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救急車で病院に搬送しようとすると、体制が整っていないがために、患者が亡くなったケースが一年前に発生。その後、つい最近、9つの病院に11回断られ、12回目でようやく決まったのだが、患者は既に流産・・・というケースが発生。これは本当に問題。単なる搬送事故として済ませないでほしい。また、有名病院で発生しているさまざまな医療過誤。患者は医師に何とかしてほしいと思っているのに、結果的に医療過誤で死亡したり、意識不明状態が続いたり、後遺症を負ったりしているケースが多発。これでは医師に信頼を寄せられない。また、このことによって、特に産婦人科の医師が不足して、各地で出産に対応できない病院が相次いでいるとのこと。これも立派な消費者問題だ。負の連鎖とはこのことではないか。医療過誤は、必然的に消費者の安全と、医師選択の自由を奪う結果になり、立派な消費者問題であると考える。ちなみに私も、定期的に医者に通うものの一人である。幸いにして、私には信頼出来る医者がいる。しかし、自分が転勤や転居をしたり、担当医の転勤により、担当医が変わった時には、どうしようか、と思うくらい悩んだ。ちなみに、ある病院では、担当医の転勤に伴って、その後に着任した医師に診てもらっているが、全幅の信頼を・・・となると、果たしてそう思えるだろうか疑問だ。耳鼻科の医者も、昔(小学校時代に)私が受けた中耳炎の手術方法を知っている人間が、少なくなっているように感じる。それは、私が定期的に受けなければいけない耳垢除去の処置方法の丁寧さでわかるのだ。前回の除去から半年経って、処置してもらう。しかし、以前、処置方法があまりにずさんなために、かえって悪化してしまい、除去1ヵ月後にまた耳鼻科へ・・・ということもあったのだ。大した医療過誤ではないが、悩んだ時期もあった。それが「ここは良い腕を持った医者がいる」という評判の病院であってもそうなのだから、困る・・・。医者のイメージは、裕福で、利益をむさぼり取る輩の集まりだと思っていた。しかし、最近はどうもそうではないみたいである。本当に患者本位で、一生懸命考えて勉強してくださる医者ほど、裕福とは縁遠い。そんな気がしてならない。私の友人にも、医者がいる。彼らも、患者本位で、常に向上心を持って、患者に向かい合ってくれる、そんな医者であってほしい。そう願っている。
2007年08月31日
投資コンサルタント会社をかたり、多数の大学生に出資話を持ちかけ、消費者金融業者から金を借りさせ、債務だけが残る、という被害が多発しているそうだ。今回、京都のあるグループのリーダーが逮捕されたそうだ。テレビの報道によると、滋賀県の女子大生に投資話を持ちかけ、消費者金融業者から金を借りさせて、そのまま金を騙し取っていたそうだ。その女子大生に残った債務はそのままその女子大生のものとして扱われてしまうのだ。ここで問題なのが、「学生でも気軽に消費者金融業者が金を貸してしまう体質」である。「頑張っている人を応援する」と言いながら、アルバイトである一定の?収入のある人間に過剰与信をして、お金を貸しているのだ。多分この学生に対しても、過剰与信の状態で、借金の理由も「レジャー」などと言わせて、貸しているのだと思う。「借りすぎに注意」などといいつつ、このような行為をしている消費者金融業者は、恥ずかしいと思わないのか。学生が収入不安定だってことくらい、誰でもわかるだろ?思うのだが・・・。こんな体質が残っている限り、過剰与信も多重債務もなくならない。消費者教育とともに、このような体質を早く改革しなきゃ・・・。
2007年08月29日
先日、アドバイザー4年目でようやくNACSに加入した、と紹介したが、今回初めてそのNACS西日本支部・消費者教育研究会が主催する公開講座に参加させてもらった。テーマは「弁護士からみた多重債務の現状」~改正貸金業法のポイントと対策~。この問題は、私が現在消費生活アドバイザーとしての主要テーマとして取り組んでいる問題。果たして他の消費生活アドバイザーの皆さんがどのようにお考えなのか。また、講師となる弁護士の先生がどうお考えなのかを聞きたかったのである。講師は中島宏治弁護士。得意分野は中小企業問題や、環境・シックハウス問題だそうだが、事務所では多重債務問題を多く扱っているとのこと。ただ、私のような半分専門家もどき?からすれば、「普段多重債務問題を専門にしていらっしゃる弁護士・司法書士の先生に比べれば少し弱いかな」という感じであった。ただ、ある司法書士の先生の「飲み友達」ということで、そんなに悪い人ではないな。ある弁護士のように企業側べったり、という感じではないな、と思っていたので、しっかりと聴かせていただいた。内容については、確かに今まで私自身が学んできたこと以外に、目新しさはなかったと言ってもいいだろう。ただ、その他の参加者にとって、多重債務問題が深刻化していることへの認識は、深まったのかな、とも思った。質疑応答も、何となく私がリードしていく形になってしまい、かえって先生に失礼だったかな、とも思った。例えば、個人再生手続きについて、最低100万円または確定債務の5分の1のうち、高額な方を36回分割<実際には3ヶ月ごとに12回分割>で支払うとの内容を、「最低100万」というのを説明の時に忘れていらっしゃって、そこを私が補足して事なきを得た・・・ということもあった。案件が多いと、ついつい忘れてしまいがちになってしまうのかも知れないが、専門分野じゃないな、というのを露呈された印象は否めなかった。(先生、ごめんなさい!先生には事前に「いちょうの会で御世話になっている」ことは言っておいたのだが・・・。)しかし、他の参加者から、相談案件で結構多重債務を扱っていて、困っている内容についての質問が多く、やはり「多重債務については重要案件なのだな」と改めて感じた。その質問内容の多くは「相談手付金」「相談窓口」などについてであった。ただ、先生が最後におっしゃった「債務処理よりもそこまでに至った反省と、リピーターにならないように、相談の時に諭している」との言葉は、非常に重いものだと思う。また、私自身の認識と同じであった。さらに、ヤミ金の横行や、多重債務のこれ以上の増加を防ぐために、私たち消費生活アドバイザーができることを、精一杯やってほしいと訴えかけていらっしゃるような印象を受けた。私たち消費生活アドバイザーは、その思いを受け止めて、今後の活動に活かしていきたいと、改めて思った。また、多重債務については、相談したくでもできない、相談を逡巡している方があまりにも多い、と思う。改めて申し上げます。今、多重債務に苦しんでいらっしゃる方!是非とも近くの司法書士会・弁護士会・消費者センター・被害者団体の窓口に相談にいらしてくださいね!ネット相談より、電話予約で直接顔をあわせて相談されることをおすすめします。
2007年08月26日
お前には横綱の何たるかがわかっているのか?この前亡くなった琴桜(前・佐渡ヶ嶽親方)のような、一途な関取じゃなかったのか?(ちなみに私は、琴桜が大好きだった。)横綱なら何でも許されるなんて、思っているのか?一体お前は、何人の人に迷惑をかけ、何人の人の手を煩わせているのか?悔しかったら、来年の初場所で、猛烈なプレッシャーの中、優勝してみろ!転じて、不祥事を起こしている企業のトップたちにも、同じことが言えないか。どちらを向いて仕事をしているのかがわかっていれば、朝青龍にせよ、企業のトップにせよ、このような事故を起こすことはなかったのではないか。
2007年08月21日
「白い恋人」賞味期限偽装事件に端を発した、石屋製菓のさまざまな問題。ついに、社長が辞任し、後任にはメインバンクの北洋銀行から招聘した役員が就任することになった。確実に売れる商品に、なぜ賞味期限を延ばすなどの手を加えてしまったのか。これは明らかに「奢り」。何しても売れる、と思っていたとしか思えない。今の世の中、こんな企業体質では、消費者は黙っていないんだよ・・・。それを改めて教えてくれた、そんな事件だった。これから、石屋製菓はどこに行くのだろうか・・・。賞味期限切れの「白い恋人」や、大腸菌が混じった「アイス」を残したままで・・・。
2007年08月20日
携帯電話の世界最大手である、フィンランドのノキア社に対して、松下電池工業が供給している電池パックに不具合があった問題が発覚。しかも、その数4600万個。日本国内でも16万個。そして、日本でも実際に爆発やPL法に抵触しそうな事故が2件発生していたことも発覚。自主回収に乗り出した。で、しっかりせい、といいたいのは、松下電池工業やノキアの対応の遅れ。朝日新聞によると、「松下側が今年5月までに製造上の不具合が原因で電池が過熱すると特定していながら、公表していなかったことが15日、分かった。その後、国内では7月と8月に事故が起きている。電機メーカーとしての情報開示のあり方に批判が集まりそうだ。」とある。しかも、ノキアは松下電池工業に電池過熱不具合の情報を知らせていたのが06年12月。それから、「今年5月までに、松下電池の製造ミスが原因で電池内部がショートして不具合が起きたことを突き止めた」とある。さらに読むとこうもある。「ノキアにも報告したが、同社が公表をためらった模様で、結果的に両社とも、今月14日までの3カ月間、問題を公表しなかった。 電池をノキアに供給する松下は、ノキアの意向に反し、独自に公表することは出来ないと判断したとみられる。また、ノキア側も、最初に報告があった不具合が海外での事例だったため、公表が遅れても日本の法規の違反には当たらないと判断した可能性がある。 その後、同じ電池を使う製品で7月に大阪府内で、8月には静岡県内で事故が起きた。それを直後に把握していたにもかかわらず、すみやかに経済産業省に報告していなかったことも明らかになっている。 」コンプライアンスという以前の、取引上の問題が立ちはだかったのかも知れない。しかし、使っているユーザーの気持ちになって考えてくれれば、公表すべきか否か、という判断は変わっていたと思う。携帯電話に限らず、製品の部品供給において、最終的な責任は、販売元が責任を負わなければならない。その意味において、ノキアは、顧客視点に立ち、エラーが発覚した時点で、回収を指示する義務があったように思う。お互いに責任をなすりつけるような今回の判断は、どう考えてもおかしいと思う。さて、これを受けて、ノキアも松下電池工業も、気持ちを新たに、顧客視点でものづくりをしていただきたい。
2007年08月16日
札幌に本社がある「白い恋人」でおなじみの石屋製菓が、売れ残った記念商品の賞味期限を改ざんし、一般商品として包装しなおして販売していたことが発覚。自主営業停止に追い込まれた。北海道土産と言えば「白い恋人」か「ロイスの生チョコ」といえるくらい代表的なもの。そんな商品が賞味期限改ざん。しかも内部告発を放置していたこと。そして、行われていた時期が、あの「ミートホープ」問題のさなかであったこと。問題の積み重ね状態である。これで、当面「白い恋人」が姿を消すことになる。さらに、石屋製菓の企業体質そのもの、そして食品メーカーの企業体質そのものが、大きく問われることになった。昔のような「アホな改ざん」は通用しないのだ。消費者の目はごまかせないのだ。「人気にあぐらをかいてしまう」ような、バカみたいな状況は、やめないか!!!
2007年08月15日
11日に広島に新幹線で帰省。夫婦二人のゆっくり旅行、といきたかったのだが、予想を上回る帰省ラッシュに巻き込まれ、岡山行きで少し楽をさせてもらい、岡山から改めて博多行きで広島へ。それでも客室に入れず、デッキにすがって40分程度。ようやく広島へ。到着してからは上は小5から、下は一歳半までの子供・甥姪が大騒ぎ!今日の昼、家族四人で大阪に帰ります。詳細は後日!
2007年08月15日
昨日は朝、一足早く帰省する子供たちとともに、私が通う病院に同行してもらう。早めに診察が終わり、いざ新大阪駅へ。タクシー基本料金範囲内なので即到着。新大阪駅構内で食事を取り、帰省するを探す。いいなあ、と思う最初のに座れず断念。30分待ってようやくに。一時間半で到着の連絡をもらう。安心した様子が電話から伝わる。その足で「大阪いちょうの会」事務所へ打ち合わせのために向かう。打ち合わせが終わり、帰ろうとしたが、結局そのまま事務所に残り、相談業務の応援。相談者のさまざまな姿に、「多重債務者を救いたい」との気持ちが強くなる。出来る限りの協力は、これからもしていきたい。そう思う1日となった。
2007年08月10日
8月9日は、長崎に原爆が投下された日。 長崎市では、今年4月に銃弾に倒れた伊藤一長前市長にかわり就任した田上富久市長が平和宣言を読み上げた。 平和への祈りが、どうか世界に通じるように。 ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ!との訴えが、真の行動へと結びつくように!
2007年08月09日
昨日の続き。昭和20年8月6日、午前8時15分に、何が起こったのか。(答えは、広島に原子爆弾が落とされた日時)同じく8月9日午前11時2分に、何が起こったのか。(答えは、長崎に原子爆弾が落とされた日時)それを知らない若い世代の人間が増えている。これは明らかに「教育現場の怠慢」。広島・長崎で起こったあの出来事を、正しく伝えることが大切。かく言う私も、まだまだ「語り部」レベルには程遠い。被爆体験を持つ父親も、なかなかその事を話してくれない。私は社会見学や、被爆者の体験を聞く機会が少しはあったので、まだましな方。せめて、この日時だけでも、しっかり伝えたい。
2007年08月07日
被爆62年。忘れてはならない日。広島に原爆が投下された日。私の伯母は直下で亡くなり、私の祖父・父は、後日親戚を訪ねて広島に入り、被爆。したがって、私は「被爆二世」。小学校では、平和教育を受け、遠足や社会見学で「平和記念公園・原爆資料館」を訪問する機会が多く、その度に「原爆・核兵器の恐ろしさ」を実感してきた。同時に、「被爆二世としてやらなければならないことがあるのでは」と思うようになっていた。広島を離れて25年目。改めて「被爆二世だからこそできること」があるのでは、と思うようになってきた。昨年から今年にかけ、私たち被爆地出身者を脅かす出来事が多く発生。北朝鮮やインド・パキスタンが核兵器を持った。イランも持とうと画策している。長崎市の伊藤一長前市長が凶弾に倒れた。国民投票法の制定により、憲法改定ができるようになり、平和憲法が危機にひんしている。被爆地出身の前防衛大臣が「原爆投下はしょうがない」と発言した。(他にもたくさんあるのだが)被爆地、被爆者をもうこれ以上苦しめるのはやめてくれ!そう訴えると同時に、こういった苦しみが、様々な消費者問題につながらないように、ただ祈るだけ。今日は広島のため、被爆者のため、そして平和のために祈る!
2007年08月06日
最近は二年に一冊なのかなあ、発売が。 二年ぶりの発売となる「ハンドブック消費者」。今回は昨今の消費者問題を反映した内容になっているようだ。 消費生活アドバイザーを目指す方や、消費生活アドバイザー必携の一冊。是非お買い求めくださいませ。
2007年08月03日
エビに投資すれば儲かる、などと言って、多額の出資金を騙し取った会社が告発を受け、警察の家宅捜索を受けた。 消費者問題の王道は、「甘い話には裏がある」。 最近の私のブログのトラックバックにも「簡単に儲かる体験談」などの書き込みがある。 私は表示される前に、サッサと削除している。 基本的な考え方は 「甘い話には裏がある」 「儲け話に乗ると損をする」 この2つ。 とにかく、甘い話には乗らないように。特に若者や、お年寄り、障がい者などの社会的弱者と言われる方がターゲットになっている。気をつけていただきたい。
2007年08月01日
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