直近の関心事は、ECBの資産買い入れ額縮小がどう影響するか、です。がしかし、4月23日の仏大統領選第1回投票が近づいているため、EURの動きは報道に影響されることが増えてきます。
【4-3-1. 政策決定指標】
金融政策
過去の緩和政策が効果をあげたのか、欧州の成長率・物価は上向きつつあります。他の国であれば、次はいつどのように引き締めを開始するかに注目すべきです。がしかし、欧州の場合は、成長の地域格差が大きく、若年失業率が高いという問題があります。金融取引では域内1位・経済規模で域内2位だった英国を失う悪影響をどう軽減していくかも、いずれ議論が始まるでしょう。
(1) ECB政策金利 (2017年4月27日20:45発表結果検証済)
景気指標
関連指標同士の関係も整合性があり、発表直後の反応は比較的素直です。反応は小さいものの、実態指標分析の裏付けとなるし、練習にはもってこいかも知れません。但し、指標発表前後の指標の影響は、日米豪に比べて短時間しかない、という感触があります。
(1) 独国Ifo景況指数 (2017年3月27日発表結果検証済)
(2) 独国ZEW景況感調査・欧州ZEW景況指数 (2017年2月14日発表結果検証済)
(3) 独国PMI速報値 (2017年4月21日発表結果検証済)
(4) 欧州PMI速報値 (2017年4月21日発表結果検証済)
物価指標
ECB政策転換の時期を探るため、暫く注視しておきたい指標です。
(1) 消費者物価指数(HICP)速報値 (2017年2月発表結果記載済)
(2) 消費者物価指数(HICP)改定値
【4-3-2. 政策決定指標】
経済成長
欧州GDPは、発表結果と反応方向とがあまり関係ありません。むしろ、そのときどきのトレンドや、タイミング毎の動きに偏りがあります。「タイミング毎の動きの偏り」は、以下の分析をご覧ください。
(1) 独国四半期GDP(季調済)速報値 (2017年2月14日発表結果検証済)
(2) 欧州四半期GDP(季調済)速報値
B3. 実態指標
地域間格差が大きく、何を見て因果関係を掴めばよいかがわかりません。
以上
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