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おはようございます、紙太材木店の田原です。暑い日が続きます。ビールが美味しく飲めるのはありがたいですが私の場合、夏バテしないようにとつい食べ過ぎ、飲み過ぎになる傾向があります。つまり、夏になると体重が増えるタイプです。週末は城屋敷の家の見学会なので先日、気密測定をしましたがやってしまいました。測定結果は0.3cm2/m20.25だったので四捨五入で0.3となりますから、紙太材木店の平均と言うことになります。でも、昨日見学会の準備をしていてお風呂の洗い場の排水口のトラップに水が入っていないことに気づいた次第。お風呂に限らず、排水口は配管が下水に繋がってますからトラップと言って匂いが逆流してこないように、配管の途中に水がたまるようになってます。その水がなかった…排水管の直径は4センチほど面積は2cmx2cmx3.14=12.56cm2この家のお風呂の浴槽は自動洗浄装置付き。浴槽の排水栓もスイッチで操作するタイプで、排水栓の確認に行った時それに気を取られて洗い場側の排水口を見逃した次第。12.56cm2の穴がふさがっていたらC値はもっとよかったはずですが…さて、この家の換気装置は一種換気ですが全熱ではなく顕熱室内は25.8度で59%の湿度不快指数は73.8で暑くないという体感ランク外気は35度で45%の湿度でしたからそのまま外気が入って26度まで冷やされると、湿度は75%になります。2時間に一回、家中の空気を入換えて全熱でなくても顕熱で気温と湿度をここまで下げられますが、もちろんエアコンを使用していますし設計上の工夫もしています。これから先の温度と湿度管理もできる用意はしてありますから、暑がりの方はもっと下げることもできますが限界はあります。2時間に一回、家中の空気を入換えてという前提で真夏に温度と湿度をコントロールする必要がある日本の住宅。設備機器の維持管理や省エネ性を考慮しながら暮らし易さを追求する必要があります。もちろん建てられる住まいの間取りや立地条件は千差万別ですから、設計者は体だけでなく、脳みそにも汗をかくことになります。家の容積である気積は544m3と通常の家の2倍以上ありますが、床面積は1.6倍ほど。紙太材木店で設計した中ではLDKは最も広く、高い空間構成になっています。31日(土)10:00~の枠がまだ一枠残ってますのでご興味のある方はお越し下さい。
2021年07月30日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は幾分和らいだ暑さでしたがさて、今日はどうなるでしょう。そんなに暑くならないことを願うばかりです。昨日は第13回 再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォースYOU TUBEでライブ配信されましたからご覧になられた方もいるかもしれません。。これとは別に脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会もあります。一般の方で両方に注目されている方はそれほど多くはないと思われますが、これから家を建てようとお考えの方は国がこれから建てられる住宅についてどんな方向に行こうとしているのかが分かります。2030年には、あるいは今から30年後の2050年には、住宅に求められるエネルギー消費や脱炭素がどんなものか?最近はバックキャスティングという言葉が住宅業界でも使われます。簡単に言うと将来のあるべき姿から逆算して今、どうするかを考える事です。住宅業界でこの言葉を使うのは高性能な住宅を建てている限られたところしかありませんが、30年後、30歳半ばで家を建てて定年を迎える頃の社会が求める住宅がどんなものなのか?それを考えて現在の家づくり於ける住まいの性能、素材を考えることはとても大切です。数年前で空き家は800万戸と言われてましたが、2033年頃には2000万戸を越えると言われてます。30年後の2050年には一体どれだけの家が空き家になるか?質のよい住宅しか残らないのは誰でもわかりますが、自分がこれから建てる家は30年後に質がいいと見てもらえるか?上記で紹介した国の検討会やタスクフォースなどを見ると様々な意見がありながらも進んでいく方向にぶれはなく、考えるスピードの違いくらいです。キーワードは断熱と省エネ、それに再エネの三つ。バックキャスティングで考えれば、今、どんな住宅を建てるべきかおぼろげながらでもお分かりいただけると思います。言うまでもありませんが再エネだけ何て言うのはNGです。
2021年07月28日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。連休最終日は上棟打合せ。工事中の池田町の家でスイッチやコンセント、照明器具の位置など住まい手の方と最終確認をしました。図面上では決まってますが普段図面を見慣れていない方には少し分かりにくく、現地での最終確認はとても大切です。電気の配線や、設備機器の配置、下地の必要か所等、大工さんが壁のボードを張る前に確認しておく必要があります。午後は城屋敷の家。完了検査の前ですがエアコンの効きを確認するため、2階のエアコンをつけたままにしてあります。日曜日で誰もいませんが家の中はとても涼しい状態です。上の写真はキッチンからダイニング方向を写した写真です。高台にありますから向かいのアパートの屋根が目線とほぼ同じに写ってますが、これが難敵です。写真には写っていませんが左側にももう一軒家があります。もちろん方位は家の南側に位置していて、建物自体は40度ほど西に振ってます。問題はこの二つの家の屋根からの輻射熱です。午後、2時を過ぎる頃から正面の屋根が光はじめます。つまり、お日様を鏡で反射させこちらに向ける役割を向かいの屋根がしていると言っていいでしょう。サッシの外に何も遮蔽の無い状態で窓の前に立つと、顔の表面で向かいの屋根からの輻射熱を感じるほどです。この輻射熱は家の中がエアコンで冷やされていても、お構いなく侵入してきます。冬、零度近くの気温でも焚き木の周りに立てば暖かいのと同じです。いくらエアコンで冷やしても輻射熱が入ってくれば暑いことになります。南側の掃出しサッシ外にコンクリートのように熱容量の大きなもので取付てしまうと、庇を付けて直射日光は直接入ってこないようにしてもコンクリートからの輻射熱を防ぐには他の手法が求められます。それと、日射は大きく二つに分けて考える必要があります。一般の方がご存知の直射日光は直達日射、もう一つ天空日射と言うのがあって大気中の成分で散乱・反射した日射の事を言います。これは天空の全方向から来るもので夏の曇った日などは日射の半分以上を占めるものです。つまり、日射遮蔽は軒や庇だけで考えればいいわけではなく、直達日射と天空日射で考える必要があります。今回の城屋敷の家植栽を植えたり、簾を下げたり様々な手法がありますが高台にあって見晴らしはとてもいいのでそれは確保したいわけです。日射をコントロールしながら、いかに暮らし易い家にするか。デザイン的な要素も含め設計難易度の高い住まいでした。週末に見学会を開催しますがまだ少し空きがあるようですのでご興味のある方はお越しください。ご予約はこちらから。Ua値ばかりに気を取られている場合ではありません。
2021年07月26日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。4連休中日の今日はオリンピックの開会式のようですが、地場の工務店や設計事務所は現場は動いてますし、打合せなどが入ります。意識の大半はそちらでしょう。私もオリンピックもそれほど意識してないですが、それでもサッカーやソフトで日本が勝つと嬉しいものです。池田町の家では床の防湿シートの施工が終わりました。床下はホウ酸を塗布した後一時、強制的に乾燥させましたが、その後一挙に夏が来て乾燥が進みシートを貼ることができました。このシートは床下が開放空間であることから防湿的には不要とする設計者もいますが、シートの役割は防湿だけではありません。柱の周りや、壁際の漏気対策の意味もあります。特に膝から下にある隙間からは建物の上部から出ていく暖気を補うために、冷気が入り込みます。暖かい空気は上に上にと上昇し天井近辺の隙間から漏気し出ていった暖気と同じだけの冷気が入ってくるのは、室内気圧の低い膝から下の床近辺の隙間。古い日本家屋の家の畳の下にはザラ板という板が敷いてあります。並べて置いてあるだけですから、隙間は沢山あります。そこから冷たい風が畳と畳の間から吹きあがってくるのを経験された方もいると思いますが、対策は畳の下に新聞紙を敷くことでした。もっと古い時代は幅が5センチほどの障子紙を、板の隙間に糊で張り付けるなんてこともしてました。現代でも理屈は同じ隙間があれば寒いことになります。いくらUa値を下げても隙間があれば、寒いのは同じ。冷たい空気は暖かい空気に比べ重いですから、いつまでもひざ下の空間に留まることになります。省エネ等級が最高、つまり、断熱等性能等級4であっても隙間があればやっぱり寒いのは同じです。
2021年07月23日
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外付けブラインド 城屋敷の家おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝も26度で80%の湿度。蒸し暑い美濃地方ですが恐らく全国的にこんな状況でしょう。せめておなじ26度でも、50%台の湿度ならもう少し過ごしやすくなります。夏の室内をそれなりの過ごしやすい環境にするためには、温度と湿度の両方をコントロールする必要があります。温度は気温のコントロールと同じく、日射のコントロールも大切。特に冬の日射の恩恵を最大限生かせる設計がされた住まいであれば、夏の日射対策も万全にする必要があります。一番お金のかからないのが簾(すだれ)ホームセンターなどでも購入できますし、自分で簡単に取り付けることができます。サッシの外側で日射をカットすることで大きな効果がありますが、最近建てられたサイディング張りの家ではあまり見かけませんから、見栄えを気にされてるのかもしれません。むしろ、シェードと呼ばれるサッシの外に取付けるロールスクリーンが多いでしょうか。ターフのようにサッシから大きく外側に張り出すタイプのものもありますから見かけると印象に残ります。お金がかからないという点ではもちろん雨戸を閉めてしまうというのもありですが、それってなんだか…この日射対策多くの方がご自分でされていますが、本来は設計時に検討されるべきもの。どのタイプの日射遮蔽をどの窓にすれば、夏の冷房負荷(冷房代)はどれだけになるかは計算で求められます。どちらかと言えば家電やエアコンのように、あとから住まい手が自分で考えてというケースが多いのが実情です。これは営業担当者にしてみれば少しでも予算に合わせるようにしたいのに、想定外のところにお金を使ってもらっては本体で使ってもらう予算が減ってしまうことになります。できるだけスルーしたいのが本音でしょうか。ただ、この日射対策は住まい手に任せるものではなく、設計者サイドで当初の設計に組み込むべきものです。当然、最初から予算にも組み入れられるべきものです。Ua値がいくら良くても逆にUa値がいい家ほど日射対策がきちんとできていなければ、暑い家、冷房代のかかる家、ということになってしまいます。
2021年07月21日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。快晴の朝で気持ちがいいです。昨日の午後は土場の草刈。作業場では池田町の住まい手の方が週末を利用して、杉板の塗装に来られてます。塗っているのはウッドロングエコ。エコウッドトリートメントもありますが、たいした違いはないのでその時期の価格の安い方の購入がお勧め。この杉板塗装私が塗ってもプロの塗装屋さんが塗っても住まい手が塗ってもこれまた、たいした違いはありませんから、ご自分で塗られる方も多くいます。土日の二日間、二人で300枚ほど塗られました。一枚の杉板の大きさは2m×20センチ凡そ120m2ほどの面積になります。壁に張る時は杉板を重ねたり、カットしたりしますから実際の面積に直すと92m2ほどで、約77%になってしまう計算です。もう一日来ていただければ必要分は塗装できそうです。今回の杉板も地場産で東濃地方の杉板。(値段が安いので遠くから運ぶメリットがありません)SDGsの観点から見ると外壁に使用するには、最も理にかなった材料になります。ガルバリウムやモルタル、サイディングは製造工程では杉板に比べれば大量のCO2を排出しますし、運搬過程でも同様です。遠隔地から運べばそれだけ多くのCO2を排出することになります。外壁に使うのはサイディングが当たり前の風潮ですが、それは住まい手側がそれを選択しているというよりどちらかと言えば作り手側であるHMや住宅会社側の都合の部分の方が大きいように思います。工期が短くなる工期が短ければ資金回収が早くなる資本の回転率が上がる住まい手側も工期が短ければ余分な家賃が発生しない、つなぎ融資の利息が安くなるいいこと尽くめのように見えて実は日本の林業の衰退の一因とも言えます。根柢のあるのはより早く、より安くですが、それが行き過ぎた結果が今の日本の現状です。アダムスミスが言うところの神の見えざる手は個人が私的な利益を追求しても神の見えざる手がはたらいておのずから調和が生まれ社会全体の幸福の実現につながると言うものですが、最低限のモラルについても言及されてます。決して、今だけ、金だけ、自分だけの私利私欲を意味している訳ではありません。
2021年07月19日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。梅雨が明けたと思っていたらまだのようで、はっきりしない天気が続いています。池田町の家はで防蟻処理でホウ酸を塗りましたが、この時期は乾きが良くありません。水分が半分あって触ってみるとかなりの粘性があるんですね。それに、いつ雨が降ってくるか分かりませんから建物はすっぽりとブルーシートに覆われてます。通風なんてありませんから尚更乾かないと言うことになります。この状態で床合板を貼れば、コンクリートが乾く時に出す水分とあわせて、大量の水蒸気が床下に閉じ込められることになります。昔の建物のように基礎の外周部に換気口があるわけではありませんから床下の通風は期待できません。床に開いているのはユニットバスを設置するための開口位ということになります。揮発性のある有機系の薬剤が土台や大引きに注入してある木を使えば建前した後にホウ酸塗ったり、乾かすなんて手間と時間を使う必要はありませんが、どんな材料を使うかは設計者と住まい手の考え次第。注入材の方がコストも手間も抑えられると聞けば、それでよしとする方も多いのが実情。ただ、米栂の注入材はウッドショックの影響を大きく受けてるわけでコストが抑えられて、工期も短いが続くかどうかは?ウッドショックは日本の家づくりが内包している行き過ぎた資本主義を、多くの人の目に触れさせてくれる機会となりました。安ければいいが通用しない時代の始まりとも言えます。もちろん、高ければいいわけではないところが日本の住宅。これから家を建てる方は、住まいを見る目を養う必要がある時代になりました。
2021年07月16日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。梅雨が明けたと思ったら蒸し暑い日が続きます。真夏のような暑さではない暑さ、そのくせ湿度が高い。最近は不快指数のアプリもありますから、気温と湿度を入れるとすぐに計算してくれます。不快指数が75だと日本人は9%が不快それが77になると65%が不快75と77の間に大きな山があります。さて、エアコンで冷房すると湿度が高くて気温が低いと不快に感じる方が多くなります。その対策で出てきたのが再熱除湿付のエアコン。エアコンで除湿と言うのは弱い冷房で除湿するやり方と、再熱除湿と言って冷房で除湿すると空気の温度も下がるので、もう一回その空気を温めて室内に出すやり方があります。弱冷房除湿はその言葉通り、弱い冷房がかかっている状態なので、室温も当然下がります。除湿なのになんで室温も下がるの?おかしいじゃない。と言うクレーム?に対応したのが再熱除湿です。でも、うちのエアコンにはそんな機能なんて付いてないという方は、どうしましょう。空気中の水分の量(絶対湿度)を減らすには結露させて室外に排出するしかありませんから再熱除湿でも弱冷房でも、冷房して結露排出です。再熱除湿ではそれからもう一度空気を温めているわけですが、これは空気中の相対湿度を下げることも意味してます。つまり、相対湿度を下げるには気温を上げてあげればいいわけです。気温上げる方法は暖房です。再熱除湿はそれをエアコンの中でしているんですが再熱除湿機能がなければ他の方法で空気を温めるしかありません。薪ストーブ?ちょっと…ファンヒーター? 夏に?エアコンがあります。広いLDKで2台エアコンがあれば1台は冷房、もう一台は暖房。扇風機で室内の空気を撹拌すればより効果的です。全館冷暖房の家なら2階のエアコンで冷房、1階のエアコンで暖房。シーリングファンやサーキュレーターで空気を撹拌でしょうか。最近は省エネ性の観点から再熱除湿機能の付いたエアコンも少なくなりました。これは再熱の熱源に使うエネルギーが消費電力を上げるためですが、冷房時のエアコンの排熱を利用するタイプもありますからエアコンの買替の時期に当たる方は検討してもいいでしょう。エアコンは空気を温めたり、冷やしたりしますから家に隙間があると、どんな優秀なエアコンでもその実力を上手く発揮できません。上の対策も隙間があれば暑い空気も水蒸気も入ってきてしまいます。エアコンをオフにすれば5分もしないうちに、ちょっと蒸し暑いと感じるようならC値は3以上でしょうか。きちんと気密が取れていれば、エアコンをオフにしても相当程度涼しさは続きます。さて、LDKにエアコンが1台しかなく当分、買替の予定もない場合、温度設定は同じ25度あるいは26度にして暖房と冷房を切り替えるとういうのもありかと思います。時間配分の割合はいろいろ試してみる必要がありますが、扇風機やサーキュレーターも使えばより効果的です。いろいろと試してみる価値はあります。以前、事務所で2台のエアコンを冷房と暖房で稼働させた時の様子はこちらで確認できます。
2021年07月14日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。すっかり梅雨の明けたような天気で、気持ちのいい朝です。昨日は池田町の家と城屋敷の家。城屋敷の家は月末の見学会に向けて工事進んでいますが、終盤になると私の出番なので半日床下に潜っていました。電気屋さんも同様で床下の気持ちのいい?空間で作業してました。工事中で床の養生もまだそのままなのでお見せできるような写真はありませんが、上の写真は玄関のベンチと背もたれ。お時間のある方は背もたれの年輪を数えて見てください。無垢の柾目の板ですからどれだけの時間がそこにあるか分かります。想像力を働かせれば、立っていた時はどれだけの直径の木だったのかとかどんな種類の木で、どこから来たのかとか伐採された時の樹齢は何年だったのか、ひょっとしたら数百年、あるいは500年を越えてたかも…など、いろいろと楽しめます。この完成前の建物の床下に入ると様々なことが分かります。外気が30度で湿度が80%なら27度で結露しますから床下の中で27度以下の部分は結露しています。特に空気の動きが悪い淀んだところは結露してますし、塩ビの排水管もところどころ結露してます。鋼製束も同様です。べた基礎のコンクリートは乾燥までに何年もかかりますし、最初の2.3年は随分空気中に水蒸気が放出されますから尚更と言うことになります。最近は床下エアコンをされるところも出てきてますが、エアコンが稼働するまでは床下空間はほぼ密閉状態ですから、いろんなところで結露ができます。どんな対策をとるかは設計者や施工管理者次第ですが、この時期に床下に潜らないと分からないこともあります。設計者も施工者も現場第一主義で潜ってみましょう。できれば住まい手さんもお誘いして、床下探訪ツアーもいいかもしれません。必需品はキャスター付きの平台車電気屋さんも水道屋さんも私も、紙太材木店では床下に潜る人は皆持ってます。それと膝当てと肘当て、後はアウトドア用のヘッドライト、これだけあれば床下を匍匐前進しなくてもかなり自由に動けます。40年、50年と住むご自分の家ですから一度くらい潜ってもばちは当たりませんし、一度潜れば以後はそれほど潜るのに抵抗はありません。お子さん達はお父さんが行けば大喜びでついていくかもしれません(笑)床下で行方不明になって遭難なんてことはありませんから必ず生還できます。
2021年07月12日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。来週になるとなんだか梅雨明けが近いと期待させるような天気予報ですが、さてどうなることかは神のみぞ知るでしょうか。とは言いながら、梅雨には早く空け明けてもらいたいものです。昨日の日経新聞の一面に「脱炭素にアンモニア燃料」と見出しがありました。火力発電所で使用する石炭の何割りかをアンモニアする、と出ていました。発電コストは20%アップしますが二酸化炭素は20%削減できるとか。つまり、一般消費者(あなた)の電気代が高くなっても、二酸化炭素の削減が優先と言うことです。記事の最後に、炭素税の導入による政策的な支援が必要とあって将来の炭素税の導入にも触れられています。ここ何回か太陽光パネルの事を書いてます。以前は、パネルより先に断熱、気密、換気それでも予算に余裕があればパネルパネルはまだ安くなるからそれから載せても遅くない、先ず、優先すべきは家の基本性能と言ってきました。しかし、最近のコロナ禍の状況(ウッドショックを含む)や世界の中での日本の存在感(相対的な日本の実力低下だけでなく、経済的な力)などを考慮すると、パネルの価格は今以上に下がる要素があまり見当たりません。つまり、現在が下限で今後は上昇の可能性すらあるのではと考えます。新築の家を建てる場合は住宅ローンが使えますから金利は0.5%程度。一般の方がこの金利でお金を借りられるのは住宅ローン以外にありません。家を建てて何年か後にやっぱり太陽光パネルを載せるから、銀行から新規にパネル分のお金を借りようとしても、この金利では借りられません。(銀行を変えてそこにパネル分を加え、住宅ローンを全額借り換えるというのもありかもしれませんが)日本生産性本部はこのように言ってます。日本の一人当たり労働生産性は、81,183ドル。OECD加盟37カ国中26位。2019年の日本の一人当たり労働生産性(就業者一人当たり付加価値)は、81,183ドル(824万円)。韓国(24位・82,252ドル/835万円)やニュージーランド(25位・82,033ドル/832万円)とほぼ同水準。40代以上の方には一人当たりの生産性が韓国より下であることは理解しにくいかもしれませんが、それだけ日本の様々な制度、それは企業の、政治の、国民の意識も含め膠着していると言っていいでしょう。将来どのようになっていくか分かりせんが、そんな時代に世代が代わるたびに家を建て替えれるのか?建替えるんだ!と固い決意をしたとして、どんな家を建てるのか?ただでさえ、ガラパゴス化している日本の住宅。1000万戸も住宅が空き家になってあまっているのに、更に建てる!どんな住宅を建てるの?現在建てられている住宅の何割が子供の負債になるか?自分自身、両親の住宅は亡くなった後はどうしようか処分できるかなぁたぶん大丈夫・・・のはず かも・・・大丈夫じゃないから1000万戸も家が余ってるのに、それでも家を建てる。どんな家を建てようが俺の家なんだから俺の好きなようにする、他人の知ったことじゃない。俺が死んだあとは野となれ山となれ、知ったことか。究極のエゴかあるいは個人の自由の尊重?結果は、今現在1000万戸の家余り。30年後には3000万戸の家余りと言われてます…あんたは知ったこっちゃなくても子供達には大問題子供たちの為に今何ができるか何をしなければならないか?これから家を建てようとしている方はそのことが問われてます。古き良き時代は既に過去の物です。両親が家を建てた時代には電気代の事や二酸化炭素の事、寒い家か暑い家かなんて考える必要もありませんでした。まして炭素税が、なんてことは青天の霹靂ですが、これから家を建てる方は考えておく必要があります。世界がどんな方向に向かっているのか、その中で日本の現状はどうなのか、30年後、自分が定年を迎える頃にはどんな家が建てられてるのか?その時、自分は自分の両親の建てた家を処分できているか?自分達が建てた家は子供たちにとって負債にならないか?考えることは山ほどありますが、考えない人も山ほどいる日本の住宅業界問題は我々の側にあるのかもしれません。
2021年07月09日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。作業場の入り口脇の蔦が生えて少し込み入ったところに、建前の資材を固定するワイヤーや荷締機が置いてあるんですが、ワイヤーを仕舞う時に蜂に刺されました。左腕に着けていた腕時計のすぐ横。一瞬何が起きたわかりませんでしたが、百分の一秒後には蜂にやられた気づいた次第。左腕の手首から先がグローブのように腫れてます(大げさ、手袋程度)田舎に住んでいれば蜂に刺されるのはまぁ仕方がないかと思いますが、ある意味いろんな警戒心は常に身についているようでそれは蜂だけでなくどんな時でも、現場でも都会に出ていた時でも少し緊張しているかもしれません。今回は少し油断してました。最近、打合せをしていると太陽光パネルの話が必ず出てきます。以前もお話ししましたがQPEXで一時エネルギーを計算して、その家に住むことでどれだけのエネルギーが必要か計算します。それはZEHで考慮されるエネルギーだけでなくガチで住んだ時のエネルギーで、家電や調理も含んだエネルギーを計算すします。ここにきて、EVつまり電気自動車で使うエネルギーも考慮する必要が出てきました。暖房、冷房、給湯、換気、照明に加え、家電と調理更にEV用のエネルギーです。経産省の言うZEHでは全く足りません。EVの燃費、燃費ではなく電費(でんぴ)と言いますが、一般に6Km/kwhと言われてます。通勤で往復30kmなら5kwh必要ということになります。土日は遠出することもありますが、30日x30kmで900km移動すると150kwhの電気が必要になります。年間では1800kwh32.3坪の切妻の南向きの家で取り付けられるのは、6kw程度のパネルで年間の発電量は7500kwh約25%がEVの電源となります。将来、蓄電池を設置しパネルで発電した分は自家消費が当たり前の時代が来るとなると、この1800kwh分を考えておく必要があります。車が2台あればある程度その分も考慮しなければなりません。これから家を建てる方は、10年を待たずして大なり小なりEVに移行していきます。断熱は相当程度、強化しておく必要があって、G2程度ではすべてを賄うには足りません。FIT(フィードインタリフ)の制度がなぜあるのか?時の利益を得られるのは、いままさにこれから新築住宅を建てられる方が享受できる制度です。パネルを6kw載せた時の費用がいくらかそれによって住宅ローンの返済が35年返済で月々、年間いくら増えるのかFITの制度で10年間でいくら売電があって、11年後から35年後までは売電ならいくら、自家消費ならどうなのか買電は幾らに上昇しているか?国は制度を設けるだけであぁしなさい、こうしなさいなんてことは言ってくれません。残念ながら、ご自分で考える以外ありませんが、それなりの工務店と相談することも一つの方法です。pS天領酒造のクラウドファンディングお陰様で公開一日で目標金額を達成しました。皆様に御礼を申し上げます。食に関心のある方はご存知の東京の「京味」閉店されて2年近くになりますが京味で出されていたお酒が天領酒造の「飛切り」京味で食事をすることは叶いませんが出されていたお酒はまだ楽しんでいただけます。ご興味のある方はHPをお訪ね下さい。
2021年07月07日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今週の8日9日は池田町の家の建前。天気次第ですから、するかしないかは直前の判断になりそうです。さて、ウッドショックは新築をお考えの方だけでなく、それなりに一般の方にも浸透してきたようです。ウッドショックに気を取られている間に他の様々なモノの価格も上がってきました。そもそもウッドショックの原因と共通していれば、他のモノも上がるのはごく自然なことです。銅については数か月前に電気屋さんから聞いていましたから知ってましたがここに来て、クロス、ガルバリウム、塩ビも…銅は住宅の電気配線に使いますし、塩ビも排水管やクロスに使います。既に、半導体不足からエコキュートやパネルのパワコンも影響を受けてますし、海外製の食洗機は受付さえできない状況で多くの住宅資材が影響を受けています。どの工務店も大なり小なり影響を受けていて、うちだけは大丈夫なんてところはありません。対策も限られてきますから与えられた環境の中で最善を尽くすしかありません。業種は違いますが酒造業界(造り酒屋)もコロナの影響をまともに受けています。飲食店向けのお酒が出ない、観光客自体がいないわけですから多くの酒屋の売上は激減しています。下呂市の天領酒造もその一つですが、逆境の中にあって新たな試みをされています。~飛騨で世界基準のモノづくりへの挑戦~詳細はこちらをご覧いただくと分かりますが、工務店にとっても参考になります。山主、伐採業者、製材業者、工務店、大工職、住まい手。多くの人の手を経て家が建てられるのはお酒と同じです。サスティナブルな家づくりが求められる時代に工務店はどう対応するのか、コロナ禍だからこそ考える時間ができたわけですが、同じ日本の文化を担うあなたたち工務店はどうするのとある意味、酒造業界から突き付けられた質問状とも取れます。どんな工務店あるいはHMが生き残るのかは明らかで、時代の変化に対応できるところしか残れません。業界では今回のコロナ禍でかなり淘汰されるのではと言われていますから、時代の変化は自分達が思っているより、相当早く動いています。新築を検討される方も、どんな工務店やHMが生き残るのかを見る目が必要な時代になりました。先ず最初に問われるのは性能力。断熱や気密、換気それに耐震性について設計できる能力とそれを担保する施工ができる能力。この二つを合わせた性能力が問われる時代です。ps天領酒造は母の実家で現当主は従兄になります。お酒の好きな方、志に賛同いただける方は応援購入をお願いします。m(__)m*建築用語で性能力と言う言葉はありません、私の造語です。
2021年07月05日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。7月になりました。これで2021年も半分終了。コロナに加えウッドショックといろんなことがありましたが、来週の池田町の家の建前が気になります。作業場ではその建前の準備で、屋根のパネルの製作をしている最中です。さて、ブログでお伝えした城屋敷の家の完成見学会前回の前野町の家の見学会の時は直前でのブログの連絡になり、お伝えした時には既に残り一枠しかないというありさまで、皆様にご迷惑をおかけしました。現在打合せ中の方に先にご案内する関係から埋まっている時間帯もありますが、まだ、半分ほどは空きがありますのでご興味のある方はお越しください。城屋敷の家Q-1住宅 L-3T-3Q値:1.02w/m2・KUa値:0.29w/m2・K暖房負荷:11.8kwh/m2(QPEX)冷房負荷:16.6kwh/m2(同上)自然温度差:9.91度C値:未測定(全棟平均0.3cm2/m2)1時間につき1組だけの対応とさせて頂きます。見どころ、聞きどころのある住まいでは、あっという間に1時間が経ってしまいます。性能的なところ、デザイン的なところ、使っている素材など、ご自分の興味のあるところに的を絞ってお尋ねください。尚、より多くの方のご覧いただきたいので、既にお建てになった紙太材木店OBの方のご見学はご遠慮下さいm(__)m見学会場:長久手市開催日:7月31日(土)8月1日(日)受付時間帯:10:00~16:00(12組様限定)「内覧お申込み要領」完全予約制です。お電話または予約フォームからお申し込みください。予約フォームはこちらから※感染症対策として、下記の条件にて開催いたします。・室内の入場者数の制限 ・完全入替制 ・手袋、マスク全員着用 ・入場時検温 ・体温37.5℃以上の方の入場はお断りします。
2021年07月02日
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