まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2022.11.27
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カテゴリ: 探偵ドラマ!
城塚翡翠の後編です。

てっきり倒叙というからには、
これまでの内容を裏側から語り直すのかと思いましたが、
そうではなくて、
相沢沙呼の『倒叙集』なる原作の映像化なのですね。
※ちなみに相沢沙呼って女性かと思ったら男性だそうです。

つまり、
最初に犯人をネタバレしてから、
そのトリックをさかのぼって解き明かしていくという、
いわば「コロンボ型」の推理ドラマってこと。






ここからは翡翠と真ちゃんの女子バディに変わり、
変態シスコン野郎だった瀬戸くんは退場! (T_T)/~~



また変態シスコン野郎の瀬戸くんが復活するかも(笑)。





真ちゃんは、冒頭から、
変なデザインのTシャツを着て、
ソファに寝そべってアイス食ってるし、
今までのキャラとは全然ちがいます。

映像は相変わらず綺麗ですが、
メタリックでダークな色彩から、
パステルカラーの明るい色調が多くなった気がする。








犯罪捜査に首を突っ込んでるのかは分からない。
たんなる趣味?金持ちの暇つぶし?

しかも、
わざわざ犯人のアパートの隣の部屋を借りて、
霊媒&ハニートラップみたいなことをしたり、

ずいぶんと手間や費用が掛かっています。

なお、
「叔父は警視なんです」との翡翠のセリフがあり、
真ちゃんは 警視庁 の報告書みたいなものを書いています。

その一方で、
「また 警察庁 に利用されてんだろ」との鐘場のセリフもあり、
鐘場は警視から警部補に降格したものの、
どうやら翡翠のおかげで捜査一課に戻れたようです。
※ちなみに警察庁は、警視庁よりも上の組織です。

翡翠と真ちゃんは、いったい何者なんでしょうか?









前編とのギャップという点では、
かなり斬新で面白かったのですが、

…肝心の推理ドラマの中身は、
正直それほど面白いわけでもなく、

アリバイのトリックや真相解明の方法もショボいし、
犯行動機の掘り下げも物足りないし、
人生の過ちとプログラムのバグを重ね合わせるあたりも、
取ってつけたような話としか感じませんでした。
社長のマンションの鍵が、
会社の机の引き出しにあるのも不可解だった。
※追記:原作を読むと理由が分かるらしいです…。

最後に、翡翠が、
これから殺人罪で服役する男にむかって、
女性との付き合い方とか、
経験の重ね方とかを助言したりするのも変な感じ。

冒頭では、
真ちゃんがアイスを食べてしまったことを、
翡翠が推理で見破るくだりがありましたが、

わざわざ、
「溶けたアイスがテーブルについていた」とか、
「冷蔵庫のアイスが手の体温で少し溶けていた」とか、
そんな推理をしなくても、
アイスの蓋に名前が書いてないんだから一目瞭然でしょ。
※追記:見直してみたら、ちゃんと蓋付け替えてました…。訂正してお詫びします!









まあ、物語の出来はともかく、
せっかく日テレが凝った作品に挑戦してるのだし、
それをひきつづき楽しむことにします。





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最終更新日  2024.06.20 17:26:58


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