まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.10.20
XML
テレ朝「ゆりあ先生の赤い糸」第1話。



介護、不倫、性的少数者、コロナ禍など、
現実社会をめぐる話題をまじえながら、
夫婦や家族の形を考えさせる作品。

…ってことで、
かなりハードで暗くて、
もっとドロドロした話かと思ったけど、
想像したほどの悲壮感はありません。



むしろドライで逞しいですね。

主人公のキャラクターに勇気づけられます。

心理的にも経済的にも夫には依存してなかった。

そこが、わたしにはとても健全に見えるし、
物語のキャラとして新しさを感じさせます。

夫が作家という特殊な職業だったせいもあり、
お互いの領域を区別して尊重し合ってたのかな。
仕事はもちろん、プライバシーについても、
さらにはセクシャリティについても、
夫は夫、自分は自分だと切り離していたようです。

ただし、
さほど経済的に余裕があるわけでもなく、
思いのほか貯金額は少ないみたいですが…(^^;



この主人公のキャラって、
いわゆる「嫁の強さ」なのでしょうか。
もちろん嫁にもいろんなパターンがあるけれど。

第1話を見ただけでは、
姑や義妹との関係に恵まれてるのか、

子供がいないことは有利なのか不利なのか、
家に男性がいないことは好都合なのか不都合なのか、

…いまのところ何とも言えません。

夫の愛人であれ何であれ、
使えるものは使ったらいいと思うし、
そうでもしなきゃ生きていけないわけですが、
かえって背負うものが大きくなるのも怖いよねえ。

タイトルの「赤い糸」ってのは、
いろんな人を巻き込んでいく繋がりの糸ってこと?



ちなみに、従来のドラマでは、
「植物状態の患者を自宅介護」って、
あまり見たことがありませんでした。
点滴とかは素人でも出来るのかしら?

クモ膜下出血にかんしても、
ふつうは「搬送されたら緊急手術」ってイメージですが、
今回は家族の到着を待って同意の手続きも描かれました。
(その間にCTを撮影していた設定です)

ここらへんは意図的なのかな。

愛なのか。矜持なのか。

繋がりあう糸なのか。締めつける糸なのか。



今回は、
橋部敦子がテレ朝で漫画をドラマ化した形。
これまでにないパターンで、ちょっと珍しい。

おもにフジでオリジナル作品を書いてきた人だから、
韓ドラの「知ってるワイフ」をリメイクしたときも、
それまでにないパターンだと思ったけど、

また新しいことに挑んでるわけで、
作品のテーマも、従来のものとはだいぶ違う。

テレ朝としても新しい試みじゃないかしら?
前季は「ハヤブサ消防団」を放送した枠ですが、
なかなか意欲的な作品に取り組んでると思う。



とはいえ
橋部敦子らしさは随所に垣間見えます。
妙に淡々としてるところとか。

三田佳子の団子のくだりなんかも、
シレッとして微妙な面白さがありました。

キャスト陣も、
数字の取れる俳優というよりは、
わりと硬派な実力派を揃えた感じです。

なお、菅野美穂は実年齢が46才。

たしかにアラフィフかもしれないけど、
まだ見た目は40代前半って感じだし、
よくもわるくも50才には見えないかな~(笑)。


これが全財産?!

すごい階段!!姑もこれを昇り降りするの?

右の子はどこの美女?
と思ったら白山乃愛ちゃん。…知ってたけど(笑)




にほんブログ村 テレビブログへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.06.17 14:40:32


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: