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寒空の札幌。でも新緑の美しい季節。 札幌へは一年半ぶり。少しは土地勘つきました。 札幌、大通公園、すすきの、中島公園と街の中心部の風景、素晴らしいです。 会社の方で北海道勤務経験のだれもが絶賛するこの地のあたたかさも感じます。 中島公園にkitaraというホールがあり、そのリハーサル室でのピアノの弾き会。 完璧に調整されているピアノと素晴らしい方がたに恵まれました。 本当にいい1日でした。ただただ感謝あるのみ。
May 31, 2008
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おとといのMIKMOTOのつづき。現在の銀座4丁目の状況です。お昼過ぎ、曇り空のもと、むらさきが映えました。外国人の観光客も立ち止まっていました。●あしたに備えて、ピアノの練習はしましたが、どうなることやら・・・でも楽しみにしています。(モーツァルト&ドビュッシー)人前で弾くのは2ヶ月ぶりになります。ちょっと感覚をあけたのは結果的によかったような気もします。only for you の気分になればともおもいます。●BGM: シューベルト 即興曲 D899-3 ピアノ:アルフレッド・ブレンデル http://www.deccaclassics.com/artists/brendel/mov.htm ブレンデルのHPでさわりだけ聴けます。 すばらしいのひとことです。 ここでのBGMなので、やはりブレンデル自身も代表するピアノレパートリーなのだとうと思います。 2分の2拍子の記号がふたつある変則的な拍子。 日本語では何拍子というのでしょう。 http://jp.youtube.com/user/PINGPONGPANG666 こんなものも作りました。 D899-3ばかりになっています。
May 30, 2008
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5月下旬の気温をグーグルで調べてみました。興味のある場所を含めて。東京 5/30 最高19℃ 最低16℃ 5/31 最高18℃ 最低15℃ 6/1 最高26℃ 最低15℃札幌 5/30 最高15℃ 最低7℃ 5/31 最高14℃ 最低6℃ 6/1 最高13℃ 最低6℃ウィーン5/30 最高23℃ 最低11℃ 5/31 最高23℃ 最低12℃ 6/1 最高23℃ 最低12℃夏への向かっていきかたは、それぞれの感じ。ヨーロッパは天候が安定しているようで、日本は曇りの日が多いようです。札幌は、東京で言えば、3月のおわりか4月のはじめ、お花見の頃の気温だと思えばいいのかと納得いたしました。洞爺湖をキーワードにWEBのページを見ていました。洞爺湖町http://www.town.toyako.hokkaido.jp/index.jsp洞爺湖観光情報http://www.town.toyako.hokkaido.jp/01_kanko/00_list.jsp洞爺湖ビジターセンターhttp://www.toyako-vc.jp/midokoro04.php/支笏洞爺国立公園http://www.env.go.jp/park/shikotsu/支笏洞爺国立公園フォトアルバムhttp://www.env.go.jp/park/shikotsu/photo/北海道洞爺湖サミット道民会議2008http://www.do-summit.jp/北海道洞爺湖サミットhttp://www.g8summit.go.jp/きれいな景色をみていたら、癒されました。●話の流れから、サミットの持ち回り順が気になってちょっと調べました。主要国首脳会議(サミット)1975年から開催 フランス→アメリカ→イギリス→ドイツ→日本→イタリア→カナダの順でもちまわり。 1990年までドイツは西ドイツとして参加。 1998年からロシアが参加しG8となる。 日本での開催は5回目 1979年 東京サミット (大平正芳首相) 1986年 東京サミット (中曽根康弘首相) 1993年 東京サミット (宮澤喜一首相) 2000年 九州・沖縄サミット(森義朗首相) 2008年 洞爺湖サミット(福田康夫首相) 最近の海外での持ち回りでの開催地、聞いたことないような街の名前ばかり。 海外の方に洞爺湖はもっと知られていいし、 環境がテーマであれば、場所の選択は絶妙のようにも思います。 BGM: ショパン 24の前奏曲 Op.28 ピアノ:コルトー
May 29, 2008
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「その時、歴史が動いた」、番組の後半だけですが、さっきまで見ていました。御木本幸吉。1858年(安政5年)-1954年(昭和29年)の生涯、今年生誕150年の人でもあり、銀座界隈をよく通っているので、そのことは知っていました。小学校の修学旅行が、伊勢・志摩方面だったので、ミキモトの記念館は大昔に行っています。また道徳の教科書とかにこの人物伝が載っていた記憶もあり、それなりに知識はあるはずでした。苦労の末、養殖真珠を生み出したところまでは、ふーん・・・という状態でしたが、海外に売り出しにいったあと、それなりに成功するのですが、養殖の真珠が偽者真珠だとイギリスやフランスの宝石商人に徹底的にたたかれ、それでも怯まず、裁判を起こして勝利する・・・。これは、私の初めて知るところでした。裁判に勝利した日が、この番組でいう「その時」ということなので、ちょっと感動してしまいました。http://kokichi.mikimoto.com/銀座4丁目 MIKIMOTOの前は、定点観測している場所で、ときどき写真を撮って楽しんでいます。このあいだは、また風景が変わっていました。季節感のある大好きな場所のひとつです。●ピアノで、御木本メソッドというのがあると、本で読んだことがあるのですが、この御木本氏も関係があったかと記憶しています。ネットで検索したら、御木本メソッドではないのですが、ものすごく詳しいものを発見し、さっき、読みふけっていました。 ご参考までに・・・。http://homepage1.nifty.com/iberia/column_pianomethod.htmBGM: ショパン 幻想曲 op.49 ピアノ: クリスチャン・ツィメルマン 1858年であれば、ショパンが生きていた時代からほんの少しあとなのだと ちょっと身近に感じてしまいました。なんでも音楽家を基準に考えてしまいます。
May 28, 2008
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土曜日の朝、ぼおっと朝ドラのおさらいをしたりしていますが、(月島が舞台のおかげで、通勤経路がロケ現場になっていることがしばしばで、何かのまちがいで会社が移ったりしてどきっとすることがあります)11時から、俳句王国の番組を引き続き見ていることが多いです。テーマがはっきりしている前半の部のほうが季語の使い方の個性を感じたりして、感性のすばらしさを見習いたいと思うことがあります。先日、カメラマンの浅井慎平さんがゲストで出られたのですが、自己紹介を兼ねたあいさつで、「締め切りがプロを育てる」ということをいわれて、ちょっとどきっとしてしまいまして、この日の放送は、俳句はぜんぶすっ飛んでしまって、この言葉だけが脳裏に残ってしまいました。 時間が限られているなかで、精一杯のアウトプットを出すことを出すことで、磨かれることは結構多い、時間がいくらでもあると思えば、なかなかそうならないと、言われていたように記憶しています。プロでもなんでもないですが、ピアノの発表会であれ、ゴルフのコンペであれ、やはりそういうイベントを大切にしなければと思うようになりました。耳のいたいお話ですが、真剣な表情の語り口がものすごく説得力を感じました。BGM: モーツァルト セレナーデ第9番 K.320 「ポストホルン」 マイクル・レアド(ポストホルン) アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ 指揮:サー・ネヴィル・マリナーモーツァルトが聴けているうちはまだ元気なので、大丈夫そうです。
May 27, 2008
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優劣のかなたに 大村はま優か劣かそんなことが話題になる、そんなすきまのないつきつめた姿。持てるものを持たされたものを出し切り生かし切っているそんな姿こそ。優か劣か、自分はいわゆるできる子なのかできない子なのか、そんなことを教師も子どももしばし忘れて、学びひたり教えひたっている、そんな世界を見つめてきた。学びひたり教えひたる。それは 優劣のかなた。ほんとうに 持っているもの授かっているものを出し切って、打ち込んで学ぶ。優劣を論じあい気にしあう世界ではない、優劣を忘れて、ひたすらな心で ひたすらに励む。今は できるできないを気にしすぎて、持っているものが出し切れていないのではないか。授かっているものが生かしいれていないのではないか。成績をつけなければ、合格者を決めなければ、それはそうだとしても、それだけの世界。教師も子どもも優劣のなかであえいでいる。学びひたり教えひたろう優劣のかなたで。★大村はま さん 1906年から2005年までいきられた方、74歳まで現役の国語の教師をされていた方なのだそうです。この詩は、ある方から紹介されたのですが、何度も何度も読み直しました。人に教わる立場になったり、教える立場にたったり、いろいろ微妙な年代なのですが、物事の本質を今一度考え直してみたいとおもっている今日この頃です。たまたま、仕事を離れてピアノを習っていますが、とてもいい先生に習っているのだということを改めて感じました。いま何が弾けてどこが弾けていないのか、自分自身の持ち味のあった曲はどんなのか、いろいろ学びながらずいぶん長い時間もたちました。成績をつけなければ、合格者をださなければ・・・・それはそうだとしてもそれだけの世界。人のことを気にしてばかりの自分自身は反省しなければとおもいます。ピアノはコンクールとかはでないで、人に聞いていただけるような演奏をすることに専念します。そのほうがいいような気がしています。BGM: ドビュッシー 前奏曲集第1巻 ピアノ:アルフレッド・コルトー
May 26, 2008
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夕方の天王洲アイル。ここも東京の新しい街のひとつ。昭和の終わりごろまで倉庫街だったらしいのですが、再開発となり、いまではJALの本社もこの地にあります。ちょっとのどかな風景をと、舟を見入っていました。天王洲アイル駅から数分歩いて、テレビ東京のスタジオへ向かいました。久米宏・経済スペシャル「”新ニッポン人”現わる!」という番組の公開録画。http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/newtitle/2008/05/014015.html20代のライフスタイルに当番組は注目。「お酒は飲まない」、「車は乗らない」、「海外旅行はめんどうだから行かない」。これでは経済が縮んでしまうのではという問題提起。全体として倹約志向の強い20代と、バブル世代を生きた40代との比較、子供のころから就職時期にいたるまでの世相、背景の違い。若者の心をつかもうと必死になる企業の紹介ほか。世間を知る意味で、私にとっては貴重な現場でした。久米さんの生のMCは、プロフェッショナルな奥深さを感じました。間のとり方、オーディエンスに対する気配り、尊敬するものたくさんありました。なによりも、テレビで何かを伝えたいという情熱のようなものを強く感じました。ゲストの小池百合子議員、技術屋の社長さん、小倉優子さん、ジェネレーション・ギャップを演出する意味でも花を添えました。番組の実際の放送は、1週間後の6/1(日)のPM9:00-ご興味のある方はご覧になってください。収録中でのBGM: モーツァルトのレクイエムのはじめのほうが流れて印象に残りました。
May 25, 2008
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後楽園にさっきまでいました。東京ドームで試合を待っている人、チケットを買い求める人。黄色いビルは場外馬券売り場。今日はオークスがあるので少しだけ参加。それにしても、むかしはもっと人がいたような感じがします。だいたい日曜日のナイター当日券はあるはずもないというのが自分の感覚ですので。場外馬券売り場も、押さないでくださいとか言われてやっとの思いでという経験もあるので機械化が進んだとはいえ少し拍子抜け。山手線で移動中です。これから天王洲アイルの力にあるテレビ東京のスタジオへ向かいます。久米宏さんが進行役の番組、オーディエンスとしてお声がかかりました。新日本人というテーマで20代の購買行動の変化に話をきっていくのだそうです。20代100人と40代100人が集まり、どういうことが起こるのか楽しみです。
May 25, 2008
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アクセスがきりのいい番号になったとき、その期間を少しレビューしてみること、これも習慣になってきました。この前は3月14日でしたので、今回も2ヶ月10日くらいで10000ほど増えました。いつも多くの方に来ていただいてありがとうございます。最近は公園や自然に恵まれたところに散策することも増えました。この2ヶ月は季節の移り変わりをたくさん感じました。3月下旬 六義園4月上旬 千鳥が淵4月下旬 横須賀の美術館5月上旬 日比谷 東京国際フォーラム付近5月中旬 由布院にてこんな感じで、自分自身も夏に向かっているのかと実感しています。きょうは、久々になんにもしない日にして、のんびりしていました。東京は雨模様で、ちょっと一息という日なのかもしれません。来週も再来週もどこかでピアノを弾くということになっているので、少し練習することにします。BGM: シューベルト 即興曲D899-3 ピアノ:アルフレッド・ブレンデル この曲も練習しはじめないと・・・。
May 24, 2008
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会社の近くの花壇からつつじを見ていました。 とても暑い日、ひなたぼっこをする感じで昼休み過ごしていました。アイスが食べたい気分でした。 ● いまは夕涼みという感じでいます。 銀座で楽譜を見たり、CDを聴いたり、お花屋さんで旬だと書いてあった芍薬を眺めたり、夏物のシャツを物色したり。 数寄屋橋のマリオンの近くにいます。 ここのスクランブル交差点は足のケガで松葉づえをついていたころ、退院間際にリハビリで来た場所。 斜めに渡りきることができず呆然としたこともありました。 そんなときのことを思えば今ははるかにましだと感じています。 さっき聴いていたBGM:モーツァルト交響曲39番 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 1988年サントリーホールライヴ 最後の来日公演、最後の日の演目がCDになっていました。 力強いすばらしいモーツァルト。39番終楽章、とくに元気でるので好きです。
May 23, 2008
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パーシモンめぐろパーシモンホールというのがあります。http:www.persimmon.or.jp/東急東横線、都立大学駅から歩いて7-8分くらいのところ、このあたり、柿の木坂という地名で、東京のなかでも好きな雰囲気の場所でもあります。2年くらい前、ピアノのコンサートを聴きにいったことがありますが、今日は講演会。ドキュメンテーションも上手になりたいのですが、口下手でシャイな私にとってはプレゼンテーションはもっと課題。どうしたらこんなに人をひきつけられるのだろうという方の演説。やはり、半端ではありませんでした。元首相の小泉純一郎氏、街頭演説はなんどか聴いた事ありますが、なぜか元気がでます。東京のいいところをたくさん紹介されていました。世界的に魅力のある都市のひとつだと。柿の木坂も含め、浅草も六本木、その他たくさんの街があってすばらしいのだと。前向きになれるいろんなおはなしが伺えたのはよかったです。実際、東京ほどコンサートの多い場所もとおもうことしばしばですし、海外のアーチストも来日時期を仲良しのアーチストとあわせることも聴いたことあります。(アルゲリッチとマイスキーもその例)いろんな話をうかがい、自分自身でも考え直すことはそれなりにいい機会だと、偶然みつけたホームページから、今日はこんな展開になってよかったです。BGM: モーツァルト ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478 ピアノ:アルゲリッチほか。 2002年ルガーノフェスティバルのライブ録音。 とくに第3楽章が好きで、すっかりはまっている今日このごろです。
May 22, 2008
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最近、ちょっとマイナーな二十四節気につい反応してしまいます。暦便覧には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」とあり、陽気が高調して万物が満足する候。麦畑が緑黄色に色づき始めるころ。由布院:金鱗湖で気に入ってしまった風景。こんなイメージをいうのでしょう。小満→芒種→夏至→小暑→大暑→立秋いまは、クレシェンドをいっぱいいっぱいしている感じ。(ご参考:どうやら、今年書くのは3回目のようです)清明(4/3)http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200804030000/大寒(1/21)http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200801210000/月日のたつのは早いものです。BGM: メンデルスゾーン 交響曲第4番 イタリア ドホナーニ指揮 クリーブランド管弦楽団
May 21, 2008
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大分から由布院へは、1日1度だけ走るというトロッコに乗りました。別府から由布院は車で20分もあれば行ける場所なので、言ってみれば大穴ルート。1時間と少し、のんびり高原列車の旅。由布院から久留米まで、ゆふデラックスという特急で九州を横断。全社指定で売り切れの特急が多いなか、自由席のある数少ない特急。座れなかったら・・・と少し心配しましたが、余裕で席はありました。こんな感じでしたので、由布院にいた時間は3時間半くらい。それにしても由布岳を見ながら結構楽しめました。ここはJR久留米の駅から歩いて15分くらい、水天宮です。東京の水天宮はここから分祀されたもの、なのでここが総本山になります。筑後川のほとり、静かなたたずまい。人はほとんどいませんでした。それにしても立派な造りでした。おみくじは中吉。ことしはどうも中吉ばかりです。あまりことを急がぬことというお告げあり。JRの久留米だけで帰らなくてよかったと、西鉄の久留米へ行って気がつきました。街の印象があまりにちがうので、にぎやかな大きな街でした。西鉄電車が薄いグリーンに赤いラインが入っていること、はじめて知りました。福岡天神という駅まで、快適な特急のたび。その後、地下鉄で博多空港へと、ジプシーしていました。●空でのBGM:浅利公三氏が監修のもの ハイドン 交響曲第89番 サイモン・ラトル指揮ベルリンフィル ベートーヴェン p協4番2-3楽章 プレトニョフ(ピアノ)ロシアナショナル管弦楽団 ヴァイオリン協奏曲3楽章 レービン(ヴァイオリン)ムーティ指揮ウィーンフィル サンサーンス オーボエソナタ(ホルン版) 第1・3楽章 バボラーク(ホルン)吉野直子(ハープ) シャイト 「ベルガマスカ」の模倣によるカンツォン レ・サンク・サンス ロドリーゴ アランフエス協奏曲3楽章 村治佳織(ギター) ガレシア交響楽団 ベッリーニ 歌劇「カプレーティとモンテッキ」 ああ!いくたびか ヴェルディ 歌劇「リゴレット」より四重奏 別嬪さんよ、いつだったか~美しい恋の娘よ アンナ・ネトレプコ(ソプラノ) たくさん書きましたがものすごく楽しいBGMでした。めったに飛行機乗らないのですが、 ベートーヴェンの協奏曲のくみあわせが絶妙だと、協奏曲の楽器がいろいろで抜群のコーディネートだと思いました。● サイモンラトル・・・そういえばもう何年もライブで聴いてません。 客の入りが半分くらいだったけど、14年前のバーミンガム交響楽団でのブラ2。 いまだにこの演奏忘れられないです。サインもいただいたし注目はしていたのですが、 すごい指揮者になってしまいました。 今度はベルリンフィルで来日、究極のブラームス聴いてみたい気がしています。 今年はコンサートに行く機会が半分になっても、どうしてもというものは聴きたいです。 あしたもちゃんと仕事をしないと・・・・。 S席が40000になってしまいました。(昨年のアバドが来日したときから値上がりしたの??) 今のBGM: ブラームス ヴァイオリン協奏曲第3楽章 サイモン・ラトル指揮 ウィーンフィル チョン・キョン・ファ(ヴァイオリン) この曲はいつ聴いても元気がでます。というか元気になりたいとき聴いています。
May 20, 2008
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別府といえば地獄めぐり。 http://www.beppu-jigoku.com/ 私は中学校の修学旅行以来ということでこの地に来ました。(九州まで新幹線が開通しての頃、関門海峡→宇佐八幡宮→別府→阿蘇→太宰府天満宮・・・・というのが当時の修学旅行ルート。前の年まで富士山だったのが急に変わったのでした。)海地獄は、コンサートが始まる1時間ほど前に、幸運にも行くことができました。1枚だけ撮った写真がこれです。●自分のことはさておき、10回目のアルゲリッチ音楽祭の公式プログラムを見ながら、いろんなことを思い出しています。このプログラムは過去に訪れたいろんな音楽祭プログラムと同様、家宝になるでしょう。アルゲリッチと別府 ということで、少し説明があったので引用します。「アルゲリッチが初めて大分県を訪れたのは、1994年。彼女の愛弟子であり、20数年来の友人であるピアニスト、伊藤京子とともに企画したアルゲリッチ・チェンバーミュージック・フェスティバル」に出演するためでした。コンサートは大分市で開かれましたが、そのときアルゲリッチは別府を訪れ、風光明媚なこのまちを大変気に入り、このことが縁となって、同年別府市に完成したビーコンプラザ、フィルハーモニアホールの名誉音楽監督に、との市からの要請にアルゲリッチが快諾。・・・」いろんなタイミングと人とのご縁で今に至っていることがよくわかりました。(ビーコンプラザ前のホール。コンサートの大休憩のときに撮影。グリーグのチェロソナタを聴く少し前・・・。)BGM: モーツァルト ピアノソナタ第15番 ハ長調 K.545 (エドヴァルド・グリーグによる4手ピアノ編曲版) ピアノ:マルタ・アルゲリッチ、ピョートル・アンデルジェフスキー
May 19, 2008
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由布岳をみて、今日はとても和みました。湯布院。由布院。いろんないきさつがあるのか2つの書き方があるようです。たくさんお散歩したり立ち寄り湯に入ったり楽しみました。天候にも恵まれ新緑の季節に来れてよかったです。福岡空港にて。これから搭乗口へ。また日常の世界にもどります。追記:(家にもどってから)ゆふいんの表記: もともと由布院村。戦後由布院町に。 1959(昭和30年) 由布院町と湯平村が合併、湯布院町に。 1959(昭和34年) 由布院温泉、湯平温泉が合併したと、湯布院温泉という施設ができる。 2005年(平成17年) 近隣の町村合併で由布市に。 現在駅は由布院駅。インターチェンジは湯布院。 おみやげもので古くからのもんは湯布院が少し多い感じ。 湯布院美術館も由布院美術館もどちらも存在して、注意書きがありました。 昭和の大合併、平成の大合併。どちらもからんでいて、 ちょっと複雑のようです。 以前、新潟の燕三条と三条燕のエピソードをうかがったことがあるのですが、 利害がからむと他人事とはおもえないのですが、穏やかな温泉地は 穏やかなままでいてほしいです。
May 18, 2008
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久大本線で由布院へ向かう途中、大分駅前を散歩。近代医学発祥の地とかフランシスコ・ザビエルの紹介もありました。また滝廉太郎病で23歳で終焉した地として碑がたっていました。同像もありました。「滝廉太郎君像」大分県、個性のある街がたくさんあって観光客も多く活気を感じました。福岡空港、搭乗口にて。(家に帰ってから一部追記)
May 18, 2008
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15時にはじまり5時間半にわたるスペシャルな世界。別府ビーコンプラザ・フィルハーモニアホールはアルゲリッチの世界一色。とてもすばらしい空間。曲目は昨日ブログのとおり。無伴奏ソナタからピアノトリオまで、とりはだのたつ演奏多数。最後はスタンディングオベーション。ここにいるのはとても幸せなことと実感しました。アンコールは10周年ということもあり、弦楽四重奏でのハッピーバースデーの変奏曲。タンゴありジプシーありで大きな盛り上がり。マイスキーのチェロでのバフォーマンスすごかったです。舞台でふんぞり返って聴いていたアルゲリッチが微笑ましかったです。アルゲリッチ音楽祭の英語表記。Music Festival Argerich's Meeting Point in Beppu一つの出会いから大きな広がりが生まれるようにそういう願いがこめられているそうです。きっちりとしたコンセプトや哲学があり、定着して継続しつづけているすばらしい音楽祭だと思います。アルゲリッチもマイスキーもすっかり白髪になりましたが深い演奏をまた聴きたいです。p.s. アンコール ハインドリッヒ による ハッピーバースデー変奏曲 (CDは、多数でているようです。 当日は、アルゲリッチ音楽祭の10周年 アルゲリッチ&マイスキーのコンビ30周年 アニバーサリーなひとときに大変盛り上がるアンコールでした。
May 17, 2008
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ごろのいい、タイトルをみつけました。 聞いただけで とても気分がよくなりそうな感じがします。GWはわけあって、ほとんど東京にいすわりましたが、 ちょっと遠出する予定。別府なびhttp://www.beppu-navi.jp/別府市ウェブサイトhttp://www.city.beppu.oita.jp/大分県 湯けむり別府タウン情報http://www.jp-area.com/beppu/別府市の人口 12万6千人別府市の姉妹都市 熱海市(静岡県) 木浦市(韓国) ボーモント市(USA) ロトルア市(ニュージーランド) バース市(イギリス)いろいろ予習をしていますが、明日は以下のコンサートがメイン。おわったら、昔ながらの温泉に行くのも風流かもしれません。●第10回記念 別府アルゲリッチ音楽祭 混沌の時代~調和を求めてhttp://www.argerich-mf.jp/ビーコンプラザ(会場)http://www.b-conplaza.jp/明日のお楽しみ・・・ は何年かぶりのアルゲリッチとマイスキー!(プログラム:上記ホームページより引用)5/17(土)14:30開場15:00開演 ■室内楽マラソン・コンサート会場:ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール(別府市)出演:マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ミッシャ・マイスキー(チェロ)、清水高師(ヴァイオリン)、樫本大進(ヴァイオリン)、川本嘉子(ヴィオラ)、ネルソン・ゲルナー(ピアノ)【プログラム】(予定)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 op. 27-2 ヴァイオリン: 樫本大進シュニトケ: ショスタコーヴィチ追悼の前奏曲シュニトケ: MOZ-ART ヴァイオリン: 樫本大進 ヴァイオリン: 清水高師リスト:巡礼の年 第2年 イタリア S161/R10b よりペトラルカのソネット 第104番ペトラルカのソネット 第123番リスト: メフィスト・ワルツ第1番S514/R181「村の居酒屋での踊り」 ピアノ:ネルソン・ゲルナー~~~~~休憩~~~~~ヘンデル/ハルヴォルセン: ヴァイオリンとヴィオラのためのパッサカリア ト短調 ヴァイオリン:樫本大進 ヴィオラ:川本嘉子J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 チェロ: ミッシャ・マイスキーJ.S.バッハ: ゴールドベルク変奏曲 BWV 988より 【抜粋】 ヴァイオリン:樫本大進 ヴィオラ:川本嘉子 チェロ:ミッシャ・マイスキー~~~~~大休憩(予定:60分)~~~~~シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 op. 105 ヴァイオリン:清水高師 ピアノ:ネルソン・ゲルナーグリーグ: チェロ・ソナタ イ短調 op. 36 チェロ:ミッシャ・マイスキー ピアノ:マルタ・アルゲリッチ~~~~~休憩~~~~~J.S.バッハ: シャコンヌ【無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より】 ヴィオラ:川本嘉子シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70 ヴィオラ: 川本嘉子 ピアノ:ネルソン・ゲルナーベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調「幽霊」 op. 70-1 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ ヴァイオリン:清水高師 チェロ: ミッシャ・マイスキーきょうは、あたまのなかで、空想の世界に浸ります。
May 16, 2008
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ふるさとのささやきほら聞こえるよ 川のささやき 耳を澄まそう揺れる水面 過去と未来を 繋ぎ合う命筑後の大河 父のように 大志へ導く夕陽に輝くせせらぎも 心和む友はるか遠く夢おいかけた 美しきふるさと新・久留米市の歌作詞:長門石晶子作曲:藤井フミヤhttp://www.city.kurume.fukuoka.jp/1080shisei/2010shoukai/3020profile/4010shinouta/song_new.html久留米市公式ホームページhttp://www.city.kurume.fukuoka.jp/九州へ行く用事があります。行き帰りをなるべくちがうルートにするのが自分流なのか、ひこうきは、大分で降りて、博多から帰るということにしました。大分から博多まで、ふつう乗り換え案内とかでみると、小倉経由で、ソニックという特急に乗るのが一般的のようなのですが、これもまた逆らって、湯布院、久留米経由で、博多へ行ってみたくなりました。1日にわずかの電車しかはしっておらず、ひとつ間違うと大変なことになってしまいそうです。でも時刻表をみるだけで、楽しくなってしまいました。トロッコのついた各駅停車、でも指定をとらないと乗れないというものは、キープしてしまいました。ちょっとした博多周辺の観光ガイドをみてもそれほど記載のない久留米。焼き鳥で有名だとか、水天宮の総本山はこの地だとか。(東京の水天宮はここの分祀)松田聖子、チェッカーズの故郷というのもありますが、ちょっと寄り道したくなりました。藤井フミヤ氏は、市の歌までつくられるほどになったのかと、ちょっと感動してしまいました。BGM: チャイコフスキー くるみ割り人形より 「花のワルツ」 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェームズ・レヴァイン 似たようななまえをさがしていたのですが、すこし苦しかったです。
May 15, 2008
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会社の帰り道、最近、寄り道コースとして定着してきました。東京駅八重洲口のバス停を降りてから、東京駅を地下で横切り、丸の内側へ。丸の内北側のオアゾというところへ行き、広々とした本屋さんで立ち読み。その後、パン屋さんとかお惣菜屋さんで少し買い物をして大手町まで歩いて地下鉄に乗る。 こんな感じで気がつけばあっという間に2時間くらい過ごすこともあります。http://www.oazo.jp/index2.htmlhttp://www.oazo.jp/02_event/event/080501/つい最近まで知らなかったのですが、オアゾ(oazo)とは、丸の内地区(O)と大手町(O)を包括的に(AZ)結ぶ。「Office&Amenity ZOne」であること。いろんな意味を表現しているそうです。エスペラントで「オアシス、憩いの地」を意味するとか、深いものを感じました。このあいだから、ちょっとした英語の略称がやたらと気になるのですが、街づくりの思いを感じました。この「オアゾ」は、2004年にオープンしたのですが、このことばを始めて聴いたのは、東京にはほとんど土地勘もない、母からでした。「大手町」を「おおてまち」とは言わずに「おおてちょう」と平気でいう人がと思いましたが。当時、私は入院していて、ようやく足の手術が終わったころで、東京駅付近で買い物をしてきたとか何とか自分の知らないことをいっぱいしゃべられて、早く歩けるようにならなければと思った頃でした。3年半たって、そのことを思い出しました。BGM: ドビュッシー 人形へのセレナーデ ピアノ:パスカル・ロジェ やわらかい音が心地いいです。お気に入りの曲のひとつです。
May 14, 2008
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ちょっとどころではない寒い5月中旬。どんよりとしていて、雨模様の東京地方。13度くらいだそうです。(ウィーンは最低13度、最高24度なのに・・・)銀座4丁目で、そういうことを忘れるかのようにミキモトの前で定点観測。5月らしく、きっとこれから好天に恵まれると願って。となりのとなりの本屋さんでちょっと立ち読みタイム。何の本かも忘れましたが、何気なく見た「北欧のことわざ」に思わずうなずく・・・。「恋のない一生は夏のない一年」●家に帰って、「北欧のことわざ」で検索してみると、「自分の時間を持っている男は、孤独でも幸せ」こういうのもあるみたいです。そういう感じでありたいです。BGM: ドビュッシー アナカプリの丘 パックの踊り、ミンストレル ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン 20世紀のピアニストというかつての限定盤CDより、 ブラームスp協2番、ショパンバラ4、幻想曲、ドビュッシー前奏曲数曲、 リスト 死の舞踏 こういう組み合わせでとても興味深いです。 南の国がテーマになって、少しからだがあたたまりました。
May 13, 2008
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物持ちがいいのか、時刻表が3冊。2006.7月 あなたがつくるバケーション、夏のご旅行は計画的に。2007.7月 東海道新幹線ダイヤ改正・ N700系新型車両営業運転スタート2008、5月 緑かがやく季節を 楽しむ旅へ。なにかうごく気がなければ、時刻表はたぶん買わないです。7月に関西の実家へもどることが多いから7月なのかと、いろいろ思い出しました。2006年は7月に大阪の実家へもどったり、後輩の馬術の試合も見に行ったりしました。それから9月に夜行の急行「能登」で直江津へ行き、上杉謙信の春日山城へ行き、姨捨(おばすて)という見晴らしのいい駅に感動し、長野経由で松本へ行き、川中島の戦いの跡地のあと、サイトウキネンフェスティバルで内田光子さんのピアノを聴いたりしました。この時刻表はそれなりに活躍したのでした。上野発の夜行列車に乗り、あずさ2号は寝坊して乗れずあずさ4号で新宿にもどる。見事な一筆書きの旅だと自画自賛していた記憶があります。2007年7月も関西の実家へ行ったのと、曜日のめぐり合わせがよかったこともあって、祇園祭の宵山が3連休の最後でした。大阪へはそのあともう一度行くことになり、サンライズ瀬戸という夜行に乗り、日の出直後に姫路城を散策し、須磨浦で海水浴をし、なんばでよしもと新喜劇をみました。道頓堀のくいだおれ人形は、ひょっとしたらこのときが見納めになるかもしれません。551の豚饅とアイスキャンデー、久々に堪能しました。2008年5月。これから行く予定のところは・・・・。GWにじっとしていた反動でしょうか。 南へ北へうごいてみたくなりそうです。ことばのとおり、緑かがやく季節を楽しみたいです。BGM: ドビュッシー ミンストレル(前奏曲第1巻) ピアノ;ジャン・ロドルフ・カールス
May 12, 2008
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デパートのショーウィンド。この季節ならではの赤いカーネーション。赤を背景に白だったり、バックの形がちがったり、少しずつ違ったウインドーケースに見入っていました。最近は赤いカーネーションから変化をつけて、ちがうものを贈ったりしています。去年はなんだか母は入院中だったので、病室に置けそうな小さなものしか贈れませんでした。その前は、ハイドランジア(あじさい)のDMが直感的に気に入ってしまいそれにしました。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200605140000/今回は、黄色いミニバラ。 手入れがするのが好きなので、長くもちそうだし、喜んでもらえるといいのですがとおもっていましたら、きのう電話がかかってきました。これはこれでよかったです。今年は、ネットで選びましたが、さっき見たら「遅れてごめんね母の日・・」とかあって、インパクトのあるコピーにあたまが下がりました。http://www.hibiyakadan.com/mother/●午後からは、東京シティフィルハーモニック管弦楽団の公開リハーサルに行きました。事前申し込みで、場所はティアラこうとう。演奏が聴けたのは、モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」の2・3・4楽章、モーツァルトのピアノ協奏曲20番(ピアノなしで管弦楽部のみ)指揮:矢崎彦太郎さんのマイクついたなかでのリハーサル。なんとも贅沢な時間でした。4楽章の出だし部分、音のバランスとかの指摘があり、何回かやりなおしがありました。第2バイオリンだけのパートだけの演奏は、第1ヴァイオリンをささえる内声部の音が聴けてうれしかったです。ピアノなしのピアノ協奏曲、こんなのは初めて聴きました。第1・第3は、オケとピアノソロパートがはっきり分かれているところが多く、部分練習的な感じがしましたが、第2楽章、アマデウスという映画のエンディングにもなったものですが、カラオケ状態となり、ピアノの音をあたまで浮かべて楽しんでいました。弦楽アンサンブルだけでも大変聴きごたえありました。あしたからは、本番でピアノ演奏される伊藤恵さんとのあわせなのだそうです。(ご参考)東京シティ・フィルハーモニックhttp://www.cityphil.jp/ (←音が鳴りますのでご注意! BGM:ワーグナー)5月14日のプログラム案内 (場所は東京オペラシティ)http://www.cityphil.jp/concert/c2008/s20080514.html指揮者:矢崎彦太郎氏のプロフィールhttp://www.cityphil.jp/about/yazaki.htmlBGM: メシアン: トゥランガリア交響曲 (N響アワーより) NHK交響楽団 指揮:準・メルクル http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2008-05-11.html
May 11, 2008
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最近、テレビのニュースや特集で外国人が見た日本の観光地の紹介などよくやられています。日本人とはちがった価値観や先入観があまりないなかでの情報は新鮮だったりします。私自身も仕事で来日したアメリカ人の方に東京観光をお付き合いしたところがあります。どうしても行きたいといわれたところは、浅草、秋葉原、それから築地でした。前の2つはそれなりに理解できましたが、築地魚市場がアメリカ人の持つ旅行ガイドに見開き2ページで、世界最大規模のフィッシャーマンズワーフという小見出しを見て、納得するにいたりました。 築地場内のおすし屋さんで新鮮なにぎり寿司は忘れられません。これもちがった一面を感じるきっかけの出来事でした。同じ頃、両親が上京してきて案内したのですが、明治神宮だったり、千鳥が淵だったりで、相手によってずいぶん変わるものだなあと、いまからおもえば貴重な経験のように感じています。●日経新聞の夕刊に「外国人が支える観光地」ということで特集記事がつづいています。自分もよく知らない街もあり、目の付け所がちがうのでしょうか。1)香川県 直島 地元企業と建築家が融合したプロジェクトが功を奏してアートの街として注目を集めはじめ、 007シリーズの映画の舞台にも最近なったとのことで、観光客が数年前の6倍になったそうです。2)福島県 矢吹町 福島空港のすぐ近くのこの町のゴルフ場は韓国人でいっぱい。 ゴルフ場が高くなかなかとれない韓国内の実情もあるようですが、片道3時間で これるところでリーズナブルなのだそうです。3)大分県 別府 社内旅行などの団体客がバブル崩壊後、急減したなかでとった対応が外国人観光客の増強。 中国人や韓国人が米ドル経由でなく両替できるところをたくさん作るなど、地元でフォローしているとか。結構地道な努力が実を結び、観光客は数年前の倍増。 それぞれの街は、過去のいろいろな経験から危機感もあったからでしょう。 新聞記事を読んで楽しくなりました。●大分別府とありましたが、今は、音楽祭がちょうど開催中です。今週末は大分、来週は別府でメインのイベントがあります。第10回記念別府アルゲリッチ音楽祭2008http://www.argerich-mf.jp/index.htmliichiko総合文化センター(大分)http://www.emo.or.jp/facilities/index.html別府国際コンベンションセンター(B・ConPlaza)http://www.b-conplaza.jp/ツーリズムおおいた (きれいなお花畑のHP感動しました)http://www.we-love-oita.or.jp/テレビでは宮崎県の知事がかなり目立ちますが、そのお隣の県もなんだかいい感じで発展していけばいいなあと、ちょっと応援したい気分です。5/17のマラソンコンサートは途中休憩1時間もあるほどの大イベント。室内楽の演奏をたくさん堪能したいものです。BGM: モーツァルト ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) ドラ・シュワルツベルク(ヴァイオリン) ノラ・ロマノフ・シュワルツベルク(ヴィオラ) マーク・ドロビンスキー(チェロ)
May 10, 2008
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ちょっとお出かけすることになりそうなので、JR九州のホームページを見ていました。http://www.jrkyushu.co.jp/聞いたことがないカードが発行されるとあって、とても興味を持ちました。http://www.jrkyushu.co.jp/sugoca/ SUGOCA カード 2009年にJR九州が導入するカード Smart Urban GOing CArd 「すごか」九州で使われる「すごい」という方言でもあり、 ICカード導入の機能的メリットやインパクトを表現する名称JR東日本Suicaカード 2415万枚 Super Urban Inteligent CArd 「スイスイ行けるICカード」果物の西瓜(すいか)と語呂合わせJR西日本 354万枚ICOCAカード IC Operating CArd 関西弁の「行こか」とも掛けた名称。JR東海 51万枚TOICAカード TOkai Ic CArd 東海ICカードの略。略称もさることながら、きちんと英語の頭文字をとっていて、天晴れ・・・という感じがしました。関西と九州は方言に相当こだわることもわかりました。福岡市交通局は「はやかけん」 というカードらしいし、そういえば、阪神電車のプリペイドカードは、「らくやん(楽やん)カード」だったとおもうし。なんだか九州は行くことになれば12年ぶりだし、大分となれば、中学校の修学旅行以来30年ぶり。 せっかくなのでぼおっとしてみたいです。BGM: ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調 op.11「街の歌」 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) マレク・デネマルク(クラリネット) マーク・ドロビンスキー(チェロ) 2002年ルガーノ・フェスティヴァルのライブ。お気に入りのCDです。
May 9, 2008
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結構気に入っています。惜しげもなくどこかで使ってしまおうかなあと思っています。一見地味な感じのする人だが、このように見ると絵になる作曲家。BGM: ミサ曲第6番 変ホ長調 D950 第1曲「キリエ」 ミシェル・コルボ指揮 ローザンヌ室内管弦楽団 ローザンヌ声楽アンサンブル LFJ公式CDの4曲目。 実は、はじめて聴く曲。ひとり静かに聴くにはとても癒されます。 せっかくなのでローザンヌという街のことを調べてみました。 スイスの街で、ジュネーブから50kmほど離れたところに位置する。 IOC、国際オリンピック教会の本部があるところ。 ローザンヌ生まれの指揮者:シャルル・デュトワ また少し今日も知識が増えました。
May 8, 2008
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相田みつを美術館のそば、国際フォーラムの通路にありました。とても気に入ってしまいました。期間限定だから、もうちがうものになっているかもしれません。5月6日の夜、国際フォーラムをあとにしたとき、大型テレビジョンはトラックに梱包されてつまれていて、翌日からのイベントなのか、高級車が何台か展示されかかっていました。このフォーラムは大忙しでそれだけ人気のあるスポットなのでしょう。しばらく余韻に浸ることにします。BGM: ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパン 2008 オフィシャルCD より ハンガリーのメロディ D817 プリジェット・エンゲラー(ピアノ) ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D929 第2楽章 トリオ・ショーソン
May 7, 2008
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ラフォルジュルネもいよいよ最終日。この日は行く予定は最初ありませんでした。前の日にチケットセンターで追加公演があることを知り、朝8時半から発売だと言われていました。不規則極まりない生活をしていて、次の日に会社へ行くことを考えて、普通の時間に起きて、9時ごろ東京国際フォーラムへ行き、チケットがあればご褒美だと思うことにしました。上の写真は今朝チケットを買ったときのものです。早起きした甲斐がありました。●今日は、本当にすばらしいコンサートにまた出会うことになりました。プログラムは事前発表されておらず、はじまる直前に案内がありました。ラフォルジュルネの代表者でもあるルネ・マルタン氏が今回の成功に関して感謝のことばを述べられました。<この日のプログラム>No.536 「プティ・シューベルティアーデ」 ホールB5 シューベルト 12のレントラー op.171 D790から8曲 シャニ・ディリュッカ(モナコ:ピアノ) 楽興の時 第2番 op.94-2 D780-2 イド・バル=シャイ(イスラエル:ピアノ) ハンガリー風メロディ D817/ 即興曲 第2番 D899-2 アンヌ・ケフェレック(フランス:ピアノ) アルペジオーネ・ソナタ D821より第2・3楽章 アレクサンドル・クニャーゼフ(ロシア・チェロ) プラメナ・マンゴーヴァ(ブルガリア・ピアノ) ピアノソナタ第13番 第2楽章 児玉桃(日本:ピアノ) ノットゥルノ トリオ・ヴァンダラー(フランス)今日もまた「シューベルティアーデ」。それぞれのすばらしい選曲にも感動しました。254席の小さなホールでの空間でのすばらしいものでした。自分自身が大好きなアルペジオーネソナタは、今回ここでようやく聴けました。こんな間近でチェロ奏者がこの曲弾くところを見れて幸せでした。ずっとうっとりの状態。ピアニストも昨年2007年エリザベートコンクール2位の方、やわらかな音色がすばらしかったです。チェロは音域が広くて3楽章は、そうとう大変な曲だということも感じました。あと、ケフェレックさんのハンガリー風のメロディ。家に帰ってからプロフィールを見るとブレンデルに師事していたとか。大型スクリーンでこの期間この曲がよく流れていたのでこんなところで聴けたのが信じられませんでした。終わった後、ルネ・マルタンさんと出演者全員ステージに上られて、たくさんの拍手のなか、プログラムが終わりました。そのあと、ケフェレックさんがシューベルトの楽譜を客席に見せて、シューベルトに拍手を・・・・ということで、もう一度拍手。感動的なエンディングでした。ペンも持たずに出かけたので、上に書いたプログラムはこの写真と記憶から・・・。終演後のルネ・マルタンとケフェレック 。。。おつかれさまでした。また来年もうかがいたいと思います。おかげでシューベルト三昧のGWでした!
May 6, 2008
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今日は夕方からLFJへ。夜更かしもあって疲れているのもあって、日比谷シャンテでマッサージしてもらってから。銀座経由、丸の内経由でもなく、日比谷経由で、有楽町の国際フォーラムへ。歩く道がかわると新鮮。日比谷にできて間もないペニンシュラホテルの前あたり。夕暮れ時のお花でいっぱいのたたずまいに感動。今日はぜったいすばらしいコンサートが聴けるという予感がしました。●ちょっとホールに早く着いたので、ラジオの公開放送のDJを聴いていました。LFJで演奏がおわったアーチストの方にいろいろインタビューするもの。写真は、17歳の日本人ピアニスト 北村朋幹さん。「モーツァルトは弾いていて楽しい、シューベルトは楽譜を見るだけで楽しい。」と2人の好きな作曲家に対するコメントはすがすがしかったです。●プログラムNo.472 相田みつを美術館ミシェル・ダルベルト (ピアノ) シューベルト 3つのピアノ曲より 変ホ短調 D946-1(D946-2から曲目変更) ピアノソナタ第20番 イ長調 D959 (アンコール 1曲あり。) 開演10分前まで、(聴衆が席についているにかかわらず)調律士と音を入念にチェック。この美術館特有の音の響きを確認。試行錯誤の末、グランドピアノのふたは半開状態に。ジャンバー姿の真剣な表情のダルベルトさんを見ることとなり、コンサートに対するこだわりと繊細な面を垣間見ました。(その1時間前にまったくちがうホールで21番ソナタ弾かれているので大忙しの模様) 102人しか入らないホールでの演奏。ピアノのタッチもペダリングもかぶりつき状態で見てそして、シューベルトの音楽を楽しみました。演奏されている姿はずっと頭に残っていて、力強さと繊細さが入れ替わる表情の豊かさも音の柔らかさも圧巻でした。20番ソナタの4楽章、とても勇気付けられました。D946-1のシューベルトが抹消している箇所は演奏せず。5月2日の小菅さんもそうでしたが、ppのところpのところは、ウナコルダ踏みっぱなし。D946-1は半分くらい踏んでいた感じ。4日で3回も聴いたこの即興曲、どこかで練習するように・・・というお告げのようなものも感じました。*** コンサート合間に、ガラス塔地下へ。昨日、一昨日聴いた小曽根真さんのレクチャータイム。クラシックばかりのなかに飛び込んでいったエピソード、ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーのラテン系にくずしたパターンの演奏、モーツァルトのジュノーム3楽章の豪快なアドリブ。 ちょっとですが聴けて楽しかったです。”C”という曲も最後に演奏されました。小曽根さんのホームページ(少しコメントを書かせていただいたら、いろいろ書いてくださいました) ご参考まで。http://makotoozone.com/jp/forum/index.html***● プログラムNo.428 ホールB7庄司紗矢香(ヴァイオリン)小菅優(ピアノ)シューベルト 華麗なるロンド ロ短調 op.70 D895 ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 op.159 D934「La Folle Journee」と書かれたTシャツのペアルックで登場。黒いTシャツが庄司さん、赤いTシャツが小菅さん。これもめったに見れない光景。仲良しの天才アーチスト2人が繰り広げるシューベルト。ヴァイオリンの名手のために書かれた作品でもありますが、冴えわたっていました。幻想曲、ピアノのppのトレモロではじまる箇所は、リストの技巧的な曲よりはるかにむずかしいとあるピアニストから聴いたことありますが、暖かい音色で演奏はじまりました。ピアノとヴァイオリンの掛け合いのようなところが満載ですが、「シューベルティアーデ」というのを地でいっている楽しき集いに感動しました。このコンサート 22:30に開始し、23:22にカーテンコールの拍手が鳴り止みました。ダッシュで会場をあとにしようとする人もそれなりにいるのも無理ありません。私自身も終電2本前。自宅についたときは日が変わっていました。この日は昼まで寝て、マッサージを受けて、万全のコンディションにして、コンサートに行きました。それだけ楽しみにしていたコンサートでした。忘れられない1日になることでしょう。
May 5, 2008
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新緑が気持ちいい東京国際フォーラムの会場付近。今日はピアノを含めた管弦楽を聴きに行くことが目的となりました。NO.313上海交響楽団 指揮:大友直人ピアノ:児玉桃・児玉麻理・小曽根真 バッハ 3台のピアノのための協奏曲 BWV1063 シューベルト 交響曲第8番 ハ長調 D944「グレイト」東京国際フォーラムAの5000人のホール。ピアニスト3人が背を向けてということになるスタイル。ピアノを3台置いて、スケールの大きな演奏となりました。センスのいいプログラムの組み合わせだと思いましたが、実はメンデルスゾーンがリストのために企画したプログラムの再現だとか。200年前とは楽器もちがうでしょうけど、そういう気分が味わえて最高でした。「グレイト」ライブでは本当に久しぶりとなりました。第3・第4楽章、オケがのってきっている感じがしました。第4楽章は、なんだかオケと一緒に走っているような気分になりました。長丁場でしたが堪能しました。No.345フランス国立ロワール管弦楽団 指揮:ペーテル・チャバピアノ:プリジット・エンゲラーシューベルト 交響曲第7番 ロ短調 D759「未完成」シューベルト=リスト さすらい人幻想曲 ハ長調 D760(ピアノと管弦楽版)未完成は、子供の頃から知っている交響曲。プログラムにどっしりと構えられているのは、久々に見た感じ。グレイトのあとでしたが、ほのぼのとした美しい音の響きにうっとりしました。ホルン、チェロ、オーボエなどの木管楽器、それぞれ見せ場がありますが、弦楽合奏との絶妙のバランスと緻密な演奏にはただただ感動、2楽章がとても美しく涙ぐんでしまいました。さすらい人は、ピアノの曲としては、何度かコンサートでも聴いたことあるのですが、リストのピアノと管弦楽ヴァージョンは、はじめて。というか存在そのものも今回ので知ることとなりました。シューベルトはピアノ協奏曲がないので、この組み合わせはある意味貴重のようにも思えます。ただオーケストレーションが華やか過ぎてシューベルトの曲がリストのサウンドになってしまうのは否めません。でも4楽章ともピアノのソロのパートはそのまま残っている箇所も多く、重厚な和音とともに楽しく聴くことが出来ました。夕方、会場のなかをどこへ行くわけでもなく、少しさすらい人になってみました。ちょっとした買い物もしたのですが、このイベントの期間中、いろんな知り合いが出店で活躍したりしているので、いるいないにかかわらずブースをのぞいていました。写真展でカメラマンの助手をしている方、旅行代理店で海外ツアーのプロモーションの方、皆さん夜遅くまで仕事されているようでした。●ラフォルジュルネの2007年度の記録冊子を見つけました。アンケートや細かな計数もありましたが、総合経済波及効果というところに興味持ちました。2005年 ベートーヴェンとその仲間たち 来場者32万人 経済波及効果 41億円2006年 モーツァルトとその仲間たち 来場者69万人 経済波及効果 89億円2007年 民族のハーモニー 来場者106万人 経済波及効果 136億円直接効果として飲食・宿泊・交通・物販・入場料・事業コストこれらの計数の積み上げ。直接効果から一定の計数を掛け合わせて、間接波及効果を含めたものに。さらに税収効果も算出。これらの合計を総合経済波及効果として求めていくようです。当初から日程とかは増えていっているのですが、ことしもたぶん前年並みに推移するのではないでしょうか。何はともあれ、音楽で街が楽しく盛り上がれることはすばらしいことです。
May 4, 2008
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旗日になったGW,きのうより多くのギャラリーのいた東京国際フォーラムでした。会場に到着したころ、ギター2本で、軍隊行進曲、セレナーデが聞こえてきました。いろんあ楽器で演奏されてシューベルトの音楽も楽しくなります。ガラス塔ではTAMA21オーケストラがロッシーニのオペラの序曲を演奏していました。NHK芸術劇場のテーマ音楽だったり、なじみの多い曲で楽しかったです。●ピアノのマスタークラス(公開レッスン)ピアノ講師:ミシェル・ダルベルト曲目:シューベルト ピアノソナタ D845 イ短調 第1楽章16歳の学生が生徒として演奏しましたが、シューベルトのソナタはこの曲がはじめてで、シューベルトのソナタをどれだけ知っているかという問いにも答えられない感じだったので、ダルベルトさんは少し不機嫌な感じからレッスンがはじまりました。(NHK教育テレビの放送でコンクール入賞するような、かなりレベルの高い生徒が出ているのを見てしまっている分、どうしても比較してしまいます。10代なかばの若い女性が短調のちょっと深刻な感じのソナタを持ってきたこと自体、選曲そのものに疑問を感じました。)ヘンレ版を使用、楽譜に書かれている意味を深く調べること(生徒は何もしらべてこずにレッスンにきたのでダルベルトさんは???状態のよう)でした。印象に残った点は、以下の2つ。-強弱記号の音の正確に出せるようにすること。たとえば、pp p mf f ff とあっても pp と pの あいだの音は、mfとfのあいだの音はとか、ホールで弾く場合常にイメージしていないといけないという指摘はあたりまえのことながら、楽譜をしっかり見るといった点からも再認識しなければと感じました。-第2テーマのppで和音が多くはじまる箇所について一般的にレッスンではソプラノを大きめに、内声と区別してといわれることが多いと思うのですが、すべての和音の音を同じくらい聞こえるようにと指摘されたこと。賛美歌のようなイメージなのでしょう。他のシューベルトの楽曲を含めていろいろ見直してみたくなりました。●プログラムNo.246 フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団 指揮:クワメ・ライアンベートーヴェン コリオラン序曲 op.62 交響曲第2番 op.36 なにかのチクルスでもない限り、なかなか聴くことができない貴重な演目。 シューベルトの合間に、スパイスが効いた感じがしました。 コリオランも2番も歯切れがよく推進力のある曲でもあり、とても元気になれました。 (コリオラン序曲は、古代ローマ英雄コリオランの悲劇を描くコリン作の戯曲に触発されて書かれた序曲。 むかしのLPで3番英雄のB面に入っていて好きでした) 夜になり、屋台はたいへんな盛り上がりを見せていました。ちょっとスパイシーなもので口にいれて、本日のメインイベントへ。●プログラムNO.247小曽根真(ピアノ)シューベルトの歌曲と即興曲をもとに即興演奏プログラムの紹介に、即興演奏とは・・・ということで、「楽譜にたよることなく、演奏者の感性と構成力で自由に演奏されるスタイル。・・・・・シューベルトの時代にも即興は行われており、あのモーツァルトやベートーヴェン、そしてリストは即興演奏の名手でした。」 と「即興演奏の楽しみ」として説明書きがありました。曲名が予測不能なわけですが、興味をひく説明書きでした。それにしてもエンターテイナーぶりを発揮しました。舞台の袖の逆側からでてきて、お客の心をつかむところから、見事だったように思います。マイク片手にマイワールドなピアノがつぎからつぎへと聴けました。歌曲から、「野ばら」「ます」「アヴェマリア」「菩提樹」これらは、普通のジャズセッションのように感じたのですが、圧巻だとおもったのは、即興曲。「即興曲と書いてあるのになぜ楽譜があるのか」と問題提起して何番なのか知らないと、聴いてからのお楽しみとなりました。ピアノの発表会でも、コンサートでも、単独ではたぶんもっとも弾かれることの少ない、D935-4でした。テンポがよく、ジャズピアニストから見て、いちばん触りやすい曲なのかもしれません。すっかりひき込まれてしてまい、原曲にもどったり、即興がはじまたり、自由そのもの。スニーカーをはいているラフォルジュルネのシューベルトのBGMのようにも思えました。2年前のモーツァルトのピアノ協奏曲のカデンツァや、昨年のガーシュインのラプソディインブルーよりやりやすかったのかどうかわかりません。ただ毎年テーマがありそれによってパフォーマンスを発揮される場があること、幸せな人生を歩んでいるピアニストを見て、とても元気をいただきました。アンコール シューベルトの子守唄抜群の演出だったとおもいます。 気分よく家路につくことができました。カラフルな小曽根真さんのホームページhttp://www.makotoozone.com/
May 3, 2008
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小雨まじりの午後、シューベルトを聴きに、東京国際フォーラムへ。スニーカーをはいたシューベルト、チェロを片手にちょっとインテリちっくなシューベルト。19世紀と21世紀を行ったり来たり。さすらい人になっている感じがコミカルでもあります。今日はピアノのコンサートを2つ。プログラムNo.122 ホールB7小菅優 シューベルト 幻想曲 ハ長調 D605a 「グラーツ」 3つのピアノ曲 D946 (アンコール) D946-1の抹消部分の中間部 + Tempo I にもどって最後までプログラムNo.163 ホールG409佐藤卓史 シューベルト 楽興の時 D780 3つのピアノ曲 D9462月にプログラムが発表されたときから、気になっていたものでありました。自分自身、楽興の時は昨年自分自身でも練習していましたし、3つのピアノ曲のD946-2は、かなり時間をかけて練習もしたことがあるもの。ピアノをやっていない時期もポリーニのCDでつらいことが続いたときずっと聴いていたものでありました。D946は、90年代後半、ピリス、ブレンデルが来日したとき、演目によく載っていましたが、最近はなかなかお目にかかることが少ないです。先行予約ではじめのほうに勝負しにいったのが小菅さんのプログラムでもありました。小菅さんは、1983年生まれ、93年からヨーロッパ(現在はザルツブルグ)在住。10代で録音を開始した、いわゆるたたき上げのコンサートピアニスト。2007年にザルツブルグ音楽祭、日本人2人目のピアニストとして出演。佐藤さんは、1983年生まれ、2001年に日本音楽コンクール第1位、2007年にシューベルト国際コンクール第1位。現在ハノーファー音楽演劇大学在学中。同じ生まれ年、まったくちがったキャリアの2人。シューベルトでしかも同じ曲。3つのピアノ曲は、即興曲というサブタイトルもありますが興味深いものありました。小菅さんの演奏は、アーチストとしての開放感にあふれた自由な演奏。即興曲ということもあるので、たぶんそのときの気分でいくらでも弾きかたも客席への伝え方も変えるかも・・・という雰囲気も感じました。繊細でかつ表情豊かで歌のある演奏。ヨーロッパの風を運んでくださったようで力強いオーラを感じました。鳥肌たちました。佐藤さんの演奏は、大きなコンクールをいくつも潜り抜けてきただけあって堅実そのもの。いい意味でも教科書的と感じる演奏。細かな技巧は見事なものを感じました。会議室のようなホールで、B7ほど響かない場所というのもありましたが、小菅さんの演奏を聴いた、40分後に同じ曲をというのもあってか、少し退屈してしまった箇所もありました。ラ・フォル・ジュルネならではの楽しみかたを地でいっているようで、とても有意義な時間でした。お二人ともまだ25歳。 10年、15年経って、また同じ演目で聴いてみたいと思っています。●楽譜は、小菅さんがアンコールのときに説明のあった箇所。D946-1の中間部のAndantino(274-326小節目)は、シューベルトが書いたあと抹消している箇所で、プログラムでは弾いていない。15歳で録音したときは何も知らずに楽譜どおり弾いたのですが、演奏会では作曲者の指示どおりにしているそうです。アンコールにその抹消した場所から弾かれまして、会場たいへん盛り上がりました。 BGM: シューベルト 3つのピアノ曲(即興曲) (遺作) D946-1 ピアノ: 小菅優 グリーンのドレスが大人っぽく感じました。 よく聴いているCDの曲が間近で(前から3列目でした)聴けてよかったです。
May 2, 2008
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明日から、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2008に出かけます。今年は、シューベルトとウィーンがテーマで、たいへん楽しみにしています。ブログを書き始めて、時間がかなりたちましたが、過去のログもずいぶんと増えました。去年は何を聴いていたのか、おととしは何を聴いていたのか、自分自身でも興味を持ってしまいました。2007年民族のハーモニー(特に興味をもったのはグリーグ・シベリウスなどの北欧もの)2007年のブログでの感想文http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200705030000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200705030001/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200705040000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200705060000/●2006年はモーツァルト一色。2006年のブログでの感想文 http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200605040000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200605050000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200605060000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200605070001/★よくまあ・・・という感じでたくさん書いている日も結構あったりします。2007年、去年のいまごろは、100000アクセスをようやく超えて、ごきげんだったみたいです。グリーグの抒情小品集。ホルベアの時代から など、集中して聴いていたようでした。トロルドハウゲン婚礼の日という代表曲を同じ日に2回違うピアニストで聞き比べたりしていました。アンコールで蝶々という曲にたいへん感動したことも忘れません。2006年、モーツァルトイヤーの年、このイベントで、GWは東京に居続けようと決断した感じもします。後にのだめカンタービレでも有名になった2台ピアノのK.448、最終日に朝10時夜10時というダブルヘッダーのコンサートは、とても印象に残りました。★これまでにこのイベントで聴いて、今年も聴く予定のピアニスト、3年連続になるピアニストもいます。(小菅優、児玉桃)明日は会社を休んで5連休のGW, シューベルトの作品に影響されて、練習したいピアノ作品が現れるかもしれませんし、帰りに口ずさんで帰るかもしれませんし、楽しみにしています。BGM: シューベルト 3つの小品 D946-1 ピアノ: 小菅優 CDでよく聴いていたこの作品、ようやくライブで聴くことができます。楽しみです。
May 1, 2008
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