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私は、今ある多くの仕事やビジネスは、サービス業にシフトしていくと考えています。仕事やビジネスは、つきつめて考えると、人と人との関わりです。そこでは、単に物が受け渡されるのではなく、「あなたに感動を感じてほしい」とか「あなたに最高の気分を味わって欲しい」などの、様々な思いも一緒に受け渡されているのです。人は、その想いを感じ味わった結果、お金を払います。物が溢れるようになった今の時代では、ますます、この想いの部分が重要になってくることは間違いないでしょう。【ぽんぽこ先生 解説】インターネットが発達してきて、情報起業というコンセプトが出てきました。しかし、ここで考えてもらいたいことがあります。それは、■その事業は、どのくらい持つのですか?ということです。つまり、たしかに短期間に有名になることはできるかもしれませんが、単なる情報を売っている場合には、すぐに「あの人は今」ということになってしまうでしょう。そこで、考えなければいけないのが、その事業にいかに【共感】してもらうかということです。つまり【情報】とは対極の【情】の部分が、その事業に根付いているかということなのです。では、どのような場合に、お客さんは共感するのでしょうか。そうです。やはり、多くは【世のため、人のために活動している姿勢】に共感するのです。ただ、わかっていただきたいのは、表面だけ装えばよいということではないのです。しっかりと心の中から、掘り下げて、【誰のためにに何をするか】を決めるのです。△あなたは、誰のために何をして役にたっていますか?△それをお客さんは、本当に求めているのですか?今日はこのことを考えてみましょう。わかりましたね?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月31日
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ビジネスをやる上で、信頼は大切なキーワードです。信頼なくしてビジネスはありえないというほどです。約束通り、商品を納期に間に合わせて届けるといったことに始まり、売上金を期日までに支払うということもあります。それらは、すべて契約ということで決められてはいますが、すべて信頼に基づいているのです。 ビジネスで成功するためには、信頼される人間になることが第一条件です。人に信頼されるためには、人を信頼する器が大事です。 また反対に、人を信頼できるかどうかも同じように大切になってきます。 もちろん、やみくもに誰でも信頼して良いかというと、それも違います。信頼のおける人かどうかを見抜けなければいけません。ユダヤ人のビジネスマンの間では、契約書を交わさないことも多くあります。それは、お互いの絶対的な信頼関係は、契約書よりも拘束力が強いからです。 もう一つの信頼は、売り上げが順調に続いていくことに関するものです。 多くの起業家は、今はいいけれど、将来は売り上げが落ちてしまうのではないかという恐怖にさいなまれながら生きています。まだ来てもいない将来のことで、悩み、苦しみ、不安な夜を過ごすのです。「自分がやっていることは、周りに応援されているから絶対大丈夫だ」という信頼は、何よりも大切なものです。【ぽんぽこ先生 解説】将来起こってもいないことを考えて不安になることを「予期不安」といいます。実は、不安に思っている大半のことは、起こらないのですが、そのために暗い気持ちになり、落ち込む人は多いものです。もし、あなたが不安に感じたときは、まず手でグーをつくって、胸の真ん中をトントン、トントンとたたきながら、深呼吸をしてみましょう。そうすると、全身の感情のエネルギーが回転し出すので、不安が消えていくでしょう。叩きながらというのがポイントです。これは、鎖骨下のツボにKI27というところがあるのですが、ここを刺激しながら、深呼吸すると効果が高いからです。やってみましょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月30日
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【日本人の宗教心の基盤には呼吸があった】 この呼吸の文化というものは、長い年月をかけて日本人の生活の隅々まで行き渡っていました。 ヨガや禅の呼吸というものは、静かに合掌しましょうとか、みなで黙想しようとか、自分の息を数えろとか、そういう生活レベルで受け継がれていました。 呼吸を通じて自分を調える技術、あるいは死を受け入れる構えを日常から訓練していた。 呼吸で作り出す意識の在り方が、宗教心の基盤にあったとも言えるでしょう。 日本ではキリスト教やイスラム教のように、ある言語というもので構築された思想体系としての宗教は持ち合わせていませんでした。 むろん、仏典とか輸入されてきたテキストもありますが、むしろ日本人にとっての宗教というものは、生活の身体に自然に溶け込んだ形で育まれた倫理観に近いものだったのではないでしょうか。 例えば、毎朝仏壇に向かって静かに手を合わせるとします。 両手を合わせて合掌することによって、からだが一つのまとまったものとして感じられ、それが宇宙という大きなものとつながっていると感じさせる。 手のひらというのは非常に繊細な器官です。その非常に敏感な末端同士が対等に重なることで、自分の身体が隅々までまとまった一つのものとして感じられる。そういう感覚を、<身体の全一感>と私は呼んでいます。そういう人間の知恵を超えた大きな宇宙の原理とつながっているという身体的感触こそが、紛れもなく宗教であったと思います。【ぽんぽこ先生 解説】昔、焦りで失敗を繰り返していた時がありました。その時に、また心のスクリーンにある言葉が浮かんできたのです。『君は宇宙を信頼していないね? 宇宙を信頼することだよ。君が信頼すればするだけ宇宙は豊かさを与えてくれる。それに、宇宙の信頼度と呼吸の深さは比例するんだよ』たしかにそうでした。最後は、うまくいくことができると思えないほど、【信頼】をしていませんでした。そこで、宇宙(守られている根源のようなものと解釈)を信頼して生きることにしたのです。すると、呼吸も次第に、深く落ち着いてくることがわかりました。そして、その時に抱えていた仕事はうまくいくことになったのです。もし、あなたが何か焦りや苛立ちを抱えていたら、あなたの人生を信頼してみましょう。そして、深い呼吸を意識してみましょう。きっと、歯車が噛み合ってくることでしょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月29日
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一つ練習メニューというものを教わったらそれで一年やればいいんです。徹底的に量をこなす。 宮本武蔵は「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」(『五輪書』)と言いました。一年、二年、三年、やればいい。その一つが本質的で最重要であれば、それがある時飛躍的な質的変化を起こして上達を生む。 量的な蓄積が質の変化を生む、それが技の論理だ、というのが武道家の南郷継正の技論です。この量質転化という考え方は、教育を考える上で大きなヒントになります。【ぽんぽこ先生 解説】現在、コーチングというものが流行っています。簡単に言うと、【質問によって、その人の中から答えを引き出す】方法です。しかし例えば、新入社員など、知識がない段階の場合、【引き出す】と言っても、引き出せる材料がないのです。そこで、この段階は、ティーチングと言って【教えてあげて、繰り返しさせる】ことが必要なのです。何回も何回も繰り返していくうちに、スキルは自然にあがっていくものです。ここで、一つ繰り返すための目安となる数字をあげましょう。これは、【プロになるための数字】です。それは、【1000回】繰り返す。ということです。不思議ですが、1000回繰り返すと、プロとよばれる存在になることができるのです。これは、『お金を是非、払わせてください』とお客様が思うレベルです。つまり、量質転化が行われる数字なのです。あなたも部下を持っていると思いますが、まだティーチングレベルの部下であれば、我慢をして1000回繰り返すように導いてあげましょう。量質転化が始まれば、過度な管理も不必要になってくるでしょう。やってみましょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月28日
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今日は、少しコラムのように書きたいと思います。【どうしたら商売がうまくいきますか?】そう聞かれることが、仕事柄多くあります。そんなとき、私がいつも言っていることがあります。それは、【あなたは、仕事を通じて何を伝えたいんですか?】ということです。つまり、継続して繁栄する商売は、【社会運動のようなメッセージ】がその中にあるのです。だから、こそ応援してくれるサポーターがあらわれるのです。しかし、多くの人のメッセージは、【私を儲けさせてください】というメッセージを発信しているので、うまくいくこともないのです。【あなたは、仕事を通じて何を伝えたいんですか?】【あなたは、仕事を通じて誰を助けたいんですか?】【あなたは、どんなメッセージを伝えたいんですか?】誰かに必要とされているからこそ、あなたの商売はうまくいきます。今日は、あなたの人生にひそんだメッセージを考えてみましょう。ヒントは、過去の出来事にありますよ。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月27日
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アルバイトで新聞の広告チラシの折込作業をやったことがありました。五人ぐらい並んで、流れ作業で次々とチラシを挟み込んでいく。 単純作業というと、途中で飽きてしまってテンポが遅くなっていくように思うかもしれませんが、その五人なら五人のリズムが合って一定のテンポができてくると、あるところから特殊な集中ゾーンに入っていきます。 他の人と動きを合わせようと意識しなくてもあるリズミカルな流れができ、その動作と息が合って、水が流れるようにどんどんスムーズにいき始める。 これは、とても気持ちがいい。疲れることもなく、作業がどんどん進んでいきます。五人の流れがあたかも一つの身体のように流れていって、その状態が一種の快感になるわけです。呼吸というものがリズムよく流れ出したら、人間は疲れないのです。【ぽんぽこ先生 解説】精神的に問題があるとき、人間の呼吸は、とても浅くなります。つまり、呼吸は人間の感情をあらわすバロメーターなのです。しかし、逆に感情の波をコントロールできるリモコンでもあります。もし、あなたが精神的に動揺しそうになった時は、まず、息を長く吐くということに集中してください。吐くという行為は、感情の滞っていた流れを、すっきりと流す働きがあります。そして、長く吐くと、反動で吸うことも長くなるので、自然に呼吸が深くなってきます。もし、何か落ち込むことがあれば、とりあえず10回、息を大きく吸ってみましょう。あたまが軽くなってくるでしょう。お勧めは、仕事前に大きく鼻から息を10回吸うという習慣をつけることです。まわりからは、「最近、しっかりしてきたね」といわれることになるでしょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月26日
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岩波文庫『フランクリン自伝』のベンジャミン・フランクリンは、印刷工から身をおこし、実業界で立身出世しました。科学者、出版業者、哲学者、経済学者、政治家、そしてさまざまな啓蒙活動を通しても有名です。その彼が25歳のころ、借金を背負って印刷会社を経営しつつ子供が誕生しました。今まで以上に、自分が精進しなければならない、と発奮して13徳を樹立したのです。第一 節制・・飽くほど食うなかれ、酔うほど飲むなかれ第二 沈黙・・自他に益なきことを語るなかれ、駄弁を弄す るなかれ第三 規律・・物はすべて所を定めて置くべし。仕事は すべて時を定めてなすべし第四 決断・・なすべきことをなさんと決心すべし。決心し たることは必ず実行すべし第五 節約・・自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。 すなわち浪費するなかれ第六 勤勉・・時間を空費することなかれ。つねに何か益あ ることに従うべし。無用の行いはすべて絶つ べし第七 誠実・・いつわりを用いて人を害するなかれ。心事は 無邪気に公正に保つべし。口に出すこともま た然るべし第八 正義・・他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与 えずして人に損害を及ぼすべからず第九 中庸・・極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに 値すと思うとも、激怒を慎むべし第十 清潔・・身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず第十一 平静・・小事、日常茶飯事、または避けがたき 出来事に平静を失うなかれ第十二 純潔・・性交はもっぱら健康ないし子孫のために のみ行い、これに耽りて頭脳を鈍らせ、 身体を弱め、または自他に平安ないし信用 を傷つけるがごときこと、あるべからず第十三 譲渡・・イエスおよびソクラテスに見習うべし1年は52週間あるので、ひとつのテーマを1週間でチェックしても、4サイクル循環できるというわけです。もちろんこの13徳は各人各様で差し替え可能です。あなたにあったものを選べばいいのです。【ぽんぽこ先生 解説】『自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち浪費するなかれ』これは、起業時の鉄則といってもいいです。お金がないときは、お金を使ってはいけないのです。お金がないのであれば、知恵を使う必要があります。もうすこし、具体的に言えば、人を使う必要があるのです。それは、広告を打つことさえ、お金がないときはできませんので、いかにお客様を【紹介】をしてもらうかに知恵を絞るのです。しかし、紹介してもらうためには、紹介者を感動させる知識が必要になります。感動を呼び込むための、人間の心理動きを知る必要があるのです。では、感動を起こすための鍵はなんでしょうか?それは、■期待と現実とのギャップを作るため知恵を絞ること■まず無償で与えることの二つです。つまり、普通の人は、最初から『紹介してください』と頼みますので、相手からは、いやしい人とうつるのです。まずは、こちらから与えるのです。それも、十二分に。見返りを求めずに。そして、時が来たと感じたときに、『紹介してください』と頼んでみましょう。これは、返報性の法則と呼ばれていますが、今までの行動で信頼関係が築かれているので、すぐに紹介してくれるはずです。すべては、タイミングなのです。【タイム イズ マネー】ではなく、【タイミング イズ マネー】なのです。今日は、感情とタイミングについて考えてみましょう。きっと、商売がうまくいきだすでしょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月25日
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今日も「気づき」について書いていきたいと思います。よく『上には上がいる』という言葉をお聞きになられたことがあると思います。謙虚でいるための言葉です。しかし、私は本当に謙虚でいるためには、これだけでは不十分だと思っています。それは、『下には下がいる』という認識も必要だということです。『上には上がいる』と『下には下がいる』はセットで必要なものなのです。私たちはすぐに、プライベートや会社の不満を口にしますが、『下には下がいる』ということを少し考えてみましょう。例えば、先日も、ハンセン病の方のお話を聞く機会がありましたが、ハンセン病の方は三回死ぬと言われているそうです。なぜなら、手足の神経が壊されるので、手でなにか掴むにしても、目で掴んでいることを確認しないと掴めないのです。目が最後の命綱なのです。もし目が見えなくなってしまった場合は、ある意味では意識がある植物人間状態です。『なぜ生まれてきたのだろうか?』と苦しんで死んでいった方も多いとお伺いしました。ここで、自分は不幸だと思っているあなたに質問してみたいと思います。あなたは本当に不幸なのですか?手足も視覚も奪われた人に比べたら、私たちの悩みなど小さいものではないでしょうか。ほとんどのものがつまらない感情の問題でしょう。これは、心の器をひとつ大きくすることで解決できるものです。【生きていることの喜び】を感じることができる。これだけで、かけがいのない幸せなのですね。これが本当の幸せなのでしょう。特別な幸せを願う前に、まず『本当にあなたは、この世で一番不幸なのですか?』こう問いかけてみましょう。きっと、正しい答えがやってくるはずです。覚えておきましょうね。わかりましたか?ぽんぽこ先生より
2004年05月24日
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なぜ人生は、災難が起こるのだろうか?災難に、ほとほと疲れ果てた時に、この質問をしつづけたことがあります。その時に、心のスクリーンに浮かんできたことがあります。それは、【うまくいかないことがあるから、普段の生活・人・モノに感謝ができるんだよ。ありがたいと思う練習のために、災難というテストが与えられている。この世のものは全て、必ずなくなってしまうんだ。それは肉体であってもそうなんだよ。つまり、これが『有難い(あること自体が奇跡)』ということ。だから、全てに感謝して励みなさい】という言葉でした。もちろん私も、いつも感謝ができるわけではありません。しかし、人間関係で不本意なことがあっても、今まで私に関わってくれた人には、感謝する習慣をつけるようにしています。そして、この日記を読んでくれているあなたへも、心から感謝しています。わたしにとって、あなたの存在自体が『有難い=奇跡』なのです。ありがとうございます。明日もよろしく。ぽんぽこ先生より
2004年05月23日
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トム・ピーターズは、自著『セクシープロジェクトで差をつけろ!』の中で次のように語っています。 「シドニーでセミナーを開いたときのこと。私は失敗の必要性を力説した。失敗がなければイノベーションはないと説いた。ところが上には上がいる。そのセミナーに参加していたフィル・ダニエルズは、自分の経営方針をこう説明してくれた。「めざましい失敗には褒美をだす」、「平凡な成功は罰する」。まいった。以来、ダニエルズの言葉がかたときも私の頭から離れない。「平凡な成功」をまたひとつ積み重ねるだけの仕事はやめよう」【ぽんぽこ先生 解説】自分の基準を上げる。このことが全ての仕事に磨きをかけるために必要なことです。しかし、高い基準に挑戦するためには、高いハードルを超えなければいけません。しかし、その高いハードルを越えるためには、多くの失敗をしないといけませんしかし、失敗を積み重ねることで成功に一歩一歩近づいて行きます。上記を考えた施策が、めざましい失敗には褒美を出すというものです。この施策があってこそ、会社の業績も革新的に伸びていきます。失敗は、賞賛されるべきなのです。これは、個人も同様です。個人で、できる方法として、『最高級の基準ノート』をつけ、その基準に近づくためにした失敗を毎日つけて、自分をねぎらってあげるのもいい方法です。失敗に褒美をあげるのです。失敗は、成功への近道です。チャレンジしてみましょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月22日
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「情熱・熱意・執念」 「知的ハードワーキング」 「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」 この「三大精神」だけで東証一部上場を果たし、京セラを超える高さのビルを建て、社員数34、000人以上の企業グループを作り上げた会社があります。それは、永守重信氏率いる日本電産グループです。この偉業は、1973年7月23日の設立からわずか30年で成し遂げられました。創業者の永守氏は、雑誌のインタビューで次のように語っています。 「赤字を黒字にするのは簡単。経営者の熱意と執念さえあればいい。日本電産は22社買収して1社も失敗していない。百発百中です。買収した会社の役員もそのまま。赤字を出してきた役員がちゃんと利益を上げているんです。どう変えるかといったら、『三大精神』これだけ。難しい話はいっさいしません。まず会社の中をきれいにせよ、と。それから休まずに来い。この二つしか言いません」 会社をきれいにしているか、遅れずに来ているか、この二つが社員の士気のバロメーターだと永守氏は語っています。社員が100人いても士気が90%であれば、90人の会社と同じ能率になるというわかりやすい論法で語っています。90人しか働いていないのに100人分の給料を払っているわけですから、赤字になるのも当然でしょう。 日本電産では、社長自らが365日16時間勤務をしているそうです。毎朝6時50分には、社内の誰よりも早く出社しているといいます。「三大精神」にあるように、会社全体がハードワークでしつけられているのでしょう。営業活動も同じで、他社の営業マンが20件の訪問で満足して帰社しているのに対し、永守氏は5倍の100件を要求します。受注量が違ってくるのは当然の成り行きでしょう。 厳しすぎるゆえ、社員の定着率は高くないようですが、定着率の高低はさほど問題ではありません。むしろ、それが自然淘汰・自然の摂理でしょう。 難しい経営論理は必要なく、こうした「三大精神」だけで世界規模の会社が作れるのだ、と証明してくれたわけです。【ぽんぽこ先生 解説】会社をきれいにしているかを指標とする会社は業績がよくなります。これは、本当に不思議なことです。私のクライアントにも、社員の評価指標に掃除の項目を入れるように指導しています。現在、実行中の会社もあり、全ての会社での結果は、まだ出ていませんが、この日記でも結果を報告し、掃除のマジックを検証してみたいと思っています。あなたの会社でも、掃除の項目をいれて試してみましょう。そして、効果があれば掲示板でご報告ください。まずは、あなたの机の上を掃除しましょうね。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月21日
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【トップ本来の仕事は、昨日に由来する危機を解決することではなく、今日と違う明日をつくり出すことである。それゆえ、常に後回しにしようと思えばできる仕事でもある。 -ピーター・ドラッカー】 ところで、管理者と経営者の違いは何でしょうか? いろいろな定義がありますが、わかりやすく表現すれば、社内の問題を解決し、現状を維持・改善するのが管理者の役割。それに対して、今とは違うまったく新しい明日を作り出すのが経営者の役割と言えます。 今のあなたがどちらの立場であるにせよ、「優先順位」と「劣後順位」という言葉を知っておきましょう。 やるべきことの大切さや急ぎ具合などから順番をつけるのが「優先順位」。その反対に、やってはならないこと、やめようと思っていることの順番を決めるのが「劣後順位」です。 会社の経営者である場合でも、自分会社の社長である場合でも、「熱い経営」を実現するためには、今とは違う、別の状態を招きこみ、引き寄せる必要があります。「優先順位」を決めて、どんなに忙しいスケジュールを上手にこなしてみたところで、「劣後順位」の意識が乏しいならば「熱い経営」は実現しません。 ある酒屋の社長は、月末になるとお客さんのお店を回って自分で集金していました。「それは社長ご自身がこれからもやることですか?」と私が尋ねると、しばらく考えてから「できれば銀行振込にしてもらうか、営業マンに任せたいけれど、お客さんから何か言われそうで・・・」と言います。決断がつかなかっただけなのです。 本来やるべきじゃないのだが意思に反してやってしまっている、こういうジレンマを断ち切る決断が重要です。冒頭のドラッカーの名言にもあるように、経営者本来の仕事は、今日と違う明日を作り出すことなのです。 いつも仕事が終わらない、抱え込みすぎだ、労力の割に利益が乏しいなどの問題があるとすれば、きっとあなたは「やめるべき仕事」をやってしまっています。「私は、わが社は、何をしてはならないか?」を決めましょう。まずは、「やめたいことリスト」を作って、あなたの「劣後順位」づくりの判断材料にしましょう。【ぽんぽこ先生 解説】経営者は、戦略を策定する際に『やらないこと』を決める必要があります。同様に、経営者の仕事においても、『やらないこと』を決める必要があるのです。しかし、中小企業の経営者はこれが苦手です。なぜでしょうか?それは、仕事を他人にまかせることができない、すなわち『他人を深く信頼すること』ができないからです。しかし、それでは経営者としての器を大きくすることはできません。信頼は、ある意味でスキルです。何回もチャレンジして習得していくものです。ですから、最初からできなくてもかまわないのです。一回、一回チャレンジしていきましょう。そうすれば、『信頼する』というスキルが上達していくでしょう。その結果、他人に仕事を割り振ることができ、あなたは、得意なこと・やるべきことに集中できます。そうです。深い信頼ができた時から、あなたの会社の器が一段と大きくなるのです。【深い信頼】この言葉を今日は胸に刻み生活してみましょう。きっと、器の大きいあなたのまわりには、たくさんの協力者があらわれることでしょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月20日
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ある会社では、「10年後の我が社」を小説にしています。B6版サイズで50ページほどのもので、社長自身が経営方針発表の時期にあわせて書いているそうです。読ませてもらうと、10名ほどの社員全員が随所に登場し、それぞれの部門で大活躍している姿がいきいきと描かれた楽しい小説に仕上がっています。 社員が主役であり、社員の仕事にスポットライトが当たった「未来小説」なのです。経営方針の内容は、未来小説を実現するための作戦書という位置づけです。 また、ある会社では毎年一回、社内論文大会を開催しています。業務の改善改革のレポートであったり、会社の未来ビジョンを語ったり、テーマはまったく自由なのです。優秀作品者には2週間の米国流通視察旅行という豪華景品が与えられます。 経営者、リーダーである皆さんに求められるものは、社内から活発に想像力を引き出すことなのです。あなたも今からハリウッドの映画監督になったつもりで、ダイナミックな脚本とコンテで、あなたの会社の未来映画を作ろうではありませんか。 ジョージルーカスやスピルバーグ、黒澤明にある想像力は、あなたにないはずはありません。誰よりも真剣に誰よりも長時間考えているのですから。【ぽんぽこ先生 解説】先日、サラリーマンの方がおっしゃいました。『うちの会社の社長は、●●しよう!と言うのですが、なぜやるかというような説明がないんです。少し、つっこんで聞いても、結局、思いついたからというような回答で、会社は大丈夫なのかと心配です。』上記のような会社は意外と多いものです。どこに行こう!という意志がないまま、その時の思いつきで経営をしているケースです。これでは、会社が迷走してしまうのも自明の理です。しかし、これを個人の人生にあてはめてみると、どうでしょうか?そうです。ほとんどの人が人生の方針をたてていないことに気がつかれるでしょう。あなたは、10年後にどのようになっていたいのでしょうか?もし、あなたがスピルバーグだったら、あなたを主役にした映画はどんなものが作れるでしょうか。あなたの人生は、あなたが自由につくれるのです。もし、あなたが自分の人生を迷走させたくないのなら、まずは、10年後にどのようになっていたいのかを、映画をつくるように、物語を想像してみましょう。ここで、一つ注意点を言っておきましょう。それは、お金とか地位等の物質だけを想像しないでいただきたいのです。まずは、どのような人格になるのかという、人格目標をたててほしいのです。10年後のあなたの人格はどうなっていたいですか?その人格で、まわりの人が笑顔で接してくれているイメージは浮かべることができますか?さあ、今日は、10年後の人格目標の設定をしてみましょう。きっと、物質目標もともなったものが想像できるはずです。わかりましたね?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月19日
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困ったときこそチャンスなのに、それをだいなしにしてしまう言葉があります。それは「うちは特殊ですから」という言葉です。 ある仕出し弁当の製造・宅配を営む会社を訪問しました。この会社は、創業わずか8年で毎日1000食以上を宅配する会社になったといいますから、なかなか立派です。 しかし、この会社にはずっと以前から問題がありました。それは顧客のリピート率の低さでした。毎月2%程度の顧客が去ってゆくのです。営業の責任者に、どうしてそんなにお客さんが去るのか尋ねたところ、「もともと弁当業界は特殊ですから、ある程度の年数で飽きられて、よそに鞍替えしてゆくのですよ」という返事でした。 「そうですか、特殊なんですか」と皮肉を言いましたが、胸をはって「はい、特殊です」と元気な返事がかえってきました。 次に製造部門へ行きました。製造部門の課題は、メニュー開発や味付けだけでなく、「弁当の安全第一」という命題です。もし、弁当のなかに髪の毛などの異物が入っていたり、暑い日に鮮度劣化しては大騒ぎです。実際この会社では、1年前にご飯の異臭騒ぎがあって、顧客がかなり減った月がありました。 そこで、私は製造の責任者に、どのようにして品質第一という命題に取り組んでいるのかを尋ねました。すると、ここでも例の「特殊」が出てきたのです。 「なにしろパートさんばかりの製造ラインという特殊な業界ですから・・・しかも時間差出勤させているので、思うようにミーティングが開けないのが苦しいところです」と言います。 「特殊」という単語を使った瞬間、人は問題を容認するようにできています。「特殊」といういいわけを使ってしまうと、不思議なもので健全な問題解決のアプローチが止まるのです。 次の言葉を、あなたの会社から追放しましょう。 「うちは特殊な業界だ」「うちは特殊な会社だ」「今年は特殊な年だ」「あのお客さんは特殊だ」・・・etc【ぽんぽこ先生 解説】「無理だと思うから、無理なんだ。やれると思ったらできる」よくこのようなことを言われる方がいます。これは、一面正しいのですが、実は、このように言われても社員は動くことはできないことが多いのです。では、どのように考えるとよいのかというと、「無理だと思わずに、7人の人に『どうしたらできますか?』と訊ねる」ことが重要なのです。そうすることで、質問を他人と同時に自分の脳に繰り返してインプットすることになるので、答えを自動的に探しにいくことになります。まずは、他人に繰り返して聞いてみることです。きっと、答えが一つづつやってくるでしょう。やってみましょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月18日
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【商品に関する優れたアイデアを10秒で話せるようにしよう。 -アメリカの販売指導者:エルマー・ホイラー】 ホイラーが語った名言のように、私たちは短い言葉で自分が提供している製品やサービスを語れるようになる必要があります。 マクドナルドの藤田田氏は、マクドナルドビジネスを表現して「食材の高速加工業」と表現していました。ファーストフードビジネスを全国チェーン化するときに、このメッセージはもっとも自社の立場を鮮明に表現したものだったことでしょう。 また、ソニーの出井伸之氏が社長に就任して間もない頃には、「デジタル・ドリームキッズ」を自社の経営スローガンに掲げ、会社全体をデジタル化時代に対応する方向にリードしていきました。 浜崎あゆみや安室奈美恵などの人気歌手をたくさん保有する音楽会社エイベックスの依田会長は、「ホームエンターテイメント・コンテンツプロバイダー」と自社の立場を明確にし、会社をリードしています。 このように、凝縮された短い言葉で自社を語り、製品を語り、サービスを語ることが大切なのです。またそうした言葉を探し求めるプロセスの中で、あなたの会社の本質が見つかることも少なくありません。【ぽんぽこ先生 解説】伸びる会社の条件は、一言で、行っている事業を述べることができることです。よく、「私たちの事業は、複雑なビジネスモデルなので一言ではとても表現できません」とおっしゃる方がいますが、それは、言葉は悪いですが、一言で言って、「私は頭が悪いんです」と言っているようなものです。メッセージがなければ、企業は存在できません。この社会でなんらかの役割をはたすことがあるからこそ、お客様がついてくださり、社会に存在できているのです。つまり、存在するためには、一言で自社の事業をあらわすことが必須だといえます。あなたの会社は、どんな事業をしていますか?誰に何を届けていますか?一言で言ってみましょう。今日の宿題です。わかりましたね?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月17日
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一番多い質問は、「開業するのにベストなタイミングはいつだろうか?」というものです。そんなとき私は、「そうですねぇ・・」と間をおいてから、「今日ではないでしょうか」とお答えするようにしています。 ほとんどの人は「えっ?今日ですか?」とビックリされますが、それくらいの気持ちが大切だ、ということです。 準備しすぎ、勉強しすぎ、研究しすぎというタイプの人で起業がうまくいったケースはそれほど見ていません。どちらかといえば、無謀と思えるような大胆さをもった人のほうがうまくいっているようです。 準備をおろそかにしていいという意味ではありません。やる前にあれこれ考えるのではなく、やりながら考えても大丈夫、やりながら考えたほうがうまくいく、ということが多いのです。 今日の名言にあるように、見通しを完全につけようとするあまり、決心を先送りしてはいけません。 アメリカの著名な牧師、マーティン・ルーサー・キング氏は「最初の一歩を踏み出しなさい。階段全体を見る必要はない。ただ、最初の一段を上りなさい」と言いました。 そもそも決断をするとか決心するということの意味は、最初の一歩を踏み出すということです。最初から最後までの行程を見通すことではないのです。 もし、最後まで見通せるのであれば、決断も決心もいりません。 先がわからないから決断を必要とするのです。【ぽんぽこ先生 解説】『最初の一歩を踏み出す』このエネルギーは、他の段階の何倍にも相当します。私の考えでは、『0を1』にするエネルギーと『1を1000』にするエネルギーとは同等だと思っています。それほど、最初の一歩を踏み出すことは、エネルギーがいるのです。では、どのようにこれを突破していくかというと、最も簡単な方法は今回ご紹介しませんが(事業としてスタート予定のものに関わるので)次に簡単なのは、質問を使うということです。まずは、『どのような条件が揃ったらスタートできるだろうか?』という質問を自分自身に問いかけ、項目を出していきます。そして、その条件をクリアした段階でする質問は、『これを行ったら(失敗したら)、自分は死ぬのだろうか?』という質問を自分にするのです。さあ、その答えは?そうです。やってみましょう。一歩を踏み出しましょう。あなたの勇気を応援しています。では、がんばってください。わかりましたね。では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月16日
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ある栄養学の大家が長年胃潰瘍で苦しんでいました。当然のこと、身体にとって大切な栄養の知識は豊富で、食事療法にも熱心に取り組みました。 しかし、病状はなかなか好転しません。実は、原因は心のもち方にあったのです。彼は新聞などで理不尽な犯罪や不正などのニュースを知るたびに腹を立て、その対象となる相手に抗議文や毒づいた手紙を送っていました。そんな性格ですから、仕事上でいらだつこともしょっちゅうでした。 一念発起して、その大家はマーフィーの法則に従い、「心の栄養法」を守ったのです。どんなにひどいニュースや宣伝を見聞きしても、否定的な反応を起こさないこと、心には平和が満ちており、その状態を守るのだと自分に言い聞かせることでした。 やがて胃潰瘍はすっかり治っていました。私たちは、愛と平和に満ちた精神的な栄養を心に与えることで、身体の病も癒されるのです。【ぽんぽこ先生 解説】否定的な反応を起こさないこと。このことは昔から大切だと言われてきました。しかし、どのようにして否定的な反応を防ぐかを述べている著者はおりませんでした。私は、感情=呼吸だと思っています。この呼吸をコントロールすることで感情をコントロールできるようになるのです。否定的な反応をしているときには、浅い呼吸になっている自分に気づくでしょう。つまり、反対に『深い呼吸』を意識すると、リラックスし肯定的な反応をとりやすくなります。今日から、自分の呼吸に注目してみましょう。深い呼吸できてますか?できていないなら、3秒吸って、2秒止めて、15秒を吐く呼吸を何回も繰り返してみましょう。きっと感情をコントロールできるようになりますよ。試してみましょうね。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月15日
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【求めよ、さらば与えられん】 求めることは、はるか昔に神様から教えられました。実際、この世の真実の書に、「求めよ、そうすれば与えられるであろう」とはっきりと述べられているのです。 簡単ですね?そうです、子どもはこのことをよく知っています。自分の欲しいものが手に入るまでねだるのが彼らの常套手段です。 大人になると、わたしたちは求める能力を失ってしまうのでしょう。何らかの形で拒絶されるのを怖れて、あらゆる言い訳や理由づけをします。子どもたちは、そんなふうにプログラムされていません。彼らは純粋に、15メートルプールだろうと、チョコレートのアイスクリームだろうと、欲しいものは手に入ると信じています。 ぜひ、理解してもらいたいのは、人は求める人には応えるということです。自分の欲しいものがなかなか手に入らないときは、おそらく十分に求めていないのです。 うれしいことに、いろいろな形で求めることによって、未来の豊かさを築くことができます。つぎの数ページでは、すばらしい成功を確かなものにするため、求めることの戦略をあれこれお教えします。ビジネスでも、プライベートでも役に立つでしょう。 求める(ASK)は、ALWAYS(いつも)とSEEKING(探求する)とKNOWLEDGE(知識)の頭文字が合わさった言葉です。 知識は力だと言う人たちがいます。が、間違っています!知識を使うことが力なのです。これは永遠に心に刻みつけてもらいたい言葉です。【ぽんぽこ先生 解説】こういう説があります。『すべての人は自分から6関係内にいる』つまり、もし誰か会いたい人がいたとすると、「○○さんを知っていそうな人を知りませんか?」と訊ねていくと6関係内には、本人に会うことができるという説です。つまり、逆に言うと、求めることを6回繰り返した後に答えは、やってくるということなのです。普通の人は、このことを知りませんので、1~2回求めても答えが得られない場合には、あきらめてしまいます。しかし、成功者といわれる人は、この法則を知っているので、6回求めるまでは、あきらめないのです。日本では、昔から数霊といって、数、それ自体に力があると信じられてきました。そして、6という数は、『陰の極まり』を示すのです。つまり、次の7は陽への変化を意味する数です。もし、あなたがまだ、求めるものが手に入らなくても、必ず6回を超えた7回は求める決意をしましょう。きっと、7回目に現実が変わっていくはずです。7回は、トライしていきましょう。わかりましたね。では、明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月14日
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『こころのチキンスープ』第一巻を書き終えたとき、わたしたちは知り合いのベストセラー作家たち=バーバラ・デ・アンジェリス、ジョン・グレイ、ケン・ブランチャード、ハーベイ・マッケイ、ハロルド・ブルーム・フィルド、ウェイン・ダイヤー、そしてスコット・ペック=に、この本をベストセラーにするためにはどんな特別な戦略が必要かとたずねました。 これらの人々は全員がその考えや意見を惜しみなく提供してくれました。わたしたちは言われたことをすべてやりました。 ラジオのインタビューを少なくとも日に一本こなし、それを週に7日、2年間続けました。専門の広報担当者も置きました。また、本書を日に5部ずつ評論家や他の有力なオピニオンリーダーたちに送りました。新聞や雑誌にもこの本のストーリーを無料で掲載してもらいました。本の販売にかかわった人たちに対しては動機付けのセミナーを開きました。 簡単に言えば、わたしたちはベストセラーを出すためには何をすべきかをたずね、それを実行に移したのです。結果として、わたしたちは現在までに世界中で5,000万部を売りました。【ぽんぽこ先生 解説】有力なオピニオンリーダーに対して働きかける。成功者は、無意識にこのことを行っていますが、普通の人は全く気づかずに、力もない人に働きかけて無駄な努力をしていることが多いものです。わたしは、このオピニオンリーダーに働きかけるようなケースを【オセロの四隅をとる戦略】と言っています。オセロというゲームはマスがいっぱいあるようにみえて、結局、四隅という4ヶ所さえ押さえてしまえば勝てるのです。同じように、人生のどんな場面でも、必ず四隅になるポイントがあります。仕事では、やはりオピニオンリーダーに働きかけるといった方法がそれにあたります。オピニオンリーダーさえ押さえてしまえば、広がりは通常の何倍にもなるはずです。では、あなたの仕事の【オセロの四隅】は何でしょうか?業界の四隅、社内の四隅等いろいろありますね。社内であれば、○○課長が四隅だったら、その課長さえ押さえておけば、あとの上司は、それほど気をつかわなくていいのです。【オセロの四隅】今日は、このことを考えてみましょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月13日
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偉大な経営哲学者ジム・ローンは、人生には2つの大きな痛みがあると鋭く観察しています。ひとつは自己鍛錬の痛みで、もうひとつは後悔の痛みだといいます。 自己鍛錬の痛みは何オンスの重さですが、人生が充実しないままダラダラと過ぎていってしまったなら、後悔の痛みはトンの重さになります。 「もしあのビジネスチャンスさえものにしていれば」「もし定期的に貯金や投資してさえいれば」「もしもっと家族と一緒の時間を過ごしてさえいれば」「もし自分の健康にもう少し注意してさえいれば」などと、あとになってから振り返りたくないものです。 何と言っても、これはあなたの選択です。行き着くところ、あなたが自分の選択に責任をもたなくてはいけません。だからかしこい選択をしてください。今すぐ、あなたの将来の自由と成功を保証してくれる目標を設定しましょう。【ぽんぽこ先生 解説】人生で必ず減っていくものがあります。そうです。【時間】です。時間だけは、どうがんばっても増やすことができないのです。つまり『もし○○なら・・』という【後悔】は取り戻すことができないのです。では、ここで考えてみましょう。『もし失敗してしまったら・・』という【失敗】は、本当にその後の時間で取り戻すことはできないのですか?あなたの失敗は、大物がする失敗と比べればスケールは小さいので、そのほとんどが取り戻すことが可能でしょう。なぜなら、取り戻す【時間】はその後もあるからです。人生のチャンスは一瞬です。【後悔】は取り戻せませんが、【失敗】は取り戻すことができます。しかも、本当に真剣に考えた場合には、だいたいのものが、そんなに失敗しないものです。今やるのです。これしか、【時間】という資産を有効に使う方法は、この世に存在していないのですから。今できることは何ですか?【後悔】はトンの重さがあるのですよ。やりましょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月12日
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あなたは平均的就労時間のあいだに疲れを感じることがありますか?もしあるなら、能率が落ちる特定の時間帯がありますか?もしあなたが早起き(5時半から6時半のあいだに起床している)なら、能率の落ちる時間帯は午後の1時半から3時のあいだでしょう。 朝食をとらない人はもっと早くなります。中には、エネルギーが落ちてくると、コーヒーを6、7杯立て続けに飲んで活を入れる人もいます。これはカフェイン中毒、ハイパーテンション、リラックスできないなどの副作用を招きます。 生産的な1日を送るためのエネルギーを保つすばらしい方法をお教えしましょう。 昼寝をするのです! わたしたちはこれを「TPM(25分の平和な時間)」と呼んでいます。暑い地域では、シエスタが日常生活に取り入れられています。あなたも子どもの頃は、昼食後昼寝をしなさいと母親から言われていたでしょう。大人になった今も、なぜ同じことをしないのですか?あなたのためです。そうすれば、午後の遅い時間になってもそれほどイライラしなくなるでしょう。 でもあなたは、こんなふうに思っていますね。「まさか! 昼寝なんかしなくたって、あっという間に午後は過ぎちゃうのに、どこにそんな時間がある? 第一、どこで25分の昼寝をするっていうんだ? オフィスにはベットもソファもない。まさか床に寝ろっていうんじゃないだろ?」。ご名答!【ぽんぽこ先生 解説】この後、この本ではこう続きます。=====レスからのコメント=============私のオフィスでは、従業員全員に毎日TPMをとる資格を与えています。わたしが部屋のドアにTPMと書いた札をかければ、「入室ご遠慮ください」という意味です。(中略)このミニシエスタはエネルギーを回復してくれます。わたしは夜まで集中力を持続し、生産的でいられます。帰宅後ソファにひっくり返って、ベッドに移るまで動けないなんてことはなくなりました。この新しいエネルギーのおかげで、わたしは家族と本当に価値ある時間を楽しめるのです。=========================本文のように、多くのビジネスマンは休憩の重要性を知りません。起業物語を読むと、だいたい睡眠時間は3時間等の記述がありますが、これでは、本当に生産的なパワーがでるのか疑問です。じつは、ここに衝撃的事実があります。多くの成功者は、休憩の重要性を知っているので、長時間働きません。日本一の実質納税で知られる斉藤一人氏も、一年のうちで10ヶ月を旅行して歩いていると言われていますし、私の知人もそのような傾向にあります。また、成功者のルールに【休み時間と収入は比例する】という事実があります。成功者は、一日の労働時間も労働日数もサラリーマンに比べ短いのです。これは、成功者とサラリーマンのルールが違っていることを意味します。サラリーマンはいかに残業代を稼ぐかに焦点をあわせるので長時間働きますが、成功者は、いかに効率よくマネジメントするかに焦点をあわせますので、短時間労働なのです。もし、あなたがサラリーマンで残業代に焦点をあてているのならば、成功することはあきらめたほうがいいでしょう。成功者のルールに則って、できるだけ生産的に働きましょう。そして、今までより多くの仕事を率先してやりましょう。これが成功者へのルール変更なのです。そうすることで、起業しても大丈夫なスキルが身についていきます。今月のあなたの変化を期待しています。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月11日
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【富を築くための基本ルール】 それでは読者のみなさんに、2人の億万長者、サー・ジョン・テンプルトンと※※※(今回、前者のみのため伏字)による、巨富を築く10の秘訣をご紹介しましょう。この2人を選んだ理由は、彼らの誠実さと蓄財の能力です。ここにあげられたルールは驚くほどシンプルです。ひとつひとつを注意深く見てください。これらの洞察のおかげで、あなたは目標にだどり着くまでのプロセスを何年分も縮めることができるでしょう。 まず、サー・ジョン・テンプルトンはテンプルトン・グループの創始者であり、伝説的なミューチャル・ファンド・マネージャーです。彼の財務マネージメントの才能のおかげで、世界中の何千という投資家たちが一財産を築いたのです。つぎのルールはその信じがたい成功の核心をなすものです。1 成功するためには、楽観的にも悲観的にもならず、希望にあふれた現実主義になること。2 自分に与えられた恵みを数え上げ、自分自身と隣人を豊かにすること。第一に精神面で、第二に物質面で。3 個人でも、組織でも、負債があると未来への投資ができなくなる。負債をなくす努力をすること。4 投資は分散すること。数が多ければ多いほど安全である。5 お金は単に利息を生む以上のことができる。6 忍耐は美徳であることを忘れない。7 繁栄を望むなら、投資する前に調査をすること。8 忘れるなかれ、資産を殖やす秘訣は、他人の資産を殖やすことである。9 まわりを見ながらナンバーワンを目指しても、ナンバーワンにはなれない。10 成功には、愛というひと文字が必要である。出典【The Golden Rules for Financial Success】【ぽんぽこ先生 解説】資産を殖やす秘訣は、他人の資産を殖やすことであると上記で述べられています。これは、お金を殖やすための原則です。相手が望んでいるものを増やしてあげることで、その10分の1を自分がもらえるのです。ですから、もしあなたがサラリーマンなら、会社に1億円の価値を提供して初めて、報酬として1千万円いただけると考えるのがよいでしょう。このように考えていないサラリーマンは、いつも会社の悪口を言うことになります。これはいわば、負の資産を会社に増やしていることになりますので、その10分の1の負のエネルギーがあなたに返ってきます。だから、いつまでたっても、資産が増えないのです。この原則がわかったら、まず欲しい年収の10倍の価値を会社に与えることに集中しましょう。1年後。あなたの年収に変化があらわれてくることでしょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月10日
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人間の進化には大きく分けて3つの段階があることに気づいてください。すなわち、幼児の段階、成人の段階、自己認識の段階です。幼児の段階は機械的かつ無意識的で-うちに眠った状態です。 この段階には、子どもだけでなく、大人も含まれていることに注目ください。成人の段階は、文字どおり目覚めの段階です。不幸なことに、中には一度も目覚めない人もいて、そういう人は低い意識にとどまっています。高いレベル、すなわち自己認識の段階にいる人たちは自分の目的が何かを知り、はっきりとした人生哲学を持っています。この概念についてはのちほど触れます。 まず最初に、きちんと区別しなくてはいけないのは、「できごと」と「状態」の違いです。外界でわたしたちが経験するのは、いろいろな「できごと」です。毎日わたしたちの住む世界で起きていることです。これに対して、内的世界が経験するのが「状態」で、これには広い範囲の感情、本能、直感が含まれます。これらの「状態」がわたしたちの「存在のレベル」あるいは意識を決定します。 肝心なのは、「できごと」(外的世界)と「状態」(内的世界)を意識的に区別したとき、初めて人生が実際どういう仕組みになっているのかがわかるようになるということです。 たとえば、あなたの現在のライフスタイル(生活水準)は、外で起きている「できごと」によってではなく、内側の存在の「状態」によって決まります。内側の「存在のレベル」が高いのに、外側の「存在のレベル」が低いことはありえません。たいていの人はこのことがわかっていません。成功するのに外側の「できごと」を操作しようと躍起になっているのです。こんなことをしてもうまくいきません。経済的自立、仕事の満足、豊かな人間関係といった、高いレベルの成功を真に享受するには、内面の「存在レベル」を高めるしかありません。(中略)それぞれのレベルは梯子の横木のようなものです。一段一段上がるたびに、あなたの意識も欲しいものを手に入れる能力も上がります。【ぽんぽこ先生 解説】『内側の「存在のレベル」が高いのに、外側の「存在のレベル」が低いことはありえません。』と著者は述べています。つまり、内面のランクが上がると、豊かさも比例して上がっていくということです。多くの人が、他人に集中していますので他人の承認を求めて生きています。しかし本来は、与えること=受け取ることなので、自分の内面に集中するだけで、生活もうまくいくようになるのです。本当は、他人の承認なんか必要ないのです。あなたは、あなたの承認さえあれば自由なのです。もし、なにか他人を許せないなら、まずあなたが、あなた自身を【許す】必要があります。今日、ひとつでもいいですから、自分に対して何かを【許して】あげましょう。きっと、心が広くなる瞬間があるはずです。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月09日
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【夢の実現シーンをイメージして文章にする】講座の中で、宝地図を作成したあとに行う効果的な実習をご紹介しましょう。すでに宝地図を達成した自分になったつもりで、「達成までの軌跡を語る」という実習です。 ちょっとはずかしがる人もいますが、とってもパワフルな実習です。なかには、自分が語った言葉をその場でテープにとって、何回も聞き直して、イメージ・トレーニングする人もいるくらいです。3分ほどで話し終わると、そこに参加したメンバーから「おめでとう」「よくやりましたね」「感動した」などの言葉とともに拍手をされます。 お決まりのルールとはいえ、拍手が嬉しいし、「やるぞ!」という気になるものです。私も講演をするときに、ポロッとあんまり深く考えずに「こんなことをやりたい」などと言ってしまうことがあります。すると、言ったからには「やるぞ!」という気になり、不思議と叶ってしまうものです。 さて、これはセミナーに参加しなければできないということではありません。あなたが未来の夢を実現したシーンを想像しながら、文章を作ればいいのです。 それを未来形ではなく、現在形、あるいは日記のように「○年まえに描いた夢が今日、実現しました。ヤッター。支援頂いた○○さんありがとうございました」と、過去形、過去完了形で、その感動するシーンを自由に想像すればいいのです。 潜在意識では「想像=創造」です。潜在意識は想像と現実を区別しません。あなたの日記は、潜在意識に深く刻み込まれます。 そして、シナリオ通りに、未来のあなたがそれを見事に演じることになるのです。【ぽんぽこ先生 解説】未来をリハーサルする。これは、スポーツの世界では、メンタルトレーニングとして、よく知られる方法です。メンタルトレーニングをする際に、重要なことは、自分が叶えた夢を他人が祝福してくれるイメージを持つことです。祝福されているイメージは、夢の実現を加速化します。まずは、夢が叶ったところをイメージする時は、家族・友人が祝福してくれるところを想像してみましょう。そして、どのようなストーリーで叶っていったのかを、作り上げていきましょう。やってみましょうね。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月08日
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【無一文だった全米屈指の資産家・日本人が行動したこと】「ロッキー、あなたさえよければ、このロールス・ロイスを自由に使ってもいいのよ」 ミッシェルは、日本人の若者にそのキーを手渡しました。 その半年前のことです。若者は豊かな生活を送ることを固く決意し、その最初のステップとしてロールス・ロイスを持っている人に頼んで、写真を撮らせてもらったのです。何枚も何枚も。 運転席に座り、ハンドルを握って運転しているシーン、車の前や横に立ってニッコリ笑っているシーンも忘れてはいません。いろいろな角度から写真に収めました。そして、その写真を肌身はなさず持ち歩き、時間があるとかならず眺めるようにしました。 この若者は、後に全米屈指の資産家となりました。ベニハナ・チェーンのオーナーとして有名なロッキー・青木氏です。青木氏は夢や目標を写真に収め、それを眺めるという「写真活用成功術」で次々と夢をかなえていきました。 レスリングの全米チャンピオンになったときも、あわや強敵に負けそうになったそうです。そのとき、逆転勝利を呼んだのが、Vサインを出してチャンピオンベルトを締めている自分の写真でした。さらにお城のようなベニハナ一号店、自家用ジェット機、全米屈指の資産家の地位へと、数々の写真が彼を運んでいきました。 青木氏も最初はただの青年。無一文でアメリカに渡って、ほとんどの人がしたことがないほどの下積み経験からスタートしたのです。決して特別な人ではなかったのです。【ぽんぽこ先生 解説】サラリーマンとして人生をスタートすると、最初に気づくことは、サラリーマンでは、資産家にはなれないということでしょう。それは、自分の先輩社員がモデルケースになってしまうからです。何年後の年収や生活状況は、先輩をみれば一目瞭然です。つまり、望月氏が提唱している心の宝地図(イメージ)が先輩の姿では、先輩と同程度の生活レベルしか手に入れられなくて当然なのです。これを解決するのが宝地図でしょう。つまり、人為的に、心の中にあるイメージを自分で作成し、写真を見ることで、潜在意識に入れます。上記のように、写真を使うことは、イメージが苦手な人にも役に立ちます。また、脳はテレビのようなものなので、まずリモコンのスイッチを押して、みたい番組を選ぶ必要があります。もし、あなたの心のテレビ番組が悲惨なものであれば、まず、【豊かで幸せチャンネル】にスイッチを変えてあげる必要があります。そうすれば、現実もそれにあわせて、豊かで幸せなものになってきます。そのリモコンがイメージであり、宝地図です。この宝地図ですが、私は簡易版・宝地図を作ることを勧めています。まず、あなたがほしいものが決まったら、検索エンジン グーグルでイメージに設定して検索します。例えば、イメージで、お札と入れると札束の写真が手に入ります。そして、その画像を、ワードに貼り付けて簡易版・宝地図を作るのです。そして、毎日持ち歩いて眺めるのです。これだと、手早くできます。今から早速、試してみましょうね。ちょっとした工夫で運命は変わってきますよ。わかりましたね。では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月07日
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私が若い時から一番苦労したことは、どうしたらこの現実社会を生きていくための具体的な生活費を稼げるか?ということでした。つまり、どうして金を手に入れるか?という切羽詰まった問題です。理想やきれいごとだけ言っていたんでは、女房と子ども二人抱えて日乾しになっちゃいますからね。 お習字の先生になるのはやめました。その理由は、前に書いたとおりです。そのほかにもうひとつ理由があって、お習字の先生には不器用な自分がならなくても、腕の立つ人が地方にもいっぱいいるということ。つまり競争相手がたくさんいるということです。 私は生来、人と競争することが嫌いなたちなんです。競争すれば必ず勝ち負けがつきます。私は、誰とも競争しない生き方をしたかったわけです。なぜ?私の学んだ禅の教えは、勝ち負け、損得を超えた世界を生きることにあったからです。 これは、ことばで言うことは簡単なんですね。しかし、”それならば、具体的にどうするか”となると大変です。そこで私が考えたのが、商店の包装紙のデザインです。その頃は田舎にはデザインなんてことばはありません。そういうものに金を出してくれる店などは一軒もありません。だから、生活はいつも貧しく、明日の米どころか今日の米さえ事欠くような状態でした。 とはいえ、、大変だ大変だとため息ばかりついていても、仕事が入ってくるわけでもないし、金が湧いてくるわけじゃありませんね。 そこでどうしたか?というと、あちこちの店に仕事の注文を取りに行ったんです。これを私は”具体的に動く”と呼んでおります。ともかく具体的に動こう、具体的に動けば具体的な答えが出るから、と自分に言いきかせて、地方の町の商店を一軒一軒歩いたわけです。 具体的に動けば具体的な答えが出る。たしかに出ます。どういう答えが出るか?というと、十軒のうち十軒までが「ノー」、つまりダメなんですね。その理由は、一、私自身が無名なことで身分保証がない。二、デザインに金をかけるという気運がなかった。 だから、だれにも相手にされませんでした。それでも私は歩きました。ほかに収入の道がありませんでしたから。 私に仕事をくれるような人はおりませんでしたが、不思議なもので真剣に歩き続けていると、いつかは仕事をくれる人にめぐり逢えるんですね。世の中とはそういうもんです。【ぽんぽこ先生 解説】できるだけ競争しない。このことを戦略と言います。もちろん、競争しないことが最善ですが、次は、勝てる場所でしか戦わないということが大事です。例えば、お相撲さんは、土俵で。プロレスラーは、プロレスのリングで。柔道は、畳の上で戦うからこそ、勝てるのです。これは、ルールが違えば、必要なスキル・筋肉が異なることを意味しています。最近では、元横綱の曙がK1の武蔵に負けたように、K1のルールでは、元横綱でも、負けてしまうのです。このように、その種目にあった場所とルールで戦うことが戦略の第一歩です。しかし、多くの中小企業はこのことを理解していません。特徴として、『○○が今、流行っている』ということを聞くと、全く同じマネをしてしまうのです。例を挙げると、『これからは、情報起業だ!』と誰かが言うと、そちらに向かってしまいます。これは、『戦略レス』な経営者の最たるものです。まず、考えるべきポイントは、『相手がいない』または『強い相手がいない』場所がどこにあるかです。そのためには、競合・業界の調査が必要となります。例えば、パソコンのソフトを作成して独立したいなら、大手企業が手がけても面白みがない場所をみつける必要があります。つまり、『強い相手がいない』場所です。これは、人生戦略にも当てはまります。いくら、今流行の業界でも、絶対にあなたが得意ではない限り勝負してはいけないのです。まず、あなたの得意なものを考えてみましょう。そして、あなたがOLやサラリーマンなら、その業務で1位になることが人生を幸福にしていきます。まずは、その仕事で1位をとりましょう。チャレンジしてみましょうね。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月06日
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しあわせはいつも自分のこころがきめるみつを【ぽんぽこ先生 解説】幸せになりたい。人は、いつもそう願っています。しかし逆に言うと、『私は、まだ幸せではない』といつも思っているということです。これは、一見、謙虚なようですが、『私は、まだ幸せではない』ことは、また『幸せではない』ことを呼び込み、ますます悪いほうへ進んでいきます。先日も、ある女性が『私は、いま苦労する時期だと思っています』と言っていました。これは、苦労を呼び込む呪文です。この呪文を唱え続けると、苦労がいつも目の前にやってきます。これは、脳の仕組みを考えるとわかるのですが、脳は『脳に質問したものを見る』のです。(詳しい説明は省略)『苦労するのが当然だ』と思っていると、苦労ばかりが目に入って、当然のごとく、苦労することになります。つまり、幸せになりたいのであれば、『幸せな言葉』を脳にインストールしてあげることが必要なのです。そこで、このように、いつも自分自身に質問してあげてください。「今、幸せにならないなら、一体いつ幸せになるの?」と。答えは?今日は、このことを、ゆっくり考えてみましょうね。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月05日
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【ひとりごと】ふだんどんなにカッコいいこと言っていてもなあ人間ってやつはいざとなると弱くてだらしのねえ もんだなひとりごとじゃねえ おれの話だ【ぽんぽこ先生 解説】自分の悪いところを正直に認める。これだけで、実は生活のかなりの部分が楽になります。なぜなら、大概の問題は、【認めたくない】という気持ちが邪魔してるからです。もし、あなたがネガティブな感情を抱いているならその問題を認めて受け入れてあげると、問題は、すっと心の中からなくなってしまうのです。これは、上記の【私ってだらしないもんだなー】と認めることも同様です。自分の基準をつくればそのルールに従わなければいけなくなります。しかし、自分はだらしないもんだ、と認識していれば、ほとんどのことが許せるでしょう。なぜなら、あなたがだらしないなら、他人を責める権利はありませんし、あなた自身を責める必要もないからです。今のあなたの中にあるルールは、厳しいものですか?もし厳しいのなら、明日は、ちょっとゆるめてあげましょう。きっと、見える風景が少し楽しいものに変わりますよ。やってみましょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月04日
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【つまづいたおかげで】つまづいたり ころんだり したおかげで物事を深く考えるようになりましたあやまちや失敗をくり返したおかげで少しずつだが人のやることを 暖かい眼で見られるようになりました何回も追いつめられたおかげで人間としての 自分の弱さと だらしなさをいやというほど知りましただまされたり 裏切られたり したおかげで馬鹿正直で 親切な人間の暖かさも知りましたそして・・・身近な人の死に逢うたびに人のいのちのはかなさといま ここに生きていることの尊さを骨身にしみて味わいました人のいのちの尊さを骨身にしみて 味わったおかげで人のいのちを ほんとうに大切にするほんものの人間に裸で逢うことができました一人の ほんものの人間にめぐり逢えたおかげでそれが 縁となり次々に 沢山のよい人たちにめぐり逢うことができましただから わたしの まわりにいる人たちはみんな よい人ばかりなんです【ぽんぽこ先生 解説】『失敗』この言葉を避けたいというのが心情だと思います。しかし、実は『失敗』は幸せの前半部なのです。後半部には、『成功』が待っているので、この『失敗』が起こってきます。これは、全ての映画のストーリーを考えればわかります。主人公は、最初に必ず不幸や失敗にあいます。しかし、それを乗り越えてゴールにたどりつくのです。あなたの人生物語も同様です。もし、親が借金で苦しみ、あなたの貯金を全て使ってしまったということがあったとしても、それは『幸せの前半部』なのです。この経験のために、将来の『不運・失敗』が回避することができる出来事が起こるのです。だから、動揺する必要もありません。そして、実はいつも、あなたの前には問題を解決する答えがすでに用意されています。わからなければ、人に尋ねてごらんなさい、きっと6人目には、解決するための知恵を持った人に出会えるでしょう。あなたの中に全ての答えはある。これは、別にあなたの内面だけを探るという意味ではありません。他の人の知恵の貸し金庫に、あなたの答えが保管されている場合もあります。悩んでないで、他の人に聞いてみてください。きっと、答えが目の前に現れるはずです。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月03日
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【のに】あんなに世話をしてやったのにろくなあいさつもないあんなに親切にしてあげたのにあんなに一生懸命つくしたのにのに・・・のに・・・のに・・・<のに>が出たときはぐちこっちに<のに>がつくとむこうは「恩に着せやがって-」と 思う庭の水仙が咲き始めました水仙は人に見せようと思って咲くわけじゃないんだなあただ咲くだけただひたすら・・・人が見ようが見まいがそんなことおかまいなしただ いのちいっぱいに自分の花を咲かすだけ自分の花を-花は ただ咲くんですそれをとやかく言うのは人間ただ ただ ただ-それで全部それでおしまいそれっきり人間のように<のに>なんてぐちはひとつも 言わないだから 純粋で美しいんです。【ぽんぽこ先生 解説】私たちは、とかく他人の目を気にして生きています。仕事でも、【好きなこと】を選ぶことができる人は一体どれだけいるでしょうか。いつも他人は【お金】【学歴】重視のコメントを私たちに投げかけます。もし、この【お金】【学歴】重視をやめただけでも生活は劇的に改善していくでしょう。精神的に豊かな生活を送りたいと思ったならもっと自分自身に向き合う必要があります。あなたは、●いつも何にお金を多く使いますか?●夜寝ないでもやれることがありますか?●永遠に生活の保証があったら、何をしますか?あなたのなかにも、美しい花があります。咲かずに終わる人生、咲いて輝く人生。あなたはどちらを選びますか?考えてみましょうね。わかりましたね?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月02日
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【トマトとメロン】トマトにねぇいくら肥料をやったってさメロンにはならねんだなあトマトとねメロンをねいくら比べたってしょうがねんだなあトマトよりメロンのほうが高級だなんて思っているのは人間だけだねそれもね欲のふかい人間だけだなトマトもね メロンもね当事者同士は比べも競争もしてねんだなトマトはトマトのいのちを精一杯生きているだけメロンはメロンのいのちをいのちいっぱいに生きているだけトマトもメロンもそれぞれに 自分のいのちを百点満点に生きているんだよトマトとメロンをね二つ並べて比べたり競争させたりしているのはそろばん片手の人間だけ当事者にしてみればいいめいわくのこと「メロンになれ、メロンになれカッコいいメロンになれ!!金のいっぱいできる メロンになれ!!」と 尻ひっぱたかれてノイローゼになったりやけのやんぱちで暴れたりしているトマトがいっぱいいるんじゃないかなあ【ぽんぽこ先生 解説】あなたには、あなたしかできないことが必ずあります。しかし、あなたはそれを、『他の人のほうが私よりできる』と難しく考えているかもしれません。少し考えてみてほしいのです。例えば、あなたは趣味で手品が好きかもしれません。そして、仕事はマーケティング関係をしていたとすると、あなたは、手品+マーケティングという独自のマーケティング方法を確立できるかもしれないのです。手品には、いろいろな『驚きを演出する方法』はあるでしょう。すると、集客に『驚き』を演出する知恵がわいてくるはずです。こう考えてみると、あなただけの世界があることがわかるでしょう。もちろん、さらに昨日書いた、フラワーアレンジメントの知識があれば、手品+フラワーアレンジメント+マーケティングといった、さらに独自の世界が表現できるのです。もうわかりましたね?あなたは、あなただけの世界を持っています。どのように表現していくかだけなのです。また、これを知っていれば、趣味を実務に生かすことができるようになります。あなたの世界を表現する方法を、今日から考えてみましょう。わかりましたか?では明日。ぽんぽこ先生より
2004年05月01日
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