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建て替えしている水天宮の屋根が大きく姿をあらわしてきました。江戸時代に鎮座してから200年という記念行事と耐震施設の見直しのため、いまこんなことになっています。 仮宮はすこし離れたところに狭いながらもあります。ここに来たことがあると、言われる方が想像以上に多いので、しばらく目が離れそうにありません。●昨日の夜中、宮本亜門さんが演出する、モーツァルトのオペラ「魔笛」」をTVで観ていました。スーツを着た主人公がいたり、舞台がプロジェクションマッピングで飾られたり、新たな境地のものを楽しんでいました。賛否両論はあって、時代が進んでいくことだと感じます。25年前にモーツァルト没200年のときの祝祭大劇場ところで観た光景からは相当ちがいますが、モーツァルトの音楽や美しいアリアは不変のものかと、改めて感じました。そのときの指揮者のショルティが、小さな鍵盤楽器を弾いて盛り上げていた姿が懐かしくもなりました。あの明るい序曲と夜の女王の高い声をもう一度聴いてみたくなりました。BGM: モーツァルト 歌劇 「魔笛」 序曲 (リッカルド・ムーティ指揮 ウィーンフィル)https://www.youtube.com/watch?v=s2Gedb05J5M1991年の音楽祭では、ショルティが魔笛、ムーティがドンジョバンニ、フィガロがハイティンクだったとおもいます。 BGM:Diana Damrau & Mozart - The Queen of the Night Ariahttps://www.youtube.com/watch?v=463jDvbw3LQ第二幕では、見せ場のところだとおもいます。オペラ歌手のなかでもいちばん高いキーなのでしょうか。一日に何回かしか出せないとか聞いたことがあるのですが、屋根より高いということなのでしょうか・・・。
August 31, 2015
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夏の季節限定のメニューも、あと二日もすれば、がらっと変わってしまうであろうと思って、注文しました。鱧も入っておいしかったです。この夏は、いろいろなことが多すぎて、ちょっと一息ついている感じです。 東京駅の近くのスポーツ用品店で、ゴルフセットの上に飾ってありました。陽がのぼっているあいだに歩くことだけはしていますが、それくらいは続けようと思っています。ほとんど家にいたのでピアノの練習しました。「こもりうたにはまだなっていなくて、これではこどもが起きてしまう…」ブラームスの間奏曲op.117-11ページ目はそれなりに弾いたつもりでも、まだまだです。一言目に言われたコメントがすべてを物語っているようです。暗い重いイメージで弾くop.117-3より、そういう聞き方をされることもあり、わかりやすい曲の分、難しさを感じています。この二つの曲には内声部がメロディになる箇所多く、共通点のようです。これらはいろいろ楽譜を読んでいくにあたって、音の響きを探求しがいがありそうです。●BGM:ブラームス 6つの小品 より ロマンス Op.118-5 (ピアノ:ラドゥ・ルプー)https://www.youtube.com/watch?v=m7VY9J5QB8Q10年前に弾いていた曲を思い出して聴いてみました。そのときはそれなりに弾けた気になっていたのかもしれませんが、まだまだなんでしょうね。このあいだ、どこかの役者さんが自身が出た映画に対するコメントは、すごく響きましたので。歳を10重ねて、美しいブラームス後期の世界に足を踏み入れて、少しでも積み上げたいものです。 ●p.s.先日、母から弟の四十九日の法要の日が決まったと、電話がかかってきました。そんなに何度も関西へはいけないので、おまかせすることにしました。電話はあいかわらず長いのですが、こちらからは切らずに、話せるだけ話そうと思いました。この日は、そもそも、どういう日なのかと、わかりやすい文章があったので、アタマのなかを整理してみました。http://www.k4.dion.ne.jp/~sskan/49niti-all.html BGM: ブラームス 4つの小品 OP.119https://www.youtube.com/watch?v=JP-F7kej1u0やっぱり頭のなかは、まだ整理できていないのかもしれません・・・、本当に素晴らしい曲ですね。秋になったからか、身に沁みます・・・。
August 30, 2015
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東京駅の近くのお魚屋さんは、お刺身以外にもいろいろあって、最後に注文したピザが美味しかったです。隠し味にお魚でもはいっているのでしょうか。●今日はクラシック番組が気になって、21:30までに帰宅しました。らららクラシックでは、プッチーニのマダムバタフライ(蝶々夫人)初演が失敗におわって、何回も作曲しなおした作品・・・というのは、新たに知ることとなりました。このオペラは1回しか舞台でみたことがありませんが、いろいろな演出で観てみたいものです。ちょっと気になりました。アルゲリッチの番組が、深夜0時から。めずらしく土曜日に放送があったという印象。ベートーヴェンのピアノ協奏曲1番は、CDでは何度も聴いた曲ですが、サントリーホールでの8/11のコンサートを早くも放送していただきありがたかったです。軽やかな音色、生命感あふれる演奏、詩の朗読との対比の演出。すっかり聴き入ってしまいました。アルゲリッチが広島に行くのは6度目とか、被ばくしたピアノでショパンのマズルカを演奏するなど、故郷アルゼンチンのこと、次女の方の平和への活動、いろいろ関わっていただいていること、知りました。●ここ最近は、5年に1度くらいしか、生で拝見していませんが、観るたびに感動があります。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201305120000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200805170000/ 昨年、アルゲリッチの映画を見ていたおかげで、次女の方の活躍の背景もさらにわかりました。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201410110000/●BGM:シューベルト 楽興の時 Op.94 (pf:フリードリッヒ・グルダ)https://www.youtube.com/watch?v=8xqC_AMSeM0番組中で紹介のあった、アルゲリッチが師事していたのは、グルダというピアニストです。ウィーンの住人だったグルダが晩年に自分のために弾いて録音したものと聞いています。たぶんこのピアニストの多くのCDのなかで、もっともよく聴いたもの、100回以上聴いているとおもいます。なんだか思い出したように、感慨にふけって静かに聴いています。
August 29, 2015
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オランダに戻る方のために、たった20分だけでもお会いできればとおもって、神保町のお店にいった甲斐はあったようにおもいました。毎年どこかでお会いしているので身近に感じてはいますが、距離が半端ではないことはわかっていますので。成田空港まで行かれたあと、みんなでいただいたパエリアが美味しかったので、またこのお店には行って見たくなりました。いろいろお世話になりました。●オランダは、トランジットばかりです。1回だけ、乗り継ぎ便が欠航になり、ストップオーバーになったおかげで、アムステルダムに1泊だけしたことは、あります。そのときのことを何だか思い出してしまいました。1993年1月1日EC欧州共同体というのができた初日という、不思議な日でもありました。http://www2s.biglobe.ne.jp/~t_tajima/nenpyo-5/ad1993e.htmユーロという通貨は、まだありませんでした。少しだけ滞在するので、ギルダーというオランダの紙幣に両替したのですが、あのゴッホの絵をデザインした美しい、少し大きい紙幣は、いまだに脳裏にやきついています。(1ギルダー=70円くらい)とても寒く、-5℃からー10℃とかは、初めて経験したのは、この日だったかもしれません。それでも東京駅のモデルになった、アムステルダム中央駅だけでも行こうと思って行きました。スキポール空港から、中央駅まで、30分もかからなかったように覚えています。早朝の朝焼けが綺麗でした。その後、KLMの乗継便にのり、パリへ向かい、美術館三昧(オルセーとオランジュリーとマルモッタン美術館)とショパンのお墓に行くという、冬ならではの歩き方の旅をしました。帰りのアムステルダム→東京の便で、乗り継ぎだけでKLMに乗ったので、いつかオランダの街は歩いてみたいと日本人のキャビンアテンダントの方に申し上げたところ、いっぱいカタログ持ってきていただき、春のチューリップもいいけど、秋にクレラーミューラー美術館(ゴッホのコレクション多数あるところ)に公園のなかを自転車で行かれたらどうですかと、提案いただいたいたりしました。なんだかものすごく丁寧にしていただいて、そのときの印象がものすごく残っています。●その後、ウィーンに行ったとき(トランジット)、ベルリンで降り、ハンブルクから帰ったっとき(オープンジョー)、2回KLMのエアラインはお世話になりました。スキポール空港では、帰りにお花屋さんがあるので、これはほかの空港とは一味ちがった感じがします。 過去のブログから写真探してきました。また写真の場所に飛んで行ってみたくなりました。 BGM:オランダ国歌 (ヴィルヘルナス ファン ナッソウェ)https://www.youtube.com/watch?v=Bj2HY4UK-co
August 29, 2015
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8月27日は、お世話になっている方の誕生日が、結構集中している年に何回もない日だったりします。偶然か必然か・・・という気もしますが、同じ星のもとにというのも不思議な感じがします。どの方も文章上手だしピアノも上手だし頭いいし、すばらしい方・・・・とおもっています。ご先祖さまや、最近の有名人で、同じ誕生日の人はどんな方がいるのか、ちょっと眺めていました。孔子宮沢賢治岩波茂雄(岩波書店の創業者)剛力彩芽いろいろ納得してしまった感じです。 BGM: モーツァルト ピアノソナタ K.576 第3楽章 (pf. ワルター・クリーン)https://www.youtube.com/watch?v=CGRe1zEtVdEなにげに、テレビ観ていたら、この曲がBGMになっていました。かつてNHKでモーツァルトのピアノ講座をしていたせんせいの音源が偶然に見つかって聴いています。美しいです。
August 27, 2015
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夏休みの自由課題の工作ができたとか、ここ何日か、そういうアップロードされた作品を見ることができて、力作のものが伝わってきて、励みになりました。それはそうと、「今度は8月末に・・・」と、言われて、Op.117の1曲目を一応見てくることになり、これも夏休みの宿題のような気がしてきました。お盆を過ぎたあたりから、あわててみている感じがしますが。。。たった3ページの曲だし、見ることはできますが、2ページ目。♭6つに転調してから、ppとpしかでてこなくて、そのなかでクレシェンド、デクレシェンドあり、sempre ma molto espressivoて冒頭に書いてありますが、かなりてこずりそうな予感が。この曲は、fはないのかと、おもっていたら、曲のおわりのほうで、rf(リンフォルツァンド)がひとつだけ。よっぽど気を付けて弾かないと、単調にしか聞こえないかもしれません。せっかく広いホールで弾かせていただけるのだから、やるだけはやってみようと思っています。、「最初から最後まで、通して弾くことばっかりで、気分よくなって、練習した気になっているのは、いいかげんやめたらどうですか。」 と、何年か前にかなり言われたことを思い出して、地道に積み上げていけばとも思っています。●BGM: モーツァルト ピアノ協奏曲 第27番 K.595より 第2楽章https://www.youtube.com/watch?v=0slfEoo6XGM今日は診療所でかかっていたBGM, ちょっと涼しくなった雨上がりでしたが、このピアノ協奏曲、この楽章だけ聴いて、少し癒されました。ブラームスの間奏曲を練習するにあたって、それまでに弾いておいてよかったとおもったもの、モーツァルトのピアノソナタ、シューベルトの即興曲、メンデルスゾーンの無言歌集のそれぞれいくつか。弾けそうで弾けないということにならないようにしたいです。
August 26, 2015
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このあいだ、ショッピングセンターを歩いていたら、Early Autumn Fair・・・とか、書かれてありました。ベージュとか茶系のトーンのものが本当に多かったです。お盆を過ぎたことからの変わり身の早さは、歩いてみるとわかったりします。今日は22℃くらいにしか気温が上がらず、9月下旬並みだそうでした。気温が下がるだけならまだしも、株価まで下がってしまって・・・という1日でもありました。、8月25日。今日はバーンスタインの誕生日です・・・と、書いてある書き込みがあったり、軽井沢は今日は13℃です・・・。と、先々週ちょっと足を運んだ場所が、もうこんな気温にとか、ネットで観てるだけでメモをついしてしまいました。気になる数字ばかりみていたようですが、変なところにも目が行きました。当ブログの日記の記入率82.7%・・・・、10年半ほど経ちますが、これくらいキープしつづけたいです。 BGM: モーツァルト ピアノソナタ 第8番 K.310 第2楽章 (ピアノ:マレイ・ペライア)https://www.youtube.com/watch?v=D3TWEXIkndgちょっと秋を感じるBGMが、流れていたので、つい聴いてしまいました。1楽章は、子供の頃からいろんな人が弾かれるのをよく聴く有名なものですが、この2楽章、ほとんどほかの人が弾いているのを聴いたことがありません。何年か前、人前で弾いたことがあるのですが、ピアノのおけいこでは、ずいぶんいろいろ鍛えていただいたもののひとつかもしれません。音大での定期試験のなかにあって、つっこみどころ満載の曲で、非常にむずかしいものと、諭されたこともありました。 穏やかに流れていく曲が、こんなに中間部が劇的になるものも、なかなかないかもしれません。こんな感じの曲が肩に力が入らず、何も考えずに、さっと演じられるようになりたいものです。
August 25, 2015
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弾きたい曲のなかで、とくに美しく弾きたいところがあるので、時間かかってもいいので、積み上げていきたくなりました。ブラームスはなんでこんな美しい展開にもっていけるのだろう・・・と、聴いただけでブラームスとわかってしまうところを、たくさん練習してみたくなりました。ペダルでごまかしがちなところを、丁寧にレガートで弾いて、タイが多いところは、必要な音が何かということを耳でよく聴いて考えたいものです。OP.119-2のことです。13小節目と、57小節目あたりがツボです。ときどきこういう会話の相手ができる人がいて、よかったと思っている今日この頃です。
August 24, 2015
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「3年前にこういうものをアップしていました」・・・と、SNSでかつての投稿がきて、懐かしい投稿を見ていました。最後のひとりたびだと思って、出かけたところでした。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201208230000/ドビュッシーの生誕150年のお祝いに出かけたところ(サンジェルマンアンレー)の生家にいたのは、もう遠い過去のようにも感じました。それでも150本のろうそくとそのときのコンサートは忘れません。ドビュッシーの家の次の日にいった、ジヴェルニーの森で、睡蓮を見る前に日本へ電話をした記憶があります。そのときのこともはっきりと覚えています。●この週末は、ちょっとしたお散歩をしたくらいで、のんびりしていました。また、整骨院のBGMは、シューマンの森の情景の「森の入り口」が鳴っていました。こういう場所でのBGMは、ベートーヴェンよりショパンより、シューマンとかのほうが多いのでしょうか。6日連続で聴いて、明らかにそれなりの傾向があるようにも感じました。土曜日いただいた、ドリアは見た目も美しく、おいしくいただきました。●日曜日は、さらにのんびりしていたのですが、さすがに夕方に、ちょっと歩いてみました。建て替え中の水天宮の屋根が見えたことに、ちょっと感動しました。(江戸鎮座200年と地震対策のため建て替え中)。結構長いこと工事していましたので。来年春には、完成するみたいです。●自分でこれを聴きたいという音楽というより、クラシック番組を結構みていたので、いろいろな音楽を紹介してもらって、何よりだった週末です。らららクラシック では、ベルリオーズの幻想交響曲の第4楽章ほか、面白い解説を聴き、http://www.nhk.or.jp/lalala/archive.htmlNHKクラシック倶楽部では、バッハのミサ曲を、結構長い時間聴き、癒されておりました。http://www4.nhk.or.jp/ongakukan/91/さらにNHKプレミアムシアターでは、ウィーンとパリの野外コンサートの様子に感動しておりました。http://www4.nhk.or.jp/premium/91/好きなピアニストが演奏するので、夜更かしもいたしました。ウィーンではブッフビンダーが、グリーグのピアノ協奏曲を聴いた後、ウィーンの夜会 ヨハン・シュトラウス 作曲/アルフレート・グリュンフェルト 編曲をアンコールで。 ウィーンフィルとの共演のあと、ウィーンのピアニストで、シェーンブルン宮殿で夜のライトを浴びて、まさにウィーンの夜会でした。聴いたことのある曲だったのですが、ああいう曲だったのかという感じがして、本当にすばらしかったです。パリでは、エッフェル塔のもとでの野外コンサート、シャンソンやらオペラが混じったあと、ランランが軽やかにラヴェルのピアノ協奏曲の3楽章を。たいへんな難解な曲ですが、楽しそうに弾かれるのが何よりで、感動しました。お国柄も違い、演奏スタイルも演出も、まったく異なるものでしたが、一緒に放送したいという意志がプロデューサーの方にあったのでしょうか。おかげさまで、楽しい時間を過ごせました。ああだこうだといって観る相手がいてこれもよかったです。
August 23, 2015
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7月の終わりから先週まで、合間を縫った夏休みの取り方をしていて、何日か出社しては休みという感じだったせいか、久しぶりに月曜から金曜まで、会社にいたせいか、ちょっと長く感じた気もします。月月火水木金金・・・とかの時代の先輩がたから見れば、笑われそうですが。会社の前のバス停は東京駅行きと新橋行きが来るのですが、さっさと立ち去りたかった感もあり、先に来たバスが新橋行きだったので、銀座で降り、日本橋経由で帰ることにしました。しばらくデパ地下とかはご無沙汰だったのですが、創作パンがよく置いてあるパン屋さんで、ひまわりのパンを見つけました。今度来たときは、ぜんぜん違うコーナーになっていそうな気がしたのと、残暑になり、ひまわりにちょっと哀愁を感じたこともあって、持って帰ることにしました。●昨日のリサイタルでもたしか20時半ごろ、アンコールでブラームスの間奏曲Op.118-2を聴いたばかりなのですが、今日は、すでに行きつけになっている整骨院のBGMで、20時半ごろ、ブラームスの間奏曲Op.118-2がかかっていました。2日続けて、同じような時間にとは、まためずらしいことがありました。何回か人前でも弾いたことがある曲は、やっぱり聴き入ってしまいます。もう10年くらいまともに楽譜もみていないのですが、なにかのお告げがあるのか、10年寝かせた子に起きてください・・・と言っているのでしょうか。10年前より作品を書いた年代に近づいているし、深い境地に立てるのであれば、とか、気になったりしました。ブラームスの間奏曲のCDも、よく聴いたものいくつかありましたが、ルプー、グールド、ケンプの三者三様の美しさに浸っていたことが多かったかもしれません。ルプーのロマンチックな暖かみのある音楽、グールドのちょっと醒めた孤独感も感じる哀愁ある音楽、ケンプの音の輪郭のはっきりした堅実な音楽、家に戻ってから、どれもすばらしいと改めて聴いたりしていました。 BGM: ブラームス 間奏曲Op.118-2 ラドゥ・ルプーhttps://www.youtube.com/watch?v=1h4Re5WBEAcグレン・グールドhttps://www.youtube.com/watch?v=5JwKDzPlYQsヴィルヘルム・ケンプhttps://www.youtube.com/watch?v=5tdJ1NFMYQI
August 21, 2015
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小田急線の代々木上原で、降りる用事は、ほとんど2か所へ行く用事しかありません。北口は、ムジカーザへ行くとき。南口は、古賀政男音楽博物館けやきホールへ行くとき。南口のこのホール、数年ぶりだったので、駅から近い割には、ちょっとあわてましたが・・・、なんとかたどり着きました。このホールには、ベーゼンドルファーのピアノがあり、その音を楽しみにしたリサイタルがあり、聴きに行きました。安井耕一 ピアノリサイタルシューマン アラベスク op.18 クライスレリアーナ op.16****ブラームス ピアノソナタ第3番 op.5(アンコール) シューマン トロイメライ、ブラームス 間奏曲Op.118-2ほかとてもシンプルで、聴きごたえのある構成でした。音色が豊富でいたり、メロディラインの輪郭がはっきりしていることで、長い大曲であっても、聴いていてとても楽しいものでした。プログラムノートにも興味のあること、知らないことが、いくつかありました。ブラームスのピアノソナタ3番をシューマンが「ソナタの仮面をかぶった交響曲」と評したとか・・・、第二楽章は、”夕闇が降り、月の光がさすと、愛し合うものの心は一つになり抱き合う”という詩がかかげられているとか・・・・、 勉強になりました。このソナタ、コンサートで聴くのは、ツィメルマンのブラームスばかりのコンサートを10年前に聴いて以来、たたいへん感動してしまいました。●何人かのピアノ仲間の方と、自身のせんせいのコンサートされるとき、お知らせして来て頂いたり、またその反対で、案内をいただいてうかがったり・・・・、かれこれ数年以上は、そんなことさせていただいています。6月にベートーヴェンのチェロソナタのピアノパートを5曲を弾く機会があるから・・と案内して行ってくださり、それがおわったあとの案内がこのリサイタルでした。いろいろ贅沢なことをさせていただいていると思い、たくさんのことを深く知ることになって本当にありがたいです。今日のピアニストは、長くドイツに留学され、コンラート・ハンゼンというベートーヴェンソナタのヘンレ版の楽譜の運指を担当されているピアニストに長く師事されております。演奏聴かせていくだけで、楽しめましたし、いろいろ勉強させていただけてよかったです。
August 20, 2015
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きのう、何気に散歩していたとき、やけに永代橋がきれいに見えて、せっかくなのでと思って、Facebookにもアップしたら、会社の人も、ピアノの人も、むかしからの知り合いも、50人以上の人がLikeと押してくださって、なんだかうれしかったです。千鳥が淵のお花見とか、孔雀電報を披露宴のときにもらったとか、そんな時みたいでした。直感で撮った写真ですが、気負いがなかったからでしょうか。秋の雰囲気も感じれたからかもしれません。●今日も、少しだけ、整骨院のクラシックBGM(有線)を聴いていました。15分くらいでしたけど。こんな短い時間に・・・またシューマンがなりました。BGM: シューマン 3つのロマンスより Op.28-2 (ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス)https://www.youtube.com/watch?v=IcMm7DfyN1oまた、ピアノの音楽に、耳を澄ませてしまいました。2年前の結婚披露宴のとき、新郎新婦のプロフィール紹介のときに、このBGMにしてくださいと、依頼した曲ですが、またこういうめぐり合わせのときに、聴こえてくるので、何かのめぐり合わせなのかもしれません。聴けたのは運がよかったのかもしれません。●少し散歩して、何度か行ったことがあるところで、晩御飯にしました。ある程度、勝手がわかっているところがあると、ありがたいです。男前のピザというなまえで、メニューのところにいろいろあって、こういう男前のピザを注文しました。ぜんぜんかっこうよくないので、男前に一歩でも近付きたいと、鏡で自身を見ると、思ってしまいそうですが。美味しそうに食べてもらったので、よかったです。●家に帰って、熱闘甲子園で高校野球見ていました。準決勝は大差の試合になること多いですね。東東京の代表も西東京の代表もがんばりましたが、2校とも負けてしまいました。明日は、決勝戦、仙台育英と東海大相模のようですね。東海大相模が優勝すると45年ぶりとテレビのアナウンサーは言っていました。45年前の決勝戦は、昭和45年(1970年)、東海大相模10-6 PL学園はっきりと覚えています。家にピアノがやってきて1か月ほどたったころです。赤いバイエルで練習はじめたころですから。。。ピアノの練習してから、バットとボールもって、遊びに行ったこともはっきりと覚えています。そのあたりからのご縁がつながっているのも多いかもと、なんだか思ってしまいました。
August 19, 2015
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8月も後半になると、日が沈むのが早くなっていることに気づきました。この永代橋の青い灯りは21時で消灯になるので、2時間くらいこんな様子で見ることができます。また昨日と同じ用事があったので、今度は隅田川大橋の方から、写真を撮ってみました。今日はきれいに見えたので、自分自身もおだやかな気分でいれているのかもしれません。今日は永代橋で右にまがり、永代通りを茅場町の方へ歩いて、昨日と同じところにいました。整骨院にいって、ぼんやりBGMでも聴きながら、本を読んだり、スマホを見たりしていました。クラシック中心の有線のBGMは、だれがどうセレクトするのかも知りませんが、よくできているものと、思います。管弦楽のBGMは聞き流せるのですが、ピアノの曲がかかるとやっぱり聴いてしまいました。BGM ドビュッシー 前奏曲第1巻 No.1 デルフィの舞姫https://www.youtube.com/watch?v=lxZ9ouCVpOMBGM エリック・サティ ジムノペティ 第3番 https://www.youtube.com/watch?v=iHEpuj96bCgこんな感じで、フランスものが、2曲続けて聴こえてきて、ぼんやり座っているだけでも、今日は来た甲斐があったかもと、思いました。ドビュッシーとサティは、それほど歳の差もありませんが、こんな感じで続けて聴いて気分よくなるものなのかと、自分では今までありえない気分に浸ることができました。ジムノペティの楽譜は渋谷のBunkamuraに飾ってあって、まだ今月いっぱい飾ってあるはずと、この前いった展示会のことまで思い出してしまいました。●ドビュッシーは、2018年が没後100年、サティは、2016年が生誕150年・・・と、一応チェックはしていまして、そう遠くない時期なので、何か演じてみたいものです。いま弾いているドイツロマン派の音たちとはぜんぜん違う音なんです・・・という風に、さらっとまた変身できる日が来れば、それはそれで楽しいことかもしれません。半年ほど前、スクリャービンの練習曲を弾いた日に、何年か前に弾いたドビュッシーの前奏曲がよかった、アナカプリがよかったと、すごいことを言ってくださる方がいたのですが、その方の感性の豊かさを尊重したくなりました。●今日も長く、お店にいたのですが、帰り際のころに、連弾で弾いた曲が、チェロとピアノで、BGMとして聴こえてきました。チェロだと単旋律がはっきり浮かび上がってきて、これもまたいい感じだと思って、聴いていました。BGM シューマン 夕べの歌 Op.85-12https://www.youtube.com/watch?v=W0SWEDCcB0wこの祈るような美しい旋律は、やっぱりシューマンならではかもしれません。精神的にどうこうということとか、いろいろ言われる人いますが、自分には身を削って、作曲していたようにおもっていて、この曲のようにたいへん共感できる多いです。、
August 18, 2015
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夕暮れ時、バスで東京駅にむかうときに、隅田川を渡る橋では、永代橋の青い色をじっと見ていることもあります。まだ日が沈むのは遅いですから、少し仕事をしてからでないと、こんな風には見えません。この青い橋の通り沿いに、いることになりました。自分自身はだまって整骨院では座っているだけなのですが、静かになっているBGMを聴きながら、読書でもと思って、たまたま鞄にはいっていた、曽野綾子さんの「人間の分際」という本を眺めていました。・「やればできる」というのは、とんでもない思い上がりという項目があり、世の中の行き過ぎていることとかを、言われる内容、時として多く、さいきん、この方の著書は気にすることが多くなりました。BGMは、鳴っているようで、聞こえていないくらいがちょうどいい、と、ホテルの人に2年ほど前に教えていただいたことありますが、突然知っている曲が流れると、今日のような日であろうが、人間ドックの途中であろうが、会社のセミナーの待ち時間であろうが、聴いてしまうことが多いのです。 BGM: メンデルスゾーン 無言歌集 岸辺にて Op.53-1https://www.youtube.com/watch?v=iebgv-pNazAとつぜん、こんな曲が流れていました。いろいろなことを思い出してくれる曲でもありますので。ものすごく聴いてしまいました。無言歌集のCDを初めて買ったのは、アンドラーシュ・シフのものでしたが、1曲目がこれで、すっかりはまってしまいました。それから、田部京子さん、ペライア、ダン・タイ・ソン・・・・、CDも買い、コンサートも行き、サインももらいという感じで、演目にあれば、聴きに行くという感じでした。op.53-1の岸辺にてと、op.53-2の浮き雲と、セットで弾いている時期が10数年前にありましたが、精神的にはあまりいい時期ではなく、そんなこともあったりしました。名古屋の電気文化会館というホールで、仕事の徹夜明けに、発表会ああって。確か弾いた記憶あります。よけいなことを考えずに弾いたときのひとつだったかもしれません。最近、弾く人、少なくなったなあと、つくづく思いますが、ピアノ弾く方からみれば、つまらない曲集なのでしょうかね。ちょっと残念な気もしますが・・・。CDショップに行ってもまともに置いてあるのかと思ってしまうこともありますので。無味乾燥な練習曲やるよりよっぽど練習曲だと信じて疑わないひとりです。●今日は、整骨院という不思議な場所で、偶然この曲が聴けたのはよかったことにしようと思っています。
August 17, 2015
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http://vdata.nikkei.com/datadiscovery/04/のんびり新聞でもという休日に久しぶりになりました。面白いデータがあったので、眺めてみました。引っ越さなくなった日本人。確かにそうかもしれないと思いながら、三角形のグラフも興味深いお話し。両親が、北陸から関西に仕事で引っ越したのは、1960年代。それから自分自身もずっと就職するまで、関西から離れることはありませんでした。1980年代、新人研修やら長期出張やらで、一時期東京の人になるものの、基本的には関西圏でした。一時期、日本の外へ出てみて、戻ってきたのが1990年代半ば、ここから住民票上も東京の人になりました。いっとき、名古屋に転勤の時期もありましたが、今のところにいるのは、2002年から。それからずっと引っ越さずにいます。年に2回転勤になって、段ボールごと運んだものもあったり、よほどこの時、懲りた感じがしまして。。。なんとか転勤も長期出張もなく、仕事も選びながら10年以上経ちました。この先は見えないですが・・・・。 何か所か知っているところがあって、それはそれでよかったかも。いまではそう思っています。BGM: ラフマニノフ 前奏曲 Op.32-5https://www.youtube.com/watch?v=wKUQLc3Oxz8夜にNHKのEテレでチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番のあとに、アンコールで、小山実雅恵さんが弾かれていたのは、ハードな曲のあとということもあり、とてもおだやかなイメージで印象に残りました。左手のれーしみーしの音とそれ以外の小さい音とさらに上にメロディがのっかっていて弾きわけるのはたいへんですけど、そんな風に聴こえないのがいいかもと思ってしまいました。
August 16, 2015
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原宿駅の竹下口を出ると、多くの観光客でにぎわっていました。いままでと違うことは、日本語よりも中国語のほうがたくさん聴こえてきたということ。そこから、北へ1つ通りへ行くと、急に静かな閑静なところがあります。神宮前1丁目のあたり、このギャップがたまらなく好きだったりします。アコスタジオというピアノのあるサロンは、竹下口徒歩2分というだけあって、すぐに着きます。ヴァイオリンを弾く会社の10年後輩に声をかけられ、今日の会に出向きました。オーボエを吹く会社の20年先輩も元気にいらしてました。スタジオもリハーサル室もベーゼンドルファーのピアノがある、自分にとっては贅沢な空間でした。リハーサル室には何年ぶりにきただろうとおもいながら、オブジェを眺めていました。12組の演奏、ヴァイオリン、ピアノ、連弾、ソプラノ、フルート、三重奏(オーボエ、フルート、チェロ)こんな感じで、趣味でやっている人、音大のピアノ科の方がた、いろいろ励みにしながらやっている人が多かったです。普通にやって2時間半なので、自分にはちょうどいいくらいの時間でした。こちらのスタジオの案内ちらしに、「ちいさなホールでも夢は大きく。柔らかい木肌の音、ピアニシモがきれいです。」自分が弾く前の休憩時間にこの案内をみました。そういえば、人の演奏を聴きに来たことは何回かあっても、ここでは弾くのははじめてでした。ぜんぜん知らない数十人のお客さんの前で、弾かせていただけることはありがたいことでした。ベーゼンドルファーのピアノでブラームスの間奏曲を弾けるのは、とても相性もよかったようにも思います。8/1に弾いたときからそれほど練習したわけでもなく、上澄みがあったとは思えませんでしたが、このピアノの繊細な柔らかい音色が何よりも心地よく、そういう時間は、大切にしなければとおもいました。弾いていて楽しかったのが何よりでした。まだまだ満足できるレベルでもないのでもっと練習しようとも思いました。会社の10年後輩は、フランクのヴァイオリンソナタの1楽章と4楽章を、会社の20年先輩は、クワンツというはじめて聴く作曲家のトリオを、演奏しました。会社でやっていたアフターセブンコンサートというおさらい会で知り合ったのは、1998年からですが、4年に1回でも、1年に1回でも、元気で音楽を奏でているところを見ていると、楽しくなりました。 BGM:フランク ヴァイオリンソナタ 第4楽章https://www.youtube.com/watch?v=982dQ44Nz9g
August 15, 2015
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新幹線が開通したあとの、富山県の観光案内の雑誌を見ていたら、とてもよく目につく海岸の写真がありまして、行ってみたくなったところでもありました。駅の名前も表示も私にはインパクトありました。能登半島の東側の根っこのあたり・・・というと、地図でイメージできると思います。富山から高岡経由、氷見線に乗って、終点の2つ手前に雨晴(あまはらし)という駅があります。最初は、読み方も知りませんでした。駅の前は、とても美しい海岸でした。氷見から高岡へ戻る電車で、途中下車して、次の電車がくるわずか1時間弱でしたが、散策してみました。源義経が、雨宿りをした岩があるということで、このような風景がありました。全景は、大きな木の下のなかにあります。 有磯海(女岩)という海景があり、そこの写真です。冬から春にかけては、晴れた日に、海の向こうに立山連峰が見えるらしく、この日は見えなかったのですが、絵葉書を見たりして、想像していました。歌人が多く訪れており、 大伴家持が万葉集では、「かからむと かねて知りせば 越の海の 荒磯の波も 見せましものを」(巻17・3959)松尾芭蕉が、奥の細道では、くろべ四十八が瀬とかや、数しらぬ川をわたりて、那古と云浦に出。担籠の藤浪は、春ならずとも、初秋の哀とふべきものをと、人に尋れば、「是より五里、いそ伝ひして、むかふの山陰にいり、蜑の苫ぶきかすかなれば、蘆の一夜の宿かすものあるまじ」といひをどされて、かヾの国に入 。わせの香や分入右は有磯海(わせのかや わけいるみぎは ありそうみ) とうたっています。●そんなうたはとてもおもいうかびませんでしたが、海風も涼しげでして、すこしの時間、風情ある場所にひたっておりました。季節のちがうときにでも、機会があったら、また行ってみたいです。
August 14, 2015
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北陸新幹線が開通したおかげで、ちょっと風変わりな途中下車になりました。7月上旬では8月中旬の軽井沢のホテルがまったく空ききがなく、予約できなかったです。これで、発想を変えることにして、軽井沢から長野に宿泊地にして、北陸新幹線に乗り、日本海が見れるところに行くことにしました。なんとなく、金沢の手前で降り、まったく行ったことのない場所にしました。長野は泊まっただけ、富山は乗り換えただけ、という途中下車になりました。富山駅は、新幹線が開通後、駅は多くの場所で工事中のようでした。北陸本線だと思っていた箇所は、「愛の風とやま鉄道」という鉄道会社になっていまして、いろいろあるのだと思いました。富山から、金沢行の各駅停車。4駅乗って、高岡へ。そこで、氷見線に乗り換えて、終点の氷見駅まで行きました。氷見線の終点氷見駅に着いたところで、撮った写真。るるぶという雑誌には、忍者はっとりくんの電車が走っていると書いてあったのですが、時間があわずに、偶然めぐり合わせたものを撮影。 これはちょっと残念でした。。。(これは高岡駅で、帰りに遭遇しました。)●氷見では、ひみ番屋街という、魚屋さんが集まっているところに行きました。ドライブしに来ている人も多く、行こうと思っていた回転寿司やさんは80人待ちと言われ、人の集まるところには集まるものと思いました。大賑わいでした。ぶりは、まったくなく、海鮮丼のあとに鮮魚店で頼んだ、とれたての岩牡蠣、こんなに大きなものをまともに見たこともなく、頂いたこともなく、ちょっと感動しました。ぷりぷりの新鮮なものを美味しくいただきました。
August 14, 2015
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軽井沢の駅を降りて、数分ほど歩くと、池のむこうに大賀ホールが見えて、そこへ向かって歩いていくときは、本当に楽しい気分になります。真夏のこの時期ですが、この日は曇っていて、長そでのシャツがちょうどお似合いの避暑地らしい一日。過去2回、一人旅で来ましたが、今日は二人旅でした。よほど、聴きたい演目でもないかぎり、足を運ばないような気もしますが、8月13日にこのコンサートがあることを7月のはじめに知り、一つの軸にして、せっかく走り出した北陸新幹線と一緒にもうひとつの軸をつくったらと思いました。チケットは東京公演に比べて、ゆっくり売れていく、なんとかぎりぎり間に合ったという感じだったこと覚えています。大賀ホールは、オープンして10年ということで、今年ならではの光景にも遭遇しました。五角形の美しいデザインのホールをさらに華やかにしている感じでした。 軽井沢大賀ホール10周年記念、庄司沙綾香ヴァイオリン・リサイタル (庄司沙綾香 ヴァイオリン 岩崎淑 ピアノ)ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24 「春」バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV100より 「シャコンヌ」**シューマン 3つのロマンス Op.94ブラームス ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108(アンコール)シューマン ヴァイオリン・ソナタ 第3番より第2楽章 「インテルメッツォ」**ベートーヴェンのヴァイオリンソナタの全曲の録音をされたばかりとのことですが、明るい音色でのベートーヴェンの初期のソナタを楽しむことができました。バッハの無伴奏パルティータは、一転して慈悲深い表情にたいへん感銘受けました。後半のシューマン、ブラームスの後期ロマン派作品。静かで深いピアノパートが、ヴァイオリンの歌を一層引き立てて、穏やかな気持ちにさせていただけました。リサイタルをやっているなか、軽井沢は雨が降っていました。雨が上がったころ、大賀ホールをあとにしました。この土地ならではの静寂感と静かな夜のホールの姿をみて、感動しながら、駅の方へ戻っていきました。 BGM:シューマン 3つのロマンスより 第2番 Op.94-2 岩崎淑さんがピアノパートをしている音源を探してみました。https://www.youtube.com/watch?v=rSwIdDWRlCsBGM: ブラームス ヴァイオリンソナタ第3番 Op.108庄司沙綾香さんがヴァイオリン演奏している音源を探してみました。https://www.youtube.com/watch?v=T-65DVUUaf4
August 13, 2015
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30年前の日のことを覚えている日でした。30年前の日航機の事故のときのことのニュースを今日はよくやっていました。最近あまり成長していないように感じているので、5年ごと夏にどんなことがあったのか、ちょっと思い出してみました。1985.私は就職活動のさなかでした。まだ内定もらえず、少し考え込んでいたころでした。大学の馬術部の馬小屋でプロ野球(巨人xヤクルト)見ていたとき、テレビのテロップで、「日航機がレーダーから消えました・・・」とか、突然流れて、次の日から騒然となったのは強烈に印象残っています。東京と大阪をまだ行き来していない時期でしたが誰が乗ってもおかしくない時間帯の飛行機だったので恐ろしくなりました。1990.クラシックのCDを集め始めたころ。コンサートホールに通い始めたころ。バーンスタインが来日すると言って、ロンドン交響楽団のチケット買って、京都会館第一ホールに行ったところ、体調不良で指揮者が、キャンセルになり、マイケル・ティルソン・トーマスに変わり、14000円のC席が、8000円でいいです。…といわれ、6000円返金されたこと。後にも先にもない、バブリーな時代ならではのエピソード。バーンスタインはこの年帰らる人となり、行けるときに、聴けるときに・・・という意識をもった一つのきっかけとなりました。1995.中華人民共和国北京市朝陽区の住人になっていました。駐在していました。超円高になり。1ドル=79円で、世の中騒然となりました。両替所の電光掲示板の桁はあふれ、表示不可能になるくらいでした。北京→ドイツの8月のノーマル航空券が日本円で12万くらいで、こんなチャンスは二度とないとおもって、夏休みに日本へ帰国せず、北京→ミュンヘンの往復航空券を手にして、ザルツブルク音楽祭まで出かけました。ピリス・内田光子・ポリーニとはしごできたのはありがたかったです。ドイツの電車に乗れるだけ乗りたいと思い、ザルツブルクからバーデンバーデンまで行ったこと、ザルツブルクの駅についたらパスポートコントロールあったこと。EUになる前のヨーロッパは、いまよりももっと個性があったかもしれません。1シリング12円、1マルク60円。当時の頭にあった換算レート。2000関連会社に出向して、急に時間ができたことにより、ピアノを再開しはじめたころ。この年の1月に聴いたブレンデルのコンサートのプログラムをまねっこして、ハイドンのホ短調のソナタと、シューベルトの3つの小品の2番の練習していました。アマチュアのピアノコンクールなるものがあると知り、ピアノ教室の人が出るとか言って、のこのこ聴きに行き始めたのはこの年。2005ブログとmixiを初めた年ですが、まだこの年の夏には、それほど知り合いいません。書き込みしていて、後になって、面識を持つようになった人がちらほらいます。教室でのピアノの弾きあい会とかしているレベル。ショパンのバラード1番を美しく人がいて、ブラームスのOp.118-3のバラードを弾いて、モチベーションを維持していました。2010いろいろ複雑なことがたくさんあった年。頭を少し冷やしにいけばいいとおもい、軽井沢に何日かいました。軽井沢・大賀ホールでの伊藤恵さんのシューマンプログラムの美しさに圧倒されました。(シューマン:幻想小曲集op.12全曲、 アダージョとアレグロop.70,幻想小曲集 op.73ほか)ちょうどノヴェレッテ7番とか幻想小曲集Op.12の気まぐれという曲を練習していたので、シューマン生誕200年にはまっていた時期だったと思っております。2015・・・・まだ夏は終わっていませんが、楽しい毎日を過ごせるようにと思っています。軽井沢の大賀ホール、すばらしいホールなんで、また聴いてみたいです・・・・・・。 BGM:シューベルト ピアノソナタ第18番・第21番より抜粋 (ピアノ:伊藤恵)https://www.youtube.com/watch?v=82HI5nY0n0Q
August 12, 2015
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午後から、少し時間ができたこともあって、東急東横線で多摩川で降りて、下丸子へ、大田区民プラザ小ホール、初めて乗った路線とホールに行きました。私自身ピアノを再開したころの2000年ごろ、アマチュアピアノコンクールで優勝した方(☆)と、現在東京芸大卒業後、ミュンヘンに留学中の方(★)と2人で交互に弾くというものでした。プログラムがとても興味深いものでした。モーツァルト デュポールのメヌエットによる変奏曲 KV.573 ★ドビュッシー 組み合わされたアルペジオのための(12の練習曲集より) ☆ 前奏曲集 西風のみたもの・風変りなラヴィーヌ ☆スクリャービン 2つの詩曲 Op.32 ☆ ソナタ第5番 Op.53 ★***ブラームス 6つの小品 Op.118 ★バッハ 平均律第2巻より第5番 ☆ショパン スケルツォ 第1番 ☆リスト ハンガリー狂詩曲第12番 ★(アンコール)ブラームス ワルツ Op.39-15(連弾) ★☆2人でのジョイントの組み合わせの妙が何とも言えませんでした。海外で国際コンクールの準備をしている方を応援したいという、ほほえましい内容でもありました。若い方が弾くブラームスのインテルメッツォは、すばらしいものがあって、内声のつかいかたが大変センスがよかったので、はっとさせられました。スクリャービンソナタ5番、リストのハンガリー狂詩曲と超絶技巧をたくさん間近で見れて、気分がすっきりしてよかったです。●Faceboookで案内でていましたが、急な案内もすぐなので便利になりました。コンサート終了後、実際にご挨拶して、お会いするのは、9年ぶり。 ピアノ演奏もお話しもたくさん聴けてなによりでした。●前は、コンサートするので、と直々にお手紙いただいたりしたのですが、検索してみると2006年。(そのころの内容)http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200605190000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200605200000/そこからは、メール、年賀状、エアメール、コンサートの招待状とか、そんなんばっかりで、ぜんぜんご無沙汰していたのだと、あらためて気づきました。2009年にライプツィヒでシューマンの家に行ったとき、そこの資料を贈ったのははっきりとおぼえています。しばらく途切れていたのですが、Facebookができて、2013年アマチュアのためのショパン国際ピアノコンクールで2位になられたころ、ご挨拶するようになってから。ピアノ教室の友人が同じようにポーランド・ワルシャワまでこのコンクールに出ていたことからなので、不思議なご縁を感じます。真面目にピアノを弾こうとおもったきっかけになった方のひとりだから、ときには何かのときにご挨拶にでもとおもっていたのですが、思いがけずに実現できてよかったです。●そういえば、アマコンの本選でこの曲弾かれていたなあと思い出しました。 BGM:シューマン ノヴェレッテ No.8 (pf. アリシア・デ・ラローチャ)https://www.youtube.com/watch?v=NYuxXh-iXaQ今日聴いた留学生の演奏で、ため息が出るような演奏でしたので。やっぱり左手でしょうか。BGM:リスト ハンガリー狂詩曲 No.12 (pf. エフゲニー・キーシン)https://www.youtube.com/watch?v=1s5JXmgo29Y
August 11, 2015
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8月9日の日曜日、ちょっと時間ができたので、数寄屋橋、有楽町マリオンにある映画館へ、見に行きまhした。800席ある客席はほぼ埋まっていました。いまから70年前にリアルにあったことを、この映画を見るのであればこの日という感じで、出かけました。昭和20年の8月9日から1週間は、何をするにも、何を決めるにも、いろいろあったことを、あらためて実感しました。映画を見終わって、外に出たら、長崎に原爆が落ちた日だとか、ソ連が参戦した日だとか、該当演説やら、スピーカーを持った人が、いました。 これも覚えておこうとおもいました。 ●映画のなかで、気になった点・・・ポツダム宣言の条件をひとつつけたことによる回答the authority of the Emperor and the Japanese Government to rule the state shall be subject to the Supreme Commander of the Allied Powers(天皇と日本政府の統治権は連合国軍最高司令部の従属化に置かれる)subject to という解釈について、、 外務省が「subject to」を、「制限下に置かれる」と意訳し軍を説得しようとしたことから、陸軍大臣ともめて2-3日、時間がかかったとか。今の時代なら、テレビ電話でもなんでもありそうですが、本当に大変だったと思います。先のNHKの特集で、鈴木首相と米国側との信頼関係があったから、結局は押し切れたということになりますが、本当に難しいものだと痛感しました。終戦の日に、阿南陸軍大臣は、本当に切腹してしまうのですから、事実は知っていましたが、映画をみて、圧倒されてしまいました。● かつて、フランクフルトの空港で、川端康成の伊豆の踊子が、IZU DANCER と書かれていて、これで本当に、ニュアンスが伝わるのかと、大きくショックを受けたことがあります。たぶん、時代は変わろうが、言葉というのは、本当に大事なのかもしれません。世界中の条約とかは、フランス語で書かれることが多いと聴いたことがあります。どこのだれが読んでも解釈が同じだからということらしいです。その反対は、どうにでも解釈できてしまう日本語ということなのでしょうか。よくもわるくも複雑です。●音楽の世界でも、ベルリンフィルの奏でるブラームスの交響曲と、ウィーンフィルの奏でるブラームスの交響曲は、なんだか違います。だからいいのでしょうけど、同じ楽譜からなのに、本当に不思議です。自分自身がやっているピアノの世界でも、同じように感じたりします。どんな演奏でも受け入れられるキャパシティが自分にあればいいのですが、変に知っていると、たのしんで聴けなくなってしまうことも、最近ではときどきあって、フェイドアウトしたほうがいいのかと思うこともあったりします。プロの演奏家のコンサートであれば、そこへ行かなければ済む話ですが、そうではないときもありますので。いろいろ思うようにいかないことも多くなってきました。先週の酷暑から少しは和らいできたので、少しは頭が冷えてくるかもしれません。さいきんはぜんぜん頭も冴えていなくて、中途半端なこともいくつかあったりします。身内の不幸があって、ようやく10日、こういうのが立ち直れていないというのかと、実感したりもしますが。毎日、平穏でいいので、静かに生活したいものです。
August 10, 2015
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昼間は、のんびり高校野球をテレビで見で過ごしていました。第二試合は、両親の実家のある、福井県の小浜線沿線にある学校が出ていたので、ずっと見ていました。かつて、敦賀から2両編成の小浜線に乗って、3つ目くらいで、急に高校生が乗ってきて、にぎやかになったことがあるのですが、ここの学校かとイメージできます。福井県の学校は1回くらい勝てばいいようなくらいでしたが、最近では強豪校とやっても、普通に試合していて、頼もしかったです。センバツ優勝校だから、当然といえば当然ですが。延長戦でよく乗り切りました。昭和44年(1969)から40年以上、高校野球見てきた率直な感想。第三試合は、実家のある大阪代表が出ていたので。初出場の学校がどこにあるのかも、わからない状態でしたが、もともとの此花学院とかいっていたので、自分の生まれた大阪市此花区の学校の人たちががんばっているのかと、妙に親近感もってみていました。こちらも延長戦で、よく乗り切りました。 数年前、父の実家に戻る途中に、福井県の東尋坊に寄ったときの写真です。日本海とはしばらくご無沙汰なので、急に行ってみたくなりました。 ●夜は、この時期ならではの音楽ドキュメンタリーを見ていました。BS1スペシャル「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人の命を救った音楽家~」http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2035051/index.htmlほとんど忘れられている指揮者であり、音楽家ですが、戦後70年たって、いろいろな資料からわかったこと、1920年代以降、ドイツでも活躍されていたこと、あらためて知りました。近衛文麿首相の弟にあたることで、外交・音楽と、当時は、軸が2つあったように感じました。ユダヤ人をなんとか日本に亡命したなかでの、クロイツァーとのエピソードは、強烈な印象を持ちました。今の日本のクラシック音楽に大変大きく貢献された方だったからです。戦後70年というなかでの番組でしたが、当時の様子や証言は複雑な気持ちにさせました。●東京芸大の奏楽堂の前に、銅像があって写真があったときのことも思い出しました。レオニード・クロイツァーのことを書いていたブログ http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201105140000/Musik muss seelisch erlebt werden Musik verstehen genugt nicht Leonid Kreutzer「音楽は魂で感じられるもの 音楽を理解するだけで充分でない」レオニード・クロイツアー1884レニングラード - 1953 東京ピアニスト・音楽学者・指揮者●近衛秀麿氏がクロイツァーに師事し、第二次大戦時に日本に亡命することになり、その後、、日本で演奏活動しているところを、小澤征爾が見て、指揮者になることを考えるきっかけになったと番組は報じていて、世の中の情勢や運命のあやで、いろいろなことを起きていることを知りました。
August 8, 2015
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いつもは月が変わって1日になったら、ネコカレンダーの写真を撮っているのに、気が付けば1週間…完全に忘れていました。 8月1日は土曜日だったし、舞台でピアノ弾くことで、手一杯だったし、しょうがなかったかもしれません。 眺めるのを楽しみにしてくださっている方かFacebookにはならないらっしゃることもの、よくわかりました。 カレンダーを眺めて、 8月も、はや1週間がという感じです。もう1週間後の、15日、アコスタジオというところで、ピアノを弾かせていただきます。今度はベーゼンドルファのピアノで、ブラームスの間奏曲が、どんな感じで弾けるのか、密かな楽しみです。 会社の有志でやっているコンサートで、モーツァルトのピアノとヴァイオリンのためのソナタk301を演奏したことがあるのですが、ヴァイオリン弾いていた方からお誘い受けました。4年ぶりに、会えるのと、覚えていてくださったのは、ちょっとうれしい気分になりました。 自分のピアノ演奏がいいと自身で思うことは、ほとんどなく、このあいだも、あぶなっかしいところも多かったようにも思っています。 op.117-3の中間部、パッと場面転換するところ、dolceでdolceでと、さんざん指導者には言われ続けているので、8月のカレンダーのシロネコさんがじゃれているような音になったら、面白く聴こえるかもしれません。ここで音色をがらっと変えられる技術を持ち合わせたいものだと、つくづく思っています。
August 8, 2015
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飯田橋西口からほどなくある病院からの帰り、郵便局によることが習慣になりました。このあいだは、ソフトクリームかと思えば、貝殻の切手で思わず笑ってしまいましたが、今回は、スイカに惹かれて、ふみの日の切手を買いました。切手を買っただけで、週末まで、仕事をしていたら、夜になったというような日ばかりだったので、せっかくなので、使ってみようと思いました。8月8日は、立秋。今年の二十四節季を念のために調べたら、そのように書いてありました。「残暑お見舞い申し上げます。」・・・と、猛暑や熱帯夜のなか、書くのも不思議ですが、それもまたいいかと思っています。。 ●このあいだ音楽の星座とかで、星のお話がたくさん出ましたが、この時期のしし座のスケールの大きい、大らかな方が多いのは、自分には持っていないものを持っているようで、あやかりたいと思うこと多いです。自分自身は真夏ではなく、真冬の生まれなので、ちがって当然でしょうか。サラリーマンには最も向かないと言われている1月後半から2月中旬までのみずがめ座ですが、、そのかわり、音楽家、小説家、発明家とかが、固まったりしています。天才となんとかは紙一重ですが、そのようにも思ったりもします。少しは、ほかの方のセンスをあやかりたいと思ったりしています。同じ星座の作曲家・・・モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーン自分自身が大好きな作曲家が並んでいるので、また落ち着いたら弾いてみたいですね。BGM:メンデルスゾーン 無言歌集より、ベニスのゴンドラの歌 Op.62-5 (ピアノ:田部京子)https://www.youtube.com/watch?v=4HfOInrbf7Uよく聴くベニスのゴンドラの歌とは、ちがう作品。写真を見たら、夏にベニスに行った10何年前のことを思い出しました。サインくださいと、ヘンレ版の無言歌集の楽譜に、田部京子さんが、わたしでいいんですかって言って、サインいだいだいたことを思い出しました。無言歌集で、好きなのを8曲選んでセットで弾くというのがウィーンの音楽大学での試験であったと、10年ウィーンにいたピアニストから伺ったことを思い出しました。●やっと明日はゆっくりできそうですので、残暑見舞いでも書いてみようと思っています。
August 7, 2015
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今年は、都合でまとまった休みがとれないので、ぱらぱらと夏休みと称して、お休みをいただいています。暑すぎて、出かける気にもついに、朝ドラのながれでずっとTVがNHKでしたが、この時期になると、ドキュメンタリーの話題も重い話が多くなってきます。14時から、ポツダム宣言のころの元駐日大使としてアメリカと日本の懸け橋になった方の話、22時から、ポツダム宣言を受託した側の鈴木内閣と天皇の8月10日から14日までのプロセス。15時から、広島で原爆ドームでガイドをしている方が、アウシュビッツに言ってガイドを受けて、そのちがいについて語っていたもの・・・。それでも1945年8月のお話しは、切り口が鋭いと伝わる力も大きいです。テレビのプロデューサーはがんばっていると思いました。何を伝えたいのかという視点が明確で、わかりやすいです。おかげさまで、20世紀前半の歴史の勉強にとてもなりました。 ●さすがに一度は外出しなければ・・・と思いつつ、昨日、ミューザ川崎のコンサートのちらしがありましたので、それを見たことが出ることになりました。70年ではなく、こちらは60年なんだと思いながら。もともと1月はじめにもちらしをみていたのですが、そろそろチケットを買いに行こうと思って、家の近くのファミリーマート(eplus)へ。http://park18.wakwak.com/~kazuokifujii/ よくできたタイトルだなあとおもって、眺めています。作曲家のメシアンが師匠ということで、いくつかコンサートもされています。長くフランスにおられましたが、日本人のピアノの弾き方を変えたいという強い意志のもと、帰国されたとも聴いております。郷ひろみと同じ年と言っておられましたが、もう60歳になり、自作の曲のほか、ドビュッシー前奏曲集第1巻、映像第2集、ラヴェル 水の戯れ、鏡と、ひとつの集大成のような感じも致します。●月に2回、月曜日にピアノのレッスン通って、16年目になりますが、実はこの門下の先生にずっとお世話になっています。最近、どこかで、ツェルニーがどうのこうのと言われている方がいましたが、完全否定しています。独自のメトードで、またはコルトーのピアノを弾くための合理的原理(←ちょっとタイトルあやしい)とか、そんなので、指が独立するとか脱力とかピアノの弾き方のことを、たいへんお世話になってきたのかもしれません。●あんなに音色をたくさん持っているピアニストもそうそういないとおもって、いつも聴かせていただいていますが、ものすごいテクニックなのだと思っています。指がまわることが譜面どおり弾くことがテクニックだ技術だといわれる方とは境地が異なるのかもしれません。音で何を伝えたいかということも技術的な問題は、また勉強させていたきたいと思っています。 BGM:ドビュッシー 映像第2集 1.葉ずえを渡る鐘の音https://www.youtube.com/watch?v=PO8RMPFue-oこのあいだルネこだいらで、すばらしい演奏を聴いたので、来月は、浜離宮朝日ホールで、すばらしい演奏を聴けるのを楽しみにしています。
August 5, 2015
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川崎駅の西口に開演10分くらい前に着いたのですが、楽しそうな演目だったので、気分がよくなるだろうとおもいました。ホールへ行く手前の階段の風景は楽しそうになるので、とても気に入っています。毎年催されている フェスタサマーミューザ2015今日はこんなプログラムでした。8/4 15:00-神奈川フィルハーモニー管弦楽団 (指揮:川瀬賢太郎)コープランド 市民のためのファンファーレビゼー カルメン第1組曲 アンダーソン ピアノ協奏曲 ハ長調(ピアノ:小川典子)**ビゼー カルメン第2組曲ラヴェル ボレロ(アンコール)J.ウィリアムズ スターウォーズ エピソードIより「アナキンのテーマ」***「歴史あるフランスと新大陸アメリカ、躍動感に富んだ音楽作品の饗宴」 と、いただいた曲目解説にありましたが、相性よく、セレクトされた曲の並びもよく練られていると思いました。アンダーソンのピアノ協奏曲、はじめて聴きましたが、小川典子さんのきらきらとした音色が、管弦楽と美しく調和された、楽しい演奏でした。特に第3楽章のピアノと小太鼓の掛け合いの場面は、圧巻でした。アンコールのスターウォーズのテーマ。重厚なオーケストラの生演奏はいいですね。先日テレビで見たベルリンフィルの野外コンサートでもありましたが、30歳という若い指揮者がセレクトする曲は映画音楽も増えてきそうです。19世紀後半のオペラ・オペレッタ・バレエから、20世紀前半、文化の舞台がパリからニューヨークにうつり、音楽も変化していったのだと思います。そのなかでの代表する曲を聴くことができて何よりでした。 ●ミューザ川崎のこの音楽祭は、これまで案内が来たり、聴きに来てほしいと言われて、伺ったり、そんなことから始まったような気がします。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200907220000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200807250001/ これは秋でしたが、オランダのコンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートのときは、当日券がなく、お見送りして、帰ったことあります。このときはぜんぜん違うことを書いています。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201311190000/●BGM: コープランド 市民のためのファンファーレ (Fanfare for the Common Man)https://www.youtube.com/watch?v=4NjssV8UuVA
August 5, 2015
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日曜日、渋谷のBunkamuraで、「エリック・サティとその時代展」の前に、ランチを食べることになり、それだけでは、物足りなくなり、デザートのケーキも楽しんでいました。80年代前半のロックバンドのBGMが心地よく、のりのいい店員さんとともに、渋谷・松濤の雰囲気を楽しんでいました。突然琴線に触れるBGMが、お店に鳴りわたり、そして、聴き入っていました。 BGM: Journey - Open Arms (1982年の作品) LiVEhttps://www.youtube.com/watch?v=i5pUOVC50Y8Escape というレコードアルバムからhttps://www.youtube.com/watch?v=2lLmYLw0WRI あの美しいスティーブ・ペリーの歌声がお店に流れて、本当に感動しました。30数年前、弟二人と妹とで、一緒にレコードを聴いたこととか、走馬灯のように思い出してしまいました。故人はかえってくるはずもなく、こういうことがあるたびに、立ち止まり、次の日になっても、その音楽が離れなくなるのは、いいことなのか、そうでないのか。しばらくこういうことが続くのだろうと、思わざるをえなくなりました。何かに呼ばれている感じがしました。オーチャードホールのすぐそばにある、適当に選んだお店でしたが、けっして適当ではなかったのかもしれないとも思いました。●高校生から大学に入ったころは、ピアノは弾いていることは、ほとんどなく、それでも、弟とか妹とかがピアノ習っていたので、聴いているくらいでした。ロックバンドとか洋楽のFM放送を毎日聴いていて、全米TOP40の番組は毎週聴いていて、家にはそういうレコードもいっぱい聴いていて、流行っていた貸しレコード屋さんで1泊200円とかで借りてきたり、そんな時代でした。クラシックもロックも自分にはあまり、関係がなく、カンタービレは、どこまでいってもカンタービレで、この曲は本当にすばらしい。モーツァルトとかショパンとかチャイコフスキーとか、メロディ・メーカーと言われていますが、20世紀の後半は、音楽史においても、忘れてはいけないグループなのだろうと、改めて感じました。ぼちぼちでも、こういうことがあっても、普通に日々を過ごしたいです。
August 3, 2015
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地下鉄の渋谷駅から、道玄坂を上り、東急本店の隣のBunkamuraへ。 サティがテーマの展示。サティの周辺の音楽、美術、舞台に関わった人がたくさん出てきて、19世紀末から20世紀初めのフランス文化史を追いかける感じでした。 ずっとサティの音楽がBGMでなり続け、サティの肖像画を見たり、ジムノペティ第2番の楽譜、サティの使っていた帽子やステッキを見たり、デッサンと楽譜が並んでいる「スボーツと気晴らし」という作品の展示があったり、盛りだくさんでした。音大を中退しての若い時期のスタートとなりましたが、晩年の写真は幸せそうなものが多かったです。 珍しく、今回の展示の図録を買ったので、ゆっくり眺めてみます。 ● 弟の葬儀が終わって、ようやく3日、音楽のイベントがあったり、展示があったりで、なんとかおかげさまで、気が紛れているのでしょうけど、なんか不安定な感じがします。明日は月曜で、また普通の1週間。会社ではABCの略で「あたりまえのことを、ばかにせず、ちゃんとやれ」とよく言われておりますが、平常心で過ごせるようにしていきたいと思っています。
August 3, 2015
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夏空のなか、今年も西武新宿線に乗って、ルネこだいらまで来ました。今年は実家に戻っていたので、朝7時台の新大阪発の新幹線に乗って、たどり着きました。7回続けての参加になります。出演する人もずいぶん変わってきたという印象もあり、半分くらいの方は、わからなくなってしまいました。それでも何年かぶりに戻ってこられる方もいて、それは大変うれしく思いました。出演者も多くなり、最初のころは夕方には打ち上げしていましたが、20時ごろまで演奏が続きました。今年は、ベートーヴェンのソナタが多い部、ショパンとかドビュッシーが多い部、2台ピアノの部とか、それぞれに名前が付けられ、メリハリのある演出だったとおもいました。自分が出演した部は、第5部 暗黒星雲の彼方へ というタイトルのなか、ラフマニノフ・ブラームス・スクリャービンの渋い目の曲が並びました。なにより、ありがたかったのは、同性の7-8年来の知り合いの方が同じグループに多くいて、弾く前から和んだ状態になりました。病気しておられて快復されたかた、海外勤務から戻られた方、旅をしていてこのために戻ってきた方、長年顔見知りで波長の合う方がおられたおかげで、平常心を保てたのかもしれません。この部は、照明も暗くなり、弾きやすい状態でした。事前のリハーサルも間に合わず、前日大阪の実家で1時間ほど事前に調整するだけにとどまりました。ブラームスのOp.117-3,Op.119-1.自分なりにはいい並べ方で、後期作品の持ち味を出せればと思って、弾きました。あまり余計なことを考えずに、音の響きを楽しんでいました。音の飛ぶところ、声部が多いところ、いろいろ問題もありましたが、無事に弾き終えてほっとしました。状態のいいピアノで、箱の大きいホールで、思いきりピアノが弾けるのはありがたいことです。聴いてくださった方が、いろいろ感想を言ってくださったのは心強い限りでした。初めて人前で弾いたのですが、さらに積み上げればと思っております。関係者のみなさま、出演者のみなさま、大変お世話になり、ありがとうございました。
August 1, 2015
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