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コレクターズのライヴの前にディスクユニオンで中古CDを2枚買った。●キーツの『KEATS』 アラン・パーソンズ・プロジェクトのメンバーらが組んだバンドが84年に出した唯一のアルバム。 具体的には元パイロットのイアン・ベアンソン、デイヴィッド・ペイトン、元コックニー・レベルのスチュアート・エリオット、元ゾンビーズのコリン・ブランストーン、元キャメルのピーター・バーデンスの5人。プロデューサーは当然アラン・パーソンズ。 非常に良質の産業ロックだが当時全然売れなかったらしく、私は全然知らなかった。パイロット好きの次女がチェックしていたので、買ってみた。曲はそこそこ良いのに、とりあえずジャケットはひどい。●ケイクの『とけない魔法』 基本的に90年代以降のバンドに食指が動くことはないのだが、何か特別なきっかけがあれば別。 で、これは、アナログフィッシュが推していたので、以前2ndを見つけて聴いてみたところかなり良くて、今日は3rdを。 もう近作は国内盤が出てないっぽい。
2011/09/25
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おとといのピーター・ハミルの感動も冷めやらぬうちに、今日はコレクターズの25周年ライヴ‘In The Groove Globe’に行った。 物販の長蛇の列に並び、開演ギリギリに25周年記念Tシャツを買って席に戻るとちょうど、バンドと長い付き合いのあるクワトロの責任者から「愛してるというより気にってる」という本人らの曲名になぞらえたすばらしい呼び込みがあった。 それを受けてメンバーが登場。コータローくんが1曲目「東京虫バグズ」のイントロを奏でると会場は一気に興奮のるつぼと化し、当然のように総立ちに。 長い活動キャリアの中から万遍なく次々と名曲を演奏しながら、要所ではリーダーが多分に自虐気味のGDGDトークを繰り広げ、我々オーディエンスは爆笑しながら温かい目で見守った。つくづくファンに愛されているバンドなんだと実感。 アンコールでたたみかけた必殺「Chewing Gum」~「TOO MUCH ROMANTIC!」~「僕はコレクター」をはじめとする初期の曲や、瞬間最大風速的なセールスを挙げた「世界を止めて」、「愛ある世界」、ほとんどアンセム認定?の「Tough」といった中期の曲に混じって、「たよれる男」、「青春ミラー」、「エコロジー」や最新作「地球の歩き方」などの現在進行形の楽曲がしっかりキラーチューンになっているところにえも言われぬ感動を覚えた。特に「青春ミラー」のイントロが聞こえた瞬間は、気が遠くなるくらいだった。 最後の最後に、「30周年は武道館でやりたい」と言ったリーダーの言葉が涙を誘った。本当に叶えてあげたいと思った。
2011/09/25
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ハミルのライヴの後、DKYはこじゃれた店が多くて高そうなので一気にKSJまで移動して飲み直したのだが、その前に友人が中古レコード屋に案内してくれて、ちょっとした掘り出し物を1枚買った。●ディーコン・ブルーの『エンジェル』 スコットランドのグラスゴー出身のバンドの2nd。 スティーリー・ダンの曲から取ったであろうバンド名などから、よくプリファブ・スプラウトと比べられていたので、常々聴いてみたいと思いつつ、なかなか中古で見かけなかったのだが、今日は二束三文だったのでやっと。 確かにプリファブ・スプラウトに近いものを感じるが、あんなに繊細ではなくもっとラフなサウンド。
2011/09/23
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ハミルのライヴ会場で新作を買った。●ピーター・ハミルの『PNO GTR VOX』 去年やった日替わりコンセプトのライヴ音源2枚組。 1枚目が「もしもギターを忘れたら」というテーマのピアノ弾き語り、そして2枚目は「もしもピアノがなかったら」というテーマでギター弾き語りに特化した演奏。 ちなみに私がこの時に見たのは4日目の「もしもこれが人生最後の公演だったら」だが、それと同様今回も、まさにこのCD2枚がミックスされたような内容だったので、聴いていると当然のことながら感動が蘇ってくる。
2011/09/23
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ありがたいことに、また今年もピーター・ハミルが来日してくれたので、見に行った。 いつもながら真摯な歌いっぷりが会場にただならぬ緊張感をもたらし、我々オーディエンスは背筋を伸ばしてまばたきもしないくらいの態度で聴き入った。 終演後に張り出された紙によると、今日のセトリは以下のとおり。 まずはピアノで、 Easy To Slip Away / Chameleon In The Shadow Of The Night Nothing Comes / Everyone You Hold His Best Girl / Fireships The Mercy / Thin Air Stumbled / Thin Air 続いてギターで、 If I Could / The Future Now Time For A Change / PH7 Central Hotel / Sitting Targets Ophelia / Sitting Targets Patient / Patience 再びピアノに戻って、 Meanwhile My Mother / Singularity Other Old Cliche / And Close As This (In The)Black Room / Chameleon In The Shadow Of The Night Your Tall Ship / Roaring Forties Traintime / Patience アンコールは必殺、V.D.G.G.の、 Refugees / The Least We Can Do Is Wave To Each Other 多作な人なので、正直どのアルバムからの曲だったか聴いている時は分からず、帰宅してから確認した。 この人のライヴでいつも思うのだが、長いキャリアの様々な時期の楽曲群をこのように一気に演奏しても、本人の表現にまったくブレがないのがすごい。 その後のファンイベントでは、自分で描いたハミルの似顔絵を2枚用意していったので、1枚にサインをもらい、もう1枚はご本人にプレゼントした。 さらに、会場で注文したビールが届いた時にたまたま目が合い、ハミルが私に向かってコップをかざす仕草をしたのでチャンスと思い、すばやく歩み寄ってグラスをカツンと当てて乾杯(ハミルは水だったが)してもらった。この時飲んだビールほどうまいものはなかった。 というわけで、感動、感激の嵐。
2011/09/23
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KSJのはしごライブに行ってきた。 何軒かの飲み屋が同時進行でそれぞれにライブを開催し、共通チケットでどこでも見られるこの企画も今回で12回目だそうだ。 思えば第12回目はもともと3月に実施されるはずだったが、あの忌まわしい震災の影響で無期延期になっていた。それが今回仕切り直して開催された。 で、実は個人的にははしごでもなんでもなく、バードランドの一軒狙いで、最初から最後まで居座った。 お目当ては若手美人サックス奏者、纐纈歩美さん。 去年の秋、同じバードランドで単独ライブがあった時、気づいたのが当日だったので席がなく、泣く泣く諦めた苦い思い出があるが、今回は2ステージ、ガッツリ堪能した。 演奏がすばらしいのはもちろんだが、併せてルックスがあまりにも美しくて、聴き惚れつつ見とれてしまった。しばらく伸ばしていた髪を今回かなりショートカットにしていたのが、またツボで。
2011/09/17
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KSJではしごライブを見る前に都内で美術展をはしごした。●東京都庭園美術館の『皇帝の愛したガラス』 友人がタダ券をくれてたのに…忘れてちゃんとチケット代を払って見た。タダ券があるからわざわざ来たのに、大失敗。 エルミタージュ美術館所蔵のもので、こんなコップでビールやワインを飲んだらさぞかしゴージャスな気分だろうなどと想像しながら見ていた。 ガレやドーム兄弟の作品あたりは必ずしも旨そうな感じはしないものの、純粋にデザインがおもしろい。●ラフォーレミュージアム原宿の『ヤン・エヴァ シュヴァンクマイエル展』 夏休み中に家族で行こうとした日に、自分の痛恨のミスで私だけが見られず諦めていたのだが、友人からお誘いがありギリギリで見ることができた。 基本的に変態。どれもこれもほとんどおバカで爆笑だが、今回は「自慰マシーン」が白眉だったかな。あそこまでシュルだと、もはエロくはない。
2011/09/17
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今日はユニオンで中古盤も大漁だったが、本当の目的はタワレコでこれを買うことだった。●アナログフィッシュの『荒野~ON THE WILD SIDE』 ついに出た。ここ数年、私が最も信頼(&心配)している国内のバンドの新作。先行ミニアルバムに続く待望のフルアルバムだ。 元来、二人のソングライターの資質が見事にジョンとポール的で、比率もほぼ半々だったが、ミニアルバムあたりから偏りが目立ってきて、今回はアンディとコリン的なバランスになっているのがちょっと気になる。 ただしそれは、今回のアルバムがトータルな雰囲気を持たせるコンセプトだかららしく、実際、全体を通してメッセージ色が強い。こういうのは下岡くんの真骨頂なので、相対的に歌心重視の健太郎くんの曲が少なめになっただけと考えたい。 そんなわけで、バランスを犠牲にしたたけあって、アルバムを通した流れはすばらしく、何度も何度も繰り返し聴きたくなる。 もちろん1曲1曲が持つ力も相当なもの。今回7割方の曲を書いた下岡くんは、ジョン・レノンというか、ボブ・ディランの領域に踏み込もうとしているのかなと思うほど。単純なことばでありながら、世間への違和感を吐き出している。 とりあえず、1曲目の「Phase」からガンガンくる。 ここからの曲を中核に据えるであろう来月の野音がとても楽しみだ。
2011/09/11
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今日の目当ての一つをタワレコでポイント交換した。●ニック・ロウの『THE OLD MAGIC』 出たら速攻で買うつもりだったのに、この前は入荷していなくて空振りだった。 その時レジで調べてもらったら、入荷の予定がないとかほざいていたくせに、今日改めてチェックしたらちゃんと国内盤が出てるじゃないか!どう言うことだよ!まぁ、無事に買えたからよしとするけど。 ジャケが本人じゃないのってこの人にしては珍しい。…ってか、初か? でも、内ジャケ、裏ジャケにはしっかり写っていて、老眼鏡に萌え~。 バックはほぼ先日の来日メンバーで鉄壁。 それに加えて、ポール・キャラックがちょこっとだけど久しぶりに参加しているのが、嬉しい。 サウンドはもうここ数作の悠々自適な激渋ポップ。 あぁ~、すぐまた来日してくれないかなぁ。
2011/09/11
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新品でタワレコで買うつもりで来たはずだったが、先にユニオンで中古を発見!●ユニコーンの『ZII』 ちょっと前に出た新作『Z』をまだまだ聴きこんでいる最中だと言うのに、すぐまた変なのが出た。アルバムからもれた6曲+クリップ集。
2011/09/11
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ユニオンでプログレ以外の洋楽も2枚買った。●アンダーワールドの『LIVE FROM THE ROUNDHOUSE』 相変わらず新作を買っていないが、先にこれを中古で見つけてしまった。日本独自企画のライヴアルバム、DVD付き。●カイザー・チーフスの『THE FUTURE IS MEDIEVAL』 比較的最近出たばかりの4th。そのうち買おうと思っていたが、今日はセールで思ったより安かったので。
2011/09/11
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すぐにでも欲しい新作が出たのでタワレコで買おうと出かけ、その前にユニオンに寄って中古盤もいろいろ買った。 まず、プログレ。●ルネッサンスの『SCHEHERAZADE』 昨年のプログレフェスはあまりにも感動的だった。 全盛期の作品でこれだけ抜けていたのだが、中古で見かけるたびに値段が思ったより高めだったりして何度かスルーしてしまっていた。それが今日は割引セールで安めだったので、やっと買えた。 ホントにバカみたいにシンフォニック。感動しながら、この大仰さがけっこう気恥ずかしい瞬間もあったりして…そこがたまらない。
2011/09/11
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また次女のところからバトンをもらってきた。今度はこれ。Q1 雨の日に聞きたくなる音楽はありますか? ジョイ・ディヴィジョンの『Closer』(特に後半)、キュアーの『Disintergration』、ベン・ワットの『North Marine Drive」、ロバート・ワイアットの『Old Rottenhat』で思いっきりダウナーな気分に浸るか、 もしくは、ビートルズの「Rain」、XTCの「Ballet For A Rainy Day」、ニック・ロウの「Raining Raining」、E.L.O.の「Rain Is Falling」、フィル・コリンズの「雨にお願い」、R.E.M.の「I'll Take The Rain」とかで雨を楽しんじゃうか。Q2 車を運転してる時はどんな音楽がいいですか? ボストンの「Don't Look Back」やハンブル・パイの「C'mon Everybody」等のハードドライヴィングな感じが気持ちイイ。 ウルトラヴォックスの「Young Savage」、バズコックスの「Fast Car」とかもしびれるけど、ついついスピード出し過ぎちゃいそう。 あと、実際はほとんど聴かないけど、イーグルスの「Take It Easy」やドゥービーの「China Grove」あたりのウェストコースト系も合うとは思う。 のんびりした田舎道のドライヴならバーズの『ロデオの恋人』、グラム・パーソンズのソロ&フライング・ブリトゥ・ブラザース。さらに、その流れでエミルー・ハリスも。Q3 最近「突然思い出して、頭の中から離れなくなる」音楽はありませんでしたか? ケイト・ブッシュの「Lily」が今相当ヤヴァい。 最近新作が出てからほぼ毎日繰り返し聴いてるので、どうしてもそうなっちゃう。Q4 今までいちばん長い時間CDプレイヤーに入れっぱなしで聞き続けた音楽はなんですか? ジェネシスの『Calling All Stations』は、カーステレオが壊れて取り出せなくなってしまい、ずっと入れっぱなしだったけど、そのいせいでしばらく修理に出してたから、別に聞き続けてたわけではないか。Q5 名刺がわりに「私はこんな音楽が好きです」と紹介するとしたら、どんな音楽にしますか? ビートルズの中期以降ならほとんどどれでもいい。 他に、XTCの「Garden Of Earthly Delights」、「Easter Theatre」。 とにかく英国産のストレンジなポップを。 あと、もう一つのパターンとして、イエスの「危機」、カンサスの「Song For America」といったコテコテのプログレって方向もある。Q6 ふと寂しくなったらどんな音楽を聴きますか? アンソニー・フィリップスの『Wise After The Event』は実にしみじみ~としてて、優しく包み込んでくれる感じ。Q7 元気を出したくなったらどんな音楽を聴きますか? もちろんジェネシスの『abacab』をアルバム通して聴けばそれでOK! 曲単位で挙げると、例えばパワー・ステイションの「Some Like It Hot」やシンプル・マインズの「Up On The Catwalk」はかなり奮い立つ。 とにかくイントロからドラムがドシャバシャしてるやつで。Q8 そして、元気が出てきたらどんな音楽を聴きますか? 元気なら基本的に何を聴いてもイイので、ピーター・ハミルの『The Margin』、同じくハミル絡みのV.D.G.G.『Vital』といった2枚組とじっくり対峙するとか。Q9 いちばん思い出深い音楽はなんですか? 中学~高校にかけてちょっとずつ集めたビートルズの全作品。これがなければ今の自分はない。Q10 例によって、次にこのバトンを回す人は誰にしますか? どうぞ~、ご自由に。
2011/09/06
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次女の掲示板がなぜかここのところずっと不具合でダメらしく、その代わりにブログでバトンばかりやっているというので、これをもらってきた。【01】あなたが名曲だと思う歌・曲は? その理由も述べてください。 ニック・ロウの「恋する二人」 簡単なコード進行なのにメロディも構成もパーフェクトなポップだから。【03】あなたが好きな音楽のジャンルは、何ですか? ポップ。【04】カラオケは好きですか? また歌うのには、自信がありますか? 好き。 声域狭いし、人から歌がうまいと褒められたことはほとんどないが、採点機能を使うと90点以上だったりするので、少なくとも音程は合っていると思う。 【05】音楽の中で、好きなタイトル・歌詞があれば、挙げてください。 タイトル:「abacab」 aが3回、bが2回、cが1回使われている字面のバランスが美しい。 歌詞:「All We Are Is Dust In The Wind」(すべては風の中に/カンサス) 鎌倉時代の無常観に通ずるものがある?【06】好きな音楽を聴いていると、あなたはどんな気持ちになりますか? 大空にスパイラルを描きながら上昇していくような気持ち。 【07】音楽を聴きたくない時って、ありますか? それはどんな時ですか? ないハズだったが、サスガに高熱で寝込んだ時はムリだった。【08】(これからリリースされるなど)音楽についての情報源は何ですか? 妻。 毎日ネットをチェックしていて、何でもやたら詳しいので、いろいろ教えてくれて非常に助かる。 【09】あなたが音楽を好きになった、きっかけは何ですか? ラジオかな?【10】音楽によって自分自身が、助けられたことってありますか? ある。いつも。【11】音楽は自分にとって、どのような存在ですか? 食糧に近い。ないと死ぬ。【12】学校などの音楽の授業は、好きでしたか? 大嫌いだった。 楽器は弾けないし、音符は読めないし、和音とか理論的なこともさっぱり意味が分からなかった。【13】なにか楽器を弾けますか? ギターの簡単なコードは鳴らせる。【14】音楽はどこで、聴くことが多いですか? 基本的にはパソコンをやりながら部屋で。 近年は健康維持のためウォーキング中にiPodで聴くことも多くなった。【15】このバトンを音楽が好きな方に、まわしてください。 どなたか、よろしかったらぜひどうぞ。
2011/09/04
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今日でホームページ本館が11周年なので、久しぶりに更新した。 11年ともなると当然パソコンも開設当時のものではなくなっていて、特に今回は長女の大学進学に伴ってマックに買い換えた上に、フォトショップも最新版にヴァージョンアップしたので、更新の作業がいつになく難航したが、どうにか間に合った。 まずトップ画像。 ケイト・ブッシュが先日セルフカヴァーの新作を出したことを記念して、あのデビュー作『天使と小悪魔』的な感じに。(顔はオリジナルのキャラなので、特に似顔絵というわけではない) 現在は凧のデザインでリイシューされているようだが、日本人の私としてはやはりピンクのタンクトップのこっち。(『天使と小悪魔』という邦題で呼ぶならこっちしかあり得ないと思う) あと、アルバム紹介。 いくつかのカテゴリーをローテイションしていて、今回はウルトラヴォックス関連のアルバムの順番だった。(実に4年ぶり!) ジョンの近作にしようかとも考えたが、ミッジによる第二期黄金時代到来のきっかけとなったヴィサージはいつか紹介しておかないといけないような気がしていたので。 そんなわけで、細々とではあるがまだこのホームページはしつこく続く…。
2011/09/01
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