まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2025.10.23
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もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう?

第4話を見ると、
本作の世界線には、
蜷川幸雄や佐藤B作だけでなく、
つかこうへいも存在してるみたいですね。



このドラマのタイトルって、
ちょっと理屈っぽいなと思ってましたが、
つかこうへいの言葉を象徴的に表してるわけね。



街全体が「舞台」であり、人間の生き様が「芝居」だと。
だから楽屋はどこにも存在しない。



でも、
街全体が猥雑な劇場空間だというのは、
寺山修司の天井桟敷の考え方でもあるし、

寺山が模範にしたフランスの犯罪大通りは、
おそらく日本の浅草にも似てるのよね。

その浅草の劇場空間を、
渋谷の八分坂 (≒百軒店) に移し替えるとしたら、


浅草ヴォードヴィルの世界を小劇場演劇に取り込んだ、
佐藤B作の発想に近いともいえる。

そういう意味で、
総合的に「早稲田的」なんだろうなと思います。





舞台の発想で作りすぎてて、
正直、菅田将暉のキャラは窮屈で暑苦しい。

そこがテレビドラマ向きじゃなくて、
ちょっと賛否の分かれるところだとは思う。

ヤフコメを見てたら、
「もし主人公が長瀬智也だったら…」
みたいに書いてる人がいて、
わたしも「なるほどなァ」と唸ってしまった。

たしかに長瀬智也って、
空回りするおバカな主人公が魅力的でした。


いまの若手俳優なら、
窪塚ジュニアあたりがいいかも…と思ったり。



でも、
主人公のモデルがつかこうへいなら、
三谷のイメージにいちばん近いのは、
やっぱり菅田将暉だったんでしょうね。


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最終更新日  2025.10.23 08:10:04


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