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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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2020年10月18日

HDD搭載PCをSSD換装する話(ASUS VivoBook X540LA)動機編

ここ最近出回っているPCは、それなりのスペックを選ぶと大体のモデルはSSDを搭載しているようになってきていますが、一昔はまだSSDが高価だったので、SSD搭載モデルは上位モデルに限定されていました。
で、ここ最近のOSの肥大化(これは今に始まったことではありませんが)による、HDDのアクセス速度では実使用上のストレスがあまりにも酷く、OSの起動、アプリケーションの起動、OSのアップデートの度に膨大な待ち時間が発生してしまうのが現状です。
今回は数年前にうっかり選定してしまったHDD搭載ノートPCをSSDに換装したので、その記録(主にPCの分解方法等)について書いていこうと思います。

ちなみに今回の改造対象となるノートPCの詳細スペックは下記となります。
メーカー:ASUS
型名:VivoBook X540LA
320210_m.jpg
CPU:第4世代 インテル Core i3 4005U(Haswell)1.7GHz/2コア
CPUスコア:1662
画面サイズ:15.6インチ
画面解像度:1366×768(WXGA)
メモリー:4GB
ストレージ:HDD 500GB
光学ドライブ:DVD±R/RW/RAM/RDL
ビデオチップ:IntelHDGraphics4400
インターフェース:HDMI、VGA、USB3.0/2.0、USB3.0-TypeC、SDカードスロット、有線LAN、無線LAN
OS:Windows10Home64bit

これを選ぶにあたって考えた基準は以下の通りです。
・安いこと(当時の実勢価格で5〜6万円)
・オールインワンタイプである事(SDカードスロットや光学ドライブも欲しい)
・ストレージが大容量である事(ホームビデオの動画データ、スマホの写真、バックアップを保存するため)
・CPUはCore-i3以上であること(簡単な画像や動画の編集くらいはやりたいとの事だったので)
・メモリーは4GB以上(2GBだと格安だが、すぐにスワップが発生し、動作に支障が出る。ただ、ゲームはしないので8GBは不要という観点で、最低限度は4GBと判断しました)

という基準で検索したところ、このASUSのPCがそこそこ条件に合致したので購入しました。
しかし、購入して実際に実機を設定していると、Core-i3搭載で、CPUのスコア的にはSurfaceGO初代モデルと同等程度なので、軽作業用途としては充分な性能を持っていると思いきや、ストレージのHDDが常に100%負荷になってしまい思うように動作できていない印象を受けました。
結果、初回起動はWIndowsのアップデートで1時間以上操作不能(アップデートが1時間続くのはそんなに珍しく無いのですが、そこにすべてのリソースを消費され操作不能というのはちょっとアレかと・・・)。それ以降も複数のアプリケーションを起動するとすぐにHDDがウルトラビジー状態となり操作不能と、明らかに実使用上支障が出てしまうレベルの遅さを発揮してくれていました。
ここ最近もスマホのバックアップをしようとしたところ、例のごとくアップデート地獄が始まり結局実際にバックアップが開始できたのは起動してから3時間後という何とも悲惨な状況だったので、さすがにしびれを切らし、今回のSSD換装に踏み切ったという経緯となります。

作業としては前回の ネットブック活用編 でお話ししたのと同じ方法なのであまり詳しくは書きませんが、今回は現物の分解作業がポイントだったので、そちらにフォーカスを当てて書いてみようと思います。

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2020年10月15日

小学生向けにゲーミングノートPCを選定する(実機レビュー編)

小学生向けにゲーミングノートPCを選定する話の3回目です。
今回は前回記事で絞り込んだ実機をレビューしようと思います。

J0000033413.jpg
↑話題のゲーミングノートPC、DELL-G3シリーズ

まず購入に置いての注意事項として1つ、このPCの最安価格(10万以下)はDELL直販ページで公開されている週末購入クーポン適用後の値段となります。うっかりクーポンを適用せずにポチってしまうと税込みで10万超えの金額が出てくるので、要注意です。

という事に途中で気づいたので、慌ててサイトに入り直して購入手続きをしました。
すると納期が1か月後と表示されてしまい、またまたビックリでした(9月末の注文で10/30納入とかいう感じです)結果的に購入数ル本人が待つという事なので手続きをしましたが、この納期設定はちょっとあり得ないかなと・・・
ちなみに実際は10日前後で現品が到着しました・・・(嘘ばっかりやん)

とまあ、前置きはこのくらいにして、実機の外観レビューから入ろうと思います。

まず納入形態ですが、DELLのロゴ入りの何の変哲もない小汚い段ボール箱でやってきます。
IMG_1715.jpg
↑飾り気のない段ボールパッケージ(業務用か?)
マイクロソフトのサーフェスやSONYのXperiaタブレット、そしてマウスコンピューターのWindowsタブレットなど、今まで購入したPC類は大体現物の外観があしらわれ、スタイリッシュな派手派手パッケージでやってくるのですが、DELLのPCは違いました。
メーカー側のコストカットへのあくなき執着が見て取れた瞬間でした。。。
まあ、確かにパッケージなんて買ったらすぐ捨てるんですけどね。

という事で段ボールを開けると、パルプモールドの緩衝材によって固定されたPC本体が登場してきました。
IMG_1714.jpg

本体はこんな感じで、白いクッション材の袋で梱包された状態で入っていました。
IMG_1716.jpg

付属品は、AC電源アダプターと電源コンセントケーブル、そして取扱説明書でした。
IMG_1712.jpg
↑電源アダプターの外観です。やはり高速CPUとグラフィックボードに電源を供給するだけあって130Wのかなりごついアダプターが付属していました。

IMG_1713.jpg
↑アダプターの容量に比例するかの如く、コンセントケーブルもごついです。(業務用か?)

緩衝材を外した本体の外観(上面)
IMG_1717.jpg
ホワイトのボディーに青いDELLのロゴが光っています。
なかなかオシャレ?

本体背面の様子
IMG_1718.jpg
ゲーミングモデルのG3の青字ロゴが光っています。
そして冷却ファンの排気口が設けられています。やはりグラボは発熱するので排熱構造は重要ですね。

本体裏面の様子
IMG_1719.jpg
冷却ファンの吸気口とゲーミングモデルを表すG3のロゴが彫り込まれています。
クッションの色も青で統一、配置もデザイン性を考慮してか、凝った配置になっています。

本体を開いたところ
IMG_1720.jpg
外側は白一色でしたが、中を開くと黒一色と、見事なツートーンカラーです。
こだわりの日本語配列キーボードの右側にはテンキーまで付いています。
キーボートの奥側には指紋認証センサー付き電源スイッチが配置され、画面下部には青字でDELLのロゴ、上部にはWebカメラが配置されています。
IMG_1721.jpg

IMG_1724.jpg

タッチパッドは操作性を考慮し、スペースキーの手前に配置されています。
さすが15.6インチモデルは筐体のサイズがそこそこ取れるせいか、キーピッチも充分確保されている印象を受けました。ただ、やはりスペースの都合上、テンキーは小振りなサイズかなという印象です。
IMG_1722.jpg

IMG_1723.jpg


本体側面には各種ポートが設置されていました。
左側には電源ポート、HDMI、USB3.2、有線LANポートが配置されていました。
IMG_1725.jpg

左側面には、盗難防止のキーチェーン取り付け穴、USB2.0×2、オーディオ端子、SDカードスロットが配置されていました。
IMG_1726.jpg

ここで気づいたかもしれませんが、このモデルには最近流行りのUSB-TypeCポートが搭載されていないようです。まあType-Cが無くてもUSB3.0とHDMIと電源ポートがあるので、DisplayPortやPD対応は必要ないと言えば無いのですが、少し寂しい気もしますね。。。

という感じで、外観レビューはこの辺で。
実機はセットアップ後、親戚の家にお届けしました。
現地では指紋認証の登録、ゲームソフトのインストールを行い、早速フォートナイトをプレイしてもらいました。
結果、3Dグラフィックもそこそこの画質でサクサク動いてくれて非常に楽しんでいたようです。
IMG_1727.jpg
↑早速フォートナイトをプレイする親戚のお子様

とりあえず満足頂いたようなので、今回のPC選定は成功かな?
ゲーミングモデルのPCは軒並みハイスペックなので、ゲーム以外の用途としても活躍してくれること間違いなしという事で、末永く役立てて頂ければと思います。。。




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2020年10月12日

小学生向けにゲーミングノートPCを選定する(具体的候補ピックアップ編)

先回に引き続き、小学生向けにゲーミングノートPCを選定する話です。
今回はニーズに基づいて割り出した条件に対し、具体定期候補を絞り込んでみた結果、最終的な選定まで書こうと思います。

前回のニーズ分析で割り出した選定における必須条件は以下の通りです。
(選定根拠の詳細については 前回記事 を参照)
・価格10万円以下
・グラボはエントリー〜ミドルレンジあたりを搭載
・CPUスコア6000以上
・画面サイズは15.6インチ
・指紋認証機能付き
・日本語キーボード搭載
・メインメモリーは8GB以上
・ストレージはSSD搭載、容量は480GB以上

早速この条件で価格.comで検索してみました。
今回は売れ筋の15.6インチモデルなので、結構な件数がヒットするのかな〜と思いきや、実際にヒットしたのは1件だけでした・・・
前回のPC選定 に引き続き、かなりニッチな条件を絞り込んでしまったようです・・・

さて、実際にこの超マニアックな選定条件に引っ掛かった激レア機種について紹介していきます。

J0000033413.jpg


機種型名:Dell G3 15 プレミアム
→比較的メジャーなPCメーカーであるDELLが発売するゲーミングモデルのようです。

CPU:第10世代 インテル Core i5 10300H(Comet Lake)2.5GHz/4コア
CPUスコア:8925
→ここは予想外の9000近いスコアのCPUがヒットしてきました。
 嬉しい誤算です。

画面サイズ:15.6インチ
解像度:フルHD(1920×1080)
画面種類:ノングレア液晶
→目に優しい15.6インチのノングレアタイプです。ここもほぼ思った通りの仕様です。

メモリ:8GB
→やはりこの価格帯としては8GBが限界のようですね。

ストレージ:SSD256GB+HDD1TB(5400rpm)
→システム領域はSSDで動作を高速化し、データ領域として大容量HDDを搭載するという合理的なモデルのようです。ゲームなどの容量の重いソフトはマニュアルでHDDのドライブを指定してインストールすべきかと思います。

グラボ:GeForce GTX 1650(ビデオメモリ4GB)
→GTX1050 の後継モデルの1650搭載です。1050より数段能力が高いので、ここも希望通りかと思います。

インターフェース:HDMI×1、USB3.2Gen1×1、SDカードスロット、Bluetooth、有線LANポート、USB2.0×2、4極オーディオミニジャック
生体認証:指紋認証
キーボード:テンキー付き日本語キーボード
カメラ:webカメラ×1
→USB-TypeCが非搭載なのは少し寂しいですが、拡張性としては充分なインターフェースを持っていると思います。

という訳で、運よくヒットしたのがこの1機種なので、特に迷うことなくこいつを注文しようと思います。

ちなみに検索条件を緩めて色々他のPCでもっと安いの無いかな?と調べてみたのですが、やはり同価格帯では、ストレージがHDDのみであったり、キーボードが英語キーボードだったりと、ちょっとスペック的に未達であったり、小学生が使うにはちょっと早いかな?という微妙なモデルばかりでした。

次回は開封から実機のレビューを行ってみようと思います。
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2020年10月11日

小学生向けにゲーミングノートPCを選定する(選定条件絞り込み編)

先回は自分用途でゲーミング(クリエイター用)ノートPCを選定しましたが、今度は小学生向けにゲーミングノートPCを選定する機会がありましたので、その経緯や内容について書いてみようと思います。

選定の経緯としては、親戚の小学生が運動会のご褒美にゲーミングノートPCを希望したとの事で、比較的PCに詳しいと言われている自分にお鉢が回ってきたという感じです。
そんな訳で、小学生向けにゲーミングノートPCを選定する事になったのですが、最初に言われた大まかな要求事項ついては以下の通りです。
・ゲーミング対応でなるべく安いやつ(できれば10万以下)
・フォートナイトが出来るやつ→本人はニンテンドースイッチ版のフォートナイトが大好きとの事だそうで・・・

という要求条件を受け、小学生が使用するという場面を想定してどんな機能が搭載されていると良いのかな?
と色々と考えた結果、選定条件は以下のような内容となりました。
・価格10万円以下
→これは依頼を受ける時の前提条件なので、そのままです。

・グラボはエントリー〜ミドルレンジあたりを搭載している事
→フォートナイトはそこまで重たいゲームではないので、この程度で十分ではないかと思いました
 具体的にはGeForce-GTX1050以上であれば良いかなという感じです。
というか、それ以上のグレードのグラボを搭載してしまうと、価格上限オーバー間違いなしですので・・・

・CPUスコア6000以上
→先日購入した自分向けのMSIのPCがその程度で支障なくゲームできているので、それ以上であれば問題ないという判断です。

・画面サイズは15.6インチ
→15.6インチのモデルが最もラインナップが多いので、競争原理が働き、コスパも良く、値段の割には性能の良いモデルが見つかるのかなと思いました。そして画面が大きいと目への負担も軽くなるという所も重要と考えました。携帯性としては14インチに比べるとかなり劣りますが、あくまでも自宅で電源に繋いで据え置きで使用するとの事なので、そこは妥協しました。

・指紋認証機能付き
→最近の小学生は学校でパソコンの授業もあり、高学年になるとそこそこタイピングは出来ますが、毎回起動ごとにパスワードやPINの入力は難しいかな?と思い、ワンタッチでサインインできる指紋認証機能付きを選定しようと思いました。顔認証はここ最近コロナの影響でマスクをつける機会が増え、認証精度が悪いので今回は避けることにしました。

・日本語キーボード搭載
→スペックがそこそこ良い格安なモデルで英語キーボードの物も結構出回っていますが、まずは日本語キーボードから入った方が後々受けるパソコンの授業などで混乱を避けることが出来、潰しが効くのではないかと思い、キーボード配列は日本語で選定する事にしました。英語キーボードは大人向けの配列ではないかというのが個人的見解です。

・メインメモリーは8GB以上
→ゲーミングだと最低ラインですが、フォートナイトならばこれで十分いけると思います

・ストレージはSSD、容量は480GB以上
→もはやHDD搭載のパソコンは時代遅れといっても過言ではありません。
 正直あまりの遅さに実使用上支障出まくりなので、基本的に避けた方が無難です。特にアップデートが動き出すと、完了するまで操作不能になること間違いなしです(経験済み)
 という事で、ストレージはSSDであることは基本なのですが、ゲーミング用途なので容量の方もそこそこ要るかなと思います。480GB以上あるとまあまあ安心なので、そこを最低ラインとして考えようと思います。

という感じで、またまた価格.comで検索条件を入力し、候補を絞り込んでいくことにしました。
結果と最終選定は次回の記事で書いていこうと思います。

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2020年07月20日

グラフィックボードを使った動画エンコードを試してみる話

前回紹介したグラフィックボードを搭載するメリットの一つであるハードウェアエンコードはどの程度早いかについて検証を行いましたので、その結果をご紹介しようと思います。

我が家にはグラフィックボードを搭載したPCが2台あります。
1台目はマウスコンピューターのデスクトップPCに増設したGeForce GTX-1050Ti
2台目は先日購入したMSIのクリエイター用ノートPCに搭載されているGeForce GTX-1050
です。

検証の手順としては
・手持ちのDVDをリッピングしPC上のDVDフォルダーに元データとなる1時間半程度のDVD映像データを作成
・ソフトエンコーダとGPU搭載のハードエンコーダを使用してそのデータを動画ファイルに変換(H.264形式)
・上記変換処理の速度を比較

なお、動画エンコードソフトには HandBrake を使用しました。
ちなみにHandBrake上でグラフィックボードのハードウェアエンコードを使用するには、グラフィックボードのドライバーを最新版に更新する必要があります。(古いドライバーだとハードウェアエンコーダを選択できないので)。我が家のPCのドライバーは購入当初から更新されていませんでしたので、 NVIDIAのユーティリティーソフト を使ってドライバーを最新版にアップデートしました。
ちなみにこのドライバーの更新は、GEFORCEEXPERIENCEというソフトを使うのですが、元々インストールしていたソフトが古すぎて、ドライバーのアップデートが失敗になってしまう不具合が発生し、かなり手間取りました。
結局古いGEFORCEEXPERIENCEをアンインストールし、上記のサイトから新しいバージョンのGEFORCEEXPERIENCEをダウンロードし直して再インストールするとドライバーのアップデートが上手くいきました。
やはりこまめなソフトの更新は大事ですね・・・

という訳で前置きが長くなりましたが、各条件の結果を見ていこうと思います。
まずは従来方式であるソフトウェアエンコードの結果です。
使用したのはMSIのノートPCのCorei7-8550Uです。
software_enc.png
平均で160fpsのエンコード速度で、時間は約20分弱かかりました。

次に、MSIノートに搭載されているGeForce1050を使ったエンコード結果です。
1050_enc.png
平均で380fpsのエンコード速度で、時間は約7分ちょっとかかりました。
驚くことに倍以上の速度が出ていますね。
ちなみにこの時のタスクマネージャーの状態は以下の通りです。
1050_enc_tsk.png
CPU使用率が100%に張り付いており、GPUのVideoEncodeの所が37%程度の負荷で動作しています。
この事より、GPUのハードウェアエンコード機能が動作していることが分かります。

次に、デスクトップPCに搭載されているGTX-1050Tiのエンコード結果を見てみます。
1050ti_enc1.png
平均で439fpsのエンコード速度で、時間は約6分ちょっとかかりました。
やはりグラフィックボードのグレードが上なだけに、速度の方も若干UPです。
タスクマネージャーの状態は以下の通りです。
1050_enc_tsk.png
MSIのノートPCと同じく、GPUのエンコードが動作しています。

ついでになりますが、MSIのノートPCでは、CPU付属のIntelのUHDGraphics620も併用可能な構成となっており、同じくハードウェアエンコードに対応しているようなので、番外編として試してみました。
結果は以下の通りです。
INTEL_UHD_enc.png
平均で290fpsのエンコード速度で、時間は10分ちょっとかかりました。
そしてタスクマネージャーの状態はというと
INTEL_UHD_enc_tsk.png
GPUのビデオエンコーダは動作していますが、CPUの使用率が78%程度まで落ちています。
どうやらGPUの動画エンコードが遅くてCPUの能力が余っているようです。
スピードもソフトエンコードに対して倍とまでは行きませんが、それなりに速いようです。ただしGTX1050のエンコード能力に対しては若干劣るという感じです。

という事で、グラフィックボードのビデオエンコーダは通常のソフトエンコードに対してかなり速いという事が分かりました。
特にオンボードのGPUでも、物によってはかなりのエンコード時間短縮が期待できそうです。
今年は運動会やお祭り等、行事が軒並み中止になってしまっていますが、ホームビデオ他、動画エンコードの際は、かなりの作業効率の向上が見込めそうです。
上手く活用できるよう、ソフトの使い方など勉強していこうと思います。
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2020年07月19日

PCにグラフィックボードを搭載するメリットについて

今回はPCにグラフィックボードを搭載するメリットについて何点か挙げてみようと思います。

先日新規購入したMSIのノートPCもグラフィックボード搭載モデルでした。
ちなみにこのPC、分類としてはクリエイターPCと呼ばれるものでして、厳密にいうとゲーミングPCとは若干異なるカテゴリーに分類されるようです。
と言っても、両者にはっきりとした区別は無く、PCの通販サイトでも、ゲーミングPC一くくりで登録、販売されている事が多いようです。
両社ともPCはグラボ搭載でCPUもハイスペック、あえて違いを言うのであれば、ゲーミングPCはイルミネーションが派手なのと、操作性に特化したキーボード(ゲームの操作によく使うWASD当たりのキーが別の色になっていたり)を搭載していたりする点でしょうか。
クリエイターPCはその辺りがどっちかというと通常のノートPC並ですので、その分価格が割安です。
ただ、中身のスペックはしっかりしているので、見た目や操作性に拘らなければお買い得なPCです。
PCの用途も微妙に違っており、ゲーミングPCはまさにゲーム(娯楽)用途がメインですが、クリエイターPCは動画の編集やエンコード、3D-CADのために設計されているPCとなります。
ちなみに両社ともグラフィックボードは同じものを搭載しています。

では、これらのPCにグラフィックボードを搭載しているメリットについて具体的に述べていくと
まず、画面の描画性能が向上し、処理の重たいグラフィック扱える点です
これはゲーミング用途として使用する場合、最も重視するポイントであると思われます。
また3D-CADを扱う場合も、3Dグラフィック処理は重要です。
というか、グラフィックボードの用途はそれに尽きるのでは?と思われがちですが、グラフィックボードにはグラフィックの表示処理の他にも重要な機能を備えています。
それは、動画のエンコード機能です。
グラフィックボードには動画エンコード専用のチップセットが搭載されており、非搭載のPCと比較しても格段に高速で動画のエンコード処理が可能です。
実際、非搭載のPCと比較するとエンコードの速度は数倍まで向上し、結果的に動画のエンコード作業が仕事の人にとってはエンコードの時間が大幅短縮=作業効率大幅向上というものすごいメリットがあるという訳です。
自分も昔は友人の結婚式の為に新郎新婦のプロフィールビデオを手掛けたことがありましたが、もっとも時間がかかるのがこの動画のエンコードでした。
当時はそこまでハイスペックのPCを持っていませんでしたので、毎回作業は深夜まで及び、そのほとんどが動画のエンコード待ちという悲惨な状況でした。
もしそこに今回購入したグラフィックボード搭載のクリエイターPCがあれば、作業効率は大幅に向上し、更に良いものが出来上がっていたかもしれません。(後の祭り)

という事で、次回はグラフィックボードにより、動画のエンコードがどこまでスピードアップするかについて、実機検証の結果をレビューしていきたいと思います。




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2020年07月18日

自宅にパソコンを買い足す話(実機レビュー編)

自宅にPCを買い足す話の続きです。
前回で機種の選定、購入までの流れを書きましたので、今回はその実機のレビューを書いてみようと思います。

改めて購入したPCの詳細を記載しておきます。
メーカー名:MSI
型番:PS42 8RC-009JP

スペック
・CPU:第8世代 インテル Core i7 8550U(Kaby Lake Refresh)1.8GHz/4コア
・CPUスコア:6038
・メモリー:8GB
・画面サイズ:14インチ
・ストレージ:SSD512GB
・OS:Windows 10 Home 64bit
・グラフィックボード:GeForce GTX 1050 Max-Q Design
・ビデオメモリー:4GB
・インターフェース:HDMIx1、USB3.1 Gen1 Type-Ax2/Type-Cx2、SDスロット
・webカメラ搭載あり
・Bluetooth:5.0
・サイズ:322x15.95x222 mm
・生体認証:指紋認証
・重量:1.19kg

という事で、実際に現物が届きましたので、その外観から紹介します。
ちなみに中古品の購入でしたので、新品のパッケージは無く、緩衝材に厳重に包装された状態で段ボール箱で送られてきました。
なのでパッケージの開封は省略し、いきなりPC外観からとなります。
IMG_1300.JPG
綺麗なシルバー一色のすっきりしたデザインでした。シルバー一色の天板にMSIのエンブレムの刻印がワンポイントアクセントです。
そして前評判通りの超薄型ボディーです。外観的にはかなり洗練されていると思います。

本体の右側にはUSB3.0ポート×2、Type-Cポート×1、SDカードスロットが配置されています。
IMG_1301.JPG

そして左側には、電源ポート、HDMIポート、Type-Cポート、オーディオ端子、パイロットランプが配置されていました。
IMG_1302.JPG

ちなみにこのPCに搭載されているType-CポートはAlternate Mode非対応ですので、純粋にUSB通信用途にしか使えないらしいです。(ThunderBoltやDisplayPortは使えないみたいです)。またPDにも対応していません。
若干残念感はありますが、本体のインターフェースが充実していますし、マルチディスプレイが必要な場合はHDMIポートがあるので直接こっちで接続すれば良いかと思います。
有線LANポートもありませんが、当面は無線の11acモードで頑張ります。
安定した通信が必要な場合は一杯付いてるUSBポートのどこかに-LANのアダプターを挿せば良いかなと・・・

本体を開くと、キーボードの上に保護シートが乗っていました。
IMG_1303.JPG

保護シートを取ると、銀色のキーボードが出現しました。
中央にはタッチパッドが配置されていて、パッドの左上には指紋認証センサーが付いていました。
IMG_1304.JPG

電源を入れると、キーボードの文字が青く光り、なかなかカッコいいです。
IMG_1305.JPG
PCへのサインインも指紋認証で1秒以内に認証可能です。
指紋認証はWindowsHelloの顔認証よりも確実で素早くログインできるので、非常に便利です。
逆に顔認証はここ最近マスクをつける機会が多くなってから認証の効率が悪く、残念ながらほとんど役に立たないのが実情です・・・
IMG_1306.JPG

初回サインインしてから、MicrosoftAccountの設定をしたり、OSのアップデートを行いました。
展示品でお店にいた時はネットに接続していなかったようで、莫大な量のアップデートが溜まっていましたので、その処理に1時間近くかかりました・・・
update.png

アップデートが一通り終わってからは、ブラウザーやOfficeソフトのインストールを行いました。

そしていよいよ、このPC の真価を発揮するゲーム類をインストールしました。
インストールしたのはマインクラフトとフォートナイトです。

インストールが完了したら早速ゲームソフトを動かしてみました。

まずはマインクラフトです。
ちなみに、何もせずそのまま起動するとIntelのCPU付属のオンボードGPUが作動してしまいますので、グラボのユーティリティーソフトでデフォルトで使用するグラフィックボードをGTX-1050に設定しておく必要があります。
とりあえずノーマルモードで起動したところ
micra_vanilla.png
ワールド生成中は35fps程度まで落ちますが、ワールド生成が落ち着くとコンスタントに60fps出ていました。

シェーダーMODを動かすと、Liteクラスのシェーダーであれば50〜60fps、KUDA-SHADER等の重いシェーダーMODになると30fps程度までフレームレートは低下しました。
↓LiteクラスのシェーダーMODを動かしているところ
2020-07-16_23.45.11.png
2020-07-16_23.45.09.png
fpsも高く、キビキビと動いてくれました。

↓KUDA-SHADERを動かしているところ
2020-07-16_23.47.02.png
2020-07-16_23.46.46.png
30fps程度しか出ていないのが分かりますが、実プレイ上はカクカク感は無く、支障は特にありませんでした。

次にフォートナイトをプレイしたのですが、こちらもかなりの高画質で動きも非常に滑らかでした。
fotenite.png
グラボ非搭載のDELLのノートでプレイすると、画質は荒く、処理落ちも結構ありましたので、かなりの進化です。メモリー8GBなので、プレイ中のメモリー不足も懸念されましたが、タスクマネージャーで確認したところ、メモリー占有容量は6GB程度でした。IntelのオンボードGPUはビデオメモリーをメインメモリーと共用しますが、GTX-1050はメインメモリーとは別に専用のビデオメモリーを4GB持っているので、メインメモリーの占有率が下がったのではないかと思われます。
結局、DELLのノートではプレイ中のメモリー占有量が9GB超過で物理メモリー不足でしたので増設をしましたが、このPCでは当面メモリーの増設はしなくて良さそうです。

とまあ、ゲーム性能に関しては、やはり1050Tiを搭載しているデスクトップPCと比較すると若干パフォーマンスの見劣りは否めない感じですが、プレイには全く支障ないレベルなので満足です。まあ、グラボのグレードが違うので当たり前といえば当たり前なんですが・・・

ちなみにグラボの性能を最大限に引き出すには電源モードのパフォーマンスを高パフォーマンス以上に設定する必要があり、それ以下だと3D性能が大幅に低下し、表示のコマ落ちが凄く、カクカクになってしまいます。
グラボを有効にした状態でゲームプレイをする際は電源への接続を推奨します。

ゲームに関しては期待通りのハイパフォーマンスを発揮してくれました。
では、他の用途としてはどうでしょうか?

ブログの執筆のためにタイピングを試してみましたが、右端の縦一列にHOMEキーなどの特殊キーが配置されていて、エンターキーと押し間違えてしまい、カーソルの行方不明が頻発しました。
DELLのキーボードと比較すると、本体の幅一杯にキーが配置することで、キーの配置数を稼いでいるようです。結果、メインの文字キーが通常のキーボードより若干左寄りに配置されているので、全体的にミスタイプの頻度は上がり気味でしたが、ホームポジションをしっかり把握してタイピングしていれば問題ないと思います。
この辺りは使用に慣れてくれば時間が解決してくれるのではないかと思います。
ゲーム性能もそうですが、このPCで特に素晴らしいのはCore-i7の優れた処理速度です。
ブラウジング、画像編集他、何をするにしてもCPUが高速なので非常にきびきびとしたレスポンスを見せてくれます。
拡張性には一抹の不安を残しますが、期待通りのハイスペックPCに満足した買い物でした。
ここ最近やっていない動画変換でもかなり高いパフォーマンスを発揮してくれそうですが、この辺りは必要に応じて検証していこうと思います。

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2020年07月15日

自宅にパソコンを買い足す話(候補絞り込み編)

自宅にPCを買い足す話の続きです。
今回は 前回の投稿で 導き出した要求スペックに基づき。具体的にどのようなPCが候補に挙がってくるかを見てみようと思います。

一応要求スペックは以下の通りです。
画面サイズ:14インチ以下
メモリー:8GB以上
CPU:Corei5以上(CPUスコア6000以上)
ストレージ:SSD 512GB程度
グラフィックボード:GTX1050以上(VRAM4GB以上)
拡張ポート:USB3.0、TypeC、HDMI、Bluetooth、SDカードリーダー

これらのスペックを満足し、より安価でかっこいいPCを選定しようと思います。

早速 価格.com で条件を入力し、PCの捜索を開始しました。
価格.comでは、ありとあらゆるPCが網羅されているので、何十〜何百種類の候補の中から選ぶ羽目になるかもしれません。
そうなったら追加でこだわり条件を考えなくてはいけないかもしれないなあ〜
なんて考えながら検索条件をポチポチ入力していきました。
画面サイズ、CPUスコア、メモリー搭載量、ストレージあたりを選ぶまでは3桁のヒットがあったんですが、グラフィックボードの条件を入力しだすと急激にヒット件数が減少し、最後のビデオメモリー4GBの条件にチェックを入れた瞬間、ヒット件数はわずか3件になってしまいました・・・
Search_1.png
今更ながら自分の要求スペックが意外にレアでマニアックであることに気づいてしまう瞬間でした。

とはいえ、3件のみであれば、候補の全機種についてしっかり比較することが出来るのでむしろラッキーかもしれません。
で、詳細を見ていくと、ASUSが2機種、MSIのモデルが1機種という構成でしたが、どうやらASUSの2機種の差はボディーの色とOffice搭載、非搭載の違いだけでしたので、ほぼ同型機と言ってもいいような感じでした。
という事で、今回の自分の要求スペックに見合ったPCは現時点では2機種しか出回っていないという事になります・・・

さて、自分の超マニアックな要求スペックに引っかかってしまった貴重なPC2機種について紹介していきたいと思います
まず1機種目は、ASUSのROG Zephyrus G14 GA401IHという機種でした。
詳細スペックは以下の通りです
・CPU:第3世代 AMD Ryzen 7 4800HS 2.9GHz/8コア
・CPUスコア:18821
・メモリー:8GB
・画面サイズ:14インチ
・ストレージ:SSD512GB
・OS:Windows 10 Home 64bit
・グラフィックボード:GeForce GTX 1650 + AMD Radeon Graphics
・ビデオメモリー:4GB
・インターフェース:HDMIx1、USB3.1 Gen1(USB3.0)x2、USB3.1 Gen2 Type-Cx2
・Bluetooth:5.0
・サイズ:324x18.9x222 mm
・重量:1.65kg
外観画像はこちら


スペックを眺めたところ、CPU、グラフィックボードともに自分の要求スペックを大きく超える仕様となっています。気になるお値段も結構な感じでしたが、無理すれば手が届かないというほどでもありませんでした。
ただし、Webカメラ非搭載、SDカードリーダーも非搭載でした。



そしてもう1機種は、MSIのPS42 8RC-009JPでした。
詳細スペックはというと
・CPU:第8世代 インテル Core i7 8550U(Kaby Lake Refresh)1.8GHz/4コア
・CPUスコア:6038
・メモリー:8GB
・画面サイズ:14インチ
・ストレージ:SSD512GB
・OS:Windows 10 Home 64bit
・グラフィックボード:GeForce GTX 1050 Max-Q Design
・ビデオメモリー:4GB
・インターフェース:HDMIx1、USB3.1 Gen1 Type-Ax2/Type-Cx2、SDスロット
・webカメラ搭載あり
・Bluetooth:5.0
・サイズ:322x15.95x222 mm
・生体認証:指紋認証
・重量:1.19kg
外観画像はこちら

CPUスコアはASUSよりもかなり落ちますが、一応選定基準の6000以上はクリアしています。
グラフィックボードも基準ギリギリですがクリア、そしてASUSには無い機能がこのPCには備わっています。
それはSDカードリーダーとWebカメラ、指紋認証機能です。
お値段もSurfaceGO2のLTEモデルとほぼ同等でした。
そして何より、外観の薄さ、スタイリッシュさ、色合いが非常に自分好みでした。
という事で、処理速度に特化したASUSも魅力的ではあったのですが、今回は全体的な機能のバランスの良いMSIに軍配という事で、こちらを購入することにしました。

ただ、このモデルは現在出回っているモデルの1つ前の型なので、新品販売が少なそうでした。
色々調べた結果、中古販売で展示処分品(いわゆる新古品みたいなやつ)を更に安価に購入することができました。


ちなみに新品販売はこちら



結果的にSurfaceGO2のLTE/CoreMモデルよりも安価で数倍の処理速度でなおかつグラフィックボード搭載のノートPCを購入することに成功という結果になりました。

次回からはこのMSIのノートPCの使用感等についてレビューしてみようと思います。

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2020年07月14日

自宅にパソコンを買い足す話(要求スペック分析編)

前回に引き続き、自宅のPCを買い足す話の続きです。

おおまかに需要を分析した結果、今の自分に必要なのは新型SurfaceGOではなく、そこそこ安価で高性能なノートPCという事になりました。
今回はそのノートPCの要求スペックについて掘り下げて考えてみようと思います。

まず画面サイズについて考えてみました。
現在よく使っているのはSurfaceGOの10インチ、DELLのノートPCの14インチですが、ここ最近のノートPCの主流は15.6インチです。
15.6インチと言っても、最近のPCは画面のベゼルが細いので昔ほど巨大ではありません。
ただ、個人的な好みもあり、自分には昔からコンパクトなモバイルタイプ寄りのPCを選定する習性があるようで、やはり持ち運びや収納の効率も考えて、画面サイズは14インチを上限としました。
タッチパネルについては、あってもおそらく使わないので、条件からは外しました。

次にメモリー搭載量ですが、ここもある程度ヘビーな用途でを想定するのであれば8GB以上は欲しいところです。ただ、16GBまで容量を上げるとお値段も一気に跳ね上がるので、基本的に8GBで選定しておいて、必要に応じて自分で増設すればいいか。という事になりました。

CPUについては、性能が高いに越したことはありませんが、ここもあまりハイスペックを追い求めるとお値段が・・・(以下省略)。という事でここはCorei5以上で選定しておけば無難ではないかと思いました。
ただ、同じCorei5と言ってもグレードによって処理速度はピンキリですので、とりあえずの目安としてCPUスコア6000以上としておきます。
ちなみに、現在自宅にあるPCのCPUスコアはというと・・・
デスクトップPC:Corei7-3770:8400くらい
DELLのノート:Corei5-7200U:4500くらい
SurfaceGO:PentiumGold-4415Y:1600くらい
といった感じです。

拡張性としては、USB3.0、TypeC、HDMI、Bluetoothあたりが付いていればOKとしました。
Thunderboltもできれば対応したい所ですが、ここは必須条件にはしません。

外部メディアは光学ドライブが付いていればなお良しですが、ここ最近のモデルに関しては光学ドライブ搭載型はごつい据え置きノートPCしかありませんので、条件からは外しておきました。
その代わり、SDカードリーダーあたりが付いていれば良しとしておきます。

そして重要なのがグラフィック機能です。
オンボードタイプのGPU(IntelHDグラフィック等)では能力不足間違いなしなので、GTXシリーズ等のグラボ搭載モデルを選定することにしました。
ちなみにグラボもスペックによって能力はピンキリで、あまりハイエンドのグラボを搭載するモデルについてはお値段も・・・(以下略)。とはいえ、あまりローエンド過ぎるものを搭載しているモデルについてはオンボードと大差ない機能しかありませんので、そもそも本末転倒です。なので、そこそこのスペックのグラボを搭載しているモデルを選ぼうと思いました。
目安としては、今持っているデスクトップPCがGTX1050Tiで特に不満はありませんので、そこから1ランクダウンのGTX1050 相当のスペックを最低ラインとしておきました。

次はストレージタイプと容量です。
正直なところ、ここ最近のHDD搭載モデルのPCはアクセスが遅すぎて実仕様に耐えないというのが率直な感想です。職場でも2年前まではHDD搭載のPCを使用していましたが、電源投入後、まともに操作を受け付ける状態になるまで15分程度かかっていました・・・15分あれば細かい仕事の一つや二つは片づけられます。
という事で、ストレージはSSD必須です。
容量については安価なモデルは128〜256GBが主流ですが、Officeやゲーム等を数本インストールするとたちまち容量不足に陥ること間違いなしです。
あえて256GBモデルを購入して自力で増設という手もありますが、増設ベイが無かったり、PCIExpressタイプのSSDだと、メディア自体が高価なので、ここは480〜512GB搭載モデルを条件としました。

以上のことをまとめると、今回買いたいPCのスペックは以下のようになりました。

画面サイズ:14インチ程度
メモリー:8GB以上
CPU:Corei5以上(CPUスコア6000以上)
ストレージ:SSD 512GB程度
グラフィックボード:GTX1050以上(VRAM4GB以上)
拡張ポート:USB3.0、TypeC、HDMI、Bluetooth、SDカードリーダー

さて、この条件でPCを探した結果、どのようなモデルがヒットするか?
次回はその結果から紹介して行こうと思います。

2020年07月13日

自宅にパソコンを買い足す話(動機編)

ここ最近、自宅においてPCの台数不足が発生しつつあります。

原因は、子供の成長、妻の仕事等々色々あるのですが、家族全員が同時にPCを使う場合、息子はゲーム(主にマイクラ)、妻は自宅ワーク(主にOffice、ブラウザの作業、メールの読み書き等)、そして自分は趣味用途他(ブログ、ゲーム、メール、ブラウジング、動画視聴、動画編集、目新しいフリーソフトの実験他)という感じで用途がそれぞれバラバラで、同時に作業すると、以下のような割り当てになることがほとんどです
息子:デスクトップPC(グラボ、SSD搭載に改造したほとんどゲーミングPC状態のやつ)
妻:DELLのノートPC(メモリー、SSD増設、CPUはそこそこだがグラフィックはオンボードなので弱め)
自分:SurfaceGO(コンパクトで使う場所を選ばないが、求められるすべての用途に対して性能不足気味)

という感じで、自分に割り当たるPCがほとんど毎回SurfaceGOとなってしまいます。
確かにSurfaceGOは出先ではコンパクトで使いやすいですし、自宅ではドッキングステーションを使用すると拡張性もそこそこ良く、使い勝手は良いのですが、自宅で腰を据えて作業やゲームをするにはパワー不足感は否めません。
ブログを書いたり、写真を編集(拡大縮小、色調整、ちょっとした手書きの追記)、メールの読み書き、動画視聴まではギリギリOKですが、動画編集、ゲームとなると明らかにスペック不足です。

当初はSurfaceGO2のLTE/CoreMモデルを狙っていたのですが、冷静に今の現状を分析したところ、おそらくSurfaceGO2を導入したところで現状の不満は解消されないという事に気が付いてしまいました・・・
CoreMのCPUは確かにPentiumGoldよりも高性能でカバーできる範囲は広がりそうですが、現在自分が要求しているスペックはさらに上の方にありそうな感じです。
そしてSurfaceGOに対しては特に現時点では出先の用途としてはコンパクトさと必要最低限の処理速度で不満はなく、このままの用途で使いづける分には十分であり、あえて10万円ちょっとを払って少し上のスペックのタブレットを購入するのは勿体ないかなというのが正直なところです。
そして、色々と調べてみたところ、同じ10万円を出すならば新型SurfaceGOの倍以上の処理速度のCPUを搭載し、なおかつグラフィック機能も充実した普通のノートPCを買えてしまう事に気が付いてしまいました。
という事で、今回はSurfaceGO2の購入を思いとどまり、同価格帯のハイスペックなノートPCを探して買うまでの経緯について書いていきたいと思います。
次回からは例によって自分の需要を分析し、どのようなPCを購入するのが最適か?について自問自答した結果について書いていこうと思います。


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