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著書ではなく、インタビュー。 武藤体制の途中まではずいぶん熱心に通ったのだが、秋山たちが参戦するようになったころには、いろいろあってあまり足を運んでいなかった。 白石社長がかなり変な人のようだというのは感じていたのだが、本当に変な人らしい。それでもちゃんと未払いのギャラを少しずつでも払い続けたというのは偉い。 武藤たちと別れることになってしまったが、喧嘩別れというわけではなく、「自分たちで新しい会社を作らなくちゃダメだ」と考えた人たちと「全日本プロレスという名の団体に残ろう」と考えた人たちに分かれただけだ。 別れたくないのに別れることになったというのは、選手がみな口にしていたことだった。 喧嘩別れではなかったことは、最後に武藤との対談があることでもわかる。W-1との関係が悪くないことは以前から感じていた。 もし白石氏が武藤に株を返し、武藤体制が続いていたらTAJIRIたちは全日本プロレスに合流していたのだろうか。 でも武藤体制だと和田レフェリーの復帰はなかったろうから、秋山体制になってよかったのかな。 経営が苦しかったこと、自分の病気のことなどなんでも正直に語っている。 今の全日本プロレスを見に行こうという気にさせる。 知らない選手ばかりなんだろうな。それはそれで新鮮だろう。
2018.08.30
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原作は読んだことがないが、こういうマンガがあるということは「バリバラ」で紹介されて知ってはいた。 障害を取り上げた映画ではなく、一人の少年が自分が何者であるかを理解するまでの成長物語である。 人間関係はやや複雑で、原作を読んでいれば理解できると言うことも多いのだろうと思う。 それでも鮮烈な印象を残す映画だ。 主人公と関わりを持たない(主人公が心を開かない)相手は顔に「×」がついているのはすぐれた表現法だ。 見ていて気になったのは、高校生になった女の子たちのスカートが短いこと。なんでこんなにと思っていたのだが、最後にクレジットを見て、監督が女性であることを知って納得した。 女性にとっては当たり前のことで、特別な意味などないのだ。監督が男だったら、意識しすぎて、ここまで短くはしなかっただろう。 現実はこれからが苦難の連続で、ヒロインの妹の将来など気になるところだ。 映画はNHKのEテレで放送されたものを見た。 「バリバラ」もそうだったが、「24時間テレビ」を意識しての放送だったのだろう。わざわざ「石ノ森章太郎物語」の放送時間にぶつけている。 わざわざこんなことをしなくてもいいんじゃないの。
2018.08.29
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元プロレスラー田上明さん 胃がん&全摘手術でリハビリ中という記事を読んでびっくりした。 田上明もがんだったのか。四天王の一人として活躍し、NOAHでは三沢さんの後を継いで身を削ってNOAHを支えた。 ストレスも相当な物だったろう。 経過は順調なようだが、長生きしたいなら、お酒はやめるしかないみたいだよ。 いつまでも元気でいて欲しい。
2018.08.28
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今年も、というか日曜日の放送なので、毎回「24時間テレビ」と同じ時間の放送になる。 かつて「感動ポルノ」をテーマにした時には、「24時間テレビ」への皮肉かとも言われたが、そうは感じなかった。 今回は、「愛は地球を救う」をもじったタイトルで、生放送で、各地からの中継もあり、意識していることはわかる。 ただ、内容は、聴覚や視覚に障害を持つ人は、テレビを楽しめない「置いてけぼり感」があるのを何とかしようというものだった。 「こうすればうまくいく」というのを求めすぎている感じがあったのが残念。
2018.08.27
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「24時間テレビ」のドラマ。去年は阿久悠で今年は石ノ森章太郎。 かつては、見ると「世の中にはこういう病気があるのか、こういう障害があるのか」と思うことがあったのだが、最近はそういう路線ではないらしい。 トキワ荘時代までのことはほとんど知っていることばかり。マンガでも色々読んだし、いろいろなドラマを見てきた。 お姉さんとの関わりを中心に据えたというのは新しい切り口ではある。 トキワ荘にいた人の中で気になるのは、寺田ヒロオと森安なおやだ。 寺田ヒロオに関しては、「トキワ荘の青春」という映画があった。 寺田ヒロオの挫折を描いていた。 その後の人生も気になる。 森安なおやは、遠い昔にNHKの番組でトキワ荘を取り上げた番組で見た。 彼の作品をいくつか読んだことがあるが、叙情的な独特の感性を感じさせるものだった。 彼の目からトキワ荘時代の仲間を描くようなものはどうだろう。
2018.08.26
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前作の「ゴジラ×メカゴジラ」は見たことがあるはずなのだがほとんど記憶がない。このブログにも記録がない。 前作を知らなくても世界はわかる。さらに、最初の「モスラ」にもリンクしている。 出演者はなかんばか豪華である。吉岡美穂はイメージと違っていてわからなかった。 長澤まさみが小美人の一人なのだが、これも顔が判別できない。 大丈夫か、自分。 モスラはゴジラを倒すために登場する。身を挺して子供たちを守るところが最大の見せ場。 人間側は、ゴジラのDNAを受け継ぐ機龍(映画の中では「メカゴジラ」とは呼ばれない)の扱いについて対立する。使用すべきか、小美人の中国に従って使用をやめるか。 もちろん、結局は起動させるのだが、なかなか日本人好みの設定になっていて、自分の意思を持っているとしか考えられない行動を見せる。 地方都市を舞台にするということはなく、品川あたりで戦う。(これは前作からの流れでそうなっている) しかし、ゴジラ、こんな目に遭っても日本に来るって、よっぽど日本が好きなんだなあ。
2018.08.25
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山本周五郎はずいぶん読んだし、NHKでドラマ化されたものも見た。ところがなぜか原作を読んだことはなかった。 中編が四編収められている。 「花接」(昭和23年)、「ちいさこべ」(昭和32年)、「ちくしょう谷」(昭和34年)、「へちまの木」(昭和41年)。 意外に「ちいさこべ」はあっけない話だった。 「花鎗」はかなり初期のものらしく、凝った心理描写にしようという気負いが感じられる。 いずれも本音ではなく建前を貫き通す話だ。自分という小さな存在の望みよりも、自分はどうすべきかということを考え、その通りにする。 「ちくしょう谷」とさだまさしのことは全く知らなかった。今回検索して初めて知った。 このなかで「へちまの木」は異彩を放っている。 自立を求める青年の話のようでもあるし、武士は武士であり町人にはなれないという話のようでもある。 「人間というのはこういうものだ」という妙な悟りが随所に出てきて鼻につくのだが、今でも「人生は~」なんて歌う人が大勢いるのだからこういう話があるのは当たり前なのだろう。
2018.08.24
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第1作は見ていない(と思う)。それでも家族構成はわかるし、家族の抱えている問題もわかる。 ただ、山田洋次監督の映画全般に言えることなのだが、あくまでも現実とは無関係の架空の世界の物語なので、「こんな家族いるかなあ」と思ってしまいながらも見てしまう。 「男はつらいよ」の寅さんが現実に存在できるかどうか考えてみればいい。 家族は孤独であり、家族であるが故にやっかいな問題が起こるという設定そのものは現実的なのだが、物語の中で起こることは非現実的である。 それが悪いのではない。これこそが映画なのだと思う。「STAR WARS」を見て、「現実的ではない」と批判する人がいるだろうか。そういうことも考えさせる映画だ。 実の子どもたちは冷淡で、息子の嫁だけが理解者というのは、小津安二郎以来の伝統なのだろうか。考えてみれば、山田洋次は「東京物語」をリメイクしたこともあったな。
2018.08.23
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秋川方面への旅行からの帰り。 東京駅から電車に乗ったが座れなかった。 手に持っていた物をリュックに入れようと、しゃがんだら、電車が加速した。 進行方向に体を向けていたので、加速について行けず、尻餅をついて倒れてしまった。 みっともない。 慌てて起き直ったが、すぐそばに座っていた男性が立ち上がり、「どうぞ」と声をかけてくれた。 かなり危ないように見えたんだね。 「バランスを崩しただけですから」と言って断った。 リュックに物をしまい、礼を言って離れた場所に移動した。 席を譲ってくれた気持ちはありがたい。 転んだ時でなかったら喜んで座ったかもしれない。
2018.08.22
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5月の連休に行ってみたら途中で通行止めだった草花丘陵。 7月中に工事は終わるはずだったので、今回こそはと行ってみたら、話が違うじゃないか。 詳しいことはYAMAPで。
2018.08.21
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網代弁天山を歩いた後は羽村で1泊。 泊まったのは、「ホテルリブマックス東京羽村駅前」。 大きなホテルではない。 部屋は小さめだったが、部屋に電子レンジが用意されている。 駅前の西友で安いお弁当を二つ買ってからチェックインし、一つは夕食にし、もう一つは翌朝電子レンジで温めて朝食にした。 ホテルにはレストランはない。ただ泊まるだけのホテル。 歩いて汗びっしょりになったので、ホテルに洗濯機と乾燥機があったので助かった。 下着まで全部洗うことができた。 ただし、どちらも有料。洗剤はフロントで販売している。 何も問題はなかった。 テレビと枕の位置が離れているので、寝たままテレビを見るにはどうしても音量を上げざるを得ないので、隣室に音が聞こえたのではないかと心配したが、隣室の音が聞こえることはなかったので問題なかったかな。
2018.08.20
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秋川沿いのハイキングコース。 5月の「武蔵五日市から歩く」で歩き残した後半。武蔵増戸駅から小峰公園へ向かうはずだったのだが。 詳しいことはヤマレコにアップしたので、興味のある方はそちらをご覧ください。 道は整備されているし、随所に案内板やテーブルセットがある。 地元の皆さん、ありがとう。
2018.08.19
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杉浦日向子の原作なのだが、原作を知らなかった。 主演は柳楽優弥と瀬戸康史。しかし、役の印象が強く俳優が印象に残らない。オダギリジョーはわかる。 彰義隊の若者の悲劇を描いているが、戦闘シーンはほとんどない。 悲劇に至る過程を描いているのだが、歴史物と言うよりも、暗い青春映画という印象を受ける。 歴史を描いているのではなく、歴史の中で生きる一人一人を描いている。
2018.08.19
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一度だけ見た記憶がある。とは言っても、覚えているのは、翼のあるライオン、入浴シーン、ダイヤモンドが消えていたことだけ。 ダイヤモンドのくだりは、砂になっていたと思っていたのだが、砂ではなくタバコだった。冒頭でパイプを加える場面があったのが伏線だった。子供にはわからない。 怪獣がでるわけではなく、全体に子供向けではなく大人向けの物語。 宇宙にばかり目を向けて海に目を向けない人類への警告、戦争のための科学技術への批判。科学者の理想郷は俗世とは関わりが持てない。 岡田眞澄や宝田明が若くて輝いている。 大人になって見直してもこの結膜は意味がわからない。どうしてこんな風にしたのだろう。 そっくりな軍人が出てくる必要はなかったのではないだろうか。
2018.08.18
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松岡昌宏主演の金さん第二弾。 あらすじなどは公式サイトへ。 出演者が多彩でしかも安定感がある。 娘が渡辺麻友だとは最後までわからなかった。あまりにも自然に溶け込んでいて違和感がない。 出るとわかっていても里見浩太朗が出てくると重厚感が増す。 松岡昌宏はメークの力なのか、顔が大きめに見えて金さんらしく見える。体にもう少し肉がつくといいのだが、TOKIOとしてはそういうわけにはいかないのだろう。 時代劇は今やジャニーズの力で命脈を保っている状態だ。 これからも頼むよ。 ただ、3時間は長い。 1時間ドラマを1ヶ月だけ4回放送してくれた方が楽しみが続いていい。
2018.08.17
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日米合作映画で、フランケンシュタインの造形の権利を使っての特撮映画。 終戦間際にドイツから運び込まれた不死の生命体の心臓。それが少年の姿になって現れる。 コミュニケーションはできないが、深く関わることになる女性(水野久美)とは心を通わせる。研究対象としてしか見ない者もいれば、フランケンシュタインを保護しようとする者もいる。 大人の描き方が画一的でなく、それぞれの考えがあるのだが、フランケンシュタインと敵対はしない。 高島忠夫の役は非情な面もあるのだが、高島忠夫が演じると暗くならないのがいい。 フランケンシュタインが福江不明になるのと同時期に怪事件が続いて起こり、フランケンシュタインの仕業ではないかと疑われる。しかし、その潔白を信じる者もいる。このあたりの話がよくできている。 最後は悲劇的でもあり、続編ができそうでもある。なかなかの佳作である。 本多猪四郎って、短期間でずいぶんたくさんの映画を撮っているなあ。すごい。
2018.08.16
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クレージー・キャッツ結成10周年の映画だという。 偽札を巡る、陰謀団、警察、誘拐された女を助け出そうとする男(植木等)が三つ巴で追跡を繰り返す。 自動車やオートバイのほかに、SLや牛が引く荷車まで出てくる。1965年だから家畜は珍しくなかったはず。社会風俗がわかる。 植木等は休みなくアクションを見せ、ジャッキー・チェンの映画はこれを元にしているのではないかと思うほど。 最後はかなり大がかりな話になっていて特撮もふんだんに出てくる。 よくできた娯楽作品だ。 ただ、ヒトラーが「俺たちの世代には少年時代の英雄」だというのには驚いた。おそらく、同盟国の英雄というイメージがあったのだろう。戦後20年経ってもその頃のイメージが残っているということらしい。 「ウルトラマン」でイデ隊員を演じた二瓶正也が陰謀団の一員として出ている。こちらの方が古い。
2018.08.15
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戦国時代を舞台にした、強さに憧れ、心の強さを見つけていく若者の物語、と言えばいいのだろうか。 侍になろうとして織田信長のところへ行くが故郷へ戻り家業を継ぐ。 物語はわかりやすいようななんだかよくわからないような。 ただ、セットはすごい。 村は本当に村が作ってある。スタジオの狭苦しさがない。映像は非常に美しい。 全体に丁寧に作ってあり、お金も手間暇もかけたということがよくわかる。 集中して見ないとわからない映画のようだ。 私のような、ほかのことをしながら片手間に見るような者には向いていないのかもしれない。
2018.08.14
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川越観光の翌日は飯能へ。暑いので低山を軽く登ろうと龍崖山へ。ここは初めて。 龍崖山公園の近くまでバスで行った。 登り口から案内が親切なので助かる。 「龍崖山を愛する80人衆」というグループがあって、その人たちがいろいろ手入れしてくれているらしい。ありがたい。私もそういうことができる人間になりたいものだ。 写真は「クマよけの鐘」。手作り感たっぷり。念のために1回鳴らした。 龍崖山については、いろいろなブログで取り上げられているので、情報を得たい方は検索してください。役立つ情報を詳しく紹介してくれている人が多い。 降り始めたら、台の上に竹筒が何本も載っているものがあった。 なんだろうと思ったら、写真のように、それぞれの山の方角を教えてくれるものだった。 これは素晴らしい発明だ。案内板よりわかりやすい。確実にその山を見ることができる。 八耳堂の方へ下山し、吾妻峡を越え、お土産用に四里餅を買った。 バスで帰ろうかと思ったのだが待たなくてはならないので駅まで歩いた。 川沿いに歩けば日陰だし、涼しいのではないかと思ったが、テントを張っている家族連れがたくさんいたので、邪魔をしては悪いと思って道路を歩いた。 子供に水遊びをさせようとして連れてきてやるのはいいことだ。 できればライフジャケットを着せた方がいい。 私は昔は子供を海に連れて行く時には浮き輪を使わせていたが、3人目の子の時はライフジャケットにした。昔はそういうものを使わせる発想がなかった。そもそも身近なところでは売ってなかったのかな。 ホームセンターで売っているのを見て、自分と子供用に買った。穴が空いても平気だし、しっかり装着していればとにかく水には浮く。
2018.08.13
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川越見物の後、新狭山駅近くのビジネスホテル松井に1泊。 夕食に外に出るのは面倒なので、あらかじめ、駅前のいなげやで、値引きシールの貼ってある安い弁当を二つ買ってチェックインした。一つは冷蔵庫に入れて次の日の朝食にした。ホテルには朝食付きプランもあるのだが、割高な感じがして素泊まりにした。 建物は古さが感じられるが清潔。無線LANも使える。 大抵のホテルは、ドアを開けると片側にユニットバスがあり、その奥にベッドがあるのだが、ここはドアを開けるといきなり長方形の部屋。ユニットバスは四角いスペースの横についているので、部屋が広い。 5階建ての5階の部屋だったが、眺望は良くない。カーテンを開けると、すぐ近くのマンションから部屋の中を見下ろされることになるで、ずっと閉めていた。 値段相応で職員の対応もよかったのだが、残念なことがあった。 それはロビーが禁煙ではないこと。なんとテーブルに灰皿が置いてある。当然そこで喫煙している客がいる。これはだめだ。タバコが苦手だから禁煙室にしているのに。 ロビーが禁煙ではなく、喫煙者優先のホテルであることをトップページに明記しておいて欲しい。
2018.08.12
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今まで川越に行ったことがなかったので、暑いけれど出かけてみた。 とにかく人が一杯いる。賑わっている。よくわからない土地なので、ガイドブックを見ながら歩いた。 写真は喜多院の「五百羅漢」の案内板。 喜多院の近くの氷川神社の境内。ここもまた人が一杯いる。 菓子屋横町なども見に行ったが、浴衣の人が多い。 なにかイベントでもあるのだろうかと思ったが、浴衣のレンタルショップが着付けもしてくれるプランで客を集めているらしい。なるほど、なかなかいい企画だとは思うが、暑い上に人が一杯いてゆっくりできなかった。 時の鐘が午後3時に鳴るのも見に行った。なるほど、自動で鐘を突いている。 ところが、それを見上げている人があまりいない。「鐘が鳴ってるね」などと言って通り過ぎる人が多かった。 なるほど、有名なものを見ないと損したような気になってしまう私の方が心に余裕がないのだと思い知らされた。
2018.08.11
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クレージーキャッツの映画はずいぶん見たと思っていたが、これば初めて見た。 次郎長一家ではない追分の三五郎(植木等)が森の石松(谷啓)と出会い、清水港へ。 「無責任」シリーズの特徴なのだが、「無責任」ではあっても、何かしら人並み外れた能力を持っている。この映画ではとにかく走るのが速いということ。 手先も器用で、常人にはできないいかさま博打をやってみせる。 コメディではあるがコントではなく、ちゃんと時代劇になっている。 出演者も、田崎潤、浜美枝、平田昭彦となかなか豪華。 結構面白かった。
2018.08.10
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このタイトルの歌があることは知っていたが、その歌を元に作られた映画があったとは知らなかった。しかも、主演が渡哲也。 メインのヒロインは松原智恵子と浅丘ルリ子。二人とも若いが、浅丘ルリ子は「渡り度」などが一段落したあとなのだろう、貫禄が感じられる。松原智恵子はまだういういしい。 もちろん内容は現実離れしたもので、ヤクザの世界にいた男があることで北海道の牧場で世話になり、堅気として生きているのだが、かつて関わりのあった親分や女が現れて、再びダイスを振ったり銃をぶっ放したり。 浅丘ルリ子は、何度目の函館だろう。無国籍な雰囲気にぴったりの町なのだろう。 宍戸錠も自分の役割をきちんと演じていて、プロだなあと思わせる。 意外に面白かった。
2018.08.09
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新聞記者の夫(滝藤賢一)と、がんの妻(広末涼子)。話の内容はすでに知られているので、結末までわかっていて見た。 滝藤賢一は「予告犯」の嫌な経営者の印象が強いでの最初は違和感があったのだが、これくら大げさに演じなければ、かえってリアリティがなくなるのだろう。 以下は、私自身ががんの手術をしており、定期的にがんセンターに行かなくてはならない身だからこそ感じたことだ。 がんになって民間療法に頼る人だってたくさんいるだろう。溺れる者は藁をもつかむ。 しかし、なぜ検診を受けに行かないのか理解できない。早めに検診を受けていれば、命を落とすことにならなかったのではないか。 夫も夫で、新聞記者でありながら、客観的にものを見ることができない。あるいは新聞記者だからこそできないのかもしれない。早期発見早期治療が原則だろう。 がんの治療の面からは全く納得できない。これでは娘さんが気の毒だ。 広末涼子がなかなかいいだけにもやもやしたものが
2018.08.08
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秩父が舞台だが、別に秩父でなくてどこでもいい設定。 大雨の場面もあるが、からりと晴れた街道を行くところなど、マカロニウェスタンのような乾いた感じがする。主題歌もウェスタン風。 悪い女が野川由美子で、なかなか魅力がある。 一方、人助けを旨とする町医者が志村喬。味がある。 ろくに診察代を取らず、むしろ患者にものを持たせて帰すような医者なのだが、なぜか夜は飲み屋にいる。家で飲んだ方がお金がかからないと思うんだけどなあ。私なら、家で安い酒を飲んで、手許の金で少しでも多く飲もうとするのに。まあ、それでは話にならないからこういう設定になっているんだろう。 悪党グループが敵となるのだが、その中に実は志村喬に関わりを持つものがいて、ということで、結局は渡世人としていきている自分の運命を呪うことになる。 マンネリにならないように工夫はいろいろあって、銃弾を自力で取り出すところなどなかなかの見せ場。 ただ、題名の「果し状」って何だったんだろう。次回作の題名だけ先に公開しておいて、あとから話を作ったためにこういうことになっちやったんじやないのかな。
2018.08.07
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今年も全国学力テストが実施されたそうだ。 しかも、大阪市長が全国学カテストの結果を教員の給与に反映させる方針を示したそうだ。まあ、競争万歳主義が横行すればこういう首長も出てくるだろう。 子どもが苦手な分野を明らかにし、苦手克服のための方策を探るというのなら意味があるだろうが、ただ結果に一喜一憂するだけの競争に終わってしまっていて、肝心の子どもにとってどうかという話がない・。だから、むしろ得点の低い学校に特別の予算措置をして教員数を増やそうという発想が出てこない。 そんなに学カテストの点数というのは重要なのだろうか。 高校の同級生には、農家の長男がいて、「親に、大学に行きたくなると困るからあまり勉強するなといわれている」と言っていた。 地域差や各家庭の事情も何もなく、ただ結果として出てきた点数だけが一人歩きしている。学カテストによって、子どもが、今まで分からなかったことが分力かるようになったという事例があるのだろうか。 視点を変えてみよう。 全国運動能カテストや全国音感テストというものがあり、その結果で学校が格付けされるとしたらどう思うだろう。そんなもの、生まれっき得手不得手があるだろうとか、家庭環境や生育歴の影響が大きいだろう、と考える人が多いだろう。学力テストだって同じことだと思う。 実情把握のためではなく競争のための学カテストがぱかばかしいものでしかないことになぜ気付かないのか。 産経新聞は、3日の「主張」で、「全国学カテスト 競い合う効果が定着した」というタイトルで、 学力テストと同時に行われたアンケートで、理科の勉強について「好き」「大切だと思う」割合が、前回調査より減ったのは科学立国として気がかりだ。と書いている。学力テストの実施の結果なのではないか。 学力テストをありがたがるのを見ると、まさに「バカに付ける薬はない」と思う。
2018.08.06
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遠い昔に見たことがあるのだが、何も覚えていない。おそらく1968年の再公開の時に見たのだろう。 ただ、轟天の造形だけは覚えていた。「ゴジラ ファイナルウォーズ 」の冒頭に出てきた時に、すぐに轟天だとわかった。 さて、物語なのだが、戦後20年も経っていない時期のため、戦争の影が色濃く出ている。 密かに、日本海軍復活のためだけに轟天を作り続けた神宮司一派。その一方で地上征服を狙うムウ帝国の侵略がある。 神宮司はあくまでも轟天は日本海軍のためだけにあると主張し、ムウ帝国との闘いにはなかなか乗り出さない。 驚くのが、90分ほどの映画なのに、轟天が登場するまでに1時間近くかかること。 一度動き出すと轟天はとにかくかっこいい。ただ、マンダとの闘いはあっけない。こんなんだったっけ、と思う。 ただ、ムウ帝国の群衆シーンは、本当に群衆がいてすごい。また、女王(小林哲子)の表情がいい。 出演者は高島忠夫はじめ豪華である。 物語には不満が残ったが、とにかく轟天を生み出したというだけでこの映画は名作である。 先端にドリルがついているのは、「サンダーバード」のジェットモグラより早い。 轟天といえば、「惑星大戦争」では金星に行っている。怪作というかなんというか困った映画だった。 大林宣彦が、東宝上層部は、「スターウォーズ」から学ぶものはないと言っていたが、確かに何も学んでいないというようなことを言っていた。(「奇想天外」の座談会だったと思う) ついでに言うと、「惑星大戦争」って「スターウォーズ」の邦題になるはずだった題名なんだよね。
2018.08.05
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こんなドラマがあったとは。 風間杜夫の一心太助である。1990年の制作だそうだ。 いやあ、風間杜夫若いなあ。 そしてそして、大久保彦左衛門は丹波哲郎。なんと豪華な。豪放で意地っ張りで出しゃばりな大久保彦左衛門にぴったり。 里見浩太朗も友情出演で花を添える。 太助の恋人は美保純で、その父親が小林昭二。若いなあ。 父親が桶職人というのが、籠での途上を禁じられて桶で登城する話につながっている。 もちろん、家光と太助がうり二つなのはお約束通り。 安心して見ていられる時代劇だった。
2018.08.04
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須賀川に用があったわけではないが、須賀川で1泊した。 泊まったのは、ホテルウィングインターナショナル須賀川。 何も知らずに泊まったのだが、ホテルの前にゴモラの像がある。 さすが、円谷英二の出身地。ウルトラマン関係のオブジェがいろいろある。 Pokemon GOをしながら歩いていたら、なんとすぐ近くに円谷英二の生誕地があった。 ちゃんと記念碑がある。
2018.08.03
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日本映画専門チャンネルで放送されたものを見た。初めて見た。 絵が丁寧なのに驚く。冒頭の子供時代の話で、船から下りて荷物を背負い直すところなど、これまでには描かれなかったようなリアルな動きだ。 とにかくリアルなので、それなら実写でもよいのではと思うことになるのだが、やはりアニメーションで作りたかったのだ。 空襲の時に、防空壕に入れて貰い、助かったと思った直後の場面など、アニメーションでなければできな表現が使われている。 また、隣組の作業に出た時のギャグもアニメーションならではだ。 表情も、時々、目が→←のようになる場面がある。 物語は戦争そのものを描くのではなく、戦争中に生きた無名の女性(というよりほとん少女)の人生を描いている。少女の成長を描くというわけではなく、淡々と日常が描かれていく。しかし、その「日常」は今日から見ればすべて「非日常」なのだ。 原爆のシーンをことさら描くことはしない。近くの都市で起こったこと、主人公の実家の近くで起こったこととして描かれる。 悲劇で終わるわけではない。救いはある。 なるほど、評判になるだけのことはある。
2018.08.02
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俳優の勝地涼が前田敦子と結婚したというニュースに驚いた。 最初の共演が「ど根性ガエル」だというのだが、見ていたのに思い出せない。調べたら五郎の役だった。そう言われてみればそうだった。このドラマは、ヒロシの父親の出身地が福島県という設定になっていてびっくりしたことが一番印象に残っている。 思い出したらなかなか軽妙な演技だった。 なぜか「あまちゃん」の前髪クネ男やくでブレイクと紹介されているが、出たのは一回だけだ。 「コドモ警察 」の三枚目役だってうまかった。 コミカルじゃないやくでも、「亡国のイージス 」では準主役だった。 「さとうきび畑の唄」で見たのが最初に印象に残ったドラマだったと思う。 そうそう、「八重の桜」では山川健次郎だった。 むかしから結構気に入っていた。 ご結婚おめでとうございます。
2018.08.01
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