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2019年12月21日

2019年秋アニメ

2019年もまもなく終了ですが、2019年秋アニメが終わってゆくのが寂しい限りです。
アニメの放送数が異常なので、全てを見ることはできません。
逆に言うと、なにを選ぶかでその人となりが露わになるわけです。
ということで、管理人が今期見ていたのが以下の2つ。これ以外も見ていますが、2019秋アニメとして熱心に見てたもの、ということで。
「ハイスコアガール?U」
「旗揚!けものみち」

・・・ハイスコアガールの方はお判りいただけるかと思います。
文句なしで2019年のベストです。異論は認めません。「モガー」とか「ファネッフー」とか言っているアニメが最高なんです。やくしまるえつこのEDも最高なんです。押切先生、ホントによかったね。
さて。問題は「けものみち」です。
なぜかうっかり見てしまった系のアニメです。
観るほどに知能指数が低下する呪われたアニメです。
なんだったのでしょうか? 異世界に転生してペットショップを始めようとしている最強のプロレスラーのお話なんですが、書いていて意味がよくわかりません。
でも楽しい時間だったのは事実。こういうのがあると、人生も悪くないと思います。
この先はけもの道 けものみちを征け

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posted by ゆうすけ at 22:00 | TrackBack(0) | 映画・TV

2019年11月11日

アンノウン・ワールドマップ(やくしまるえつこ)

人生で「死んでもいい」と思えるようなことはめったにありませんが、マンガ家の押切蓮介は、きっと最近そういうことがあった人です。
押切蓮介の作品「ハイスコアガール」は2018年にアニメ化され、第1期は好評のうちに終了。その後OVAで3話製作され、2019年の10月から2期がオンエアーされています。

自分の作品がアニメ化されるマンガ家は多数いますが、そのEDに「やくしまるえつこ」が起用される人が何人いるでしょうか。しかも、1期のED「放課後ディストラクション」が傑作だったうえに、2期のED「アンノウン・ワールドマップ」がそれ以上の出来映えだったとしたら如何でしょうか。
「死んでもいい」と思ってます、押切先生。毎晩アニメのEDを見返してはにやにやしています。絶対に。

アンノウンワールドマップ.jpg
曲が名曲なのはもちろんですが、EDの映像が秀逸です。ほぼ止め絵ですが、すごくいい雰囲気で、晶の心の成長が感じられます。最後に口パクで何かを告げて、すっと翻る動きがたまらない。
管理人は、このアニメをずっと心待ちにしていたので、あえて原作を読まずに封印しています。





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posted by ゆうすけ at 20:31 | TrackBack(0) | 映画・TV

2019年10月14日

空の青さを知る人よ

台風19号が駆け抜けていきましたが、皆さんご無事でしょうか。
管理人の住むN市は、通常よりやや弱いぐらいの台風だった、という感じでしたが、関東・東北などでは大きな被害もでています。お見舞い申し上げます。
そんな台風がやってくる直前の、金曜日の夜中にわざわざ観に出かけて行ったのが「空の青さを知る人よ」です。
「あの花」とか「ここさけ」という略称で呼ばれているアニメを製作したスタッフが集まって、秩父三部作?の第3弾として公開された劇場アニメです。オリジナル作品なので、特に予備知識なしで観て頂いて構いません。むしろ、何も聞かずに観た方が、素直に感じられるかな。

「泣いてねーし、雨だしィ」という強がりで生意気な女子高生あおいと、その姉あかね、あかねの元恋人・慎之介の物語です。
序盤でいきなり「13年前の高校生だったころの慎之介(しんの)」が登場します。SF的な設定があるわけではなく、そういう物語なのです。秩父では、死んだ女の子が幽霊となって現れたりするので、わりと地域的な現象かと思われます。いちおう本編中では、ヒロインが「生霊」というワード検索をするぐらいには気にしていますが、普通にしゃべってご飯も食べます。
脚本が、岡田麿里。最近では、「荒ぶる季節の乙女たちよ」などで気を吐いている、気鋭の脚本家です。吉田玲子と並んで、管理人が好きな脚本家のひとりです。「こち亀」が終了していることですごく時代が変わっていることを知らしめる会話のくだりが可笑しい。
31歳の慎之介と18歳のしんのが存在することで、高校生と30代のカップルが成立します。この中の、誰に感情移入して観るかによって、けっこう印象が変わる映画なのではないでしょうか。
管理人はすでに50代なので、すべてを俯瞰する神のような視点で観ていましたが、昔の自分から厳しいご意見をいただくと、神であってもたじろぎますね。そうです、自分の人生は、誰かとの比較ではなく、自分自身に恥じることなく生きることが大切なのだよと、あらためて教えられます。生意気な高校生にね。
10代と30代と、それ以外の世代の方に見ていただきたい映画です。
posted by ゆうすけ at 19:54 | TrackBack(0) | 映画・TV

2019年09月23日

「HELLO WORLD」(ハロー・ワールド)

世間的には3連休ですが、土曜も密かに仕事だったので、自分へのご褒美として映画を見てきました。
今回は「HELLO WORLD」(ハロー・ワールド)というアニメ映画のご紹介です。

オリジナル作品です。製作しているのは「楽園追放」を作ったグラフィニカ。セルルックのCGアニメなので、正直微妙です。派手な3次元的な動きやエフェクトには合っていますが、しっとりした日常シーンは苦手。キャラデザインが「けいおん!」の人なので、それも含めてやっぱり微妙。
監督は伊藤智彦さん。管理人はあまり贔屓にしていない監督ですが、「ソードアートオンライン」劇場版をやっています。
じつは先日、録画しておいたその「SAO オーディナル・スケール」を見ていたので、やけに雰囲気が似ているなあと思っていたら、同じ監督でした。悪くないけど、飛び出た特徴がない人です。
注目すべきは脚本家。あの「野崎まど」センセーです。「正解するカド」で多くの視聴者にすげえパンチを喰らわせた、あの野崎センセー。イイ感じでSFしています。もっとやれ、と思いましたが、本編はきちんと畳んでおしまい。きっと番外編の小説で、もっとやっているのだと思われます。
映画の中ではすべての設定が開示されているわけではないので、わりと「謎」は残ります。
ちなみに、管理人にとっての最大の「謎」は、基本的な設定である「京都市アーカイブプロジェクト」(量子サーバに都市と市民をまるごとデジタル保存しています)が、どこの予算で誰が行っているのか、というもの。とてつもない大事業なので、大学や地方自治体レベルじゃないよな、と思いながら、その真の目的を図りかねていました。主人公たちは、その仮想世界内でいろいろ奮闘するのですが、彼らがすべてを構築した、というわけではないはず。
余談ですが、主人公の部屋に飾ってある絵が、アンドリュー・ワイエスというアメリカの画家が描いた「クリスティーナの世界」という作品です。樹木もない黄褐色の草原に横たわり、地平線に見える灰色の家や隣接する小さい離れ、納屋を見上げる女性が描かれています。女性は下半身にマヒがあり、歩くことができず、這っているのです。
アンドリュー・ワイエスは、管理人が好きな画家のひとりです。この絵には主人公が抱く思いが暗喩として込められています。

仮想世界を舞台にした作品は、現在では多数作られています(伊藤監督の手掛けたSAOシリーズなどは代表例)。その中でも先駆的かつ、傑作として記憶に残るのは、サンライズの「ゼーガペイン」(2006)だと思います。根強いファンがいて(私もそうですが)、2016年には10周年記念で「ゼーガペインADP]という劇場版まで公開されました。これを見るためには、TVシリーズを全部見ないといけないので、なかなかハードルが高い映画ですが、一見の価値はある作品なので、この機にPRしておきます。




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posted by ゆうすけ at 10:15 | TrackBack(0) | 映画・TV

2019年09月07日

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形

久しぶりの更新です。皆様は如何お過ごしでしょうか。お変わりございませんか。
今日は、映画のご紹介です。
紹介するのは、京都アニメーションの新作劇場アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形」です。
この作品は、TVアニメシリーズとして製作された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の外伝、という形になります。時系列的には本編終了後のエピソードのようです。
この映画は、単体で鑑賞しても差し支えありませんが、できればTVシリーズを全て鑑賞したうえで観ていただきたい作品です。とくに、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(代筆業をしているヒロインです)に関して、特別な説明がありません。この映画では、ある姉妹を中心にして物語が進んでいきますので、彼女自身の過去や経歴については最小限のことしか分かりません。彼女の物語を知っている方に向けて、「外伝」として語られた作品であることをあらかじめご承知おきください。

管理人の評価点ですが、5段階評価では、6点です。
最高です。最高以上です。
とくに派手なバトルやアクションシーンもありません。魔法も超科学兵器も出てきません。
静かな、静謐な作品です。そこに描かれる絵画のような(文字通り絵画ですが)美しい美術に圧倒されます。
空や水や緑の木々や草花の、ため息が出るような美しさに見蕩れてしまいます。
驚かされるのは、前半パートのクライマックスの、舞踏会シーンです。
参加者のご令嬢たちは、皆が白のドレスを装い、白いブーケ、白のコサージュを身に着けて踊ります。
その白の、なんと色鮮やかで豊かなことか。アニメの歴史に残る名シーンと言って過言ではありません。

ストーリーは、良家の子女のみが通うことを許される全寮制の女学校で暮らすイザベラのもとに、「教育係」として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンがやってくるところから始まります。イザベラはある事情があって、未来への夢や希望を失っています。
このシリーズでは、「手紙」がとても重要な小道具として使われています。
この映画でも、やはり「手紙」が大きな役割を果たします。
それがどのように描かれるのかは、ぜひご自身でご覧になってください。
京都アニメーションという会社が、何を創りたかったのか。
その答えのひとつが、この作品にはあります。

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posted by ゆうすけ at 20:15 | TrackBack(0) | 映画・TV

2019年07月18日

京都アニメーション様へ

京都アニメーション様
このたびの不幸な事件で多くの優秀なスタッフを失い、また、過去・現在・未来の作品や資料を失ったこと、あまりの悲劇におかけする言葉もございません。
ただ、私は、私たちは、貴社の作品に、強く心を動かされたものとして、これからも変わらぬ支援を誓います。
貴社の作品からいただいた喜びは、決して色あせることなくこの胸にあります。
私はあなたが大好きです。
posted by ゆうすけ at 19:34 | TrackBack(0) | 映画・TV

2019年07月15日

2019年夏アニメ

2019年の夏アニメが続々と始まっています。
すべてを見ることはできないし、すべてが傑作というわけでもないので、いくつか選んで見ています。
今期のセレクトは以下の通り

荒ぶる季節の乙女どもよ。
ヴィンランド・サガ
彼方のアストラ
からかい上手の高木さん2
女子高生の無駄づかい
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
手品先輩

録画したけどまだ見ていないとか、知らないうちに始まってたので1-2話見てない、というのもあります。
いちばんガチンコなのは、やはりNHKの「ヴィンランド・サガ」だと思います。
原作は「プラネテス」の幸村誠。アフタヌーンで連載中の、実録ヴァイキング漫画。本気度最高。
個人的に楽しみにしていたのが「荒ぶる季節の乙女どもよ。」
「心が叫びたがっているんだ」の岡田さんが漫画原作兼アニメの脚本も書いてます。
性に翻弄される女子高生の群像劇。この年代の男女は常に性に翻弄されていますね。
ちなみに、いくつになっても性に翻弄されるのが人の性(さが)です。おそるべし性。
油断していたのが「女子高生の無駄づかい」
バカに翻弄される女子高生の群像劇です。クラス全員に各種属性を振り分けている、幕の内弁当のような学校。楽しそうでいいですね。
やられた、と思ったのはオープニング。
いまどき誰もやらないだろうという「一コマ撮り」を、わざわざアニメでやってみたやつ。
空中に浮かんだまま前進したり、しょーもないもの召喚したりとか。うわ、懐かしい。
8ミリ映画を自主制作していた過去を持つ人は、みんなやられてるはず。自分がそうであります。
まだ見ていないけど、いろいろ不安なのが「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」
あまり説明したくない。これをわざわざ録画してまで見ていることが世間に知れると、失うものが多そう。
同じ絵師さんがキャラデザをやっている「姉なるもの」も、いずれそのうちアニメ化されると思います。
こちらはクトゥルフものですが、必要以上に冒涜的です。

とりあえず今年の夏も、平和だなあ。
posted by ゆうすけ at 11:34 | TrackBack(0) | 映画・TV

2019年06月23日

きみと、波にのれたら

湯浅監督の新作が公開されたので、さっそくご鑑賞です。
観てきたのは「きみと、波にのれたら」。
前作の「夜明け告げるルーの歌」に引き続き、脚本が吉田玲子さんです。
吉田さんの脚本は大好きなのですが、今回、どえらい恋愛映画を、かなり上手くまとめています。
音楽は大島ミチルさん。個人的には「亡念のザムド」以来のファンです。

この作品ですが、思いっきり恋愛映画です。「喪失と再生」という村上春樹的テーマが云々と語ってもよいのですが、とりあえず全力で恋愛してます。リア充だの何だのいうオタクのひがみを一切気にせず、清々しさがあります。
いつもの湯浅監督らしい演出は随所に溢れていますので、湯浅ファンの方もご心配なく。
これからデートに出かける方は、この映画を一緒に見ると良いですよ。

posted by ゆうすけ at 17:47 | TrackBack(0) | 映画・TV

2019年06月11日

海獣の子供

五十嵐大介の漫画「海獣の子供」が、STUDIO 4℃によって劇場アニメ映画になったので、さっそくご鑑賞させていただきました。
原作は全5巻で完結しています。劇場アニメにするために、2時間の尺に収める関係で、物語をヒロインである「琉花」にフォーカスしています。
五十嵐大介さんの独特の描線を、作画監督の小西賢一さんが、ド根性でばっちり動かしています。背景美術も素晴らしいので、作画マニアは必見です。多分2019年現在、世界最高峰です。
どういうお話かは、自分で見て感じてください。この作品の基本的な姿勢は「言語化できないものを映像で見せる」というものです。「考えるな、感じろ」と、ある人が語ったように、自分で見て聞いて感じてくれればそれで良いと思います。謎が提示されて、仕掛けが明かされて、伏線が回収されて、というような、分かりやすい物語を期待すると、ちょっと違うと感じるかもしれない。
世界には人間が言葉で語ることがかなわないものが、まだまだあるのですよ。
posted by ゆうすけ at 21:20 | TrackBack(0) | 映画・TV

2019年05月31日

ゴジラ キング・オブ・モンスターズとクレヨンしんちゃん

管理人のゆうすけです。
明日はお休みなので、レイトショーで「ゴジラ キングオブモンスターズ」をサックリとご鑑賞してきました。
ハリウッド版ゴジラの最新作で、前作の続きってことになっています。
今回はキングギドラ、モスラ、ラドン(それ以外の怪獣もちょろちょろ出ます)も登場してかなり賑やかです。
どういう映画かと聞かれれば、「手の付けられない中二病映画」というお答えになります。
怪獣を調査・管理する謎の組織とか、太古の伝説上の巨大生物とか、地球外から飛来した侵略者とか、地球空洞説とか、海底神殿とかマッドサイエンティストとか人類粛清を目論む環境テロリストとか、まったくもって手が付けられません。
実はこの映画を見ていて、「あー、この映画、クレヨンしんちゃんの実写版かもー」と想像していました。
メインのストーリーは、怪獣が次々と目覚めて大暴れして地球がメッチャクチャになる、というものですが、その原因がじつは「野原一家」にあるという驚きの内容なのです。
映画のなかではさすがに「野原一家」という名前ではないのですが、オレ的にはそんなイメージです。
前作で、中学生ぐらいに成長した「しんのすけ」がゴジラ被害で死亡しています。
それが原因で「みさえ」と「ひろし」は離婚し、成長した「ひまわり」は母親(みさえ)と暮らしています。
その3人が主役で、この映画をぐいぐいと引っ張っていくのです。さながら「クレヨンしんちゃん」の劇場版のように。
怪獣の動きや特殊効果、変な博士や悪役たち、野原一家の暴走ぶりも、実はシンエイ動画が作った「クレヨンしんちゃん」のオリジナルがあって、それを基にハリウッドが今回実写化している、と思うと納得できます。
これを読んでしまったら、もうそういう風にしか感じられなくなります。
ふふふ、ごめんなさい。
posted by ゆうすけ at 23:50 | TrackBack(0) | 映画・TV
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ゆうすけ
銀河大計画別館の管理人。 「銀河大計画」は、1993年から細々とやっている同人誌です。 ゆうすけが書いたネタや没ネタなどを、別館で細々と掲載します。どうぞよろしく。 アイコン卵酒秋刀魚さん。
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