英国離脱交渉自体は、約2か月後に開始と報道されていますが、交渉事の序盤は互いの主張を譲れません。既に、英国側が新たな貿易協定を離脱条件と同時交渉を求める一方、EU側は離脱条件について合意後に通商協議を始める、という互いの見解が報道されています。
本夕の会見では、今後の通商協議開始にこれまでと異なる前提をEU側が加わるか否かがポイントです。もしも前提が加わったり変化したらGBPが動くでしょう。変わらなくても、昨夜19時頃からのGBPUSD・EURGBP・GBPJPYの動きは勢いがあるので、GBP取引は危なそうです。
GBPの場合、動き始めると止まらない傾向があるので、値ごろ感で反転時期を見切っての逆張りはやめておきましょう。
本夕17:30には、英国GDP確報値発表が予定されていますが、GDPの良し悪しなんて関係ないかも知れません。
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