そういった口癖は、自覚があるときは、出ないように注意した方が良い、まあ当たり前のことなのだが聞いている側からすると、あんまり心地よいものではない。
私の日本人上司でも「いわゆる」を連発する人がいた。決して、いわゆるを使うとこでもないのだが。気になって仕方ない。
私が赴任して、現地の社長と話してるうちに、社長は「you know 」を連発することに気づいた。you know は「知ってるでしょ?」ではないし、単なる「えーっと」とも少し違うのだが、特に文章中においては意味がない。それにしてもyou know が気になって、他の英語が聞き取れないのである。
You know を使う人はまあまあいると思うが、私の英国人上司はI sayを連発する。
辞書によれば、(人の注意を引いて)あのね、とかいう使い方らしいが、まぁ遠からずかといった感じか。例えば、私に言わせてください、みたいに、その後に自分の意見を言うときに使っているような気がする。でも良く聞いていると、you know と一緒であんまり意味のないような感じもするのだが。とりあえずこちらもまた、気になって仕方ない。
さらには、同僚の中に、やたら語尾に [right ?]を付けるやつがいる。
これを語尾につけることによって「だよね?」的になるような気がする。
これはなかなか役立つ。
そもそも疑問文で聞きたいのに、ついつい主語が先に口をついて出てしまい肯定文のようになるので
最後に「Right?」をつけて、いかにも尋ねているかのような文章に置き換えるのである。
ただし、なんとなく軽いニュアンスがするので
あまり目上の人には使わないで、日常会話で使った方が良いような印象である。
以前カナダ人と電話会議していて
こちら側が「当期の予算を達成しなかったら条件を見直させてもらう」のようなことを伝えると
「Suck!」と言った。
Suckには「こんちきしょう!」みたいな意味が辞書に載っていて
私も聞いたときは「え!」とびっくりしたが、もしかすると
「それはないですよ〜!」くらいの可愛いニュアンスであったのかもしれない。
そんなにケンカ的な会議ではなかったし、その後友好的であるため、そう思っているだが。。
詳細は不明。
結論:英語の本当のニュアンスを学ぶのは辞書ではなく実体験。そして繰り返し状況を把握して感じながら覚える必要がある。
ALEX
イギリスのスラング、アメリカのスラング −−英語 with Luke
posted with ヨメレバ
ルーク・タニクリフ 研究社 2013-09-25
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