新しい会社、学校、あるいはサークルへの入会といったように、環境が変わると出会う人たちも変わります。
自己紹介。
ちょっと苦手という人もいるようですが、映画の話を出すと一気に和んだりします。
そして、「趣味は映画鑑賞です。」だけで終わってはもったいない。
「私の好きな映画は…」と続けていけば、自分を知ってもらう絶好の機会になりますよ。
そこで、今記事では映画ネタで上手に自己紹介そして自己PRする方法を紹介しましょう。
■映画は絶好のコミュニケーション
映画を一度も見たこともない人はいません。
映画の話題になると、「最近、見てないなぁ。」「古い映画しか知らないなぁ。」という人も。
全然、気にする必要はありません。
それだって、話のキッカケです。
自己紹介は、これからのお付き合いのキッカケづくりなので、最初は「自分の趣味が映画」ということを知ってもらうだけで十分なのです。
しばらくして出会った時、
「最近見られた映画で、何かいいものはありますか?」
「先日、ビデオでたまたま●●を見たのですが意外と面白かったですよ。」
と声がかかることも少なくありません。
■「好きな映画は…」は自分を覚えてもらうチャンス
「はじめまして、●●と申します。趣味は映画鑑賞です。」と述べた後、次におすすめしたいのが「私が好きな映画は…」という言葉。
「私の好きな映画は、 『テネット』 です。好きな理由は、アクションとミステリーが混在してたいへん楽しめる映画だからです。あっという間に、2時間が過ぎました。そして、登場するすっごく背の高い女優さんもファンになりました。」
話している時間はわずか数10秒です。
これだけの情報でも「え?何?」という興味を必ず持ってもらえます。
■新しいコミュニケーションのスタート!
「『テネット』何それ?」「あっという間の2時間?」「背の高い女優?」
と、さらに印象が深まり記憶にとどめてもらえるはずです。
しばらくして、再び話す機会があるとしたら、
「確か●●さんは、自己紹介で映画の話をされていましたよね?」と声がかかるはず。
『テネット』を見たことがある人は、「あの映画、ちょっと難しくなかった?」「背の高い女優ってエリザベス・デビッキでしょ?」と。
見たことのない人は、「え?今、そんな映画が流行ってるの?」「へ〜、映画が好きな人なんだ〜。」
といったように、初めて出会うひとたちとのコミュニケーションが始まります。
■あまり知らなくても大丈夫!
ところで、「趣味は映画鑑賞」と言ってしまうと、毎日映画三昧で映画のことならなんでも知っていると思われないかと心配する人がいます。
極端に言えば、「趣味が映画鑑賞」=「たまにレンタルビデオを見る程度」で十分です。
理由は、「好きな映画」があることが大事だからです。
声を掛けてきた人が映画のことをよく知っている人で、知らない映画の話題になっても大丈夫。
映画好きな人は、自分の好きな映画についてはどんどん紹介したいので聞く一方でかまいません。
聞き終わった後にひと言、「今度、ぜひ一度観てみます。」
あるいは、他に何かおすすめはありますか?
と会話を繋いでいくことが大切です。
■話が合えばしめたもの!
「『テネット』って、クリストファー・ノーラン監督ですよね。前作の『ダンケルク』って見ました?」
なんて声がかかる人が現れるかもしれません。
「え?!先輩はご覧になったのですか?」
「いや〜、実は戦争アクションは必ず観ているんですよ!あの緊張感がたまらなく良かったですね!」
こうした会話は、「趣味は映画鑑賞」だけからはなかかか出てきません。
ひと言、「好きな映画は…」と言葉をつないだからこそわかった情報です。
■まとめ
もちろん、会社や学校の「映画サークル」に入ったわけではないので、映画の話ばかりをするわけではありません。
職場やクラスの人たちにはそれぞれの趣味があり、相手の趣味についてもいろいろ尋ねてあげるというのが大切です。
今記事のまとめとしては、自分を印象付ける方法として「趣味は映画鑑賞」と言ったら、次には必ず「好きな映画は…」と続けることの大切さでした。
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