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2017年01月05日
'17.01/05.18:30発表ー英国景気指標「サービス業PMI」結果
'17.01/05.18:30に英国景気指標「サービス業PMI」が発表されました。
この指標の事前の調査結果と分析結果は、
に公開しています。宜しければご参照ください。
なお、昨年の勝率53勝9敗(勝率85%)、投資収益率133%(+33%)を踏まえ、今年はポジション1枚で取引を行い、その成績を記録していきます。
指標結果は次の通りでした。
取引結果は次の通りでした。
ポジション保有時間は4分9秒、この指標での収益率は5.80%でした。いずれも 「FXは上達するのか」 に挙げた目標をクリアできました。
今年の成績はこれで3勝0敗です。あと53回のミッションを、3勝1敗ペースでクリアすることを目指しましょう。
本調査の過程詳細は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」調査(2017/1/4 15:42投稿) に記載しています。
調査結論と事後反省を次に示します。事後反省では、調査結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
本分析の詳細過程は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿) に記載しています。
分析結論と事後反省を次に示します。事後反省では、分析結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
本分析の詳細過程は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿) に記載しています。
分析結論と事後反省を次に示します。事後反省では、分析結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
指標一致性分析の結果・結論は次の通りです。
本分析の詳細過程は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿) に記載しています。
分析結論と事後反省を次に示します。事後反省では、分析結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
本分析の詳細過程は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿) に記載しています。
事後反省は、次回発表時に何らかのシナリオ作成手順の見直しが必要か否か、を中心に行います。
この指標の事前の調査結果と分析結果は、
に公開しています。宜しければご参照ください。
また、分析手法や取引手法については、
に詳述しています。宜しければご覧ください。
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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者、FX手法研究会、及び、本ブログ運営会社のそれぞれに対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
この指標の事前の調査結果と分析結果は、
- '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」調査(2017/1/4 15:42投稿)
- '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿)
に公開しています。宜しければご参照ください。
なお、昨年の勝率53勝9敗(勝率85%)、投資収益率133%(+33%)を踏まえ、今年はポジション1枚で取引を行い、その成績を記録していきます。
【7. 結果報告】
(7-1. 指標結果)
指標結果は次の通りでした。
(7-2. 取引結果)
取引結果は次の通りでした。
ポジション保有時間は4分9秒、この指標での収益率は5.80%でした。いずれも 「FXは上達するのか」 に挙げた目標をクリアできました。
今年の成績はこれで3勝0敗です。あと53回のミッションを、3勝1敗ペースでクリアすることを目指しましょう。
【8. 事後検証】
(8.1. 既出調査検証)
本調査の過程詳細は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」調査(2017/1/4 15:42投稿) に記載しています。
調査結論と事後反省を次に示します。事後反省では、調査結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
- 【調査結果1】本指標の過去反応は、発表前後ともに比較的大きくなることがあるので、ポジションを持つときには注意が必要です。本指標の今回市場予想は、前回よりも0.5ポイント悪化となっています。諸般の状況を踏まえると、今回は市場予想以上に悪化する可能性があるため、重ねて注意を喚起しておきます。
- 【結果反省1】 予想は外れました 。今回結果は56.2で、前回結果55.2に対し1.0ポイント改善、市場予想54.7に対し1.5ポイント改善でした。但し、次回もこれまでの調査結果を見直す必要はない、と考えています。
- 【調査結果2】過去の反応は次の通りです。指標発表直前10-1分足で、10pips以上の跳幅となったことが17回あります。そして、指標発表直前1分足でも、10pips以上の跳幅となったことが7回あります。また、発表直前1分足は陽線が目立っています。指標発表直後の反応は、20pips以上となったことが、1分足で12回、10分足で19回あります。ちなみに、調査対象期間中に最も大きく反応したときは110pipsにも達しています。
- 【結果反省2】今回の反応は過去平均よりも大きかったようです。指標発表直前10-1分足は跳幅24pips、同1分足は跳幅2pipsでした。また、指標発表直後1分足は跳幅21pips、同10分足は42pipsでした。
- 【調査結果3】参考とすべき関連指標には製造業PMIと見比べました。結果、製造業PMIは、今回(2016年12月分が1/3発表)こそ前回結果・市場予想より大きく改善しましたが、2016年10・11月が前月より悪化しています。この影響が今回の発表で現れる可能性があり、注意が必要です
- 【結果反省3】 外れました 。サービス業PMIは製造業PMIよりも反応が遅行すると考えていましたが、その影響は見受けられませんでした。但し、次回もこれまでの調査結果を見直す必要はない、と考えています。
(8.2. 反応性分析検証)
本分析の詳細過程は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿) に記載しています。
分析結論と事後反省を次に示します。事後反省では、分析結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
- 【分析結果1】反応性分析では三つシナリオ案を残すことにしました。
- 【結果反省1】本3案通りにポジションを持った場合、結果的に3勝0敗という可能性がありました。
- 【分析結果2】シナリオ案11は、指標発表直後1分足終値がつく頃にポジションを取得し、同10分足終値がつくまでに7pipsを狙うというものです。
- 【結果反省2】本案通りにポジションを持った場合、最大14pipsが得られた可能性があります。
- 【分析結果3】シナリオ案12は、1分足終値がつく頃にポジションを取得し、10分足跳幅で19pips程度を狙うというものです。
- 【結果反省3】本案通りにポジションを持った場合、最大18pipsが得られた可能性があります。
- 【分析結果4】シナリオ案13は、10分足跳幅を狙ってポジションを取得し、同終値がつくまでに12pipsを狙うというものです。
- 【結果反省4】本案通りにポジションを持った場合、最大14pipsが得られた可能性があります。
- 【分析結果5】全体的には1分足よりも10分足の跳幅・値幅が大きいので、指標発表後に反応方向を確認してから安全にポジションを取得できる可能性が高いことがわかりました。
- 【結果反省5】分析通りでした。
- 【分析結果6】やり方次第で20pips以上狙うこともできそうな一方、10pips(最悪でも20pips)も含損が生じたらもう挽回できそうにない、ということが読み取れました。
- 【結果反省6】幸い、今回のポジションが10pipsもの含損をもつことはありませんでした。
(8.3. 反応一致性分析検証)
本分析の詳細過程は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿) に記載しています。
分析結論と事後反省を次に示します。事後反省では、分析結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
指標一致性分析の結果・結論は次の通りです。
- 【分析結果1】反応一致性分析では二つのシナリオ案を残すことにしました。
- 【結果反省1】下記の通り、いずれも分析通りでした。
- 【分析結果2】シナリオ案21は、指標発表直前1分足の陰線率が74%というものです。
- 【結果反省2】結果は同値0pipsでした。
- 【分析結果3】シナリオ案22は、直後1分足と同10分足との方向一致率が86%というものです。
- 【結果反省3】結果は、指標発表直後1分足と同10分足との方向が一致していました。
(8.4. 指標一致性分析検証)
本分析の詳細過程は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿) に記載しています。
分析結論と事後反省を次に示します。事後反省では、分析結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
- 【分析結果1】指標一致性分析では二つのシナリオ案を残すことにしました。
- 【結果反省1】下記の通り、いずれも分析通りでした。
- 【分析結果2】シナリオ案31は、事後差異と発表直後1分足の方向一致率が95%あることがわかりました。このことは、本指標が指標発表結果に素直に反応することを示唆しています。
- 【結果反省2】結果は事後差異と発表直後1分足の方向が一致しました。
- 【分析結果3】シナリオ案32は、事後差異と発表直後10分足の方向一致率が77%あることがわかりました。このことは、本指標が指標発表結果に素直に反応することを示唆しています。
- 【結果反省3】結果は事後差異と発表直後10分足の方向が一致しました。
【9. シナリオ検証】
本分析の詳細過程は、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿) に記載しています。
事後反省は、次回発表時に何らかのシナリオ作成手順の見直しが必要か否か、を中心に行います。
- 【シナリオ1】シナリオ1は、ポジションを指標発表1分足直前に取得し、指標発表直前に5pipsを狙って解消するというものでした。
- 【結果反省1】シナリオ通りにポジションを持ち、4.58pipsで利確しました。
- 【シナリオ2】シナリオ2は、ポジションを指標発表直後に取得し、指標発表直後10分足跳幅で20-38pipsを狙って解消するというものでした。
- 【結果反省2】シナリオ通りにポジションを取得できたものの、実際は最大25pipsが狙えたところを7.75pipsで利確しました。もう少し我慢が必要でしたね。
- 【シナリオ3】シナリオ3は、ポジションを指標発表直後1分足終値がつく頃に取得し、同10分足跳幅で3-19pipsを狙うというものでした。
- 【結果反省3】シナリオ通りにポジションを取得できたものの、実際には25pipsが狙えたところを13.79pipsで利確しました。もう少し我慢が必要でしたね。
- 【シナリオ4】シナリオ4は、ポジションを指標発表直後1分足終値がつく頃に取得し、同10分足終値がつくまでに15pipsを狙って解消するというものでした。
- 【結果反省4】シナリオ通りにポジsyンを取得できたものの、実際には14pipsが狙えたところを7.16pipsで利確しました。もう少し我慢が必要でしたね。
以上
この指標の事前の調査結果と分析結果は、
- '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス製造業PMI」調査(2017/1/4 15:42投稿)
- '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス製造業PMI」分析(2017/1/4 16:50投稿)
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以上
2017年01月04日
'17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」分析
前回記事の'17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」調査
は、本指標について既に公開されている情報に基づく調査結果です。今回はそれらの情報に基づきどのタイミングでポジションを持つべきかを検討した分析記事となります。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と10分足の跳幅(始値からヒゲの長い方までのpips)と値幅(始値から終値までのpips)を使います。この分析は最初に行って、十分なpipsが狙えそうな指標か否かを判断します。
中段のグラフは過去の反応平均値を整理したものです。
グラフから、(1) 最近は以前よりも反応が小さくなっているように見受けられます。(2) 全体的には1分足よりも10分足の跳幅・値幅が大きく、両者の差も十分確保できているため、指標発表後に反応方向を確認してから安全にポジションを取得できる可能性が高く、やり方次第で20pips程度を狙うこともできそうです。一方、(3) 10pips(最悪でも20pips)も含損が生じたら、もう挽回できそうにない、ということが読み取れます。
下段の表は、ポジションの取得時期と解消時期とで、どの程度のpipsが狙えるかを一覧したものです。この表については次により詳しく分析します。
ここでは詳細を割愛しますが、リスクの割にリターンが大きな行に順番を付け、四段目(最下段)の表で以上の反応性分析結果に基づく結論を得ました。本分析結果と結論を以下に整理しておきます。
反応一致性分析では、指標発表前後のローソク足の向きを調べています。このブログでは、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足の4種類のローソク足を扱っています。これら各ローソク足の向きに偏りがないかと、あるローソク足と別のローソク足との向きが一致する傾向に偏りがないか、を調べています。
下表に前月までの分析結果及び今回分析結論を示します。
反応一致性分析の結果・結論を以下に整理しておきます。
指標一致性分析は、指標の良し悪しが反応(値動き)の向きと一致しているかどうかを分析します。より正確には、指標の「市場予想ー前回結果」が指標発表前の折込みとして反応に現れるかと、「発表結果ー市場予想」と「発表結果ー前回結果」の和が指標発表後の反応として表れているか、を分析しています。
指標一致性分析の結果・結論を纏めておきます。
以上の分析結果に基づき、ここまでに残したシナリオ案を一覧し、タイミングが同じシナリオ案を統合します。
上段の表は、ここまでの分析結果を一覧したものです。この表から、ポジションを持つタイミングが一致するものを統合すると、下段の表のようになります。
結果は事後に報告します。皆さまのご健闘を祈念いたします。
※ 2017年1月6日0時14分追記
この指標の発表結果と取引結果を、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」結果(2017/1/5 23:46投稿) に記載しました。
ご参考までにこちらの記事もどうぞ。
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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者、FX手法研究会、及び、本ブログ運営会社のそれぞれに対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
【3. 反応性分析】
反応性分析では、過去発表直後の1分足と10分足の跳幅(始値からヒゲの長い方までのpips)と値幅(始値から終値までのpips)を使います。この分析は最初に行って、十分なpipsが狙えそうな指標か否かを判断します。
中段のグラフは過去の反応平均値を整理したものです。
グラフから、(1) 最近は以前よりも反応が小さくなっているように見受けられます。(2) 全体的には1分足よりも10分足の跳幅・値幅が大きく、両者の差も十分確保できているため、指標発表後に反応方向を確認してから安全にポジションを取得できる可能性が高く、やり方次第で20pips程度を狙うこともできそうです。一方、(3) 10pips(最悪でも20pips)も含損が生じたら、もう挽回できそうにない、ということが読み取れます。
下段の表は、ポジションの取得時期と解消時期とで、どの程度のpipsが狙えるかを一覧したものです。この表については次により詳しく分析します。
ここでは詳細を割愛しますが、リスクの割にリターンが大きな行に順番を付け、四段目(最下段)の表で以上の反応性分析結果に基づく結論を得ました。本分析結果と結論を以下に整理しておきます。
- 反応性分析では三つシナリオ案を残すことにしました。
- シナリオ案11は、指標発表直後1分足終値がつく頃にポジションを取得し、同10分足終値がつくまでに7pipsを狙うというものです。
- シナリオ案12は、1分足終値がつく頃にポジションを取得し、10分足跳幅で19pips程度を狙うというものです。
- シナリオ案13は、10分足跳幅を狙ってポジションを取得し、同終値がつくまでに12pipsを狙うというものです。
- 全体的には1分足よりも10分足の跳幅・値幅が大きいので、指標発表後に反応方向を確認してから安全にポジションを取得できる可能性が高いことがわかりました。
- やり方次第で20pips以上狙うこともできそうな一方、10pips(最悪でも20pips)も含損が生じたらもう挽回できそうにない、ということが読み取れました。
【4. 反応一致性分析】
反応一致性分析では、指標発表前後のローソク足の向きを調べています。このブログでは、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足の4種類のローソク足を扱っています。これら各ローソク足の向きに偏りがないかと、あるローソク足と別のローソク足との向きが一致する傾向に偏りがないか、を調べています。
下表に前月までの分析結果及び今回分析結論を示します。
反応一致性分析の結果・結論を以下に整理しておきます。
- 反応一致性分析では二つのシナリオ案を残すことにしました。
- シナリオ案21は、指標発表直前1分足の陰線率が74%というものです。
- シナリオ案22は、直後1分足と同10分足との方向一致率が86%というものです。
【5. 指標一致性分析】
指標一致性分析は、指標の良し悪しが反応(値動き)の向きと一致しているかどうかを分析します。より正確には、指標の「市場予想ー前回結果」が指標発表前の折込みとして反応に現れるかと、「発表結果ー市場予想」と「発表結果ー前回結果」の和が指標発表後の反応として表れているか、を分析しています。
指標一致性分析の結果・結論を纏めておきます。
- 指標一致性分析では二つのシナリオ案を残すことにしました。
- シナリオ案32は、事後差異と発表直後1分足の方向一致率が95%あることがわかりました。このことは、本指標が指標発表結果に素直に反応することを示唆しています。
- シナリオ案32は、事後差異と発表直後10分足の方向一致率が77%あることがわかりました。このことは、本指標が指標発表結果に素直に反応することを示唆しています。
【6. シナリオ作成】
以上の分析結果に基づき、ここまでに残したシナリオ案を一覧し、タイミングが同じシナリオ案を統合します。
上段の表は、ここまでの分析結果を一覧したものです。この表から、ポジションを持つタイミングが一致するものを統合すると、下段の表のようになります。
結果は事後に報告します。皆さまのご健闘を祈念いたします。
※ 2017年1月6日0時14分追記
この指標の発表結果と取引結果を、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」結果(2017/1/5 23:46投稿) に記載しました。
以上
ご参考までにこちらの記事もどうぞ。
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以上
'17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」調査
'17.01/05.18:30に英国景気指標「サービス業PMI」の発表が予定されています。今回の発表は2016年12月分です。
今回の発表では次のようにポジションを持つ予定です。根拠を以下に示し、結果は事後に報告します。
※ 2017年1月6日0時14分追記
この指標の発表結果と取引結果を、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」結果(2017/1/5 23:46投稿) に記載しました。
本指数は、(1) 各国のPMI同士を比較しやすいこと、(2) 景況感は景気転換の先行指標と考えられること、(3) サービス業景況指数は製造業のそれより精度が高く近い将来の状況を表すと考えられること、から重要度・注目度が高い、と思われます。
PMIは、企業購買担当者に直接調査して算出されるため、景気実態を正確に反映した先行指標と言われています。これは、サービス業の仕入れ・雇用が1か月程度先の取引先動向や製品需要から仕入れを行うため、それだけの先行性があると考えられるため、です。
指数の解釈は、50%を上回ると景気拡大・50%を下回ると景気後退、です。
指数の意義は、景気転換をGDPや他の指標よりも先行示唆することと、です。
それに英国重要指標全般に言えることですが、他の主要国と比較して反応(値動き)が素直で大きいという特徴があります。FX会社などの経済指標ランク分では、他国と同程度の重要度・注目度に位置づけられることが多いように見受けられます。がしかし、米国指標発表時のUSDJPYの反応と比べると、英国指標発表時のGBPJPYの反応は、1ランク上の大きさになるようです。そのためポジションを持つ場合には注意が必要です。
なお、PMIとはPurchasing Manager's Index(購買担当者景気指数)の省略形です。
調査主体であるMarkit社の日本語案内資料によれば、「各国の製造業とサービス業の PMI 調査は、400 を超える企業の上級担当責任者(もしくは同等職)を対象とするアンケート調査への回答に基づいています」。サービス業の「アンケートは事業活動・新規事業・受注残・サービス単価・購買価格・雇用・事業見通し」について行われ、その「集計結果をMarkit社のエコノミストが調査結果についてまとめています」。もし本説明内容に誤りがある場合には、引用者である当会のミスによるもので、Markit社案内資料の問題ではないことを付記しておきます。 。 出典はこちら になります。
最初に、本指標の過去及び今回発表情報のうち、既に公開されていることを整理します。以下の調査は2015年1月以降先月発表結果までの23回分のデータに基づき、当会独自に行っています(Markit社とは関係ありません)。
まず、今回発表では前回よりも0.5ポイント悪化が市場予想されています。本指標の過去の市場予想と発表結果を下図に示します。
図から、最近は2016年7月を底として改善が続いています。2016年7月の底は、6月のブリグジットショックのためと解釈でき、その後は回復しつつあるという状況でしょうか。
今回は、年明け以降にEUとの離脱交渉が始めることや、英国側の交渉方針に関する報道がはっきりしないこと(交渉前には当然のことです)を踏まえると、サービス業購買担当者がPMI調査項目の全てに消極的になることが想像できます。逆に、これから暫くは積極的になる理由は見当たりません。
次に、過去の本指標発表前後ローソク足を一覧整理しておきます。
このブログでは、ローソク足の大きさを比較しやすくするため、同じタイミングを始値とする始値規準ローソク足で表記します。比較は、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足、の四種類について行います。
縦軸の目盛数値を見ると、指標発表の10分前からの9分足(縦軸には10-1分足と表記)で、10pips以上の跳幅となったことが17回あります。そして、指標発表直前1分足でも、10pips以上の跳幅となったことが7回あります。また、発表直前1分足は陽線が目立っています。
指標発表直後の反応は、20pips以上となったことが、1分足で12回、10分足で19回あります。ちなみに、調査対象期間中に最も大きく反応したときは110pipsにも達しています。
参考とすべき関連指標として、サービス業PMIよりも先行性があるとされる製造業PMIを下図に示します。
図から、製造業PMIは、今回(2016年12月分が1/3発表)こそ前回結果・市場予想より大きく改善しましたが、2016年10・11月が前月より悪化しています。この影響が今回の発表で現れる可能性があり、注意が必要です。
以上の既出情報を整理した結果を纏めておきます。
既に公開されている既出情報の調査は以上です。
この続きは、(1) 過去の反応の大きさ、(2) 過去のローソク足の向き、(3) 過去の反応(指標値によってどちらに値動きしたか)を分析し、本指標でどのようにポジションを持てば良いかの検討を行っています。 こちらの'17.01/05.18:30予定ー英国景気指数「サービス業PMI」分析(2017-01-04 16:50投稿) へどうぞ。
くりっく365ならフジトミ
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2NZJ04+6HZDIQ+34QW+BXB8Z
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者、FX手法研究会、及び、本ブログ運営会社のそれぞれに対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
今回の発表では次のようにポジションを持つ予定です。根拠を以下に示し、結果は事後に報告します。
※ 2017年1月6日0時14分追記
この指標の発表結果と取引結果を、 '17.01/05.18:30予定ー英国景気指標「サービス業PMI」結果(2017/1/5 23:46投稿) に記載しました。
【1. 指標概要】
本指数は、(1) 各国のPMI同士を比較しやすいこと、(2) 景況感は景気転換の先行指標と考えられること、(3) サービス業景況指数は製造業のそれより精度が高く近い将来の状況を表すと考えられること、から重要度・注目度が高い、と思われます。
PMIは、企業購買担当者に直接調査して算出されるため、景気実態を正確に反映した先行指標と言われています。これは、サービス業の仕入れ・雇用が1か月程度先の取引先動向や製品需要から仕入れを行うため、それだけの先行性があると考えられるため、です。
指数の解釈は、50%を上回ると景気拡大・50%を下回ると景気後退、です。
指数の意義は、景気転換をGDPや他の指標よりも先行示唆することと、です。
それに英国重要指標全般に言えることですが、他の主要国と比較して反応(値動き)が素直で大きいという特徴があります。FX会社などの経済指標ランク分では、他国と同程度の重要度・注目度に位置づけられることが多いように見受けられます。がしかし、米国指標発表時のUSDJPYの反応と比べると、英国指標発表時のGBPJPYの反応は、1ランク上の大きさになるようです。そのためポジションを持つ場合には注意が必要です。
なお、PMIとはPurchasing Manager's Index(購買担当者景気指数)の省略形です。
調査主体であるMarkit社の日本語案内資料によれば、「各国の製造業とサービス業の PMI 調査は、400 を超える企業の上級担当責任者(もしくは同等職)を対象とするアンケート調査への回答に基づいています」。サービス業の「アンケートは事業活動・新規事業・受注残・サービス単価・購買価格・雇用・事業見通し」について行われ、その「集計結果をMarkit社のエコノミストが調査結果についてまとめています」。もし本説明内容に誤りがある場合には、引用者である当会のミスによるもので、Markit社案内資料の問題ではないことを付記しておきます。 。 出典はこちら になります。
【2. 既出情報】
最初に、本指標の過去及び今回発表情報のうち、既に公開されていることを整理します。以下の調査は2015年1月以降先月発表結果までの23回分のデータに基づき、当会独自に行っています(Markit社とは関係ありません)。
まず、今回発表では前回よりも0.5ポイント悪化が市場予想されています。本指標の過去の市場予想と発表結果を下図に示します。
図から、最近は2016年7月を底として改善が続いています。2016年7月の底は、6月のブリグジットショックのためと解釈でき、その後は回復しつつあるという状況でしょうか。
今回は、年明け以降にEUとの離脱交渉が始めることや、英国側の交渉方針に関する報道がはっきりしないこと(交渉前には当然のことです)を踏まえると、サービス業購買担当者がPMI調査項目の全てに消極的になることが想像できます。逆に、これから暫くは積極的になる理由は見当たりません。
次に、過去の本指標発表前後ローソク足を一覧整理しておきます。
このブログでは、ローソク足の大きさを比較しやすくするため、同じタイミングを始値とする始値規準ローソク足で表記します。比較は、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足、の四種類について行います。
縦軸の目盛数値を見ると、指標発表の10分前からの9分足(縦軸には10-1分足と表記)で、10pips以上の跳幅となったことが17回あります。そして、指標発表直前1分足でも、10pips以上の跳幅となったことが7回あります。また、発表直前1分足は陽線が目立っています。
指標発表直後の反応は、20pips以上となったことが、1分足で12回、10分足で19回あります。ちなみに、調査対象期間中に最も大きく反応したときは110pipsにも達しています。
参考とすべき関連指標として、サービス業PMIよりも先行性があるとされる製造業PMIを下図に示します。
図から、製造業PMIは、今回(2016年12月分が1/3発表)こそ前回結果・市場予想より大きく改善しましたが、2016年10・11月が前月より悪化しています。この影響が今回の発表で現れる可能性があり、注意が必要です。
以上の既出情報を整理した結果を纏めておきます。
- 本指標の過去反応は、発表前後ともに比較的大きくなることがあるので、ポジションを持つときには注意が必要です。本指標の今回市場予想は、前回よりも0.5ポイント悪化となっています。諸般の状況を踏まえると、今回は市場予想以上に悪化する可能性があるため、重ねて注意を喚起しておきます。
- 過去の反応は次の通りです。指標発表直前10-1分足で、10pips以上の跳幅となったことが17回あります。そして、指標発表直前1分足でも、10pips以上の跳幅となったことが7回あります。また、発表直前1分足は陽線が目立っています。指標発表直後の反応は、20pips以上となったことが、1分足で12回、10分足で19回あります。ちなみに、調査対象期間中に最も大きく反応したときは110pipsにも達しています。
参考とすべき関連指標には製造業PMIと見比べました。結果、製造業PMIは、今回(2016年12月分が1/3発表)こそ前回結果・市場予想より大きく改善しましたが、2016年10・11月が前月より悪化しています。この影響が今回の発表で現れる可能性があり、注意が必要です。
既に公開されている既出情報の調査は以上です。
この続きは、(1) 過去の反応の大きさ、(2) 過去のローソク足の向き、(3) 過去の反応(指標値によってどちらに値動きしたか)を分析し、本指標でどのようにポジションを持てば良いかの検討を行っています。 こちらの'17.01/05.18:30予定ー英国景気指数「サービス業PMI」分析(2017-01-04 16:50投稿) へどうぞ。
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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者、FX手法研究会、及び、本ブログ運営会社のそれぞれに対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
2017年01月02日
'17.01/03.18:30予定ー英国景気指標「製造業PMI」分析
前回記事の'17.01/03.18:30予定ー英国景気指標「製造業PMI」調査
は、本指標について既に公開されている情報に基づく調査結果です。今回はそれらの情報に基づきどのタイミングでポジションを持つべきかを検討した分析記事となります。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と10分足の跳幅(始値からヒゲの長い方までのpips)と値幅(始値から終値までのpips)を使います。この分析は最初に行って、十分なpipsが狙えそうな指標か否かを判断します。
中段のグラフは過去の反応平均値を整理したものです。
グラフから、(1) 最近は以前よりも反応が小さくなっているように見受けられます。(2) 全体的には1分足よりも10分足の跳幅・値幅が大きく、両者の差も十分確保できているため、指標発表後に反応方向を確認してから安全にポジションを取得できる可能性が高く、やり方次第で20pips近く狙うこともできそうです。一方、(3) 10pips(最悪でも20pips)も含損が生じたら、もう挽回できそうにない、ということが読み取れます。
下段の表は、ポジションの取得時期と解消時期とで、どの程度のpipsが狙えるかを一覧したものです。この表については下表でより詳しく分析します。
ここでは詳細を割愛しますが、リスクの割にリターンが大きな行に順番を付け、四段目(最下段)の表で以上の反応性分析結果に基づく結論を得ました。本分析結果と結論を以下に整理しておきます。
反応一致性分析では、指標発表前後のローソク足の向きを調べています。このブログでは、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足の4種類のローソク足を扱っています。これら各ローソク足の向きに偏りがないかと、あるローソク足と別のローソク足との向きが一致する傾向に偏りがないか、を調べています。
下表に前月までの分析結果及び今回分析結論を示します。
まず一段目(最上段)の表は、対象の4種類のローソク足の向きが陽線か陰線かに偏っていないかを調べています。
結果、指標発表直前1分足の陰線率が74%と偏っていることがわかりました。基準の期待的中率75%には達していませんが、とりあえずシナリオ案としてキープしておきましょう。
下段(最下段)の表が各ローソク足の向きの一致率を算出したものです。
結果、指標発表直後1分足の向きと同10分足の向きの一致率が86%あることがわかりました。
ともあれ、反応一致性分析の結果・結論を以下に整理しておきます。
指標一致性分析は、指標の良し悪しが反応(値動き)の向きと一致しているかどうかを分析します。より正確には、指標の「市場予想ー前回結果」が指標発表前の折込みとして反応に現れるかと、「発表結果ー市場予想」と「発表結果ー前回結果」の和が指標発表後の反応として表れているか、を分析しています。
まず上段の表は、表註の事前差異と事後差異の向きがそれぞれ偏っていないかを調べています。ここではいずれも約50%となっており、偏りはありません。
次に下段の表は、上段・中段の表から指標の向き(事前差異と事後差異)とがローソク足の向きと一致しているか否かを調べたものとなっています。
表から、事後差異と発表直後1分足・10分足との方向一致率が各95%・77%あることがわかりました。このことは、本指標が指標発表結果に素直に反応することを示唆しています。
以下に指標一致性分析の結果・結論を纏めておきます。
以上の分析結果に基づき、ここまでに残したシナリオ案を一覧し、タイミングが同じシナリオ案を統合します。
上段の表は、ここまでの分析結果を一覧したものです。この表から、ポジションを持つタイミングが一致するものを統合すると、下段の表のようになります。
最後に、ここまでの調査・分析の結論を再掲しておきます。ポジションを持つ前に頭に入れておく注意点には下線を引いておきました。
既出情報の結果は次の通りです。
反応性分析の結果・結論は次の通りです。
反応一致性分析の結果・結論は次の通りです。
指標一致性分析の結果・結論は次の通りです。
結果は事後に報告します。皆さまのご健闘を祈念いたします。
※ 2017年1月2日22時5分追記
この指標の発表結果と取引結果を、 '17.01/03.18:30発表ー英国景気指標「製造業PMI」結果 に記載しました。
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【3. 反応性分析】
反応性分析では、過去発表直後の1分足と10分足の跳幅(始値からヒゲの長い方までのpips)と値幅(始値から終値までのpips)を使います。この分析は最初に行って、十分なpipsが狙えそうな指標か否かを判断します。
中段のグラフは過去の反応平均値を整理したものです。
グラフから、(1) 最近は以前よりも反応が小さくなっているように見受けられます。(2) 全体的には1分足よりも10分足の跳幅・値幅が大きく、両者の差も十分確保できているため、指標発表後に反応方向を確認してから安全にポジションを取得できる可能性が高く、やり方次第で20pips近く狙うこともできそうです。一方、(3) 10pips(最悪でも20pips)も含損が生じたら、もう挽回できそうにない、ということが読み取れます。
下段の表は、ポジションの取得時期と解消時期とで、どの程度のpipsが狙えるかを一覧したものです。この表については下表でより詳しく分析します。
ここでは詳細を割愛しますが、リスクの割にリターンが大きな行に順番を付け、四段目(最下段)の表で以上の反応性分析結果に基づく結論を得ました。本分析結果と結論を以下に整理しておきます。
- 反応性分析では三つシナリオ案を残すことにしました。
- 全体的には1分足よりも10分足の跳幅・値幅が大きいので、指標発表後に反応方向を確認してから安全にポジションを取得できる可能性が高いことがわかりました。
- やり方次第で20pips近く狙うこともできそうな一方、10pips(最悪でも20pips)も含損が生じたらもう挽回できそうにない、ということが読み取れました。
【4. 反応一致性分析】
反応一致性分析では、指標発表前後のローソク足の向きを調べています。このブログでは、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足の4種類のローソク足を扱っています。これら各ローソク足の向きに偏りがないかと、あるローソク足と別のローソク足との向きが一致する傾向に偏りがないか、を調べています。
下表に前月までの分析結果及び今回分析結論を示します。
まず一段目(最上段)の表は、対象の4種類のローソク足の向きが陽線か陰線かに偏っていないかを調べています。
結果、指標発表直前1分足の陰線率が74%と偏っていることがわかりました。基準の期待的中率75%には達していませんが、とりあえずシナリオ案としてキープしておきましょう。
下段(最下段)の表が各ローソク足の向きの一致率を算出したものです。
結果、指標発表直後1分足の向きと同10分足の向きの一致率が86%あることがわかりました。
ともあれ、反応一致性分析の結果・結論を以下に整理しておきます。
- 反応一致性分析では二つのシナリオ案を残すことにしました。
- 指標発表直前1分足の陰線率が74%と偏っていることがわかりました。
- 指標発表直後1分足の向きと同10分足の向きの一致率が86%あることがわかりました。
【5. 指標一致性分析】
指標一致性分析は、指標の良し悪しが反応(値動き)の向きと一致しているかどうかを分析します。より正確には、指標の「市場予想ー前回結果」が指標発表前の折込みとして反応に現れるかと、「発表結果ー市場予想」と「発表結果ー前回結果」の和が指標発表後の反応として表れているか、を分析しています。
まず上段の表は、表註の事前差異と事後差異の向きがそれぞれ偏っていないかを調べています。ここではいずれも約50%となっており、偏りはありません。
次に下段の表は、上段・中段の表から指標の向き(事前差異と事後差異)とがローソク足の向きと一致しているか否かを調べたものとなっています。
表から、事後差異と発表直後1分足・10分足との方向一致率が各95%・77%あることがわかりました。このことは、本指標が指標発表結果に素直に反応することを示唆しています。
以下に指標一致性分析の結果・結論を纏めておきます。
- 指標一致性分析では二つのシナリオ案を残すことにしました。
- 事後差異と発表直後1分足・10分足との方向一致率が各95%・77%あることがわかりました。
【6. シナリオ作成】
以上の分析結果に基づき、ここまでに残したシナリオ案を一覧し、タイミングが同じシナリオ案を統合します。
上段の表は、ここまでの分析結果を一覧したものです。この表から、ポジションを持つタイミングが一致するものを統合すると、下段の表のようになります。
最後に、ここまでの調査・分析の結論を再掲しておきます。ポジションを持つ前に頭に入れておく注意点には下線を引いておきました。
既出情報の結果は次の通りです。
- 本指標の過去反応は、発表前後ともに比較的大きくなることがあるので、ポジションを持つときには注意が必要です。
- 本指標の今回市場予想は、前回よりも0.2ポイント悪化となっています。 諸般の状況を踏まえると、今回は市場予想以上に悪化する可能性があるため、重ねて注意を喚起しておきます 。
- 指標発表の10分前からの9分足(縦軸には10-1分足と表記)で、10pips以上の跳幅となったことが20回あります。そして、指標発表直後10分足は、20pips以上となったことが21回あります。また、調査対象期間中に最も大きく反応したときは110pipsにも達しています 。
反応性分析の結果・結論は次の通りです。
- 反応性分析では三つシナリオ案を残すことにしました。
- 全体的には1分足よりも10分足の跳幅・値幅が大きいので、指標発表後に反応方向を確認してから安全にポジションを取得できる可能性が高いことがわかりました。
- やり方次第で20pips近く狙うこともできそうな一方、 10pips(最悪でも20pips)も含損が生じたらもう挽回できそうにない 、ということが読み取れました。
反応一致性分析の結果・結論は次の通りです。
- 反応一致性分析では二つのシナリオ案を残すことにしました。
- 指標発表直前1分足の陰線率が74%と偏っていることがわかりました。
- 指標発表直後1分足の向きと同10分足の向きの一致率が86%あることがわかりました。
指標一致性分析の結果・結論は次の通りです。
- 指標一致性分析では二つのシナリオ案を残すことにしました。
- 事後差異と発表直後1分足・10分足との方向一致率が各95%・77%あることがわかりました。
結果は事後に報告します。皆さまのご健闘を祈念いたします。
※ 2017年1月2日22時5分追記
この指標の発表結果と取引結果を、 '17.01/03.18:30発表ー英国景気指標「製造業PMI」結果 に記載しました。
以上
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以上
'17.01/03.18:30予定ー英国景気指標「製造業PMI」調査
'17.01/03.18:30に英国景気指標「製造業PMI」の発表が予定されています。今回の発表は2016年12月分です。
今回の発表では次のようにポジションを持つ予定です。根拠を以下に示し、結果は事後に報告します。
本指数は、(1) 各国のPMI同士を比較しやすいこと、(2) 景況感は景気転換の先行指標と考えられること、(3) 製造業景況指数は非製造業のそれより先行性があると考えられること、から重要度・注目度が高いとされています。
PMIは、企業購買担当者に直接調査して算出されるため、景気実態を正確に反映した先行指標と言われています。これは、製造業の材料・部品調達は、数か月先の取引先動向や製品需要から仕入れを行うため、それだけの先行性があると考えられるため、です。
指数の解釈は、50%を上回ると景気拡大・50%を下回ると景気後退、です。
指数の意義は、景気転換をGDPよりも先行示唆することと、です。
英国重要指標全般に言えることですが、他の主要国と比較して反応(値動き)が素直で大きいという特徴があるように思われます。FX会社などの経済指標ランク分では、他国と同程度の重要度・注目度に位置づけられることが多いように見受けられます。がしかし、米国指標発表時のUSDJPYの反応と比べると、英国指標発表時のGBPJPYの反応は、1ランク上の大きさになるようです。そのためポジションを持つ場合には注意が必要です。
なお、PMIとはPurchasing Manager's Index(購買担当者景気指数)の省略形です。
Markit社の日本語案内資料によれば、「各国の製造業とサービス業の PMI 調査は、400 を超える企業の上級担当責任者(もしくは同等職)を対象とするアンケート調査への回答に基づいています」。製造業の「アンケートは生産高・新規受注・新規輸出受注・受注残・製品価格・購買価格・サプライヤー納期・完成品在庫・購買数量・購買品在庫・雇用」について行われ、その「集計結果をMarkit社のエコノミストが調査結果についてまとめています」。もし本記述内容に誤りがある場合には、引用者である当会のミスによるもので、Markit社案内資料の問題ではないことを付記しておきます。 出典はこちら になります。
最初に、本指標の過去及び今回発表情報のうち、既に公開されていることを整理します。以下の調査は2015年1月以降先月発表結果までの23回分のデータに基づき、当会独自に行っています(Markit社とは関係ありません)。
まず、今回発表では前回よりも0.2ポイントの悪化が市場予想されています。本指標の過去の市場予想と発表結果を下図に示します。
図から、最近は2016年7月を底として2回続けて改善後、2回続けて悪化しています。2016年7月の底は、6月のブリグジットショックのためと解釈でき、その後は回復しつつあるという状況でしょうか。
今回は、年明け以降にEUとの離脱交渉が始めることや、英国側の交渉方針に関する報道がはっきりしないこと(交渉前には当然のことです)を踏まえると、製造業購買担当者がPMI調査項目の全てに消極的になることが想像できます。逆に、これから暫くは積極的になる理由は見当たりません。
もともと欧米の景気・雇用指標は、年末の予想が強気になる傾向があります。そのため、今回は市場予想以上の悪化も起こり得るので、予断を許しません。
次に、過去の本指標発表前後ローソク足を一覧整理しておきます。
このブログでは、ローソク足の大きさを比較しやすくするため、同じタイミングを始値とする始値規準ローソク足で表記します。比較は、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足、の四種類について行います。
縦軸の目盛数値を見ると、指標発表の10分前からの9分足(縦軸には10-1分足と表記)で、10pips以上の跳幅となったことが20回あります。そして、指標発表直前1分足でも、10pips以上の跳幅となったことが9回ありません。また、発表直前10-1分足は陽線が目立ち、発表直前1分足では陰線が目立っています。
指標発表直後の反応は、20pips以上となったことが、1分足で12回、10分足で21回あります。ちなみに、調査対象期間中に最も大きく反応したときは110pipsにも達しています。
以上の既出情報を整理した結果を纏めておきます。
既に公開されている既出情報の調査は以上です。
この続きは、(1) 過去の反応の大きさ、(2) 過去のローソク足の向き、(3) 過去の反応(指標値によってどちらに値動きしたか)を分析し、本指標でどのようにポジションを持てば良いかの検討を行っています。 '17.01/03.18:30予定ー英国景気指標「製造業PMI」分析 へどうぞ。
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今回の発表では次のようにポジションを持つ予定です。根拠を以下に示し、結果は事後に報告します。
【1. 指標概要】
本指数は、(1) 各国のPMI同士を比較しやすいこと、(2) 景況感は景気転換の先行指標と考えられること、(3) 製造業景況指数は非製造業のそれより先行性があると考えられること、から重要度・注目度が高いとされています。
PMIは、企業購買担当者に直接調査して算出されるため、景気実態を正確に反映した先行指標と言われています。これは、製造業の材料・部品調達は、数か月先の取引先動向や製品需要から仕入れを行うため、それだけの先行性があると考えられるため、です。
指数の解釈は、50%を上回ると景気拡大・50%を下回ると景気後退、です。
指数の意義は、景気転換をGDPよりも先行示唆することと、です。
英国重要指標全般に言えることですが、他の主要国と比較して反応(値動き)が素直で大きいという特徴があるように思われます。FX会社などの経済指標ランク分では、他国と同程度の重要度・注目度に位置づけられることが多いように見受けられます。がしかし、米国指標発表時のUSDJPYの反応と比べると、英国指標発表時のGBPJPYの反応は、1ランク上の大きさになるようです。そのためポジションを持つ場合には注意が必要です。
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【2. 既出情報】
最初に、本指標の過去及び今回発表情報のうち、既に公開されていることを整理します。以下の調査は2015年1月以降先月発表結果までの23回分のデータに基づき、当会独自に行っています(Markit社とは関係ありません)。
まず、今回発表では前回よりも0.2ポイントの悪化が市場予想されています。本指標の過去の市場予想と発表結果を下図に示します。
図から、最近は2016年7月を底として2回続けて改善後、2回続けて悪化しています。2016年7月の底は、6月のブリグジットショックのためと解釈でき、その後は回復しつつあるという状況でしょうか。
今回は、年明け以降にEUとの離脱交渉が始めることや、英国側の交渉方針に関する報道がはっきりしないこと(交渉前には当然のことです)を踏まえると、製造業購買担当者がPMI調査項目の全てに消極的になることが想像できます。逆に、これから暫くは積極的になる理由は見当たりません。
もともと欧米の景気・雇用指標は、年末の予想が強気になる傾向があります。そのため、今回は市場予想以上の悪化も起こり得るので、予断を許しません。
次に、過去の本指標発表前後ローソク足を一覧整理しておきます。
このブログでは、ローソク足の大きさを比較しやすくするため、同じタイミングを始値とする始値規準ローソク足で表記します。比較は、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足、の四種類について行います。
縦軸の目盛数値を見ると、指標発表の10分前からの9分足(縦軸には10-1分足と表記)で、10pips以上の跳幅となったことが20回あります。そして、指標発表直前1分足でも、10pips以上の跳幅となったことが9回ありません。また、発表直前10-1分足は陽線が目立ち、発表直前1分足では陰線が目立っています。
指標発表直後の反応は、20pips以上となったことが、1分足で12回、10分足で21回あります。ちなみに、調査対象期間中に最も大きく反応したときは110pipsにも達しています。
以上の既出情報を整理した結果を纏めておきます。
- 本指標の過去反応は、発表前後ともに比較的大きくなることがあるので、ポジションを持つときには注意が必要です。
- 本指標の今回市場予想は、前回よりも0.2ポイント悪化となっています。諸般の状況を踏まえると、今回は市場予想以上に悪化する可能性があるため、重ねて注意を喚起しておきます。
- 指標発表の10分前からの9分足(縦軸には10-1分足と表記)で、10pips以上の跳幅となったことが20回あります。そして、指標発表直後10分足は、20pips以上となったことが21回あります。また、調査対象期間中に最も大きく反応したときは110pipsにも達しています。
既に公開されている既出情報の調査は以上です。
この続きは、(1) 過去の反応の大きさ、(2) 過去のローソク足の向き、(3) 過去の反応(指標値によってどちらに値動きしたか)を分析し、本指標でどのようにポジションを持てば良いかの検討を行っています。 '17.01/03.18:30予定ー英国景気指標「製造業PMI」分析 へどうぞ。
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以上
2016年12月20日
'16.12/23.18:30予定ー英国「四半期GDP確報値」分析
'16.12/23.18:30に英国「四半期GDP確報値」が発表されます。
今回用意したシナリオはひとつです。
すなわち、前期比の発表結果と市場予想の差、及び、発表結果と前回結果の差の正負の向きが、発表直後1分足や10分足の正負の向き(陽線か陰線か)と一致する可能性が非常に高いことがわかりました。よって、それらが一致していることが判明次第、ポジションを取得し10分足跳幅を狙いたいと考えています。
反応性分析の結果を示します。
次に結論を整理します。
前回までの指標発表直前10-1分足・同1分足・発表直後1分足・同10分足を、始値規準で並べてみました。
各時間帯毎のローソク足の向きの一致/不一致を検証しておきました。
過去の前期比・前年比の市場予想・発表結果を示します。
指標の前回結果と市場予想と今回発表の各差の正負の向きとローソク足の向きの一致・不一致を整理しておきます。
以上、反応性分析・反応一致分析・指標一致分析の結論に基づき、今回はシナリオをひとつ用意しておきました。
ご参考までにこちらの記事もどうぞ。
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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者、FX手法研究会、及び、本ブログ運営会社のそれぞれに対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
今回用意したシナリオはひとつです。
すなわち、前期比の発表結果と市場予想の差、及び、発表結果と前回結果の差の正負の向きが、発表直後1分足や10分足の正負の向き(陽線か陰線か)と一致する可能性が非常に高いことがわかりました。よって、それらが一致していることが判明次第、ポジションを取得し10分足跳幅を狙いたいと考えています。
【反応性分析】
反応性分析の結果を示します。
次に結論を整理します。
【反応一致分析】
(ローソク足検証)
前回までの指標発表直前10-1分足・同1分足・発表直後1分足・同10分足を、始値規準で並べてみました。
(反応一致検証)
各時間帯毎のローソク足の向きの一致/不一致を検証しておきました。
【指標一致分析】
(指標検証)
過去の前期比・前年比の市場予想・発表結果を示します。
(指標一致分析)
指標の前回結果と市場予想と今回発表の各差の正負の向きとローソク足の向きの一致・不一致を整理しておきます。
【シナリオ作成】
以上、反応性分析・反応一致分析・指標一致分析の結論に基づき、今回はシナリオをひとつ用意しておきました。
以上
ご参考までにこちらの記事もどうぞ。
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ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者、FX手法研究会、及び、本ブログ運営会社のそれぞれに対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
2016年12月16日
'16.12/15.21:00発表ー英国「BOE政策金利」結果
'16.12/15.21:00に英国「BOE政策金利」が発表されました。
本指標の事前分析は こちら になります。
結果は市場予想通り現状維持でした。
下表の通り、エントリー時間は2分22秒、投資利益率は4.48%となりました。
下表に、事前分析結果と事後検証結果を一覧に纏めておきます。
シナリオ2での「イグジットが早すぎた」という反省は。このポジションがうまくやれば50pips以上になったようだからです。但し、これは結果論で、今回の発表直後1分足実体部は僅か4pipsしかなかった点を踏まえると、これはこれでも良いという気もします。難しいところです。
シナリオ1でロスが生じた点は仕方ありません。陰線率が92%もあったことを踏まえると、エントリーしない訳にはいきません。但し、ギリギリまで反転を待った結果、イグジットが発表と同時になってしまったのは反省すべき点でした。
だいぶ書式も整ってきたので、色々と楽になってきました。何より、書式さえ整えば出先でスマホを使っても楽に資料作成ができます。
本指標の事前分析は こちら になります。
関連記事はこちらからどうぞ。
>>> 「FXは上達するのか」
>>> 「ファンダメンタル分析の楽しみ方」
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【指標結果】
結果は市場予想通り現状維持でした。
【取引結果】
下表の通り、エントリー時間は2分22秒、投資利益率は4.48%となりました。
【シナリオ検証】
下表に、事前分析結果と事後検証結果を一覧に纏めておきます。
シナリオ2での「イグジットが早すぎた」という反省は。このポジションがうまくやれば50pips以上になったようだからです。但し、これは結果論で、今回の発表直後1分足実体部は僅か4pipsしかなかった点を踏まえると、これはこれでも良いという気もします。難しいところです。
シナリオ1でロスが生じた点は仕方ありません。陰線率が92%もあったことを踏まえると、エントリーしない訳にはいきません。但し、ギリギリまで反転を待った結果、イグジットが発表と同時になってしまったのは反省すべき点でした。
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タグ: 英国,金融政策,BOE,政策金利
2016年12月14日
'16.12/15.21:00予定ー英国「BOE政策金利」分析
'16.12/15.21:00に英国「BOE政策金利」が発表されます。
直前ぎりぎりとなったため説明は割愛します。
【指標一致分析】
結果はいつもの通り、事後に報告いたします。
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>>> 「FXは上達するのか」
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直前ぎりぎりとなったため説明は割愛します。
【反応性分析】
【反応一致分析】
(ローソク足検証)
(一致性検証)
(反応一致分析)
【指標一致分析】
(指標検証)
(一致性分析)
(指標一致分析)
【シナリオ作成】
結果はいつもの通り、事後に報告いたします。
以上
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タグ: 英国,金融政策,BOE,政策金利
2016年12月13日
'16.12/13.18:30発表ー英国「物価指数」結果
'16.12/13.18:30に英国「物価指数」が発表されました。
1回目のエントリーは、スマホ操作ミスによってUSDJPYで行ってしまった。
この指標の事前分析は こちら からどうぞ。
関連記事はこちらから。
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【発表結果】
【取引結果】
1回目のエントリーは、スマホ操作ミスによってUSDJPYで行ってしまった。
【分析検証】
- 反応性分析の通り、発表直後1分足の値幅よりも同10分足の跳幅・値幅は大きくなった。
- 反応一致分析の通り、今回も発表直前10-1分足は陽線、同1分足は陰線、両者の方向は不一致となった。
- 今回は指標一致分析による事前見解は出せていなかった。
【取引検証】
- 今回は3回ポジションをもち、うち1回は機材操作ミスがあった。
- エントリー時間は合計00:14:19で、この間に計11.12pipsを利確した。
- 3回の平均投資額(5445円)に対する収益率は2.04%だった。
以上
この指標の事前分析は こちら からどうぞ。
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2016年12月09日
'16.12/13.18:30予定ー英国「物価指数」分析
'16.12/13.18:30には英国11月の「小売物価指数」「消費者物価指数」「生産者物価指数」といった物価指数が発表されます。
反応性分析では、この指標発表直後の反応(値動き)を調べて、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。
以下に、この指標発表時の反応を一覧整理しておきます。なお、分析表では全平均の数値を用いています。
反応性分析の結論は次の通りです。
反応一致分析は、指標発表前後のローソク足の向きに特徴的な偏りがないかを調べ、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。反応一致分析では、ローソク足の向きに偏りがないかを調べるローソク足分析と、発表前後のローソク足の向きの一致に偏りがないかを調べる一致性分析と、を順に行います。
まず、ローソク足分析です。
発表10分前から発表1分前の10-1分足は、このようになっていました。
陰線4本に対し陽線13本というのは偏りと言えます。値幅(実体部の始値と終値の差)が0だった3回を除くと、この時間帯には4回に3回以上が陽線となっています(陽線率76%)。
なお、始値と終値が一致した場合を除いたのは、その場合にポジションを持っても損をしないからです(正確にはスプレッド分だけ損しますが)。
次に、発表直前の1分足を同様に始値規準で並べてみました。
陰線16本に対し陽線2本というのは偏りと言えます。値幅(実体部の始値と終値の差)が0だった2回を除くと、この時間帯には10回に9回程度が陰線となっています(陰線率89%)。
一方、指標発表直後の1分足を並べてみると、今後は(おそらく)発表結果に応じて陽線と陰線が適度にばらけていました。
同様に、指標発表直後の10分足を並べてみても、指標発表直後1分足と同じく(おそらく)発表結果に応じて陽線と陰線が適度にばらけていました。
以上のことを整理しながら、念のため先に起きたことが後に起きることと一致傾向があるかを分析しましょうう。下表をご覧ください。
前々一致率とは直前10-1分足と直前1分足の方向が一致した%です。前述の通り、なぜか直前10-1分足は陽線率が76%で、直前1分足は陰線率が89%ですから、この一致率が低くなったのは当然です。不一致率は表に載せていませんが、暗算で76%にもなることがわかりました。
前後一致率とは直前10-1分足や直前1分足の方向が直後1分足の方向と一致した%です。どちらの数字であれ70%以上もしくは30%以下になっていないかに着目しています。直前10-1分足と直後1分足の一致率が65%とやや高いものの、安心してポジションを持つ根拠にはなりません。
このブログでは、考えても訳がわからないことが多いFXをやるのだから、75%や25%といった数字を色々な判断基準にしています。75%や25%の意味は目標が3勝1敗だからです。
後々一致率とは、直後1分足と同10分足の方向が一致した%です。この%は高くて当然で、もともと70~80%となることが多いようです。直後1分足と直後10分足の一致率は高くて当然で、低ければ1分足が「騙し」となった場合が多いことを意味するので要注意です。直後1分足と直後10分足の一致率が60%を切ると安全な順張りのポジションが持てないと割り切って、ポジションを持つのは控えます。ここでは68%なので大丈夫です。
ともあれ、反応一致分析の結論は次の通りです。
指標一致分析は、指標発表結果の方向(良否)と反応の向きに特徴的な偏りがないかを調べ、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。指標一致分析では、過去の指標の発表結果の方向(良否)に特徴的な偏りがないかを調べる指標分析と、発表前後にローソク足の向きとの一致に偏りがないかを調べる一致性分析と、を順に行います。
まず、指標分析を行います。
小売物価指数は次のようになっています。
次に、消費者物価指数です。
そして、生産者物価指数です。
指標の種類が多すぎてとても把握できませんね。そこで、小売物価指数と消費者物価指数は前月比・前年比・コア前年比の市場予想と発表結果の差を、生産者物価指数はコア前年比の市場予想と発表結果の差を、全て足し合わせた仮統合関数というのを仮定します。正確に書くと面倒ですが、要するに全ての予想と結果の差を足しただけです。
この仮統合関数は次のようになります。
仮統合関数を使った結果を見る限りでは、前回と予想と結果のそれぞれについて、何か規則性や傾向は伺えません。指標分析の結論は、そういうことになります。
次に、一致性分析を行います。
この関数の向きと先に挙げた時間帯毎のローソク足の向きを比べてみましょう。
まず最初に、上の表は指標分析を一覧整理したものです。
先の結論通り、予想と結果を組み合わせた差分には、N(マイナス)とP(プラス)とに偏りがないように見受けられます。市場予想が発表結果を良く見込む癖も悪く見込む癖もないようです。
次の表は、反応一致分析で用いたものです。これについては先述の通りです。
そして下の表は、指標の良し悪しと反応の方向を比べた一致性分析です。
市場予想と前回発表の一致率(不一致率も)はいずれも75%に達していません(一致率・不一致率がポジションを持つ根拠にはなりません)。
前々一致率が低いことはこれまでの分析で予想されていました。発表前には、前回結果と今回の市場予想しか情報がありません。ところが、先の反応一致分析でそんなことに関係なく、発表直前10-1分足は陽線率が異常に高く、発表直前1分足は陰線率が異常に高かったからです。
前後一致率や後々一致率もそこそこ高いので、いわゆる「材料出尽くし」で指標発表結果の良否に反する反応をすることもないでしょう。気をつけていればいいというレベルです。
つまり、最初に挙げた反応性分析の結論のように、この指標発表時には発表直後1分足の向きを見てから順張りで同10分足の跳幅を狙うしかありませんね。
指標一致分析の結論は次の通りです。
シナリオ作成の前に現状を分析しておきましょう。
まず現在のチャート状況です。
現在のGBPJPYの日足チャートを見ると、11/7始値を起点とする上昇トレンド中と見受けられます。但し、下表からは、このトレンドがGBPとUSDが拮抗しJPYが安くなって形成されています。GBPJPYは陽線が順張りという前提は、発表前にGBPとUSDの拮抗が崩れるかJPYが強くならない限り成り立ちます。
次に前後のイベントについて見てみましょう。
15日04:00の米FOMC政策金利発表と同日21:00のBOE政策金利発表が予定されています。これらイベントの影響は、前者の影響が大きい上に順序的に先のため、後者の影響は無視できると考えられます。その結果、米金利引上げという市場予想が圧倒的に強い現状では、先のGBPとUSDの拮抗が崩れる可能性があります。おそらく相対的にはUSDが強くなってGBPが弱くなるので、あとはそれ以上にJPY安が続くかどうかが問題です。
その他ファンダメンタルは、原油価格が持ち直しつつあることがGBPを強くしています。但し、今回は11月分の物価指数発表ですから、先のOPEC減産合意の影響はありません。IMM投機筋ポジションは、GBPが11月から微減していますが、大きな変化が現れている訳ではありません。
以上のことから、現状確認の結論は、
反応性分析の結論は次の通りでした。
次に、反応一致分析の結論は次の通りでした。
指標一致分析の結論は次の通りでした。
そして現状確認の結論は次の通りでした。
以上のことから、今回のシナリオは
結果はいつもの通り、事後に報告いたします。
結果は こちら からどうぞ。
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【反応性分析】
反応性分析では、この指標発表直後の反応(値動き)を調べて、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。
以下に、この指標発表時の反応を一覧整理しておきます。なお、分析表では全平均の数値を用いています。
反応性分析の結論は次の通りです。
- 前回発表時にはやや反応が大きかったようだが、過去3回~過去20回(全平均)のグラフ形状に大きな変化はなく、この指標の反応性は安定している。これなら、発表直後の反応を見てからポジションを取っても、比較的安心できる。
- 発表直後の1分足終値がつく頃にポジションを取って10分足跳幅で解消できれば、順張りで20pipsが狙える可能性がある。また、そのまま10分足終値がつくまでポジションを解消できなかったとしても、平均値では2pipsのプラスとなっている。これは順張りの安心感を補強する。
- 1分足跳幅でポジションを取って1分足終値や10分足終値で解消するのは、逆張りとなる上に、順張りよりも小さな10pips程度しか狙えない。
【反応一致分析】
反応一致分析は、指標発表前後のローソク足の向きに特徴的な偏りがないかを調べ、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。反応一致分析では、ローソク足の向きに偏りがないかを調べるローソク足分析と、発表前後のローソク足の向きの一致に偏りがないかを調べる一致性分析と、を順に行います。
まず、ローソク足分析です。
発表10分前から発表1分前の10-1分足は、このようになっていました。
陰線4本に対し陽線13本というのは偏りと言えます。値幅(実体部の始値と終値の差)が0だった3回を除くと、この時間帯には4回に3回以上が陽線となっています(陽線率76%)。
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陰線16本に対し陽線2本というのは偏りと言えます。値幅(実体部の始値と終値の差)が0だった2回を除くと、この時間帯には10回に9回程度が陰線となっています(陰線率89%)。
一方、指標発表直後の1分足を並べてみると、今後は(おそらく)発表結果に応じて陽線と陰線が適度にばらけていました。
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前々一致率とは直前10-1分足と直前1分足の方向が一致した%です。前述の通り、なぜか直前10-1分足は陽線率が76%で、直前1分足は陰線率が89%ですから、この一致率が低くなったのは当然です。不一致率は表に載せていませんが、暗算で76%にもなることがわかりました。
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後々一致率とは、直後1分足と同10分足の方向が一致した%です。この%は高くて当然で、もともと70~80%となることが多いようです。直後1分足と直後10分足の一致率は高くて当然で、低ければ1分足が「騙し」となった場合が多いことを意味するので要注意です。直後1分足と直後10分足の一致率が60%を切ると安全な順張りのポジションが持てないと割り切って、ポジションを持つのは控えます。ここでは68%なので大丈夫です。
ともあれ、反応一致分析の結論は次の通りです。
- ローソク足分析の結果、発表直前10-1分足の陽線率は76%もあり、そのうち跳幅が10pips以上となった場合が85%に達する。発表直前1分足の陰線率は89%にも達するものの、跳幅が10pipsに達したことはそのうち19%しかない。ただいずれも安心できる数字なので、どちらで/どちらもポジションを取るかは、実際の値動きをみて決めればよい。
- 一致性分析の結果、直前10-1分足と直前1分足の不一致率は76%にもなる。この結果はローソク足分析の結果を踏まえると、直前1分足が始まる直前にポジションを取って、その終値がつく前にポジションを解消することへの安心感を補強する。
- 発表直後1分足と同10分足の方向一致率は68%となっているため少し注意が必要なものの、反応性分析の結論である発表直後1分足の終値がつく頃にポジションを取っても騙されない公算が強いと言える。
【指標一致分析】
指標一致分析は、指標発表結果の方向(良否)と反応の向きに特徴的な偏りがないかを調べ、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。指標一致分析では、過去の指標の発表結果の方向(良否)に特徴的な偏りがないかを調べる指標分析と、発表前後にローソク足の向きとの一致に偏りがないかを調べる一致性分析と、を順に行います。
まず、指標分析を行います。
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次に、消費者物価指数です。
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この仮統合関数は次のようになります。
仮統合関数を使った結果を見る限りでは、前回と予想と結果のそれぞれについて、何か規則性や傾向は伺えません。指標分析の結論は、そういうことになります。
次に、一致性分析を行います。
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まず最初に、上の表は指標分析を一覧整理したものです。
先の結論通り、予想と結果を組み合わせた差分には、N(マイナス)とP(プラス)とに偏りがないように見受けられます。市場予想が発表結果を良く見込む癖も悪く見込む癖もないようです。
次の表は、反応一致分析で用いたものです。これについては先述の通りです。
そして下の表は、指標の良し悪しと反応の方向を比べた一致性分析です。
市場予想と前回発表の一致率(不一致率も)はいずれも75%に達していません(一致率・不一致率がポジションを持つ根拠にはなりません)。
前々一致率が低いことはこれまでの分析で予想されていました。発表前には、前回結果と今回の市場予想しか情報がありません。ところが、先の反応一致分析でそんなことに関係なく、発表直前10-1分足は陽線率が異常に高く、発表直前1分足は陰線率が異常に高かったからです。
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つまり、最初に挙げた反応性分析の結論のように、この指標発表時には発表直後1分足の向きを見てから順張りで同10分足の跳幅を狙うしかありませんね。
指標一致分析の結論は次の通りです。
- 指標分析の結果、この指標の前回・予想・結果の間には特徴的な癖がない。
- 一致性分析の結果も同様に新たな知見は得られない。
- この結果は、英国物価指数で扱う指標が多すぎるために用いた仮統合関数が正しくない可能性がある。この点は別途検討の継続を要する。
【現状確認】
シナリオ作成の前に現状を分析しておきましょう。
まず現在のチャート状況です。
現在のGBPJPYの日足チャートを見ると、11/7始値を起点とする上昇トレンド中と見受けられます。但し、下表からは、このトレンドがGBPとUSDが拮抗しJPYが安くなって形成されています。GBPJPYは陽線が順張りという前提は、発表前にGBPとUSDの拮抗が崩れるかJPYが強くならない限り成り立ちます。
次に前後のイベントについて見てみましょう。
15日04:00の米FOMC政策金利発表と同日21:00のBOE政策金利発表が予定されています。これらイベントの影響は、前者の影響が大きい上に順序的に先のため、後者の影響は無視できると考えられます。その結果、米金利引上げという市場予想が圧倒的に強い現状では、先のGBPとUSDの拮抗が崩れる可能性があります。おそらく相対的にはUSDが強くなってGBPが弱くなるので、あとはそれ以上にJPY安が続くかどうかが問題です。
その他ファンダメンタルは、原油価格が持ち直しつつあることがGBPを強くしています。但し、今回は11月分の物価指数発表ですから、先のOPEC減産合意の影響はありません。IMM投機筋ポジションは、GBPが11月から微減していますが、大きな変化が現れている訳ではありません。
以上のことから、現状確認の結論は、
- GBPJPYは11月7日始値を起点とする上昇トレンド中で、その原因はJPY安にある。
- 今後、15日のFOMCが近づくにつれてGBPUSDの拮抗関係が崩れると、その影響でGBPJPYのトレンドにも変化があるかも知れない。
- 資源国通貨であるGBPに影響する原油価格に大きな変化はなく、IMM投機筋ポジションもGBP微減に留まっている。
【シナリオ検討】
反応性分析の結論は次の通りでした。
- 前回発表時にはやや反応が大きかったようだが、過去3回~過去20回(全平均)のグラフ形状に大きな変化はなく、この指標の反応性は安定している。これなら、発表直後の反応を見てからポジションを取っても、比較的安心できる。
- 発表直後の1分足終値がつく頃にポジションを取って10分足跳幅で解消できれば、順張りで20pipsが狙える可能性がある。また、そのまま10分足終値がつくまでポジションを解消できなかったとしても、平均値では2pipsのプラスとなっている。これは順張りの安心感を補強する。
- 1分足跳幅でポジションを取って1分足終値や10分足終値で解消するのは、逆張りとなる上に10pips程度しか狙えない。
次に、反応一致分析の結論は次の通りでした。
- ローソク足分析の結果、発表直前10-1分足の陽線率は76%もあり、そのうち跳幅が10pips以上となった場合が85%に達する。発表直前1分足の陰線率は89%にも達するものの、跳幅が10pipsに達したことはそのうち19%しかない。ただいずれも安心できる数字なので、どちらで/どちらもポジションを取るかは、実際の値動きをみて決めればよい。
- 一致性分析の結果、直前10-1分足と直前1分足の不一致率は76%にもなる。この結果はローソク足分析の結果を踏まえると、直前1分足が始まる直前にポジションを取って、その終値がつく前にポジションを解消することへの安心感を補強する。
- 発表直後1分足と同10分足の方向一致率は68%となっているため少し注意が必要なものの、反応性分析の結論である発表直後1分足の終値がつく頃にポジションを取っても騙されない公算が強いと言える。
指標一致分析の結論は次の通りでした。
- 指標分析の結果、この指標の前回・予想・結果の間には特徴的な癖がない。
- 一致性分析の結果も同様に新たな知見は得られない。
- この結果は、英国物価指数で扱う指標が多すぎるために用いた仮統合関数が正しくない可能性がある。この点は別途検討の継続を要する。
そして現状確認の結論は次の通りでした。
- GBPJPYは11月7日始値を起点とする上昇トレンド中で、その原因はJPY安にある。
- 今後、15日のFOMCが近づくにつれてGBPUSDの拮抗関係が崩れると、その影響でGBPJPYのトレンドにも変化があるかも知れない。
- 資源国通貨であるGBPに影響する原油価格に大きな変化はなく、IMM投機筋ポジションもGBP微減に留まっている。
以上のことから、今回のシナリオは
- 反応性分析結論に依り、発表直後の1分足終値がつく頃にポジションを取って10分足跳幅で解消できれば、順張りで20pipsが狙える可能性がある。また、そのまま10分足終値がつくまでポジションを解消できなかったとしても、平均値では2pipsのプラスとなっている。これは順張りの安心感を補強するつ。
- 反応一致分析結論に依り、発表直前10-1分足の陽線率は76%もあり、そのうち跳幅が10pips以上となった場合が85%に達する。発表直前1分足の陰線率は89%にも達するものの、跳幅が10pipsに達したことはそのうち19%しかない。両者の不一致率は76%にもなるため、直前10-1分足と反対向きに、直前1分足が始まる直前にポジションを取って、その終値がつく前にポジションを解消することへの安心感は非常に強い。但し、それで稼げるpipsは小さいので無理にポジションを持つ必要はない。実際の値動きを見て決めればよい。
- 指標一致分析と現状確認からは特に有益情報がなかった。GBPJPYは現在、JPY安の影響による上昇トレンドにある。がしかし、FOMCが迫っており、GBPUSDのトレンド転換の乱高下が起きる可能性が常にあるため、GBPJPYでも注意しておくこと。
結果はいつもの通り、事後に報告いたします。
以上
結果は こちら からどうぞ。
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