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2025.05.21

NHKうたコン：斉藤由貴×高橋洋子×水樹奈々×あしたのジョー。

テーマ：どんなテレビを見ました？(82973)

カテゴリ：東宝シンデレラ

うたコン「懐かしのアニメソング特集」を見ました。
たんなる偶然ではあるけれど、NHKがこのタイミングで斉藤由貴をピックアップしたのは、それとなく永野芽郁を励ます意味合いでは？…と解釈した視聴者が全国に１万人ぐらいいた気がします(笑)。実際、Xにもそういう趣旨のツイートがたくさんありました。

ある時、彼女は私の分身だった。
— 北川悦吏子 (@halu1224) May 20, 2025

尾藤イサオは脅威の81才ぶり…！！
今回の全出演者のなかで、もっともエネルギッシュで、もっとも声量があり、もっとも歌唱力が安定してました。まったくシワのないツヤツヤしたお肌！どうなってるの？思わずなにか特殊な注射でも打ってるのでは？などと勘ぐってしまいます(笑)。六本木あたりで若い女の子をナンパしてても違和感がないと思わせるほどの現役感。

70才の天童よしみや、68才の堀江美都子の歌声も健在で、両者がちびっこのどじまん時代からの旧知だったことにも驚きます。とくにアニソンを歌う人は、もともとの地力があるだけでなく、童話作家や漫画家と同じように、精神的にも童心を失わないキラキラした若々しさがありますよね。

元漫研部長の由貴ちゃんは「感動で泣きそうです！」と言ってましたが、やっぱり世代的に「アッコちゃん」とか「キャンディキャンディ」あたりの堀江美都子の歌が刺さってたのかな。ただ、今回の番組の構成は、ほかにもいろんな意味で斉藤由貴的に因縁を感じさせる内容になってました。

◇

まずは「あしたのジョー」。
たぶん由貴ちゃんは80年か81年（あるいは両方）の映画を観てるはずだけど、わたしや由貴ちゃん世代は尾藤イサオじゃなく荒木一郎の主題歌に親しんだのよね。ただ、寺山修司が力石徹の葬式を主催したあとに、いわゆる「24年組」を中心とする少女漫画文化へ積極的にコミットしていった経緯を考えると、寺山修司が作詞した1970年の「あしたのジョー」の主題歌に対して、由貴ちゃんも何らかの感慨を抱いてる可能性はある。

◇

長岡和弘は、岩崎良美や水樹奈々の曲も手掛けてる。

「見ていましたよ、高橋洋子さん、岩崎良美さん、水樹奈々さん…と縁の深いアーティストばかりで楽しかったですよ。
— 長岡和弘 (@K8u0G4EKhZKAjPA) May 21, 2025

高橋洋子は、いまや世界的にも名を轟かすほどの存在になって、由貴ちゃん以上に大御所感がある気もするけど(笑)、じつは無名時代に由貴ちゃんのバックコーラスをやってたのよね。はたして由貴ちゃんはそのことを覚えてるのかどうか、やや不安視してたのだけど、ちゃんと覚えてたようです。あたりまえか…(^^;

ただし、以下のツイートで「1998年」とあるのは「1988年」の間違いですね。あくまで「エヴァ以前」の話です。つまり、高橋洋子も、由貴ちゃんとの仕事を経て飛躍していった人物のひとりってこと。ちなみに年齢は２人とも66年生まれです。

1998年「ORACIÓN -祈り-」ツアーでバッコーラスをさせていただいた #斉藤由貴さんとも感動の再会！！あの頃の私はまさか同じテレビ番組でご一緒いただける日が来るなんて夢にも思っていませんでした！今も変わらず気さくに対応してくださり、コーラス時代の事などお話しさせていただきました！幸せ〜 pic.twitter.com/HbCGUb0xJF
— 高橋洋子official (@yoko_t_official) May 20, 2025

そして以下に書かれてるのは、翌89年の話です。そのほかの未確認情報については書きません。何か知りたいことがある人は自分で調べてください！

奥井が上京するきっかけになったオーディションがあって、その時の審査員が～渡辺格（いたるびっち）さん、大平勉（トムくん）さんなど、水樹奈々ちゃんとこのチェリーボーイズの方々で。数週間後、家にいたら電話かかってきて、それは女優「斉藤由貴」さんのコーラスのお仕事でした。いつもやっている「高橋洋子」さんという方が、「松任谷由実」さんのツアーとかぶってできないーということでした。
https://ameblo.jp/okui-masami/entry-12043007646.html