そもそも、中身がどちら向きにも入ってしまうという構造自体が問題です。実際に使われたときにどんなことが起こるか想定して設計ができていないんです。センスないですよね。正しい向きで入れてあげれば、きちんと点灯するんです。
Mar 11, 2024
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以前修理したマナフィ1号が帰ってきました。症状は前回と一緒、台座から本体がとれちゃったというもの。前回はグルーガンで修理しているんですが、実は、修理した時からすぐに壊れるのは分かっていました。何故なら、そもそもグルーって接着能力が低いから。それでも敢えてグルーを使ったのは、子供たちが遊びに使って、どれくらいで壊れるかを測るため。結果としては、前回修理したブログをアップしたのが12月25日でしたから、およそ2か月ってところですね。実際には、どうやら壊れた後で子供たちがセロテープで補修して遊んでたらしいですけど。修理したものを再び壊してしまって子供たちがどのように感じたかは分かりませんが、これで少しでも大切に扱ってほしいなぁと思う次第です。じゃあ、今回はどうやって直すかというと、まずは台座に2か所穴を開けます。対角線上に2か所。で、この穴の中に瞬間接着剤を流し込んで・・・今回用意したのはホチキスの芯。コイツを瞬間接着剤を入れた台座の穴に埋め込みます。さらに、マナフィ側にも穴を開けて・・・同様に瞬間接着剤を流し込んだら、台座に埋め込んだホチキスの芯を入れます。このままだと弱いので、台座とマナフィの間をプラリペア(クリア)で埋めていきます。こんな感じ。はい、マナフィ復活です。
Feb 28, 2024
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本日の修理は、イヤホンケーブルの絶縁コーティングです。イヤホンといっても、普通のイヤホンじゃなくて、今回のは「美聴だんらん」というポケット型補聴器の専用イヤホンのもの。ケーブル全体のゴム被膜が劣化している状態で、全長に渡って下記のように中の線が見えちゃっている状態。イヤホンに流れる電流なんてたかが知れてるので、絶縁しなきゃと焦る必要はないですし、そこまで心配するなら買い替えなさいよという話なんですが、専用設計のイヤホンで、ジャックがこんな形してるので、汎用品のイヤホンは使えません。補聴器本体を購入すると、諭吉さんが数枚飛んでいくので、流石に躊躇してしまいますな。でも、取説調べてみたら交換用部品としてイヤホンが単体で用意されてました。(品番OPT-PE-200 小売価格:5,500円)そもそも断線気にする前に、イヤホンの汚れ気にしなさいよ、って話でして、イヤーピース外してみたら、ねっとりと耳垢がついてました。2枚重ねのフィルターもジュクジュクと湿っている状態だったので、きちんと清掃してあげます。私も普段イヤホン使って音楽聴いてますけど、少なくとも週イチくらいのペースで清掃してますよ。さてさて、本題のケーブルの補修ですが、いくつかやり方があります。熱収縮チューブを使うには、両端のイヤープラグとジャックが大きすぎて、ケーブルの細さに対応する熱収縮チューブが入らないので×。紫外線硬化樹脂で、接着剤として売っているBondicも、使用用途の1つとしてイヤホンケーブルの被膜補修をあげてますけど、Bondicって固まるとなんとなくペタ付くので、ケーブルの補修には不向きだと思っています(経験者)。しかも今回はケーブル全長に渡っての補修になるので、ますます×です。絶縁テープ(ビニールテープ)でグルグル巻きにする方法もありますが、それだとケーブルの柔軟性が失われてしまうので×。ラバースプレーは使用できそうな気がしますが、細いケーブルに広範囲に広がるスプレーを吹き付けるのって、効率悪いんですよねぇ・・・。しかもケーブルは普段触る部分なので、耐久性を考えると今回は×でしょう。で、どうしようか悩みましたが、今回は液体ゴムのPLASTI DIPを使用することにしました。液体ゴムのPLASTI DIPは、塗布した後で硬化させるとゴムの被膜になるというものです。産経創業 4521208993049 プラスティ・ディップ 液状コーティングゴム 200ml ブラック液体ゴムには水性のものもありますが、水性の方は絶縁できないので、今回は油性のPLASTI DIPを使います。で、今回は、そのPLASTI DIPにイヤホンを漬け込んでやろうかと。というわけで、イヤープラグ側とジャック側をマスキングしたら準備完了。手に付着しないようにゴム手袋をした後で、PLASTI DIPの缶の中にイヤホンを漬け込みます。全体的に漬け込んだら、缶から引き出して・・・伸ばした状態で吊るして乾燥させます。4~5時間もすれば固まってくれるので、全体をチェックします。一部、ダマになって固まっている部分や、空気が入ったまま固まってしまった部分があるので、カッターで切り取って、部分的にPLASTI DIPを塗って再補修します。で、再び固まったら完成です。多少凸凹している部分がありますが、ケーブル自体の柔軟性はしっかりありますし、もちろん絶縁もしっかりできています。PLASTI DIPって、DIYでは使用する頻度があまり高くないのですが、持っているといろんなことに利用できそうなアイテムだと思います。ただし、一度開封すると十分に密閉しておかないとすぐに固まって使えなくなってしまうのが欠点で、私自身、これまで何度もそれでダメにしてしまってます(涙)。今回も一応、使用後に厳重に封をしましたが、次に使う時まで固まらずに残っているでしょうか・・・。
Feb 26, 2024
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本日のDIYは、白化した樹脂パーツの復活です。先日、久しぶりにキャリーケースを使用したのですが、持ち手の部分の樹脂が白化していました。車のパーツなどにも使われる黒い樹脂、ポリプロピレン(PP)って、経年劣化でだんだん白くなっちゃうじゃないですか。これって、「白化」という現象なのですが、いくつか原因があって、・黒いPPには紫外線吸収剤が添加されていないので、紫外線の影響を受けやすい。紫外線によりPPの分子結合が破壊され、クラックができるので光が屈折して白く見える・樹脂が風雨にさらされたり、長年使用されることにより細かな傷がついて、光が屈折して白く見える・樹脂表面に水分が付着し、光の屈折率が変化して表面が白く濁って見えるこの白化したパーツを復活させるためのケミカルグッズなども売ってますが、今回はそんなものを使わずに復活させる方法です。それは・・・温めるっ!!そもそもPPは熱可塑性樹脂です。つまり、加熱すると軟化し、冷えると固化するという性質を持っています。そこで、一度分子結合が壊れて白化したPPの分子を、温めることによって再び流動化させ、蘇生させるということができます。もちろんPP自体の紫外線に弱いという性質が変わるわけではないので、時間が経てば再び白化はしてしまいます。この辺りはケミカルグッズを使用して紫外線対策を行った場合とは違いますけど、ケミカルグッズを使用したって時間が経てば劣化するのは一緒ですからね。元手がかからない方が良いのです。ケミカルグッズ高いし(持ってますけど)。というわけで、ヒートガンで温めていきます。今回は200度に設定しています。すると、温まったところから徐々に黒く艶が復活していきます。最終的に、完全に黒光りするようになりました。問題は、この状態がどれだけ持続するかですね。この状態でケミカル使えばいいんでしょうけど、しばらくこのまま様子を見てみましょう。
Feb 25, 2024
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レゴの基礎板の四隅が割れるらしい。小さい頃は、私もレゴに夢中だった子供でした。中学生くらいまではレゴでいろいろ作ってました。レゴって想像力を育むのにはとてもよいものだと思うんですが、最近のレゴは、例えば「レーシングカー」のレゴを買ったら、完成したレーシングカーの見た目重視で、外装に使う特殊パーツが多過ぎるんですよね。それら「特殊パーツ」は、そのレーシングカーを作る時にしか使えず、汎用性が著しく低いんですよね。そういうパーツを使うよりも、例え凸凹の見た目だったとしても、既存の基本的なパーツで工夫して作ることの方が良いと思うんですけどね。閑話休題。今回入院してきたレゴの基礎板は、四隅がバキバキに割れちゃってて・・・おそらく最近壊れた部分は、パーツをテープで固定している状態でした。でも、どうせこれでは使えないし、他の角の部分も凸凹に割れちゃってて、このまま使っているとケガの危険性があります。というわけで、今回は四隅を全てディスクグラインダーで削って丸めてしまうことにしました。で、いきなり完成です。
Feb 25, 2024
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本日はスキップボールの修理です。片足にはめて、くるくる回しながら飛び跳ねて遊ぶやつですね。紐がボールから抜けちゃったので、直してほしいというのが今回のリクエストですが、紐をボールの中で固定するためのパーツはありません。一番手っ取り早いのは、ボールの中で紐を結ぶことですけど、結ぶと紐が短くなってしまうので、それはなるべく避けたい。というわけで、今回はワッシャーとカシメを用意しました。ボールには大小2種類の穴が開いているので、その内の小さい穴に紐を通して・・・反対側の大きな穴から出します。出てきた紐に、ワッシャー、カシメの順番で通して・・・カシメをペンチでつぶして、紐から抜けないようにします。あとは、ワッシャをボールの大きい穴から中に入れれば完成。つまり、ワッシャーのサイズは、小さい穴よりも大きく、かつ大きい穴と同等もしくは小さいものを選択する必要があるということです。ボールの中を覗いてみると、こんな感じ。これで完成です。
Feb 24, 2024
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本日のDIYは、先日の「チクタクバンバン」の修理で、古いオモチャのジャンク品を安く手に入れて、修理して使うというのが、思いの外上手くいったので、その第二弾です。今回は、ヤフオクでジャンク品として出品されていた「ゲームロボット50」。ちなみに落札価格は800円。送料込みで1700円くらい(送料の方が高い)。私が小さかったころは、「ゲームロボット9」というのがあって、その後スリム化した簡易版の「ゲームロボット6」というのも発売されたように記憶しています。私自身はゲームロボット9で遊んでました。我が家の子供が小さかった頃、私の弟がゲームロボット21をプレゼントしてくれて、子供たちも夢中になって遊んでました。その後壊れてしまったので捨てたのですが、今思えば直せばよかったなぁ・・・と思ったり。そんなわけで、今回ヤフオクでジャンク品を落札したわけです。なんか、昔のは結構大きかったと思うのですが、手元に届いたゲームロボット50はとても小さくて、軽くてビックリ。技術の進歩はこんな所にも現れるんだなぁと思いましたよ。というわけで、早速バラしていくわけですが、ひっくり返してみると、電池ボックスのネジの他は、本体左右にネジがあるだけ。2か所のネジ止めなんてことはあり得ないので、他は隠しネジですね。隠しネジがどこにあるか探していくと、第一候補がいきなりビンゴ。滑り止めのゴム製の足を取り外すと、その下にネジが眠っていました。ゴム足は両面テープや接着剤で固定されていることもありますが、今回の場合ははめ込み式でした。親切設計ですな。他にも隠しネジがないかと思って、裏に貼ってあるシールを全体的に指でなぞって、穴が隠れてないか探してみますが、ここにはありませんでした。結局ネジは全部で2+4で6か所。で、殻割りしたのがコチラ。電池ボックス用(上)と、スピーカー用(下)の配線が繋がったままなので、電池ボックス側とスピーカー側の配線をハンダを溶かして外します。このジャンク品、そもそもそれほど壊れる要素がないので、おそらくスイッチ関係か、電池ボックスの配線が怪しいなぁと思っていたのですが、まずはスイッチをチェックです。下の写真の2つのネジの間にある5か所のハンダ付けが、スイッチのパーツが繋がっている部分。試しにテスターを使ってみると、左右端で電流のが流れますけど、真ん中3か所は「真ん中+左」も「真ん中+右」も無反応。なんかおかしいなぁと思って、基盤自体を取り外して、表側をチェック。左右端はスイッチを固定するためのハンダだったので、電流が流れるのは当たり前。問題は3か所にきちんと電流が流れるか?なんですが・・・表側を改めてテスターでチェックすると、スイッチの動きに合わせて、「真ん中+左」も「真ん中+右」も電流が流れることが確認できました。どうやら裏側で電流が流れなかったのは、接点が劣化しているからっぽい。それではってことで、基盤の表側をチェックして、劣化してそうな部分を全てコンタクトスプレーを塗布した綿棒でゴシゴシ掃除。その後、電池ボックスの配線、スピーカーの配線を再びハンダ付けして、本体を元に戻した後で電池を入れてみたところ、問題なく遊べるようになりましたとさ。
Feb 23, 2024
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はい、恐竜のラジコン周囲の続きです(その1はコチラ)。ちょっと遠回りしてしまいましたが、前進ができな原因は、やはりモーターから足の軸までの間の部分、つまり黒いBOXの中にあるんだろうと思います。というわけで、全ての歯車に欠損がないかバラしてチェックしてみましたが、歯車自体はいたって元気。全然問題ありませんでした。ただし、やはり足に一番近い部分、上の写真でいうと左下の歯車と、それと噛み合う1つ前の歯車の間にグラつきが発生しそうな感じで、下の写真の赤丸部分に隙間ができやすくなっています。反対に、他の歯車はしっかりと噛み合っていて、ほとんど隙間ができる感じはありません。足に直結している軸が□の歯車は、軸受けが足の接続を兼ねた別パーツになっているので、それがついてないこの段階ではある程度ぐらつくのはしかたないですが、その隣の歯車(下の写真でいう上の歯車)の軸受け部分が弱ってると、簡単に2つの歯車の間に隙間ができてしまい、空回りすることになりそうです。そんなことを考えながら、改めて歯車を全て取り除いて、軸受け部分をチェックしてみると、結構攻めた作りをしています。歯車のサイズが結構大きいので、軸受けを肉厚にすると歯車と干渉しちゃうんですね。それを避けるため、軸受けの一部が平らに削られていて、凄く薄くなっています。ココ、簡単に割れちゃいそうです。でも、今のところは割れていないので問題なさそう。では、反対側のケースはどうかというと・・・あ、軸受けが割れてますね。原因はコレですね。軸受けが割れているせいで、軸がブレてしまい歯車が空回りしてしまうんでしょう。この軸受けは、ちょうど足の付け根にある歯車の隣にある歯車(3つ上の写真でいうと左上)のもの。足の付け根にある歯車は、軸受けが別パーツになっているので、壊れる心配はほとんどないのですが、その隣にあるこの歯車は、激しい足の動き、振動を一番受ける歯車ですから、耐えられなかったんでしょうね。 前進はだめだけど後退はできるってのは、歯車の回転する向きの問題で、そのうち走行不能になってしまったハズです。というわけで、軸受けを再生します。幸いなことに、ここの軸受けはいくら厚くしても周囲の歯車には干渉しないので、割れちゃった部分は取り除いて、周囲を綺麗に掃除してグリスを取り除いた後、プラリペアで欠損部分も含めて、軸受け自体に厚みを持たせます。まずは、軸を破損している軸受けに差し込んで・・・この状態で欠損部分とその軸受け周囲にプラリペアを盛っていきます。金属の軸にはプラリペアはくっつかないので問題なし。プラリペアが固まったら、軸を抜いて軸受けの高さが問題ないか確認。これで破損個所の修理は終わったので、あとは恐竜を元に戻すだけ。組み立てしやすいように、接着されていたしっぽ部分を一度外してしまいます。で、完成。問題なく動くようになりました。
Feb 15, 2024
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本日の修理は、初めてのお客様、日頃大変お世話になっている会社の同僚からの依頼で、お子さんのオモチャ、京商のダイナソー ランという恐竜のラジコンです。どうやら前進ができなくなってしまったらしい(後退はできる)。どんな動きをするのか調べてみたら、京商が動画を公開していたのですが、凄い動きですな。よく見ると固定されている前足にはタイヤが付いていて、後ろ足が動くという仕組みらしい。実際に動かそうとしてみると、確かにギーギー音はするものの、足は全く動きません。ところが、手に持った状態で動かしてみると、たまに足が動くんです。つまり、地面に置いて抵抗がある状態だと、歯車が負けてしまって動かないで空回りしているという状態。原因は、モーターから足までの間にある歯車の一部が欠損しているとか、歯車の軸の固定が上手くできてなくて歯車どうしが上手くかみ合わず、空回りしている状態ということでしょう。本体を振ってみると、なにやらカラカラ音がして、複数のパーツが中で暴れている音がします。本体を眺めていたら、しっぽの付け根に何やらボタンがあるのを発見したのですが、押してもなにも反応せず。なんじゃこりゃと思って、説明書をネットで検索してみたのですが、Youtubeで個人の方が本製品を紹介している動画を発見。その動画の中にパッケージ裏に書いてある説明書きがあったので、動画を一時停止してチェックしてみたのですが、このボタンに関する情報は書いてありません。気になって京商のWebサイトを覗いてみたら、興味深いレビューを発見。とにかく前進ができなくなるという不具合報告ばかり(涙)。こうなるともう構造的欠陥でしょうね。気を取り直して分解してみましょう。ボディは5つのネジでとまっているので、まずはそれらを取り外します。さらに足の太もも部分のネジを取り外したら・・・足をボディに止めている2か所のネジを取り外します。このうち、小さいネジの方がモーター側に接続している部分です。さらに、しっぽの付け根部分にあるこのネジも取り外すと、ボディの殻割りができるようになります。で、これが殻割りしたところ。作業がしやすいように、基盤に繋がっているスピーカー配線やモーターに繋がっているカプラーを取り外します。これで作業が行いやすくなりました。黒いBOXの周りのネジ6本(3本はボディへの取り付け用、3本はBOXのカバー用)を取り外して・・・ギアASSYをボディから取り外します。すると、ボディ側に2つの破片を発見。さて、こいつはどこから折れたパーツでしょう・・・ボディを観察してみると、見つけました、元あった場所。分解前に「押しても何も起こらない謎のボタン」だった部分です。どうやらロックするためのパーツだったようですね。ボタンを押すと、ロックが外れて、しっぽ部分が取り外せるという構造だったようです。気になったので、同僚にメッセージを送って「元々ボタンを押すとしっぽが取り外せる構造じゃなかったか?」と訊くと、どうやらその通りだったらしい。壊れたのでしっぽ部分を接着したんだとか。なるほど、これは本来ボディを分解する時にしっぽを取り外して分解しやすくするための機構だったんだと思います。それが接着されているもんだから、まるでパズルのようにボディの殻割りをする必要があって、エラく苦労したというのは内緒にしておきます。ただ、まぁ、今回の「前進しない」という不具合とは全然関係ない部分なので、この部分については2つの破片を取り除くだけでおしまい。本来の不具合の原因を突き止めましょう。その2に続く。
Feb 14, 2024
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TVゲームのコントローラー。使っているうちに段々反応が悪くなってきますよね。最近ではアナログスティック部分を触っていないにもかかわらず、勝手に動いてしまうという、いわゆる「ドリフト現象」というのもそのうちの1つ。任天堂は「反応性症候群」と呼ぶようですが、アレも一緒です。過去にはイギリスの消費者団体がNintendo Switchのこの問題について、構造的な欠陥の可能性を指摘したりして、任天堂側が保証期間内か否かにかかわらず無償修理をすることになったりもしました。結局、これもSwitchのコントローラーが汚れが付着しやすい構造(防塵が不十分)だったことが原因でした。というわけで、本日の修理は我が家のPS4のコントローラー。先日かみさんと久しぶりにゲームしたら、コントローラーの反応がイマイチだったので分解清掃することにしました。分解するには、背面の4つのネジを外すんですが、いきなりネジがすごく汚くて、+の目詰まりを起こしているので、シリコンリムーバーを染み込ませた綿棒でお掃除。で、4つのネジを外して、ピックとか使って殻割りします。が、赤い部分にフレックスケーブルが繋がっているので、一気にパカッと殻割りすることができません。ここは慎重に殻割りして、フレックスケーブルを抜き取ります。ついでに、青いバッテリーのカプラーも外します。バッテリーを取り外すと、その下にネジが見えますので、こいつを外します。基盤の右上にあるZIFケーブルを抜き取ります。これで基盤を取り外す準備ができました。基盤が外れたところ。ここから先は清掃作業です。とにかく接点を元気にするために、コンタクトスプレーを塗布した綿棒でゴシゴシ。こっちもゴシゴシ・・・アナログスティックのラバーキャップを引っこ抜いて、コンタクトスプレーを塗布。カバーのボタンが嵌まっている溝にも手垢がいっぱい詰まっているので、全て清掃します。合わせ目も綺麗にね。ボタンにこびりついてる手垢も綺麗にします。全体的にパーツを綺麗にしたら、再度組み立てます。これで完成。綺麗にするのに使ったキムワイプさん。すっかり黄色くなってます・・・。
Feb 14, 2024
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今回の修理はコチラ。「エポック社 シルバニアファミリー 緑の丘のすてきなお家」の階段の手すり。折れた後で接着剤で修復した跡がありますが、その後再び折れたらしい。で、最初に修理した時に使用したのがクロロプレンゴム系の接着剤なので、黄色いゴム状のものが残ってます。クロロプレンゴム系の接着剤は比較的万能ですが、どちらかというとゴムとか皮革の接着がメイン(もちろんプラスチックにも使えますけど)なので、私ならプラスチックのオモチャの修理には使わないです。再修理時に残っている接着剤を取らなきゃいけないのですが、ネチャネチャしてて取りにくいんですよねぇ・・・。で、接着剤を取った後で、再接着するんですが、今回は接着面が削れちゃっててピッタリ合わせることができないので、プラリペアで周囲を取り囲むように接着します。この手すりは螺旋階段に使われているので、折れた手すりの角度を合わせるなら、できれば家ごと持ってきてほしかった所ですが、無いものはしかたがありません。「こんなもんかな?」という感覚で位置合わせして接着です。周囲を厚めにプラリペアで固定したら・・・ヤスリとリューターで整形。そのままだとプラリペアの白っぽい色が残ってしまうので、今回は塗装します。使用するのはプラカラーのサンディブラウンとホワイト。現物を見ながら調色します。実際に手すりに色を載せてみて、問題ないことを確認。我ながら良い色です。で、作った色をエアブラシに入れて塗装します。境目が分かりにくいように、全体に塗布。エアブラシ → 乾燥機 を数回繰り返し・・・ヤスリ掛けしたら完成です。あとは、ちゃんと階段に装着できることを祈ります。
Feb 13, 2024
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だいぶ間が空いてしまいましたが、チクタクバンバンの修理、その2です。その1はコチラ。前回、壊れていたモーターの代替品を購入し、元々のモーターについていたウォームギア(ネジ歯車)を新しいモーターに移植しようとしたけど、取り外すことができなかったのでネットで注文したところで終わりました。それから数日、注文していたウォームギアが届きました。今回、Amazonで注文したのは樹脂製のウォームギア、そしてAliexpressで注文したのが、真鍮製のやつです。そもそも、なぜここで普通の平歯車ではなく、ウォームギアが使われているかというと、モーターの早い回転を減速させたいからなんですね。通常のギアの場合、減速比はおよそ1:10程度まで、つまりモーターの回転を1/10の速度まで落とす程度しかできないらしいのですが、ウォームギアを使うと、最大で1:100、つまり1/100程度まで速度を落とせるらしいんですな。ただし欠点があって、平歯車どうしの組み合わせと比較すると歯面の滑りが非常に大きくて、発熱が多く、場合によっては焼き付きを起こしやすいらしいのです。それを回避するための手段として、ウォームギアを硬い素材にして、それと接続する歯車(ウォームホイール)を柔らかい素材にして、摩擦係数を下げる必要があるらしいのです。チクタクバンバンの場合は、もともとついていたウォームギアが真鍮製、これに接するウォームホイールは樹脂製のものが使われていました。つまり摩擦係数を下げるための対策が取られていたということです。したがって、やはり購入するウォームギアも、樹脂製ではなく真鍮製のものであるべきということなんですね。今回樹脂製のものを買っておきながら追加で真鍮製を購入したのはそういう経緯でした。材質が違うとはいえ、どちらも同じウォームギア。長さ10mm、外径6mm、内径(軸径)2mmです。で、折角樹脂製のものがあるので、まず最初に樹脂製のウォームギアをモーターに取り付けます。(最初に樹脂製を使う理由はちゃんと理由はありますよ)で、モーターやら歯車やらを一式組み込んでみてみると、ウォームホイールに接続するウォームギアの位置が悪いですね。できればウォームホイールの軸の中心辺りにウォームギアの全長の中心が来るようにしたいです。今回の場合は、ウォームギアのモーター軸への挿入が浅かったようですので、もう一度ばらしてウォームギアをもう少し奥まで打ち込みます。というわけで、これでウォームギアとウォームホイールの接点のバランスが良くなりました。この状態でモーターに電池を接続してみると、問題なく動くことが分かりました。良かった良かった。というわけで、再度モーターを取り外して、モーター本体とウォームギアの隙間を測ります。この長さと同じ長さに合うように真鍮製のウォームギアを取り付ければよいというわけですね。真鍮製のウォームギアは一度取り付けると取り外せませんので、長さの調整が難しいですが、樹脂製の場合は比較的容易に取り外せるので、位置決めのために使用したのでした。で、真鍮製のウォームギアを接続したのがこちら。本体の形状を見て、どちらの方向に逃がせばよいのか考えながら配線をハンダ付け。各部を再び組みなおして・・・裏蓋の電池ボックスに配線をハンダ付けし、ホットボンドで配線を固定。裏蓋を閉じたら完成です。早速、電池を入れて遊びましょー!!動かねぇ・・・orzどうなってるんじゃ!?テスターを取り出して、電流の流れをチェックすると、電源スイッチが壊れていることが判明。コンタクトスプレーを吹いて、何度かガチャガチャスイッチを動かしてみましたが、全くダメ。仕方がないのでスイッチを取り外してチェックしてみます。一度ハンダ付けした配線を取り外しさらに電池ボックスの金具が止まっているハンダを溶かして、スイッチ本体を抜き取ります。こいつが原因の電源スイッチ。基盤を取り外すため、裏の4か所のカシメを開きます。基盤を外したところ。右側の金属が腐食してるのが分かります。真ん中辺りの◎は、裏にモーターに向かう配線がハンダ付けされ、左側の◎は裏に電池ボックスの金具がハンダ付けされます。この状態だと、モーター側に電流が流れませんね。このスイッチがどういう仕組みなのかというと、スイッチがこっち側だと、スイッチ本体の金属プレートが、基盤の金属の◎に接しないので電流が流れませんが・・・スイッチがこっち側に来ると、金属のプレートと2つの◎が接続して、電流が流れるようになるという仕組みです。中心側の腐ってる◎をリューターで磨いて綺麗にしましょう。はい、綺麗にしたのがコチラ。ついでにスイッチ裏の金具の方も磨いておきました。これで配線を元に戻したら完成です。で、忘れてはいけないのが、このプラスチックのパーツ。特にチクタクバンバンの動きに影響のあるパーツではなく、単なる飾り、あるいは持ち手ですね。瞬間接着剤で固定しちゃいますけど、子供たちココ持って振り回しそうだなぁ・・・と、ちょっと心配。まぁ、なんにせよ完成です。結局、今回はモーターとスイッチの両方が壊れているというパターンでした。購入時は、「動作確認済み」「ジャンク品」等の表記は一切なく、単に「返品不可」と書かれていただけなので、ある意味店側の誠意を疑うところではありますな。まぁ、こちらはジャンク品だと思って買っているので問題ないですけど。結局、商品が500円、モーターが280円、真鍮製のウォームギアが722円(1個172円、送料550円)、使わなかった樹脂製ウォームギアは20個入りで790円でした。子供たちが学童保育で楽しんでくれたら嬉しいですな。というわけで、以下、チクタクバンバンの遊び方をWikipedia から転載。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%B31人遊びとして線路プレートをループさせて延々と目覚まし時計を動かす遊び方などもあるが、ここでは多人数プレイのルールについてを記述する。【基本ルール】前の人の番でベルが鳴り終えたら自分の番となり、次にベルが鳴り終えるまで線路プレートを動かし目覚まし時計を常に動かしているようにする。ベルが鳴り終わると、次の人の番となる。目覚まし時計をプレートから落としたり、走行不能になったら負けである。意図的にループを作る事は禁止であり、ベルが鳴り終わるまでにループを崩さなければ反則負けとなる。【テクニック】目覚まし時計が乗っているプレートを動かすのが、長時間プレイにおける必須テクニックである。アラームが鳴るギリギリにプレートを動かして、相手に考える時間を与えないようにする。
Feb 10, 2024
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最初にコイツに会ったのは2022年の5月でした。まだこのブログを開設する前で、オモチャの修理はFacebookで紹介してた頃。しかもオモチャ修理を請け負って2つ目でした。というわけで、今回の修理はルギアの小さな人形。2年前に直したのはちぎれた首と、右腕(羽?)でしたが、今回は左腕の修理。これ、首はプラリペアで直してるんですが、以前直した右腕は、小さなネジを埋め込んでねじ込んで直したんです。なので、腕を捻って動かすことができるんですね。今回修理する左腕も同じようにネジ止めした方が子供たちも遊べるかな?と思いますので、右腕と同じように両ネジを埋め込むことにしましょう。実は最初に修理したとき、小さい子がいる学童保育で使うものでネジを使うのは危ないかなとも思いましたけど、この直し方のほうが強度があるし、普通に遊んでれば危ないことはないので大丈夫だろうと判断しました。まぁ、普通の遊び方をしないのが子供なんですけど。というわけで、今回も同じように修理するため、用意するのはピンバイスと小さなネジ。まずはピンバイスでボディと左腕の接合部分に穴を開けます。ピンバイスで細い穴を開けたら、今度はリューターで穴を広げます。穴を広げたらボディ側にネジを埋め込んで、ある程度ネジを埋め込んだら、ネジの頭をニッパーでばっさりカット。その後、下穴を開けておいた左腕に、ボディに埋め込んだネジをねじ込んだら完成です。記念撮影したら、左腕が割れているのを発見したので、プラリペアを埋め込んで補強しました。これで完成。
Feb 5, 2024
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かみさんが最近、「パッキンを買わなきゃいけない」と言ってました。なんのパッキンだか詳しく聴いてなかったのですが、とにかく「パッキンが欲しい」らしい。あんまり言うもんだから、どうしてパッキンが欲しいのかと尋ねてみたら、なんでもかみさんが出入りしている事務所(こう書くと反社会的な団体っぽく聞こえるな・・・)にあるコーヒーディスペンサーに使うものらしい。とりあえずサイズだけ測ってきたら?と言っておいたのですが、サイズをちゃんと測れない場所みたいで、後日、クシャクシャに折りたたまれた紙切れを出してきて、「このサイズ」と、彼女は言った。「パッキン買う時は、外径と内径、厚さのデータが必要なんだよ?」と説明するんですが、とにかく「測れない、輪っかの部分は細い(外径と内径の数値が近い)」ということをやたらと力説します。なんだか良く分からんなぁ・・・と思って聞いていたら、ネットで製品の図面を見つけてきて、背面のドレンコック(赤丸部分)を指して、ココに使うんだ!と。ドレンの出口の中(ホースとかと接続する部分の内側)に入っているパッキンのことなのかと思ったら、このドレン下端の太くなっている部分は単なる「蓋」らしい。で、コーヒーディスペンサーを使っている時は、この蓋を取り付けた状態で使うらしいのですが、蓋の上からお湯が漏れてきちゃうらしい。本来は蓋を取って廃湯する時以外、ここからお湯が漏れるものではないとのこと。「使っているうちに、ドレンと蓋との間にあるパッキンが外れてどっかに行っちゃって、蓋に隙間ができているのが原因だから、新しいパッキンを買うんだ!」と、かみさんは熱弁するのです。そこでようやく分かりました。あ、もしかしてそれって、「パッキン」っていうか「Oリング」のこと??一般的なパッキン(上下から挟み込んでシールする)Oリング(上下から押しつぶしたり、内外から押しつぶしたり)どうやらかみさんは、ドレンにOリングを通して、蓋とドレンとの隙間を埋めたかったらしい。だから径が測れなくて、紙をドレンに巻き付けて円周を測ってきたのか。でも、挟み込むなら、Oリングは一回り、二回り小さいものを買ってきて、伸ばして使わないとダメでしょう。それに、もともとOリングがついていたなら、ドレンにOリングを嵌めるための溝が彫られているはず。その溝の厚さを測れば、Oリングの太さが分かるので、何とかなるかな?と思い、かみさんにコーヒーディスペンサーを持ってきて貰うことにしました。で、ようやくコーヒーディスペンサーの登場です。ホシザキのコーヒーディスペンサーSDC-5B、なんか凄い年代物ですな。(作業机汚いな・・・)さっそく背面をチェックしてみましょう。これが件のドレンですな。これは使用中の状態で、ドレンの先端にゴムの蓋が被さっている状態。確かにゴム蓋がついていてもグラグラして、隙間だらけ。こりゃ、蓋の役目なんてできそうもなくて、上からどんどんお湯が漏れてくるというのも頷けます。使い終わって廃湯する時は、蓋を引っこ抜くと、ドレンからお湯が出る仕組み。かみさんはこの部分に無くしたOリングを嵌めたいと言ってましたが・・・そもそもOリングがあった形跡なんてありませんな。Oリングを嵌める溝がないどころか、逆に蓋をロックさせるために2か所の凸があります。で、この2つの凸が嵌まるように、蓋の内側には溝が切られています。というわけで、おそらく最初からOリングなんてついてなくて、単に蓋が劣化してガバガバになっちゃったのが原因でしょう。蓋がねじ込み式だったらまた違ったんでしょうが、単に引っこ抜くだけなので、だんだん蓋や、中の溝が広がってっちゃったんだと思います。で、どうするかというと・・・・ゴムの蓋をヒートガンで温めます。ゴムってすごく不思議な素材で、普通、物質ってのは、温めると分子配列が広がるから大きくなるもんなんですが、ゴムの場合は温めると縮むんですよね。というわけで、温めて広がった蓋を縮めようという魂胆です。温めたあと、冷やしてしばらく放置して取り付けたところ、グラつきなくがっちり蓋が閉まるようになりました。実際にコーヒーディスペンサーを使用してみます。コーヒーデカンタ2つ分のお湯を作ってみましたが・・・ドレンからは全くお湯が漏れませんでした。というわけで、作業完了。
Feb 3, 2024
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中古屋でジャンク品のオモチャとか電化製品買ってきて、サクッと直して転売したら小遣い稼ぎになるんじゃね?なんてことを考えてたら、そういえば最近行ってないなぁ・・・と思って、久しぶりに行ってきました「千葉鑑定団」。ハドフとは違うので電化製品はほとんどないけど、おもちゃの中古品は色々あるので物色してたら、見つけたのがコチラ。野村トーイの「チクタクバンバン」。いやぁ、懐かしいですな。と言いたいところなんですが、私の周囲にはこれを持ってる人はいなかった気がします。遊んだことないので、特に思い入れないんですけど(爆)。購入時はパッケージが開いてる状態で透明フィルムでラッピングされていて、「返品交換不可」と書かれていました。見た感じパーツの欠損はなさそうなので、サルベージしてきました。価格は500円。で、早速開封してセットアップしてみると、時計上部のパーツが壊れてました。でもこれは接着すれば済む話なので問題ナシ。早速電池を入れて遊んでみましょう。スイッチ入れてもウンともスンとも言いません。流石、期待を裏切りませんなっ!電池BOXの端子が錆びて緑青が出てるので、リューターで削ってキレイに磨きます。それでも電源が入らないので、中の断線を疑って分解してみましたが、目視では断線を確認できず。更にバラしてみても、結局電流が流れるのは電池BOXとモーターの間だけのようなので・・・モーターの配線を外して、新しい線を作りました。で、ふと思って、電池BOXを使わずに、モーターと電池を線で繋いでモーターの動きを確認してみたところ、モーターが動きません。なるほど、死んでるのはモーターでしたか・・・。このモーターはマブチモーター製で、Made in 台湾。会社名と製造国の刻印以外は何も書かれていないので、マブチモーターの汎用品で代替できることを祈りつつ、ホームセンターで同じサイズのものを購入。マブチモーターのFA-130RA。買値は280円位だったかと。デフォルトの状態だと、ベースやら何やらが付いてるので、全て取り外します。で、壊れてる方のモーターの軸についてるウォームギア(写真下)を新しいモーターに移植しようと思ったんですが、コイツが何をやっても外れない。しかたがないので、ウォームギアを購入することに。長さ10mm、外径6mm、内径(軸径)2mmで、真鍮製のウォームギアがAmazonを始め、ネットでは売っているのを見つけられなかったので、仕方なく樹脂製のものをAmazonで購入(20個入り790円)。でも、その後やっぱり真鍮製のが欲しくて、結局AliExpressで真鍮製のものを発見して購入(1個172円、送料550円)しました。現在AliExpress で買った真鍮製のウォームギアの到着待ちです。その2に続く。
Feb 3, 2024
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夏ごろに修理に出していたビジネスバッグをまた壊してしまいました。今度は、チェストベルトのバックル。普段はリュック形態で使っているのですが、カバンを床に置いていると、チェストベルト部分をたまに踏んづけちゃうんですよね。で、見事にバックルのメス側を割ってしまいました(涙)。片側は合わせ目から真っ二つに割れてる感じなんですが、反対側は割れて一部が欠けてしまいました。とりあえずシリコンリムーバーと綿棒で周囲を綺麗にして・・・綺麗に割れている方は楊枝を使って瞬間接着剤を割れ目に塗布。クリップで固定。問題は欠けちゃってるこちら側。欠けている部分はプラリペアで作るので、型取りのためにプラリペア用の「型取りくん」をお湯で温めます。武藤商事 4522201000161 K-55 型取りくん 25g型取りくんが柔らかくなったら、欠損しているのとは反対側の内側から型取りくんを当てて固まるまでしばらく放置します。固まったら、型を抜き取ります。で、その型を、修理したいところに裏から当てがいます。で、プラリペア登場。今回は久しぶりのブラックです。muto プラリペア プラスチック 造形補修材 ブラック PL-16型取りくんをマスキングテープで固定して、欠損部分にプラリペアを入れていきます。しばらく放置して、固まったら型取りくんを除去。800番でヤスリ掛けしたら完成です。次回予告・・・
Jan 28, 2024
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本日の修理はコチラ。スゴロクだか何だか分かりませんが、ポケモンの主役、サトシの人形(コマ)なんですが、見事に「首チョンパ」ですな。このままではモンスターボールの代わりに自分の頭を投げてしまいそうです。一応書いときますが、首チョンパの「チョン」は朝鮮人のことではありません。「首チョンパ」という言葉自体はドリフから出てきたものですが、おそらく「ちょん切る」から来ているんじゃないかと思います。「ちょん切る」の「ちょん」は、「読点(、)」のことで、簡単に切れることを表したものです。もっと言うと、コンパクトカメラのことを、「バカでもチョンでも扱うことができる」として「バカチョンカメラ」と言ったりしますが、ここで言う「チョン」も朝鮮人のことはありません。つまり、「バカでも朝鮮人でも扱うことができる」という意味ではありません。ここで言う「チョン」というのは、江戸時代の頃から「一人前ではない人」のことを指す言葉として使われてきたもので、その後「朝鮮人」のことを「チョン/テョン」と蔑視するようになったことから、ゴッチャにした人が過剰に反応しているだけです。あまりにもごっちゃにしている人が多くて、不快に感じる人が多いから、放送禁止用語になっちゃってますが、本来正しい意味として使ってる分には放送禁止用語にする必要はないものなんじゃないかなと思います。あんまり過剰に反応してると、そのうち「ちょんまげ」とかも使うなってなるんですかね。ちょんまげの「ちょん」も、「少ない」「小さい」という意味で、上で書いた江戸言葉と流れは一緒だと思いますけど。閑話休題。今回のサトシの人形は、首が切れてますが、その切り口は削れることなくきちんと残っていて、上手く位置を合わせることができますので、今回は塩ビ用接着剤の「サンデーシート」を使います。【公式】サンデーシート接着剤 25mL 注入器付き 溶剤タイプ 硬質塩化ビニール 低発泡塩化ビニール FOREX フォーレックス 仕上がりが綺麗 速乾 溶着 DIY アクリサンデー接着面にサンデーシートを1滴垂らして首を接着し、一応周囲にも垂らしておきます。そのまましばらく放置したら融着してくれるので完成です。良かったな、サトシ。これで間違えずにモンスターボール投げられるなっ!と思ったら、、改めて写真見ると右腕がもげてるように見えますな。サトシってサウスポーだっけ?
Jan 21, 2024
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かみさんの働いている小学校の学童保育で使っているシチズン製の電波壁掛け時計。コイツが「いつも3分時間がずれている」らしくて、修理してほしいというリクエストがきました。最初に話を聞いた時、「常に正しい時間から3分ずれている」のか、はたまた「気が付いた時にたまたま3分くらいずれている」のか、そもそも「3分」というのがホントなのかすら怪しいな・・・と思いました。理系人間としては、こういうことは正しく表現してくれないと困るのですが、おなじく理系の妻は「最初から3分ずれている」と言い張ります。つまり、例えば電波時計が12時ピッタリに時間を設定したはずなのに、その時点で「12時3分」になってしまうということです。それなら、単純な話で、針を外して3分戻した位置に針を付け替えればいいだけです。ただし、どうも言っていることが胡散臭いので、まずは取説を見て自分で設定して検証することにします。時計の型番は本体裏に貼ってあるシールから「4MY642-0」であることがわかりますので、この型番でGoogle検索をかけて説明書のPDFを入手します。ちなみに、たいていの場合、説明書はPDFでネット上にアップされていることが多いですが、こういう時のTipsとして、検索時に検索ワードと共に「filetype:pdf」とファイルタイプとして拡張子を指定して検索すると、検索結果はPDFファイルしか表示されなくなりますので便利です。結論として、今回の時計の取説はここから入手可能でした。で、この取説にジックリと目を通すわけですが、この時計、12時の下にあるのが電波の受信表示ランプで、6時の上にあるのは明暗センサーなんだそうな。その上に「RADIO CONTROLLED」って書いてあるから、てっきりコッチが受信表示ランプだと思いましたわ。紛らわしい・・・(苦笑)。で、この取説を見ると、本来は定期的に受信表示ランプが点灯するものらしいのですが、時計をじっと眺めていても、一向にランプが点灯する気配がありませんので、きちんと電波が受信できていないと判断しました。電波を受信できない場合は、ということですが、一晩待ってられないので、場所を変えて再度受信を促してみます。その前に、学童保育には時計の取説がなかったとかみさんが言ってたので、そもそもスタッフの方が適当にボタンをいろいろ押した結果、この時計の電波受信機能がOFFになっている可能性も考えられるな・・・と思いまして、下記取説を見ながら一旦受信機能をOFFにして、再度ONにしてみました。だって、取説によると、「4回連続強制受信ボタンを押すと受信機能がOFFになる」ので、適当に弄ってる間にOFFにしちゃってそうだから。受信機能をONにしたところで、改めて電波を受信させるために雨がふりそうな寒い中時計を持って庭へ移動。住んでいる千葉県から近い基地局は福島局なので、北に時計の裏を剥けた状態で、下記に従って作業します。ところが、②まではできるのですが、基地局を指定する点滅は起こらないし、その後も受信表示ランプはオフになったまま。そのまま放っておいても4時、8時、12時から時計が進んでいくだけで、何度やっても正しい時間にはなりません。その内雨が降ってきてしまったので、諦めて室内に逃げてきました。ここまでで分かったことは、一応電波を受信する機能自体は生きているけど、受信感度が著しく悪く、正しい時間設定ができないということ。分解して受信感度を上げるためにアンテナに細工をしても良いですけど、鉄筋コンクリートの学校の教室では大して効果はないだろうと判断しました。そこで、いろいろと調べてみると、電波時計が受信する標準電波(福島局は40KHz、九州局は60KHz)と同じ周波数を疑似的に発信するアプリがあるのを発見。原理を説明するとちょっと難しいですが、標準電波を模した信号を13.3KHzの音声信号として出力し、3次高調波(3倍の39.9≒40KHz)を利用して電波時計の時刻を合わせるというものです。iPhone用やAndroid用で「JJY emulator」や「JJY simulator」の名前でアプリストアからDLできます。今回はAndroidのタブレットにJJY emulatorをDLしてみました。イヤホン付けるの面倒なので、そのままタブレットのスピーカーから最大音量で出力します。かなりの高周波が出てきます。年寄りの私でも一応聞き取れる音域のモスキート音です。タブレットから音を出した状態で、そのタブレットの上に強制受信ボタンを押した電波時計を置いてしばらく放置すると、面白いことに受信表示ランプが点滅して針が動き出しました。その後、8時ピッタリの状態で停止したのですが、そのまましばらく放置しておくと、(取説によると16分以内)再び針が動き出し、電波時計が正しい時間になったのでした!!結論として、やはり時計自体にはどこにも問題はなく、受信感度が悪かったということになります。もしこの先時計が狂ったとしても、このアプリさえあれば元に戻せますよ。さぁ、皆さん!早速ダウンロードするのですっ!!
Jan 20, 2024
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オモチャみたいなミシンの修理の続きです。とりあえず下糸のボビンの調整は終わりましたので、こんどは上糸の調整です。そもそも、布の裏で上糸がこれだけくしゃくしゃになってしまう状態というのは、上糸のテンションが低すぎて、針の動きに対して上糸が出過ぎてしまうからです。通常、ミシンには上糸のテンションを調整するための「糸調子ダイヤル」という機構がありまして、これを締めたり緩めたりすることによって、糸の送りを調整するんですね。今回のミシンにも、一応その機構は備わっておりまして、それがコチラ。↓の写真のように、内向きに2枚重ねた凸型ワッシャーの間に糸を通して、ダイヤルを締めてバネのテンションを調整することによって、糸が送られる時に必要な力を調整するというものなのですが・・・・このミシンの場合、残念ながら構造的な欠陥がありまして、この糸調子ダイヤルを中心とした角度が浅すぎるんですね。なので、糸が簡単に糸調子ダイヤルから抜けちゃうんです。もちろん糸調子ダイヤルを強く締め付ければ糸は抜けなくなるのですが、そうすると力が強すぎて糸が出せなくなってしまい、ミシンが止まってしまいます。一方、ミシンが動くようにダイヤルを緩めると、糸がダイヤルから抜けちゃうという、どうしようもない状態。誰だ、こんな欠陥品設計したヤツ。これを解決するには、この糸調子ダイヤル前後の角度をより深くする必要があるので、糸を通す順番を下記のように変えてみます。これだと糸が糸調子ダイヤルから抜けることがないので、しっかりとテンションを調整することができます。試しに縫ってみると・・・表側裏側という感じで、きちんと縫うことができるようになりました。やはり問題は上糸のテンションでしたね。ただ、今回の解決方法には欠点がありまして、縫い終わった後、布をミシンから外す時に、上糸が伸ばしにくいということが判明。もうこうなったら、糸調子ダイヤルに使われている凸型ワッシャを、通常のワッシャに変更し、糸の接触面積を増やすしかなさそうです。というわけで、糸調子ダイヤルについてた凸型ワッシャ(上側)と、今回新たに作るワッシャ(下側)です。上の写真のように、元々ついてた凸型ワッシャには切込みが入っています。ミシン側を見てみると、ワッシャが回らないようにという配慮のようです。仕方がないので、新しいワッシャにもディスクグラインダーで切込みを入れます。凸型ワッシャを新しいワッシャに交換するという方法もあるのですが、凸型ワッシャには糸調子ダイヤルのバネ受け用の凹みもあるので、これは流用することにしました。つまり、凸型ワッシャで新しいワッシャを挟む感じですね。糸は新しい2枚のワッシャの間に挟みます。糸を保持する面積が大きくなったので、糸を通す順番は元に戻しました。結果的に、問題なく縫うことができ、縫い終わった後も上糸を延ばすことができるようになりましたので、この方法が一番良さそうです。ただし、縫い終わった後の糸調子ダイヤルを見てみると、糸の保持は結構ギリギリって感じで、今にも外れそうですけど。というわけで、今回はミシンの修理というよりも、構造的な欠陥品を使えるようにしたって感じですね。凸型ワッシャと違って通常のワッシャを使ったことによって、糸への侵襲が強くなっているので、糸は切れやすくなるかもしれませんが、まぁ、こんなもんでしょう。助言があるとすれば、「ちゃんとしたミシン買え!」の一言に尽きますね。
Jan 15, 2024
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本日の修理品はこちら。なんか凄く小さいミシン。土台の奥行が短いので、グラグラと安定しません。こんなんでまともに縫えるんだろうか?と、一目見ただけで疑問が生じるアイテムです。子供のオモチャなのかと思ったら、そうではなくてれっきとした大人用のようなのですが、こういうのって、きっと手芸苦手な人が「とりあえず家に一台あった方がいいかな?」と思って買うんでしょうかね。はっきり言って「安物買いの銭失い」の典型的なパターンだと思う。で、今回の故障は「縫うと下糸がくしゃくしゃになっちゃう」というもの。イマイチどういう状態なのか分からないので、とりあえず使ってみます。説明書が入ってないので、とりあえずパッケージの写真を見て糸を通していきます。このミシンは、上糸も下糸も両方ともボビンを使うタイプ。上糸は白を使いましたが、どうなっているか調べるのが目的なので、下糸は違う色(青)にしました。ボビンを入れて・・・赤い布に対して直線に縫ってみます。布の表面は、このように上糸が綺麗に縫えています。ところが布をひっくり返してみると・・・まぁ、確かに「くしゃくしゃ」になってますな。でも、これ、くしゃくしゃになっているのは白い糸ですね。つまり、「下糸がくしゃくしゃ」になっているのではなく、「布の裏側で上糸がくしゃくしゃ」になっているということです。つまり、上糸が出過ぎているという状態です。縫い目をよく観察すると、上糸と下糸のタイミングがずれているというわけではなさそうですが、とりあえず一度分解してみましょう。このミシンはネジ6本で止まっているので、これを外していくのですが、ネジ頭を見て愕然としました。超低品質のネジ・・・このままネジを緩めると、確実にネジを舐めるので、潤滑剤を吹きかけながら慎重に外していきます。底面には滑り止めのゴムが貼られていて、このままではミシンを殻割りできないので、ゴムを外します。外したゴムは再利用しますから、シリコンリムーバーを吹きかけて粘着力を弱めながらこちらも慎重に外します。さて、これでミシンの殻割りができました。タイミング調整の前に、下糸ボビンホルダーを取り外してチェックします。ボビンホルダーが止まってるネジ4か所を取り外し・・・天板のネジ3つを外すと、ボビンホルダーが分解できます。こいつを一度洗浄した後で、再度グリスを塗布します。ボビンホルダーを再度ミシンに組み込んだら、タイミングの調整です。このミシンの場合は、この3本のネジを取り外して、ギアをずらした状態で、針を動かしながら、ボビンホルダーの真ん中のパーツがちょうど良い位置に来るように調整します。上糸を通した針が下りてきた時に、ボビンホルダー真ん中のパーツの突起が上手く糸を拾うように位置を調整するんですが、これだとちょっと早すぎます。これがちょうどいい感じ。このままボビンホルダーのハサミ部分が糸を伴って右に向かってグルっと回転していくのが正しいタイミングです。正しい位置でギアを咬み合わせて、ネジを固定します。ついでに、汚かった金属パーツをピカールで磨いておきました。さて、これで一応下糸の動きは問題ないはず。ひとまず中の整備は終わりましたので、この後は調整。その2に続きます。
Jan 14, 2024
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本日の修理はコチラ、スカパーのチューナーのリモコンの修理です。最近、やたらとリモコンの効きが悪くなってきたので。リモコンの修理は簡単なのですが、チマチマした作業がメンドクサイのでなかなか重い腰が上がらなかったのですが、リモコンが効かないストレスの方が勝ちまして、ようやく着手です。まずは、リモコンのどのボタンの反応が悪くなっているのか改めてチェックします。スマホのカメラアプリを起動して、リモコン先端の送信部分にカメラレンズを向けて、スマホの画面に表示させます。スマホのカメラはリモコンの赤外線が発光しているか確認することができる(できない機種もあります)ので、スマホのディスプレイを見ながら、リモコンの全てのボタンを押して送信部分が発光するかチェックします。その結果、音量調整、録画一覧呼び出し、-スキップ、停止ボタンが発光しにくいことが分かりました。いずれも使用頻度の高いボタンですが、番組表呼び出しとか、+スキップとか、使用頻度が高いのに全く問題ないボタンもありますね。ま、とりあえずやることは決まっているので分解です。リモコン四隅のネジを外して、いつも通りピックを使って分解します。で、バラしたのがコチラ。アレ?すっかり忘れてましたが、過去に直した形跡がありますね。どうりで使用頻度が高いのに反応が良いボタンがあったわけだ。基盤部分はシリコンリムーバーとコンタクトスプレーで掃除します。ついでに、パネルの細かい部分もシリコンリムーバーで掃除。ボタンのゴムシートはぬるま湯と中性洗剤でお掃除。さて、全体的に掃除が終了したところで、リモコン修理の本番です。使用するのは、アルミテープです。リモコンは、先程掃除した基盤に、導電塗料が塗られたゴムボタンの裏が接触することで通電して反応します。経年劣化でこの導電性が失われてくるため、リモコンの反応が悪くなるのですが、修理する方法としては、改めて導電塗料を塗ったり、アルミ箔やアルミテープをボタンの裏に貼るという方法があります。今までの経験上、導電塗料は塗っても密着性が悪くて再び取れてしまうので、アルミテープを貼った方がお手軽で効果の持続性も高いです。というわけで、アルミテープをボタンの寸法に合わせて切り取るため、ボタンのサイズを測ります。過去に修理した際、番組表呼び出しボタンの裏には、小さい3つの正方形のアルミテープを貼って処理していましたが、基盤側を見てみると3つのボタンにする必要はなく、1つの大きなテープで問題なさそうなことが分かります。というわけで、作らなければいけないアルミテープはこの通り。寸法通りにチマチマとアルミテープを切り取って・・・ピンセットを使ってボタンの裏に貼っていきます。扇形の部分は、面倒なのでマスキングテープにマジックテープで型取りして・・・切り取って作成することにしました。こんな感じ。結局、ついでなので問題なかったボタンにもアルミテープを貼りつけておきました。ボタンシートを取り付けてリモコンを組みなおし、動作確認で問題ないことを確認したら作業完了です。
Jan 4, 2024
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本日のDIYは長女の腕時計の電池交換です。この腕時計は千葉県船橋市のATELIER SAZANCAというハンドメイドウォッチを作成している工房の作品。この腕時計の場合は、ラグは紫檀、ベルトは革、アクリル製のベゼル部分には押し花があしらわれています。腕時計1本1本、雰囲気が違うので、実際にアトリエに伺って、かなり時間をかけて選んで買った記憶があります。電池交換は、背面の4本のビスを外すして行います。ビスを外して裏蓋を取るとムーブメントがむき出しになるのですが、この時、ビスで止まっていた表面のベゼルや風貌が全て外れるので注意しないと時計の3針を傷つけることになります。そうそう、これに限った話ではないのですが、ネジの類を外して、そのネジを再利用する時は、元あった位置に同じネジを締めた方が良いと言われています。ネジ1本1本のネジ山にはクセがあるので、ネジ穴側もそのクセに対応した状態になっているはずだからです。そのネジ穴に異なるネジを入れると、ネジ穴が崩れ、結果的にネジがバカになる(緩くなる)のを助長することになります。なので、外したネジを再び同じネジ穴に取り付けらるように、位置が分かるように保管するのが良いです。ムーブメントについてるボタン電池は、SR626SWなので、ストックの中から該当する電池を取り出して交換し、元に戻したら作業終了です。今回は、ついでに革ベルトのメンテナンスもしてあげました。これで作業終了。
Jan 3, 2024
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12/29、突然長女のスマホがお亡くなりになった。なんでも「ゲームをしている最中に画面が砂嵐になって、その後画面が暗くなって何もできなくなった」と。年末年始にスマホがないのは不便なので、スマホの修理屋に持っていくことを勧めました。で、修理屋に行った長女から電話で報告がありました。調べてもらった結果、どうやら電力を供給すると、バッテリーには電流が流れているらしいのですが、基盤に流れていないらしい。おそらく基盤の故障で、その場合、中古の同機種を手に入れてから基盤の移植をするので、4万円ほどかかるとか。場合によっては、バッテリーを交換すれば治る場合もあるとのことらしいのですが、バッテリーからの配線が突然死ぬというのもちょっと考えにくいし、バッテリーはまだ十分に残っていたらしいので、仮にバッテリー交換をしても無駄に終わるだろうと思い、作業不要で帰ってきてもらいました。結局その後、買い物に出かけていた私&かみさんと合流し、新しいスマホを買いに出かけたのですが・・・。というわけで、休み中に分解する新しいオモチャを手に入れました。Xiaomi Redmi note 10 Proです。早速分解していきましょう。用意するのは、エタノール。我が家では怪我した時の消毒用に私が子供の頃から家にあるやつですが、今時って「ケガしても消毒せずに、水道水で汚れを洗い流すだけで良い」っていう考えが主流なんですよね。我が家では怪我には使われることがなく、専らアルコール除菌用に使ったりしています。で、そのエタノールを注射器に入れて・・・あ、一応言っておくと、これは工業用の注射器なので、人体に使うやつじゃないですよ。元々ピンポイントで雑草に除草剤を注入するために持ってるやつです。スマホの裏蓋を止めているシールの粘着力を弱めるため、隙間に流し込みます。しばらく放置した後、オープナーを隙間に入れてちょっとずつ広げる → エタノール流し込むを繰り返します。この辺までオープナーが入るようになったらもう一息。最終的にはオープナーよりも厚みのあるピックを使って裏蓋を剥がします。この機種の場合、バッテリーにアクセスするには裏蓋を剥がした後、本体側面を外す必要があるので、側面パーツと一体型になっているフレームを外すため、下側の7か所の金色のネジと、上側8か所の黒いネジを外します。その後、側面のSIMトレーを抜き取って、最も側面フレームが弱いSIMトレーが入っていた辺りにオープナーを入れて、側面のフレームを外していきます。側面のフレームはシールではなく、爪で止まっているので、割れないように注意しながら、パチッ、パチッと外していきます。無事に、側面のフレームが外れました。これでバッテリーにアクセスできるようになります。今回はバッテリーを交換するのではなく、基盤に繋がっている配線の抜き差しをして、「あわよくばスマホが復活したらよいなぁ・・・」という淡い期待を基にした分解なので、バッテリーの下側2か所と、上側2か所にある基盤との接続端子を一度外して、再度付け直してみました。結果的に、やはりこれでも治らなかったので、やっぱり基盤自体が死んじゃったんでしょう。今回の作業は、これで終了(元に戻すけど)。なお、長女には結局同じくXiaomiのRedmi 12 5Gを買いました。ちょうど今月、メモリやストレージがこれまでの倍の8GB、256GBになったモデルが出たばっかりで、秋葉原のヨドバシに目当ての色が1台だけ在庫があったので、そいつをお買い上げ。料金も33,000円程でした。今回壊れた機種よりもAntutuで10万ほど高い45万点ほど。ライトユーザーにはコスパ良いモデルですね。
Dec 31, 2023
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本日の修理は我が家の体重計。年始のスキーのために板のビンディング解放値の調整をしようと思い、家族全員の体重を測ってもらおうとしたら、体重計が調子悪い。手前側面のON/OFFスイッチを押しても反応しないし、上面にあるボタン3つも、一応効くんですが、設定した後肝心の体重が測れません。とりあえず分解するためにひっくり返します(横向きになってます)。右側にある蓋のネジ2本を緩めると、ON/OFFスイッチが出てきます。とりあえずこのまま置いといて、体重計全体をバラします。本体裏には先ほど外したON/OFFスイッチのカバーにある2本のネジ以外にネジで止まっている部分はありません。が、よく見てみると爪が4か所ありますので、これを外します。これで上面が外れました。配線が繋がっているので、この状態で固定しながらカプラー2つを外します。ボタンスイッチ3つと、カプラー2つにコンタクトスプレーを少量吹きかけて掃除します。基盤を取り外すために、赤で囲った部分をペンチで捩じって・・・基盤を取り出したら、こちらにもコンタクトスプレーを少々吹きかけて掃除します。コンタクトスプレー(接点復活剤)はその名の通り接触不良を起こしている時に使用するアイテムで、好んで使う人が多いですが、あまり使うと基盤が腐食してしまうので、使用は最小限に留めて、余分な液体は拭き取った方が良いです。作業が終わったら、基盤を元に戻して固定します。つづいて、側面にあるON/OFFスイッチ。これもスイッチと基盤にコンタクトスプレーを吹きかけて掃除します。で、このスイッチ、どうやってボタンが押されるかと言いますと、このスイッチに被さるバネが特殊な形状をしていて、バネが縮むと二重になっている中のバネがスイッチを押すという仕組みなんです。この内側のバネがあんまり節度が良くないのと、スイッチをきちんと押せてない感じだったので、内側のバネに先端をぶった切って短くしたネジを入れて、スイッチへの設置面積を増やします。試しに仮組した状態でON/OFFスイッチを押してみると、きちんと動くようになりました。そして、ネジを取りつけたおかげで、スイッチの節度が増しました。上の写真を撮ったら、なんか表面が汚かったので、シリコンリムーバーを使って汚れを落としました。これで作業完了。さて、この後スキー板4本のワックスがけです・・・。
Dec 30, 2023
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本日は、マナフィは2体いた、というお話。先日マナフィのフィギュアを土台に接着したところですが、実は同時にもう1体のマナフィーが入院していました。2号の方は、触覚(?)が折れてました。プラリペアでがっちり固定しちゃっても良いのですが、いったんハンダごてで溶かして接着を試みます。用意したのは、新しいピンセット(280円くらい)このためにわざわざ良さげな大きさ、かつ安いやつをホームセンターで購入。普段使っているハンダごてとは別に、プラスチックなどを溶かして溶着させるために、別のハンダごても持っています。普段は、先端に釘を刺していて、釘の頭の平らな部分を押し付けてプラスチックを溶かしたりするのに使っています。今回は、この釘の部分を別の形に変更するためにピンセットを買ってきました。こんな感じで、ピンセットの先端をハンダごての軸に入れて、軸から出ている部分を適当なところでバッサリとカットします。で、平らな部分にRをつけて、ディスクグラインダーで先端を削って丸めます。さらに裏を削って薄くして・・・出来上がったのがコチラ。道具の準備ができたので、2号を作業台に固定します。頭と触覚の接続部分を、先程作ったハンダごてで同時に溶かして・・・ハンダごてを抜き取ったら溶着です。このままだと強度が不安なので、いつも通り周囲をプラリペアで固定します。ついでに、土台に付いてた部分の突起を削って・・・これで完成です。
Dec 27, 2023
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本日の修理はこちら。クラフトはさみのアタッチメントです。紙をジグザグに切ったりするためのクラフトはさみ。vvvvvvvvvvだったり、〜〜〜〜〜だったり、いろんな形に切れるクラフトハサミがありますが、これはアタッチメントを交換することで様々な切り口に変えることができるタイプのやつですな。で、どこが壊れてるかというと・・・軸の部分が壊れての2本の隙間が開いちゃって、切ることができないということらしい。正直なところ、取り付けるハサミがないので、どれくらいの隙間の状態が適正なのかとか全く分からないのですが、取り敢えず隙間がなくなればいいんだろうか?お願いだから壊れたパーツだけじゃなくて、一式全部持ってきてくれ。軸が馬鹿になってるってことは、おそらく黄色い丸いパーツを取って、軸部分を抜き出しにして修理かなぁ?とか思い、弄りながら眺めてたんですが・・・アレ?これ軸が壊れてるんじゃないぞ、と。ジグザグの金属パーツをプラスチックカバーにカシメてる水色の突起、これが折れちゃってるのが原因で、金属パーツがパカパカ遊んじゃうことが判明。というわけで、金属パーツが浮き上がらなければいいだけなので、金属パーツとプラスチックカバーの隙間に瞬間接着剤を流し込んで・・・接着剤が固まるまで固定して放置。はい、修理完了です。ハサミがないので、これが適正な隙間かは分からないのですが、折れたパーツはそのまま残っていたので、それが接着される位置が、適正な隙間が作られる位置でしょう。
Dec 25, 2023
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本日の修理はマナフィの人形。台座から取れちゃったのを修理します。取れた触覚(?)はないのでもう直しません。こんな感じで繋がってたんですが、折れちゃったんですね。マナフィ側も土台側も凸が残っちゃっているので、デザインナイフでカットして綺麗にします。今回はグルーガンを使います。きっとすぐ取れちゃうでしょうけど。バランス悪いので、自立しないのですが、本来はどうやらスナップで固定するようなので、これでOK。
Dec 25, 2023
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本日の修理はドライヤー。頼まれものではなく、我が家のものです。突然動かなくなったらしい。本体叩いたら1度は復活したらしいけど。って、昭和のテレビか(苦笑)。まぁ、冗談ではなく、叩いて復活したってことは接触不良が1番怪しいので、そのあたりをチェックですかね。このドライヤー、もうかなり昔に購入したものですが、ドン・キホーテオリジナルの商品で、情熱価格PREMIUM プロテクトイオンヘアードライヤー(DXT7000)というもの。無茶苦茶風量があるドライヤーなんです。ただし、騒音も物凄いんですけど(苦笑)。8,000円程度の価格で2.5㎥/分の大風量ってんで、当時結構話題になったやつです。今でも売ってるのか知らんけど(製造元のTESCOMのサイトを見ると、後継品が売ってますな)。まぁ、取り敢えずグリップのネジ2箇所を外して分解してみましょう。何やら基盤がありますな。このドライヤーには全部で3つのスイッチがあって、グリップの後ろ側にPROTECT ionのON / OFFグリップの前側に電源OFF / COOL / HOTそしてグリップの更に上に風量を調節するダイヤルがあります。まずは下の写真のPROTECT ionスイッチの通電をチェックしてみたところ、問題ありません。更に反対側の電源 / COOL / HOTスイッチも問題ありませんでした。では、スイッチの手前(電源ケーブル)が悪いのか、それとも奥(モーター)が悪いのか?試しに作業が簡単な方からチェック。電源ケーブルがきちんと通電しているかチェックしてみます。コンセントプラグの片側と、電源ケーブル末端の基盤に接する部分にテスターを噛ましてみます。まずはコッチ側。テスターはきちんとビープ音が鳴って、通電していることがわかります。では、反対側・・・ビープ音が鳴りません。テスト棒の接触の仕方が悪いのかと思って色々試してみますが、やっぱり鳴りません。どうやらケーブルがどこかで断線してるようです。どこが怪しいかなぁ・・・と思ってケーブルをチェックすると、亀裂を発見。ここで切れてる可能性がありますな。ってことで、丁度プラグに近い部分なので、プラグ部分を新しく自作してみることに。バッサリ切断して、以前自作して、古くなったのでちょうど先月使うのをやめて処分しようとしていた延長ケーブルから、プラグ部分を剥ぎ取って移植します。これで断線していると思われる部分はカットできたので、改めて通電を確認してみます。すると、どうしたことでしょう。やっぱり片側は通電してるのに、もう片方が通電していません。こうなると、何処だかわからないけどケーブルの何処かで断線してるということなので、もうケーブルを交換するしかないですね。丁度先程使った廃棄予定だったケーブルが余ってて、太さも同じなのでこいつを流用して移植することにします。そこで、基盤のハンダを溶かして既存のケーブルを取り除こうとしますが、温度を350℃まで上げてもハンダが溶けません。あんまり熱くしすぎると基盤に悪いので、しかたがないのでケーブルをぶった切って・・・ドリルで基盤に穴を開けます。新たに取り付けるケーブルにハンダを染み込ませて、基盤にハンダ付け。この状態で通電を確認したところ、(当たり前ですが)問題なく通電を確認。そこでプラグをコンセントに差し込んで動作確認をしてみると、問題なくドライヤーが動きました。修理の方向性としてはこれで問題ないことが分かったので、廃棄しようとしていたプラグの代わりに、新しいプラグを購入してきました。上が廃棄しようとしていた古いやつ。下が新しく買ってきたやつ。古いのはフレキシブルタイプですが、新しいのは普通のやつ。ちなみに1個140円ほど。で、新しいプラグをケーブルに繋げて、基盤、スイッチダイヤルなどをグリップの定位置に戻して終了。ついでにネットに溜まっていた埃をコンプレッサーで吹き飛ばし、作業完了です。
Dec 23, 2023
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鉛筆削りの修理、その1の続きです。グラグラになってるハンドル部分の修理です。グラグラしている原因は、軸が穴を広げちゃったから。なので、もういっそのこと完全に引っこ抜いちゃいます。で、改めて軸を見てみると、もう完全に軸が曲がっちゃっているので、これは使いません。じゃあ、どうやって取り付けようかなぁ・・・と悩むこと数分。リベットで緩く締結してみることにしました。取っ手の部分は内径5.5mmなので、これにあったリベットを用意します。手持ちから探してみると、4.8mmのこのリベットが良さそう。ハンドルの穴を広げないとリベットが通らないので、ドリルで穴を開けて・・・リベッターで締めすぎないように間にプラ板を挟んで・・・いざ、締結。で、結果として、リベッターで締め付けすぎちゃって、取っ手が回らなくなってしまいました(汗)。なお、取っ手の真ん中あたりが白くなっているのは、中でリベットが広がって、取っ手を広げようとしているから。このままだと鉛筆削りにくいので、取っ手の部分に隙間を作るため、取っ手の締結部分をリューターでカットします。これで隙間ができて、取っ手が回転するようになりました。というわけで、これで修理完了。今回、かなり雑な修理になってしまいました。少々反省。
Dec 21, 2023
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本日の修理品はコチラ。鉛筆削りでございます。まだブログに記録を残す前、Facebookで同じ種類の鉛筆削り(赤)の取手の部分を修理(っていうか自作)したことがありましたが、今回は青いやつです。修理箇所はココ。取手の部分がグラグラグラグラに緩んでます。これでも全然使えるし、何ならフレキシブルに動いて使いやすいんじゃないかと思ったくらいなんですが、かみさんに聞いてみると使いにくいらしい。どんだけ使いにくいのかと思い、試しに鉛筆を入れて削ってみたら・・・ハンドル回すと一緒に鉛筆も回っちゃう。これでは鉛筆削れません。まぁ丸い鉛筆を削ろうとしたってのもあるんですが、どうやら鉛筆差し込んでロックするところの保持力が弱ってるらしい。これを直すには、鉛筆を差し込む部分、カニの目玉みたいな所をバラさなければいけません。で、バラすためには、本体の後ろ側、上部の奥にあるネジを緩める必要があります。コレ(↓)は右側ね。ちょっと見難いですが、プラスネジが入っているのが見えるので、ドライバーで緩めます。反対側も、と思ったら・・・オイッ! 誰だ鉛玉入れたやつ(怒怒怒)!!!ピンセットを引っかけて鉛玉を取ろうとしますが、全然取れません。仕方がないので、FREEZE LUBEを使って鉛玉を一気に冷却し、縮小させて取り除けるか試してみると・・・なんとか半分だけ出てきてくれたので、クニペックスのスリップジョイントプライヤーさんの登場です。見よこの口先を。お蔭様で鉛玉を取り外すことができました。で、ようやく分解。蓋を外すとこんな感じ。本来はバネが入ってますが、動作確認のため一旦バネは取り外しています。カニの目玉部分をつまむと、3つのパーツが開いて鉛筆が入れられるようになります。目玉を戻すと、下の写真のように3つのパーツが閉じて鉛筆を保持する仕組みなのですが、どうやら表面のゴムパーツが摩耗していて、隙間ができてしまっています。これは、ゴム部分を交換するしかないですが、そんなもの持ってません。どうしようかと思いましたが、ここは熱収縮チューブを使ってみることに。本来は配線を結合した時の表面処理に使うものですが、この中から一番太いやつを使って、細く切ってパーツに被せたら、ヒートガンで温めます。そうすると収縮するので、チューブがパーツに密着するようになります。これを3つ作れば、それぞれのパーツの厚みが増すことになるので、摩耗分が対策できるかな?と。で、結果的に3つとも作ってパーツを取り付けてみたところ、見事に隙間が無くなりました。これで保持力がある程度保てるでしょう。つづく。
Dec 19, 2023
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本日は長男の腕時計の電池交換。TIMEXの腕時計。普段使っている腕時計がデジタル表示のあるG-SHOCKでタイマー機能などもあるため、大学受験の会場への持ち込みができないことが分かり、前日夜に慌ててドン・キホーテで買ったもの。腕時計の電池交換って、店にお願いすると大した作業じゃないのに普通に1,000円以上取られたりするので、超バカバカしいですよね。我が家では基本的に全部自分でやっちゃいます。で、これが腕時計のメンテに使う道具一式。電池交換やベルトの長さ調整や交換などの軽整備は一通り対応できます。流石に機械式腕時計の作業はやらないです。今回のTIMEXの電池交換の場合は、裏蓋の1時の方向に裏蓋オープナーを引っ掛けるところがあるので、裏蓋オープナーを使って、パカッと外します。すると電池が見えます。電池は特に止められてるわけじゃないので、簡単にポロッと取れます。使われてる電池はCR-2016なので、手持ちのストックから1つ取り出して、取り付けたら、裏蓋を嵌めて完成。と思ったら、裏蓋がなかなかパチっと嵌りません。普通は手で簡単に嵌められるもんなんですが・・・。世の中には裏蓋を締めるための専用の道具もありますが、これまで裏蓋を閉じるので苦労したことがなかったので持ってません。なるほど、こういうときに使うのか。とはいえ、ないものは仕方がありません、さてどうしましょうか?と思い、取り出してきたのはクニペックスのプライヤーレンチ。プライヤーレンチをそのまま使うと、当然裏蓋や表面の風防を傷つけてしまいます。そこで、今回はプライヤーレンチ専用の樹脂カバーを取り付けて作業します。隣で見ていたかみさんは心配そうでしたが、これなら力加減をコントロールしながらじんわりと力を加えて締める事ができるので、手でやるよりもずっとやりやすいんですよね。さすが「握りモノ」工具の最高峰クニペックス、やはり最高です!!というわけで、プライヤーレンチを使ったらあっさり裏蓋を嵌めることができて作業終了。
Dec 18, 2023
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