制作統括の真鍋斎は「通常、朝ドラの最終週ではエピローグ的な話が続くものですが、『おむすび』は何かを成し遂げた女性の物語ではないので、ドラマが終わった後にも彼女たちの人生は続いていくだろうと。つまりは最後までストーリーを緩めずに、回収編ではなく物語を前に進める構成にしたんです」と語る。
詩を“社員として雇う”のではなく、“未成年後見人として育てる”という踏み込んだ展開には驚かされたが、真鍋は「そうした選択はものすごく重いことであるかのように捉えられますが、令和になった今、新しい家族のあり方へのブレイクスルーにならないかなと。実は、最初に脚本の根本(ノンジ)さんは『歩が養子として詩を迎える』とおっしゃっていました。ですが、養子にすると相続の問題など家族を巻き込んだかなり大きな展開になってしまう。もし聖人や愛子、歩が亡くなったときに糸島の土地は誰が継ぐのか、神戸の土地は誰が継ぐのか、という問題もはらんでくるので、1週では描き切ることができないんです」と説明。
さらに、「もう一つ里親制度もありますが、これは少し概念が異なるというか。児童養護施設から社会的養護が必要な子どもを委託されるかたちになるので、“詩を引き取る”ということとはまた少しニュアンスが違うんですよね。そういった中で、未成年後見人という比較的柔軟性があり、一番リアリティがあるパターンを選択しました」と明かした。
「血縁関係のない家族」。これは本作の大きなテーマとなっており、真鍋は「このドラマでは米田家を中心に “どう人と人とが結ばれていくか” を常に考えてきました。というのも、根本さんと話していると、どうも根底にそういう気持ちがあるんじゃないかと思うんです。セリフにはありませんが、根本さんは『血の繋がらない家族』という言葉を随所でおっしゃっていて。『家族って何なのか』を考えたときに、血縁ではない家族像。ダイレクトに人と人とが繋がっていく家族像をきっと描きたいんだろうなと。1年を通してそう感じていました」と、根本の思いを汲み取る。
【コラム】『おむすび』は最終週でなぜ物語を“進めた”のか? 制作陣が意図した現実と地続きの未来 https://t.co/Hy7kdohm9e #朝ドラおむすび #仲里依紗 #大島美優 #橋本環奈
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) March 26, 2025
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血縁を超えた新しい関係性
【ドラマレビュー書いた✍️】
— 北村有 | 映画ドラマ本 (@yuu_uu_) March 26, 2025
#アンサンブル 最終回のレビューが公開されています🙇♀️
さようなら、痛みの記憶。『アンサンブル』最終回が見せた、自ら幸せを選び取る希望 - telling, https://t.co/3o7JV7cG6m #川口春奈 #松村北斗 #長濱ねる #戸塚純貴 #SUMIRE #田中圭
たしかに。
— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) March 29, 2025
> はじめからリーガルラブストーリーなんて謳わずに毒母アンサンブルで良かったんじゃない?パターンの違う毒母からの脱却を主軸にしていれば、両想いの男女のしょうもない擦れ違いを見せられるより、はるかにおもしろかったと思います。 https://t.co/Mf5UZuPLEQ
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