2021年06月06日
自宅のゲーミングPCで仮想通貨マイニングをやってみる話(収益回収編2)
今回は、残りの2項目
?Bnicehashの内部ウォレットから仮想通貨取引所のウォレットに送金
?C国内の仮想通貨取引所でビットコインを売却
?D売却によって得られた日本円を銀行口座に出金
についての一例を紹介しようと思います。
まず前回までの操作で、マイニングで得られたビットコインを送金する国内仮想通貨取引所のウォレットが登録されました。
次は?Bの外部ウォレットの送金の手順です。
送金の前提条件は、nicehashの内部ウォレットに0.001BTC以上のマイニング報酬が溜まっていることです。
まずは前回の送金先登録と同じく、nicehashのポータル画面から残高クリック→Withdrawクリックし、送金画面を出します。
すると、送金先登録の時と同じく、引き出し先を選択する画面が出ますので、今度は登録した引き出し先を選択し、引き出したい金額を入力します。
すると、金額に応じて送金手数料が表示され、結果的にそれを差し引いた金額が送金されることになります。
なお、ここに出てくる送金手数料は時期によってかなり変動します。
1BTC(4000円〜6000円)に対して、数円〜数百円の範囲で変動します。
なので、手数料が高いときは送金を見合わせ、数時間後に再度試みるというのも有りだと思います。
実際、前日は100円を超えていた送金手数料が翌日は数円だったという事もしばしばあるようです。
送金処理が完了すると、ブロックチェーンの承認待ちの状態になります。
早いときは数分、遅いときは約1日かかって、自分の取引所の口座に送金されます。
なお、送金処理が開始すると、国内の取引所から送金処理開始の連絡メールがやってきます。
連絡メールを受け取ってから、早い場合は数分、遅い場合は半日程度の時間を置いて、国内の取引所にビットコインが入金されます。
入金されたら、そのままビットコインを保有し続け、長期保有、もしくはその他のコインの取引に使うことも可能です。
自分としてはビットコインの価格は不安定なので、入金後しばらくの間の価格動向を見て、直近で価格が上がっているタイミングを見計らって都度売却し、日本円に換金することにしています。
そこで手順の?Cです。
売却を行う場合は、販売所と取引所という2つの手段がありますが、取引所の方が高値で換金できることが多いので、慣れてきたら取引所での売却をお勧めします(と、ほかのサイトでも言っていました)
売却か完了すると、自分の口座に売却金額分の日本円が入金されます。
ここで、この日本円をここで貯めこんだり、ほかのコインの取引に使用することは可能ですが、自分としては変な誘惑に負けると危ないので、銀行口座に都度出金をしています。
?Dの銀行口座への出金については、取引所によっては手数料が取られます。
(GMOコインは無料です)出金手続きには本人確認などが必要なので、携帯のSMS認証などの手続きが必要となる場合があります。
出金手続きが完了したら、そこから約2営業日後に銀行口座への出金が行われるようです。
という事で、仮想通貨マイニングの開始から収益の回収まで一通り流してみましたが、ここ最近はビットコインに対する様々な抵抗勢力の影響で価格がどんどん下がってきています・・・
やり始めた当時はまだまだ絶好調な時期だったのですが、ここ最近の低迷具合を見る感じだと、収益が出ているうちは続けますが、一応撤退も視野に入れつつがっばろうと思います。
2021年05月30日
自宅のゲーミングPCで仮想通貨マイニングをやってみる話(収益回収編1)
今回は収益回収編です。
nicehashで仮想通貨をマイニングしていくと、nicehashの内部ウォレットに収益が溜まっていきます。
この収益が0.001BTC以上溜まると引き出し(Withdraw)が可能になります。
今のところnicehashから直接日本円を引き出すことはできませんので、この収益を一旦国内の仮想通貨取引所に送金し、そこから日本円を引き出すという流れになります。という事は、nicehashの収益を引き出すためには国内の仮想通貨取引所の口座開設があらかじめ必要という事になります。
という訳で、初回の収益引き出しの手順としては・・・
?@国内の仮想通貨取引所に口座開設
?Anicehashのサイトに国内の仮想通貨取引所の送金先登録
?Bnicehashの内部ウォレットから仮想通貨取引所のウォレットに送金
?C国内の仮想通貨取引所でビットコインを売却
?D売却によって得られた日本円を銀行口座に出金
という流れになります。
?@については、仮想通貨取引所の種類によってやり方が異なりますが、大まかには
・メールアドレス登録
・個人情報入力
・本人確認書類の登録
みたいな流れで、長くても2〜3日で開設は可能です。
なお、取引所によってかかる手数料(取引手数料、送金手数料、銀行振込手数料など)や扱っている仮想通貨の銘柄は異なりますので、自身の好みによって選ぶのが良いと思います。
ネット上で色々見ていると、BitflyerやCoincheckあたりが有名ですが、自分は銀行口座への振込手数料が無料であるGMOコインを選択しました。
?Aについては、口座を開設すると、ウォレットのアドレスが発行されるので、それをnicehashの送金先に登録するという操作です。
ウォレットのアドレスは仮想通貨取引所の画面から取得することが出来ます。
GMOコインであれば以下のような手順です。
・会員ホームページで、暗号資産の入出金を選択
・銘柄ごとに送金先アドレスがありますので、今回はBTC(ビットコイン)を選択
・画面中央に、BTCのウォレットアドレス(QRコード、文字列)が表示される
アドレスを他のサイトに張り付ける際は、表示画面下のコピーボタンをクリックします。
・次にnicehashのホームに行き、残高をクリック
・画面左側のWithdrawをクリック
・送金画面が出てくるので、送金先のプルダウンの中で”Add nwe withdrawal address"を選択し、新規の送金先アドレスを登録
↓送金先アドレス登録画面。上段のフォームに取引所でコピーしたアドレスを貼り付け、下段の入力欄は任意の識別名(取引所名など)を入力し、最下段のチェックボックスをチェックし、VERIFYボタンをクリックします。
ここでアドレスを間違って入力すると、送金の際に収益が丸ごと消失してしまいますので、コピー元の画面をしっかりと照合し、アドレスに間違いない事を確認する必要があります。(チェックボックスの記載内容も同じようなニュアンスですね)
ここまでの手順で、送金先の登録作業は完了です。
長くなってきましたので、実際の送金から日本円の出金の手順(あくまでも1例)は次回の記事で紹介しようと思います。
2021年04月17日
自宅のゲーミングPCで仮想通貨マイニングをやってみる話(準備〜開始まで)
マイニングは依然話したように、マイニング報酬-それにかかった電気代=利益となります。
簡易的に自分の環境が利益を生み出せるものかどうかを確認するには、nicehashというマイニングソフトを提供しているサイトのトップページで確認ができます。
nicehashの公式サイト
ここでCHECKYOURPROFILESをクリックすると、収益を簡易計算してくれるページに飛びます。
収益計算のページに飛ぶと、環境を自動検出するか、手入力するかを選ぶことが出来ます。
今回は色々なケースを計算したかったので手入力を選択しました。
入力画面が表示されるたら、自分の持っているグラフィックボードの型名と通貨単位(JPY)、電気代の単価(円/kWh)を入力し、CALCULATEボタンを押します。
電気代は少し高め(条件厳しめ)に見たかったので26円/kWhとしました。
結果、自分の持っているグラフィックボードだと、多少ながらも利益が出ることが分かりました。
という事で、マイニングをやる意味ありなので、ソフトのインストールを行いました。
マイニングのソフトは同じページから、GET STARTEDのリンクをクリックし、アカウント作成、ソフトのインストールという順番で行うことが出来ました。
↓アカウント作成画面
アカウントが作成できれば、あとはnicehah minerというソフトをダウンロードすればマイニングを開始することが可能です。
ただ、ここで注意なのが、このマイニングソフトはセキュリティーソフトにかなりの高確率でブロックされてしまうというころです。
ダウンロード、インストールを行う際は、セキュリティーソフトを一旦無効化、もしくは特例措置でブロックを解除する必要があります。
また、マイニングを開始する際も、セキュリティーソフトに引っ掛かり、強制終了される場合も多々見受けられるので、リアルタイムスキャン等の機能は切っておく必要があります。
セキュリティーソフトの対応さえすれば、あとはマイニングソフトを起動してワンタッチでマイニングが開始することが出来ます。
↑実際にPCでマイニングしているところ。
画面上ではCPUマイニングも有効になっていますが、相当効率のいいCPUでなければ赤字になるので、無効にしておく方が良さそうです。
これでマイニングの報酬を受け取る準備はできましたが、このままでは電気代の計算ができません。
一般的には液晶の電力メーター付きのコンセントを使ったりするんですが、場所を取るので今回はクラウドに接続し、リモート監視できるスマートコンセントなるものを購入し、取り付けてみました。
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↑スマートプラグ
出先でもスマホのアプリで電力の監視が可能になります。
あとは当分放置し、どの程度収益が溜まっていくかを観察していこうかなと思います。
ちなみに手持ちのgtx1650では、サイトでは120円と出ていましたが、実際の日当たりの収益は電気代を引く前で100円あるかないかという程度でした・・・
ちなみにこのnicehashでは、現状は報酬を0.001BTCまで貯めないとお金を引き出せないらしいです。
つまり日本円に換算すると6000円以上貯めないと収益を受け取れないという事になります。
という事は、GTX1650では収益を最初に受け取るまでに約60日弱ほどかかる計算になります・・・
そして仮に6000円貯めた場合、半額くらいは電気代なので、一回の引き出しで得られる利益は3000円-手数料という感じになりますので、かなり地道なお小遣い稼ぎになるかな〜という感じでした。
さすがにこれは地道すぎるので、GTX1650の前に使っていたGTX1050tiを引っ張り出して、2枚挿しにして頑張ろうかなと思います。
ちなみに2枚挿しにした場合、日当たりの報酬は200円/日くらいになりますので、約1か月ちょっとでなんとか6000円たまる計算です。月ごとに報酬と電気代を清算していくにはこの辺りがギリギリかなという感じです。
もし、これらのグラボを新調してマイニングを始めようとして場合、初期投資が乗っかりますので、投資回収までにそれなりの期間がかかります。
グラボが安かった時期であれば、GTX1050ti、1650ともに1万5千円程度だったと思いますので、もし今の環境を1から構築した場合、初期投資は3万円→回収は約10か月という計算になります。なので、実際にトータルで利益が出るのはそれ以降という事になりますので、それを考えると安いグラボをマイニング目的でわざわざ買うのはちょっと不毛な気がします。
もちろんゲームなどの目的があって購入し、その合間という考え方ならば十分アリとは思いますが・・・
ちなみに我が家のスリムタイプのデスクトップPCにグラボを2枚挿しすると、グラボの放熱が間に合わず、温度が95度付近まで上昇してしまいました。
このままだとグラボが燃えて壊れてしまいますし、下手すると火事になってしまいますので、パソコンのカバーを外し、中身むき出しでマイニングする羽目になりました。。。
↓2枚挿し状態でマイニング継続している状態。
ここまでやって月3000円のお小遣いが欲しいのか?という疑問も若干感じたりしてしまいますが、パソコンが壊れない程度に頑張ってみようと思います。
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2021年04月11日
自宅のゲーミングPCで仮想通貨マイニングをやってみる話(動機編)
一昔は仮想通貨の価値が暴落し、マイニングは割に合わないというのが通説でしたが、ここ数か月の仮想通貨の価格高騰により、多少スペックの低いPCでもマイニングで利益が出るという話を聞きました。
ここでスペックの低いPCというのはロースペックのGPUを搭載したパソコンという意味なので、通常のグラボ非搭載のPCは対象外です。
いわゆるゲーミング用途として利用可能なPCをマイニングに転用することで少しばかり利益を出すことができるという事です。
ちなみにマイニングというのは、仮想通貨の暗号化された取引情報の処理に自分のPCの処理能力を貸す代わりに報酬をもらうという行為の事らしいです。そして、マイニングの暗号化の処理にはCPUよりもGPU(グラフィックボード)の方が適しており、よりハイスペックなGPUを搭載したPCであればあるほど有利に報酬を受け取ることが出来るらしいです。
ちなみにCPUでもマイニングは可能ですが、電力消費(電気代)に対して報酬額が小さくなるらしく、やればやるほど赤字になる事が殆どだそうです。あと、旧型のグラフィックボードも処理効率が悪くCPUマイニングと同じことが起こるらしいので、報酬をもらったと喜んいたら、実は電気代で損をしていたという事態に陥りかねないのでそこは要注意です。
ところで、我が家にはゲーミング用途としてグラフィックボードを搭載したパソコンが2台あります。
1台は数年前にGTX1650を増設したマウスコンピューター製のデスクトップPC、そしてもう1台はGTX1050を搭載したMSIのゲーミングノートPCです。
どちらも搭載しているのはローエンドクラスのGPUなので、そこまで報酬は期待できませんが、マイニングアプリケーションの公式サイトで報酬金額を確認したところ、とりあえず赤字にはならなさそうな感じでした。
ここ最近我が家のゲーミングPCは電源も入らず放置されていることが多いので(仕事やプライベートが忙しくてゲームしている暇がない・・・)ここは隙間時間にしっかりとお金を稼いでもらおうという事で、勉強がてらプチマイニングをやってみることにしました。
ちなみに、ここ最近はマイニングブームのせいでグラフィックボードの需要が高くなり、近所のPCショップでは軒並み品切れ、ネットショップは顧客の足元を見て価格を吊り上げて売っています。(適正価格から+3〜5万円くらいが平均的な感じです)非常に悲しい限りですが、供給が間に合うまではこの状況が続くような気がします・・・
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あまり大枚をはたいて割高なグラボを購入し、挙句マイニングの途中で仮想通貨の価値が暴落すると目も当てられませんので、今回は現状のゲーミング用途のついでという位置づけで、過剰投資にならない程度でマイニングを行いたいと思っています。(自宅にマイニング工場を構築してガチで稼ぐ人も居るみたいですが、自分はそれが本業ではありませんし、所得税の問題もありますのでそこまでは出来ませんでした。)もちろん良心的な店舗で運よく安価にグラボを手に入れることが出来るのであれば良いグラボを購入したいとは思いますが、なかなかそれも難しそうな感じです。
とりあえず次回からはマイニングにかかわる準備、そして収益の管理に使用した機器類や手段について自分なりに考えたことを書いていければと思います。
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2020年12月31日
満を持してSurfaceGO2購入!(実機使用感など)
今回は実際に実機を使った時の使用感や感想について書いていこうと思います。
というわけで、SurfaceGO2を使って感じた内容についていくつか絞って書いてみます。
1.初代のSuradaceGOと周辺機器アクセサリー類がすべて流用できるのは大きなメリット
ここに互換性がないとせっかく買い集めたアクセサリー類が無駄になってしまい、二重投資となってしまいまい、数万円余計にお金がかかってしまいますので、ここはかなり大きいと思います。
実際には専用タイプカバー(初代と2代目両方とも専用タイプカバーが発売されているようですが、ファンクションキーの配列が微妙に違うだけだそうです)、Tyoe-Cのドッキングステーションなどはそのまま使えていますので、非常に助かっています。
2.やはりCPUパワーアップの効果は絶大
CPUがPentiumGold4415Y→Core-m3となり、CPUスコアは約1.8倍という触れ込みでした。
実際に使用して、確かに体感速度は格段に向上しました。
↓手持ちのモバイルPCの性能比較グラフ。
グラフで見てわかるように、CPUの処理速度はゲーミングのCorei7の半分程度ですが、初代SurfaceGOからは格段に上がっています。
OSの起動速度、アプリの起動速度、ブラウジングの画面表示速度、画像ファイルの開く速度、Androidエミュレータの動作速度いずれも初代SurfaceGOでは若干もたついて結構なストレスを感じていました。
ブラウジングの表示速度については、外出先でよくBluetoothテザリングを使ってネット接続をしていたのですが、Bluetoothテザリングの通信速度がネックで遅いと思っていたので、そこまで改善しないだろうと思っていました。ところが、意外にもここが最も改善されていました。
どうやら出先のブラウジングの処理の重さについては、回線の通信速度よりもPC自体の処理速度がネックになっていたようです。
ちなみにテザリングといえば一般的にWi-Fiテザリングが主流ですが、iPhoneでWi-Fiテザリングをしようとすると、毎回いちいちiPhoneを取り出して設定アプリの中のインターネット共有の画面を開く必要があるのと、Wi-fiのアクセスポイントの認識に若干の待ちがあるというちょっと面倒なデメリットがあり、自分的には扱いが楽なBluetoothを愛用しているという事情があります。
Bluetoothのテザリングによるメリットは、
・あらかじめPCとiPhoneをペアリングできていたらPCのデスクトップのショートカットからワンタッチで接続、切断できて操作が楽
・Bluetoothという通信方式自体が省電力に優れているので、スマホのバッテリー消費が抑えられる
等が挙げられます。ちょっとしたメールチェックやネットサーフィンであればこっちを使った方が操作は断然楽で、しかも省エネです。
ただし、通信速度はWi-Fiテザリングより大幅に落ちるので重い動画を見たり、ネットゲームをする際は面倒くさがらずWi-Fiテザリングを使用した方が良いかなと思います。
AndroidエミュレーターはもともとVirtualBoxという仮想マシンの上で動作するアプリなので、そもそもOSのエミュレーション自体でCPUパワーを結構消費するという問題があります。
初代のSurfaceGOではやはりCPUパワーが不足気味で、動作がかなりモッサリしてしまい、エミュレータ上でAndroidアプリのアップデートが走り出すと、タップやクリックの操作に反応するまで10秒近くかかってしまうという状態でした。SurfaceGO2ではCPUパワーが格段に上がっているおかげで、この動作遅延はかなり解消されました。
↓Androidエミュレータで楽天市場アプリを起動しているところ
3.GPU性能は横ばいだが・・・
ここについては、CPUに搭載しているオンボードのグラフィックチップが変わっていませんので(両方ともIntelUHDグラフィックス615)、GPU単体の性能としては横ばいです。
もともとSurfaceGoは3Dゲーム等、重たいグラフィックを使う用途のPCではありませんので、ここはやむなしかなと思います。
ただし、CPUパワーが上がった分、表示前の演算処理の速度は向上しているので、グラフィックの軽いゲームではCPUパワーが上がった分だけパフォーマンスは改善傾向にありそうです。
↓マインクラフトをプレイしているところ。
初代SurfaceGOでは頑張っても20fps程度でしたが、SurfaceGO2では40fpsまで改善しています。
という事で、今のところSurfaceGO2は当初の期待以上の活躍を見せてくれています。
高い買い物で、少し躊躇はしましたが、結果的には良い買い物だったと思いました。
来年に向けてより一層快適な通勤ライフを構築できるよう、より良いSurfaceGO2の活用ネタを開拓していこうと思います。
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2020年12月29日
満を持してSurfaceGO2購入!(実機購入編)
今回は購入〜実機の使用感まで書こうと思います。
まずおさらいとしてSurfaceGO2と初代SurfaceGOのスペックの比較をしてみようと思います。
とは言っても、もうすでに発売してから時間がたっているので、この辺の情報はあちこちのサイトで紹介しているものと変わり映えはありません・・・
まずは初代SurfaceGOです。
スペックについては実機購入の時にまとめたのですが、念のためおさらいです。
CPU:Pentium Gold 4415Y(CPUスコア:1625)
ディスプレイ:10インチ 1,800 x 1,200ピクセル
重量:約522g
サイズ:245 mmx 175 mmx 8.3mm
メモリー:8GB
ストレージ:128GB SSD
カメラ:背面800万画素、フロント500万画素
外部記憶装置:MicroSDカードスロット
インターフェース:USB-TypeC×1、イヤホンジャック×1、Surface Connect(充電用端子)×1、Bluetooth4.0
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
OS:Windows10s→Sモード解除し、Windows10Homeに変更可能。
次に今回購入したSurfaceGO2のスペックです
CPU: Core-m3 8100Y(CPUスコア:2898)
ディスプレイ: 10.5インチ 1,920 x 1,280ピクセル
重量: 約553g
サイズ:245 mmx 175 mmx 8.3mm
メモリー:8GB
ストレージ:128GB SSD
カメラ:背面800万画素、フロント500万画素
外部記憶装置:MicroSDカードスロット
インターフェース:USB-TypeC×1、イヤホンジャック×1、Surface Connect(充電用端子)×1、 Bluetooth5.0
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ ax
モバイル通信: SIMフリーモデル(nano-SIM、eSIM対応)
OS:Windows10s→Sモード解除し、Windows10Homeに変更可能。
SurfaceGO2のスペックの中で向上している項目を太文字下線で示してみたところ、CPUパワーが大幅に上がっているところ以外でも画面サイズや解像度、インターフェース系も細々とグレードアップしているのが分かります。
そしてSIMによるLTE通信機能も追加されています(LTEAdvancedモデルなので)
基本的にはスマホのテザリングで使っていく予定ですが、単体でもモバイル通信ができるハードウェアになったのはちょっと嬉しいかもしれません。機会があれば実験的に何らかのSIMを入れて使ってみようかなと思います。
ネット通販で発注し、翌日には現物が届きました。
中古品なのでまだ以前のMSIのような簡易包装かなと思いきや、今回は正式なパッケージで届きました(もちろん中古ですが)
箱を開けると、SurfaceGO2の本体、SIMカード抜き工具、電源アダプターが同梱されていました。
中古品なので、MicrosoftOffice2019Home&Businessは付属せず、代わりにWPSOfficeのライセンスキーが同梱されていました。
WPSOfficeはMicrosoftOffice互換のソフトウェアで、本家のMicrosoftOfficeとほぼ同じことが出来る上、とても安価という特徴があります。ちょっとしたワープロや計算シート、資料作り等の作業であればこれでも充分用をなすと思いますが、ExcelVBA等を使ったの凝ったシステムを作ろうとした場合は互換性の問題が発生するとの噂もあるので、業務用のシステム構築まで行う場合はちょっと厳しいのかもしれません。
本体側面には向かって右側にSurfaceConnectポート(主に電源用)、USC-TypeCポート、イヤフォンジャック端子が配置されています。
ここについては初代SurfaceGOと同じでした。
そして左側にはSIMトレイが配置されていました。
電源を切った状態で新旧2台を並べてみましたが、外観上は寸法が同一だけあって、一見ほぼ一緒に見えます。
ただし、電源を入れて画面表示を行うと、やはり画面サイズが一回り大きくなっているのが分かります。
↑ソフトのインストール、データ移行をしているところ。タイプカバーと外付けキーボード、モバイルマウスをフル活用して2台同時操作しながら作業しました。
さて、長くなってきたので、今回はここまでとし、次回は実機を使用しての改善点等について書いてみようと思います。
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2020年12月27日
満を持してSurfaceGO2購入!(動機編)
そもそも当時の自分が要求しているスペックはゲーミングPCに分類されると分析し、ゲーミングノートPCを購入したりしていましたが、やはり通勤の友はSurfaceGOを使用し続けていましたし、ブログのアップやちょっとした調べもの等の軽作業は扱いの手軽さから、こちらについても、やはりSurfaceGOを使用し続けてきました。
もちろん腰を据えて動画編集をしたり、3Dグラフィックを多用するゲームするときはゲーミングノートを引っ張り出して使っていましたが、自分の中で両PCの明確な用途の棲み分けが出来ていることに気づき始めてきました。
そして、ここ最近SurfaceGOを使っていて常々感じるのは、やはり「動作が重い」でした。
欲張っていろんなアプリを入れているせいなのか、アップデートが頻繁に走っているせいか、はたまたウィルスバスターの余分なサービスがCPUパワーを食っているのかは分かりませんが、動作の軽快さにおいて、徐々に不満が溜まってきていた今日この頃でした。
この不満については、おそらくゲーミングノートを購入してしまい、ハイエンドクラスのPCの処理速度に慣れてしまったというのも要因の一つではと思います。
そんなこんなで、モヤモヤしながら毎日を過ごしつつ、ネット通販のサイトをうろついていたところ、なんとSurfaceGO2の上位モデル(LTE、Core-m3搭載モデル)が中古で格安で販売されているところを発見してしまいました。しかも商品の状態はAランク!
これは運命に違いないと思い、若干の躊躇は覚えながらも購入ボタンをポチっとしてしまいました・・・
ちなみに、これらのタブレットPC(Surfaceシリーズ)を中古で購入する際の注意点としては、メーカーの修理保証が一切受けられないという事だそうです。(家電量販店の店員さん情報)
つまり、うっかり壊してもメーカーは対応しれくれないので、自力で修理するか買い替えるしかないらしいです。
若干のリスクを感じるところですが、まあその辺りも値段に織り込み済みなんだろなと自己納得しての購入です。
もし保障云々でやっぱり怖いという人は、できるだけ安い新品を探して購入という形をとった方が良いのかもしれません。
何はともあれ、SurfaceGO2の上位モデルは初代モデルに比べてCPUの処理速度は1.8倍程度という前評判もあり、結構なパフォーマンスの改善が期待できます。
とはいえ、これはあくまでもCPUのスコア値で、という事なので体感速度的にはどの程度上がるかは不明です。
次回からは初代モデルに比べどこがどう改善したかについてまとめて行こうかなと思います。
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2020年11月08日
SurfaceGoでPUBGLiteをプレイする(導入、所感編)
今回は動作環境の確認と導入後のプレイ所感についてまとめてみようと思います。
まず、PUBGLiteの動作環境について確認してみようと思います。
まず必要動作環境はというと・・・
OS:Windows7,8,10 64bit
→上記から分かるように32bit版のWindowsでは動かないとの事です。
ここ最近はほぼすべてのWindowsPCに64bit版OSが入っていますが、一部のローエンド端末には32bit版のWindowsが入っているので注意です。ちなみにSurfaceGOは64bit版のWindows10なので問題ないかと思います。
CPU:Corei3(2.4GHz) (推奨:Corei5 2.8GHz)
→うちのSurfaceGOはPentiumGold4415Y(1.6GHz)なので、CPUのグレード、クロック周波数的には必要動作環境に未達という事になります・・・
ただ、最近のCPUはグレードが細分化されており、Corei3といっても世代やグレードによってピンキリです。
CPUスコアの比較サイト を調べても、グレードによってはCorei3の2.4GHzであってもPentiumGold4415Y以下の処理能力のCPUも存在するようなので、ここは無視する事にしました。(そうしないと話も進まないので)
GPU:IntelHDGraphics4000(推奨:NVIDIA GeForceGTX660/AMD Radeon HD7870)
→HDGraphics4000は相当古いオンボードGPUです。SurfaceGOはIntelHDGraphics615ですが、ベンチマーク的にはHDGraphics4000の1.5倍程度の性能を持っていますので、ここは問題なくクリアです。
メモリー:4GB(推奨8GB)
→うちのSurfaceGOは8GBなので、ここもクリアです。
HDD容量:4GB
→ストレージが128GBしかないSurfaceGOにとってはありがたい軽量設計です。
とまあ、見た感じ何とかなるんじゃないかな?という感じです。
ちなみにゲームのインストールプログラムは PUBGLiteの公式サイトか らダウンロードできます。
インストールするとランチャーが起動し、アカウント登録画面が出てくるので、個人情報を入力しアカウント作成を行います。
作成したアカウントでログインし、ゲームを起動するとタイトル画面が表示され、ロビー画面出てきます。
↓実際のロビーの画面。表示し始めはカク付きますが、しばらくすると安定して動きます。
そしてマッチに参加し、プレイしている画面がこんな感じです。
↓普段の状態。解像度は何とか保っていますが、FPSが30〜60をフラフラしています。
起動時にPCの処理速度を測定し、ゲーム側が自動的に最適と思われる設定が適用されるのですが、SurfaceGOではほとんどの項目が最低の設定でした。
設定でフレームレート(FPS)と解像度(可変%)を表示してプレイしましたが、解像度は動作の重い局面では50%まで低下し、フレームレートは普段は30〜60くらいですが、重くなると20くらいまで低下します。
↑解像度とFPSが最も低下した状態。画面もギザギザで動きもカクカクでした・・・
バッテリーは2〜3マッチした後の残量が35%くらいでした。
動作、バッテリーともに何とか出先でのプレイには耐えられそうです。
という訳で、SurfaceGOでのPUBGLiteのプレイは快適というには程遠いですが、何とかプレイ自体は可能というレベルかなと思います。
これ以上の快適性を求めるのであれば、ゲーミング用のコンパクトPCが出ているようなので、そっちを試すのも良いかもしれません。
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上記のようなコンパクトゲーミングPCは手のひらサイズなのにも関わらずハイスペックでかなりメーカーのこだわりが強く、面白そうな一品です。
経済的に余力が出てくれば一度買ってみたいところですが、当面はSurfaceGOで頑張ろうと思います。
SurfaceGoでPUBGLiteをプレイする(動機編)
自宅ではAndroidタブレットをサブディスプレイ化することで画面の小ささというデメリットを克服する事で軽作業であればほぼメインマシンとして日々活用しています。
そんなSurfaceGOで、今回はPUBGLiteをインストールし、その使用感をレビューしようと思います。
PUBGLiteは文字どおり本家のPUBGの軽量版です。
ジャンルとしてはいわゆる銃撃戦闘ゲームです。100名のプレイヤーがマップ上で武器を駆使してサバイバルするというなかなかガチな仕様となっています。
同じジャンルとしてはフォートナイト等がありますが、フォートナイトに比べると武器の種類も多く、拾った武器にパーツを追加していく(カスタマイズする)事でより戦闘に有利な武器に仕上げていくという楽しみもあります。ただ、表現が若干生々しいのでどちらかというと大人向けのゲームという印象です。
本家のPUBGは有料で、そこそこのスペックのゲーミングPCじゃないと厳しいですが、Lite版は無料で、グラボを積まないPCでも動作可能との事です。
SurfaceGOにPUBGLiteを入れる事で、通勤時間はより充実したリフレッシュタイムになる事間違いなしです。
ちなみにPUBGはスマホでもプレイ可能です(PUBGMobileがあるので)が、スマホは画面が小さく目も疲れるし、肩も凝ります。
じゃあ画面の大きいタブレットを使えば?という突っ込みもあるかと思いますが、PUBGMobileはタッチスクリーンに配置された仮想ボタンを操作する仕様なので、操作感で行くとやはりPC版には劣り、プレイして若干のストレスを感じてしまいます(なまじPC版で慣れているから)。
とはいえ、SurfaceGOはいわゆるローエンド/ローレンジクラスの処理速度しかありませんので、快適に動作できるかどうかはかなり微妙です。
どの程度のパフォーマンスを発揮してくれるか?
そしてどの程度バッテリーが持ちこたえるか、次回でレビューしようと思います。
2020年10月24日
HDD搭載PCをSSD換装する話(ASUS VivoBook X540LA)分解作業編
前回の記事 では改造に至った経緯をグダグダと書いてみましたが、今回は実際に改造した記録をアップしようと思います。
↑今だけ話題のHDD搭載激遅PCASUS VivoBook X540LA
ノートパソコンの分解の手始めとしては、本体裏面のネジをすべて外します。
↑裏面のネジは10か所ありました。
他の機種ではシールの裏とか、ゴム足の裏にネジが隠れてたりしている物ですが、今回のPCは見えている部分のネジが全てでした。この点に関しては比較的やりやすいと感じでました。
我が家のMSIのノートPCはネジ穴の一つがシールで塞がれており、それを外すと保証対象外になってしまうという非常に危険なトラップが仕込まれているので、うっかり分解等が出来ないようになっています。
↑ネジをすべて外したところです。穴の部位によってネジの長さが異なるので、位置関係は忘れないようにしないといけません。
ネジをすべて外したら、PCをひっくり返してディスプレイを開き、キーボート取り付け面の上蓋の隙間に工具をねじ込み、キーボード付きのカバーを無理やりこじ開けていきます。
ここ最近のノートPCの流行りなのか知りませんが、上蓋は樹脂の爪で止まっていますので、若干力業で蓋を引き剥がさなくてはいけません。
工具を滑らしてはネジってバキッ、ねじってはバキッみたいな感じです。
結構派手な音がしますので、少し恐る恐るな感じで蓋を取り外していきます。
蓋を外すと、キーボードとマザーボードの間がフラットケーブルで接続されていますので、コネクタの爪を持ち上げて1本ずつ外していきます。
キーボードが外れると、PCの中身が出現します。
左奥にバッテリー、右奥に光学ドライブ、中央にスピーカーとCPUファン、そして交換対象のハードディスクドライブは右下の部分に装着されていました。
早速取り外しにかかります。
なんと、ハードディスクのブラケットはPC本体側とネジ一本で固定されているだけでした・・・
まあ、やりやすいので良いんですけどね。
一応コネクタの上部には保護テープが貼られていたので、剥がしてコネクタを引き抜く方向にディスクをスライドしたところ、ハードディスクを取り外すことが出来ました。
取り付けブラケットとハードディスク本体は側面のネジ4本で組付けられていましたので、ネジを外して
SSDと交換します。
ブラケットにSSDを取り付けたら元通りSATAコネクタを差し込み、ブラケットをPC本体にねじ止めしました。
これで換装は完了です。
あと逆の手順でキーボードのケーブルを取り付け、カバーをバキバキとはめ込んで本体裏面のネジを元通りに締め直しました。
組み立て完了後、電源を入れて動作確認したところ、正常にWindowsが起動したので、換装は成功です。
そして、予想通り処理速度は飛躍的に向上しました。
タスクマネージャーで確認したところ、改造後の処理のボトルネックはストレージからCPUに移ったようでした。
とりあえずこれで少なくともアップデートやソフトの起動で数時間操作不能という事態は免れそうな雰囲気です。
2年間のハンデを解消しようやく本領発揮できるようになったこのPC、これからの活躍に期待です。
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