1.はじめに
本日で社会人の方の多くは夏休みが終了です。私はまだ2日間残っています。今回は出張の次いでに撮影した東北新幹線はやぶさ号からの車窓を掲載します。
2.はやぶさ号からの車窓
はやぶさ号は盛岡から仙台までノンストップの列車が多いのですが、今回乗車したはやぶさ号は盛岡から仙台まで各駅停車でした。でもはやぶさ号です。走行速度を測定すると320km/h近いスピードを出します。
各駅ごとに動画を分割したので、ご覧になりたい区間を選んで下さい。
(1)盛岡→新花巻
盛岡の次の駅は新花巻です。新花巻は釜石線との交差部の設置した駅です。この駅ですが、水沢江刺と同じく地元請願駅です。盛岡からは35km離れていますが、その次の北上駅までの距離は12.5kmです。ちなみに交差する鉄路は釜石線というローカル線です。乗り換えは至極不便な駅構造です。
(2)新花巻→北上
新花巻には待避線がないため、すぐに出発します。次の北上駅までは12.5kmしかないため、すぐに到着します。北上駅がある北上市は岩手県内ではそこそこ大きな都市です。仙台〜盛岡駅の間にある駅のうち、古川、一ノ関、北上に停車する列車を少し増やしても良いかなと思っています。 新幹線駅もそこそこ大きく、待避線もあります。この待避線の存在のため、ダイヤが混み合っている時間は速達列車の通過待ちのため5分程度停車します。
(3)北上→水沢江刺
北上駅を出発すると、すぐに水沢江刺駅です。北上駅と水沢江刺駅の間の距離は17kmです。この駅も地元請願駅です。この駅の周りにはホテル等の宿泊施設は一切ありません。宿は在来線の水沢駅の周辺の方が多いです。
なお、水沢江刺という駅名ですが、駅のすぐ北側に水沢市(現在の奥州市水沢区)と江刺市(現在の同市江刺区)との境界線が走っており、江刺市から「鉄道の無い江刺市のために、江刺の名前を入れて欲しい」という要望があったことから、水沢江刺駅に変更されたという経緯があります。現在は水沢市も江刺市もなくなり、奥州市という市名になっています。
(4)水沢江刺→一ノ関
水沢江刺の次は一ノ関駅です。北上駅から一ノ関までは「平泉」を大きく避けるようなルートを通っています。一ノ関駅にも待避線が存在します。やまびこ号の多くはこの駅で速達列車の待避を行います。
一ノ関駅ですが、大船渡線、東北本線との接続駅です。しかし、新幹線ホームから在来線ホームまでは恐ろしく離れています。乗り換えには注意が必要です。大船渡線は新幹線等が遅れても待ってくれません。時刻表通り出発します。残り遅れた場合は、並行して運行している気仙沼・盛方面へ向かうバスがありますので、そのバスに乗れば、それほど遅れずに目的地まで到着できます。
(5)一ノ関→くりこま高原
一ノ関を出発すると、すぐに宮城県に入ります。岩手県から宮城県に入ると「くりこま高原駅」に停車します。私は、この駅の存在が全く理解できません。地元請願駅ですが、なぜ田んぼのど真ん中に作ったのか疑問符が付く駅です。少し北側には廃線になってしまった「栗原電鉄」との交差部があります。その位置に駅ができれば、栗原電鉄の廃線は免れたかもしれません。
最近、この駅の近くに「みやぎ県北高速幹線道路」という地域高規格道路が出来ました。このため、築館や佐沼方面へのバス便が出来たかと期待しましたが、その兆候はゼロです。
なお、この駅の周辺は農用地区域として土地利用が制限されていたため開発ができない状態となっています。駅周辺を含む市内の迫川、二迫川、三迫川流域は「国営付帯県営灌漑(かんがい)排水場」の受益地として、2019年までは農業振興地域の除外ができません。最近になり駅近くにマックスバリュができました。その敷地以外は一面田んぼです。利用者の利便性向上を図るために駅設置を請願したのではなく、地元の土建屋が潤うために請願したとしか思えない駅です。はっきり言って無駄です。私的にはいわて沼宮内の次に停まって欲しくない駅です。
(6)くりこま高原→古川
くりこま高原の次は古川駅です。古川駅では陸羽東線というローカル線と接続しています。ただし、仙台駅から盛岡駅に存在する駅では新幹線の乗車人員数が最も多い駅です。やまびこ号で南下するとこの駅で自由席が満席になります。東京からの仙台止まりのやまびこ号を古川まで延伸してもよい位です。この理由ですが、仙台までの通勤客数がいること、古川周辺の工場が多いこと、周辺に鳴子温泉等の観光地が多いこと、大崎市の中心部であるため、乗車人員が多いと考えられます。かなり昔の話しですが、仙台市内の高校に通っていたとき、同級生の中に、新幹線を使って古川から仙台まで通っていた人が何人かいました。私は地下鉄で八乙女駅まで乗っていましたが、乗車時間は仙台〜古川より長かった記憶が残っています。
(7)古川→仙台
古川の次は仙台に停まります。私は仙台で列車を降りますので、動画は仙台までです。古川から仙台までの距離は43km。中間に駅があってもおかしくない距離です。大和町と大郷町の境に中間駅を作ると言う構想がありますが、今のところ実現する動くは全くありません。私の考えではそこに駅を作るより、利府か岩切に新幹線駅を作った方が儲かると思います。もしくはJR西日本の博多南線のように、車両基地まで回送する列車を旅客扱いにすれば結構乗るかもしれません。仙台市地下鉄南北線も同様で富沢駅から南にある車両基地まではかなり距離があるので、富沢の車両基地に新駅を設置したら新たな需要が生まれるかもしれません。
はやぶさ号の動画の旅は以上です。
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