星とカワセミ好きのブログ

2021.05.15
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作曲家の筒美京平さんは、南沙織さんに多くの曲を作曲されました。
1971年6月に、南沙織さんは「17才(作詞:有馬三恵子、作曲:筒美京平、編曲:筒実京平)」でデビューされ、大人気となりました。

曲は違いますが、河合奈保子さんは1981年3月に「17才(作詞:竜真知子、作曲:水谷公生、編曲:船山基紀)を歌いました。南沙織さんの「17才」と雰囲気が全然違いますが、聴き比べると楽しいです。

17才に関する歌というと、米国のシンガーソングライターのジャニス・イアン(Janis Ian)さんを思い出します。
私が中学、高校生の頃、ネッスル日本(現ネスレ日本)のCMをよく見ていました。
ヨーロッパの美しい街とコーヒーを飲む人々の映像とともに、「The one world of you and me」の美しいメロディが流れます。CMではジャニス・イアンさんが歌っている事が表示されていました。
それがきっかけで、ジャニス・イアンさんのレコードを借りて、テープに録音して聴きました。
未だに印象に残っているのが「at seventeen(17才)」です。
歌詞を読んでみると、南沙織さん、河合奈保子さんの「17才」とは全然違い、17才の女の子の心の揺れが具体的に書いてあり、驚いた記憶があります。


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手元にある本ですが、「南沙織がいたころ /永井良和/朝日新書/2011年9月30日発行」を読むと、南沙織さんの事が良く分かります。永井良和さんは大学教授をされています。南沙織さんの「17才」に関し、詳しく書かれている所を紹介します。

p54。
作曲家の筒美京平さんが南沙織さんと初めて会った時の様子です。
「レッスン室で、静かに編み物なんかしているんですよ。僕が手編みのものを身につけていると『先生、それ手編みでしょう』なんて、そういう普通の会話ができる人。それまでの歌手の人たちとは、ちょっと違う感じでしたね。」
「たしか日音のレッスン室で最初にお会いした時に、『あなた、何が歌えるの?』ってきいたら、彼女が『ローズ・ガーデン(リン・アンダーソン)』と答えたと思うんです。じゃあ、そういう曲を作ろうということで、詩を有馬三恵子さんに頼んで、一週間でカラオケまで作っちゃった。(筒美京平CD集『HITSTORY』付属ブックレット)」

P58。
「その歌詞を担当したのが、有馬三恵子さんでした。CBS・ソニーの酒井政利さんは、小川知子さんの『初恋の人』(1969年)を書いた有馬さんこそ、沙織さんの曲づくりに必要と考えました。」
「沙織さんがちょうど誕生日を迎えるので、タイトルは『17才』になりました。
『17才』で描かれているのは、有馬さんの故郷、山口県の富海(とのみ:現在は防府市)の浜辺で、有馬さんが高校生だったころの記憶と重なっているそうです。」

P59。

当初、社運をかけた新人歌手の名は、CBS・ソニー社内で公募され、『南陽子』でほぼ決まっていたと伝えられています。南の島からきた明るい少女、というイメージなのでしょう。ところが、有馬さんは異議を唱えます。そして、夏に咲く沙羅(サラあるいはシャラ、ナツツバキ)の花から『沙』の字をとりました。その『ういういしいイメージ』がよかったそうです。また、七夕のころに誕生日を迎えることから織姫の『織』をとり、音の響きのよさを考え、『さおり』という芸名を思いつきました。」

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【南沙織さん】

↑ P62。南沙織さん。
「デラックス近代映画 20世紀アイドルスター大全集 PART2 GS、中3トリオ、新御三家からピンク・レディーまで!/近代映画社」







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↑ 筒美京平の世界[増補新訂版]作曲家・筒美京平データブック 1966-2011/P ヴァイン・ブックス」


↑ P28。 南沙織さん「17才」。


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↑ 「南沙織がいたころ /永井良和/朝日新書/2011年9月30日発行」

南沙織さんについて、とても分かりやすく記載されてある。
P250~P254の「参考文献・資料一覧」リストは、なにが参照されたかが分かり、とても参考になる。





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最終更新日  2021.05.23 14:57:47
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