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♪ 古代より救いの花の蓮花に生を托ししやからはらから 沖縄・奄美地方は、平年より9~11日遅く21日に梅雨に入っているし、例年より遅く台風1号が発生しそう。いよいよ雨に泣かされる季節が近づいてきました。いきなりの台風と前線がタッグを組んでくるなんて、いやな幕開けとなった。 28日(火)は西日本で大雨の予想が出ている。九州は今年も雨に難渋することになるのでしょうか。 台風の左回りの湿った暖かい空気が送り込まれて、前線を刺激したりすると雨雲がどう発達するか分からない。厳重な注意が必要です。 台風の進路や大きさ、速度などの変化によっても大きく変わってくる。上陸しなくとも油断は禁物。 今後、勢力を強めて台風に発達する予想。台風の発生が遅れた年は、多く発生する傾向があるというので今年は・・・。☆ 気象庁は10日、夏から秋にかけてラニーニャ現象が発生する可能性が高まったと発表。ラニーニャ現象が発生すると、日本では太平洋高気圧の北への張り出しが強まり、夏は猛暑になりやすいことが知られている。 また、台風にも影響し、発生する位置が平常時よりも北西にずれて、日本に近い海域で発生する傾向があるという。発生してすぐにやってくるということになる。25日の海水温確かにこの海水温を見てもペルー沖の海水温が下がってきているのが分かる。 この冬(2023年12月~2024年4月)は非常に強いエルニーニョ現象(スーパーエルニーニョ)が発生。大規模なエルニーニョ現象が終わった後はラニーニャ現象へ、短い期間で移行する傾向がみられる。 今後、ラニーニャ現象が発生するとしても、夏の前半はインド洋を介してエルニーニョ現象の影響が残り、影響は夏の後半(8月頃~)以降とみられる。4月の日本の平均気温は基準値を2.76度上回り、観測史上最も高くなった。これはエルニーニョ現象の影響とみられ、気温の上昇に歯止めがかからない状態が続いている。(Yahooニュース)片山由紀子(気象予報士) 太平洋高気圧の北への張り出しが強まるため、日本列島全体が暖かい空気に覆われ、一段と気温が高くなる可能性があるという。 前々から言っているように暑い夏になるのは間違いないようだが、それが何時からなのか。夏の後半以降はもちろんのこと、5月に引き続いて6月はより一層暑くなるんじゃないだろうか。☆ 災害の多い日本列島。人為的な悪行もさることながら自然災害が台風、地震、津波、大雨、噴火など天変地異のオンパレードで、最近は山火事まで加わってきている。 自然が相手では抗うすべもなく、仏教とともに蓮の花に輪廻転生の願いを込めて一蓮托生で耐え忍んできた。Green Snap STOREより 何はさておき、今から暑熱順化をしっかりやっておく必要があるね。
2024.05.26
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♪ トゥッティにアパッシオナート、メゾフォルテ真夏を穿つ蝉の合唱「今年は、221年ぶりに13年ゼミと17年ゼミが同時発生する年に当っている。3~6月に数十億匹の「素数ゼミ(周期ゼミ)」がアメリカのイリノイ州中部の台地を覆う。」というニュースが早くから流されていたが、実際に蝉が大量発生ているというニュースはまだのようだ。StertoHomeより この図からすると、二種類がかぶって「W繁殖」する場所はあまり無いということになる。だったらそんなに騒ぐこともないだろうに。厳密にはイリノイ州中央部の一部で重なるところがあるらしい。そうなると、とにかくその騒音たるや100㏈以上もあるらしく、とても外に出てはいられない。 過去にも13年ゼミとか17年ゼミのニュースを見たことがある。大概は死んだセミの亡骸の写真ばかりで、なぜか鳴いているところの音は流されない。 わが近所の緑地帯では、毎年熊蝉が大量発生してその騒音がすさまじい。猛暑の中で、この抑揚のない無機質な金属的な騒音が脳みそを撹乱する。しかしそれでも音圧は90㏈程度。それが10㏈上がるとなると、耳が感じる騒音はその2倍になるというから、もう想像を絶する世界だ。音圧レベル音圧レベルは、10㏈上がるごとに人の耳では音の大きさが2倍になったように感じる。つまり、30㏈が40㏈に上がった時の差と100㏈が110㏈に上がった時の差は、数字の上では同じ10㏈でも体感上ではもっと差があるように聞こえるという。 だいたい100㏈を超えたあたりから、痛みなど、聴覚機能に異常があらわれ始め、苦痛を我慢できる限界がだいたい130㏈だと言われているとか。周期ゼミは「ジェットエンジン並み」の騒々しさと言われる。 ちなみに、地球上の大気の中で出すことのできる音の限界は194㏈だそうで、それ以上の音は空気を通り抜けることができず、「衝撃波」となるのだそう。(sound zoneより) 周期ゼミは、13年または17年の一生の99%を、地中で幼虫のまま、木の根から養分を吸って過ごす。特定の年の夏がくると、周期ゼミの幼虫はいっせいに地面から這い出す。1本の木の根もとから、数日間に最大4万匹もの幼虫が出てくることがあるとか。素数ゼミの生息地域では、サッカーグラウンド1つぶんの面積(1エーカー)当たり、150万匹の素数セミが眠っているという。★ 何年も地下に閉じこもっていた分が一気に地上に出てくるわけで、それによってもたらされる恵みは計り知れない。多くの捕食動物が豊富なエサにありつける(口がある動物はみな、周期ゼミを取って食べる。)鳥などあらゆる捕食動物にとって、今年はエサが豊富なうれしい年になる。 そればかりか、セミが地上に出てくることで生態系の栄養が循環され、土に空気が送り込まれ、さらにセミ以外の昆虫は、いつもの年よりも捕食動物に狙われる心配をしなくても済む(逆に言えば、害虫被害がふえるということ)。(NationalGeogaphicより)「中川翔子は夏になると蝉のぬけがらを身に着けている」というのをブログに書いたことがある。今でもやってるんだろうか。
2024.05.17
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♪ 雀との諍いもあり営巣の四十雀いま妊活前夜 大荒れのきのう、99歳の書かれた墨彩画を受取りに搬出日の茶房じゅんへ。描かれたご本人にようやくお会いできた。 謙虚な方で物腰もやわらかく、オーナーが紹介してくれた時はこちらが恐縮するくらいの低姿勢。「お若いので驚きました。とても99歳には見えません。」というと、「もうじきお迎えが来る。」とか言い、最終日を迎えてホッとしている感じに見えた。最後の個展でもあり、もう思い残すことは無いのでしょう。 搬出が始っていたのでゆっくり話をする時間はなかったので、絵を受取っただけで帰って来た。絵を受取って ”もう少しお話がしたかったなぁ” などと考えていて、オーナーに頂いたものを置き忘れてしまった。 さて、どこに飾ろうか。そこそこの大きさがあるので壁の少ない我が家では飾る場所が限られている。こんなところしか無くて、とりあえず飾ってみた。 ようやく雨も上がり、四十雀の巣箱への巣作りも本格的になるのでしょう。3月22日に巣作りしているのに気づいていた。途中、雨の中でも巣へ出入りしている姿があったが、本降りになってしまってからは、さすが見えなくなった。今朝は7時ごろから活動しているようで、苔などを運ぶ姿があった。PCの前に座っていてその様子がよく見える。の右上に巣箱がある。パッと、巣箱に向かって飛び上がった瞬間。 この時に落としたらしい。苔を運んでいることがよく分かる。 犬の毛がフワーッと風に舞い上がったと思ったら、四十雀が咥えて巣の中に運んで行った。苔も運んでいたが途中から犬の毛に集中して運んでいる。口いっぱいになるまで、何度も何度も咥えている。 2m足らずの至近距離。ホントかわいいもんだ。 苔でしっかりしたベッドの下地を作り、毛でふわふわな感じも出してみようというところか。 以前、営巣して子育ての終わった巣を取り出してみたことがあり、しっかりした作りでその厚みは7~8㎝あった。藁などでかさを増し、その上に柔らかい苔を積み重ねてある。 2015年5月23日
2024.03.27
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♪ うぐいすの声のとどかぬ淋しさにメジロせわしくとび交う朝(あした) 昨日までの異常な暖かさから一転、来週からは平年並みの気温に戻るようだ。20日(水・春分の日)から21日にかけて強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪のおそれがあるとか。 土曜日からはぐずついた天気になるらしいが、期間を通すと気温は平年より高く推移する所が多く、桜の花芽は順調に生長し、開花・満開ともに、全国的に平年より早くなるとか。知多市の予報(tenki.jp) 数日前から24日のお花見の天気を気にしていたが、天気も悪いようだし、お花見は一週間延期に。昨年は2日にやったが満開を過ぎて、花が散る中での宴となった。それはそれでなかなか良い雰囲気で、今年もそんな感じになるのだろう。最初の発表から2日遅くなっている。ずいぶん違う◆ ◆ ◆ 目の前の建築工事。内装はすべて終わり、後は外回りと駐車場の整備を残すだけになった。あっけらかんとなって何だか落ち着かない。 ネットや人の出入りがあって落ち着かない環境にもめげずにやって来た鳥たちも、これでスッキリ ルンルン気分。相変わらずやって来る顔ぶれは変わらないが、目白、雀、鵯以外は徐々にその頻度が少なくなっている。 ヤマガラは、全国に分布する留鳥で、平地から山地にかけての広葉樹林に棲息する。年間を通して番(つがい)で生活し、一定の行動圏からほとんど移動しないんだとか。しかし、冬になると里に下りてくる、頭のいい鳥だ。 ヒヨドリは日本固有種に近い鳥で、秋には国内暖地へ移動する個体も多く、10-11月には日本各地で渡りが観察され、房総半島南端、伊良湖岬のほか、関門海峡では1,000羽を越えて渡る群れも観察されるとか。 遠い土地からやって来て、その愛らしさ無邪気さが、明りを灯すように冬の寂しさを和ましてくれる。それももう間もなく、北へ、山へと戻っていく。◆ ◆ ◆ 春分の日の真冬の寒さが「ビックリ水」のような役目をして、緩んだ心身を引き締めてくれる。 満開の桜に雪が積もったことがあった。2020年の東京、3月22日(日)に満開を迎えた桜に、29日に通過した南岸低気圧が1cm以上の積雪をもたらした。ウェザーニュース 2020年(令和2年)の日本の天候は、気温の高い状態が続き、年平均気温は全国的にかなり高かった。全国的に暖冬で、東・西日本で記録的な高温、日本海側で記録的な少雪となった。「令和2年7月豪雨」など、7月は東・西日本で記録的な大雨と日照不足となっている。 春は変化の多い季節。気温や気候、体調や気分も仕事や人事も。年度末で学期・学年の終わりでもあり、何かと慌ただしい時期でもある。 桜が咲くと、あっという間に一日が、それこそ飛ぶように過ぎていく。
2024.03.17
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♪ 珍しい実がガガイモと知りし日の空気が薄いパソコンの部屋 10月8日に書いた、米国東部および中部およびカナダ(オンタリオ州)が原産地の蔓性多年草:キナンクム・レーベ。12日に、別のところにも沢山あるのを見つけて驚いたあれ。その実が弾ける様子が見たいので、どんな具合か見に行った。 ずっと暖かいのでまだまだ冬枯れには程遠い感じで、多少赤味が出たぐらいで大した変化もない。 11月には行っても当分暖かいらしいが13日ごろになるとさすがに下がってきて、最低気温が一桁になるようだ。それで、実が弾けるのはその後だろう。20日ごろだろうか。 それで、驚いたことが一つ。 同じフェンスの少し先へ行ったところで妙なものが目に入った。 夕方4時を過ぎて日が傾き、日陰になっているので遠目にはなんだかよくわからなかった。 形はあのキナンクム・レーベのようだが、茶色いもので覆われている。何だろう? 近づいてみると・・ 何やら小さな虫がビッシリ。 この場所のこの実にだけ集まっている。何か虫を誘う匂いとか汁のようなものを出しているのだろうか。しかし、この実だけというのがよく分からない。 どうやら「ヒメジュウジナガカメムシ(姫十字長亀虫)」マダラナガカメムシ科 幼虫らしい。同じ仲間で良く似たものに「ジュウジナガカメムシ」が居るが、前胸背と腹部の黒斑で見分けられるという。 唐綿(アスクレピアス)にも来るようだ。切ると白い汁が出て、これがアルカロイドという有害物質でありこのキナンクム・レーベも同じように白い汁が出る。ヒメジュウジナガカメムシはこの汁を体に取り込むことによって外敵から身を守っているらしい。 オレンジと黒という派手な配色はよく目立つが、敵に毒があることを知らせているのだという。「ガガイモ」の葉に、ヒメジュウジナガカメムシがよく来ることが知られている。どうやら共通点が見つかったようだ。 ガガイモはキョウチクトウ科(ガガイモ科)の植物で、つる性のある植物。アサギマダラの食草でもある。長い地下茎があり、繁殖力が非常に強い。実はアーモンドのような形になっていて、表面はデコボコし、熟すと果実が割れて、中から白い毛が生えた種子がでてくる。 まさにこのキナンクム・レーベや唐綿と同じじゃないか。 もしかしてキナンクム・レーベはガガイモなのか? そう思って写真を調べてみると、よーく似ている。 ガガイモキナンクム・レーベ花も実もそっくりだ! というか、まったく同じだ! ガガイモの実 最初に変わった実を見つけ、googleで画像検索した時に何故かガガイモの実が出てこなかった。出てきたのが海外のサイトのもので、それが、そもそも間違いの始まりだった。海外サイトの解説と日本のものとに齟齬があって、混乱してしまった。「ガガイモ」日本の北海道・本州・四国・九州のほか[6]、朝鮮半島、中国の東アジア一帯に分布する。低地から低山帯に分布する。各地の山野に自生し、日当たりのよいの草原や道端、藪、河川敷、林縁などに見られる。日当たりと排水がよく、肥えた土地を好む性質があり群生する。 ガガイモの若芽は食用になり、暖地では5 - 7月、寒冷地では6 - 7月ごろに採取する。若芽を茹でて水にさらし、おひたし、ごま和え、クルミ和え、白和え、マヨネーズ和えなどの和え物、酢の物、煮物、汁の実などにする。生の若芽を用いて天ぷらやバター炒めにもできる。初秋(9 - 10月)にオクラに似た若い果実を採取して、天ぷらや漬物にする。ただし、根茎には毒成分が含まれているので、採取は禁物である。「ガガイモ科」ガガイモ科 (Asclepiadaceae) は双子葉植物の科で、草本または低木でつる性のものが多い。特に熱帯から亜熱帯に多く分布し、温帯にも草本がある。約250属2700種。日本にはよく見られるつる草のガガイモなど、6属が自生する。乾燥地に生育する多肉植物もあり、サボテンのように葉が退化し柱状の茎だけのものもある。3亜科に分類され、その内の1つ キョウチクトウ科に近縁で、同様に乳液を含むもの、アルカロイドを含むもの(有毒種もある)が多い。サクララン、トウワタや多肉植物などが観賞用に栽培される。ソメモノカズラからは藍色染料が採取される。ギムネマはインドで薬用に用いられ、糖の吸収を抑える効果があるといわれる。wikipedia
2023.11.01
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♪ 知らない事だらけの中に生きており蛇や神にも怖じぬしあわせ レディー・オブ・シャーロットに発生したチュウレンジバチの幼虫を食べていたカマキリ。たぶんオオカマキリだ。幼虫を食べつくし、パーゴラとすぐ近くの綿の木の鉢を行き来していたらしい。宮城野萩が咲き始めるとそちらに移動して、ここに来るバッタの幼虫を狙っていたようだ。 こちらはいつからか宮城野萩にきていたハラビロカマキリ。前の庭の草むらで生まれたバッタの幼虫がよく来ていて、それを狙っていたようだ。かなり腹が大きいので、産卵が近いのだろう。 昨日の夕方近く。見るとエサ台のところに移動してジッとしていた。去年もここに産卵したのがいたので、多分この蟷螂もここで産卵するつもりなのだろう。 今朝、確かめてみるとやっぱり。水平の状態で卵が生んであった。母体はまだそこにいて、産卵後の体を休めているのか動こうとしない。 行為様子を見ていると、何だかいじらしくなってくる。小さな生き物でも子孫を残すことに必死で生きている。種の遠いところで人間とつながっているはずで、地球の生きものとして、その価値は変わるものではない。 すべてが必要があって存在し、バランスを保っている。そのバランスが今、どんどん崩れている。すべてとは言わないが、人間が起こしていることが原因であることは言うまでもない。
2023.10.23
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♪ 日本人の特徴けだし腑に落ちぬ若きに読みし和辻哲郎 薄い雲がかかりはっきりしない天気。愛知県には7時ごろにゲリラ雨の予想が出ている。 前線が日本に掛かって来る午後以降は雨の降るところが多くなりそう。今年の秋雨前線は大雨を降らせるのので、しとしと降るというイメージからは程遠いらしい。 関東は、20日昼過ぎからあす21日明け方にかけて、雨雲が発達しやく、雷を伴って激しい雨が降り、大雨になる所がある見込み。警報級の大雨になる可能性もあるという。 この地方は曇りで、突然にゲリラ雨が降ったりするのだろう。カンカン照りが無いのは良いが、こうどんよりとしているのもあまりいい気分じゃない。岸田内閣のような空模様と言えば万人が納得するんじゃなかろうか。 どんよりとした空の下でスッキリした気分になれないのは狭庭の草木も同じ。笑顔で愛嬌をふるまう気にもなれず、黙然として空を見ている。 何もかもが大きくなって、背の低いものは日が当たらず風にも触れず、青い顔して山上徹也のように鬱を抱えて不遇を恨み、息も絶え絶えに落ち込んでいる。 宮城野萩はここへ来てようやく蕾を付け、チラホラと花を咲かせ始めている。株を半分に切り詰めて根張りを抑えるようにして植えたのに、予想以上に大きくなっている。一度切り戻ししてあるにもかかわらずだ。こりゃあもう他の植物は諦めるしかない。 しかし、秋には落葉し冬には刈り取ってしまうので、冬の間が殺風景になる。なにかうまい方法は無いものだろうか。貝母や花韮のように春咲いて、夏には姿を消すようなものを植えるのが良いのか。 隣の土地が売れていて、来年には家が建つことになっている。そうなればまた環境は様変わりして植栽も作り直す必要が出てくる。限定した植物だけをスッキリと配置する、草花を楽しむようなものではなくなるのは避けられない。 アランが朝から甘えてくる。まあいつもの事だが・・。背中を撫でてやれば、ぐーぱーぐーぱーと両前あしで嬉しさを表現する。その仕草こそ猫にしかないなんともカワイイものだ。時々、みゃーと鳴いて喜んでいる。 そこそこ満足すれば今度は毛づくろい。これとてネコ科しかやらない、最も猫らしい仕草だ。カマキリも大事な武器の鎌をねんごろに掃除をし、触覚までも口に咥えて順繰りに掃除をしているのを見ていると、猫に劣らず愛おしくなる。 毎晩、玄関の外にヤモリがやってくる。明りに寄って来る虫を狙って、ジッとしている。人の気配を感じるとスッと逃げていく、その小さな姿が可愛らしい。 近頃の気密性重視の、防犯とか地震対策とかが重要視される家には、機能性に“遊び”というものがない。庭さえ拒否し、土にも草にも触れない生活。生命の神秘とか多様性を身近に感じることはできないし、情操という部分でもいかがなものかと思う。 売地に草が伸びて、バッタなどの昆虫を子供らが追いかけている。人間の根底にある “自然相手の諸々の感覚や習性” が、そういう行動をとらせるのだろう。 これからは揺り戻しとして、今までに失って来たものへ「自然回帰」が合言葉になって行く気がする。ブームなんてものは困るが、7割の人は世間に合わせて行動しているので、いつしかブームという形となってしまう。ポストコロナが、本当のあるべき方向へ向かう保証はない。
2023.09.20
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♪ 無駄な手間をいとわぬ吾は変人かこだわり重ねて得るものもある どうやら台風6号は、4日に東に進路を変えて勢力がやや衰えたあと、急にスピードを上げて8日には北へ進路を変える模様。 上空の太平洋高気圧は本州付近で西への張り出しを徐々に強める予想で、発達した低圧部は7日以降は、東進を阻まれて、高気圧の縁に沿うように北よりに進路を変える可能性が出てきた。 発達した低圧部が日本海に抜けると、フェーン現象により更なる高温となる恐れがあるという。 3日には小松(石川)は39℃で今シーズン一番で、全国1位を観測した他、三国(福井)で38.3℃、富山で38.2℃、新津(新潟)で37.6℃等、いずれも今シーズン一番となる体温超えの危険な暑さとなった。それがさらに加速する恐れがあるという。ここには上空の気圧は表示されていない。 しかし、7日以降、上空の太平洋高気圧が本州付近で西への張り出しが予想より強まらなかった場合は、発達した低圧部は太平洋側をそのまま東進することが考えられる。この場合はフェーン現象による更なる極端な高温は回避できそうだという。 この辺の上空の高気圧の動向が予測できないため、目まぐるしく予想が変わるという結果になっている。雨のマークも確率は60%で、降るかもしれないし降らないかもしれない。同じ県内でも降る所と降らないところが出てくる。 雨雲の発達はなさそうで、傘のマークが付いていても、どこでどれだけ降るのか分からない。局地的な突然の雨があちこちで降るような、まだら模様のダルメシアン。そんな天気が恨めしい。夏の雲が空を賑わせているというのに・・・ 雨が欲しいのに、期待したようには降ってくれない。我が家の蝶豆は青息吐息で、もう消滅寸前の有様だ。朝晩に水をやっても砂漠に撒くようなもの。日中はカラカラになって、ほんに可哀そうだ。ブーゲンビリアの支柱に止って鳴く熊蝉 こんなところで啼いていて、暑さを避けてなのか。雌が来てくれるとも思えないが・・。 あの工場の騒音のような大合唱の中では、個別の声など聴き分けられない。そう感じての単独行動か?
2023.08.04
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♪ 奇っ怪で理不尽なことの頻発する地球はとても寝不足なのです 大西洋の南北方向を流れる海洋システムは「大西洋南北熱塩循環(AMOC)」と呼ばれる。塩分濃度や水温の差によって生じる。 AMOCは地球規模で熱を運ぶため、気候に大きな影響を与えているが、ここ数年、温暖化の影響などによって循環が弱まっていることが、2021年に報告されていた。しかし、このままの変化が進めばAMOCの停止は、早ければ2025年、遅くとも95年までに起こる可能性が高いことが示された。 これは、デンマーク・コペンハーゲン大のチームは1870~2020年の北大西洋の海面温度のデータなどをもとに、AMOCが止まる時期をシミュレーションした結果で判明。 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、AMOCが止まると、熱帯雨林帯が南に移動、アフリカやアジアのモンスーンが弱まるほか、欧州は乾燥する可能性が非常に高いとの判断を示している。 環境を激変させ、取り返しがつかなくなる転換点(ティッピングポイント)の一つとも指摘されており、将来の世界の気候に深刻な影響を与える可能性がある。 この「大西洋南北熱塩循環」の2021年に発表された際に、このブログにも書いたので、読んだ方もおられるかもしれません。「その大西洋の海流システム『熱塩循環』が、北極やグリーンランドから溶け出す淡水によって、崩壊する可能性が指摘されているのです。大西洋南北熱塩循環(AMOC)の変化は、気象パターン、農業慣行の変化、生物多様性、など、世界全域に大規模で深刻な影響を与える可能性がある。問題は、北極の氷が海洋に溶け出す速度だという。」ギリシャ中部で26日、強風と40度を超える気温で山火事が発生 地球自体が自然浄化という自律を失って、コントロールできないとても深刻な病状を示し始めている。大規模な劇的な変化を起こして喘いでいる。両極の氷や氷河が融け、旱魃が進み、気温上昇で山火事が頻発し、猛暑が顕著になっている。反面、今までにない大雨と洪水が世界の各地で頻発。過去にもあった異常事態が異常と呼べなくなりつつある。そして災害という形で、弱い立場の人が死んでいく。世界の気温拡大 相変わらずステレオタイプな対応しか取らず、目先のことしか考えていない人間。生存競争をしている間に、宿主である地球が重篤な状態になりつつあるのに、それ知りながら国の統治者たちは楽観バイアスに取りつかれ、何もしようとしない。弱肉強食の野生動物と何ら変わらない、種族の争いに汲々としている。 この病気を治すには、原因菌である人間を駆除するしかないのかもしれない。 台風6号が発生したため再び高気圧を発達させることになった。そのため高温がにさらに上乗せされて、トンデモナイ暑さになる。空前の灼熱地獄が続く、この真っ赤な表を見ているだけでクラクラして来る。 9月になっても暑さは続くと言う。地球はいよいよ最後の手段として自己免疫力を発揮し、高熱によって病原菌を死滅させようとし始めたか・・。
2023.07.28
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♪ 台風のざわつく海に熱気あり育ち気になるバタフライ・ピー 昨日は雨が降るとの予想だったが、22時頃に0.5㎜の雨が短時間にサーと降っただけ。今日も35℃の予想。ずっと西寄りの風が吹いて、気温の割には過ごしやすそうだ。上空に寒気が流れ込むため、東北や関東を中心に大気の不安定な状態は続く見込み。太平洋高気圧の張り出しが無いため、北からの涼しい風が吹き込んでくる。そして気になるのは、22日ごろに熱低が台風5号になるようだ。時速20キロで、北西に向かう予想。そのまま北西に向かうのだろう。(a)は熱低いよいよ本格的な台風シーズンに入る。 海水温が高いままで、太平洋高気圧の張り出しが弱ければ、それだけ日本に近づく可能性が高くなる。☆ 我が家のゴーヤは順調に枝葉をのばしている。何度か摘芯したのでたくさんの茎が出て、漁網の裏にも廻って伸びている。雌花の付け根には小さな実があり、この分だといくつも収穫できそうだ。18日17日中心の柱頭が緑なのが雌花で黄色が雄花。これは雄花のようだ。20日 昨日も生協の仲間に1本貰ってきたので、違うやり方で調理。 砂糖と塩をまぶし、よく揉んで汁を絞り軽く湯がいて水洗。ごま油で軽く炒めて醤油を少々、最後に鰹節とプロセスチーズをトッピング。これが結構うまくて、1本ペロッと食べてしまった。☆ 肝心のバタフライ・ピーが小さいままで、グリーンカーテンには程遠い。これからどんどん伸びるのなら摘芯しようと思う。しかし、そんな期待が出来そうになくて・・。西日がガンガンに当たる。暑さにはめっぽう強いと聞いていた。それで、いくらでも伸びてネットを覆いつくしてくれると信じて疑わなかったのに・・。知人のプランターも似たようなもののようだが、ずいぶん上品に育っている。
2023.07.20
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♪ 真っ先に枝を離れて逃げてゆくあの花びらは私かもしれない 連日、異常に暖かい日が続いている。フランスでは1日だけではあるが、モンドマルサンで29日(水)の最高気温が前日より8℃近い高い30.1℃まで上昇。観測史上1位の記録を更新したらしい。 2日の日曜日は、各地で高温となる予想で、この知多市では21℃となっている。もう散り始めているので桜吹雪の下でのお花見となりそうだ。それはそれで悪くない。 曇りがちの空は白っぽく、ソメイヨシノの花色と同化してしまう。花吹雪となって動きがある方がよほど風情があるというもの。☆ 神の目線で地球を眺める。こんな画像をじっくり眺めていると何となく地球が苦しんでいるような、病にかかって熱を出しているように見えて来る。30日の地球の様子。 生命をはぐくんで守ってくれている地球を、逆に人間が地球を憂えっているというのは本末転倒であって、不遜な人間の驕りなのかもしれない。詩人ならどう表現するのだろうか。拡大します。 地球は生きものだ。今から約3億年前にパンゲアが誕生し、先にできていたゴンドワナに、ローラシアが少しずつくっ付いていって出来た。そして、約2億年前にパンゲアは分裂を始め、それぞれの大陸は2億年かけて移動し現在の配置となっている。現在は、大陸がもっとも散らばった時代で、ずーっと先の未来は、地中海と大西洋がなくなって新しい超大陸が誕生するかも知れないという。JAMSTEC(海洋研究開発機構) スパコンのシミュレーションで大陸移動の再現に成功! 2015年 2月12日「スーパーコンピューターでパンゲアの分裂から現在までの大陸移動を再現し、その原動力を解明-ヒマラヤ山脈はマントルの下降プルームが作った!-」との報道発表があった。 仮説を実験で証明して見せた。そのメカニズムを解き明かし、「超大陸が分裂する直接的な原因は、超大陸の下にたまった熱だと考えられる」との結論を導き出している。詳しくは “リンクへ飛ん” でご覧いただきたい。 もともとはゴンドワナ大陸の一部であったインド亜大陸。パンゲアの分裂以後、年間最大18センチメートルという高速度で北半球に向かって移動し、約5000万年前から4000万年前の間にユーラシア大陸に衝突した。北半球でユーラシア大陸に衝突した後、ヒマラヤ・チベット山塊を誕生させている。ヒマラヤ・チベット山塊はアジアにモンスーンという気候システムをもたらしただけでなく、最近1000万年間の地球規模の寒冷化にも寄与しているということも確認している。 インド亜大陸は、現在もなお北上を続けている。 ガイア思想を持ち出すまでもなく、地球は生きものだ。巨大な生命体に寄生している微生物みたいな存在の人間が、その偉大なる宿主にダメージを与え続けている。コロナウィルスと同じようなことをしているわけだ。 宇宙のヒエラルキーで見るとすれば、頂点はコスモスそのものであり、微生物である人間は遥か下層に位置するとても小さな存在。雨や風、自然災害に翻弄され、洪水や旱魃に命を脅かされているか弱い生き物だ。福島県三滝町 三春滝桜 だからこそ花鳥風月に癒しを求め、四季の変化に美を発見し、詩歌や絵画や音楽、様々な創作活度に慰めろ求めて生きている。永遠に存在するものなど無いことを知り、命の尊さと儚さを思う。 それがゆえに、開花から幾何級数的に変化して散ってしまう桜の花を、一時を夢の世界へ誘ってくれるシンボルとして愛でたくもなる。
2023.03.31
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♪ 空かすみ黄砂花粉と微粒子にポストコロナをマスク離せず 干潮と満潮。これが意外と面白い。 それらが均等に増減するわけではなく、随分違う動きをする時がある。1日2回ずつある干満の、引く量が1度目より2度目の方が大きい。そして、半月になる前後、特に半月の直後には変化が大きくなる。図中の水色の線は2023年の標高の基準面画像は気象庁のもの「こよみのページ」より 満月の前日は、干潮が1回しかない。半月の日は、何故かちょっとイレギュラー。3月1日は干潮・満潮とも1回しかない(前日の28日は満潮が1回)。3月15日(下弦)・29日(上弦)の半月の日は、満潮が1回。新月の前日・21日は干潮が1回しかない。 満月・新月の日になった大潮が3日ほどつづく。小潮も上弦・下弦の日から3日ほどつづく。海水という流動的なものゆえの、面白い動きなのだろう。該当する満干潮が存在しない場合は、満潮・干潮の欄を「*」となっています。なぜ、干潮・満潮4回分のスペースが設けてあるのかが分からない。 海釣りをしていた時は、月を見たり河口の水の具合を見れば、大潮か小潮か、何時ごろに満潮になるのか、おおよそ分かったものだ。上げ三分、下げ三分が釣りの基本で、その前から釣りを始めるのが鉄則。6時間ごとに満潮と干潮が入れ替わるので、その潮の動き始めて2時間前後に当たる。満潮時、干潮時には潮が止まってしまうので魚の活性が悪くなり、喰いが悪くなる。 今、月と火星が、ほぼ同時に真上に輝いている。良く晴れている中に少し潤いを帯びてきた上弦の月。新月から三日月を経て、左側をふくらませていくのが上弦の月。大潮に向かって潮が満ちていくようにのをイメージすれば、どっちが上弦の月か下弦の月かを覚えるのは簡単でしょう。3月1日の太陽と月、惑星の視位置「こよみのページ」より 今までのものより格段に分かりやすくなっている。個人が管理運営しているもので、さまざまなことが事細かに解説されています。とても役に立っていて、本当に有難いです。 今日は4月の陽気になるところも。今後も安定した天気に、一気に春本番となっているようです。 こうなると気になるのが花粉症。それから景気が回復して徐々に元に戻りつつある中国からのPM2.5と黄砂。
2023.03.01
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♪ 横着とヒートショックと安眠に粋な尿瓶を手作りしてます 暖かい日から一転して、今日1日は真冬の寒さに逆戻り。そしてすぐにまた暖かくなる。かと思いきや、また15日、16日は真冬の寒さに。10日の予想東京・仙台は日中が極寒で、夜になってから気温が上向くという、昼夜逆転の珍現象。 関東甲信では寒気が残る中、南岸低気圧が通過し広く雪が降るらしい。東京23区など南部の平野部でも積雪となりそうで、内陸部を中心に大雪の恐れ。 どこぞの首相のようにコロコロ変わる。周りに棲息している物たちは振り回されるばかりで、たまったもんじゃない。 14日(火)になると日本列島の東で低気圧が発達し、日本付近は冬型の気圧配置が強まる。15日(水)には非常に強い寒気が北日本の上空まで南下する見込み。 大雪の目安となる上空5000m付近で-36℃以下の寒気が東北北部まで覆い、北海道には-45℃以下という、ひと冬に1度あるかどうかの強い寒気が通過するとみられている。 なんだかんだ言ってもまだ2月だ。 二十四節気(二週間ある)をそれぞれ3つに分けたものが七十二候。立春の候は 初候 2月4日(土)~2月8日(水) 東風解凍(はるかぜこおりをとく) 次候 2月9日(木)~2月13日(月) 黄鶯睍睆(うぐいすなく) 末候 2月14日(火)~2月18日(土) 魚上氷(うおこおりをいずる) 次候に当たり、鶯が鳴くころとなっている。笹鳴きは聞けるかもしれないが、囀りを聞くのはまだまだ先のことだろう。 目白用のみかんは雨に打たれ、水が溜まっている。寒さとひもじさに震える一日になりそうだ。☆ 今朝は朝から炬燵を入れて、パソコンも持ってきてぬくぬくしながら打っている。布団に潜りこんでいた猫もエサを食べたらすぐに炬燵に潜り込んだ。いつもなら、「寒いよ~」って鳴きながらウロウロするのだが、今朝は様子が違っている。私の顔を見ながら、嬉しそうに目を輝かせて潜り込んできた。 トラブルでメルカリとちょっとややこしいことになっている。原因は向こうにあるはずだが、それを探っているところ。スマホで文章を書くのは苦手なので、パソコンでやり取りしている。 膨大な顧客に対応するには時間がかかり、1日1回のやり取りしかできない。時間がかかってしょうがない。
2023.02.10
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♪ 赤々と陽に輝きて心奥に突き刺さりくる仙人掌の花 アランが昨夜の10時半過ぎ、また鼠を捕まえてきた。もうほとんど虫の息でほとんど動かないを前脚で払っては強引に動かして弄んでいる。ちょっと離れたすきにピックアップして外へ。まだ生きてはいるが多分ダメだろう。 10月27日にも書いたが、11月のいつかにも捕まえてきて、その時の鼠は元気で逃げ回っていた。狭いところに入り込んで見失ってしまい、それからは鼠と猫が同居するという羽目に。その後、あちこちで鼠の糞を見ることがあった。トムとジェリーを連想するも、現実はそんなもんじゃない。耳を澄まして気配を窺ったりしていたが見つかることはなく、しばらくそのままになっていた。 ある日、その時の鼠らしきをアランが家の中で捕まえたようだった。それ以降は糞を見ることもなくなって、鼠騒動は一件落着していた。 そして昨日だ。月一回ぐらいの割合で捕まえて来る。ここ周辺にはけっこうな数の鼠が生息しているらしい。小さくてかわいいのを弄んで、結局は死なせてしまう。猫の主として、何だか罪深い感じがしている。 折しも、昨日の「折々のことば」はこんな内容だった。 “大人になることは失う事だ” と。寛大なこころ、純真なあどけなさを失い、虫や小動物がいかに人間と密接な関係にあるかを忘れ、自然の一部であることにも気づかず、因習と常識という色眼鏡をかけ、したり顔で生きている大人。 地面に足を着けないで生きていることの弊害でもあろうか。自分の在り方を一度見直す必要がありそうだ。 この寒い中、ルリタテハの幼虫がホトトギスの葉にじっとしている。成虫になって冬眠するのが本来だろうに、幼虫のまま冬眠するとは思えない。変な時期に産み落とされてしまったこの幼虫の運命はいかに?
2022.12.26
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♪ 寒風が闇夜を鳴らし戸を叩く北国(ほっこく)に今 冬の軍団 昨日22日は冬至。これからは寒さとは反対に、日がどんどん(2日か3日ごとに1分程度)長くなっていく。 この日に「ん」の付くものを食べると良いという。それも二つ付けばなお良いと。 人参、はんぺん、ワンタン麵。天丼、豚丼、担々麵。蓮根、銀杏、金こん柑。餡ぱん、寒天、あんぽんたん。あん饅、温泉、ぽんぽかぽん。アントン、入魂、オスマンサンコン。こんこんちきちき こんちきちん。 二十四節気の言葉は、節入りの日を指す場合と、区切られた15日程の期間を指す両方の使い方がある。「冬至」は期間をも意味すると拡大解釈して、15日間食べ続ければその効力はいかほどのものか。 昨夜は知多地方でも時おり突風が窓を鳴らし、打ち付ける風の強さが音となって伝わって来た。北日本ではかなりの荒れ模様であることが想像され、海からの横殴りの風雪がホワイトアウトとなって襲い掛かっているのが想像された。北極圏と地続きの大陸の寒さが日本に流れ込んできているのがよくわかる。 日本列島は強い冬型の気圧配置となって、上空に非常に強い寒気も流れ込んでいる。週明けにかけて大雪や吹雪に警戒が必要。西日本でも大雪警報や暴風雪警報が発表されているところがあり、広島や高知など西日本の平野部でもすでに雪が積もっている。昨日は広範囲で雪が降り、鳥取県の庄原高野では75㎝の積雪があったらしい。 ホワイトクリスマスだ! などと、ほんわか気分ではいられない日本海側。厳しい冬を乗り越えてやってくる春の喜びは、太平洋側とはずいぶん質も大きさも違う事でしょう。「登山が好きな人に悪人はいない」というのが私の持論。自然と向き合って自然の厳しさと戦い、自然と共にあって精神と肉体に密接な関係性をもった生活をしている人々は、そうでない人に比べて温厚な気がします。♪ 弓なりに身を反らしつつ風雪に耐える日本の冬 真っただ中 大きな被害の出ないことを願うばかりです。停電にでもなれば悲惨なことで、つくづくオール電化は間違いだと思ったりします。
2022.12.23
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♪ のんびりとアジアの端の縁側で日向ぼっこをしている吾ら 今朝は、ぐっすり眠れて6時に目覚めた。放射冷却もなく暖かい。朝日のスナップを撮ろうと思ったが、この時期は太陽が南下していて家々の陰に隠れてしまい、昇ってくる姿が見られない。夏は左の家の間から顔を出すのだが・・。 それならと、外へ出てみる。家の陰に隠れて朝日を見ることが出来ない。東がダメなら西側に目を向けると、朝日がまともに当たっている。勤文が全身に陽をあびている。 体育館に朝日が映る そうか、ここへ来れば朝日が拝めるのか。でも高い位置に当たっているところを見ると、それも無理かもしれない。 あの真夏の悍ましい朝日と違って、この時期の太陽はまったく違う。同じであって同じじゃない。鬼コーチが本当は優しい人だったのだと思うように、シチュエーションが変って変化を見せる。 地軸の傾きが四季を生み、日本海と太平洋という広大な水の領域に包まれ、二十四節気という季節の移ろいを感受できる。 太陽が黄道の北回帰線と南回帰線上を移動してゆくことで、厳寒と猛暑に苛まれ、それがあることでその前後の季節が一層素晴らしいものになる。 緯度がおよそ30度から45度の帯の間にあって、地球上でも最も恵まれた温暖で湿潤な気候が、植物の育成に適した環境をもたらしている。外敵は台風ぐらいなもので、アジアの縁側で日向ぼっこをしているような情景を思い浮かべる。 火山の島であるがゆえに豊かな水を湛え、飲めるほどきれいな生水が絶えることなく大地を潤している。 こんな素晴らしい国に住んでいながら、その溢れるばかりの恩恵をあまりに当たり前すぎて、ほとんど気づかずに生きている。 この素晴らしい国土の奥深い魅力を、もっともっと味わってほしいと思う。それには歩くことが必要だ。ゆっくり時間をかけて、自然の中を歩き回ることだ。競走する必要はないし価値を競う必要もない。歩いて歩いて、そして本を読む。 あの民俗学の宮本常一も「歩け、歩けないんだったら本を読め」と言っている。宮本常一の旅学「観文研の旅人たち」 昔の日本人は「歩く」「背負う」といった技を文化として身に付けており、それは思考とも深い関りがあるという。「歩く」ことは脳内にセロトニンを増やし、精神の安定をもたらす。行詰まった時に外を歩けば打開策が浮かぶこともある。また、長く歩く経験は「物事に対する粘り強さを育てる。「背負う」ことは、腰を決めて重みを支えることであり、「背負った経験やイメージは、その後の人生の活力を支えることにまなる」「身体感覚を取り戻す。腰・ハラ文化の再生」斉藤孝
2022.11.02
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♪ 心身を滅却せんとクーラーの下でひも解く禅瞑想本 昨日の夕方、車で常滑市から知多市に向かう途中、西の空に大きな積乱雲が発達してかなり高層まで伸びているのが見えた。慌ててスマホを引っ張り出したものの一番いい姿は撮りそこなった。 反対方向に向かっていた時は典型的な入道雲だったが、帰りは上が平らな雲になって、西日を遮っている。 「ありゃぁ、あの真下では局地的な大雨が降ってるなあ」 積乱雲は、地表付近の高温の空気が上昇し、上空の低温の空気との温度差によって生じる。積乱雲の下は落雷・雷雨・豪雨・強風・あられやひょうが降ることもあるほど、天気が悪い。金床(かなとこ)雲と呼ばれる上が平らな雲が出たら、その下の天候も一気に悪くなることが予測される。雲研究者・気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎氏の解説原爆のきのこ雲が最後には上空で横に広がっていくのと同じ原理。対流圏は赤道上空が一番厚く両極の倍もある。 高度が上がると気温は下がっていき上昇力は衰えず、どんどん上に成長する。しかし、雲頂があるポイントに到達すると、積乱雲はそれより上に成長できなくなる。すると今度は横に広がり、上部が平らになる。このポイントを「対流圏界面」というらしい。 標高が100m上がると気温は0.6度下がるらしい。しかし、高度が13,000mを越えると、今度は高度が上がるごとに気温が上がっていく。その「対流圏界面」より上は、気温が上がるために雲が出来ないというわけだ。 雲の発生している場所がどこなんだろう。方角的には鈴鹿の山の辺りだろと思っていたが、家に着いてさっそく調べてみると・・・。 何と!奈良県だった。高度が13000~14000mの巨大な雲の塊が、奈良県北部の上空に居座っているというわけだ。 上空と地表の温度差で積乱雲が発達し、日本の至る所で局地的な大雨を降らせていたらしい。奈良県ではきのう、どれだけの雨が降ったか分からないが、今日(3日)も昼前から、急な強い雨や落雷に注意、となっている。 今日は雨が降ったりやんだりの、生憎のじゃなく格好の涼しい一日になる。一息付いて、萎れかけていた心身をリフレッシュできるというもの。あのまま40℃前後の暑さが、まだ続いていたらと思うとゾッとする。 湿度が高いので蒸し暑いが、そんなこと言うのは贅沢というもの。小雨の中をウォーキングしたいぐらいの気分だ。空になった雨水タンクの水も、なんとか補充出来る・・・。知多市の10日間天気予報 毎年、7月上旬に大雨の被害が出るので、台風4号が悪さをしなければいいが・・。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.03
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♪ 「清明」の光のシャワー浴びながら悪だくみする鳥獣虫魚 ウォーキングがてら、パークロードの桜並木を眺めてきた。満開のソメイヨシノはただ白っぽい雲のようで情緒があるとは言い難く、あまり好きではないけれど、コースを外れて水路越しに見るのはなかなかいいと思う。 道のないような土手を歩いているもんだから、草が伸びていて歩きにくい。以前、「日本タンポポは本当に危機か」なんてことをブログに書いていたこともあって、たくさんあるタンポポがここではどう分布しているのか、ちょっと気になったりする。何種類かのタンポポが生えていて、午後3時前だと言うのに何故かほとんどが花を閉じている。 これは西洋タンポポ がくが開いているのが良くわかる。 こっちは日本タンポポ じゃあこれは、問題になっている交雑種かな? 遠くにウグイスの声など聴きながら、うらうらとした春を満喫していた。 パークロードに戻ろうと橋に差し掛かったら何やら小さな動物が、覆いかぶさる草に見え隠れしながら川の中を泳いでいる。何かと思って土手に降りてみると姿が見えなくなった。 なかなか姿を見せず、かろうじて背中がちらっと見えただけ。動画を撮ってやろうと思い、構えてしばらく待った。 撮るには撮ったがあまりいい動画にはならなかった。スマホで動画を撮るのも初めてだし、編集もプレインストールされている(フォトのビデオエジター)でやっては見たが、所詮クオリティーの低いソフトだし、編集そのものが初めてでは上手くいくはずもない。 でもこういう野生の動物が見られるというのはいいね。イタチは時々見かけるポピュラーな動物だ。嬉しそうに魚をくわえて走っていく姿がなんとも可愛いかった。健気に生きてる姿を見ると「ガンバレー!」って応援したくなる。 猫の毛を咥えていった山雀は、あれからまだ見ていない。庭で爺さんが何やらやっていては、近づきにくいのだろう。しょっと静かにしておいてやらないと・・。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.04.05
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♪ 価値感を変えるトリガー引かれたり変える代われる換えねばならぬ 政府は、新型コロナウイルス対策で18都道府県に延長していた「まん延防止等重点措置」を、連休最後の「春分の日」の今日(21日)に全面解除。行楽地はどこも大賑わいになることでしょう。 ただ、コロナ慣れして自粛慣れしてしまった生活リズムは、もう元には戻らないかもしれない。私はそれは悪い事ではなく、逆に戻るべきではないと思っています。人間の、自然の摂理を無視し冒涜するような行為を見つめなおす良い機会です。一度立ち止まって、考え直す必要があるからです。 縄文時代は、紀元前約1万1000年から紀元前300年ごろまでの1万年ほど続いたのですが、現代人とそう違わない知恵と工夫のある生活をしていたことが分かっています。違うのは科学というテクノロジーが無かっただけです。銛と釣り針を使って、近海魚を中心に、ブリ、サバ、イワシ、スズキに鯛、ヒラメ、さらにはフグまで獲っていたし、イカやウニも食べていた。貝の養殖もしていた。食用の牛、豚、アヒルなどの飼育もしていたし、栗の木を植えて管理したりいていた。拡大します 三内丸山遺跡から出土した縄文人の食料の形跡のなかには、クルミの殻、鴨の骨に、鯛やサメの骨もある。サメは、今でははんぺんは高級品として知られています。魚の次に多く食べていたのが猪や鹿などの獣肉で、弓矢を使って、ときには鯨、北日本ではトドやアザラシ、オットセイも獲っていた。先人たちの底力 知恵泉「今こそ縄文に学べ!持続可能な社会を作るには」より 縄文人の平均寿命は30〜35歳だったと見られますが、生まれてまもなく亡くなる子どもが多かったために平均寿命が低かっただけで、約3割が65歳を超えるまで生きていたと報告されている。 当時の日本人は優れた文化を持っていた。人の死を忌み嫌うどころか一時の別れでいずれまた再生して蘇ると考えていたらしい。それはアニミズムに基づくものだったのでしょう。そのため自然崇拝によって、森や川、自然そのものが神聖なものとして守るべきものだった。その自然に戻って一体となることが死であるという、もっとも根源的な命の考え方があった。国連人口基金より 人口が増えてゆく中で、疫病や自然災害、天変地異などによって苦しめられた。そこから逃れるために科学を発達させていく。そこに欲望の種がこぼれて増え続け、欲望を満たすことのためだけに生きるようになってしまったのが近代以降の地球人だ。 欲が欲を呼び、権力と結びつくことで幾何級数的に化け物のごとく肥大化してしまった。金が金を生む仕組みを作り、さも合法的とばかりに搾取を繰り返し、弱肉強食のヒエラルキー頂点に収まりながら睥睨して悪びれない。 進化を止めた現代のホモサピエンスは、縄文人と大して変わらない。ラテン語で「賢い人間」を意味するという名がおこがましい。ロボットにすべてを委ね、能力を預けてしまおうとしているのは、進化どころか後退を意味している。 そのうち、一部の権力者のクローン人間とそのグループだけの世界になって、人口は抑制され、すべての業務はロボットが担う。ロボットがロボットを作り、新陳代謝のない人類は虚弱化して滅びてゆく。ウィル・スミスが主役の映画のような、世紀末の世界を思い描くのは楽しい事ではない。【新カースト制度】日本人を年収・職業で12階級に仕分けてみた。より 花鳥風月、吟風弄月、花鳥諷詠の嗜みを、懐古趣味と言ってしまってはあまりにも非人間的だ(夏目漱石風に)。この世から昆虫や野鳥、名前のない草や植物が消えてしまったら、人間の心の襞はのっぺらとなり情緒もへったくれもなくなってしまう。実際のものを知らなければバーチャルの非現実的な花園に身を委ねて満足することはできるかもしれない。作られた人工的な情緒に何の疑いも持たずに満足できるなんて、それはもうロボットの心と変わらない。 田舎暮らしを体験できる場所がぽつぽつと出来つつあって、体験した人の何割かはそこに移住したりするようにもなってきている。自然が身近にあることの良さを、無くなってから知るのではもう遅い。急に無くなれば驚きもするが、人間は徐々に変わっていくものに対して、とても疎い。茹でガエルになる前に、気づく必要がある。コロナ禍がそのチャンスを与えてくれたのだ。アソビュー 便利な世の中になった。利用しない手はないので、チェックしてみてください。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.03.21
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♪ 身をゆだね沈思黙考するごとく秋の狭庭に蟷螂がいる 昨日の朝、ウォーキングに出てあまり行かない脇道へ入った。お稲荷さんが祀ってあるらしく赤い鳥居が並んでいる薄暗い階段を上っていくと、確かに祀ってあった。しかし、がかろうじて手入れはされている程度のうら寂しいものだった。そこの裏山が上の方に続いていて、こんもりとした道なき坂を行ってみようという気になった。 昔からこういう裏側に興味があって、観光地でもわざわざ裏へ回ったりする癖があった。昔を思い出したりしながら、樟の枯葉に足を取られながら急な坂を上っていく。 少し上ったところでふと足元を見ると、ズボンがひどいことになっている。イノコヅチってやつか?こりゃあ参った。アランが時々背中につけて帰ってくるやつだ。薄暗いのでそんなのがあるのに気づかなかった。 上からみると目立たない細い草が生えているだけに見えたが、よく見ると実が付いている。日陰でいかにも貧相に育った草という感じで、まったく警戒していなかった。上の方は少し明るくなっているせいで、上に行けば行くほど密集して生えているようだ。 もっと先へ行きたかったが、あきらめて引き返した。今更じたばたしても始まらないと思い、付くに任せて下りてきた。家の玄関で 明るい平らな場所まで下りて実を取ろうとすると、メッシュタイプのズボンに先端のトゲがガッチリと食い込んでいる。トゲには返しがあるらしく、それがちぎれてズボンに残ってしまう。こりゃあダメだと、取るのを諦めた。しかし、あまりにも大量についていて目立つ。ジジイがどこをほっつき歩いていたかと思われそうで、ちょっとカッコ悪い。ウォーキングの最初のところなので、まだロクに歩いていないが、そそくさと帰ってきた。5,000歩そこそこでこの日のウォーキングは終わり。 これだけ付いているのを一つ一つ取り除くのは大変だし、先端が残って完全にはきれいになりそうにない。あきらめてそのまま穿いた。モデルハウスの基礎工事のつづきをやっている人に見せたら大笑いしていた。 窓下へプランターを1個だけ移動し、バラを植えるための塩ビ管をかなり深く掘って据え付けた。周りにも何かを植えるかもしれないので、カチカチの砂地の上部をやわらかいものに替えたりもする。 やることをやらないと気が済まない性格なので、今日もつづきをある程度のところまでやるつもりでいる。それで、もうちょっとましな石(岩)があればと思う。息子一家が山へキャンプに行くようなことがあったら、拾ってきてもらうことにして、とりあえずは有り合わせのもので済ませようと思う。 もういないと思っていたカマキリが少し移動してブーゲンビリアの上にいた。何も食べず、ロウソクの灯が燃え尽きるのを待つように、ただ静かにたたずんでいる。 イノコヅチまみれのズボンは、結局捨ててしまった。
2021.11.04
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