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第1章と第2章、歴史に関係する部分を読み終わりました。社員食堂でこういう本が普通に読める今の仕事、他に苦労があっても読書環境としては最高です。イタリアの歴史は1400年代の15世紀と1500年代の16世紀では大きく変わります。15世紀はロレンツィオ・デ・メディチの抜群の政治手腕でイタリアはそれぞれの都市に分かれていてもバランスが保たれ文化が発展した、それが16世紀になるとフランス、スペインなど強国の侵略、支配が始まります。今までルネサンスで中世の暗黒の時代が終わり、人間中心の新しい時代が始まると単純にイメージしていたのですが、実際には強国の支配や反宗教改革で15世紀に盛んになった思想や文芸は16世紀に弾圧される、でもナポリなどにはスペインからの亡命者も集まり、そこに中世からの錬金術や魔術、ヘルメス主義やカバラなどが加わって、ルネサンス後期の思想というのは本当に複雑です。1475年、チェーザレやレオ10世と同じ年に生まれたミケランジェロはまさしくこの複雑な時代を生きたわけです。若くして才能を認められメディチ家に引き取られて教育を受け、ロレンツィオの死でパトロンを失い、ユリウス2世に認められるも気まぐれで性格の激しいこの教皇(やっぱりボルジア家の宿命のライバルジュリアーノだ)とたびたび衝突してと、その人生は平穏なものではなく、残された詩はの多くは人生の苦悩や苦しみを訴えています。ミケランジェロは悩みながらもあれだけ多くの彫刻を作り絵を描いてとものすごくエネルギッシュに活躍していますが、時代が複雑で価値観が揺らぎ、パトロンの教皇ともたびたびケンカしていたからこそ、そのエネルギーを芸術につぎ込んであれだけの作品が残せたのかなとも思いました。ブルーノが異端として目をつけられ、ナポリの修道院から逃げ出さなければならなくなったきっかけになったエラスムスの本、禁書となったこの著者の本が最初から教会から睨まれたわけではなく、レオ10世などは逆にエラスムスに本を読んで感激したという手紙を送っていたということに驚きました。さすがジョヴァンニ!メディチ家ロレンツィオの次男で優れた家庭教師に囲まれていた彼は、教皇になってからお金を使い過ぎて宗教改革のきっかけを作ってしまったけど、思想や文芸に関しては人文主義(ウマニスタ)の教育を受け、寛大な精神を持った教皇だったようです。でも教皇は同じ家系から選ばれるわけではなく、時代や状況も変わり、レオ10世が感激したエラスムスの本が禁書となって読んだだけで異端として捕まり殺されてしまう、時代の流れというのは本当に恐ろしいです。
2011年02月23日
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去年12月から働き始めたパート先は直接一緒に仕事をするのは男性の上司(店長)と数名の女性パートだけの少人数のところですが、やっぱりそれなりに複雑な人間関係があります。バレンタイン事件以来、店長とパートリーダー(お局様)が同じ日、同じ時間帯に仕事に入ることはなく表面的には平和が保たれていますが、2人の仕事のやり方や細かさの基準に大きな差があるのでなかなか大変です。一言で言えば店長は大雑把お局様は非常に几帳面な方なのです。私など最初の頃は店長と一緒に仕事に入ると細かい注意はされないし、重いものを持つなど力仕事は全部やってくれるのでラッキー(笑)と思ってました。でもお局様、自分が休日の次の日は念入りにチェックするのです。「昨日は確か午後はあなたと店長のシフトだったわよね」「は、はい」「書類がきちんと整理してなかったし、商品もいつもと違う場所にあったのよ」(そのあたり店長がやったのですけど・・・・)「あの人は何を言っても無駄だから、その分あなたが気を使いなさい」「は、はい、わかりました」うーん、店長と一緒に仕事する日は楽できてラッキーと喜んでいる場合ではない、お局様がいない時はお局様目線での気配りが必要なようです。それに仕事はかなり大雑把で一見頼りなさそうに見える店長、実はあるスポーツで全国大会に出たことがあるというバリバリの体育会人間だそうで(本人やお局様からではなく他のパート仲間からの情報)怒らせたら恐そうです(笑)つまりお局様がいらっしゃらない時には自分がお局2号になったつもりで気をつけなければならない、しかも体育会系店長にイヤミなヤツと思われぬよう目立たなく、なかなか微妙な立場です。とまあ微妙な気遣いが必要な今の仕事ですが、よいこともあります。昼休み、大きな百貨店の中の店なので社員食堂が広くて知っている人にあまり会わない、今まで仕事でランチタイムやお茶の時間がけっこう苦手だったのですが、ここではダイエットクッキーを食べながら本を読んでいても誰も何も言わない、それはすごくいい環境だなあと喜んでいます。まるまる1時間というわけにはいかないけど30分は集中して本が読める、これはすごく貴重なことです。ランチの話題やお茶菓子に気を使うことなく逆に自分のために使える、こういう楽しみがあるので、いろいろ気を使うことはあっても今の仕事はなかなかいいです。
2011年02月22日
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2月18日、長男の第1志望の大学の合格発表があったその日の夕方、合格通知がどさっとまとめて届きました。センターと一般入試2日間、それぞれ2学科ずつ計6パターンで受験の願書を出していたから届いた封筒も6、別の受験生として扱うと書いてあったとおり、それぞれに入学案内や手続きの用紙が入っていて分厚い、入学案内など1冊でいいのにと思うけど間違いがないために別々に発送しているのでしょう。入学案内を見ると4月の初めに入学式があって、その翌日から英語のクラス分けテストや基礎学力テスト、数日後には野外実習とかなりハードスケジュールです。私は文系の大学で入学式の後もう少しのんびりしてから本格的な授業が始まったように記憶しているのですが、やっぱり理系、しかも机の上の勉強だけでなく実験や野外での実習が大事な学部なので最初から違うようです。今年になってからは高校に行く日は週1回程度で受験が終わって暇だ暇だと言っていた長男、3月は暇でも4月からぐんと忙しくなりそうです。春休みの間に自動車免許を取らせようと考えていたのですが、4月からすぐに忙しくなりそうなので3月中にとさっそく教習所の見学に行かせました。長男は2歳の時には足でこぐ車、3歳で三輪車、4歳補助輪付き自転車とタイヤのついた乗り物すべて、見ている方が恐くなるような猛スピードで乗っていたので正直彼が運転する車に乗るのは恐いのですが(笑)まあ免許は必要ですし、教習所では無茶な運転しないと思います。彼には遊園地のゴーカートで曲がり切れずにラインを越えて芝生に乗り上げてしまい係の人に助けてもらった経験もありますが(笑)合格通知が来て1週間以内に入学金や授業料を振り込まなければならないし、教習所のお金も必要、さらには次男の中学の制服代といろいろかかり、経済的にはまだまだほっとできないです。
2011年02月20日
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今日18日は長男が受験した私立大学の合格発表がありました。昔、私達が受験した頃は発表の日にはその大学まで見に行き、その後サクラサク、あるいはハナチルのはがきが来たのですが、今はインターネットで受験番号を入れれば簡単に結果を知ることができます。無事、センターと一般入試、両方とも受けた学科全部合格していました。センターの自己採点でできた科目3つを選んでもらえばほぼ合格ラインを越えているだろうと本人も言っていたのですがそれでも発表までは(センターと一般入試の合格発表が出るのは同じ日)ドキドキしました。特に一般入試はセンターの結果から滑り止めは受けずに第1志望だけ、しかも直前に受験科目を変えたので心配でした。受験科目、理系の学科なので高校での選択科目を数学と理科でかためて当然数学で受験するつもりでいました。でも模擬試験でもほとんど勉強しないで直感で解いている国語の方がいつも点がいい、センターなど特に差がついて数学は国語の点数の半分にもいかなかったようです。学校に提出した試験の感想を書く紙にも「計算が遅かった」と書いてあって(笑)この頃から国語で受けるつもりでいたようです。彼の場合英語も直感に頼ることが大きい、受験3科目のうち自信をもってできるのは理科(生物)だけで後は自分の感性を信じるだけというとても危険な賭けに出たわけですが(笑)それでも結果がよければいいということで、とりあえず合格してよかったです。合格がわかったところであらためて大学のパンフレットをじっくり読んでみたら、この大学、理系のわりに国語で受験している割合が高い(半数近くが国語を選択)なーんだ、同じ大学に行く子の半分はうちの長男と同じに数学が苦手なのね(どちらもできて、より得意な国語を選んだかもしれないけど)と少し安心しました。
2011年02月18日
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「ルネサンスの偉大と頽廃」この本はかなり昔に出版されたもので旧かな遣いです。今日2月17日はジョルダーノ・ブルーノの命日でもあるので、もう1度この本をじっくり読んでみようと思いました。読書タイムは主に仕事の昼休み、百貨店なので社員食堂が広く、同じ店の人とは休憩時間がずれるので気を使う必要がまったくなし、旧かな遣いの岩波新書を読んでも周りに知っている人がいないので大丈夫と、本を読むためにはかなりありがたい仕事場です。今日読んだ部分は主に15世紀から16世紀にかけてのイタリアの歴史についてです。1492年のロレンツィオの死からフィレンツェの没落が始まり、サヴォナローラの宗教的支配、フランスの侵攻と本当にめまぐるしいです。アレッサンドロ6世が息子チェーザレと手を組んで、あらゆる策略や権謀術数を使って教皇の権力を拡大させた時代でもあります。そしてアレッサンドロ6世だけでなくその後教皇となったユリウス2世もあれほど宿敵ボルジア家を批判したのに政策は似ていて権力拡大にいそしんだ、というところが興味深かったです。アレッサンドロ6世とユリウス2世、2人はものすごく憎み合っている宿敵なんだけど、その憎しみのエネルギーとか宿敵を倒すために磨いた権謀術数でその後のユリウス2世は力をつけたような気もします。チェーザレでは敵役だけど、彼の衰えることを知らないエネルギーには感動です。教皇を中心とした同盟は「神聖同盟」という名前がつけられていて、たしか古代ギリシャのテーバイに同性愛のカップルを中心に組まれた最強の部隊「神聖隊」というのがありました(笑)神聖ローマ帝国というのも強大な中央集権国家ではないけど歴史の中でけっこう長続きしています。神聖という言葉、かなり力があるのかなあと思いました。本のタイトルになっているジョルダーノ・ブルーノもそうだけど、ルネサンス期の人間は芸術家、思想家、政治家、そして教皇につながる宗教関係の人までとにかくエネルギッシュで感情が激しい、時代も人も街も華やかさから一転混乱し激しい対立が起こるのだけど、そうした対立や憎しみまでもエネルギーにしているところが魅力的です。
2011年02月17日
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昨日はバレンタインデーでした。大荒れのと言うタイトルに私自身や家族に特別なことがあったのでは、と予測された方、ご安心ください。大荒れだったの私の仕事先です。仕事場は数名の女性パートと上司の男性1人なので、パート仲間でお金を出し合って上司に義理チョコをあげるということになっていました。先に買っておいたチョコをリーダーがバレンタインデー当日に渡すのです。そして昨日、その男性上司と女性のリーダー(お局様?)そして私の3人が仕事に入るシフトでした。でも開店前から何やらお局様が苛立っている様子、上司が決まった時間に来ないのです。以前からお局様は時間に非常に厳しい人で逆に上司は大雑把小さなもめごとはちょくちょくありました。でも今日はその2人と新人の私3人だけ、何かあったらイヤだなあと思いました。不安は的中(笑)かなり遅れてやってきた上司に対してお局様が注意したところで上司が逆切れして争いが始まりました。私は近づくと怖いので、少し離れた場所でせっせと掃除や開店準備をしていました。開店してからはさすがに言い争いはなくなりましたが、どちらも黙ったまま気まずいムード、とばっちりを受けないよう細心の注意を払って仕事しました。こんな時ミスしたら大変ですから。そして夕方、そろそろ朝早くから来ていたお局様が帰られる時間あのチョコレートどうするのかなあ、もしかして私が渡せと命じられるかもしれないとドキドキしていたら、帰る直前にお局様が一言「これ、みんなでお金を出して買ったものだから」とものすごくそっけなく、いかにも義理チョコですという態度で渡していました。それでもまあチョコは14日に無事上司にあげたのでほっとしました。そして帰る時、関東地方は雪で大荒れの天気、道が渋滞していてバスで1時間以上かかってやっと帰ることができました。チョコグルメ定番トリュフ10個入(バレンタインデー)価格:1,890円(税込、送料別)
2011年02月15日
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今年になってからは長男の受験で、願書提出、試験日合格発表などなどスケジュールを細かくカレンダーに書いていましたが、次男もちょうど小学生から中学生になるので、いろいろ予定が入ります。昨日は中学の制服の注文に行きました。小学校のクラスの子の半分以上が同じ中学に行く予定なので、友達同士集まってにぎやかにしていました。採寸して制服を試着する、特に男の子は6年生だと身長や顔つきにかなりの差があります。びっくりするほど体が大きく大人っぽい子もいれば、1番小さいサイズでも制服がブカブカの子も・・・友達が試着するたびに「わーあいつサラリーマンみたいだ」「白いシャツがドクターのようだ」今制服は昔のような黒の詰襟ではなくジャケットタイプなので大人っぽい子が着るとかなりかっこよく見えます。いよいよ我が子が試着する番、うちの子は小柄で体も細く童顔、サイズを言われるたびに「えー、そんなに細いの」という声が上がってました。まあ長男も中学入学の時は小柄で3年間でかなり身長が伸び体つきもがっちりしてきましたからそんなに気にしてないですが・・・ただ試着した時に「幼稚園みたい!」という声が聞こえてちょっとショック、確かにうちの子童顔だけど幼稚園はないでしょうと・・・まあそれだけかわいいということにしようと親バカな解釈をして自分を納得させました(笑)今はまだ試着した制服がブカブカで口の悪い友達に幼稚園みたいと言われた次男ですが、この子が2カ月後には制服を着て中学に通うようになり、上の子の時も最初は違和感があったのが半年もたてばすっかり制服姿がなじんだようにすぐ中学生らしくなるのかなあと思うと感慨深いです。
2011年02月11日
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今週は私立大学の試験が続く受験ウィークです。うちの長男は去年の秋くらいから国公立をあきらめ私立を第1希望にしていたので、まさに今週が受験勉強のピーク山場になるはずでした。はずでした、と書いてあるのは親子ともども山場だと思えないほど緊張感がないから(笑)受験科目を数学から国語に変えてからは、国語も英語も後は直感と運にまかせるとひたすら好きな生物ばかり勉強していました。そして昨日が試験第1日目、最初の日がやっぱり1番受験者が多いのか自宅近くの会場を申し込んでいたのが本校のキャンパスでと変更になっていて、かなり朝早く出かけていきました。まあ大学生になったら本校キャンパスに毎日通うのだから遠いなどと文句を言えないのですが・・・距離的には同じ都内でそれほどでもなくても、電車の乗り換えでけっこう時間がかかってしまうのです。試験1日目なのに、私も仕事で他の人が体調を崩して急に出てくれと2,3日前に頼まれていたので、お弁当も作らず長男と次男を送りだしてすぐ自分も仕事へ向かいました。仕事に出ればやることが多いので、今頃試験しているのかしら、うまくできたかどうか心配だわ、と考える間もなく1日があっという間に終わりました。家に帰ってから長男に聞けば「うん、まあいいんじゃない」とそっけない返事、まったく緊張感なく試験の日が過ぎました。人によっては親の方が緊張して食欲が落ちた、なんていう話も聞くのに・・・・今日は1日間をあけて、また明日は試験、そして来週が発表です。親子とも1番ピリピリする時でしょうに、長男はのんびりテレビを見ています。
2011年02月09日
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「俺、やっぱり数学やめて国語にするよ」私立の願書を出し、試験までもう1週間もないという土壇場の時期になって長男はこう言い出しました。第1希望の私立大学の受験科目は英語が必修で、数学か国語、化学か生物がそれぞれ選択になっていました。願書ではどの科目で受けるかは記入しなくていいので、いよいよとなったらその試験場で科目を変えるということも可能ですが、それでもこんな時に、という選択です。長男の希望する大学の学部は理系なので、3年生の選択科目は数学と生物を選んでいました。学校の授業で勉強し、試験勉強には私もつきあって必死で高校の問題集をやり、センター過去問やその他参考書を買い集め、とにかく1番時間をかけて勉強したはずの数学を捨てるなんてあの苦労はなんだったの!と思います(笑)さんざん苦労して時間をかけて親子で勉強した数学、それに比べ彼は国語、特に現代文は「俺は直感でわかる」と豪語しているのでほとんど勉強していません。それでもセンターで直感勝負の文系3科目、国語、英語、倫理がいい点取れ、翌日の数学がボロボロだったので、このころから国語で受験しようかと考えていたようです。そして私立の過去問もいくつかの学校のを揃えて実際やってみて、数学より国語の方が確実に点が取れると結論を出したようです。「俺が数学苦手なのは遺伝のせいだ」と文句も言われました。それなら国語や社会の直観力も遺伝しているのだから感謝しなさいと言いたいところですけど、そちらは親の遺伝とは関係ない自分の才能とうぬぼれてます。まあ本人が努力してそれでも無理と決めたので、どちらの科目を選んでもいいから悔いが残らないようしっかり勉強するよう言っています。
2011年02月05日
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【送料無料】カール5世とハプスブルク帝国価格:1,470円(税込、送料別)ユツキ様のサイトで紹介されていた「皇帝カール5世と猟犬」の絵をじっくり見たくてティツィアーノの画集を図書館で借りました。本の表紙にもなっているし、カール5世とフェリペ2世に関してはティツィアーノの肖像画が歴史関係の本で必ずと言っていいほど載っているので、もうこの2人については肖像画の顔で完全に刷り込まれていて、他の顔が想像できません(笑)カール5世は神聖ローマ皇帝マクシミリアンの子フェリペ美公とスペイン王女ファナの間の子、遺伝的には最高の美男子になるはずですがどうもそうではなさそうです(笑)顔はしっかり覚えていたのに服装については全然印象に残ってなかったのであらためてじっくり見ました。ユツキ様が指摘されているように、確かに当時の王侯貴族のファッションは威厳を出すためかこれでもかっていうくらい上半身は肩もそでも膨らませて詰め物をしています。その割に足はタイツをはいただけでなんとも貧相、現代の私達の美的感覚では上半身と下半身のバランスが全然とれてないように思えるのですが(笑)当時はたくましい肩とスラリとした足が美男子の条件だったのかもしれません。そして極めつきは大事な場所を守るために兵士がつけていたものが王侯貴族の間でも流行したというゴドピース、これ王宮で偉い人がみなつけていたのかと想像すると、目のやりばに困りそうです(笑)有名な肖像画だけでなく、ティツィアーノの画集を見て驚いたのは作品の多さ、今までこの画家に対して特別意識して絵を見たことはなかったけど、きっと美術展や本の挿絵で何度も目にしていたからでしょう、宗教画やギリシャ神話の絵などこれ見たことがある!という絵がいくつもありました。どれも絵のお手本といっていいほど完成度が高く、確かにこういう絵は美術館や教会、あるいは宮殿などに飾ってあるなあと思わせる絵ばかりです。これほど多くの作品を残し、カール5世やフェリペ2世などの王様にまで愛された画家の生まれた年がはっきりわかってないというのにも驚きました。いくつかの説があって、中には100歳以上生きたことになるものもある、長生きしたことは確かなようです。レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロなど同じ時代に生きたルネサンスの画家は肖像画や人生、主な作品がぱっと浮かぶのに対して、ティツィアーノの場合は作品がこの王様はこんな顔聖書のこの場面はこの絵というようにイメージできるのに画家本人の顔が浮かんでこない、強烈な個性を持つ天才が活躍する一方で地道にたくさんの完成された作品を残したティツィアーノのような画家もいた、ルネサンスの豊かさを感じました。
2011年02月02日
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