全17件 (17件中 1-17件目)
1

ドゥモワゼル・グラン・キュヴェ[NV]週末、知人宅でシャンパーニュ。モエのアンペリアルをごちそうになりました。急だったので、最寄にあった成城石井で、飲んだことがなかったドゥモワゼルを買って持参。コレが意外なほど、よかったのです!売価は、モエより安いと思いますが、実に好みの香り。コント・ド・シャンパーニュに通じる、硝煙系の香ばしい香り。味わいがものすごく複雑なわけではないのですが、上手に高級感を演出していると思いました。エッチングボトルだし、瓶口が通常より細くて、ちょっとバランス悪いなあと思ったりして、期待値が低かったのと、モエの後で、味わいの違いがはっきりしたからかもしれませんが……。大手ネゴスのヴランケンの中の、エレガンス志向のブランドだそうですが、ヴランケンには好印象がありました。何年か前に、シャンパーニュ委員会のパーティーにもぐり込む機会があって、その際、大手のプレステージをいっぺんに飲むことができたのですが、好みだなあと思ったのが、クリスタルでもグラン・ダネでもなく、テタンジェのコント・ド・シャンパーニュと、名前は覚えていませんが、ヴランケンのプレステージでした。そういう意味では、好みの方向の味わいなのでしょうね。
2014年06月30日
コメント(0)

一昨日は、高校時代の同級生かつホームドクターである友人と飲みました。彼は焼酎派なのですが、私と飲むからといって、ワインが豊富な店を選んでくれました。どれどれと見て、ビックリ。結構な数はあるのですが、全部国産ワイン。困りました……。たいがいのお店のワインリスト、どれかは飲む前からほぼほぼ味わいがわかるものがあると自負をしていたのですが、国産ワイン、よくわかりません。わかるのは、アルガブランカくらい。友人は、赤より辛口白がよいとのこと。まずは、ピッコロ(200ml)があったので、スパークリング。嘉スパークリング・シャルドネ。名前は知っていました。ちょっと温度が高かったせいか、少しゆるい味に感じました。ミネラル感はないので、キンキンに冷やすとよさそうな味わい。白の1本目は、リーズナブルだったので、高畠シャルドネ・クラシック2013。これ、やや酒質が平坦に感じました。若すぎる?2本目に、アルガブランカの上級キュヴェのピパ2010。1本目があまりにフラットな味わいだったので、樽熟成の濃いめを狙いました。初めて飲みましたが、感想は「これならベーシックなクラレーゼのほうがいいかも」。やや樽負けしている印象でしたが、さらに熟成させると変わるのでしょうか?とまあ、あまりいい印象に終わらなかった、ひさびさの国産ワイン。たぶん間違いなく、チョイスの失敗です。あのリストには、自分好みのものがあったはず。と日本のワインを飲んだのに、アウエー感たっぷりになってしまいました。で、昨夜はホーム(?)だ!と思い、ブルゴーニュのシャルドネを。ヴィレ・クレッセ・トラディション[2006]/ドメーヌ・ド・ボングランひさびさのボングラン。あい変わらず、たっぷりの酒質です。貴腐のニュアンス。甘く、そして軽く苦い味わい。高畠のシャルドネと真逆な味わい。好みのど真ん中ではありませんが、ワインを飲んでいる充実感が、確かにありました。近くて遠い存在の国産ワインのほうは、もう少し経験を積みたいな、と思います。
2014年06月27日
コメント(0)

ブルゴーニュ・ピノ・ファン[2006](ハーフ)/パスカル・ラショーちょい飲みで、ハーフボトル。先週末に飲んだロベール・アルヌーのネゴシアン部門の、ブルゴーニュ・ルージュ。ハーフで2006年、ということで食指が動きました。このワイン、新しいヴィンテージをフルボトルで飲むと、正直特に印象に残らないのですが、やや熟すと、表情が出てきますね。このボトルは、エキス系の味わいに昇華していました。いい感じのデイリーピノです。
2014年06月25日
コメント(0)

ポール・バラ・ブリュット・グラン・ロゼ[NV]普通のブリュットのリーズナブルでおいしかったので、ロゼも購入。コレもよかったです。ドサージュも決して少なくないと思いますが、ロゼらしいタンニンとのバランスもよく、泡も余韻も申し分なし。ややコックリした味わいは、たまたまその日に食べていたさばのみそ煮との相性もよく、よき酔い心地でした。ロゼシャンパーニュ、いいお値段のものが多いのですが、これはだいぶリーズナブル。ブジー村のピノ・ノワールのレベルの高さを感じる1本です。
2014年06月24日
コメント(0)

先週末は、月イチが恒例になりつつある、4人での持ち寄りワイン会。今月は麻布十番のピャオシャン。初でしたが、洗練された四川料理でした。とはいっても辛いので、それを意識したワインをそれぞれがセレクトして、ブラインドで。泡1、赤3でした。泡は、クリュグのグランド・キュヴェでした。酸化のニュアンスで、アンリ・ジローかと思ってしまいました。やっぱり美味しいですね。赤3本の順番は、お店にお任せしたところ、1本目に何とヴォギエ。ミュジニィ87でした。持ってきた方も、トリだと思っていたので、ブラインドは混乱、はずしまくりでした。この87、柔らかくなり始めた果実味と、こなれ始めたタンニンと、充実したミネラル、どれもが大きくて複雑でした。この1か月で、09、82、87と、3回もヴォギエのミュジニィを飲む機会に恵まれ、感謝!です。そして2本目が、ドメーヌ・ペゴーのシャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポの07。神の雫で初めて知ったヌフ。ペゴー自体、初でした。みっちりとした果実味と甘いタンニン。暑い時期でも美味しく飲めてしまう、しなやかさもあって、ちょっとビックリしました。07で、すでに美味しかったです。最後が私が持参した赤になりました。キスラーのキュヴェ・ナタリーの08。これは正直、まだまだの味でした。ポテンシャルはあれど、初期的。甘く柔らかくおいしいのですが、要素はまだまだ出ていない模様。キスラーの赤の3姉妹、一度に飲んでみたいのですが、飲み頃がよくわかりません。違い、わかるのかな?お店の方のワインの順番、料理を思えば、なるほど!でした。だんだんと辛い料理を出していただいていたので、ヴォギエ、ペゴー、キスラーの順が確かによかったです。それから、つい2次会へ。近くのル・フェーヴへ。2週連続です。そこで96のロベール・アルヌー。ニュイサンのプロセ。96も、そろそろ酸がほどけ始めたのでしょうか、美味しかったです。と、もっともらしいことを言っていますが、酔いと睡魔で、ほとんどわかっていませんでした。これ以外に、クリネのセカンドも飲んだのですが、ボルドーもやっぱり旨いなあ、と思ったことだけは、かすかに覚えています。
2014年06月23日
コメント(0)

ペネデス・ブリュット・ナチュレ・バルマ[2010]/マス・ベルトラン美味しいのですが、人を選ぶかも……。果実の熟度は、しっかり感じます。ドサージュがなくて、ここまでの完成度はスゴイが、カヴァにそれを求めていない自分がいたりして……。著名なソムリエさんが、カヴァを薦める時に、辛口ではなく半甘口をチョイスしたりしていますが、品種と多めのドサージュの相性がよいのだと思います。ここまでドライに仕上げると、ソリッド感が際立ってきて、色気のようなものが欠ける??あくまで個人的嗜好ですが……。
2014年06月19日
コメント(0)

マコン・ヴィラージュ[2012]/ヴェルジェヘンな言い方ですが、昨夜は目の詰まっていないワインが飲みたくて、コレを抜栓。ヴェルジェのベーシック。ブルゴーニュの家飲み白として、マコンのヴェルジェとバローには、ずいぶんお世話になりました。12のブルゴーニュの白、1本じっくり飲むのは初めてかも。09に似た果実味の年でしょうか? やや酸が低めに感じましたが、ヴェルジェらしいハーバルなニュアンスが、上手に補っていました。ステンレス発酵だそうですが、このたっぷりとした果実味なら、少し樽がかかっていてもよさげ。別のマコン、樽熟成のキュヴェも飲んでみたいと思いました。
2014年06月18日
コメント(0)

知人が自宅で定期的に開いているワイン会。ブルゴーニュの村を順に巡っているそうですが、初めて参加させていただきました。私もよく知っているあるフレンチのシェフとソムリエを自宅に来てもらって行う、贅沢な会。今回は、ヴォギエ!でした。料理も本格的でした。最初はシャンパーニュ。セロス・パジョン3種。セロスの甥だそうですが、名前は知れど初でした。スタンダードなブラン・ド・ブランと、シャルドネとピノ・ノワールが半々のヴィンテージ05と、3品種が等分で樽熟成させたフュ・ド・シェーヌ。個人的には、スタンダードがいちばん美味しく感じました。ドサージュ10gで、ややゆるめなのですが、アヴィーズのシャルドネだけなので、ダレた味わいではありません。まあセロスという名前で損も得もしている印象。味筋は違うので。そしてヴォギエ。白はブルゴーニュ・ブラン99とコレの飲み比べ。ミュジニィ・ブラン88。ヴィンテージと熟成の年月の違い以上に、樹齢の違いが分かるというのが、参加者共通の感想。ミュジニィ・ブラン。以前確か、何人かで87を飲んだ記憶があるのですが、状態が悪かったので、よくわかりませんでした。この88は、健全かつ飲み頃でした!栗のニュアンス。マロン・グラッセというよりは、渋皮煮? 味わいは、ボーヌのシャルドネとは明らかに違いますね。ある意味、熟成したシャブリのGCに近いのかもしれませんが、フリンティなニュアンスがなく、ミネラルはミネラルでも別筋な感じ。やはり世評通り、唯一無二な味わい!ほとんとグラン・クリュしか飲んでいないじゃないか?と思える、恐ろしいワイン飲みである主催者の女性は「今での白ワインでいちばん!」とのコメント。そして赤は、村名とミュジニィ。村名は2000年で、何とロットナンバーが1番!ミュジニィは82でした。ミュジニィは、古酒にはまっていた頃、かつて60~70年代を結構飲んだ記憶があります。評判の悪かった時代、数があるので、昔は有名銘柄のオールド・ヴィンテージの中では、まあ穏当な価格でした。でも当たりも少なく、堅く押し黙った味わいがしばしば。最近飲んだ09が、あっけらかんと美味しかったのにはビックリしましたが、造りが根本的に変わったのでしょうね。この82は、弱い年だからか、柔らかく熟成が進んでいて、まったく違った印象。いわゆる美味しい古酒でしたが、ミネラルの背骨は通っている印象。しかし、個人的には2000年の村名の味わいが「ツボ」でした。熟成の始まり。らしいミネラル感とやや堅さを感じる果実味、ミュジニィよりは明らかに小さい世界なのですが、ほどよい緊張感が心地よい。こういうのを飲むと、贔屓にしているユドロ・バイエなどは、「腰抜け!」と言われても仕方ないのかな、と思ってしまいます(まあ、その腰抜け感が大好きなのですが……)。ちなみにこの他に余興として、ブラインドで白赤が1本ずつ出ました。ドミニク・ラフォンのブルゴーニュ・ブランとボーヌ1erセプノ。どちらも11でしたが、さっぱりわかりませんでした。再飲が許されるなら、セロス・パジョンのブラン・ド・ブランを1杯飲んでから、シャンボール村名00をボトルで、最後の1杯にミュジニィ・ブラン88をゆっくりと、でしょうか。
2014年06月17日
コメント(0)

先週末、ワインつながりの友人の誕生会に呼んでいただきました。10人くらいの集まり。場所は、友人行きつけの東麻布のル・フェーヴ。行ってみたら、知り合いは2人くらいでしたが、みなさんのワインのチョイスも多彩で、楽しかったです。きちんとワインを記録してくれた方がいて、コレはそのコピペ。☆N/V Veuve Eleonore Blanc de Blancs Cuvee Symphonie d’Autotomne Champagne☆1988 Jacques Beaufort Demi-Sec Millesime Champagne◇2009 Meursault VV Bernard Dugat-Py◇2011 Diatom CH Hamon Santa Rita Hills◇2009 Aubert CH Sonoma Coast◆2009 Nuits-St-Georges VV Les 2 cerisiers Domaine Laurent◆2008 Gevrey Chambertin 1er Clos Saint Jacques Armand Rousseau◆1991 Pahlmeyer Merlot Napa Valley◆2003 Chateau l'Evangile Pomerol◆2001 Gaja CA'Marcanda Bolgheri Tuscany◇2011 Elba Aleatico Passito DOCG私はコレを持参しました。オベールのシャルドネ。ソノマ・コーストの2009年。好評でした^^ 友人からも「一度、飲んでみたかった」とのこと。パワフルですが、各要素が拮抗しているので、説得力がありました。特に美味しかったのが、お店の女性オーナーが出してくれたこの2本。ルソーのクロ・サン・ジャック08は、最初の飲み頃のようで、各要素が開いている状態。彼女曰く、これ以外でルソーをいま飲むんなら、村名の2004年!だそうです。さすが!そしてレヴァンジルの2003年。ボルドーの03なんて、決して自分からは選ばないと思いますが、これもメルローの魅力が全開。酸が出てきた、という表現をされていましたが、なるほど、過剰な果実味が少し痩せてきたせいで、酸が顔を出し始めたようです。それとやはり右岸なので、早く飲んでも美味しいのかも、ですね。ひさびさに「うま~い!」と思えるボルドーを飲ませていただきました。誕生祝いそっちのけで、ワインを楽しんで、しっかり一眠りして、目覚めて帰途に着きました。
2014年06月16日
コメント(0)

リシャール・シュルラン・カルト・ノワール[NV]かなり長い年月飲み続けているレコルタン。スタンダードキュヴェは、カルト・ドールで、今まででいちばんたくさん飲んだシャンパーニュかもしれません。上級ラインには、ブリュットH(アッシュ)とキュヴェ・ジェンヌというのがあるのですが、個人的には、上に行くほど劇的に美味しくなっていくわけでもない、という気がします。ブリュトHには、ミレジムとノンヴィンがあるのですが、今までの中ではマルチヴィンテージのノンヴィンがいちばん美味しかったです。アッシュは、ハーモニーの頭文字のようで、調和を大事にしているのでしょう。ちなみにアッシュは、ピノ・ノワールとシャルドネが半々のようです。カルト・ドールとノワールは、ピノ・ノワール70、シャルドネ30のようですが、これもまたバランスに長けた味わい。酸、ミネラル、果実味、ドサージュの按配、どれも突出せず、何気なく美味しい。今回のノワールは若樹のキュヴェで、ドールよりわずかに安いのですが、一緒に飲み比べなければ、差はわからないかもしれません。多少軽いのかもしれませんが、暑い季節にはむしろいいかも。ネットで探せば、3,000円台前半で入手できます。この価格帯では、出色な味わいだと思っています。
2014年06月12日
コメント(0)

ル・カノン・ロゼ [NV](2013)/ラ・グランド・コリーヌ間違えて買ったワイン……。グランド=大きな、コリーヌ=岡。先ごろTVでも話題なったらしい(知らなかったです…)、大岡さんの最新ヴィンテージ。プリムールもそうですが、ロゼが人気で、赤も定評がありますが、個人的に好きなのは白。ヴィオニエとシャルドネがあるのですが、贔屓はシャルドネです。ロワールのピュズラのシャルドネもそうですが、ローヌのシャルドネも、同じくビオだからでかもしれませんが、ブルゴーニュとはまったく違う方向の味わいです。でも、旨いんです。カノンのシャルドネは、しばしば微発泡で、新ヴィンテージも王冠留めしたそうですが、その情報がありながら、なじみのお店に行って、白をくださいと言われてコレを渡され、何の疑問も持たずに買って帰ってきてしましました。そう、それくらい色が淡かったのです。ちなみに、お店から間違いましたの連絡が入ったのですが、せっかくだから飲んでみます、ということに。それでまた店に行って、シャルドネも入手&ついついいろいろ買ってしまいました……。で、しばし敬遠していたロゼですが、飲んでみたら、いやいやよかったです。岩清水系のミネラル感は、ビアンカーラと通じるものがあります。そこにロゼらしく、桃やカリンのエキスを溶かし込んだような味わいが加わり、しかも残糖感がないので、実にいい感じのアフター。爽やかだけど内実のあるロゼ。こういうワインには、逆にガッツリしたワインを合わせたくなります。たとえば、こんな感じ。知り合い&レスペクトしている料理研究家2人が、タッグを組んでつくった料理本です。私も一部ごちそうになったことがあるのですが、いやはや半端なく過剰でした。
2014年06月11日
コメント(0)

アルザス・シニャチュール[2011]/ルネ・ミューレ 珍しく、3日間飲みついだワインです。1リットル瓶で、キャップシール。ピノ・ブラン、シルヴァネール、ピノ・グリのブレンドだそう。この量、1/3づつ飲むと、酒量的にもちょうどよい(カラダ的に)感じがします。混醸なので、それぞれの日の食事に、どれかの品種がマッチングしてくれました。いつも思うことですが、アルザスでいちばんリーズナブルなこのラインは、本当に使い勝手のよいデイリーワインだと思います。マルセル・ダイスの混醸ワインも美味しいと思いますが、こちらは量も多くて、2,000円以下。この手のワイン、いろいろな造り手のものがあるので、あれこれ試してみたいです。
2014年06月10日
コメント(0)

エスプリ・ド・ジロー[NV]/アンリ・ジロー先週の金曜日、ホタル狩りを目的に熱海に行きました。と、いっても予想外の大雨……。宿から夕食後に出かける予定をキャンセルして、のんびりすることにしました。隈研吾設計という露天風呂に入ったら雨の中、宿の下の屋根づたいに移動する猿の親子がいました。いるんですねえ、猿!晩ごはん、しっかりワインリストがあったので、詳細に検討。まあ、泡にしようかなあと。泡は、シャンパーにニュばかりで3択でした。ドンペリは02で美味しそうだったのですが、他の2本の3倍以上で、予算外。ディアボロ・ヴァロワか、アンリ・ジロー。クラマンのディアボロ・ヴァロワは、ブラン・ド・ブランの中では好きな造り手で、プレステージのフルール・ド・パッション、04をずいぶん前に桜の花見に持参しましたが、実に美味しかった記憶があります。ノン・ヴィンもいい印象。和食に合うはず。でも、宿から出られず、食べたら寝るだけという状況だったので、もう少し重たいものが飲みたかったので、アンリ・ジロー。アンリ・ジローは最近、コード・ノワールのロゼをごちそうになりました。自腹の範囲だったら、樽をしっかり効かせたフランソワ・エマールを何回かリピートしました。やり過ぎという声もあるくらいのムンムン系で、リッチ&ゴージャス。でも唯一無二な感じがして、何だか時々飲みたくなるのです。ベーシックはエスプリはひさびさでしたが、コレで充分に存在感がありました。ピノ・ノワールが7割だそうですが、さすがアイ村らしく、リッチだけどきれいなピノ味。湿った空気と相まって、いい感じでした。アンリ・ジロー、値段が高めなので、最近は選択肢に入っていませんでしたが、やはり個性があっていいですね!宿は星野リゾート系でしたが、やはり調度やデザインが秀逸でした。ワインの値段も、ホテル系に比べれば穏当。再訪して、またこの3択だったら、次回はディアボロ・ヴァロワだな、と思いました。
2014年06月09日
コメント(0)

ベレッシュ・エクストラ・ブリュット[NV]昨夜も泡のキブンだったので、コレを抜栓。ベレッシュ、スタンダードのブリュットが好印象だったので、ドサージュゼロのエクストラ・ブリュットも買ってみました。3品種が、ほぼ均等のようです。デコルジュは、2010年。ミネラリーでした。瓶熟は、そこそこ長いはずですが、果実味はそれほどふくらんでは来ませんでした。メークした顔に惹かれて、次にノーメークを見てみたら、若さとまだまだな途上感があった。そんな感じでしょうか?でも、志が高そうな味わいです。将来は、間違いなく有望でしょう!
2014年06月05日
コメント(0)

ブラン・ダルジル・エクストラ・ブリュット{NV}/ヴェット・エ・ソルベ昨夜は、ひさびさに渋谷のイザカヤ・ヴァン。食前酒として、ジュラのシャルドネを飲んだり、締めにリースリングやコルナスを飲んだりしましたが、ボトルで飲んだのは、冒頭のシャンパーニュ。ブルゴーニュグラスで飲んだのですが、ニ度美味しい!最初はシャンパーニュ、そして徐々に美味しいシャルドネとして味わえます。ヴェット・エ・ソルベ、じっくり飲むのは初めてですが、極めて好印象! 好印象過ぎて、写真失念しました。セロスに近い印象はありますね。プレヴォーが彼の酸化のニュアンス、コランがミネラルの要素を強く継承しているとすれば、ソルベがピュアな果実味でしょうか?イザカヤ・ヴァンのKくんは、ソルベはこのブラン・ダルジルがいちばん美味しいと思う、とのこと。これまで価格帯的に、自分が家で飲む時の選択肢に入っていませんでした。もう2~3割安いものか、何かの記念に開けるなら、もうちょっと奮発する感じで……。でも、これだけ1本で楽しめるのなら、今後は家飲みでの購入の候補にしようかな、と思いました。ただし、ノンヴィンですが単一年だそうで、やはり少し長めに瓶熟させたほうがよい、とのこと。リリースしたら買って、数年放置ですかね?ちなみに締めのトリンバックも、美味しかったです。キュヴェ・フレデリック・エミール以上を寝かせると、やはりスタンダートとは別物のリースリングになる模様です。
2014年06月04日
コメント(0)

ロッソ・ラシーヌ[2008]/トリンケーロ昔、このワインの名前はバルベーラ・ダスティ・スペリオーレだったと思います。中身は変わっていない模様。アスティのバルベーラの名手と言われるトリンケーロ。若樹から造られるこのキュヴェは、昔はバルク売りしていたそうですが、インポーターのラシーヌさんがその質の高さに目を付けたそう。そんなこんなで、このワインの名前が、インポーター名になった模様です。ネットで探せば、2,000円以下で入手できるようです。2001から、とびとびで飲んでいますが、一貫して質の高いバルベーラだと思います。酸があるデイリー赤が飲みたくて、ブルゴーニュというキブンではない時、私はサンジョヴェーゼかバルベーラを選ぶことが多いかもしれません。どっちかというと、より赤い果実を求めている時はサンジョヴェーゼ、黒というより、より鉄っぽいうニュアンスが欲しいときは、バルベーラなのかもしれません。トリンケーロのこのワインは、多めの酸が美しく、いい意味で鉄さびっぽさがある強めの果実味と上手にバランスしていて、つい杯が進んでしまいます。ひさしぶりに飲みましたが、コスパ高いです。バルベーラ、好きです。
2014年06月03日
コメント(0)

ピノ・ノワール・ソノマ・コースト[2004]/コスタ・ブラウン先週末に飲んだワイン。カリピノとしては、そこそこのバックヴィンテージ。あまり熟成が進んだようには、感じません。いわゆる熟成香の要素が少ないからでしょうか?ジャミーさと果実味のボリュームは縮んだように思えましたが、その先日に飲んだ同じ2004年のヴォルネイ・サントノとは、違ったベクトルの味わいです。カリピノの熟成の方向が、まだわかりません……。
2014年06月02日
コメント(0)
全17件 (17件中 1-17件目)
1

![]()
