まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2008.06.02
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今日はふたつ同時にアップします。

ここまで、
いろいろと「共有」(共用)のあり方について書いてきました。

繰り返しますが、
わたしが考えているのは理論上のドミトリーにすぎません。

ここで、
ルームシェアの現実について紹介しているサイトがあるので、
紹介します。かなり参考になります。

フラットシェアリング in Tokyo - ルームシェアのやり方



さて、上のサイトの中では、

映画などに登場するルームシェアの例です。

わたしもここで、
ドミトリーに関連するような、
映画やドラマの例をいくつか挙げてみます。

まずは、
オダジョー主演の映画『メゾン・ド・ヒミコ』です。
これは老人ホームですけど、高級ドミトリーと考えることもできる。
みんな引退した人たちばかりなので、職業をもつ人などはいません。
みんな気ままに楽しく、しかもかなり贅沢に暮らしています。
そこが人生を終える場所でもあります。
じつは経営をパトロンに頼っている実情も明かされます。


NHKのよるドラ『ルームシェアの女』。
子連れのシングルマザーが男性とルームシェアをする話。
「10か条」のようなルールを一方的に定めたりして、
しょっちゅう喧嘩のたえないルームシェアでした。

そして、今放送中の『ラストフレンズ』。

親しい間柄だけに、亀裂が入ると深刻な状況を生みます。

『ルームシェアの女』と『ラストフレンズ』では、
食材費などは別々になっているようで、
冷蔵庫の中身が、きっちりと仕切られていました。

今のNHKの朝ドラ『瞳』は、
東京下町の長屋の生活が舞台になっていますが、
濃厚な地域の人間関係がまだ残っている様子が描かれます。
同時に、里親制度がテーマのこのドラマでは、
児童養護施設の寮も紹介されています。
子供たち8名ずつの集団生活で、二人部屋だそうです。

また、
これはドミトリーでもルームシェアでもないのですが、
阿部ちゃんの『結婚できない男』。
そして、いま放送中の『猟奇的な彼女』。

この両方に共通してるのは、マンションで隣どうしの男女です。
マンションという個の空間が、ベランダにおいて開かれていて、
しばしば、隣人どうしがベランダごしに話すシーンがあります。
いわば、昔の「縁側」みたいな感じです。
こうした場所が、
人間の関係を描く上で、格好の舞台になっているわけですね。。

逆に、このような場所を上手く設定しないと、
現代のような社会では、人間関係を描くのも困難なのだと思います。

ドミトリーの場合も、
個人と個人のあいだを、仕切るでもなく、また繋ぐのでもない、
あいまいな空間を上手に活用できれば面白いだろうと思います。

(つづく)




















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最終更新日  2008.06.19 19:26:44
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