まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2025.04.05
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カテゴリ: NHK朝ドラ
朝ドラ「あんぱん」第1週。
おととしの「らんまん」「ブギウギ」に続いて、
またしても四国が舞台です。

おなじ土佐だけど、
万太郎は「たまるかー!」とは言ってなかったな…(^^;

主人公のモデルは、
やなせたかしの妻の小松暢 のぶ さん。
彼女は笠置シヅ子の4才年下なので、
ちょうど時代設定も「ブギウギ」と重なる。

脚本の中園ミホ的にいうと、




やなせたかしの奥さんは幼馴染だったの?!

…と思って調べてみたら、
幼馴染という設定はフィクションだそうで、

やなせたかしは、
東京生まれの高知育ちだけど、
(御免与 ごめんよ 町ではなく後免 ごめん 町)

小松暢さんのほうは、
高知に生まれて大阪で育ったらしい。

そういえば笠置シヅ子も、
香川生まれの大阪育ちよね。



とはいえ、

小松暢さんは大正7年生まれ、
やなせたかしは大正8年の早生まれです。

そして、双方とも、
大正13年に父を亡くしてる。

ドラマの設定は昭和2年ですが、




土佐の人間は気性の荒いイメージがあるから、

やなせたかしが土佐出身なのは意外!
…と思ってたら、
ドラマのなかでも彼は《東京もん》の扱い。
典型的な土佐っ子じゃないわけね。

四国で《東京もん》が馬鹿にされるのは、
漱石の「坊ちゃん」に同じ。 (あれは愛媛の松山)

ただ、
ナイフとフォークで食事するシーンを見ると、
東京で暮らしていた母よりも、
土佐の医者の伯父のほうが洋風でハイカラだった、
…という逆転現象があります。

実際、
やなせたかしのWikipediaを見ると、
「伯父は趣味人でもあり、かなり影響を受けた」
と書いてある。

東京生まれのやなせたかしは、
そんな裕福な土佐の医者夫婦や、
あんぱん売りのおじさんの影響で、
ますますハイカラになったのかも。



やなせたかしの2才下の弟は、
実母を知らずに養父母に育てられたようですが、
そこも笠置シヅ子に似てます。

これって「母に捨てられた」とも言えるけど、

見方を変えれば、
再婚相手から連れ子がイジめられないように、
信頼できる養父母に預けたってことかもね。

考えてみると、
わたしの母方の祖父も似たような境遇で、
「実母が死んで父が再婚した後は祖父母に育てられた」
らしいです。

昔は、そういうのが普通にあったのだな…。




漫画家の妻がモデルなのは「ゲゲゲ」以来ですが、

小松暢さんの場合は、
最初の夫と死別した後に、
いきなり新聞社に入って雑誌の編集の仕事をしたりと、
社会的にも有能な女性だったようです。

その新聞社でやなせたかしと出会ったのね。
やなせたかしが初婚、小松暢さんは再婚だった。



少女役の永瀬ゆずなちゃんは、
フジ「朝顔」のつぐみ役も天才的でしたが、
もうすっかりお姉さんになって、
土佐弁のヒロインをみごとに演じてる。

その「朝顔」を書いた根本ノンジは、
前作「おむすび」でボロカスに叩かれてるってのに…(^^;

9才にして、すでに芸歴6年だもんねえ。
あんなに下駄で走って鼻緒ズレしないのかしら?



主人公はいつも走ってますが、

実際、小松暢さんは足が早くて、
女学校時代に《韋駄天おのぶ》と呼ばれていたと。

ヤムおんちゃん (=ジャムおじさん) が阿部サダヲなのも、
大河「いだてん」つながりってこと?

銀座の木村家があんぱんを開発したのは明治7年。
そして大正時代には、高知でもあんぱんを売ってたのね。




関係ないけど、

亡父役の二宮和也は、
パズドラの父ちゃんに見えました…(^^;


NHKのやなせたかし。


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最終更新日  2025.05.30 01:57:35


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