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スキル無しのシステムインストラクターから、システムエンジニアへの転身日記。
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【LPIC試験対策】304 高信頼システム構築標準教科書を使ってKVMをインストールしてみた 知識を詰め込むぞの巻

今日も2度消えました。1回目は投稿完了と出ているのに反映していない。
2度目。投稿直前で画面が切り替わり、戻っても入力したもの全部消えてる。。。
さすがに、今回消えたら書くのやめます。


いつも試験報告ばかりになっているので、304の試験範囲である
KVM のインストールを何回かに分けて行います。

高信頼システム構築標準教科書
http://www.lpi.or.jp/linuxtext/system.shtml

上記教科書を使いますので、自分で構築したい方は上記を使って
一人で進めたほうが早いです。

何もわかってない奴がインストールすると、どんなところで
つまづくんだろう。。。ということに興味がある方にオススメです。
ガッツリつまづきます!

まずは、仮想についての事前知識を得ました。



事前準備メモ


ハイパーバイザ (hypervisor) とは、
コンピュータの仮想化技術のひとつである仮想機械(バーチャルマシン)を実現するための、
制御プログラムである。仮想化モニタや仮想化OSと呼ばれることもある。

< 完全仮想化と準完全仮想化の違い >
・ 完全仮想化
ホストOSが様々なデバイスの動作を完全にエミュレートし、ゲストOSが物理サーバ上で動
作しているのとまったく同じ条件で稼働する方法です。仮想化の技術が使われるようになる
前の古いOSでも動作する可能性が高いのが長所です。ただし、ホストOSがデバイスの動
きをすべてエミュレートするための、オーバーヘッドが大きいという短所があります。

・準仮想化
ゲストOSが仮想サーバ上で動作していることを認識していて、専用のデバイスドライバなど
を通じてホストOS と連携する方法です。ホストOS と連携するための機能をサポートしたゲ
ストOSしか動作しないという欠点がありますが、仮想化によるオーバーヘッドを最小限に抑
えることができます。
(完全にハードウェアをエミュレートはしない。その代わりに仮想環境に適した形の仮想ハードウェアを作り出す。)

この違いを浅い理解で進めたために、つまづくわ、つまづく・・・
なんだ、そんなこと?ってとこに落ち着くんですけどね。




KVM 構築事前知識


KVMのアーキテクチャ



|ゲストOS |ゲストOS


| QEM | QEM


| /dev/kvm


| Linuxカーネル


| ハードウェア



・Xenは独自のハイパーバイザーを利用して動作するが、
KVMはLinuxカーネルそのものをハイパーバイザーとして動作する。

Linuxプロセスとして動作する。
KVM上のゲストOSは、一般のLinuxプロセスとして動作し、すべてのデバイスへのアクセスは
/dev/kvmというドライバを経由して行われる。

完全仮想化のみをサポート
完全仮想化で動作し、 Intel VT-x、AMD-V などの機能が必須です

QEMUを利用
オープンソースの仮想マシンエミュレータのQEMUを利用する。

・I/Oの性能が優れる
Xenでは、I/Oはハイパーバイザー(Xenカーネル)が受け取りますが、
Domain0によって制御されていました。
それに対して、KVMは直接カーネルがI/Oを処理する。
そのため、I/O性能の面で優位な構成になっている。

KVMはLinuxカーネルに統合されている
そのため、Linuxカーネル2.6.20以降を採用している
ほとんどのLinuxディストリビューションで利用することができる。
ただし、仮想マシンエミュレータ(QEM)は別途インストールが必要で、
事前にカーネルモジュール kvm,kvm-intel(またはkvm-amd)の読み込みが必要。

この知識を元にインストールを進めていきます。
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