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今年は私が仕事を変えて年末年始にまとまって休みになるので、久しぶりに家族旅行に行きました。最初はお正月に行く予定だったのですが、31日~2日ぐらいまではホテルの予約が取りにくくまた値段もかなり違う、そこで年末に行くことにして予約を取り、ちょううど大晦日の今日帰ってきました。うちの夫も子供も好き嫌いが激しいのでホテル選びの第1条件は食事がバイキングのところ、さらに温泉が広くてゲームセンターなどもあれば退屈しないだろうとそのような場所を選びました。温泉と言えば卓球、次男は卓球部に入ってるのですが下の子はどうも幼く感じてなめていたらとんでもない、スマッシュをバンバン打たれて私も夫もまったく歯が立ちませんでした。やっぱり部活をがんばっていたのだなあと感動しました。広い温泉はやっぱり気持ちがいい、サウナがあればダイエットにいいかもとこれもたっぷり時間をかけて入りました。まあその後にバイキングの夕食となればこれまた元をとらねばと張り切ってしまう、体重計の針はプラスに動いてしまいます(笑)パウダールームに置いてある化粧水やクリームも試しに塗ってみたら温泉との相乗効果なのか確かに翌日顔がツルツルに、自分用のお土産に置いてあったクリームをつい買ってしまいました(笑)とあるテーマパークにあったアーチェリー、私はもうある映画のある人が弓を引く場面にほれ込んでからずっと弓矢には憧れていたので夫や子供を強引に誘って体験してみました。弓矢ってかなり力がいるし、なかなかまっすぐは矢が飛んでいかない、それでも憧れの人をイメージしての体験は楽しかったです。本格的にやるのは無理でも乗馬やアーチェリーなどを手軽に体験できるテーマパークはなかなかいい、これも旅の楽しみです。年末の大掃除を終わらせないまま旅行に行ってしまったけど家族でいい思い出ができました。今年ももう後わずかです。今年1年、プログでの知り合いの方、読んでくださった方、本当にありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。
2011年12月31日
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今年ももう残りわずかとなりました。1年を振り返ってみて、今年は我が家にそして私自身生活に大きな変化があった1年でした。まず3月と4月に長男と次男が続いて高校と小学校を卒業してそれぞれ大学生、中学生になりました。6月にパートの仕事をやめて8月に仕事が決まり、同じころ実家の母が入院し亡くなりました。子供2人が大学生、中学生となったことで子離れというものを強く感じました。もう大学生の長男は完全に学校のスケジュールを優先しますし次男も部活で忙しい、何より今までべったり甘えていた子がちょっと触っただけでも怒り出す(笑)さびしいものです。仕事を変えたことで、前の仕事も今の仕事もそれぞれ楽しいところと大変なところがあるけど、1ヶ月仕事をしてない時は結局その間あんまり出かけようという気持ちになれなかったから、やっぱり決まった仕事があって自分の収入があるのは大事なことだとあらためて思いました。実家の母が亡くなったこと、突然だったので数か月たった今でもまだ実感がわかず実家に行けば会えるような気がします。母がなくなってからは父とはこまめに連絡をとるようになり、用がなくても子供を連れて実家に顔を出すようになりました。今年見た映画で印象に残っているのは「アレキサンドリア」「ハリーポッター」「明日のパスタ~」の3作品でしょうか。特にハリーポッターは映画を見てすごく感動したというわけではないけど、長男が小学生の頃このシリーズの第1巻が発売されて本を購入し、映画化されてからは最初は家族で、後になってからは次男と見にいっていて、ちょうど我が家の子供の成長と重なっていたので、これでもう終わりかと思うと感慨深いものがありました。美術展では「古代ギリシャ展」と「ヴェネツィア展」がよかったです。私の美術展での感動ポイントは自分がいいと思うかどうかよりも、気に入った映画、漫画、小説などの人物目線で、この彫像は絶対あの人が気に入りそう、この絵と同じ景色をあの人も見たに違いない、これがあの密告者のご先祖様か、なんていうところで感動したり肖像画を睨みつけているのですが・・・漫画では「チェーザレ」8巻(発行されたのは去年だったかな?)と「ヒストリエ」7巻、どちらも発行されるペースは遅いけど内容はすごく濃く何度も読み返しています。本のベスト3は最近読み終わった「ヘロドトスの歴史」同じく読んだばかりの「ロレンツォ・デ・メディチ暗殺」そしてミゲル・デリーベス著「異端者」いずれも大きな衝撃を受け、その時代や世界に対する思いが大きく変わりました。ミゲル・デリーベスは最初作者の名前が気に入って本を手に取ったのですが、やっぱり私は前に感動した「風の影」と同じようにスペイン人の作家とは相性がいいようです。「異端者」という小説、タイトルから想像できるように主人公の生涯はハッピーエンドには決してならず不幸の連続なのですが、それでも強く魅かれるものがありました。今年1番の出会いだと思います。
2011年12月27日
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年末に読んでなんとか今年中に読み終わるという目標を達成しました。最後の巻9ではレオニダス王の甥にあたるパウサニアスがスパルタ軍を率いてプラタイアの戦いで勝利をおさめます。まずはめでたしめでたし、レオニダス王のかたきをとれてよかった、感動の最終巻と書きたいところですが、例によって脇のエピソードが強烈過ぎて感動に浸れないまま読み終わってしまいました。強烈エピソードその1はペルシャのクセルクセス王が弟の妻に横恋慕した話です。その当時のペルシャ帝国は東はインド、南はエチオピアまで支配した強大な国、それだけの広い地域、多くの民族を支配した王が、しかも戦争の真っ最中になんでこんな余計なことやるのと突っ込みを入れたくなりますが、とにかくクセルクセスは弟の妻に夢中になり、彼女の娘に自分の妻から贈られた豪華な衣装をプレゼントしてしまいます。当然その衣装のことはクセルクセスの妻の耳にも入り、彼女はプレゼントをもらった娘よりもその母、夫が横恋慕した弟の妻の方に猛烈な嫉妬を感じて家来に命じて彼女を捕えさせ、凄惨な仕打ちをします。そのやり方がまあ怖ろしい男でも女でも権力を持った者が嫉妬に狂うとどうなるかという身本のようです。あまりにもすごいので作り話かもしれませんが・・・・自分の妻がそのような仕打ちを受けた弟は当然兄であるクセルクセスに復讐を誓い、反乱を起こしますがあっけなく敗れて殺されてしまいます。それがすべて戦争でペルシャ軍にもたくさんの犠牲が出ている時、兄弟で争っている場合ではないのに・・・それでもペルシャは広大な地域とたくさんの民族を支配する帝国だったのです。強烈エピソードその2、アテナイの議会で降伏して条約を受け入れようとした者が皆の反対にあい石で打ち殺されたと言う話。少数意見の者が排除される民主主義の怖ろしさでもあります。その少数意見を言った男は本人が殺されただけでなくその妻や子供も議会での話を聞いた女達によって石で打ち殺されたとか、怖ろしい話です。権力を持ち自分が正しいと思うと人間はどんな残酷なことでもしてしまう、民主主義でもそれは変わらないのだなと思いました。強烈ではないけど印象に残ったのはアレキサンダーのご先祖様であるマケドニア王アレクサンドロス、この人はペルシャ側について降伏を勧める使者になったかと思えば、自分の祖先は同じギリシャ人だからとギリシャ側にペルシャの内情を暴露したりもしています。その時その時有利な方に味方するコウモリのよう(笑)まあそうやってうまく立ちまわったからこそマケドニアは国として生き残って発展し、アレキサンダーの時代になったのかもしれませんが・・・・ヘロドトスの歴史を読み終わって感じたことは、歴史は一直線でなく敵味方もはっきりしないものだということです。すっきりと割り切れない矛盾に満ちた混沌とした世界、それが古代ギリシャなんだとあらためて思いました
2011年12月26日
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ルネサンス期についてはいろいろな本を読んでよく知っているつもりでしたが、この本はそんなイメージを覆すようなショッキングな内容でした。学者である著者が自分の遠いご先祖様、ミラノのスフォルツァ家に書記官として仕えたチッコ・シモネッタという人物について調べていたら、そのご先祖様の残してくれた暗号表により今まで注目されることのなかった暗号の手紙を解読したところ、有名なパッツィ家の陰謀事件に驚くべき人物が関わっていたということが明らかになる・・・・小説のような話ですがフィクションではなくドキュメントでした。パッツィ家の陰謀事件が単にメディチ家とパッツィ家の争いではなく、シクストゥス4世を中心とした教皇とその一族が深く関わっていたことはよく知っていました。ルネサンス期の教皇、枢機卿といった聖職者は権力を手に入れるため陰謀を企み、中には子供がいる人も(中にはそうでなく清く正しい人もいたでしょうけど)ということも知っていたので驚きませんでした。この本で告発されているウルビーノ公モンテフェルトロについてもどういう人物かよく知らなかったのであまりショックではありません。では何がそんなにショックだったかというと、この時代の高名な学者が陰謀と直接関わってはいなくてもモンテフェルトロと深い繋がりがあり、さらにメディチ家と深い関わりがある新プラトン主義の哲学者が陰謀に参加していたと書いてあったからです。パッツィ家の陰謀事件の後首謀者はことごとく処刑されましたがモンテフェルトロの関与について書かれた本は今まで見たことなかったし(もしあったとしても見逃していた?)何よりもこの時代聖職者はぜいたくな暮らしをして陰謀をめぐらせていたけど学者、哲学者はそうした陰の世界とは無縁でひたすらギリシャの古典を翻訳し新しい思想を広めようと理想に燃えていたというイメージがあったので、その中心人物ともいえるある哲学者が陰謀に関わっていたというのがものすごくショックでした。この本では著者のご先祖様、チッコ・シモネッタについても詳しく書いてあって、チッコは傭兵隊長であったスフォルツァ家のフランチェスコに副官として仕え、主君がミラノを手に入れてからは書記となり、さらにフランチェスコの長男ガレアッツォが暗殺された後数年は摂政として実権を握ることになります。書記官というと「ヒストリエ」のエウメネスが思い浮かぶのですが、彼もアレキサンダーの死後将軍の1人として後継者争いに参加しています。書記官という仕事は主君が生きている時は目立たないけど、仕える主君が突然死んだ時には手紙を扱い外交を担当していただけに秘密をよく知っていて大きな力を持つことがあるのだなと思いました。ガレアッツォの暗殺後、もうかなりの高齢だったチッコは幼い後継者を守るため暗号の手紙を各地に送って奮闘します。ミラノは結局追放されていたガレアッツォの弟、イル・モーロとあだ名される男が支配することになり、チッコの晩年は悲惨ですが、それでもこの人物は暗号の解読法という大きな財産を子孫に残しています。マキアヴェッリから「あらゆる文芸と芸術の最大の庇護者」と讃えられたロレンツォが同じように文芸の庇護者として有名な(私はよく知らなかったけど)ウルビーノ公モンテフェルトロに裏切られ、さらにロレンツォ自身知らなかったかもしれないけど身近にいた高名な哲学者にも裏切られていたという本の内容は衝撃的でした。誰も信じられないこの時代信じられるのは弟のジュリアーノだけだったのかもしれないと思うと、その大切な弟を殺されたロレンツォの悲しみは胸に突き刺さります。その状況を乗り越え偉大なると形容詞をつけられるようになった、本当にすごい人です(父の偉大さに比べて3人の息子はジョヴァンニ以外どうもぱっとしないけど)最後にこの本はシスティーナ礼拝堂の絵について、陰謀で殺されたジュリアーノの子ジュリオが果たした復讐を書いています。それが本当のことかどうかはわからないけど、そのようなことを知ってしまうと自分がイタリアに行くチャンスがあって有名な絵を見るならばその素晴らしさに圧倒されるよりも復讐の痕跡を必死にさがしてしまいそうです(笑)私の大好きなラファエーレ・リアーリオ、もちろんパッツィ家の陰謀事件には欠かすことができない人物なので出てきます。17歳でその当時最年少の枢機卿、陰謀の計画についてはやっぱり知らされてなかったのか、能天気に豪華な装飾品などに感動しています。事件の後捕えられ、1カ月後に市民の前に出た時は恐怖で血の気が失せ、その後彼は一生こういう状態だったとも言われているそうです。漫画でのラファエーレはチェーザレに妄想を抱きセクハラを繰り返す血の気たっぷりの聖職者ですが(笑)実際はどうだったのか気になります。歴史関係の本はその時代、そして人物を知るほどに興味深く読めると思いました。
2011年12月23日
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昨日のテレビ番組でルネサンス期の天才3人の食事について取り上げているのがあって、とても興味深く見ました。まず最初はミケランジェロ、この人は寝食忘れて没頭するタイプと思っていたのですが、意外と朝からしっかり食べかなりの大食だったようです。メニューはパンやラビオリに似たパスタ、にしんの塩漬け、そして欠かせないのがワインとワンパターンなようですが、しっかり野菜や魚も食べてバランスもいいし、とにかくパンやパスタなど炭水化物が多い、それがあれだけたくさんの作品を残したミケランジェロのパワーの源だったのかと納得しました。続いてレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の食卓に何が出されているかをテーマに、描かれている魚は当時よく食べられていたウナギのソテーだそうです。ウナギを洋風の味付けにするなんてどんな感じなのか想像できませんが、とにかくウナギを食べれば頭がよくなるというのならテストや受験前には子供にウナギのかば焼きをせっせと食べさせようと思いました(笑)そしてガリレオが大の甘党だったという話にもびっくり、甘いものが脳の働きをよくするなら、これまたここぞという時にはせっせと食べさせようと(笑)天才3人の食事を見て、あらためて食べることは大事だと思いました。【送料無料】ルネサンス料理の饗宴価格:2,520円(税込、送料別)
2011年12月18日
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【送料無料】「聖書」と「神話」の象徴図鑑価格:2,100円(税込、送料別)本屋で見かけて思わず購入した本です。私、美術展などで絵を見た時の感動のツボは歴史に登場してよく知っている人物の肖像画、あるいはギリシャ神話や聖書など物語がある作品です。だから好きな絵や彫刻はルネサンス期のものが多い、そんな私にぴったりの本でした。カラー写真で有名な作品を紹介しながらギリシャ神話の神キリスト教の聖人などが詳しく説明されています。そしてシンボルとなる動植物、感情や空想の世界など、この本であらかじめ知っていればシンボルの意味がよくわかって美術展に行った時より楽しめるでしょう。ギリシャ神話の神や英雄についてギリシャ語とラテン語両方の名前が書かれていたのもよかったです。あいまいだった名前がこれですっきりしました。ギリシャ神話の系図や聖書の物語などもわかりやすく書かれていて勉強になります。ギリシャ神話の絵で動物が描かれたものは白鳥や鷲などユピテル(ゼウス)が変身したエピソードのが多い、そうした絵がすごく好まれたのだなあと思いました。
2011年12月13日
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先日次男の中学での三者面談がありました。「余計なことは絶対に言うな」と口止めされていましたので(笑)家での様子はごく簡単に先生に話しただけで主に学校やクラス全体について聞きました。次男の学年、そしてクラスは特別問題になる子がいたりいじめがあるということもなくかなり平和なようでした。もちろん個々にはいろいろあると思いますが、アイドルや流行には全く無関心、まじめに勉強して生活委員でみんなに服装の乱れやチャイム着席の注意をしている次男はいじめや仲間外れとまでいかなくてもクラスで浮いているのではと心配だったのですが、まったくそういうこともなく、類は友を呼ぶという感じで似たタイプの子と仲良くやっているようです。長男が周りに会わせて神経を使うタイプだったのに対して次男は本当にマイペース、いわゆるKY(空気読めない)な子でしたが、不思議と保育園から小学校までそれで困ることもなく友達ができていました。だから私もKYでもそれなりに人間関係ができればいいと気にしていませんでした。でも仕事先で子供たちの中にははっきりグループ分けができていてKYの子はあきらかに仲間外れにされているのを間近に見て、うちの子のようにちょっと変わっていても友達に恵まれるというのはむしろ稀な幸運なタイプかもしれないと思うようになりました。同じタイプの子ばかり集まってその中だけで遊んでいればトラブルも少ないし傷つくこともない、でもそれでいいのかなあと強く感じます。大人になって仕事関係の付き合いなら空気を読みあたりさわりのない対応をすることも大事だけど、子供時代はあえて自分がいやな思いをする、トラブルになるかもしれない相手と付き合うのも大事なのではないかと思いました。そしてクラスや集団ではみんなが同じ方向を向いているよりも、空気読めない子やトラブルを起こす子が少しはいた方がいいと思います。みんな同じようにまとまっていたら、そのクラスで浮いたり仲間外れになった子は逃げ場がなくなるけど、ちょっと変わった子が少しいればその子たちで仲良くなれる、さらにいじめがあってもみんなに合わせずそれはおかしいと感じて止める子がいれば、登校拒否や自殺に追い込まれることも少なくなるのでは、と思いました。まだ中学1年なので三者面談も学校生活や友達関係についてを先生と話しましたが、3年生になればどこの高校を受験するか偏差値はいくつか、という話ばかりになるかもしれません。
2011年12月08日
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8月からいろいろあってしばらくこの本は読みかけのままだったのですが、今年中に読み終えようとまた手にとりました。読み始めればわりと簡単に進むのですけど・・・・巻8はサラミス海戦についてで巻7のレオニダス王の戦いと並んでクライマックスのはずなのですが、相変わらずどこで盛り上がっているのか、戦いがどう進んでいるのかわかりにくい文章でよく理解できないうちに読み終わってしまいました。レオニダス王を中心としたスパルタ戦士300人の玉砕という英雄的行為があって、ギリシャはさぞまとまるかと思いきや、相変わらず裏切り者が出たり、どこの人が指揮官になるのはイヤと言ったり、内輪もめが続いてます(笑)そしてまとまりがないのは神のように偉大な大王(なんてセリフが「300」であった)クセルクセスが率いるペルシャ軍も同じです。クセルクセスは陸の戦いでペルシャ人の犠牲の方がはるかに多いのにその遺体を少し残して埋めてしまい、ギリシャ人の犠牲者はよく見えるように並べておいて、ペルシャ人戦士の希望者にその戦いの結果を見せる見学ツアーに行かせ、ペルシャの方が圧倒的に強いということを示しています。「私は神だ」「私に跪け」のクセルクセスにしてはやることがちょっとせこいなあと(笑)海で戦いが行われている間にペルシャ軍はアテナイを占領し、そこは女や子供はもう避難していましたが、神殿や神の像を破壊してしまいます。でもサラミス海戦でペルシャ軍は大きな犠牲を出し、もう一度チャンスを与えて欲しいと言うマルドニオスを残して、クセルクセスは帰ってしまいます。マルドニオスはアテナイを味方にしたいと考え、その使者にマケドニアの王アレクサンドロスを選びます。このアレクサンドロスというのは有名な大王ではなく、100年ほど前のご先祖様です。アレクサンドロスは王子の時ペルシャの使者が来て王家の女達に接待させろと言われて頭にきて、髭の生えてない若者を女装させて騙し使者を全部殺させたエピソードがありますが、そのことはあまり問題にされずにペルシャ軍が攻めて来たときはとりあえず従い、そしてアテナイとの交渉役を引き受けました。マルドニオスがマケドニア王アレクサンドロスを選んだ理由の中には彼がペルシャと親戚関係にもあった、姉妹の1人がペルシャ人と結婚していたということもあったようです。ずっと後になってアレクサンドロス大王もペルシャの王女と結婚しています。ギリシャとペルシャはただ敵味方に分かれて戦っていたというだけでなく、親戚関係になっていたり植民市にギリシャ人が住んでいる、傭兵として雇われるなどずっと複雑な関係になっていたのだなと思いました。巻末にヘロドトスの生涯について簡単に書いてあって、生まれたのが小アジアのハリカルナッソス、両親の名前から父はペルシャ人、母はギリシャ人であったようです。生まれた場所もギリシャ、ペルシャの真ん中に位置し、両親もそれぞれ別の国、民族の人だからこそ広い目で歴史を見て、事実と聞いた話をありのままに書けたのかもしれないと思いました。
2011年12月05日
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