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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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2022年09月04日

OneMix4をWindows11にアップグレードする話(2)

今回は前科に引き続き、OneMix4をWindows11にアップグレードする話です。

まずOneMix4は小型軽量でありながら、携帯性、拡張性、マシンスペックを兼ね備えた話題のUMPCです。
難点は本体のキーボードの配列や操作性、そして本体の基本スペックが挙げられます。
特に問題なのは、「TPM2.0非対応」という所です。

ここ最近新品のWindowsPCの搭載OSはWindows11が主流になりつつあります。
そして、既存のPCもWindwos11への無償アップグレードが可能です。
問題はそのWindwos11のインストール要件です。
Windows11はインストール要件にかなり厳しいハードウェアの制約を設けています。
そのため、それがネックでWindows11にアップグレードできないPCが続出しているのが現状です。
我が家のPCも半分くらいがアウトです。
具体的な条件は以下の通りです。
?@1ギガヘルツ以上で2コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは SoC
→これは大体クリアできます。たまにローエンドで32ビットしか対応してないプロセッサがありますが、普通にパソコンを選んでいたらほぼクリアできるのではないかと思われます。

?ARAM搭載量4GB以上
→Windows7の時代から使ってきたPCだと時々引っかかるのではないかと思います。
 特にネットのみのライトユーザー向けのPCだとメモリー2GB以下のものも出回っていたと思うので、その際はメモリー増設などが必要になると思います。

?B64 GB 以上のストレージ デバイス
→SSDが出だした頃のPCはギリギリもしくは引っかかるものがあるかもしれません。
 初代SurfaceGOの下位モデルはギリギリ64GBだったと思います。
 マウスコンピューターの激安Windowsタブレットは32GBだったのでアウトですね。

?CUEFI (PC BIOS の最新バージョンである Unified Extensible Firmware Interface の場合) と Secure Boot 対応
→この辺りはWindows7の時代は対応していないものがあったりすると思います。
 我が家のデスクトップPCやDELLのノートPC(Inetl第7世代CPU搭載のやつ)もアウトだったと思います。

?Dトラステッド プラットフォーム モジュール(TPM) バージョン 2.0搭載
→この辺りもWindows7の時代は対応していないものがあったりすると思います。
 同じく我が家のデスクトップPCやDELLのノートPC(Inetl第7世代CPU搭載のやつ)もアウトだったと思います。

一般的に我が家のPCもそうですが、この中で特に引っかかるのは?Cと?Dあたりが多いと思います。
特に古いマザーボードやBIOSで動いているPCは結構引っかかると思うのですが、なんとこのOneMix4も?Dに引っかかってしまっています。

ちなみにこの要件を満たすかどうかは、Microsoftが提供する WindowsPC正常性チェック というツールを使うと簡単に調べることができるようです。

ところが、最近のOneMix4はハードウェアに大きな変更も特になくWindows11搭載で発売しています。
調べてみたところ、メーカーが提供する特殊なツールを使う事で上記の問題を回避してWindows11を入れることができるようで、Windows10ユーザーにもそのアップグレード方法が提供されているとの事でした。

次回は実際に上記の方法を使ったアップグレードを実施したので、その内容についてアップしようと思います。
20220702_101907.jpg
↑Windows11にアップグレード中のOneMix4。





2022年08月28日

OneMix4をWindows11にアップグレードする話(1)

ハイスペックな10インチUMPCのOneMix4を購入して間もなく1年が経過しようとしています。
現状としては若干の癖を感じながらも、我が家の個人用メインPCとして相変わらず活躍しています。

最も大きな問題はやはりキーボードに関するところですが、長文を打ったりする場合は外付けのBuletoothキーボードを接続し、ヨガスタイルで使用中です。
20211010_122055.jpg



そんなOneMix4ですが、ここ最近メーカーの広告を見たところ、スペックの部分に若干の変更が発生していることに気が付きました。
それは搭載OSのバージョンです。
昨年自分が購入した当初はWindows10だったんですが、ここ最近はWindows11標準搭載となっているようです。
元々、このOneMix4はTPM2.0非対応なので、Windows11へのアップグレード条件を満たさないところがネックだったのですが、どうやらそれをクリアしたものが出回っているようです。

詳しく調べてみたところ、どうもWindows11へのアップグレード条件を回避してインストールする方法があるらしいです。
OneMix4も同様にその方法を使用してインストールができるようで、メーカーのサイトにアップグレードツールが公開されていました。

元々Windows10でも十分使えていますが、ここは好奇心が勝ってしまい、今回、OneMix4をWindows11にアップグレードしてみることにしました。

次回からはWindows11へのアップグレードの際の注意点や、実際にWindows11を入れて動作させたときの使用感などをレビューしていければと思います。




2022年07月03日

グラフィックボード非搭載のPCで3Dゲームを楽しむ方法(3)

前回の記事までで紹介した。グラフィックボード非搭載のPCにGeforceNowを入れて3Dゲームをプレイした所感についてまとめようと思います。

・待ち時間は結構出てきている。
 導入当初はほぼ待ち時間ゼロでプレイ出来ていましたが、最近は100人以上の待ちがコンスタントに発生しています。
とりあえず、今のところは起動してすぐのプレイはまず無理と思っても良いかと思います。。。
時間に余裕が無いときは順番待ちで終わっていく場合もあるので、プレイする時はある程度時間のある時に他の事をやりながら待つというようなスタイルが望ましいかと思います。

・画質は回線状況に大きく左右されるが・・・
 我が家は1Gbpsの光回線ですが、コンスタントに高画質でプレイするには若干パワー不足というのが正直な印象です。
あと、無線LANで使用している所も安定性を低下させている要因の一つである可能性もあります。
とりあえずプレイするには楽天モバイルのポケットwifiの接続でも出来ないことはありませんでしたが、画質はそれなりでした。

・有限のデータ通信で使用すると通信容量をすぐに使い切ってしまうので注意
 ここはGeforceNowの設定画面でも書かれていますが、通信設定ごとに消費されるデータ通信容量が記載されています。
 その内容によると、最も高い設定で1時間当たり10GB、節約設定でも4GB消費するようです。
格安SIMの3GBプランなどでプレイしようものなら、一瞬で容量を使い切ってしまう事間違いなしです。
使用する場合は、定額制の光回線やポケットwifi、キャリアの使い放題プラン辺りが望ましいところですが、モバイル通信系は1日辺りのデータ通信が一定量を超えると翌日まで通信速度制限される場合もあるので、思いっきりプレイしようとする場合は固定回線が理想的だと思います。

・PC本体のCPU/GPU負荷率はコンスタントに低い
 これはこのサービスの原理上、PC本体で3D描画処理などを行わない関係で、プレイ中のPC本体の負荷率はかなり低く抑えられています。つまり省エネになります。
プレイ前後での発熱も、通常の動画を見た程度にしかならないので、バッテリー寿命や本体の寿命が縮まるようなことは無さそうです。

・回線さえしっかりしていれば低スペックマシンでも充分遊べそう
 ほかの項目でも書きましたが、このサービスの快適度は、どちらかというとマシンスペックではなく回線の通信速度に依存するので最低限動画視聴が快適に行えて、普段の軽作業に支障のない程度のスペックであれば、問題なく遊べるレベルであるという印象です。
 もちろん手持ちのSurfaceGOでも回線状態の良いときは問題なくプレイ出来ています。

スクリーンショット (69).png
↑プレイ中のPC負荷状況をタスクマネージャーで確認。CPU,GPU負荷は低く、wifiの通信量がかなり高い状態になっています。

・待ち時間が惜しい場合は有料プランを・・・
 待ち時間が惜しい場合は有料プランを選択するのもアリかもしれません。
 この辺りは、グラボ搭載のゲーミングPCを買うか、月額料金を払い続けるかの比較になりますが、まともなゲーミングPCを買おうとすると15万円以上の出費は必至ですので、月額に換算すると6年ちょっと分の料金に相当する感じになります。
 回線速度が整っている場合はゲーミングPCを買うより、月額料金をしっかり払って有線接続の特典を受けた方がお得という可能性もあります。(本格的なヘビーユーザーは別ですが)

以上の事より、GeforceNowはライトユーザーであれば、月額料金を払って存分に楽しむことも選択肢としては充分アリなサービスではないかと思います。

2022年06月22日

グラフィックボード非搭載のPCで3Dゲームを楽しむ方法(2)

クラウドゲーミングサービスを使ったロースペックPCでの3Dゲームプレイの方法についての続きです。
まずは GeForceNow のサイトにアクセスし、アカウント登録を行います。
↓GeForceNowのトップページ
スクリーンショット (56).png

下までスクロールしていくと、サインアップするプロバイダーの選択が出てきますが、auにはフリープランが無いので、ここではSoftBankを選択し、ユーザー登録を行います。※ソフトバンクと携帯の契約をしていなくても、ユーザー登録可能です。
スクリーンショット (55).png

ちなみにフリープランと有料プランとでは、サービス内容に制限事項があります。
主な制限事項は以下の通りです。
・連続プレイ時間が1時間限定、時間切れになると一旦アプリを終了し、再起動が必要。
・接続の優先順位が通常なので、混んでいる時は順番待ちが発生する
・NVIDIA RTXによるレイトレーシング機能に非対応(臨場感落ちるが、グラボ非搭載PCであれば関係なし)

ヘビーなゲーマーであれば、何かと支障が出そうな内容ですが、ライトユーザーであれば特に問題ない制限事項ではと思います。
最も気になるのは連続プレイ時間が1時間限定であることです。
バトルロイヤル系のゲームは1マッチのプレイ時間がめったに1時間を超えることが無いとは思いますが、2〜3マッチを連続でやろうとすると途中で時間切れになる可能性がありそうです。

ユーザー登録が完了し、ログインが出来たらアプリのインストールを行います。
マイページにログインすると画面上部にダウンロードのリンクが出てきますので、そこをクリックし、アプリをダウンロードし、インストールします。

download.png

インストールしたらアプリを起動し、手持ちのゲームサービスとアカウントの連携を行います。
まずはアプリのトップページからメニューを出し、設定画面を表示します。
setting.png

アカウントの接続をクリックし、アカウントの接続処理を行います。
connect_account.png
接続のリンクをクリックするとブラウザが起動し、各々のゲームサービスのログイン画面が表示されますので、そこにユーザー名とパスワードを入力し、ログインが成功したらアカウントの連携は成功です。

この設定画面ではその他、画質や通信データサイズなどの設定が可能です。
使っている通信回線の速度が足りない場合はこの設定でデータ通信の負荷を減らすことも可能なようです。

連携処理完了後、アプリのトップページに戻るとゲームの起動リンクが現れますので、そこをクリックし、ゲームを起動します。
GeforceNow_1.png

すると、ゲーム機道の画面に切り替わり、ゲームが始まります。
ただし、混んでいると下のような接続順番待ち画面に切り替わり、しばらく待たされることがあります。
GeforceNow_2.png

待ち時間が終わると通常のゲームの起動画面と同じ画面が立ち上がり、ゲームのプレイが可能となります。
スクリーンショット (54).png
↑ゲームプレイ中の画面。96fps出ているように見えますが、実際は画面のリフレッシュレート以上出てもあまり意味は無いです・・・SurfaceGOだと60fps上限でリミットをかけてもあまり実害は無いと思われます。

回線状態の良いときは非常に快適にプレイできましたが、一旦回線速度が落ちてくると、一気に画像が乱れ、プレイ困難な状況に陥ります・・・
low_spd.png
↑回線状態が悪いときのプレイ画面。
画質が荒く、カクカクになり、プレイ困難な状態です。

ちょっと端折り気味ですが、プレイまでの流れはこのような感じとなります。
次回はプレイした所感などについてまとめてみようと思います。

2022年06月19日

グラフィックボード非搭載のPCで3Dゲームを楽しむ方法(1)

今回はグラフィックボード非搭載のPCで、ゲーミングPCばりに3Dゲームを楽しむ方法を紹介します。

我が家にはゲーミングノートPCがありますが、息子に占領されており、ゲームをする時間がかぶるのでほぼ使えない状況が続いています。
出先でもそこそこの品質でゲームを楽しみたいのでOneMix4プラチナエディションを購入しましたが、まともにプレイするにはそれなりにグラフィックの設定を落とさないといけません。
調子のいいときはフォートナイトで安定的に30fps程度は出るのですが、調子の悪いときは動作が不安定になり、再起動をしてからゲームを起動する必要がある場合もあります。
そんな感じで頑張ってゲームをしていたところ、ネット上でロースペックPCでもゲーミングPCと遜色ない品質でゲームをプレイできるサービスがある事を知りました。
このサービスはクラウドゲーミングサービスというもので、ゲームの処理はクラウド上で行われ、処理の結果の映像データのみがPCに飛んでくるので、クライアント側のPCがロースペックでも安定的に60fps以上の品質でゲームをプレイできるらしいです。しかも料金は無料との事!
(実際は無料プランだと色々と制約があるようですが)

このサービスを使うとローエンドに近いPCでもゲーミングPCと遜色ない品質でプレイできるとの事なので、実際にうちのSurfaceGOにクラウドゲーミングサービスの代表格である、 GeForceNow をインストールし、どの程度快適にプレイできるかを試してみました。
という事で、次回からGeForceNowへの登録方法、プレイした感想などをアップしてみようと思います。

Victory.png

2022年02月27日

ノートパソコンのバッテリー劣化状況を調べる方法

ここ最近、息子に開放しているゲーミングPCに異変が起こっています。
状況としては以下のような感じです。
・いくら充電してもバッテリー残量が100%にならない
・バッテリー残量に対し、持続時間表示が異様に短い
ps42_1.png
↑いくら充電しても95%前後止まりのゲーミングPC

このゲーミングPCは購入後1年ちょっとですが、展示在庫処分品の新古品扱いで格安で入手したもので、展示中にどのような扱いをされていたのかは不明となります。(購入当初は非常に綺麗な状態だったので、ほぼ新品同様と思っていましたが・・・)
もしかしたらバッテリーの劣化が進んでいるかもしれません。
という事で、バッテリーが購入当初に対しどの程度劣化してきているかを調べてみることにしました。

ちなみに、WindowsPCはバッテリーの劣化状態を調べるには特別なツールやソフトは必要ないようで、コマンド一つで調査レポートを自動的に生成してくれる便利なツールが付属している事が分かりました。
今回はそのツールの使い方、レポートの見方について簡単にまとめてみようと思います。

まずはWindowsシステムツールからコマンドプロンプトを起動します。
battery_chk_1.png

そして、以下のコマンドを入力し、エンターキーを押します
powercfg / bateryreport
battery_chk_2.png

すると、ツールが起動し、ユーザーフォルダーの直下にレポートファイルが自動生成されます。
battery_chk_3.png

エクスプローラーを起動し、保存先のフォルダーを開きます。
ここではコマンドを使っていますが、タスクバーのエクスプローラーアイコンから見に行ってもOKです。
battery_chk_4.png

battery_chk_5.png

レポートファイルはhtm形式で保存されていますので、ダブルクリックすると、ブラウザーが起動し、内容を閲覧することが可能です。

↓我が家のゲーミングノートPCのレポート
PS42_report_1.png
レポートを開くと、2段落目に元々設計されていたバッテリー容量と現在のバッテリー容量が表示されます。
見たところ、バッテリー容量は新品当初の半分ちょっとまで劣化していることが分かりました。

レポートファイルを下の方にスクロールしていくと最近のバッテリー使用状況が表示されます。
PS42_report_2.png

さらに下にスクロールしていくと、Battery capacity historyの項目があり、時間の経過ごとにどのようにバッテリーが劣化してきているかが分かります。
見たところ、購入当初から元々の最大容量に対して92%程度しかなかった事が分かりました・・・
おそらく展示品として数か月間動作させた影響がここに表れているのではないかと思われました。

ちなみに、他のPCはどうなっているか気になったので、一通り調べてみました。
↓DELLのノートPC(Inspiron14-7460)
DELL_report_1.png
こちらも新品状態から見ると半分ちょっとまで容量が低下しています。
このパソコンも実は中古購入なのですが、購入当初はしっかりとバッテリー容量があったようです。
DELL_report_2.png

しかし、購入後3年弱あたりでバッテリー容量が低下し始めているようでした。
DELL_report_3.png
購入当初は、自分がメインPCとして、週末にブログ更新用としてたまに使っていたんですが、妻が在宅で仕事を始めた関係で、このパソコンを妻の仕事用として割り当てた辺りからパソコンの使用頻度が上がり、バッテリーも劣化が始まったのではないかと思われます。

あと、自分専用として保有しているSurfaceGO2とOneMix4については、まだバッテリーの劣化は本格的に始まっていないようでした。
SurfaceGO_rep_1.png
↑SurfaceGO2のレポートファイル。当初の最大容量から少ししか減っていません。

OneMix4_rep_1.png
↑OneMix4のレポート。さすがに買ったばかりなので、バッテリーの劣化はまだ始まっていないようです。

このレポート機能を使えばバッテリーがどの程度へたってきているかが一目瞭然なので、バッテリー交換や買い替え時期の目安になるのではないかと思いました。

ちなみに、このレポート機能で表示される情報はメーカーや機種によっては、正しい情報が表示されないことも時々あるようです。
(例:職場のHPのタブレットは元々のバッテリー容量の値が現在のバッテリー容量と同じ値になっていて、時間とともに両方の値が低下しているようなレポート表示になっていました・・・)
劣化の度合いを正確に把握するには、レポートの最初のサマリーよりも、下段の経時変化を確認した方が確実なようです。
あと参考までに、ノートパソコンを使用する際、パソコンを常に電源に接続しっぱなしだと、不必要に充放電を繰り返し、バッテリーの劣化が進みやすいとのことです。
ノートPCの使用後は机に置きっぱなしにせず、電源ケーブルを取り外し、所定の場所に片づけるよう心がければ劣化の速度は多少抑えられるのではないかと思います。

とりあえず我が家のゲーミングノートもDELLのノートも自宅内の使用なので電源につないでいれば問題ないんですが、最近のPCはバッテリーが死ぬと電源に接続しても動かなくなるようなので、もう少し劣化が進行したらバッテリー交換を検討しようと思います。






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2021年10月30日

OneMix4を買ってみた話(実機使用感続き)

OneMix4を購入して約1か月半経過しました。
その後、通勤の友および自宅のゲームマシンとして大活躍中です。

20211010_122055.jpg
20210915_082337.jpg
↑様々な場面で活躍されているOneMix4様


その後、使っていて気付いた点がありましたので、追加レビューします。
・使っているとキーボードは慣れる。
最初は変則配列に戸惑いましたが、慣れると通常の速度でタイピングできるようになりました。
キータッチの取りこぼしも、キーの打ち方を丁寧、強めを意識(感覚としては意識的にキーボードのバチバチ感を味わいながら打つような感じ?)して使っていたところ、それが自分の中でデフォルトになっていき、結果的にほぼ発生しなくなりました。

・電源入らない問題は帯電が原因?
電源スイッチを入れると画面が付かず、そのまま電源が切れてしまう現象が発生し、最初は故障かと思いましたが、置き場所を変えずに使っているとまず発生しない事や、発生するタイミングは通勤カバンから出して使う一発目に集中していることから、カバンの生地との摩擦で本体が帯電しているのではないかと思われます。
ちなみに我が家のデスクトップPCも、電源ユニットの再配線を行った際に同様に帯電してしまい、しばらく電源が入らなかった事があります。
この現象もこれと同様のものなのではないかと思われます。

・自前の充電器を準備する場合は出力と相性問題に注意
付属の純正充電器だけを使っている分には問題ないのですが、外出用などに充電器を買い足す場合は、モノによっては正常に充電できないものが存在するので注意が必要です。
まずPCを使用している状態で充電をしたい場合、少なくとも純正充電器以上の出力(45W以上)を持った充電器を選定しないと、出力不足で充電できない、もしくは充電能力が追い付かず、充電していてもバッテリーが減っていくという問題が発生する可能性が高いです。
また、出力が高くても、充電器自体の相性問題もあるようで、自分が持っているAukey製の45WPD充電器は相性が微妙でした。
発生した現象は下記となります。
・PC使用中は充電が中断再開を繰り返し、まともに充電できず
・電源OFF状態だと普通に充電できる。
・何故かドッキングステーションを間にかますと何の問題もなく充電できる・・・
おそらく充電器とPC本体の間で給電の電力を交渉するチップ同士の相性なのかな?と思うのですが、どの機種が充電できるかが今ひとつわからず、結果的には自前充電器は使わず無難に純正の充電器を使って対応しています。
ちなみに充電用の18WのPD電源を使った場合は、PCの電源ON/OFFにかかわらず充電は出来ませんでした・・・相性なのか出力不足なのかはちょっと不明です。(おそらく両方?)
ついでに言うと、職場のタブレットPCに使用しているPD65WとHP純正のドッキングステーションとの組み合わせだと、ドッキングステーションをかまして充電すると、ドッキングステーションごと認識しなくなり、充電できませんでした。
その代わり、電源を本体直挿し、ドッキングステーションも別ポートに個別で直挿しすると、両方とも正常認識される始末でした・・・ここはまさに相性問題ではないかと思っています。
この辺りは当たり外れが激しそうなので、ネット記事や知人の充電器を借りたりしながら、当たりの充電器を模索するしかなさそうな感じです。
モバイルバッテリーもPD対応であれば原理上は充電可能ですが、上記と同様の問題が発生しますので、選定においては同じく注意が必要ではないかと思われます。

現在ぶち当たっている問題は主に充電器問題ですが、リサーチをしっかり行いながら機器選定を行っていきたいと思います。





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2021年09月20日

OneMix4を購入してみる話(実機レビュー編2)

今回は前回に引き続いて、OneMix4の実機の使用感についてです。
購入後1週間、ひたすら使い倒した結果、感じたことを以下に羅列していこうと思います。

・処理速度は全く文句なし。
→ここはさすがCPUスコア1万点超えのCore-i7搭載だけあって、処理速度は爆速です。
普段の操作でももたつくことは一切なし、3Dグラフィックもチップ内蔵のIrisXeGraphicsが強力なので、GeforceGTXシリーズ等の本格的なグラフィックボードにはかなわないものの、かなりいい動きを見せてくれます。

スクリーンショット (11).png
↑マインクラフト(ノーマル)をプレイしているところ。
ワールド生成時点ではfpsが落ちますが、それ以降はコンスタントに50fps出ていました。そして負荷的にはまだ余力がありそうな雰囲気でした。
もしかしたら50fps上限リミットがかかっている疑惑ありです。

スクリーンショット (3).png
↑マインクラフト(シェーダーMOD入り)をプレイしているところ。
さすがにGPUのパワーが足りず、20fps辺りにとどまっています。
デスクトップのGTX1650であればコンスタントに60fps出るところなので、やはりこの辺りが内蔵グラボの限界かなという感じです。
GPUのベンチマークを見てもこのPCに搭載されているIrisXeGraphics(96EU)は、GTX1650の半分程度の性能なので、順当といえば順当な結果かなという感じです。

20210914_225857.jpg
↑フォートナイトをプレイしているところ。
インストール直後のオートチューニング設定で30fpsリミットの設定が当たったので、そのままプレイしてみました。
結果、初期スポーン時、プレイ開始直後のステージ描画処理の際はコマ落ちが見られましたが、通常のプレイ時はそこそこ滑らかに動作しました。
画質も従来のIntelHDGraphicsの類とは段違いに綺麗に描画できているので、実プレイには十分耐えうるという感じでした。

・高負荷時の発熱は凄い
→さすがにGPUとCPUを全開で酷使する3Dゲームをプレイしたり、Androidエミュレーターを動かしたりすると、チップが発熱し、冷却ファンがキーンという甲高い音を立てて全開で動き出します。
そして、全身アルミボディーなので熱伝導性が良く、発熱はキーボード側にも結構伝わってきてかなり熱くなってしまいます。
温度的には火傷するほどではありませんが、気になるのであれば外付けキーボードもしくはコントローラーを使った方が良いかもしれません。

次に、最大の懸案事項だったキーボードの使い勝手については、やはりそれなりに癖がありましたので、気になった点について以下にまとめてみました。

・ホームポジションが画面中心からやや右にズレる。
普通の使いやすいといわれているノートパソコンは、画面や本体の中心とタイピングのホームポジションの中心が揃っています。しかし、このOneMix4は、画面の中心に対してタイピングする両手のホームポジションの中心線がやや右にズレています。その結果、ホームポジションに手を置いたとき、右手の小指に割り当たるはずのキーが別の位置に配置されているので、タイプしていると、画面に対して少し右寄りに座って、なおかつ右側の1/4が切り落とされたフルサイズキーボードをタイプしているような感覚に陥ります。
数?o程度のズレですが、意外にこの違和感は大きく、文字を打っていると右の小指が結構空振りして非常に変な感じです・・・
20210920_203412.jpg
とはいえ、先回購入したMSIのゲーミングノートも同じようにホームポジションがズレていたので、この問題はOneMix4特有の問題という訳ではなさそうです。
意識的に体の中心をPCから右にズラしてタイピングをする事で50音の文字のタイピングについてはそれほど違和感なく行うことができるようになりました。

・キーピッチが広いのはメリット
OneMix4は標準キーボードに19mmに近い18.5mmのキーピッチを実現しています。
UMPCの小型化のデメリットを最大限に克服しようとするメーカー側の意図が感じられます。
実際に使ってみてもキーピッチが広いので、通常のアルファベットキーを使ったタイピングについてはそこそこ快適であると感じました。
逆にこっちに慣れてしまうと、キーピッチ17mmのSurfaceGOに戻れなくなってしまいそうです。

・記号キーは一応努力の痕跡あり?
アルファベットキー以外のキー配列は正直かなりめちゃくちゃですが、使用頻度の高いカンマ、ピリオド、スラッシュ、ハイフン、アットマークなどのキー配置についてはフルサイズキーボードと同じ位置関係に来るように配置しているようです。
ただし、コロンやセミコロン、鍵括弧キーなどはとんでもない位置に配置されていたり、タブキーはキャップスロックキーと統一、半角キーは通常の1段下に配置されているので、打つときは見ながらという感じになりそうです・・・

・キータッチは好みが分かれるところ
キーボードの質感はそこそこの出来栄えだと思いますが、打鍵感は反発感が強く、タイプの感度も若干鈍めという印象です。
逆にSurfaceGOのタイプカバーは軽快でバチバチと打てる上に、指が半当たりでもきっちりと入力を拾ってくれるので、キーピッチの狭さのデメリットをそこそこ補ってくれていますが、OneMix4のキーボードはボタンの芯をきっちり打ち込まないと空振り判定になってしまうことがあります。
なので、SurfceGOや他の外付けキーボードよりも若干強く確実にタイピングするという事を意識する必要があると感じました。

・がっつりと長文を打つ時は外付けキーボードを・・・
上記のような癖のあるキーボードなので、慣れるまでは結構なストレスがかかります。
無理に短期間で慣れる努力をするのも悪くないですが、自分はキーピッチ19mmの外付けキーボードを持っていますので、長文を打つ時はそっちを使っています。
またドッキングステーションを使うと、外部モニターにもつながりますので、腰を据えて作業する場合は、モニター、キーボード、マウスをつなげ、デスクトップ的な使い方をお勧めします。
20210914_211538.jpg
↑長文を打つ時は、キーボードを逆V字に反らせて外付けキーボードを使っています。
逆反りして本体を立てると、ちょうど冷却ファンの風が顔面に当たる角度になりますので。CPU負荷が上がってくると額に風を感じながらの作業となります・・・

もしくはキーボード面を土台にして逆L字に立てると角度調整もやり易く、設置面も安定する感じです。
↓ドッキングステーションを接続し、有線キーボードと電源を接続したところ。
20211010_122055.jpg
ただしこの方法は机などの平坦な台の上でしか使えません。
凸凹した面に置くとキーボードが押されてしまい、余計な文字が入力されたりします。
キーボードの入力を無効化するには画面を完全に逆反り(タブレットスタイル)にする必要があるようです。

以上が変則配列のキーボードを使った時の感想となります。
出先でのちょっとした、メッセンジャーの送信や数値入力、ネット検索程度のタイピングであれば十分使えますが、長文を打つ時は素直に使いやすいキーボードを接続して使うのが賢明ではないかと思いました。

その他の気になった点については以下の通りです。
・タブレットモードはそこまで利便性を感じない。
ここはWindows10自体、タブレットモードの出来栄えが今一つなので、OneMix4がどうこうという問題ではありませんが、このモデルに特化したところで気になった点は数点ありました。
まず一つ目は、キーボードを逆ぞりさせてタブレット使用する場合は、手動でタッチパッドを無効化して裏返す必要があるという所です。そうしないと手で持っているとき、裏側のタッチパッドが反応してしまい、思い通りに操作できないという問題が発生します。
そしてもう1つは、本体側面に熱風が噴き出す冷却ファンの排気口がありますので、負荷の高いアプリケーションをタブレットモードで使っていると、排気口から熱風が噴き出し、本体を持っている手が熱くなってくるという所も気になったところです。

・通勤電車の座席上での設置安定感は非常に良い
SurfceGOを通勤電車で使う場合、画面側が本体なので、キーボード側で本体を支えることができません。そこで、キックスタンドを展開し、膝の上の鞄に無理やり立てかけて使う必要がありました。もちろん通勤鞄の奥行きはそこまで広くないので、キックスタンドは鞄の縁に半掛かりの状態となり、画面を寝かそうとするとキックスタンドが外れてしまい、下手すると落下してしまう事もありました。
一方、OneMix4はノートPC形状なのでキーボード側が本体となり、自力で画面の角度をキープすることが可能です。その結果、土台の本体を鞄の上にしっかりと固定でき、自由に画面の角度を調整できるので、安定性は劇的に改善しました。
20210915_082337.jpg
↑通勤鞄の上でOneMix4を使っているところ。安定感は抜群ですが、鞄と通気口が密着してしまうので、冷却に支障が出ないかどうかがちょっと心配・・・

・時々電源が入らない現象あり・・・?
電源ボタンを押して本体を起動しようとしたとき、1日に1回程度、BIOS画面が起動せず、そのまま勝手に電源がOFFとなってしまう現象が発生しています。再度電源を入れなおすと問題なく大抵は復旧するので、本体の一時的な帯電が原因かな?と漠然と思っています。(デスクトップPCも帯電すると電源が入らなくなるので)
公式ショップのトラブルシューティングのページにも同様の現象の記載があり、やはり帯電が原因とは書いているのですが、あくまでも中華性というところで、初期的な不良の可能性もありますので念のためメーカーには問い合わせを入れてみました。

全体を通して、OneMix4は非常に高性能で面白味のあるPCであることには間違いないのですが、やはり小型なボディーに様々な機能を詰め込んだ結果、少し癖のある使い勝手であると感じました。
メルカリなどをみていると、使い込む前に短期間で手放す人がちらほら見受けられるのも、実機を触ってみて納得という感じです。(合わない人は合わないと思います)

今後はこのPCの様々な使い勝手を確かめながら、今後の所有パソコンの使い分けを模索していこうと思います。



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2021年09月19日

OneMix4を購入してみる話(実機レビュー編1)

OneMix4を購入し、実機が到着しましたので、開封レビューしてみようと思います。
OneMix4とは中国製のUMPCの最新モデルで、小型ノートPCであるにもかかわらず、やたらとハイスペックな性能を持つという、非常に珍しい部類のノート型PCです。
出先での軽作業から、自宅でのヘビーユースまで幅広く対応できるのが特徴となります。

今回購入するにあたっては、ちょうど期末の3割引きセールをやっていたので、定価よりかなり安い値段で購入することができました。

ネット注文したのが日曜日だったので、翌営業日の月曜日に出荷、火曜日に現品が到着しました。
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↑梱包箱を開封したところ。本体のパッケージとフェルトケース(おまけ)が同梱されていました。

20210914_202136.jpg
↑本体パッケージには、確かにOneMix4プラチナエディションと記載されています。

20210914_202212.jpg
↑パッケージの中に、さらに分厚くてきれいなパッケージの箱が入っていました。
内側はクッション材が入っていて、厳重に包装されていました。

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↑内箱のふたを開けると、保護フィルムに包まれた本体が出現しました。

20210914_202528.jpg
↑同梱品はこん感じでした。本体、マニュアル類、保証書、電源アダプター(PD45W)、ケーブル(Type-C)
多すぎず、少なすぎず、必要充分な同梱品だと思いました。

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↑電源アダプターはType-C×1ポートのもの、ケーブルは少し短めのものが付いています。
 ケーブルは短すぎて机の下のコンセントに届かなかったので、以前SurfceGO用に購入していた、手持ちのPD対応のType-Cケーブルを使うことにしました。

本体を取り出して、SurfaceGOとサイズ比べをしてみました。
フットプリントとしてはSurfaceGOよりも一回り小さい感じです。
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↑実際に開いて並べてみると、ベゼルの太さもあいまって、SurfaceGOのほうがかなり大きく見えます。
逆にOneMix4の方は画面サイズのイメージに加え、更に一段と小さく見えます。

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↑本体左側面には、ThunderBolt対応のType-Cポート2つ、MicroSDカードスロットが配置されています。
こちら側のどちらかのポートに電源ケーブルを挿すことで充電ができるようです。

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↑本体右側面には指紋センサー付き電源ボタン、USB-Cポート、イヤフォンジャック端子が配置されています。ちなみに右側のUSB-Cポートは充電非対応となります。(いわゆる普通のUSBポートというやつです)

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↑本体底面-背面には冷却用の通気口が空いています。
そして底面の隅っこにはCore-i7のロゴが貼り付けられていました。
やはり、処理速度の高いCPUを搭載している関係で、しっかりした冷却構造を設ける必要があるようです。
この辺りが通常のコンパクトPCと異なる点ではないかと思われます。
ちなみにSurfaceGOは発熱量の低い省電力タイプのCPUを搭載しているので、自冷式(冷却ファンなし、排気口もなし)となります。

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↑本体を開いたところ。アルミ削り出しのボディーが高級感を醸し出しています。
ちなみに、OneMix4の画面はグレアタイプなのですが、出先だと電車の外の光や景色などが映り込んで非常に画面が見えにくくなるので、この写真では、ノングレアタイプの保護フィルムを別途購入し、画面に貼た状態で撮影しています。

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↑キーボードは18.5mmピッチで、通常のフルサイズキーボードにかなり近いキーピッチとなっています。
(ちなみにSurfaceGOのタイプカバーは17mmピッチ)
ボタンも大きく、押しやすそうな雰囲気ですが、前評判通り、一部のキー配置がかなり特殊になっています。
タッチパッドは中央に配置され、パッド自体を押し込むことでクリック操作が可能なここ最近のノートPCでは標準的なものが付いています。

20210914_203557.jpg
↑電源を入れると、画面にはOneMixのロゴが表示された後、Windowsが起動します。

20210914_205939.jpg
↑Windowsのセットアップが終わり、Officeを入れているところ、画面のベゼルが非常に狭く、本体一杯に画面が広がっている感じがします。

という感じで、開封レビューは以上かなという感じです。
予想通りのコンパクトさに、第一印象は大満足でした。
次回は実際の使用感についてまとめてみようと思います。




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2021年09月11日

OneMix4を購入してみる話(動機編)

今回は話題のUMPCの最新型であるOneMix4を購入してみる話です。

現在、通勤の友としてSurfaceGO2を目下愛用中なのですが、よりコンパクトで高性能なPCが無いかな〜と日常的にリサーチは続けていました。
一応以前より超小型で高性能なUMPCというジャンルの製品は気になる存在ではあったのですが、あまりに小型化やゲーミング用途を追求しすぎた結果、利便性が著しく犠牲になっており、購入対象となるまでには至りませんでした。
そんな中、ここ最近そのUMPCの系統で非常に適切なバランス感を持った製品がとうとう発売されてしまいました。
それが今回の話題となるOneMix4というモデルとなります。

確かにSurfaceGO2は初代SurfaceGOと比較し、CPUパワーも増強され(LTEモデルのみ)、コンパクトで軽量、画面サイズも10.5インチとそこそこのサイズ、タイプカバーのキータッチ、質感ともに持ち歩き用途のコンパクトPCとしては申し分ない完成度であることには間違いありません。
しかし、処理速度の面では若干もたつく場面があり、使用時にストレスを感じる瞬間が時々ありました。(スタートメニューのアプリのアイコンをクリックしても数秒間アプリケーションが起動しない等)
また、ここ最近ゲーミングノートPCが息子に占領されてしまっているので、自宅でゲームをする際、SurfaceGOでは完全にスペック不足となり、ゲーミング性能の向上に対する要求が自分の中で高まっているという状況もありました。
そんな事情もあり、サイズ、携帯性がそのままでよりゲーミングPC並みの処理速度を持ったパソコンが現れた時点で乗り換えを検討しようという考えは以前から持っていました。

今回、まさにその条件に合致してしまったOneMix4はどのようなスペックなのでしょうか?
どういう点がSurfaceGO2よりも優れて、どういう点がデメリットとなりうるか?
自分の中の考えを整理する意味もこめて、軽くSurfaceGO2とのスペック比較と性能評価(主観入り)を作ってみました。
ちなみにOneMix4にはノーマルエディション(Corei5搭載モデル)とプラチナエディション(Corei7搭載モデル)がありますが、今回はGPU性能が著しく高いプラチナエディションを購入するので、そちらとの比較となります。
OneMix4hikaku.png
比較表を作って眺めたところ、意外な点が以下数項目ありました。
・Surfaceのタイプカバーを考慮すると重量はOneMix4の方が軽い
→SurfaceGO2の本体重量は553gですが、タイプカバーを装着するとその分重たくなるのは当たり前です。
 で、実際にタイプカバーを装着した状態で重量を実測した結果、798gもあることが判明しました。
 Surfaceシリーズは基本的にタイプカバーを装着して使用しますので、実質の重量はそこそこ重たいという事になります。
 つまり、OneMix4に買い換えることで普段の荷物の重さはトータルで軽くなる方向に行くという事になります。(とはいえ、数十グラム程度なので、ほぼ同等とみていいと思います)

・厚みは2mmしか違わない
→これもタイプカバー込みで測った結果となります。
 初見のイメージではOneMix4はSurfaceGO2に比べて断然分厚いと思っていたのですが、実質上2mm程度の差しかありませんでした。(タイプカバーが付いたSurfaceGO2は15mm、OneMix4は17mm)
 現在SurfaceGO2は通勤鞄に入れて持ち歩いていますが、2mm程度の差であれば体感としてはほぼ一緒かなと思いました。
重量、サイズ感としてもう少しかさばる方向に行くかなと思いきや、ちゃんと数値で比較するとあまり差がないことが分かり、ちょっと安心といった所です。
とはいえ、多機能なSurfaceGO2からOneMix4に変えることで失われる機能も存在します。
それについてのは以下のような見解です。
・LTE通信が無くなる
→初期的には楽天モバイルのSIMカードを入れたりしてLTE通信を使った時の使用感を試していましたが、結果的にバッテリーの消耗が早くなるだけであまりメリットがありませんでした。(ポケットWifiもしくはテザリングで充分)、ただし、楽天LINKの認証のためにSMS機能を使っていたので、そこの代替をどうするかが課題となります。今の所手持ちでAndroidスマートフォンが1台空いているのでそれで代用は可能ですが、それを手放した後、どう運用するかが課題となりそうです。

・カメラが無くなる
→SurfaceGO2はタブレット端末という位置づけなので、そこそこの解像度のカメラがフロント、リア2か所に搭載されています。
ところが、OneMix4はカメラは一切搭載されていません。
ただ、SurfaceGOシリーズを購入してから今の所顔認証以外でカメラを多用したことは一度もなく、ここは無くなってもそこまでデメリットは感じないのかなと思いました。
OneMix4は顔認証ではなく指紋認証なので、マスクの着用が日常となったこのご時世ではこっちの方が有利かもしれません。ただし全般的にWindowsタブレットの指紋認証機能は検知性能が悪いので、どの程度のセンサーが積まれているかが問題かなという感じです。
一方、写真の撮影用途としては、スマホのカメラの方が高性能ですし、ここ最近はクラウドサービスも充実しているので、Googleフォトなどを活用すれば利便性はほぼ同等ではないかと思いました。

・キーボードが変則配列になる
→OneMix4はコンパクトサイズながらもキーボードのキーピッチ、サイズは出来る限り大きめに確保しているという設計となります。
その結果、一部のキーボードが正規の位置に配列できなくなり、とんでもない位置に配置されてしまっているようです。ただ、主にタイピングに使用するアルファベットキーやエンターキーなどはちゃんと位置関係を確保しているので、どこまで利便性が落ちるのかは実際使ってみないと分からないというのが正直なところかなと・・・
ここが最も大きな不安要素となります。

そのほかの性能に関してはSurfaceGO2と同等もしくはそれ以上となりますので、心配よりむしろ期待で胸が一杯というところです。

若干高い買い物ですが、Amazonのクーポンなどでちょっとお安くなるみたいですので、現品の到着を楽しみに待とうと思います。





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