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実は今まで見たことがなかった。最近テレビで放送されたので見てみた。 なるほど、こういうものだったのか。「未知との遭遇」を連想させるが子供の世界の話。 クライマックスの、子供達がBMXで走る場面で、あっと思ったのが、「小さき勇者たち 〜ガメラ〜」を連想させたこと。もちろん、設定は全く違うので、まねたわけでは無いと思う。どちらもケストナーの世界を思わせる。 冷静に考えれば、E.T.は死んではいない、迎えが来ると周囲に伝えればいいのではないかと思うのだが、それでは話にならない。 この映画で覚えているのは、ビデオソフト化されたときに、それまでの映画に比べて格安だったこと。映画会社としては、ビデオで見るようになって映画館に来る人が減っては困ると思って高額に設定していたのだが、この映画は安かった。それ以来、映画館で見た人がさらにビデオやDVDも買ってくれるように、と、安価になった嚆矢だったと思う。
2020.08.22
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先日放送されたのを録画しておいて、今日見た。 この映画は2種類あって、最初に公開された版と編集しなおした「オリジナル版」がある。 映画館で見た記憶があり、てっきり、薬師丸ひろ子が有名になってから見たのだと思っていたのだが、どうも記憶が怪しい 二度目の公開は「うる星やつら オンリー・ユー」と二本立てだったというのだが、これは「ションベン・ライダー」と二本立てで見た記憶がある。どうなっているんだ。俺の記憶。 今回見たのは「オリジナル版」なのだが、驚いたのは、主人公が薬師丸ひろ子ではなく鶴見辰吾だったこと。「オリジナル版」は薬師丸ひろ子主演のように編集しなおしたものらしいが、それでも主人公は鶴見辰吾だとわかる。 尾美としのりが出ていたことは覚えていた。角川三人娘全員に振られた俳優だ。 担任が円広志だったことも覚えていたが、鶴見辰吾が出ていたことはすっかりわすれていた。どうなっているんだ、俺の記憶。 高校生の飲酒や年上の女性との関係などは、今では描けない場面だろう。 脚本が丸山昇一で、当時の女子高生の使う言葉を知るために、女子高生の会話を聞いていたというのは何かで読んだ。「まいど」や「おろかね」というのは当時のはやり言葉だったのかなあ。 玄関のドアに鍵をかけていないところなど、当時としても変なのだが、元々があり得ない話で、最初はギャグ漫画として始まったと記憶している。 原作者の柳沢きみおはとりいかずよしのアシスタントだった。「女だらけ」のようなものを描こうとして描き始めたのにだんだんシリアスになっていって、その後の彼のマンガの方向を決めることになったのではないかと思う。
2020.08.21
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桑田次郎さんの訃報に接して読み直した。今は桑田二郎なのだが、どうしても桑田次郎と表記したい。 「ミュータント伝」を読み直したかったのだが、見つからなかった。 最も有名なのは「8マン」だろう。最終回の時期には拳銃の不法所持で逮捕されて別人が最終回を描いた。さらにアニメの主題歌を歌った歌手が事件を起こして、アニメ主題歌全集などでは別人が歌っていたりした。 「光る海、光る大空」という歌詞で始まる歌は何度かCMで使われているので聞いたことのある人は多いはず。SMAPも歌っていた。 無機的な絵柄が特徴で、独特の世界を持っていた。「8マン」は複数の漫画家の案の中から桑田次郎の絵が選ばれたそうだ。あの絵だったからよかったのだ。 それはそれとして「怪少年ジュン」。 超能力者と団地。少女。 あっ、これは何かに似ていると思った。何かというと大友克洋の「童夢」だ。 日本風ではない絵柄なのも、共通点を感じさせる。 もちろん偶然の一致なのではないかと思うのだが、こういう感性の持ち主が早くからいた、ということに驚いた。 たぐいまれな才能の持ち主だった。 ご冥福をお祈り申し上げます。
2020.08.08
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