みなさんも買われたことでしょう!
書籍にするにはそれなりの説明や写真を載せないと本としての厚みが出ないので、優しい書き方のはずがけっこう込み合っていたりして、余計に分かりにくくなっている。
ECQの講習に来られたある方などは、半日で理解したので、次に講習に来られた時には「買った複線図の本は捨てました!」
で、複線図の書き方のDVDを今年(22年度)公表問題13問分を書いているところを提供しました。でも、独学でのDVDだけでは、「ただ書いているのを見ているだけ」と思ってしまいがちです。ちゃんとそのコツを説明しているのですがね・・・・。
そこで、複線図を書く上でのパターンを覚えてしまうと「そういうことか」・・・と納得していただくために・・・・。
ではどうするのか。
22年度試験の単線図を例に13問書く練習です。あくまでもECQのやり方です。
3色ボールペン で慣れたらさらに実際の結線でも有利です!
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1) 接地線 側( 白線 :ボールペンなら 青 か 緑 )から書き始める。
この時、接地線はかならず器具に繋げる。(電灯、コンセント、パイロットランプもそうです) ただし 点滅器(スイッチ)にはつながない
問題の複線図を 完成させないで 接地線だけをとにかく書いたら やめる 。
次の問題の 接地線(白)だけ書いたらやめる 。
それを13問書いておく。
未完成の書かれた13問を見てください。 スイッチ以外 )につながってますか?
ならOK
2) 次は電源から来ている黒線( 黒のボールペン )(非接地線)を必ず スイッチ の片側につなぐ。
これを13問書きます。
3) 器具のイ・ロ・ハ に 振り分ける 。・・・で完成です。
スイッチの数により、振り分ける色は変わってきます。(その辺は考えてみましょう)
ほとんどはこのパターンで書けます。そして実技の結線もこの順番で結線していけば頭が整理しやすいです。
パイロットランプに関してはECQブログの常時点灯、同時点灯の記事をご覧ください。 2010年5月18日
3路4路についてはこちらから
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自分一人ではなかなか習得が難しい方は、 単位作業・及び複線図の書き方の限定講習 があるので参加してみてはどうでしょう。
なお、 1種 の複線図に関しては、 3路スイッチを切り替えスイッチ として使用したり、施工条件や施工図などにより2種の複線図とは書き方が異なりますので 注意 してください。
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