2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全31件 (31件中 1-31件目)
1
日曜日の終わり、20時に大河ドラマのテーマ音楽が流れる。むかし、サザエさん症候群というのがあって、次の日のことを考えてちょっとブルーになるということで例えられたりしましたが、このテーマ音楽が自分にとってそういうことだったりもしたことあります。いまは大丈夫ですが。いまでは一番楽しみにしているドラマのひとつです。(ラストフレンズとかアラウンド40とかも見ていましたが)原作と脚本と出演者と3つとも見事にかみ合っているように思いまして、過去さかのぼっても、本当に楽しんでみているように思っています。http://www.nhk.or.jp/taiga/両親が大河ドラマを見ていたおかげで、子供のころから見ております。はじめて記憶しているころから数えてみたら、今年で35年目になっていて、なんとまあ・・・という長さに驚いてしまいました。とはいっても、すべてみているわけでもなく、視聴率がよくても評判がよくても、自分が興味なかったり、他で忙しかったり、日本にいなかったりで、見ていないものも結構あります。過去35年、大河ドラマのタイトルを見て、主役の顔が浮かぶ、テーマ音楽がすぐ思い浮かべられる、話の内容がいくつかすぐ思い浮かぶなど、挫折せずにほとんどみたものを並べました。国盗り物語(1973)、勝海舟(1974)、花神(1977)、黄金の日々(1978)獅子の時代(1980)、おんな太閤記(1981)、山河燃ゆ(1984)独眼竜政宗(1987)、武田信玄(1988)、春日局(1989)翔ぶが如く(1990)、太平記(1991)、信長(KING OF ZIPANGU)(1992),毛利元就(1997)、徳川慶喜(1998)、元禄繚乱(1999)北条時宗(2001)、武蔵(2003)、新撰組(2004)、義経(2005)、篤姫(2008)「国盗り物語」(1973/司馬遼太郎原作)高橋秀樹 (織田信長)、松坂慶子(濃姫)ということで、今の薩摩藩主の役や、篤姫の側近の役ですが、子供ながらに印象残りました。当時は20代で出世作になったこの作品はどこかで見てみたいようにも思います。●最近の傾向として幕末のものに自分は興味あるみたいです。とりあげる人や主体が違うと描き方も変わってくるわけで、今回のように13代将軍など、いままでスポットがあたったことのない将軍がでてきて興味深いです。(高校の歴史の授業では、ほとんど試験にでないので、あんまり細かいことは無理しておぼえなくてもいいといわれた箇所でもあったりしました。偏屈なのか、いまはせっかくの機会なのでいろいろ番組見ながら知りたいと思っています。)堺雅人 演じる13代将軍、スケールの大きさ感じます。「新撰組」の山波総長役のファンだったのですが、今回の新境地ぶりすばらしいです。稲盛いずみ 演じる大奥総取締の滝山 冷静で緻密な表情に感動しました。「義経」の母の役(常盤)のときとはまた違った表情ですが、好きな女優さんなので見入っています。宮崎あおい 篤姫役はなにもいうことがありません。2年前、「純情きらり」 という朝ドラで、6月頃は音大生になったころでピアノソナタをよく聞いていました。●http://www.nhk.or.jp/taiga/kikou/index.html番組のおわりに京都の清水寺が映っていました。去年の秋に紅葉を見に行った時は、コースから外したところでしたが、時代背景も含めて、新たに知ることが多く、またゆっくり近辺の寺院も含めて散策してみたいものだと思いました。BGM: マーラー 交響曲第8番 (千人の交響曲) インパル指揮 東京都交響楽団 (NHK オーケストラの森より) 週末をしめくくるにはこういう音楽もいいかもしれません。
June 29, 2008
コメント(5)
東京の下町に住んでいるものとしては、東京の西側のラインの電車はなにかがないとなかなか乗りません。京王線に乗ったのは今年3回目。 行先がはっきりしているから、数えられるのかもしれません。過去をさかのぼっても、自分の行動パターンから、本当に限られます。東京競馬場http://www.jra.go.jp/facilities/race/tokyo/access.html(ふつうはJRで府中本町から行きますが、ときどき京王線に乗りました。)八王子いちょうホールhttp://www.hachiojibunka.or.jp/icho/top.htm(おととし、ネルセシアン という繊細なピアニストの演奏を聴きました。)パルテノン多摩http://www.parthenon.or.jp/access/index.html(おととし、ファジル・サイという枠にとらわれないピアノ演奏を聴きました。きらきら星もブラックアースも印象的でした。)アフラックhttp://www.aflac.co.jp/pmk10339/index.html?banner_id=ad101(調布駅前にあるところ、ここは仕事で行ったことあります)ユーロピアノ (千歳烏山)http://www.euro-piano.co.jp/(ベヒシュタインのすてきなピアノがあるショールーム、何度かお世話になっています。)せいぜいこんなものです。初台のオペラシティどまりだということが書いていてよくわかりました。(ここは京王線という意識が自分にはありません。都営新宿線だとおもっていましてカウントできません。)●今日は、行く場所がひとつ増えました。世田谷区烏山会館http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00004097.html夕方からピアノの発表会聴いていました。駅前にある世田谷区のホール。住民登録ができるような場所がすぐ近くにあるのは、後楽園にある文京シビックホールとよく似た感じでした。ここもスタインウェイのピアノがあり、恵まれた環境にあるようです。クープラン→ドビュッシー と、声をかけていただいた方からは素敵な演奏が聴けました。歴史をまたいだフランスものの路線、結構渋くていいですね。日頃いそがしく限られた時間のなかで舞台にでるのはたいへんなこと。いつもたくさん勇気と感動をいただいているのです。●パックの踊りをBGMにしながら、この曲のイメージでお花屋さんへいったり、ト音記号のパン屋さんへ行ったのに売り切れだと言われ和菓子に化けたり。チョコレートに化けたり。やっとピアノの発表会のときにいただいたチョコレートとお花のお返しができました。そんなことをしながら、会場へ向かう際、丸ノ内線で新宿で降り京王線に乗り換えようとしたら、小田急の改札前へ来てしまったり。いきあたりばったりの方向音痴は改善しないといけません。
June 28, 2008
コメント(2)
東京メトロ有楽町線に江戸川橋という駅があります。池袋と飯田橋の間にあるのですが、よく乗っているときも、なんだか地味な感じがする場所でもあります。そんなに多くの回数、降りたことありません。うかがう場所も、はっきりしています。椿山荘、フォーシーズンホテルとかに行くとき。(明治時代の元勲、山縣有朋が私財を投じて購入した場所というのは、ずいぶん後になって知りました。)http://www.chinzanso.com/access/トッパンホールへ行くとき。(素敵な室内楽のコンサートを何度か堪能したことあります)http://www.toppanhall.com/about/access/それから、最近は、地蔵通り商店街を散策しながらピアノサロンへ行くとき。江戸川橋地蔵通り商店街 (巣鴨にも地蔵通り商店街はあり有名な名前のようです)http://home.yomiuri.co.jp/guide/14.htmhttp://www5.plala.or.jp/guiter/sampo/Cause035/01.htmピアノパッサージュhttp://www.pianopassage.jp/今日は、久々にここのピアノサロンで、ピアノを弾きました。モーツァルトとドビュッシーとグリーグ。今月4回目(先週をのぞいて、どこかしらで弾くことになりました。)聴いていただける人がいるというのと、スタインウェイの立派なピアノで弾けるのはありがたいこと。気がつけば知り合ってちょうど10年になる、主催者とメンバーのみなさまにたくさん感謝したくなりました。たくさんのすばらしい演奏があったのが何よりでして、たくさんのパワーをいただきました。ありがとうございます。●帰り際に、かなり前にアマチュアピアノコンクールで優勝したことのあるお店の方から、ここでやっている男性限定の「男のコンサート」というのにまた出てくださいと言われました。(1回だけ出たことあります。シューマンのアラベスク弾きました)9月下旬のようなので、それまでに弾ける曲を探すことにします。
June 28, 2008
コメント(200)
朝が来た。新しい朝だ。自分のための朝だ。さっきまで、「義理と人情」という、みのもんた さんが書かれている新書本を読んでいました。そのあとがきに書かれていました。みのさんのお父様が、みのさんあてに最期に残していってくださったことばなのだそうです。波乱万丈の人生経験のはなしは、テレビでも見たことがあるので、あらかた知っていましたが、活字になっても深いお話はたくさんありました。少し引用しますと、こんなところです。-好きと楽しいは違う。 この仕事が好き。この仕事をしていると楽しい。 この人が好き。この人と一緒にいると楽しい。 60歳を過ぎてこの違いにようやく気付いたというくだりは考えさせられました。-仕事は選ぶのではなく、選ばれる。 (最近自分もそうなのかもしれないとおもうようになってきました)-義理を立てる。 義理の義とは義人の義。わが身をかえりみず、他人のためにつくす人のこと。 義理の理とは理屈の理。理屈とはすなわち、物事の筋道のこと。 義理とは、人と交際する上で努めなくてはいけない行為やものごとのこと。 簡単にいうと、交際上のルール。● 土曜日の朝、のんびりしています。この時間帯は腑抜け状態です。 なにもできません。 今日はこれからピアノの発表会が催される会場に行って、少しだけピアノも弾いてみます。 夕方は別のピアノの発表会が催されている会場に呼ばれていて、すてきな演奏を聴いています。 ぜんぜんちがう方から声がかかっているのですが、ドビュッシーの前奏曲を弾くという点で共通店があり、自分もそういうのに1曲だけ弾けるようなおかげで、共通点だと言えるようになりました。最近のちょっとうれしいことです。
June 28, 2008
コメント(0)

銀座4丁目、ミキモトの定点観測。あじさい、アジサイ、と書くより、ハイドランジアと呼ぶより、やっぱり、紫陽花なんでしょう・・・・。と今日は感じました。曇り空にこの色は本当によく似合います。夏至を少し過ぎた日の長い、でも梅雨空の一日のおわりに。BGM: ショパン 24のプレリュード 6番 ピアノ:アルフレッド・コルトー この短い曲が偶然、書いているときに鳴っていました。 でもちょうどよかったです。 紫陽花のBGMにはぴったりです。
June 26, 2008
コメント(2)
途中からでしたけど、課長島耕作のドラマを見ていました。日頃マンガをほとんど読まないので、これといった先入観はなく、テンポのいい流れと、脇を固める登場人物の人間模様が面白かったです。島耕作の作者である、弘兼憲史さんのエッセイは、いろいろ困ったことが多かったとき、ずいぶん気持が楽になったことを思い出しました。本棚を整理していたら、「なぜか、人の心をつかむ男の共通点」 というものが出てきました。2001年1月に出版されたと本の裏に書いてあったので、きっとそのころ読んでいたのかもしれません。この本だったかどうか忘れましたが、困ったことがあったとき、「まあいいか」とおもうこと、「人それぞれ」とおもうこと、人からどうおもわれているかとか気にしすぎる傾向があった(いまもあるとおもいますが)ので、これはとても印象に残ったことでありました。自分を型にはめこまない、心が軽くなる生き方・・・・という節をもういちど読み直してみました。BGM: シューマン 幻想小曲集 op.12 より 「気まぐれ」 ピアノ:アルフレッド・ブレンデル このタイトルがとても好きで、曲じたいも、ものすごく好きな作品のひとつ。 いろいろ聴きましたが、CDの演奏ではブレンデルは何度もよく聴き返します。 ブレンデルの何回か行ったコンサートで、シューマンは子供の情景しか 聴いたことありませんが、ホールのどこに座っていて、何年前の秋だったか、 その次の日に何をしていたかも含めてはっきりと覚えています。
June 25, 2008
コメント(2)
1ユーロ=167円10000円=59ユーロhttp://quote.yahoo.co.jp/m5?a=10000&s=JPY&t=EUR去年もこういうレート表をみて、一喜一憂していた記憶があります。あいては、ユーロではなく、ノルウェークローネでしたが。円高ドル安だといわれても、ユーロが相手となると分が悪いのでしょうか。1マルク=60円、1フラン=22円、1ギルダー=70円、160000リラ=10000円1シリング=13円 3000バーツ=10000円、1人民元(RMB)=13円頭のなかは旅行に行ったとき、または駐在したときの為替レート。「まるごとHOW MUCH」という番組がまだ存在していたら、充分戦えたであろうかと、思ってしまったりしています。人任せにしなかったおかげで、いろいろ覚えました。ただ、両替所でだまされたり、銀行の手数料の高さに唖然としたり、旅をするたびに鍛えられたかとおもえば、ぜんぜん学習していないとおもうこともしばしば。今年はおとなしくしていようかとも思いましたが、勤続20年のリフレッシュ休暇を使うチャンスは今年で期限切れ(10日間の特別有給休暇が付与されるのです)になるので、音楽を聴きに行くというより、作曲家の家や散歩したところを、ちょっと歩いてみたいとおもっていました。それから、後悔だけはしないように、今年で引退するアルフレッド・ブレンデルのコンサート。 これはなんとかならないものかと、コンサートスケジュールを見ては溜息をつき、2泊4日とかで強行して、しらんふりして、月曜日に会社へ行くとかという離れ業は、できないものかと、カレンダーをにらめっこしていました。この半年間であれば、どこで聴いても同じプログラムのようですが、さんざん悩んだあげく、キャンセル待ちをかけていた、ザルツブルグ音楽祭2008。ようやく明かりがみえてきた感じになりました。●ウィーンで、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなどのゆかりある場所を2-3日、歩きまわったあと、西へ4時間ほとインターシティに乗り、ザルツブルグへ。ブレンデルの最後になるザルツブルグ祝祭劇場でのコンサート、翌日はウィーンフィルでシューベルトの未完成を聴く。帰りにミュンヘンへより、ヘンレ版がやまのようにおいてある楽譜屋さんでまた弾きたい曲の楽譜を少し買って、帰りの飛行機で楽譜を見ながら夢の世界に入る。まだ半分夢のなかですが、なんだか実現してみたくなりました。BGM: ブレンデルの演奏の数々http://www.alfredbrendel.com/recordings.phpベートーヴェン、モーツァルト、ハイドン、リスト、シューマンほか。さっきから楽しく聴いています。 ここのページ行きつけになるかもしれません。●ブレンデルの残りのコンサートスケジュールhttp://www.alfredbrendel.com/concerts.phpソロは、ハイドン 変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII/6 モーツァルト ピアノソナタ K.533/494 ベートーヴェン ピアノソナタ 13番 Op.27-1「幻想風ソナタ」 シューベルト ピアノソナタ 21番 D960ピアノ協奏曲は 9番「ジュノーム」か24番最後はウィーンで12/18のコンサートとのこと。スケジュールを消化した時点で演奏活動は終了と、どこかのメディアでも見ました。これが最後の年に弾くピアノの曲なのかとしみじみと眺めています。
June 24, 2008
コメント(6)
今年は、何かしらと旅の多い年になりそうです。冬に雪化粧の富士山が見たかったから芦ノ湖へ行ったのもありましたが、アルゲリッチのピアノを久々に聴きに別府へ行き、ツィメルマンのピアノが聴きたいから、7月に新潟へ行き・・・という感じです。東京で聴いたラフォルジュルネも先日の神尾さんも含め、ほかにもたくさん。恵まれた1年のようで、いろいろおもうようにいかないことがあったとしても感謝しなければいけないと思っています。ピアニストのおかげで、旅先が決まる。コンサートがあるから、旅先が決まる。 やっぱり変なのかもしれませんが、これが自分流なのかもしれません。といっても、お金がふってわいてくるわけでもないので、どうすれば倹約家になれるのか、考えることも多いです。のんびり電車に乗りたいとき、極力新幹線を避ける傾向があります。今日の昼休みは、新潟から上野まで、その気になれば在来線で帰れるものか、駅から時刻表とかというのを見て、遊んでいました。時刻表にSLが走っているとかというのをみて、おお!!とおもいましたが、新潟から会津若松まで走るものらしく、あさっての方向になってしまうので、ちょっと残念と思いながら、駅へ行けば写真くらいとれるかも知れないとか、このまえの大分のトロッコではありませんが、いろんな想像をふくらませていました。●10年ほど前、夏休みが2日しかとれず、どこでもいいから東京を脱出しようとおもい、また「東京から脱出せよ」と上司にいわれて行ったところが越後湯沢。川端康成が雪国を書いたとなりの旅館にとまり、季節はずれだったのですが、そこで川端文学を堪能したこともあります。「雪国」といいながら、ここの町の本屋さんに「雪国」はなく、十日町という隣町へ行って、ようやく文庫本を買うということをしたように覚えています。 魚沼さんのコシヒカリに感動し、上善水如(じょうぜんみずのごとし)というお酒は口当たりがよく、短かったけど、印象に残った旅行の場所を通って帰りたくなりました。長岡から越後湯沢を通過し、水上(みなかみ)へ在来線で行ってみて、「トンネルを抜けると・・・」の逆コースを通ってみたくなりました。古い時刻表は付箋があったり、思い入れがあったりで、なかなか捨てられません。また新しいものを見つけ、ちがう場所に付箋がつくのも楽しみです。BGM: イゴール・ストラヴィンスキー イタリア組曲 ヴァイオリン:神尾真由子 ピアノ:ヴァディム・グラトロフ
June 23, 2008
コメント(4)

今日は、梅雨らしい一日。雨音の大きさに、外へ出るにも腰が引けてしまい、ずっと家にいました。6月に入って出歩くことが多かったのでひと休みという意味でもよかったのかもしれません。日頃の睡眠不足だったこともよくわかりました。ピアノの練習もそれなりにしました。まだまだですが、雨降りでなければ、遊び歩いていたかもしれません。昨日、サントリーホールですばらしいコンサートのあと、全日空インターコンチネンタルホテルのなかにあるパン屋さん。 ここのホテルのパンもともと好きだったのと、クロワッサンとか朝食用にでもと立ち寄ったのですが・・・、ト音記号のパン。こんなものを見つけてしまいました。気が聞いているというか、こういうの見たら、3週間前の札幌kitaraでのト音記号のアイスクリームセットではありませんが、やっぱり買ってしまいました。バケットもクロワッサンも頭の隅のほうへ行ってしまいました。いま、ひとつト音記号をほおばっています。パンというより、こおばしいお菓子のスティック。夜食にはいいかもしれません。先日寝る前にあまり食べないようにと、ご指摘ありましたので、残りはまたあしたに。BGM: ベートーヴェン 交響曲4番、 ブルックナー交響曲4番「ロマンティック」 朝比奈隆 指揮: NHK交響楽団 ~N響アワーより。 1908年生まれ、生誕100年の朝比奈さんの演奏を久々に聴きました。 ゆっくりですが音の主張がはっきりした重厚な演奏。 この人でなければという音楽、楽しめました。 朝比奈さん、京都大学文学部を出て、阪急電鉄に入って、また京都大学で音楽の勉強をしてという 経歴を紹介されていました。 アマチュアからプロフェッショナルになった方で、明治時代の生まれの方でも こういう方がいるのかと、改めて感じました。 時代が許す許さないも、戦争もまたいでいますし、信念とか情熱とかがあれば、 そういうものは関係ないのだと、つくづく大きな功績を残されたのだと思いました。
June 22, 2008
コメント(6)

梅雨空、6月の東京の週末、サントリーホールへヴァイオリンの演奏を聴きに行きました。神尾真由子 ヴァイオリン・リサイタル2008 ピアノ:ロハン・デ・シルヴァサントリーホール 大ホール<プログラムE>モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第28番 ホ短調 K.304プーランク ヴァイオリン・ソナタ**シマノフスキ 神話- 3つの詩 Op.30フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調(アンコール)チャイコフスキー 「なつかしい土地の思い出」より瞑想曲 Op.42-1チャイコフスキー ワルツ・スケルツォ Op.34淡い水色のドレスで演奏されました。公式プログラムのプロフィールに、「この才能は、ただただ神から授けられたとしか言いようのないヴァイオリン奏者」「歌心に満ちた音楽が体の中からあふれ出てくる」プログラム中にあった伊熊よし子さんのエッセイには、「常に一歩先を見て、上を目指してひたすら歩む、その心意気が全面に投影された芯のつよい演奏」とありました。昨年8月にサンサーンスのヴァイオリンコンチェルトを聴いて以来、私自身2回目となりました。ソナタを並べたこのプログラム、ちょっと重いかもと思いましたが、最初のモーツァルトのよくあるソナタでしたが、いま家に帰っても心に響く演奏、緩徐楽章のカンタービレの演奏にただただうっとりしました。技巧的な曲でのパフォーマンスはもちろんですが、静かなモーツァルトは特に感動しました。おもしろいプログラムの並べ方をして、たいへん楽しめました。はっきりした音の響きは語りかけるようで、フランクのソナタの終楽章のような登りつめるようなメロディのところはまさに圧巻でした。いまの彼女自身を象徴するかのような印象も持ちました。世界中にコンサート活動のようですが、6月は日本ということになっているようで、仙台>岡山>堺>兵庫>栃木>横浜>千葉>佐世保>岡崎>静岡>東京>大阪>愛媛>丸亀>島根>所沢 と、全部で16公演 5つのプログラムで、全国行脚の中盤戦が、今日のサントリーホールだったみたいです。今日はサイン会もあったので、せっかくなのでいただきました。サインをいただいたのは、22時少し前。 長蛇の列でしたが、にこにこされていました。まだまだ売り出し中なのでしょうけど、世界で通用しつづけるヴァイオリニストでいてほしいと願っています。
June 21, 2008
コメント(6)
音楽雑誌、本屋さんで、ぱらぱらと見ることは、日頃からの楽しみのひとつであります。初めて買いだしたころから20年くらい経ちますが、発売日にきまって買っていたこともありました。ただ、種類が増えたこともあり、値段もそこそこだし、興味のある月とそうでない月もあるし、たまーにしか、というのが最近の傾向。去年は、ノルウェーの写真をみるたびにぐらっとして、フィヨルドの写真やベルゲンの三角屋根のブリッゲン(世界遺産)をみるたびに、衝動買いしていました。それから、お気に入りのピアニストが載っていたり、来日記事とかがあったときくらいでしょうか。それからお世話になっているピアニスト、マイミクシィのピアニストの記事とか音楽記事、エッセイなどが紹介されたとき。そういうときに音楽の友、ムジカノーヴァ、ショパン、モストリークラシック、レッスンの友・・・などの雑誌を買っています。音楽の友7月号http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/ongakunotomo/index.htmlぜひ見てほしいといわれたので、WEBで目次をみました。別府アルゲリッチ音楽祭レポート、ラフォルジュルネレポート、これも興味あります。ベルリンフィルの2008年シーズンのプログラム。これも興味あります。オペラ特集。演出の賛否両論の話。 これもおもしろそう。・・・・・・・・あった。 これのことなのだと。あした本屋さんへ行って見に行こう。何冊かあるずっと家においてある一冊になるかもしれません。BGM: シューベルト 即興曲 D899-3 ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン 夏のおわりごろから、人前で弾けるように地道に練習します。
June 20, 2008
コメント(0)
ここ最近、コンサートはそこそこ聴くのは好きで行きますし、情報もそれなりにとるようになりました。それからmixiのコミュニティとかで、自然にはいってくるものも、おかげさまで増えました。大ホールでもキャパシティは2000人くらい、ネットでの先行予約とかになると、何十万人の人が登録し、著名なアーチストが東京でコンサートとなると、ネットにはつながらないし、あっというまに予定枚数終了になるしということをつくづく経験しました。一方、ちょっと変わった傾向も見られるようになりました。それほどメディアにのせず、地方だけでコンサートをするアーチストもいるということ。アルゲリッチ音楽祭のアルゲリッチも、今年は紀尾井ホールで弾きましたが、別府へ行けばということで該当する人にあたるのでしょう。3月に福岡で弾いたパスカル・ロジェもこの地だけ、アナカプリの丘があったのでぐらっとしましたが結局いけませんでした。7月に新潟でコンサートのあるツィメルマンもこの地だけ。新潟の地震でのチャリティという名目であるのでしょうけど、いろいろ見ても新潟だけ。大手のチケットのネット販売では11月のチョンミュンフンとの共演はありますが、完全に地方だけでノーマークの状態。 東京なら30分で売り切れそうなものであっても、普通にゆっくりと地元の窓口で販売しているそうです。5月にうかがいました別府のアルゲリッチ音楽祭でのマラソンコンサートも、どのような形で売れていくのか、定点観測のようにホームページ見ていました。サイトウキネンフェスティバルのように即日完売かといえば、それほどでもなく、2月に先行発売がはじまり、5月上旬まではまだ残っていた感じで、ゆっくりというイメージがありました。7月中旬のツィメルマンのコンサートも、どうやらそんな感じみたいです。ネットだオークションだと先行予約だ、先着何枚まで、予定枚数終了しました・・・という世界がある一方、のんびりした世界。 日本は不思議な国だ、いろいろあって面白いところだと、追いかけているアーチストがいるから気づくこともあるのでしょうけど、これでいいのだ、と、バカボンのパパみたいに思うようにすることにします。評論家もそれほど来ないので、気軽に弾けるのかもしれません、地方公演。こういうのにふらっと出かけてみたくなります。ムーンライトえちご という電車の時刻表調べました。BGM: ショパン バラード4番 op.52 ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン 3年前にツィメルマンの管理人をmixiである人から引き継いでよかったのかもしれません。放置状態でなにもしていないのですが、いろんな方がいろんなことを教えてくださるのです。 自分が知りだしたころ、まだ500人くらいだったメンバーが1279人が今日時点の人数。 前の管理人がどうしても引き取ってほしいと依頼されたことには、感謝しないといけないのでしょう。もう3年も会っていないけど、何をされているのだろうかと、紫陽花をみながら、ちょっとおもいだしてしまいました。
June 19, 2008
コメント(4)
夏になったら、いろんなイベントでお会いする人もいたり、実家にもどったり、それなりに贈答品とかくとかたいですが、プレゼントを買うことも多くなります。このあいだ家に届いた日経ビジネスの6/16号の付録、特別版に「贈り物の流儀」という特集があり、これはずっと永久保存しておこうとおもうくらい気配りのある記事が多かったです。現代礼法研究所、マナーデザイナー岩下宣子さんの記事、「基本形だけは知っておきたい贈り物のタブー」・一般的にお祝いごとで避けるもの。 お茶=香典返しにおおいので ハンカチ=手巾=てぎれ の字を当てるため 櫛(くし) =4(死)、9(苦)を連想するため・結婚祝いに贈らない ガラス類=「割れる」「切れる」 (ただしペアグラス、食器など目的がはっきりしていれば問題なし)・上司や目上の人に贈らない 靴=「踏みつける」 時計=「時間を守れ」 カバン=「勤勉」 腰から下のもの(靴下、靴)=「(贈り手が)踏みつける」・入院のお見舞いで気をつける 鉢もの=「根付く=寝付く」 菊=葬儀に使われることが多いので 椿=がくごと落ちる=首が落ちるので シクラメン=死と苦を連想するので・新築・引っ越し祝い ライター、灰皿、赤いもの=火/火事を連想させるものおぼえておこうとおもい、備忘録の代わりに引用しました。コラムには、マナー違反をあえて逆手に使うエッセンスがあり、スパイスがきいていて、なるほどと思うことが多かったです。●去年の母の日、入院中だったのですが、あえて鉢植えを贈りました。手入れをするのが好きなので、切り花だったら家に持って帰ることはないだろうし、持ち運びやすい小さいものにしました。夏に実家にもどったらまだかざってあったのでよかったとおもいました。最近ピアノの発表会とかでお花やプレゼントをいただくことが多くなりました。感動するものばかりで、自分のことに気を配っていただいていることは、とてもうれしいです。こちらが何かお渡しできる機会があれば、あやかりたいとおもっています。BGM: シューマン クライスレリアーナ op.16 ピアノ:内田光子 謝肉祭トクライスレリアーナしか内田さんのCDは知らないのですが、 自分がそれなりに多く持っているなかで、本当によく聴く部類にはいります。 軽やかでテンポがよく、小品のそれぞれの描写にアクセントがあるところに 惹かれるのでしょうか。
June 18, 2008
コメント(0)
http://magazineworld.jp/好きな男にモテたい。狙った彼の心に、ぜったい火をつけてみせる!●池袋から丸ノ内線に、ちょっとぼおっと乗っていたのですが、上に書かれている中吊り広告を見て、思わず振り返ってしまいました。自分自身は、男という文字を女に置き換えればいいのかもしれませんが、女性誌ならではのニュアンスの深さと、この雑誌のいつもながらのコピーの鋭さにも感動してしまいました。男性誌にしてしまうと、ぎんぎらぎんになってしまい、さりげなく、もっと奥ゆかしいほうがきっといいのでしょう。ヘアーサロンにわざと混んでいる時間帯に行っていたことあります。土曜日の夕方とか。それで、この雑誌にちょっとはまってしまった時期もあったりしました。とにかく見方がかわるとこうも変わるのかという男性という生き物の分析に、たいへん勉強させられました。それくらい私はお子様だったのでしょう。自分自身の消極的ぶりは絵に描いたようで、相手から声をかけられるまで、何もできないということ、何年たってもたいしてかわらないので、いいかげん卒業しなければ。今日は何か変です。少し寝不足なのかもしれません。 アンアンのとなりの雑誌には、40歳以上の男性が評判よさそうなことが書いてありました。風が吹いておけ屋がもうかるのか、自分に風が吹くのか。この先どうなるのか。とりあえず一日を大切にすることからはじめます。気がつけば6月も後半。自分にとってこんな早く感じる1年はいまだかつてありません。いいように解釈することにします。BGM: モンポウ 歌と踊り 1番 ピアノ: モンポウ 静かにひとりでいるとき、最近よく聴きたくなる曲のひとつです。
June 17, 2008
コメント(0)
ニ連符。三連符でも六連符でもなくニ連符。三連符は子供のころからいくらでもそういう曲に出会いました。 そういえば、ツェルニー30番とかでも♪そそそそそそららららららしししどどどれれれれれ・・・というのも含めて(なんでこんなものを今頃おもいだすのでしょうか)耳で聴いて下手になじんでいる曲は、とくに、三連符で音を2つとか4つに合わせるのによく苦労してしまいます。(これを書いていて思いついた曲たち・・・)メンデルスゾーン 無言歌の「浮き雲」ブラームス インテルメッツォop.118-2の中間部のきれいなところ。ショパン プレリュードの8番の左手。なかなかあわないですねー という感じのものほかにも多数。ここにあげたのは、どこかしらの舞台でたいへんなトラウマがあったのか、すぐに頭に浮かんでしまった過去に弾いたものです。●ニ連符。やっている曲がかたよっているのか、特定の作曲家を避けていたのか、つい最近になって、はじめてお見かけしました。ドビュッシー 月の光、 小舟にて。気が短い性格が災いして、先走ってしまう傾向があるので、このさき、ちょっと苦労するかもしれません。ほかにニ連符がでるような曲はどんなのがあるのでしょう???八分の九拍子とか、そういうのでしか出ないようにおもいますが、ご存知であれば、教えてください。ドビュッシー、慣れていないので譜は読みにくいですが、探した音を聴いて、この人にしかない和声を聴いて、感激してしまいました。調子にのって練習していたら、電車なくなるところでした。でも楽しかったからよかったです。BGM: シューベルト ピアノソナタ 第19番 ハ短調 D958 ピアノ:内田光子この曲、こわいので、しばらく聴けませんでした。内田さんだったらとおもってもっと聴けませんでした。でもとても好きな1曲。インターネットをはじめたころ、でピアノの見知らぬ方がいるところに、いつか弾きたいという曲を7-8曲書いたとき、ベートーヴェンの27番とシューベルトの19番と書いた記憶があります。きっと変な人だとおもれたでしょうね。
June 16, 2008
コメント(4)
今日は栃木県の小山市立生涯学習センターというところでピアノを弾きました。ここ2週間、週末どこかしらの場所へ行き、人前でピアノを弾いていました。(ものすごい遠い場所であったことも含めて)今日のスケジュールはわかっていたのですが、3週もつづけて・・・ということもあってそもそもそんな体力もあるはずもないしということで、スルーしていました。ところが、いつまでたってもどこかで変な音ばかり弾いてしまう、ドビュッシーの亜麻色は、やっぱりどこかで自分自身納得が言っていなかったということなのでしょう。せめてもう1回どこかで弾いておきたい・・・ という意識がだんだん強くなり、直前になってエントリーすることにしました。ピアノコンクール直前の6月は、毎年のように気合いの入ったエントリーがたくさん、ショパンのエチュード、ラフマニノフのプレリュード、ベートーヴェンやシューベルトのピアノソナタほか・・・。とても迫力のある演奏はたくさん聴いておなかいっぱいになりました。そんななか、場違いな人間がひとり。モーツァルトのK310の緩徐楽章とドビュッシーの亜麻色の髪の乙女(これだってプレリュードですが)を弾きました。(上記のイベントに出る方にとってはまったくお呼びでない曲なのかもしれません)ここのベーゼンドルファーのピアノの音が好きで、ホールの響きが好きで、ものすごく楽しめて弾けたのは何よりでした。先日、ある方から、どこかで密会しているような亜麻色だといわれましたが、それはそれで・・・とおもいながら、遠くにいる人のことをおもいながら弾くことにしました。●小山に足をはじめてはこんだのは、56thの例会からで、気がつけば1年半以上経ちました。 はじめのころは、2日前にピアノを弾いた白龍館で知り合いになったかたの紹介でうかがいましたが、最近はほぼ自分の練習のために通うようになりました。2時間かかる往復の電車も、行きは、本や雑誌をたくさん持ち込み、車窓を眺めながら、気分転換に読書の時間。帰りは、そのときそのときにご一緒させていく方と、たわいのないお話。これはこれで楽しい日曜日の過ごし方の一つになってきつつあります。BGM: ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 シューマン ピアノ協奏曲より 第3楽章 ブルーノ・レオナルド・ゲルバー(ピアノ) NHK交響楽団 ~N響アワーより
June 15, 2008
コメント(6)

週末の夕方、東京メトロの案内を見て、訪ねてみようと思いました。駒込にある六義園。 4月はしだれ桜がテレビに出るくらい有名ですが、6月は紫陽花です。あじさい山というところがあり、7-8年前から、いろんなあじさいを植えているそうです。徳川五代将軍の時代のころからある大名庭園も時代ともにいろいろ嗜好をこらしているのだとうれしくなりました。BGM: フォーレ ノクターン集 pf:藤井一興夜は少しピアノの練習。以前にくらべて時間すくなすぎるのですが、マイペースでつづけていくことにします。 インターネットでのピアノのオフ会も初参加から10年。自分自身のかわりようもありますが、自分にしかわからないかかわり方もあるでしょうし、真面目に向き合いながら、毎日がすすんでいけばと感じています。
June 15, 2008
コメント(2)

紫陽花が好きなので、こういうのを見るのにはもっとも恵まれた週末。もともと仕事関係で知り合った人が、実はバレエを習っているということを知り、発表会が近々あると聞いていました。催しの名前とホールの大きさを聞いてびっくり。マイクロソフト管弦楽団第4回ファミリーコンサート場所:文京シビックホール大ホール出演団体:マイクロソフト管弦楽団、マイクロソフト管弦楽団付属祝祭バレエ団チャイコフスキー 白鳥の湖該社の社会貢献担当役員の挨拶のあと、立派な演奏会。メセナ活動の一環とはいえ、スケールの大きさに圧倒されました。趣味でやっている社員とか社員の関連者で、オーケストラもバレリーナもかき集めて、舞台演出でした。物語はナレーション解説付きであり、とてもわかりやすかったです。抜粋版とはいえ、よく聴く組曲「白鳥の湖」はバレエの踊りとともに、生オーケストラで、それも無料で堪能できて、いうことありませんでした。白鳥も黒鳥も、4羽の白鳥も、スペインやイタリアやポーランドの踊りも、(予算の関係で登場したらしい阿波踊り部のパフォーマンスも)ずっと目に焼き付いております。忙しい中きっと練習されたのでしょう、演じきって終わってから涙ぐんでいるバレリーナの方とか姿をみて、もらい泣きしそうになりました。プログラムを見ていると、「この公演パンフレットは、Microsoft Office Powerpoint2007 で作成致しました。」と書かれてます。これもなかなかよくできたもので、いろいろ励みになりました。毎年ぜひつづけていただきたいものです。バレリーナになっていたシステムエンジニアの方から招待されてちょっとうれしかったです。マイクロソフト管弦楽団 http://msjso.net/
June 14, 2008
コメント(0)

西新宿へ行く途中、新宿界隈で、たくさんの副都心線前夜らしい風景に遭遇しました。オープニング前だからの風景、圧巻でした。伊勢丹の入り口では歓迎モード。記念のジャズセッションもあるようです。駅の案内は新しいモードへ。いよいよスタートです。●p.s.私は西新宿の白龍館でトマトタンメンをいただいて帰りました。すてきなジャズピアノとサックスを聴いてうっとりしました。気持ちにゆとりをもたないととなんだか感じさせられました。帰り際、お店の方になにかひいてといわれてモーツァルトのK.310の緩徐楽章を弾かせていただきました。ベーゼンドルファーの素敵なピアノさわれてよかったです。丸の内線の終電2本前で帰宅。今日もタウンウオッチングと音楽三昧でした。
June 13, 2008
コメント(4)

日比谷付近の花壇。くす玉みたいできれいでした。デスクワークが多いので、どこかで歩くことを最近しています。日比谷界隈から、丸の内経由、大手町まで歩きました。平日なのですが、ごはんを久々に炊いてみようと自炊しました。炊飯器の上に、ずっといつも置いてあるものが、今日はなぜか目にとまり、久しぶりに目をとおすことにしました。2年前、新潟県の春日山城跡へ行った時に手に入れた木の札です。●上杉謙信公家訓 16カ条・ 心に物なき時は、心広く体泰なり・ 心に我儘なき時は、愛敬失わず・ 心に欲なき時は、義理を行う・ 心に私なき時は、疑うことなし・ 心に驕りなき時は、人を敬う・ 心に誤りなき時は、人を畏れず・ 心に邪見なき時は、人を育つる・ 心に貪(むさぼ)りなき時は、人に諂(へつら)うことなし・ 心に怒りなき時は、言葉和らかなり・ 心に堪忍ある時は、事を調う・ 心に曇りなき時は、心静かなり・ 心に勇みある時は、悔やむことなし・ 心賤しからざる時は、願い好まず・ 心に孝行ある時は、忠節厚し・ 心に自慢なき時は、人の善を知り・ 心に迷いなき時は、人を咎めずこの時代の人は50年弱くらいの生涯なのに、どうしたら早くにこんな境地にたてるのだろうかと、自身を振り返ってしまいました。BGM: ベートーヴェン ピアノソナタ 第12番 op.26 「葬送」 ソナタ形式のひとつもないソナタ。 第1楽章の変奏曲は静かにしていたいとき、よく聴きたくなります。
June 12, 2008
コメント(0)

きのうは、たくさんアクセスがあったので、副都心線の路線図の写真とりました。茶色いラインが副都心線です。池袋>雑司ヶ谷>西早稲田>東新宿>新宿3丁目>北参道>明治神宮前>渋谷池袋>大手町>新宿3丁目と通っている丸の内線とアクセスが良ければ、これで小さな山手線のような感じもします。池袋の東京芸術劇場から、四ツ谷にある紀尾井ホールへはしごするときに副都心線で新宿3丁目へ行き、丸ノ内線で四ツ谷へ行けば、いままでより絶対近い。とか、無理やり電車に乗るルートを決めてしまったりしています。●地下鉄の路線図みるのが好きです。ちょっと過去形の路線図を見るのも好きです。昭和40年代のものを、木場にある地下鉄博物館で見たことあります。東西線ができたときのポスター 「江東区が陸の孤島から解消!」当時はそうだったのかと、信じられないコピーに見とれてしまいました。銀座線の溜池山王駅ができたときはうれしかったです。サントリーホールの中途半端な最寄り駅が一気に解消されたので。それまでは、六本木から15分、虎ノ門から15分、国会議事堂前から15分、赤坂から15分。神谷町から15分。 正確かどうかは置いておいて、役にたたない駅ばかりならべてどうするんですか???と、素人ながらにおもったりもしましたので。 副都心線、あまりいかないような駅へ行ってみて、また探検したくなりました。北参道とかで降りて、地味派手な喫茶店を見つけてみたいです。http://tokyometro.jp/BGM: ラフマニノフ 楽興の時 op.16 ピアノ:小菅優6曲ありますが、4番がお気に入り。今日もあたまのなかをぐるぐるまわっていたので、実際に聴いてみることにしました。
June 11, 2008
コメント(0)

今週土曜日に開業する新しい地下鉄。副都心線。F! のポスターもみたこともあり、フォルティシモのようで元気がでるものでもあります。東京最後の地下鉄とか、決まってから20年かかったとか、今日もいろいろ報道されていました。東京へ来たころ「新線」という池袋ー小竹向原の短い線は、何を意味するのか???とよくわからなかったときもありましたが、これがやっと実を結んだのかと思うとなんだかうれしいです。朝の新聞も夜のテレビニュースも、守りを固める池袋、攻勢をかける新宿というトーンで一貫していてました。池袋は西武と東武の両百貨店が手を結びキャンペーンを実施、駅と直結する新宿3丁目の伊勢丹は大喜び、新宿南口までの地下通路ができ高島屋が近くなるということで商流が変わるというもの。渋谷は駅ができる東側に久々に活気が戻る。明治神宮前付近の交差点はさらに混雑する。だいたいこんな感じでした。1年前の日経ビジネスでは、新宿の土地の値段が横ばいが現状で、池袋に比べ街の魅力は落ちてきているので苦戦するのではないかと書かれていましたが、どの街も切磋琢磨しているのでしょう。4年後東急東横線が地下にもぐり、この線と直結し、渋谷も通過駅になる見通しです。終着駅のターミナルという言葉も時代とともに変わります。このときに人の流れがどうなるのかということは、私自身もとても興味あります。池袋については、ちょっと反論してみたくなりました。東武東上線沿線に住んでいたことありますが、東武東上線の成増→池袋は急行で10分東京メトロの地下鉄成増→池袋は各駅停車のみで16分東武東上線の池袋から山手線の改札も丸ノ内線の改札もすぐ近く。この駅のアクセスのすばらしさに感動したことあります。(関西人なので、阪急うめだや、南海なんばなど、ターミナル駅でやたらと歩かされた人間にとってはいかに東京が機能的な町かと実感していました。)新宿3丁目へ買い物するならともかく、新宿駅付近や西新宿のオフィスビルへ行く人は、いままでと通勤経路を変えるとはとても思えずという感じです。ただ渋谷となるへとなると、この線は相当使い勝手がいいように感じます。(成増→池袋(東上線or有楽町線) 池袋→渋谷(山手線) 渋谷→桜新町(田園都市線)こういう通勤経路で2年間過ごしていた時期があり、山手線の混み具合がひどくて、くたくたになったことはよくあったので、F!の副都心線乗ったら感動するかもしれません。ただ、池袋→渋谷の山手線の途中にピアノ教室があってそこでピアノ再開した当時を思い出せば、どうだったのだろうと、今の自分のありようを見て、これでよかったのだろうと思ってしまいました。●いまは、山手線でいえば東側、山の手ではなく下町の住人になっているので、この副都心線の恩恵は、まったくといってないのかもしれません。池袋は、東京芸術劇場へ行く時に、ピアノ教室へ行くときに乗り換え駅として、新宿は、初台の東京オペラシティに行く時に、渋谷は、NHKホールへ行く時に、松濤にあるピアノスタジオへ行く時に使わせていただいていますが、やっぱりそれぞれの街に行きたいと思うホールやおいしいお店や洋服屋さんがあるからこそ使う駅なのだと、趣味の世界に走っていますが、思ってしまいました。渋谷の新しい駅は見てみたいです。1週間前に作った安藤忠雄さんの講演を聴いたからではありませんが、やっぱり新しい東京の姿のひとつなんだろうと思いますので。それから東横線のいまの渋谷駅、もう少し行ってみたいです。横浜みなとみらいホールからの帰り道、東横線の桜木町がなくなる直前に行ったときに、ものすごく感慨深くおもったときのことも思い出してしまいました。BGM: シューマン 幻想小曲集 op.12 から「飛翔」 ピアノ: リヒテル会社の帰り道、山手線で途中で降りてピアノを再開しはじめたころ、2曲目にレッスンで弾いていた曲。あれからもうすぐ10年近くになります。
June 10, 2008
コメント(2)

週明け、出勤するために歩いている道。せっかく6月らしい眺めだしと思って、写真撮りました。この季節だからという感じのする眺めです。このあいだも、飛行機の中で、「雨の日と月曜日は」という昔はやった歌が流れていました。なんかぴったりだと思いました。最近雨の日は、雨の日なりに楽しめるようになりました。多くの方のすてきなピアノ演奏を聴いて、感受性が豊かになったのでしょうか。それはありがたいことです。BGM: ドビュッシー 水の反映 ピアノ:パスカル・ロジェドビュッシーでぱっと思いつく好きな曲5つ・・・・といきなり聞かれたら、今なんと答えるでしょうか??順不同で・・・アナカプリの丘水の反映亜麻色の髪の乙女喜びの島人形へのセレナーデ明日になったら変わるかもしれませんが・・・・。p.s.せっかくなので、直感で5曲思いついた方、足跡残してくださいませ。 今度おはなしできる機会があったときに直接お礼申し上げます。
June 9, 2008
コメント(12)

2-3日前、日経新聞夕刊で映画のコラムで知ったもの、タイトルも気になったことと、なんだか直感的に観たいとおもい、めずらしく映画館へ足を運びました。1か月前に観たフランス映画と同じ場所。銀座4丁目、山野楽器、mikimotoの裏の場所が気に入ってしまいました。シネスイッチ銀座 http://www.cineswitch.com/index.htmこういうところです。めんどうくさいけど、いとおしい。いろいろあるけど、一緒にいたい。橋本亮輔監督は、「世の中の美しいことや醜いこと、それらをぐるっと描けたらな、ということで、『ぐるりのこと。』というタイトルにしました。」と、パンフレットにありました。リリーフランキーさん、最高ですね。ほのぼのと自然体で、役柄にでてくる人柄にはあこがれました。 決して楽しいことばかりでない人生、いろんなことを受け入れて時がすぎていくこと、しっかり地に足をつけて歩いて行くことの大切さを感じました。映画のパンフレットのなかで、秋元康、福山雅治、山田洋次氏など、いろんな方のコメントがありました。ぐるりのこと。http://www.gururinokoto.jp/index.htmlリリー・フランキーhttp://www.lilyfranky.com/top/映画の記者会見など。http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d000001c0rb.html●映画をみて浮かんだBGM: ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 より第2楽章 (音になったらこんな感じなのかなあと想像してみました。)
June 8, 2008
コメント(0)

6月、梅雨空の多い季節。水にちなんだ季節。水オフという、水がテーマの曲をみんなで弾きあうピアノの会がありました。写真は、自宅から会場までの途中の東京メトロ錦糸町の改札付近の絵。とても風流です。 風流に弾き、風流な気分に浸りたい、そういう1日でもありました。<みんなが持ち寄った水の曲一覧>グリーグ 小川ドビュッシー 水の反映ギロック ダイアナの泉ショパン 雨だれの前奏曲チャイコフスキー 白鳥の湖より 王子とオデットのグランパドウドゥ**ローザス 波濤を越えてドビュッシー 小舟にてラヴェル オンディーヌアイレンベルグ 森の水車クレイダーマン 渚のアデリーヌカスキ 夜の海辺にて***フォーレ 舟歌No.1メンデルスゾーン ベニスのゴンドラの唄ドビュッシー 小舟ルチアーノ・ぺリオ 水のピアノヘラー 練習曲op.45-8 舟歌十人十色の水の音、圧巻でした。とても楽しい時間をすごしました。知らない曲もいくつかというかたくさん。 また世界が広がりました。感謝です。私はグリーグの小川を久しぶりに弾きました。それ以外にモーツァルトのK310の2楽章、ドビュッシーの亜麻色を弾きました。聴いてくださったみなさま、二次会でお相手してくださったみなさま、たくさん感想をいってくださったみなさま、大変励みになりました。ありがとうございました。
June 7, 2008
コメント(5)

東京都内で、会社のなかにコンサートホールという粋な場所がいくつかあります。銀座の王子ホール、江戸川橋のトッパンホール、築地の浜離宮朝日ホールなど。気軽にピアノやアンサンブルを楽しめてどこも素敵な場所であります。今日は虎ノ門にあるJTアートホールというところへ参りました。虎ノ門病院の裏、霞ヶ関ビルの対面、特許庁の交差点、説明のしやすい場所でもあります。ホール入り口はこんな感じ。渋いグリーン。コンサートもしぶいです。JTアートホール室内楽シリーズ No.311向山佳絵子と仲間たち ~管弦ピアノの華麗なる三重奏 佐久間由美子 (フルート) 向山佳絵子 (チェロ) 三輪郁 (ピアノ) ベートーヴェン ヘンデルの<ユマ・マカベア>より 「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45ウェーバー 三重奏曲 ト短調 Op.63ピエルネ 室内ソナタ Op.48ゴーベール バラードツェルニー 協奏的幻想曲 Op.256(アンコール)ケーラー 花のワルツイベール アリアフルート、チェロ、ピアノという楽器の曲そのもの、あんまりないのでしょうけど、19世紀のドイツ、20世紀のフランスという組み合わせでした。ベートーヴェン以外は、はじめて聴く曲、それもすてきなものばかり。まだまだ奥が深いということを感じました。ちがう音色が3つそろうと楽しいですね。むずかしいことは考えずに素直に音楽楽しみました。このシリーズ、音楽家たちが、こんな曲を演じたい、あの人と協演したい、こんなテーマでプログラム組んでみたい、というおもいから、企画されたものなのだそうです。演奏されている3人のアーチストはとても楽しそうでした。三輪さんのピアノは活き活きとしていて、エスプリのフランスものの音色、とくに印象残りました。いろんな曲をよくぞ探してきたという感じですが、ポリシーのある演奏会素敵すぎます。おかげさまでとてもよい週末をむかえられそうな気になっています。●いえにかえってからテレビでバッハ聴いています。現在のBGM バッハ フーガの技法 (pf:ピエール・ローラン・エマール)さいごに、インターネットにつながって、ネットでピアノのお友達ができて、今日で丸10年になりました。1998年6月6日、Windows95のPCで、検索画面に「ピアノ」とたたいた日、はっきり覚えています。10年たったかと多くのみなさまに感謝!!
June 6, 2008
コメント(200)

赤坂、溜池山王にあるアークヒルズに仕事でも用事がありました。休憩時間に人だかりから避けるように、サントリーホール、カラヤン広場へ。コンサートをやっている時間でもなく、雨もしとしと。だれもいない静かなホール前。ここも定点観測の場所でしょうか。2月は雪景色、4月は桜模様。今年このあたりの写真を撮るのは3回目。それにしてもセンスいいなあと、見とれてしまいました。●夕方、建築家 安藤忠雄さんの講演会へ。日本人のもともと持っている感性の高さ、民度の高さをとりもどしてほしいと、熱心なメッセージ。仕事は自分で作る。夢は自分で作る。と高校卒業後、独学で建築家になり、東大の教授にもなったパワフルなキャリアの裏づけからか、たいへんひきつけられました。この講演のなかで、サムエル・ウルマンの「青春」という詩を紹介されました。こちらでも引用します。青春 詩:サムエル・ウルマン 青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方をいう。バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなくたくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。青春とは臆病さを退ける勇気やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときはじめて老いる。歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい精神は芥(あくた)になる。60歳であろうと16歳であろうと人の胸には驚異にひかれる心、おさな児のような未知への探求心人生への興味の歓喜がある。君にも我にも見えざる駅逓が心にある。人から神から美、希望、よろこび、勇気、力の霊感を受ける限り君は若い。霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ悲嘆の氷にとざされるとき20歳だろうと人は老いる。頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり80歳であろうと人は青春の中にいる。(あとで調べたのですが、連合国総司令官を務めたダグラス・マッカーサー元帥が座右の銘として執務室に掲げたことから、日本でも知られるようになったそうです。経済界の先に立つ人物の間では古くから有名で、故・松下幸之助氏も座右の銘としていたと言われています。)安藤忠雄氏の建築物の紹介http://www.aa.alpha-net.ne.jp/kkuehara/selection/selection_07.htm安藤氏が設計されている渋谷の地下駅の記事http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20080228/516577/理想は失わないようにしていきます・・・・。前向きなメッセージをたくさんいただきました。BGM: ベートーヴェン 合唱幻想曲 op.80 ピアノ:エレーヌ・グリモー スウェーデン放送合唱団 スウェーデン放送交響楽団 指揮:エサ・ベッカ・サロネン
June 5, 2008
コメント(6)

いろいろと歩き回った札幌の中心地。時計台、観光馬車・大通公園の花壇・市電。大通公園、どうして街のまんなかに広い通りがあるのか、興味わきました。 都市計画がよほどしっかりしていなければできるはずもないと思っていましたが、調べてみると、北側の官庁街と南側の住宅地の間にできた火防線がはじまりとか。花壇の歴史も古く、明治の初期からが由来。戦時中は芋畑だったそうですが、戦後また復活。 奥が深いことをたくさん知りました。 (参考になったURL)http://www.sapporo-park.or.jp/odori/http://www.sapporo-park.or.jp/odori/history.html●すすきのから市電に乗って、中島公園まで、行けたのもうれしかったです。市電はたまたま緑の電車であって、いろんな色のものがすれ違いました。BGM: ドビュッシー 喜びの島 ピアノ:クラウディオ・アラウ
June 4, 2008
コメント(0)

めったに飛行機には乗らない人なのですが、行き帰り、別の航空会社だったということも、まれなことでもありました。クラシックばかりということでもないのですが、音楽はなにかしら聴いていました。また、文章の上手な方のエッセイは、ここちよく、ゆっくり読みたいので、荷物になろうが、たいてい持ってかえってしまいます。青組 (機内誌:翼の王国)雨のばかり集めた9chに注目。 冷たい雨 ハイ・ファイ・セット 雨やどり さだまさし 雨/La Pioggia シリオラ・チンクエッティ 雨にぬれても B.J.トーマス 雨の日と月曜日は カーペンターズ 雨のステーション 荒井由美クラシックは、ラ・フォル・ジュルネでシューベルトがテーマだったということでほとんどがシューベルトプロ。 アヴェ・マリア D839 (バーバラ・ヘンドリックス(so) ラドゥ・ルプー(pf) 酒と恋 D901 バイエルン放送合唱団 4つの即興曲 第3番 アンダンテ D899-3 グルダ(pf) ワルツ 嬰ハ長調 D139 ボルドーニ(pf) 交響曲「未完成」 D759 ムーティ指揮 ウィーンフィル ・・・なんだか、ものすごくこだわりを感じました。雨のなかの飛行で、雨にぬれても、雨の日と月曜日は・・・、さだまさし、ユーミン。それからシューベルトの即興曲、それもグルダ。 とても楽しめました。飛行機2時間くらい乗ってもよかったです。2時間乗っていたら稚内とかに行くのでしょうか・・・。赤組 (機内誌:SKY WORD(スカイワード)帰りは、クラシックばかりで余韻にひたりました。2008年に記念イヤーを迎える作曲家たち というテーマ。スペイン奇想曲(リムスキー=コルサコフ)グリーンスリーヴスによる幻想曲(ヴォーン・ウィリアムズ)ピアノ協奏曲第2番第2楽章 (マクダウェル)序奏とタランテラ (サラサーテ)舞踏会の美女よりトランペット吹きの子守唄(ルロイ・アンダーソン)トゥ-ランガリラ交響曲第10楽章(メシアン)「トゥーランドット」(プッチーニ) 誰も寝てはならぬ 氷のような姫君の心も そしてわたしは彼らを軽蔑した・・・とこしえに栄えあれこのセレクト、とても冴えていると思いました。バランスいいです。飽きがこなくて癒されました。●青組は、北海道と北京の旅先紹介をし、「洞爺湖ノート」という連載のエゾシマリスにひとめぼれしました。 赤組は、沖縄、ブラジル、ルクセンブルグを紹介。どきっとしたコラムとして、「理想の相手の探しかた」と大きな見出し。よく読むとビジネスバッグを選ぶときのことを紹介。少し引用と要約をいたしますと・・・。ビジネスバッグを選ぶときの条件は3つ、まず、機能的であること、次にデザインが美しいこと、そして頑丈であること。結婚相手を見つけるのと同じくらいで、自由奔放で遊び心を忘れない、味わい深く上品で1日中楽しくさせるイタリア製のバッグ、上質でエレガント、見た目も美しく、友達のようなフランクな感じのフランス製のバッグ。面倒見がよく、持ち前の明るい笑顔で振る舞う。安心感があって頼りになるアメリカ製バグ。・・・こんな文章をみてしまったので、3人ほど頭をかすめてしまったではないか!!!と、おもいましたが、自分の持っているバッグを会社へ持っていくバッグは、もう8年も使っているし、結構気に入って一途だしと、とりあえずコーチだしアメリカ製のかばんをじっと目の前で見てしまいました。 夏休みに2回目の修理をだして、すこし休めてあげよう。青組赤組どちらも応援したくなりました。
June 3, 2008
コメント(4)

このあいだ、札幌のホテルで朝食を食べようとしたところ、人がいっぱいでちょっと待ってくださいといわれました。時間にせかされるような時間でもなかったので散策することにしましたが、結果的に楽しめることになりました。三条という響きは、京都で学生時代を過ごしいた私にとっては、なじみのある響きでした。「姉三六角蛸錦」の三条でも、東海道五十三次の三条大橋でもなく、北海道にある北三条。明治時代、札幌の街は、北海道の開拓とかは、ここからはじまったのかと、いろんな碑をみながら歩いていました。http://www.city.sapporo.jp/chuo/gaiyo/history/history_4_6.html歩いてたどりついたところが赤レンガ(北海道庁旧庁舎)、 感動しました。風格感じます。 こんな風に凛としていたいです。BGM: ドビュッシー 水の反映 ピアノ:クラウディオ・アラウhttp://www.youtube.com/watch?v=l0Hyq4Xc7Q8 アラウのドビュッシー、もっとたくさん聴きたくなりました。こころがあらわれます。 ドビュッシー(1862-1918)ですから、北三条の明治初期の時代とドビュッシーは重なるようです。
June 2, 2008
コメント(2)

銀の靴を履いているわけでもありませんが、シンデレラの少年版のような2日間だったように思います。新千歳空港にいたのは数時間前、ぎりぎりまで引っ張って夜遅い飛行機で、羽田空港に向かいました。東京に降りる少し前の夜景がまたすばらしく、BGMで聴いていたプッチーニのトゥーランドット「誰も寝てはならぬ」のパバロッティのハイC(ツェー)も風景に溶け合い、自分の気分にも溶け合いました。「誰も寝てはならぬ」を地で行くようで、まだ甘い余韻に浸りたい自分もいるようです。●甘い余韻・・・ですが、こんなスイーツに出会いました。上は、kitaraホールのkitaraというものすごくストレートな名前のお店でのデザート。ト音記号にひとめぼれして、1年半前に頼んだものを浮気もせずにお願いしました。(kitaraの場所)http://www.kitara-sapporo.or.jp/contents/about/access.html下は、洞爺湖のザ・ウィンザー・ホテルでのケーキセット。能書きがとても細かいメニューもありましたが、売り切れているものもあるということで、ホテルの方のスペシャルなプレゼンテーション付きで、贅沢な振る舞いにため息をついていました。(ザ・ウィンザーホテル(洞爺湖)のページ) http://www.windsor-hotels.co.jp/toya/北海道洞爺湖サミットの会場らしいです。おまわりさん多数、雨で湖の眺めが普通とちがってもミーハーな私にとっては十分すぎる場所でありました。亜麻色は甘色になるのでしょうか・・・ドビュッシーはもうすこしちゃんと弾けるようにならないと・・・多くのかたに顔向けできないような気がしてきました。
June 1, 2008
コメント(12)
全31件 (31件中 1-31件目)
1


