全90件 (90件中 1-50件目)
夏ってだけでキラキラしてた あの気持ちが好きなの もう少しだけここにいさせて、、 おうち時間の合間に見た ひとときの眩しさは、 変わる前の世界のそれと重なりました。 三国山から明神山(鉄砲木の頭) 三国峠の駐車場から久々のハイキング 歩き出しからキラキラ眩しい緑のトンネル その木漏れ日の美しさに見惚れて、 また、久々の外出に気分が上がり、軽い眩暈を覚える 溶岩質の足元はズルズル崩れ、 少し登りづらいものの、 吸い込まれるような空を見上げてながら 歩を進めると、直ぐに頂上へ到着です。 初めての明神山(鉄砲木の頭) まだ汗ばむセプテンバーさん。 ススキ原から吹き上げ、身体をすり抜ける 風の心地良さに背筋がそわそわ。 陽の光を反射して煌めくススキと どこまでも続く空のキャンパス。 あたりまえに在る富士山の存在感に 時間を忘れて佇んだのでした。
2021/10/16
コメント(0)
富士山は日本人にとって、特別な山だと思います。 「 日本人に生まれたからには、一度は登ってみたい」と思いながら、三度目の訪問なのでした。 移動 早朝のうちに移動して、AM5:30過ぎ、まだまだ余裕のある水ヶ塚公園に車を駐車。 ここでトイレを済ませて、始発の シャトルバスを待ちます。 コロナ禍の影響もあり、検温して37.5度以下であることを確認出来た方(検温後にリストバンドを装着)しか乗用出来ないようです。 30分程乗車して、車酔いに弱い私は富士山口五合目に到着する頃には既にヘロヘロ。 シャトルバス下車後に朝食を摂りながら45分程 高度順応の時間を確保してからの出発です。 登山開始 梅雨明け第一週の天気は文句無しの快晴で、登り始めから素晴らしい眺め。 ある程度登っても基本的に同じ眺めなのは、周囲に山が無い独立峰ならでは、、(途中から飽きてくる) 踏み締めようとする足がズリズリしながらも、意図してゆっくり歩を進めるのは、高山病予防のためでもあります。 そして、脱水症状に起因する高山病にならぬよう、水は2.5リットルと多めに持参して、喉の渇きを感じる前に補給するスタイルに変えました。 過去、この鳥居を通過する頃には、目眩と頭痛に悩まされ、視界がグルグルしたものですが、今回は絶好調 御来光を望む朝方では凍える寒さだった記憶がありますが、快晴の富士山頂はロングTシャツが丁度いい気温で、ザックに忍ばせたダウンとフリースの出番はありません。 しかし、天気が崩れれば状況は一転するのは身に染みているため、 雨具の準備も万全です。 前回はここから剣ヶ峰を見ながら、 カレーヌードルを食べていたら 途中から気分が悪くなり、断念したんだっけ、、 もうここで🍜は食べないと心に誓ったのを思い出しました💦 3回目の訪問で、ようやく日本最高地点を踏むことができました🎉 帰りは御殿場ルートで宝永山を経由して富士宮口へ 長い下山道と変わらない景色にウンザリしながらも、剣ヶ峰に到達した達成感に包まれながら、ザクザク滑り降りてきたのでした。 これが人生最後の富士山になる予感を持ちながら、、、
2021/08/16
コメント(2)
雲取山へのルート上にある七ツ石小屋 水を補給しながら、手ぬぐいとサイダーを購入しました 普段ジュースを口にする機会は少ないものの、山に来ると無性に飲みたくなるのです 歩いてカロリー消費した分、 罪悪感も薄れるのでしょうが、 爆喰いでむしろ過剰摂取なのが実情 薄くて軽くて乾きやすい「手ぬぐい」は汗を拭うのにも、コッヘルを包むのにも、枕カバーとしても活躍しますね 趣きのある七ツ石小屋の手ぬぐい お気に入りに追加です
2021/05/16
コメント(0)
リフレッシュ登山のお楽しみ 今回は雲取山の帰りに「山の休憩所 かえる」さんで購入したスキットル 訪問した記念になり、また、使う度に雲取山を思い出すところがいいですね。 今後、テント泊のお供として活躍してもらうつもりです。 満車の小袖乗越駐車場で、交通整理やトイレ掃除をされている方と言葉を交わして下山したのですが、「山の休憩所 かえる」さんに立ち寄ったところ、同じ方が店番をしていたというサプライズ。 気持ち良く駐車場を利用できるのは、こうした活動のおかげですね。 お店でいただいた冷たいお茶が、下山後の渇いた身体に染み渡りました。
2021/05/12
コメント(0)
七ツ石山から雲取山荘までのコースタイムは2時間半 既にゴール目前のような気持ちでいたものの、 よくよく考えれば、軽登山の片道位はあるのですね。 PMの登山道は貸切状態でした 新緑の気配を感じる余裕があった訳では無く、足が辛くて立ち止まったのです。 運動不足の身体、先に進みたい気持ちとは裏腹に、太腿やふくらはぎがピクピク、、 縦走路の登りが現れる度にゲッソリして疲労困憊。 雲取山を経由して、何とか雲取山荘に到着した時には安堵の溜息が出ました。 テント泊は予約不要であるため、 受付で申込み。 テントは自分を入れて16張程度でした。 土日は混雑するのでしょうね。 夜景が見えると聞いていましたが、 寒さから外に出る気力も無く、 日没と共に爆睡でした。 朝の森に明るい日差しが入り、 昨日感じた鬱蒼とした感覚とは異なります。 木々の隙間から、連なる峰々を眺めながら登ると、雲取山山頂に到着しました。 久々にテント泊装備を背負っての山歩き、身体の重さと足の張りで、運動不足の影響がどれ程か、身をもって体感。 トレーニングとダイエットの決意を固めたのでした!! さ、ビール飲も、、
2021/05/10
コメント(0)
はじめて訪問した雲取山。 まだまだ行ってみたい所だらけですが、未訪問の山は入念な下調べが必要なので、ついつい腰が重くなってしまいます。 平日ということもあり、最初で最大の課題である駐車場までの到着と、駐車スペース争奪戦は無事クリア。 この脱力感、、、 ここまでで登山の三分の一が完了した気分になるのは私だけなのか!? (いや、アンタまだ登ってないよ) 駐車場を出発する方の動向を見て、 コソコソ登山口の場所を探り、 素知らぬ顔で歩き出すのはいつものことです。 廃屋に思いを巡らせ、勝手に和んでしまいます。 息を吸い込むと、森の匂いと若干の冷気が気持ちいい。 緩やかな登りからスタートするものの、コロナで鈍りきった身体は正直で、全く調子が出てこない。 歩き出したばかりで、この足の重さには違和感しか湧かない。 後々この予感は的中します、、 落ち葉の積もった登山道 一歩づつ踏みしめるたびに、乾いた音色を立てるのも嫌いじゃない。 事故が多いのはトラバースが多いからなのでしょうね。 片側が切り落ちている状態が長く続きます。 普通に歩く分には危険性は感じませんが、足を滑らすと、、 七ツ石小屋にはトイレと無料の水場がありました。 ここまで登り一辺倒で来たため、 水分補給。 三ツ矢サイダーはサイダーの王様! こまめに水分補給する方がいいのは分かっていますが、水があると安心して飲みすぎてしまいます。 カップラーメンもここを逃すと雲取山荘では買えません。 (買っておけば良かったと交換しました) 小屋から少し上がると水場がありました。 小屋の水場はここから引いているのでしょうね。 さて、ここから七ツ石山までの登りが辛い。 太腿が悲鳴を上げています💧 噂の七ツ石神社には炭次郎も禰豆子も不在でした。 ガイシュツチュウカナ? 開けた山頂が気持ちいい七ツ石山 平日昼過ぎの山頂は貸切でした。 あの縦走路の先が雲取山。 のんびり眺めていましたが、 先を急がねばいけない時間です。
2021/05/01
コメント(0)
雲取山2017mへの訪問 夏山では暑さに怯み、4月前半では雪が残っている2017m。 GW直前や秋に訪問したいと、ここ数年タイミングを伺っていましたが、 ようやく念願が叶いました。 マイカー移動派の私が毎回苦労するのが登山口駐車場までのアクセス。 いざ車で雲取山へ行こうと思っても、駐車場の場所が分からない。 いつもの登山あるある、、 アクセスに困ったので、記録に残しておきます 駐車場があっても、争奪戦なのがマイカー登山の辛いところですね。 雲取山 小袖乗越駐車場へのアクセス 目指すは雲取山最寄りの「小袖乗越駐車場」 とりあえずカーナビがある方は、 「山梨県北都留郡丹波山村鴨沢4945」を入力すると、 駐車場の近くまで案内してくれます。 奥多摩方面からトンネルを抜けると、間も無く分岐。 (分かりやすく先に記述しますが、車の方はこの分岐ではなく、一本先で右折した方がスムーズです。) 反対から見たルート 普通車は鋭角なこの分岐を曲がれないため、やり過ごしてUターンするか、メイン道路で一本先を右折すると逆方向から、この分岐に辿り着きます。 一本先の入り口から 普通車で訪問した方は、「鴨沢バス停」の先を右折するとスムーズです。 100メートル程進んで左折します。 道標があるので分かりやすいですね。 「あれ?間違えたかな?」 不安に思いながら林道を10分程進めば駐車場に到着します。 駐車場の状況 令和3年4月23日(金) 午前8時半頃の駐車場 平日だけあって、まだ余裕があります。 続いて翌日、4月24日(土) お昼頃の様子。 満車で駐車に入り切れず待機車両あり。 因みに、下山してきて駐車場を望むと、こんな光景です。 「ぎょえ〜〜〜〜っ!!」 駐車場閉鎖について ちなみに、コロナウイルス感染症予防の観点から、下記期間で駐車場を閉鎖しているようです。 対象期間:令和3年4月29日(木祝)~令和3年5月11日(火) ※丹波山村公式サイトで案内あり
2021/04/29
コメント(0)
「ステイホーム」 長い自粛生活で朝昼晩、三食作らなくてはいけない奥様方、お疲れさまでした。 そして、イライラする奥方のケアをされた旦那さん方もお疲れさまです。 緊急事態宣言もようやく解除され、初夏の檜洞丸でシロヤシオの清廉さに触れたいところでしたが、 「おうち時間」で体が鈍っているのは妻と子供も同じでした。 となれば、外せない条件は、、 ・三密を避ける ・傾斜が緩い ・水がある ・木陰(山蛭×) もはや西丹沢のココしか思い浮かびません。 ビジターセンターから畦ヶ丸に通じるルートにある2つの滝巡り。 勃発を防ぐため、傾斜の緩い下棚と本棚までの往復で、 その先にある畦ヶ丸のピークは踏まずに引き返します。 沢沿いの木陰をゆるゆる歩くルートは涼やかで、 この時期の鮮やかな緑を楽しむのにピッタリ。 人影はまばら 他人との距離に気を留める必要はありません。 アスレチック感覚でいくつもの木橋を渡り、 石から石へ飛び移る。 出発前は渋っていた息子も、 今は水を得た魚のよう、、 時折冷たい流れに手を浸して我慢比べをするものの、 20秒を過ぎると手が痛くなってきます。 落差約40メートルの「下棚」 西丹沢ビジターセンターからここまでのコースタイムは70分程度ですが、 寄り道尽くしで90分掛かってしまいました。 飛沫と共に吹き降ろす風で、瞬く間に汗が引き、 長袖を羽織りました。 滝壺に近づくと、手の平程の魚が、 岩陰に逃げていきます。 そして目的地の「本棚」 落差約60メートル おおおおぉぉぉぉ 絶え間なく注ぐマイナスイオン! 鮮やかな緑を眺めつつ帰路に着きます。 沢の渡渉で手を繋いだ息子に引っ張られ、 両足ともズッポリ浸かったのは内緒にしておきます。
2020/06/03
コメント(0)
2019年11月4日三連休に紅葉のピークを迎えた谷川岳へ、ゴンドラを使用した天神尾根ピストン事前の晴天予報とは異なり山頂はまさかの吹雪でした車でのアクセス駐車場 :谷川岳ベースプラザマップコード:554 625 025*16谷川岳ベースプラザは1Fから5Fが駐車場6Fがゴンドラのチケット売り場7Fがゴンドラ乗り場への連絡通路となっており、建物内で完結する便利な構造でした。屋内駐車場1000台屋外駐車場500台駐車料金500円/日ロープウェイ【料金】 片道 大人1250円、子供630円 往復 大人2100円、子供1050円【営業時間4月~11月】 平 日:8:00~17:00 土日祝:7:00~17:00 ※上部の観光リフトは片道420円、往復730円車での移動中、谷川岳の麓あたりからポツポツと窓を叩く雨しかし天気予報は快晴、回復を願いながら始発のゴンドラに搭乗しました。ゴンドラを降りた天神平も雨周囲の方々も天候の様子を見ながら悩んでいるように見受けられます。リフトの先は雲の中、楽ができると考えて利用したものの、徒歩ルートの起伏は少なく、展望の無いこの状況でリフトを選択する必要は全く無いと気づいたのは帰りのことでした。リフト上部の天神峠ではみぞれ交じりの雨、いつもであれば撤退するところですが、天気予報は回復傾向。ここまでの移動時間と経費を考えると、爪痕を残さずにはいられない。様子を見ながら片道50分程度の熊穴沢避難小屋まで行ってみることにしました。こうして人は遭難していくのだろうか。普段はお守り代わりの雨具をスタートから纏うとは想定外でしたが、久々にその機能性を実感する機会となりました。ミズノ レインウェア 上下セット メンズ ベルグテックEX ストームセイバーVI レインスーツ A2MG8A0140 MIZUNO OUTDOOR蒸れず、染みず、動き易くフードを被れば雨のストレスから解放され、いくらでも歩けそう。もうビニール合羽には戻れません。雨具の性能には驚きを感じますね。基本は雨予報を避けての山行であるため、どちらかといえば防寒着として活躍することの方が多いものの、予期せぬ雨では大いに頼れる存在でした。熊穴沢避難小屋が見えてきました。断続的に降り続く小雨、足元のコンディションは悪くない。避難小屋内で休憩雨天では屋外での飲食が取りづらいため、雨を凌げる場所は貴重当たり前のことですが、今迄雨天で歩く機会が少なかったため、認識していませんでした。「岳」の気配を感じつつ、濡れた岩場で足を滑らせぬよう細心の注意を払うのですが、思いのほかグリップして拍子抜けするほどアスレチック間隔で楽しめる天神尾根晴天を願い続けていた私達に吹き付ける雨は、いつしか雪に変わり樹木をキラキラと輝かせます肩の小屋付近では吹雪に変わり、山頂を目前に撤退する方もいました。避難小屋は大盛況ひと息ついて歩き出します緩やかな傾斜の先に目指すポイントトマの耳に到着展望ゼロここからコースタイム10分であるオキの耳が目的地進むにつれ、異世界感が増しオキの耳はもはや地獄の様相を呈している珊瑚礁のようになっている場所まで、、紅葉を見に来た筈ですが、季節を飛ばしてしまったかのよう。谷川岳をモノクロの世界に変える雪その幻想的な光景に、これはこれで良かったのだと自分に言い聞かせる。結局、紅葉を拝めたのは下山のゴンドラというオチ。晴天の紅葉が見たい、、、
2019/11/17
コメント(0)
子連れでの「ゆるゆるハイク」を計画したものの、最寄りのエリアでは大御所が首を縦に振らず、 三つ峠まで足を伸ばしました。 登山口 マップコード 161 485 328✳︎28 登山口には駐車20〜30台程度の駐車スペースあり。 トイレも併設されていました。 ハイキングウォーキング 案内板によると、登山口から三つ峠山へ至るルートの所要時間は90分 ここに来るまでの渋滞もあり、歩き出しは午後になってしまいました。 周囲には下山者ばかりで、これから登る方は私達の他には1組だけ。 所々に轍が見られるのは、 四駆で通う山小屋スタッフの道路も兼ねているのでしょう。 緩やかな傾斜は登山道よりも、林道と表現する方がイメージしやすい。 老若男女問わず安全に通れるルートは、やや変化に欠け物足りなさを感じるかもしれません。 しかし、登山ルートで子供と駆けっこを楽しめるのも、ここならではの楽しみですね。 どちらに行っても目的地は同じですが、分岐があるだけで動揺してしまうのは我が家だけでしょうか? 家族会議の結果、左手から山頂を目指すことに、、 三つ峠山 1786.1m 山頂は貸し切り。 肝心の富士山は雲に隠れて拝めず 落胆している私とは裏腹に、 「達成感ある〜〜!!」 子供には喜んでもらえたようです。 富士見で有名な三つ峠、残念ながら富士山は拝めませんでしたが、秋の気配を感じるハイキングになりました。
2019/11/07
コメント(0)
昔から馴染みのある丹沢大山 一時期は子供を連れ、足繁く通った場所でもあります。 最近は未踏の地に惹かれ、あちこち出掛けていたため、すっかり足が遠のいていました。 私の記憶では5年ぶりの訪問でしょうか、 小さい頃に同行した子供達も 今ではすっかり大きくなりました 所々で浮かんでくる当時の姿に 想いを馳せながらの楽しい階段地獄でした。 早朝のこま参道 土産物店の賑やかさも息を潜め、 貸し切りの階段を上っていきます 男坂と女坂分岐の階段 悩むまでもなく、足は女坂へ さらに階段を上がり 階段を上がり、、、 階段を上がります 草 まじ草 こんなに階段だらけだった? 階段を、、、 そろそろいいのでは? 階段地獄から登山道への切り替わりにペースが掴めず、体力を消耗しました。 見晴らし台方面の下りは気持ちいいものの、、 最後は男坂の階段に泣かされたのでした おしまい
2019/11/01
コメント(0)
台風19号の影響により、広河原から北沢峠間が通行止めになり、長衛小屋は今シーズンの営業を終了したようです。 自然災害が起こる前に訪問できた幸運と、このような事があると認識して、身を守るためには荒天を避けた登山が必要だと改めて認識しました。 さて、北沢峠から向かう甲斐駒ケ岳 駒津峰から眺める眩い頂 その美しさに心躍らせ、歩き出します 一歩一歩進むにつれ、その圧倒的な存在感は増すばかり 綺麗な三角錐の先端には真っ白な花崗岩の砂礫 太陽の光を反射して神々しいお姿です 「私なんかが辿り着けるのだろうか?」 不安になるのはいつものことで、 期待と不安がせめぎ合うのです 真っ直ぐ登る直登ルートと、右手に下る巻道ルートの分岐点で 選んだのは、もちろん巻道 エッヘン! 我ながらヘタレ100%、今日も腰抜け街道を進みます 遠目に見える人影を追い、木陰を出ると そこには花崗岩が作る芸術的な景色 深い溜息が出ます、、 後方には先程通り過ぎた、六万石の巨岩 脇を通り過ぎる登山者と比較して その大きさを再認識します そして、ここから先は白の異世界ゾーン ズルズルと滑りやすい足元は 傾斜もあり、登りづらい 右手に望む摩利支天への分岐は素通りして、登って行きます 太陽光を反射する白い砂礫と青空が何とも眩しいのです 気付くと眼下には摩利支天 エイリアンでも出そうな異世界感 さて、頂上まであと少し 甲斐駒ケ岳のピークに到着しました 山頂からの眺めは素晴らしく、 南アルプス、中央アルプス、北アルプスと、それぞれの位置関係を確認できるものでした
2019/10/27
コメント(0)
・シラビソとコメツガの美しい森 ・石と緑の日本庭園 ・白い砂礫が作り出す眩い景色 ・大迫力の摩利支天 ・見事な三角錐の山容 変化に富んだ甲斐駒ケ岳、はじめての訪問ですっかり虜になりました 一泊二日のテント泊で百名山二座を踏む贅沢なプラン 前日の仙丈ヶ岳に続き、長衛小屋のベースキャンプから、甲斐駒ケ岳を目指します 出発の準備に色づくテント場 まだ薄暗い中で仙水峠へ向かいます 静かな森、寝起きの身体に丁度いい緩やかな傾斜 沢筋の清涼感に溢れたのんびりハイク 心地良い流れを耳にしながら ゆっくり進むと、間も無く仙水小屋 ひっそりと佇む仙水小屋には水場もあり、テント場はプライベート感満載 優雅な雰囲気に惹かれ、次回訪問時はこちらをベースにしようと決めた (写真を撮ったはずが、、) まだ日の入りきらぬ森は、 静かに生い茂る苔たちの楽園 その生命力を真近に感じて立ち止まりますが、周囲の方は素通り 苔で喜んでいるのは私だけでした そして、間も無く森を抜け、景色が一変します 累々と積み上がる石の斜面と 木々が生む奇跡のバランスは 日本庭園を連想させます ここでも足が止まり 進まない 石から石へに飛び跳ね、 身体を動かす気持ち良さに心も弾みます 自分の中のイメージに身体が追い付かないのが悲しいところ、、 そんな中で突然現れた白い頂 眩い姿に全身鳥肌が出て、見惚れました 甲斐駒ケ岳と栗沢山の分岐点である仙水峠は絶好の休憩ポイント 私もここで朝食を食べてひと休み 遠くに見えるのは地蔵岳のオベリスクでしょうか? こうして行きたい場所が増えていくのですね さて、この先 傾斜が大きくなってきます ひいひい、登っては止まり 登っては止まりながらも、 眩い頂に励まされ 単独登山ですが、 抜きつ、抜かれつ、立ち止まり 何度も同じ顔を眺めていると 勝手に親近感が湧いてきます あと少しで駒津峰 ここから望む甲斐駒ケ岳は また違う表情でした 続きます
2019/10/16
コメント(0)
初めて訪れた北沢峠 長衛小屋のテント場 甲斐駒ケ岳や仙丈ヶ岳 一泊二日で百名山 二座を楽しめるだけあって、賑わいを見せていました テント泊=500円 水場=あり(無料) 幕営可能数=100張 山では貴重な水場 しかし、そこは宇多田ヒカルさんが出演するCMでもお馴染みの南アルプス 流れ出す天然水が無料で飲み放題です 仙丈ヶ岳登山で汗ばんだ体を、 天然水を含ませた贅沢な濡れタオルで拭き上げると、 爽快さに背筋がゾクゾク 「あー気持ちいい!」 テント内で着替えてサッパリした ら、そのまま横になりたい衝動に駆られます 賑やかなテント場では、皆表情も朗らか。 稜線のテント場とは違い、山に囲まれ展望はないものの、 北沢峠から徒歩10分の好立地ですから、手提げ袋に食材を詰め込み、ぶら下げて来る方も多く見かけました。 夕飯時には焼肉や焼き鳥のBBQを楽しむ姿や、 野菜炒め、すき焼きなど、それぞれのスタイルで食事を楽しんでいるようです。 次は私もソフトクーラーに生鮮食材を詰めて持参すると決意しました。 長衛小屋のテント場を一言で表すなら、「ごちそうベースキャンプ」でしょうか。 そんな美味しそうな食事を横目に 黒ラベルをいただきます 料理が苦手な私はセブンプレミアムの「おでん」 熱々をハフハフ頬張り、ビールを流し込む 雑誌付録のスキットル には霧島 私には丁度いいサイズ 焼酎を味わいながら、明日の登山ルートを確認していると、夜の帳が下りてきました 日没から就寝までの僅かな間だけ灯る明かりたち サーカスのように賑やかなこの光景が楽しみだったりします 一日の終わりを告げる灯りを 「ボーー」っと眺めながら、 アルコールの回った頭は思考を止め 寝袋(♯2)に潜り込むのでした。 明日の甲斐駒ケ岳は、、 Zz z
2019/10/08
コメント(0)
一筋縄ではいかない南アルプスの洗礼を受け、諦めかけた初日の仙丈ヶ岳 ベースキャンプとした長衛小屋からの往復コースタイムは7時間10分 長衛小屋を出発する準備ができたのがAM9:10 計算すると下山予定はPM4:20 ギリギリというか、普通ならアウトの時間帯ですが、山小屋もあるので無理せず行けるところまで、、 テントに荷物を降ろして軽くなったザックに若干の違和感を感じながらスタートします。 バスを下車した北沢峠を通り過ぎて 5分程度で薮沢方面への分岐 登山道へ入ると、まず下りからのスタート 登山なのに下山から始まるとは、 複雑な気分になります スタート時間が遅いためか、 登山道に人影は無く貸し切り 静かな森に踏みしめる音だけが響き、足を止めると心地よい静寂 緑のグラデーションの隙間からこぼれる太陽の煌めきに見惚れると、 小休憩の時間は長くなりがち シラビソの恩恵を受けた森は 明るさを保ちつつ、日陰で涼しく歩きやすい 生い茂る苔たちは、北八ヶ岳のそれを彷彿させました しかし、そんな極楽ハイクもここまで 標高の変化と共に植生にも変化がありました 沢を渡ると状況は一変 照り付ける強い日差しが体力を奪います 出発時間の遅さを取り戻すため、 早足で進みたい気持ちとは裏腹に、体が重く思うように進まない そんな私を慰めるかのように、 ナナカマドの向こう 甲斐駒ケ岳が姿を見せた(明日行くよ) ここまで貸し切り状態の登山道でしたが、馬の背ヒュッテあたりから人影がチラホラ。 ようやく仙丈ヶ岳のカールが見えてきました。 なだらかで女性的な山容から 南アルプスの女王と言われる(らしい)仙丈ヶ岳。 小走りで登ろうとしていた妄想とは裏腹に、ここまでは足にくる傾斜 「何が女性的なんだ!」心の中で毒づきながら、 少し登ると息切れ、 体がだるく、軽い頭痛 これは高山病ですね、、 そんな辛さを感じた時に、 水場は精神衛生上 素晴らしいものです。 そして、水場があるということは、 間も無く仙丈小屋 見上げる頂まであと少しですが、 その、あと少しが辛いのです ここにきて、突然白い世界にさせるなんて、我ながら大したもの 一瞬落胆したものの、女王様の機嫌は持ち直し、お姿を拝見できました。 始発バスを逃したおかげで、一度は諦めかけた仙丈ヶ岳。 何とか無事に到着できました。 山頂へ到着したのは、PM1時50分 下山の時間を考えると余裕がありません。 名残惜しさを残しながら、仙丈ヶ岳を後にしました。 気持ちいい稜線の天空散歩で、 小仙丈ヶ岳方面から下山します 瞬く間に変化した世界に包まれ、 甲斐駒ケ岳の姿を拝むことは出来ませんでした。 幻想的な霧を満喫しながらも、踏跡が不明瞭な場所では、人気の無さも手伝って心細くなったり、、 傾斜が緩くなり、ゴールの気配を感じてからも、ここから地道に長い。 PM16時10分 無事に北沢峠へ帰着 出だしから終わりまでギリギリの仙丈ヶ岳でしたが、「山のベテランさん」のおかげで時間短縮され、登頂できました。 苦労した分、心に深く刻まれそうです。 今回は長衛小屋にテント泊して、明日の甲斐駒ケ岳に備えることにします。 あーー、軽い頭痛、、
2019/10/04
コメント(0)
おえおえおえおえおえおえおえおえおえおえ 車酔いで精神的・肉体的限界を迎えた午前8時50分ごろ バスは北沢峠へ到着しました 見たところ車酔いは私だけ? おえおえおえおえおえおえおえおえおえおえ キモチワルイキモチワルイキモチワルイキモイ 芦安でのタクシー待ちから始まり 車酔いMAXの乗り継ぎで もはや一日分の元気を使い切ったように脱力しています ああキモチワルイ 「南アルプスは山懐が深い」とはこういうことか ←多分違う キモチワルイキモチワルイキモチワルイキモイ 全く頭が働いていない状態で ここまで辿り着けたのは、 芦安でバスを見送り、 タクシー待ちで長い時間を共有した ベテランさんのおかげ はじめての訪問で勝手の分からない私を案内してくれたのです。 北沢峠から長衛小屋への移動でも それは変わらず、 ご厚意に甘えてしまいました。 広河原方面へ5分程戻ると、長衛小屋への分岐 やがて、右手に彩り テント場への移動距離が少なく、デポ登山が可能なことで、 手提げ袋に贅沢食材を詰め込んでいる方が多いようだ 案内していただいたこともあり、 タイムロスなく長衛小屋に到着 長衛小屋 幕営可能数:100張 幕営料:500円 水場: あり(無料) トイレ:あり しかし、それは別れの時でもあります 案内してくれたベテランさんは 甲斐駒ヶ岳の先を目指して出発 今回のルートで南アのルートが全て繋がるそうです 山での一期一会に感謝しつつ、見送りました 私もいつか誰かの助けになりたいなあ、、 さて、受付を済ませ、慌てて設営すると 時刻は午前9時10分 ギリギリですが、まだ仙丈ヶ岳に間に合いそう 軽くなったザックを背負い、少し早足で向かうことにします 続きます
2019/09/25
コメント(0)
2019年9月 三連休の土日を使い、北沢峠を起点に仙丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳に登りました。 南アルプスへ足を伸ばしたのは初めてでしたが、芦安駐車場から北沢峠までの移動がこんなに辛いとは、、 今回の妄想さんは ・ギリギリの駐車場争奪戦 ・満員大行列で始発バスを逃す ・林道での車酔いで体調不良 の3本でおとどけします ジャンケンポン、うふふふふふ マイカー規制 芦安の先にある夜叉神から広河原間については、6月から11月の間、一般車の乗り入れは出来ません。 また、今回予定している広河原から北沢峠までは、通年一般車は通行不可。 本来夜叉神から南アルプス市営バスを利用すればいい筈ですが、始発の芦安で既に満員となるため、夜叉神での乗車は絶望的かと思います。 芦安駐車場 住所: 山梨県南アルプス市芦安芦倉1570 マップコード:167 163 507*06 駐車可能台数:370台 費用:無料 駐車場が点在しており、合計370台程度駐車できるようです。 バス停に近く、トイレも併設された第2駐車場、第3駐車場がお勧めです。 バス 期間・曜日によりダイヤが異なり、 私が訪問した休日は下記の通り 始発 5時15分 2便 5時30分 3便 7時50分 芦安→広河原までの料金は1310円+200円(片道) 広河原→北沢峠までの料金は750円(片道) 芦安駐車場から北沢峠への直通バスが無いため、広河原で乗り換える必要がありました。 状況 金曜の夜に自宅を出て、芦安駐車場へ到着したのがAM1:30 第2、第3、第4駐車場は既に満車。 慌てて戻った第5駐車場、残り数台でギリギリ停められました。 翌朝の始発バスに向け、車内で仮眠をとる準備をしていると、 隣の車のドアが私の車に「ガツン」 あ、幸先悪いw🙀 AM4:30周囲が動き出す気配でソワソワ 始発バスは5時過ぎ、支度をして表に出るものの、「バス停どこだ?」 沢渡のように、あちこちバス停があると勘違いしており、始発バスを逃しました。 第2便は5時半、まだ間に合う まだ、、、 バスは停まっている、、 まだバスは、、、 この行列は、、、 2便のバスは目の前を通り過ぎて行きました。 次のバスは? しちじごじゅっぷん? それでも、これだけ人がいるから 臨時バスが、、 出ませんし、ありません。 2時間以上バスが出ないことを告げられ、タクシー乗り場へ、、 タクシーも追加で来るわけではなく、1便目が広河原で客を降ろした後に、戻るのを待つようだ。 1日目に予定していた仙丈ヶ岳は時間的に厳しそうだ。 絶望感を感じながら待つものの、 動きは全くない。 、、、、、、、、、 地べたに座り1時半 お尻から熱を奪われ、体の芯まで冷えきった6時50分頃 乗り合いタクシーが続々と戻り、乗車することができました。 恐怖の林道 タクシーに乗車してひと安心かと 思いきや、カーブの連続と路面の段差が延々1時間続く悪魔のルート。 車酔いで目が開きません。 「おえー気持ち悪い」 広河原に到着した時にはヘロヘロ。 広河原での乗り継ぎ(北沢峠へ) 広河原へ到着すると、北沢峠行きの臨時バスがあり、慌ててキップを買い乗車。 ここから北沢峠までの移動時間は30分。車酔いの追い討ちw タクシーにご一緒したベテランさんに色々と案内していただきながら、AM9時 何とか北沢峠まで辿り着きました。 はじめての南アルプス 駐車場確保の苦労から始まり、 バスを逃し、車酔いで早朝から気分を悪くした流れから、高山病の頭痛とダルさ、これ以上無い程に積み重なった旅でした。 教訓:芦安の始発バスは絶対に逃すな
2019/09/23
コメント(0)
北アルプス 後立山連峰の五竜岳 2814m 華やかというよりも、どっしりと鎮座するイメージでしょうか。 栂池を起点に稜線沿いを歩き、白馬三山と唐松岳を経由して、縦走できるのもこの山域のいいところ。 いつか通しで歩きたいと思いながら、 今回はテレキャビンを利用できる遠見尾根からのピストンで訪れました テレキャビンを降りたアルプス平から幕営地である五竜山荘までのコースタイムは約6時間 五竜山荘に併設された稜線のテント場は、太陽の傾きと共に印象を変える素晴らしい場所でした 登山開始 エスカルプラザ からテレキャビンとリフトを乗り継いでやってきました遠見尾根。 真夏の登山道は日陰もなく、風が通らない過酷な環境。 思わず日傘の導入も検討するほどの暑さでした。 給水場所が無いため、多めに持参するのが無難かもしれません。 序盤から汗だく、 ひたすら遠く暑さが続く試練の道。 遠くに見えたり隠れたりするから遠見尾根? 唐松岳から縦走した方が、どれだけ気持ち良かったのだろうか。 ここに来て前回のパンクが悔やまれる あついぞあついぞあついぞあつい 感想を述べるなら、ズバリ暑い 特別危険な場所はありませんでしたが、足を滑らせると大変なことになりそうなので、慎重に、、 最後の登りを見上げ、ゲッソリしながら歩を進めると、 追い討ちを掛けるようなプチ岩場 1.5リットル背負ってきた水も、残り僅かになってきた。 ようやく山荘が見えた時には 「ふぉふぇ〜〜〜、、、」 思わず安堵の溜息が漏れた。 五竜山荘 テント場 幕営料1200円 幕営可能数は30張程度 地面も平らで横になっても快適 ペグも問題なく打ち込めました テント場は山荘の目の前にあり、トイレや水の確保にも便利。 前回の唐松岳では小屋からかなり下った場所に設営したため、色々不便でしたが、今回は全くストレスを感じません。 トイレは男女兼用の和式 スタンバイすると、ちょうど窓から五竜岳を眺められるのが素晴らしい 水は山荘の入口付近の給水タンクから補給します 長くて暑い遠見尾根と、この心地良いノンビリ感のギャップに何とも力が抜けます。 ガスの出た山頂付近と看板を見て怯み、この日は腰を下ろしました。 とりあえずの一杯 渇いた体に「キューーーーーーーっ!!」ときます 稜線でいただくビールは最高ですね ここまでの暑い試練も、喉元過ぎれば美味しいビールをいただくために存在したとさえ思えてきます。 周囲には車百合をはじめ、様々な花が咲き 登山者の目を楽しませてくれます 小屋のすぐ裏手の傾斜で視界の隅に違和感を感じて目を凝らすと、 思わぬご褒美、なんと雷鳥さんでした こんな近い場所での遭遇に驚くと共に、 彼等の生息地であるハイマツ帯にお邪魔してると実感 可愛らしいその姿を眺めていたかったのですが、「ポテポテ」と草の陰に去って行きました 徐々に染まる空の変化をゆっくり眺められるのも山の楽しみのひとつ 下界の目まぐるしい時間の中では中々そんな余裕もありません。 あちこちで鳥の囀りが聞こえる中、 足元では雷鳥のファミリーが夕食の最中でした。 会えないときは全く遭遇しませんが、今回は素晴らしい遭遇率。 霞がテント場を包んでは流れ、夕暮れには一面真っ白。 白を呼ぶ力なら、私の右に出る者はいないのではなかろうか? 五竜山荘から五竜岳 夜明けと共に五竜岳へ 稜線で せき止められた雲海が、山荘を呑み込んで流れ出した 心配していた岩場は、思っていた程の難易度ではなく、アスレチック感覚。 とはいえ、怪我予防の観点から 手袋の装着をお勧めします。 テント場から約1時間 無事にピーク 山荘まで戻ると、朝日が差すテント場は清々しい雰囲気に包まれており、 山荘まで戻ると、朝日が差すテント場は清々しい雰囲気に包まれており、深呼吸が気持ちいい。 やや調子の悪くなってきた廃盤品のナノストーブでコーヒーを沸かし ひと息。 先程まで登っていた五竜岳の姿を目に焼き付けて帰路につきます。
2019/09/22
コメント(0)
「山が好き酒が好き」でお馴染み五竜岳。 無料駐車場と登山開始までの状況を記録します。 駐車場 エイブル白馬五竜 エスカルプラザ 〒399-9211 長野県北安曇郡白馬村神城22184-10 TEL0261-75-2101 マップコード 691 864 296*85 白馬方面ではカーナビに住所入力してもヒットしないため、ピンポイントで設定できるマップコードは非常に便利ですね。 遠見尾根から五竜岳へ向かう場合には、「テレキャビンとおみ駅」に併設された「エスカルプラザ 」の無料駐車場を利用できました。 有給で休んだ金曜の早朝、駐車場にはかなりの余裕。 霧の向こうに望む青空が、気持のよい山行を約束してくれるかのよう。 下山後、土曜の昼過ぎ 駐車場はかなり埋まっていました。 テレキャビン乗り場へ 五竜岳へ向かうには「とおみ駅」からテレキャビン(ゴンドラ)に乗ります。 人の流れに沿ってついていくと、エスカルプラザを通り抜ける必要があるようですね。 ここでトイレを済まして、自販機で飲み物を追加。 遠見尾根は五竜山荘まで水場が無いうえ、風が通る場所も限られるため、汗だくになり水分を大量に消費しました。 同じタイミングでご一緒した方も 「水切れで熱中症になりかけた」と仰っていたので、水は多めに持参するのがオススメ。 エスカルプラザを通り抜け、建物沿い右手に進むとテレキャビン乗り場が見えてきました。 とおみ駅でチケットを購入。 登山届けを提出したら出発です。 金曜の始発なので、ストレスを感じることなく乗ることができました。 単独男性2人と、ご一緒させていただきました。 ゴンドラからリフトへの乗り継ぎ テレキャビンを降りるとアルプス平。 高山植物園はパスしてリフト乗り場へ向かいます。 登るためのリフトですが、乗り場までは少し降るのは複雑な気分ですね。 左手には美しい白馬の峰々。 胸の高鳴りを抑えることが出来ません。 こちらも待ち時間無く乗れました。 降りれば遠見尾根 五竜岳への登山開始です。 この後、汗だく登山になるとは まだ気づいていませんでした、、
2019/09/16
コメント(0)
信じられないトラブルから始まった唐松岳ですが、 めげずに頂上山荘まで辿り着くことができました。 まずは水分補給 照り付ける夏山に水分を奪われ、 やはり、最優先に行うべきは補給。 冷たいアクエリアスが沁み入ります。 二本でも三本でも受け入れ可能ですが、 標高と価格は比例するため、追加は水に変更。 アクエリアス500ml=500円スーパードライ350ml=600円水500ml=300円 山荘の受付けでも水の量り売りがあり、 こちらの方が大分リーズナブルですが、 飲用する際は煮沸をするよう進められました。 テント場について 唐松岳のテント場は頂上山荘直下の傾斜地にありました。 手元の資料によると、幕営可能数は25張となっており、 先着順のテント場が確保できるのか、心配していたものの、 ギリギリで平らな場所を確保できました(テント一泊1200円) しかし、私が確保できた場所はテント場の中でもかなり下の方。 見上げる山荘までは15分くらいの急な登りで、 一度降りるとなかなか登る気になりません。 それでも平らな場所を確保できただけ幸運な方で、 最終的には斜面や、登山道まで埋まり、 幕営可能数の倍くらいにはなっていたのではないでしょうか。 トイレについて受付時にテント泊の方は山荘内のトイレを利用するよう案内されました。 朝夕はトイレ待ちの列もあり、 テント場の急勾配を登って並ぶため、 お腹が弱い方は、間に合うか心配になってしまいますね。 いざ唐松岳へ テントを設営してへ一息つくと、やはり気になる唐松岳。 頂上山荘から唐松岳までのコースタイムは20分。 天候変化にも直ぐに対応できる距離なので、空身で向かいます。 標高が高いためか、傾斜がきつい場所へ差し掛かると 息が切れます。 しばし立ち止り、回復するまでの時間でハイマツ帯に目を凝らすものの、 コロコロ可愛いあの姿を拝むことはできませんでした。 ゴールが近づく感覚に、高ぶる心を抑えながら、 その頂へ到着しました。 青空の下で吹き抜ける風、湧き上がる雲。 この爽快感を現わす言葉が見つかりません。 白馬岳方面を眺めると不帰ノ嶮。 名前だけで挑戦する気にならないのは私だけですか?? その先は昨年歩いた天狗山荘から白馬三山へ続くルート 少しづつ歩いた線が繋がるのが嬉しい。 振り返れば頂上山荘方面も、また美しく 足が進みません。 帰り道、白い砂礫の足元へ目を向けると、 独特の風貌が可愛らしいコマクサが和ませてくれる。 やや元気が無いように見受けられるのは、 連日続く暑さのせいでしょうか。 テントへ戻りお楽しみ 唐松岳も無事登頂して、渇いた体が欲するのは黄金の液体 向かい合う五竜岳を眺めながら いただきます!! プシュッ!! この瞬間、本日の活動は終了しました。 聳える五竜岳は眺め放題 車のトラブルが無ければ翌日縦走する予定でしたが、 今回は断念です。 霞が現れては消え、 ゆーーーーーっくり流れる時間に 私の瞼もうつらうつら ジリジリ照り付ける日差しが アルコールの回りを助け、ほろ酔い状態が心地いい。 貴重な雪どけ水 テント場の最下部には、雪渓があり、 溶け出した冷たい水が流れ出ていました。 貴重な山での水源に感謝しつつ、 顔を洗い、濡れタオルで身体を拭くと、サッパリして生き返るようです。 太陽が沈み始めて、ようやく日陰が生まれはじめ、 散策も含めて避難。 時間の経過と共にその影が大きくなり、 そろそろテントの中でも休めそうですね。 涼しくなったテントへ戻り、〆のマルタイラーメンをいただきます。 汗を出し切った体に、この塩分は くぅ~~~っ アルコールが回った頭は、既に山荘までの急勾配を登る意思も無く、 なすがままテントから顔を出すので精一杯。 艶やかな空の化粧を眺め、日没を迎えました。 前日の睡眠不足から睡魔に勝てず、 PM7時 日暮れと共に就寝 本来ならご来光を拝むため、夜明け前から動き出すのですが、 やはり、この急勾配の往復がハードルになり、 ついついゴロゴロしてしましました(人間は弱い生き物です) 日中とはまた違う表情を浮かべるチングルマと 次の稜線へ向け、出立する朝のテント場を他人事のように眺め、 ぼちぼち準備を始めます。 全てをザックに収め、唐松岳へ立ち寄り下山することにします。 不帰キレットもご機嫌なお姿を表してくれました。 また、いつか、、、 そして、最後の大仕事が、、 黒菱へ至る林道でタイヤがパンクしたマイカー 日曜日につき、修理工場はお休みで対応先を探すのに苦労しました。 ガソリンスタンドまでレッカー移動してタイヤ交換。 同じサイズの在庫があったのは幸運でした。 皆様も林道を通る際は足元にご注意下さいw
2019/08/28
コメント(0)
北アルプスの唐松岳 リフトが利用可能で、登り易く日帰りで訪れる方もいるようです。 子供の頃に連れてこられ、何の興味も無く鳥(雷鳥)を見た記憶がうっすら。 自分の意思で再び訪問するとは、あの日の自分も驚きでしょうね。 しかも、あわよくば五竜岳への縦走も考えているのですから。 しかし、信じられない事件が起こりました。 深夜の林道でトラブル 登山口に黒菱第3リフト駐車場(無料)を選んだのには理由があります。 唐松岳のテント場は幕営場所が少ないため、早めの時間帯に到着して場所を確保する必要があります。 歩く速度に自信が無い私は、より早く出発できる駐車場を選んだのでした。 深夜に曲がりくねった暗い林道を進んでいると 「ガツン」 路上の落石に気付かず接触してしまったようです。 んんん? 暫くすると、アクセルを踏んでもスピードが上がらない。 ハンドルを切ると「ギュルギュル」 まさかのパンクです。 ギリギリのところで駐車場まで辿り着いたのでした。 山奥でのトラブルに心が完全に折れ、このまま帰ろうかと考えたものの、 任意保険会社のロードサービスで、60キロまでの移動が可能であることが分かり一安心。 とりあえず朝まで仮眠を試みるも、 トラブルで気が動転したためか、全く寝れませんでした。 登山開始 こんな状況でも歩き出すとは、我ながらヤベえ奴だと思います。 さて、黒菱第3リフトの始発は6時45分でしたが、周囲の方達の様子を伺っていると、6時前からリフトに頼らず歩いて登る方が多い。 それほど距離が無いように見えるし、あそこまでなら、、 私もつられて歩きだしたのですが、それが間違いでした。 見た目より傾斜がきつく全然進まない。 ようやく一段登りきったところで見上げると、更にもう一段あるではないか。 意外な展開にショックを受けつつも、進むしかありません。 八方池山荘が見えるころには汗だくです。 本来はあそこまでリフトの予定だったのに、、 左手に見えるリフトが、ただただ恨めしい。 そして、徒歩でリフトの終点である八方池山荘に到着した時には、丁度始発リフトへ乗って来た方と鉢合わせ。 ここまでの苦労は? 私の汗を返して! まあ自業自得です。 下調べが足りない自分が悪いのだ。 再び心が折れそうになるも、 とりあえずポカリ一本飲み干して気持ちを入れ替えます。 八方池山荘からは木道が整備された左ルートと、白馬三山を眺めながら登る右ルートがありますが、私は右ルートを選択。 振り返ると映画のワンシーンのような景色。 右手には白馬三山がドーン! 途中に設置されたトイレ これがあるだけで安心感が違います 傾斜がきつい訳ではありませんが、夏の日差しが体力を奪い、意識して水分を摂らないと脱水症状になりそう。 水を多めに持参すべきですね。 八方池に到着。 水面の白馬連峰はため息の出る美しさ。 時が止まったかのように見入っていると、雲がその全てを覆い隠し、再び姿を現わす事はありませんでした。 扇雪渓 子供の頃、練乳チューブを持参して、ここの雪をかき氷にして食べた記憶がありますが、今見るとアレですね、食べる気はしません。 ここから唐松岳頂上山荘までは、 あと少し。 岩の向こうにゴールの気配 岩の隙間で咲くチシマギキョウに癒されると、 本日の幕営地へ到着。 ギリギリでテント場の平らなスペースを確保できました。 続きます
2019/08/15
コメント(0)
八方池や唐松岳の最寄り登山口である黒菱。 初めて訪問したので、無料駐車場の状況を記録します。 駐車場の住所 〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城4482ー4 ※カーナビでこちらの住所はヒットしないため、マップコードを入力するのがお勧めです。 (マップコード 535 097 674*17) 駐車場 右奥に見える建屋がリフト乗り場 200台駐車可能(無料) 駐車場は既に雲の上 黒菱駐車場の全景(帰りのリフトから) リフト料金(八方池山荘までの往復) 大人1200円 子供840円 トイレ トイレはウォッシュレット付き カフェテリア黒菱自体は営業していないものの、トイレと自動販売機は利用可能でした。 その他 私が訪問したのは8月の土曜日AM2:30ごろ。 まだまだスペースに余裕がありました。 連休前後は状況が変わりそうですね。 リフトの始発はAM6:45 待ち切れず、AM6:00に徒歩で歩き出し出しましたが、八方池山荘まで汗だくで1時間かかり、到着した頃には始発リフトの方とこんにちは。 精神的にも肉体的にもダメージが大きいので、素直に待ってリフトに乗りましょう。 最後に 黒菱の駐車場に至るまでのルートは舗装されているものの、道路への落石があるようです。 私も深夜に訪れたため、見通しの悪いカーブで石に気付かず接触してタイヤがパンクしました。 訪問の際はご注意下さい。 万が一に備えて、、、
2019/08/12
コメント(0)
開放感抜群の笹原が続く伊豆山稜線歩道。 今回は往復100分で眺めのいいところだけ歩いてきました。 【駐車場】 仁科峠 静岡県伊豆市、賀茂郡西伊豆町 仁科峠に数台の駐車スペースあり、ここに車を停めて歩き出しました。 【コース】 仁科峠から宇久須峠までは片道50分 特に危険なところも無く、子供でも安心です。 【ハイキングスタート】 駐車場から道路を跨いで反対側が ハイキングコースの入口。 柵の左手は牧場になっているようですが、今回も牛さんの姿はありません。 突然走り出したい衝動に駆られたのは私だけではありませんでした。 つられて全速力で追いかけるものの、 翌日から左膝に謎の鈍痛が発生。 コンドロイチンやら、グルコサミンが頭をよぎる今日この頃、、 時折垣間見える退廃的な風景もまた 魅力のひとつ。 開けた展望があるということは、 海から吹き上がる風の影響を受けやすい。 この山域では根元から捲れた倒木をよく目にします。 【宇久須峠】 梅雨空の下でも、その開放感は変わりません。 汗ばんだ身体を吹き抜ける強風が、 「ゾワゾワ」するくらいの心地良さを生み出してくれます。 手を広げて風を受けると 思わず半目のレギュラー西川君 キリのいい山頂で折り返します 伊豆山稜線歩道 今回も気持ちいいトレイルでした いつかまた、、、 【おススメのお弁当】 武士の鯵寿司 ハイキング前に修善寺駅構内売店で 鯵寿司の仕入れをお勧めします。
2019/07/28
コメント(0)
伊豆スカイラインから、お散歩気分で立ち寄った玄岳は、展望抜群の笹山でした。 伊豆スカイライン「西丹那P」に車を停めて入山。 入口は木のトンネルからスタート 背丈を越える高さの笹が繁る場所を抜け、 ツツジの彩りを楽しみつつ、 笹の中を進んでいきます。 標高は高くありませんが、視界が開けて気持ちがいい山ですね。 ゆるーり20分程度で山頂。 お楽しみの助六寿司を食べ始めると、いつの間にか頭上を旋回する存在が、、 ささやかな楽しみを狙う鳶を 警戒しながらの昼食 「オラの助六寿司は渡さん!」 熱海港方面は海と空が融合して、 東海汽船の高速ジェット船が空を飛んでいるよう、、 眺めは抜群。 本来は熱海方面から登る玄岳ですが、伊豆スカイラインからは、お散歩気分で立ち寄れました。 帰りは熱海方面に降りて、観光しつつ、魚を仕入れて帰るプランも楽しいですね。
2019/05/25
コメント(2)
5月17日 (金) 初めて訪れた天城山 シャクナゲの殆どはまだ蕾でしたが、場所により咲いている木もありました。 私達が訪問した段階で全体の1〜2割程度。 そろそろ満開になり、登山者を楽しませてくれそうですね。 【駐車場へのアクセス】 〒410-2513 静岡県伊豆市菅引638-83 天城高原ゴルフコース内 ハイカー用駐車場:無料 登山者向けの駐車場は、天城高原ゴルフ場の敷地内にありました。 駐車場にはトイレが併設されているほか、下山後に登山靴の泥を落とす流しまで用意されているのは、非常にありがたいことです。 【登山ルート】 今回歩くのはシャクナゲコース。 天城高原駐車場から、万二郎岳と万三郎岳を経由して4時間程度で周回する。 【登山開始】 駐車場の入口に道標。 木肌が特徴的なヒメシャラの木が迎えてくれました。 山域が近いため、以前に訪問した伊豆山稜線歩道に似た植生。 木漏れ日が気持ちいい。 トウゴクミツバツツジでしょうか? あちこちで姿を見せてくれます。 生命エネルギーに溢れた苔たち 小さなアップダウンを繰り返し、 気がついたら万二郎岳に到着。 プチ展望 背中を丸めて通過するものの、 うっかりすると、星が現れるかもしれません。 空を仰ぐと、風にさざめく葉から キラキラとこぼれ落ちる光 時折姿を見せるブナ林もまた、 素晴らしいものです。 お目当てのシャクナゲは殆どが蕾ではありましたが、 その膨らみから、間も無く美しい姿を見せてくれることでしょう。 未だピーク前の稜線は静かで、 風が葉を揺らす音と、歌声のような鳥のさえずりに満ちています。 一足早く彩りを見せてくれる木もありました。 馬酔木は終盤でしょうか、 落花が中心で元気な花はごく僅か。 万三郎岳で木陰ランチ。 コンビニサンドイッチも、ここではご馳走。 万三郎直下は傾斜に加え、整備した時には歩きやすかったと思われる階段も、土砂の流出により、障害物走のハードル状態なので、下りが苦手な方は注意が必要。 新緑のシャワーの下で、風がすり抜ける度に、蓄えた身体の熱を下げ、何とも心地良い。 こちらの斜面では、全体的に早めの開花。 日陰に咲く白いシャクナゲに しばし見惚れて、、 無事に下山。 次回はシャクナゲ満開に合わせて訪問したいですね。
2019/05/22
コメント(0)
晴天に恵まれた丹沢歩き。 ヤビツ峠から塔の岳に至る表尾根縦走コースは、素晴らしい展望でした。 【コースタイム】 ヤビツ峠 8:15 ニノ塔 9:35 三ノ塔 9:55 烏尾山 10:30 新大日 12:15 塔の岳 13:15 下山開始13:50 堀山の家15:00 大倉 16:50 登山当日、丹沢山塊を望むと白化粧をしたお姿。 前日の荒天で四月にしては珍しく雪が降ったようだ。 大倉尾根からは複数回訪問しているものの、ヤビツ峠から目指すのは初めて、、 涸沢で出会ったオジさまがイチ推ししていた表尾根コースに数年越しで初訪問です。 秦野駅からヤビツ峠まではバス移動。 登山客の多さから始発の臨時バスが出ているものの、列はどんどん伸びているようでした。 早朝から満員バスでクネクネ山道を移動すること40分。 到着するころには車酔いで、歩く前からノックアウトされたのは想定内です。オエオエ バスの終点にあるトイレは色々な意味で貴重な存在。 車酔いで内臓が刺激されるためか、 色々出ました。 さて、他愛のない話をしながら車道を下り、登山口を目指します。 間も無く入口 ここにもトイレがありました。 登りはじめはいつも苦しい。 それに耐えて歩を進めると 辛さより爽快さが際立ちはじめ、 気付くと視界が開けています。 やはり登山はドM向け!? もしくは変態向けかもしれません。 想像していたより景色がいい。 三ノ塔からはこの日に歩く稜線が一望できるほか、ご機嫌な富士山の姿を拝むことができました。 抜群の解放感が表尾根の魅力のひとつでしょうか。 これだけで来た甲斐がありました。 噂通り三角屋根の烏尾山荘。 その独特な佇まいが趣深く、 青空との対比に見惚れてしまうのです。 平地より標高が高いためか、桜の花が残っていました。 視界に入る全ての山が本日のコース、、 まだまだ先は長い。 しかし、気持ちいい見晴らしにテンションは上がる一方。 そして足の疲労もたまる一方、、 適度な起伏があり、展望も良く、鎖場や山小屋まで、、 ぎゅっと凝縮したアルプスのようですね。 表尾根ファンが多いのも頷けます。 鎖場前から大渋滞で通過まで20分程掛かりました。 新大日へ到着する頃には、両足の太ももに疲労が蓄積して足がつりそうに、、、 塔の岳はまだ先なのでしょうか? ようやく見えてきた尊仏山荘。 あと少しの登りが辛い。 快晴の山頂は360度のパノラマ。 何度か訪問した塔の岳ですが、ここまで眺めがいいのは初めて。 苦労して来た甲斐がありました。 山頂で簡単な昼食を済ませ、あとは下るだけ。 ひたすら下る大倉尾根。 「なんて楽なんだろう!」と思ったのも束の間。 あれ、あれ、あれれ、、 等間隔の階段に、登りで蓄積した疲労も加わり、腿がパンパン。 誰だ?下りが楽なんて言ったのは!? 運動不足の中年には下るだけでも辛かった。 一瞬だけ現れる心地よい平地。 極楽ゾーンは僅かです。 終盤、遠くに見えるのは三ノ塔でしょうか。 本日歩いたルートが走馬灯のように脳裏をよぎります。 ようやく下山。 足に自信が無いため、最悪の場合、暗くなってしまうことも想定して ヘッドライトを忍ばせていたものの、使用する機会が無かったのは幸いです。 ほっと一息ついたのも束の間。 戸川公園に隣接するバスロータリーには下山者の行列。 しかし、ここでも頼れる臨時バスのお陰でストレスなく乗車。 神奈中バス いい仕事してます。 最後はビールで乾杯。 乗り継ぎのストレスはあるものの、 下山後にアルコールをいただけるのは、公共交通機関を利用するメリットですね。 いい気分で寛いでいたら、乗り継ぎに失敗して、えらく苦労することになったのは内緒です、 念願の丹沢表尾根縦走コース 小さなアルプスのような魅力で、すっかりファンになりました。 疲労困憊でこの後一週間は筋肉痛(もはや怪我のレベル)
2019/05/09
コメント(0)
鍋割山といえば鍋焼きうどん。汗をかいた後に山奥でいただく具沢山うどんは染み渡る旨さでした。 紅葉シーズンの訪問。渋沢駅からバスで大倉まで移動して、8時から歩き出しました。公共交通機関を使うと、帰りにビールをいただけるのが楽しみですが、電車やバスの始発や乗り継ぎの関係で、歩き出しが遅くなってしまうデメリットもあり、鈍足派としてはどちらを選択するか、悩みどころ。今回は到着時間が昼時となるため、うどんに間に合うかが最大の焦点。以前にも歩いた二股から後沢乗越経由での訪問。いやー、こんなにきつかったかな?休暇を殆ど取らず、ハイペースで歩き続けたため、足がピクピク。ようやく小屋が見えた時には安堵の溜息が出ました。11時過ぎの到着でうどんも間に合い一安心。受け取って小屋の外へ出ると行列が出来ており、鍋焼きうどんも打ち切り。ギリギリのタイミングでした。安定のまっしろけ。まあ、いつものことです。普段はソロの私ですが、 今回はグループに参加させていただき、 馬鹿話しをしながら歩ける楽しさと、ペースが合わないキツさと、打ち上げ🍻の旨さを味わったのでした。しかし、運動不足も程々にしないといけませんね。 数日間は筋肉痛で悶絶していました。
2018/12/11
コメント(0)
マイカー移動で登山を計画した場合に、登山口と下山場所が異なり、車の回収に悩まされることも少なくないと思います。今回の白馬訪問で、栂池から白馬三山を縦走して猿倉へ下山しました。その際利用した駐車場と、登山口までのアクセスについて、記事にしたいと思います。八方駐車場(無料)白馬駅近くには無料駐車場が複数あり、登山の際は利用出来ます。私が駐車したのは、八方第2駐車場。敷地内に温泉やトイレが併設され、道を挟んだ反対側にはバスターミナルがある便利な場所です。八方第2駐車場へのアクセス住所:長野県北安曇郡白馬村北城5701-2カーナビで住所登録が無いため、訪問するにあたり戸惑いました。近くの建物も住所に「字 あざ」が多く、ナビでは認識してくれませんでした。とりあえず白馬駅を登録して、そこを起点に駐車場へ向かうことにしました。※地図は八方の湯からお借りしましたスマホに表示された地図を見ながら、八方第2駐車場へ到着。矢印の方向へ向かえば、道路を挟んだ反対側にバスターミナルがあります。(7月の3連休前 金曜日 早朝の状況)駐車場方面からバスターミナルへバスターミナルから駐車場方面を振り返る。インフォメーションセンターが開いている時間帯は販売機でチケットが購入可能。バスターミナルから栂池までは520円でした。始発バスの場合は車内精算(後払い)となるようです。バスの時刻表はアルピコ交通サイトでご確認下さい。http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/tsugaike/下山時の備えとして、タクシーの電話番号も控えた方がいいかもしれません。始発バスで栂池へ向かいます。栂池パノラマウェイバスを下車して、ゴンドラリフト駅まで移動。始発前チケット窓口が開くまで待機。栂池自然園の往復や、白馬大池ピストンなど、パノラマウェイを往復する場合は、チケット購入時にモンベルカード提示で、割引きが適用されるようですね。(片道の場合は適用されません)私は片道なので、割引き無しの1920円でした。ゴンドラとロープウェイの乗り継ぎ。いよいよ登山口、白馬縦走猿倉からバスターミナルまで白馬三山を満喫して猿倉へ下山しました。猿倉にはバス停があります。バスの時間は時期により異なるようなので、アルピコグループのサイトhttp://www.alpico.co.jp/access/hakuba/sarukura/#timetable_02で確認下さい。バスが到着したら、行き先を「八方バスターミナル」と告げ、料金930円を先払いして乗り込みます。バスに乗り込めば一安心。後は到着を待つのみ。バスターミナルへ到着したら、隣接する温泉で汗を流し、美味しい物を食べて、お土産を買って帰りましょう。下山するとお金がかかるww下山後7月の3連休最終日 昼過ぎの状況
2018/08/09
コメント(0)
白馬縦走最終日 天狗山荘から大雪渓を経由して、猿倉へ下ります。 人生で2度目の大雪渓。 見上げた空の青さと、雪渓の対比を 目に焼き付けて下山しました。 天狗山荘のテント場 夜半過ぎに空を彩る無数の輝き 息を潜めながら、見上げていると 夜空を斜めに走る光の帯に気付きました。 天の川!? さらに流れ星が一筋! 気まぐれに現れる流星を確認できたのは一度だけ。 カメラ初心者の私、この星空を撮影できないのは 痛恨の極み。 日中から吹き荒れた突風に、設営時も苦労しましたが、夜半になっても収まる事はなく、 時折 「ドムッ!!」 とテントを浮かせる勢いで 襲って来る衝撃を受けていたものの、 寝袋の温もりが勝り、再び瞼を閉じました。 滞在中にどれだけの時間、鑓ヶ岳を眺めただろうか。 日の出が空を染める頃、テントの数は既に半数になっていました。 早々と荷物を纏めて出発したようですね。 本来であれば、憧れの鑓温泉を経由して 雲上の温泉で昇天したいところですが、 鑓温泉小屋は準備中であることに加え、 雪渓の状態が不安定なため、ルートも閉鎖中でした。 残念ながらまたの訪問まで持ち越し。 (現在では開通・営業しているようです) 巻き道でやり過ごすつもりが、気が付いたら山頂。 ま、まさかっ!! 鑓だけにやり過ごせないのか!? 前日のルートを戻りながら、辿った稜線を眺めるのも感慨深い。 杓子岳は巻き道成功しましたよ。 エッヘン! 頭の中でエミ・マイヤーの「On The Rord」が無限リピートするような景色、 ソロのおっさんが「ローオオ、ロッオオオっ」と 口ずさむ姿は悪夢でしかありません。 雲を纏う様子はまるでラピュタのよう。 一緒に飛行石を探したい方は連絡下さい。 連休最終日の朝ともなれば、頂上宿舎のテント場も ご覧の通り。 夢の跡のような少し淋しい感じがするものの、 週末になればまた沢山の明かりが灯るのでしょう。 小屋の食事提供時間前なので、朝食はカップヌードル。 これから下山するのだが、この日の為に購入してあった軽アイゼンを自宅に忘れてしまったのです。 急遽頂上宿舎内にある受け付けで購入。 1000円也 装着方法の手ほどきまでしていただき、 雪渓を下る準備ができて一安心。 いざ出発と意気込んだものの、 暫くは石がゴロゴロして滑りやすい道を下ります。 あら、直ぐに雪渓かと思ったので拍子抜け。 危険な場所はないものの、急な傾斜に加えて 時折水が出ている場所もあり、 靴底が濡れてズルズル滑るため、何度も足を滑らす。 軽アイゼンを装着して大雪渓へ! 滑るような、それでいて思うように滑らないような、、 不思議な感覚に最後までコツが掴めず、変な場所に力が入ってヘトヘト。 しかも、雪渓だから涼しいかと思いきや、照り返しなのか、暑くてまさかの汗だく。 何なんだ!? コンディションによってはノーアイゼンなどと考えていた甘い自分に喝を入れたい!! 大雪渓は登りも下りもアイゼンが必要です。 これから訪問される方は必ずご用意下さい。 見た目は涼やかな白馬尻も、日向は蒸し風呂状態。 ここがテント場にもなっている白馬尻小屋ですね。 猿倉へ到着する頃には、身体から湯気が出そうな程。 または、茹でたてのゆで卵とでも言いましょうか、 丸3日風呂に入っていない上に、汗だくですから 満員のバスに乗車するのにも、気が引けますね。 ま、乗ったのですが、、 相席したおばさまに、心の中で謝罪したのでした。 最後に 3泊4日で栂池から天狗山荘まで繋ぎ、 白馬まで戻り、大雪渓経由で猿倉までを歩く山旅でしたが、 可憐な高山植物の花畑や、満天の星空に絶景のテント場と感動の連続でした。 また、私のようなビギナーも安心して歩けるため、 人気があるのにも納得!! 憧れの鑓温泉はまたの機会を探りたいと思います。 ◎モンベル 1122537・ステラリッジテント2フライシート クーポン配布中!更にエントリーでポイント5倍!(mont-bell) モンベル ムーンライトテント 1型 グリーン (montbell) イワタニプリムス アウトドア アイゼン スノーシュー アイ トレック 6本爪軽アイゼン メインテープ 2本入 カシメ付属 IWATANI-PRIMUS IT-603
2018/08/05
コメント(0)
栂池から白馬三山をテント泊でゆる〜っと縦走する山旅。3日目は白馬岳頂上宿舎から杓子岳と鑓ヶ岳を経由して天狗山荘まで。天狗山荘は鑓ヶ岳を望む絶景のテント場でした。さて、白馬岳頂上山荘のテント場で迎えた朝。幕を開けて見上げると、既に歩き出している方の姿が目に入ります。高山植物の花畑を眺めつつ、目覚めのコーヒーを味わうつもりが、アルミコッヘルの熱伝導おそるべし!!「あっつっ!!」唇を火傷しそうな勢いです。ぬるぬるのコーヒーを含みながら、次回からアルミはやめようと心に誓ったのでした、、ザックに荷物を詰めて歩き出すと、雲海の向こうから眩しい太陽が顔を出す。足元の花にも生気が戻り、これから向かう杓子岳の印影が何とも美しい。時折、先行者が頂上に立つ影が見え、期待は高まるばかり。山頂へのアプローチはキツイ傾斜と緩い足元。踏み締めたそばから崩れて、非常に歩き難い。振り返れば、先程まで滞在していた白馬岳のお姿。これをおかずに白飯3杯はいただけそう、、杓子岳 少し離れた場所から山頂を見ると、反対側は切り立った崖になっていました。眺めるだけで股がゾワゾワするのは私だけでしょうか?遠くから眺めると台形の杓子岳。上はこんな状態なんですね。左手の崖にビビりこれ以上無い程のへっぴり腰。限界まで右端に寄りながら通過しました。この調子では永遠にキレットとか無理だな。山ではありがちな、遠目で分からないアップダウン。毎回見上げて唸ってしまうものの、ゆっくりでも進めば近づきますから、、登りの辛さを癒してくれる、ミヤマオダマキ(らしい)ついつい足が止まり、見つめてしまうのです。「あれ!いま目が合った?」 ←どうかしてる少し狭くて高度感のある場所を通過する度に、胸がドキドキします。不帰嶮とか、名前だけで無事に通過出来る気がしませんよね。白馬鑓ヶ岳本日の目的地である天狗山荘が見えてきました。稜線を辿り向かいます。幕営地の天狗山荘。素敵な笑顔で迎えていただき、心が温まります。一部倒壊の影響で現在再建工事中につき、小屋泊はできないようですが、テント場の利用と、カップラやビールなどの販売はしていました。残念ながら食事の提供はありませんでした。テント泊:1000円 水場、トイレ込み使用済のペーパーはダンボールへINする方式でしたが、小屋の方が清掃してくれるためか、いつも綺麗でした。本当に頭が下がります。頂上宿舎同様に雪解け水が豊富で小屋の方もそのまま飲用しているそうです。おかげで水が売れないと嘆いておられましたが、幕営する身としては嬉しい限りです。午前の早い時間に到着したこともあり、テント場一番乗り。平らで眺めの良い場所を確保できました。この日は予報通り風が強く、設営も一苦労。小屋の方の話では、稀に強風で飛ばされるテントがあるとか、、過去に爆風の大天井岳で、不安な夜を過ごした経験が脳裏をよぎり、必要以上に石を積み上げてしまうビビりな私。設営が完了したら、やっぱりビール!!晴天の下で絶景を楽しみながらのんびり〜〜晴れていたかと思えば、霧に包まれたり、、湧いては流れ行く雲も魅力のひとつ。小屋の周囲を散策すれば、厳しい環境で可憐な花を咲かせる高山植物たちを容易に見つけられます。徐々にテント場も埋まってきました。強い日差しの中で登るのも辛さがありますが、テントの中も温室状態。のんびり山行こそ、タープがあると極楽なんだと実感しました。モンベル(mont-bell) ステラリッジ テント2 フライシート オフホワイト 1122537 OF キャンプ用品 テント フライシート (Men's、Lady's)(mont-bell) モンベル ステラリッジテント2 ホンタイ グレー|アウトドア montbell アウトドア用品 アウトドアー 用品 アウトドアグッズ キャンプ キャンプ用品 おしゃれ 軽量 メーカー 登山 おしゃれな テント 夏フェス 自転車 てんと キャンピング (montbell)
2018/08/04
コメント(0)
2018年7月 栂池から白馬三山をテント泊で縦走する のんびりひとり歩き。 2日目は白馬大池から白馬岳のテント場を目指します。 天気にも恵まれ、危険な箇所もなく、素晴らしい景色を楽しむことができました。 早朝4時前後から周囲が出発する気配を感じていたものの、 ほのぼの白馬大池の眺めにつられて のんびりしていたら6時半。 涼しいうちに歩きたいので、そろそろ出発しよう。 振り返ると、みるみる遠くなる白馬大池。 雷鳥坂を登って行きますが、青空の下で お目当ての可愛い姿は見当たりませんでした。 顔を上げれば緑の散歩道 これから歩む稜線に期待が膨らみます。 朝日に照らされた花の美しさが、 今日も素晴らしい日になると告げているかのよう。 うへぇ 遠いなぁ 美しい稜線を刻む登山道に高ぶる気持ちを抑えつつ 歩を進めると、 左手に迫力のあるお姿。 あんな山に登りたいと思ったら、 本日の目的地である白馬岳でした。 「ソーセージのような植物があったらウルップ草だよ。」 テント場で教えていただいたおばさま、ソーセージはこれでしょうか。 小蓮華山 わざわざ一人で重いテントを担いで、 白馬まで来る必要があるのだろうか。 途中でそんな事を考えながらも、 非日常の景色を眺めつつ、静かな山行。 全てが自分のペースで進む気楽さは 日常で擦り減らした神経を回復するのに 丁度いいのです。 ってなわけで、後ろから来る方は先へどうぞ! いよいよ白馬岳へのアプローチ 空を目指すかのような空中散歩。 この気持ちよさは山歩きの特権ですね。 百名山 白馬岳山頂へ到着。 思い出の白馬山荘 25年程前に人生でたった一度の山小屋泊を経験した、私の中では特別な場所。 感慨に浸りつつ、更に下ると 本日の幕営地 白馬岳頂上宿舎へ到着しました。 1000円を支払い、テント場の受付完了。 水場は宿舎脇とテント場入口の二ヶ所。 雪解け水が豊富に流れ出していました。 冷たい水で顔を洗い、さっぱり!! トイレはBT式(紙あり) 便器から吹き上がる風が「ひゅるるる〜」 お尻を冷やして、何とも気持ち悪いのです。 離れを選んで設営したつもりですが、 気が付けば既に離れでは無くなっています。 それでも自由なプライベートスペースを 確保できるテント泊。 三連休の初日だけあって、まだまだ登ってきます。 あ、そんな場所も設営ありなの? テントを設営してしまえば、あとはフリータイム。 頂上宿舎のベンチから、湧き上がる雲と杓子岳を眺めながら至福の一杯。 「くぅ〜〜、このために生きてる」 1本=700円(500ml) 線香花火のように可憐なイワツメクサを愛でながら 雪渓の残る旭岳方面へのんびりお散歩。 この楽園感!! 花畑の向こうには、明日のルートである 杓子岳と鑓ヶ岳のお姿。 丸山から劔さまを眺めつつ、 空が茜色に染まるのを待ちます。 夕暮れの彩りを瞼に残しつつ、就寝することにします。 つづく
2018/07/29
コメント(0)
2018年7月 奇跡的に取得できた4連休を利用して、 白馬三山をテント泊縦走してきました。 初日は栂池から白馬大池のテント場まで。 1日目 栂池→白馬大池(泊) 2日目 白馬大池→白馬岳→頂上宿舎(泊) 3日目 頂上宿舎→杓子岳→鑓ヶ岳→天狗山荘(泊) 4日目 天狗山荘→鑓ヶ岳→頂上宿舎→大雪渓→猿倉 栂池から登山口まではゴンドラとロープウェイの乗り継ぎ。 今回の下山口は猿倉になる予定なので、片道チケットを購入(1920円也) 因みに往復の場合は3600円(自然園入場料込み) モンベルカード提示で380円の割引があるようです。 殆どの方は栂池自然園へ向かうみたい。 栂池ヒュッテでyamasankaピンズを購入して、 登山口へ。 誤算だったのがロープウェイを降りても暑いこと。 まとわりつく暑さで汗だくです。 途中で斜度のある大きな雪渓。 登りでは刻まれた踏み跡に沿い、蹴り込みながら歩けば、アイゼン不要でした。 下りる場合には軽アイゼンを装着する方が無難かもしれません。 冬でも殆ど降雪の無い地域に住む私は、 夏の雪渓に少し不思議な気分。 雪と湧き上がる雲に、しばし見惚れてしまいます。 雪渓の先は頂きの予感。 乗鞍岳 青空に映える緑と雪の対比が、 北アルプスに来ていることを実感させてくれます。 ここから白馬大池までは下りの40分。 ゆったり歩を進めましょ。 白馬大池やテント場が見えているものの、 池伝いに反時計回りで進むこともあり、 思いの外、時間が掛かるようです。 下から見返すと意外な高度感。 時間が掛かるのも納得できますね。 本日の幕営地、白馬大池に到着しました。 【白馬大池山荘】 テント泊=1名 1000円 携帯電話充電=100円 水場あり=貯水タンク分 トイレ=足踏み水洗式(男女兼用) 紙あり 受付後にテント設営したら、先ずはビール。 持参したセブンプレミアムのピリ辛モツ煮をバーナーで温めていただきます。 これで今日のスイッチは完全OFFになりました。 初日の内に栂池から白馬岳まで移動するプランも頭の片隅にありましたが、 暑さでバテた体で先を急ぐより、足元と花を愛でながら、のんびり白馬大池泊が正解でした。 見渡す花畑感が写真で伝わらないのが残念、、 花びらがハートのハクサンコザクラ 同じカメラを使っている方からヒントをいただき、 絞りやらシャッターすぴーどやらを意識。 今迄カメラ任せのオート撮影が多かったのは、 内緒にしておきます。 日暮れまで大分時間がありましたが、 テント場でご一緒した方と山談義。 楽しい一時を過ごしました。 谷川岳を推され、少し気になり出している今日この頃。 その間にもテント場は着々と埋まり、 外れに設営した筈のMyテント周辺も、スペースが無い程の状況になっていました。 雷鳥坂手前付近 一瞬の夕陽に照らされるコマクサ。 間も無く夜の帳が下りてきます。 テント場の就寝は早く、夜の8時には寝息が立ち始め、周囲は静けさに包まれる。 私も明日の白馬岳に向けて、休むことにします。 続く、、
2018/07/23
コメント(0)
急遽平日休みの予定がついたため、 富士山を満喫するソロハイクキャンツーに出るとこにしました。 御殿場の武藤精肉店で馬刺しとBBQ用の肉を仕入れ、御殿場口まで気持ちいいバイク移動。 標高が上がるにつれ気温も下がり、最初は汗ばんでいた身体が冷えてきます。 ちなみに御殿場口の駐車場は無料です。 片道一時間程度のハイキング。 足元は最初から最後までスコリアの砂礫となっているため、傾斜の砂浜を登っているような感覚で、歩きづらい。 踏み出したそばから崩れてくるので、ちっとも前に進まないのだ。 ゴールが見えているのに、中々辿り着かないやつ。 山頂からは雲海が拝めるはずですが、まっちろけ。 雲の中ってヤツですね。 妄想野郎が雲海を拝もうとすると、こんなモンです。 そんな私でも一応山好きなんだけどな〜。 本来なら景色を眺めながら昼食を取る予定でしたが、仕方ありません。 静かに浸るとしましょう。 静かに、 そう、静かにね。 !⁉︎ エンソクチュウガクセイ たちがあらわれた。 インソツセンセイがあらわれた。 [たたかう] [じゅもん] [なかまにさそう] [にげる] ここは一択 上の双子山へ逃げ出します。 やはり白い [あやしいきり]なのだろう 全く晴れる気配もないので、早々に下り 幕営地である「ふもとっぱら」を目指します。
2018/07/01
コメント(0)
2018年5月20日一年ぶりの西丹沢 檜洞丸シロヤシオは今年も素晴らしい花付きでした。 登山拠点の状況檜洞丸登山の拠点となるのが、西丹沢ビジターセンター。毎年ツツジ開花時期に合わせて山開きを行うようで、開催日に重なりました。 こちらのイベントにも立ち会ってみたいものですが、今回はシロヤシオを優先しました。 駐車場には規制線が張られていたため、向かいの臨時スペースに駐車。AM5:30にも関わらずほぼ満車で、停められない車がウロウロ。 駐車料金を支払い隣のキャンプ場に駐車する方の姿も見受けられます。 この先山頂までトイレはありませんので、出発前に必ず済ませておきましょう登山開始つつじ新道の入口までは車道歩き。キャンプ場方面へ5分ほど進むと右手に道標があります。ゴーラ沢出合まで、私の持っている地図での コースタイムは45分。ほぼコースタイム通りで到着しました。 対岸に渡渉して、ここからが勝負!!一気に斜度が急になり、山頂までただひたすら登りのみ。足ならしも含めて、ゆ〜〜っくり登っていく。ここで無理をすると、後で筋肉が痛くなるような気がしています。 早朝、山稜の影になる登山道に陽が入るまで鳥たちの囀りは続きます。木々の葉が揺れ、風が森に「サワサワ」と癒しの音を生んでいるようだ。谷間から吹き上がる風が、私の身体をすり抜けて何とも心地がいい。 進むにつれ、シロヤシオの落花が増えていく。これはこれで風情のあるものだが、やはり清廉な白が見たい。少し時期が遅かったのか、、、 山頂手前の木道が素晴らしい山頂より少し下に素敵な木道があります。ここも檜洞丸の魅力のひとつだと思うのは私だけではないはず。 シロヤシオの開花状況ようやく出会えた満開のシロヤシオ。 少し下まではピークを過ぎた散りかけ。 諦めかけていたところで姿を現しました。 8:15 檜洞丸山頂到着した時は曇りでしたが、雲の流れが早くあっという間に快晴。山の天気は変わりやすいとはこのことか。ベンチの横にはトウゴクミツバツツジ山頂で朝食昼までには自宅に戻らなければならないので、ザックにはカッパと水と軽食だけ。軽くて楽チン。休憩もそこそこに下山します。昼までに自宅へ戻らないと、「アレ」が「アレ」で「アレ」してしまうw過去2回は犬越路周回でしたが、今回は素直に降ります。素晴らし過ぎて、足が進みません。やっぱり帰りの木道も気持ちがいい。 ここにもいました。見上げれば 空はすっかり快晴。下山途中でようやく富士山の姿を拝むことができました。シロヤシオ時期の週末なので、登って来る団体さんが多く、思うように降れませんね。ゴーラ沢まで戻ってきました。本来なら足でも浸してゆっくりしたいところですが、先を急ぎます。 下山後の涼 清らかな流れで遊ぶワンちゃんにつられて私も河原へ、、汗を流してスッキリ帰路へつきました。 まとめ今年は早くから咲き出したシロヤシオ。登山途中で落花を目の当たりにしていたため、間に合わなかったのでないかと思いましたが、ギリギリ最終で山頂付近の満開で一安心。やはり、シロヤシオの清廉さは素晴らしいものです。また来年も吸い寄せられるように訪れてしまいそうです。
2018/05/21
コメント(0)
行楽シーズンで混み合うGW。 静かな稜線歩きを楽しみたいと思い、以前から気になっていた伊豆山稜線歩道へ訪問しました。 伊豆山稜線歩道とは 修善寺虹の郷から天城峠までを結ぶ全長43キロの自然歩道。 その中から今回私が歩いたのは、だるま山高原レストハウスから天城峠まで。 この時期、アルプスにはまだ雪が残っていて、私のようなヘッポコは訪問を躊躇ってしまいますが、 伊豆山稜線なら大丈夫。 空中散歩に例えられる通り、開けた笹の稜線も多く、空と水平線と富士山の眺めが素晴らしい所でした。 登山口へのアクセス(だるま山レストハウスからスタートする場合) ※バスを利用する場合 修善寺駅から戸田行きのバスに乗り、だるま山レストハウスで下車。 ※車やバイクを利用する場合 だるま山高原レストハウスへ駐車 静岡県伊豆市大沢1018−1 駐車場無料 トレイルスタート AM5:00 だるま山レストハウスにバイクを停めて歩き出します。 この先トイレは無いので、しっかり済ませてからスタート。 水は2.5ℓ背負っています。 登山口が見つからず若干うろつきましたが、 車道を戸田方面へ向かっていると発見。 この先にどんな景色が待っているのか、初めてのルートに入る時はいつも期待に胸を膨らませます。 GWにも関わらず、前後に人の姿は無く、開けた歩道が貸し切り。 ただでさえ風の影響を受けそうな場なのに、強風の天気予報が的中して爆風です!! 風に煽られフラフラしながら進む。 台風並みの風ではなかろうか、、、 正面に見えるのが達磨山。 見晴らしのいい笹の稜線歩きは最高の解放感。 思わず叫びたくなってしまいます。 駿河湾の水平線 伊豆山稜線歩道は1時間以内で、峠や山頂のポイントがあり、進捗を確認しやすくなっています。 一休みしながら富士山を拝む。 達磨山から天城峠へ向かうルートでは富士山に背を向けて歩くため、どんどん小さくなってしまうんですね。 だるま山レストハウスから船原峠までの3時間半は気持ちのいい展望コースでしたが、この先は我慢に変わります。 恐怖の樹林帯 展望の望めない樹林帯で倒木によりコースを塞がれ、迂回したりくぐり抜けたりで、太腿に負担が蓄積していく。 ザックを背負いながら、限界まで低くしたウンコ座り前進を何度も繰り返すのは正直キツいのです。 なだらかな傾斜の車道をバイクが「カーン」と 気持ち良さげに通り過ぎる一方で、脇の歩道が何故こんなにアップダウンが厳しいのか、 正直ウンザリしつつ、見通しの悪いコースを進む。 そりゃあお腹も空いてくるはずです。 行き倒れてしまうのも分かりますよ。 ふうふう、振り返ればいつでも君がいるw あちこちに馬酔木のトンネルがあって、最初のうちは逐一足を停めていたものが、目に入らなくなってくる。 見晴らし抜群 魂の山から宇久須峠にかけては見晴らし抜群。 何度も振り返るのは私だけではないはず。 宇久須峠で一休み。 ここは本当に気持ちいい場所で、ピクニックのお昼に最適ですね。 次回はドライブがてら、眺めのいいこの辺りだけ訪問するのもいいかもしれません。 おにぎりをかじっていると、目の前をタヌキが「ポテポテ」と横切る。 焦ることのない姿を見て、何と無く彼等の世界に お邪魔しているような気になってくる。 宇久須峠から仁科峠まで牧場の脇を通過。 仁科峠 眼下なの見える駐車場は満車。 駐車場待ちをしている家族の姿もありました。 恐怖の樹林帯 その2 前半のアップダウンある樹林帯には苦しめられたものの、こちらは思いの外歩きやすいものでした。 妖精の世界にありそうなギョリンソウ。 刻々と日没の時間が近づいてきました。 あわよくば一日で歩ききりたいトレイルでしたが、 明るいうちのゴールが難しい見通しになり、 山の中で夜を越す必要が出てきました。 最低限の夜を越す装備は、ザックに詰めてきたので、ビバークする場所を探しながら進んでいきます。 平らで風を避けられる場所を探しているのですが、、、 人生初のビバーク あわよくば一日で完了したいトレイルでしたが、私の足では間に合わず、やむなく人生初のビバーク。 風を避けられる場所は無く、吹き曝しでしたw ベンチにZライトとシュラフのホームレススタイル。 シュラフカバーもセットして、最悪雨が降っても凌げる予定。 顔が出てしまうのだが!? 幕が無いので、目を開けるとこんな感じ。 夜中に誰か立っていたらヤダなぁ、、 絶対に目を開けないことにしようと心に誓いました。 眠れるか不安でしたが、徒歩13時間の疲れもあり、爆睡。 明け方、、 鹿でしょうか、お互いを呼び合う切ない鳴き声で目を覚ましました。 そこから鳥のさえずりが森に溢れていきます。 天城峠へ向けて パンとおにぎりの簡単な朝食をとり、目指すゴールまで歩き出します。 残りは2時間程度ですね。 ひとつ先の休憩場所である「二本杉峠」 ここまでくれば屋根があったとは、、 愕然としました。 しかし、暗くなると道迷いのおそれも出てくるので、早めのビバークが正解であったと自分を慰めておきます。 噂の天城峠までくればあと一息。 残りは下りのみ、右膝の痛みを堪えていたら豪快にすっころびました。 旧天城トンネル 踊り子さんはいませんでした。 リアルわさび田を見るのは初めて。 ようやくゴールが見えてきた。 無事ゴール。 ここからバスで修善寺駅を経由して、起点の達磨山レストハウスまで戻ることにしましょう。 途中道の駅でわさびかけ放題ごはんを食べたいと、下車したものの、開催しているのは違う道の駅らしいw リアルわさびソフトで手を打ちました。 爽やかなわさびとソフトクリームの甘さがいい感じ。 修善寺駅で達成のビールを飲みたいところですが、 帰路があるためサイダーにしておきます。 水意外のドリンクは一日ぶりです。 目についた駅弁「武士のあじ寿司」を購入して バスでレストハウスへ、、 起点の達磨山レストハウスへ帰ってきました。 富士山を見ながら、美味しいあじ寿司。 しっかり日本一の姿を焼き付けて帰路につきました。 最後に 達磨山レストハウスから、水生地下まで約15時間掛かりました。 水は若干余ったので、2リットルが丁度いい位かもしれません。 眺めの良い場所が分かりました。 次回はドライブがてら仁科峠から宇久須峠ピストンや戸田峠から船原峠あたりをいいとこ取りで満喫したいと思います。 山歩きで痩せるかと思いきや、下山後に食欲爆発で逆効果!?
2018/05/13
コメント(0)
つつじ新道をひたすら登り、山頂近くの極楽ゾーンにきてようやくお姿を拝めました。 清涼感溢れる姿を目に焼き付け、 その美しさに再訪を決意させられました。 流れるように現れた霧が、 薄まるように去っていきます。 ひんやりと冷気を帯びたそれは 火照った体の熱を取り去ってくれました。 2年半ぶりの檜洞丸山頂はかなりの賑わいをみせており、 座る場所を確保するのに悩むほど、 何とか木陰を確保して、昼食の準備をします。 調理に使うのはMSRのクイックスキレット これでチキンカツ丼を作るつもり。 持参した 卵、玉ねぎ、めんつゆに加え、コンビニで仕入れたファミチキが材料。 アルファ米とセットでチキンカツ丼となるはずが、 あれ?、あれ?、ないぞ!? ライスを家に忘れるという残念な事態 チキンカツ丼はチキンカツ煮へと 変貌を遂げたのでした。 山頂を過ぎて、少しだけ下った先に青ケ岳山荘があります。 いつかお世話になりたいと思いながら 「イビキ」の特技を持つ私は躊躇してしまうのです。 帰路は犬越路経由で西丹沢ビジターセンターへ 戻ることにします。 私は周回ルートをとりましたが、 体への負担やつつじの開花、ブナ林の景観を 考えると、つつじ新道の方で戻るのが 正解だったかもしれません。 あれ? こんなにアップダウンあったっけ? 一度通った道ですが、半分ほどでゲッソリしてきます。 前回はこんなに辛かった記憶は無かったのですが 人間の記憶なんて適当なモノですね。 痩せ尾根をデブが進んだ結果、 見事に膝を痛めまして、 ストックを取り出すものの、 膝を庇った動きは、もはや老人杖のソレ ゴールはまだかのぉ〜〜 あイタタ、あイタタ 簡単なクサリ場を抜け、避難小屋までくればあと少し 膝が痛くなってくると、足元の踏ん張りが弱くなり、滑りやすくなってくるので、注意が必要ですね ズザザザザ〜〜〜〜〜〜〜〜!!! 沢の水で顔を流してさっぱり 思わず飛び込みたい衝動に駆られるものの それはまたの機会にしておきましょう。 右手にキャンプ場を眺めながら西丹沢ビジターセンターへ帰着。 つつじの檜洞丸は素晴らしく、毎年のスケジュールに組み込むことを決意しました。 あとは、 ワガママボディ解消しないと、、、、 、
2017/06/03
コメント(2)
「シロヤシオが咲く時期の檜洞丸は素晴らしい。」 前回檜洞丸を訪問した際に、青ケ岳山荘の女性主人から聞いた話しが、ずっと気になっていました。 今年は蕾が少ないとの噂も聞いていましたが、 重い腰を上げて出発です。 西丹沢ビジターセンターに到着したのは6時過ぎ。 既に駐車場は満車。 ここを起点につつじ新道のルートで山頂を目指します。 入口付近から既に気持ちいいのです。 右手に沢の音を聞きながら、 見上げれば鮮やかな新緑 渡渉が必要なゴーラ沢出合い 水量によっては引き返すこともあるようですが、 今回はかなり少ない。 貴重な開けた場所なので、ここで朝食にします。 この先はひたすら登り うんざり登り まだまだ登り さすがにうんざりしてきたころに、 やっと姿が拝めました。 ツツジに見惚れて足が進みません。 つつじ新道やるな!! ここまでくればあとは極楽ゾーン ゆーーっくり散策します。 続きます
2017/06/02
コメント(0)
日本で唯一の「砂漠」は伊豆大島にありました。 大島一周道路から「月と砂漠ライン」の道標を目印に裏砂漠へ向かうのですが、ここへ至る手前に怪しい林道があり間違える可能性があります。 私はうっかり林道へ入ってしまいクネクネクネクネ、、、 ロスタイム30分。 花粉におかされたずぴずびな目鼻が更に悪化して 意識が朦朧とするほど。 大島には無いと勝手に判断していた杉林を見つけると精神的なショックでノックアウト寸前。 登山口のある駐車場へ到着した時には引き返すことも検討する状態となっていました。 そんな体調でしたので、目の前にある白い物が何なのか、直ちに理解することができません。 こんなところに塩!? いえいえ、雪でしょ 夜間にテントを叩いたのは雨粒であり、 湯たんぽのお陰で全く寒さを感じない状態であったため、ここまで気温が下がっていた事に気づかなかった。 少しだけ標高が上がったことで、この差が生まれたのでしょう。 歩き出すと一気に復調。 徒歩五分の展望台だけでも、、 おおおおおお〜〜!! 写真では全く伝わらないスケール感 国土地理院の地図において、日本で唯一の「砂漠」表記されるこちらですが、 実際は砂ではなく、溶岩なのですね。 やはり、全く伝わらないスケール感。 致命的に撮影テクニックが不足しています。 人工物のない溶岩帯は異世界感が強く、撮影などでも使用されるようです。 最近ではキュウレンジャーや°C-uteのMV、湖池屋のポテチCM撮影などもここだと聞きます。 無人の裏砂漠では、 「100パーセント〜日本産のイモぅお〜〜 使ってい〜る〜のぉ〜〜〜〜↑↑」 とか口ずさむのは間違いない。 私は無限リピートしてました! ちなみに、私が訪問した朝の9時までは無人でしたが、すれ違いでツアーらしきワンボックスが続々と上がってきました。 レンタカーで訪問される方は早めがオススメですね。
2017/03/23
コメント(2)
三原山といえば、山に興味のない方も覚えがある名前ではないでしょうか。 私の子供の頃に噴火して、夜に伊豆大島方面を眺めると、赤いマグマが確認できたような記憶があります。 今回はその三原山へ訪れました。 三原山ハイキングコースの山頂口からスタートして、 最初は平坦な舗装路を進む山頂遊歩道。 非常に歩きやすく、普段着とスニーカーで訪れる方が大半でしょうか。 ここなら、ちびっこ達も余裕ですね。 しかし、 活火山であることは、忘れてはいけません。 いつ噴火するかわからないことを想定して、 あちこちに退避壕が設けられていました。 三原神社の鳥居 1986年の噴火では溶岩流が三原神社を避けて流れたとのこと。 私達には分からない、人智を超えた力が働いているのかもしれません。 かつて噴火したみほら(火口)は、只ならぬ力を感じさせてくれます。 いわゆるパワースポットの一つですね。 標高758mでありながら、この絶景。 そして、火口一周遊歩道へと歩を進めます。 ここから先は溶岩路となりました。 立ち上がる噴煙を横目に登っていく。 足元の溶岩がズルズルでちっとも進まない感じは富士山のそれを連想させる。 平坦な場所はザクザク気持ちいいものの、登りは何とも もどかしい。 離島だけあって大地の先は全て海。 この最高に気持ちいい抜け感を 何と表現したらいいのか、、 裏砂漠の先にも水平線。 ここらでお昼にしようと、島内の弁当店で購入したおにぎりを取り出した。 一つ食べたところでギブアップ。 見晴らしの良い場所は、風が非常に強いため寒くていられない。 雲海に浮かぶように見えますがそこは海。 火口一周した後は、表砂漠ルートで登山口へ戻ることにします。 こちらはマイナールートらしく、すれ違ったのは高校生らしき2人組のみ。 軽く話して別れましたが、この後も彼等とは島内で何度も遭遇しました。 見渡す限り無人の大地を独り占めして、 鳥のさえずりと風が揺らす木々の囁き、 溶岩を踏みしめる足音だけが聞こえる世界を満喫しました。 このあと三原山温泉を満喫して、トウシキキャンプ場へ向かいます。
2017/03/19
コメント(0)
見どころは温泉と海だけだと思っていた湯河原町。幕山(湯河原梅林)、星ケ山公園(さつきの郷)、南郷山を訪問して奥深さを感じることができました。星ケ山公園駐車場から先は車一台分程の幅で道が続いており、好奇心のまま進んでみます。う〜〜ん、眺めよし突然現れる道標なになに?どこへ続いているの?自鑑水って何スか?無計画にさつきの郷から登ってきて、自鑑水方面を偵察しようと思います謎の「鎌倉幕府開運街道」クンクン、平氏 これは武士の匂いがしますななんですと源殿! ←ひとり寸劇はじめてで何処に続いているかも分からない。謎の「自鑑水」にワクワクを抑えきれず、行けるところまで、、起伏は殆どなく歩きやすいのですが、ちょっとワイルドな感じで心細い。藪の中でガサガサしてるのは誰?思わず木の枝を拾い上げて備えておきます。(何に?)この太刀を膝丸と命名。また一段と、ガサガサが!落人の隠れ家か?さあ、掛かってこい!! (だから何が?)分岐で自鑑水方面を眺めると薄暗かったので、南郷山へあっさり行き先変更。あちこち地面を掘り返した跡があるのは、猪の仕業なのでしょうね。南郷山の山頂へ到着しました。誰もいないのは、夕方だから?それとも普段通り?山頂から真鶴半島を眺めたあとで帰路につきました。ちなみに、行きも帰りも人とすれ違うことはありませんでした。↓↓励みになります↓↓ポチッとお願いしますにほんブログ村
2017/03/05
コメント(0)
寒さと、花粉の脅威を避けるため 引きこもり気味でしたが、ポカポカ陽気に誘われて、西湘を散策することにした。今回は未訪問ポイントの下見が目的。しかし、その前に立ち寄った真鶴港の「なぶら市」で湯河原梅林を勧められ、思わず突撃する無計画なヤツ。 【湯河原梅林】 車での訪問は早い時間がおすすめ駐車場待ちの長い車列は想像を遥かに超えていました。 幸い私はバイクでの訪問であったため、加齢なステップで躱し、ゾンビのような人の流れに身を任せ、ウォーキングデッドで到着しました。駐車場待ちを避けるため、車の方は早めの時間に訪問することをお勧めします。ゆっくり家を出ると駐車場へ着くまでにゾンビ化するかも? 幕山は桃源郷!?幕山の斜面にある湯河原梅林は、上から眺めると桃源郷のような佇まいでした。ボルダリングの名所でもある幕岩。その迫力が他の梅林にはない表情を見せてくれる。見上げれば青空と梅花。 気がつけば幕山登山足元に視線を落とすと、登山ルートの道標。ここは幕山登山口のひとつになっているようですね。あちこちに登山者の姿があるのはそのためか。シニアのグループに聞くと、山頂まで1時間の丁度良いお散歩コースらしい。となると、俄然気になるぜぃ。気がつけば、自然と足が向かっています。程良い傾斜をゆるゆる〜っと…梅林も、幕山も当初は予定していなかったので、Gパンとペタンコスニーカーでのハイキング。デブ汗までかいてくると、登山ウェアを着てくるべきだったと悔やまれます。海への展望が開けると、その爽快感から誰もが足を止めてしまうのですね。「君の名は?」先に見えてきたのが山頂でしょうか、最初に教えていただいた通り、約1時間で到着。昼時の山頂は登山者で溢れ、バーナーで鍋を囲むグループや、焼肉を楽しむ姿も見受けられる。肉の焼ける匂いが何とも食欲を誘うものの、私のカバンに食材は無し、、お腹が空いてきたので、とっとと下山します!!重度花粉症の私がノリで山に来てしまったが、今夜は眠れるのだろうか?一抹の不安がよぎります。湯河原は柑橘類の無人販売がお得湯河原のお土産は柑橘類がお勧め。無人販売がお得です。 この量で100円とか、買い過ぎてミカン腹になるわ。 県内で他の産地と比較すると、抜群に甘い湯河原のミカン。あまりに違いを感じ 聞いたところ、海が近いことから、土壌のミネラルが豊富で美味しいミカンができる環境なんだとか、、私もポンカンを仕入れて、本来の目的地へ向かうことにします。にほんブログ村
2017/03/01
コメント(0)
今年の夏に妄想していた、燕岳から大天井岳のテント場巡り。 残念ながら天気とスケジュールが合わず、初訪問は来シーズンへ持ち越しとなってしまいました。 紅葉時期になり、ヘタレの山行可能な場所も限られてくるなかで、目に止まったのが山梨県の日向山。 燕岳を連想するこちらへ訪問しました。 ※掛かった時間 【登り】90分 【下り】40分 毎回初めての山へ訪問するには、調べなくてはいけないことがありますね。 駐車場はあるのか? 登山ルートは? 所要時間は? 私はこれを調べるだけで、疲れて寝てしまうこともしばしば。 今回は珍しく先へ進みました。 土地勘のない場所なので、「道の駅はくしゅう 山梨県北杜市白州町白須1308」が第一目的地。 朝一で立ち寄ったこちらでは、見るからに美味しそうなキノコ達を販売しておりました。 帰りにお土産に買おうと思っていたものの、夕方には売り切れていたので、購入は早めがいいかもしれません。 そしてこちらでは名水百選にも選ばれた、白州の水を汲むことができます。 道の駅に着いたら、「白州中学東」の信号を山側へ入り、ひたすら「直進」で矢立石登山口へ到着です。 道なりなのか、直進なのか悩みそうな場所には道標があり、はじめてでも不安を感じることはありませんでした。 数台しか停められない駐車場は満車らしく、溢れた車は路肩に寄せてあります。 路駐スペースはかなりあるので、、 安心してください、停められますよ! 最悪の場合、尾白渓谷駐車場へGO。 駐車場には私の他に、ちびっこやら、カッポーやら、様々な年齢層の方が準備しておりました。 急登や危険な場所の無い、このルートは誰でも安心して訪問できます。 やはり満車。 駐車場横の矢立石登山口から登り始めます。 木々の色づきを眺めながら、、 あっという間に三角点へ到着してしまいました。 少し進むとゴールの気配。 寛ぐ方たちの声も聞こえてきます。 数歩踏み出すと素晴らしい解放感!! ここが雁ヶ原でしょうか 雲ひとつない空 前方に八ヶ岳 目の前には白い砂 後方には甲斐駒ヶ岳 くぅ〜〜〜〜〜〜〜っ!! 山梨百名山 日向山とったどぉーーっ!! すみませんテンション上がり過ぎました。 どことなく燕岳を連想する岩肌。 1時間半でこの景色ですから、絶好の遠足スポットなのも頷けます。 心が満たされたあとは、お楽しみタイム。 取り出したのはMSRのクイックスキレット。 今日はフライパン男子、、 いや、フライパンおやじでした。 家で刻んだ白菜と豚バラに鍋キューブを入れ、簡易鍋にしました。 山頂で食べる熱々の鍋、特別感もあり 思わず笑みがこぼれる旨さ。 山のお供に助六さん。 食後は抹茶ラテを口にしながら、白砂の生み出す景色をじっくり眺めて、ゆっくり流れる時間を満喫。 気が付けば2時間が経過していました。 ここでお会いした方と山談義に花が咲き、妄想登山にオススメの場所を教えていただいたものの、 初めて聞いた山の名前もあり、結構忘れたw その流れで一緒に下ることに、、 ソロ男性と、ソロ女性に加え私の3人で下ります。 普段はタラタラ歩くのですが、ベテランさんは気持ちのいいテンポで下り、40分ほどで矢立石へ到着。 お二方は尾白渓谷駐車場に車を停めているらしく、ここでお別れ。 聞いた話しでは下山後に「べるが」という温泉施設に行く方が多いらしく、山行途中でお会いした、「あの方」や「この方」まで裸のお付き合いになるそうです(笑) 噂の「ベルガ おじろの湯」ちょっと偵察して帰りました。 裸のお付き合いはまたの機会にヽ(*´∀`) にほんブログ村
2016/11/19
コメント(2)
かつて神降地とも表現された上高地。涸沢や穂高の玄関口として知られ、沢山の人が訪れていますね。清らかな梓川の流れや、神秘的な池。テント場も点在しており、私のような妄想キャンパーは山に登らず、ここらで満足してしまいそう。今回初めて上高地へ訪問し、駐車場やバスなどで悩む部分がありました。自分自身への忘備録として、また、初訪問する方への参考として記事を残します。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー上高地への道はマイカー規制があり、タクシーやバスなど許可された車両しか通行できません。そのためマイカーで行く方は、最寄り駐車場である「沢渡(さわんど)」へ車を停め、バスかタクシーに乗り換える必要がありました。私はうっかり沢渡を通り過ぎ、閉鎖された釜トンネルまで行き、引き返すハメになりました。しかし、そのおかげで「沢渡」の駐車場が複数あることに気付き混乱。どれが本物なのか??帰りに知ったことですが、シャトルバスはそれらの「沢渡駐車場」を定額で周回してくれます。どこに停めても大丈夫でした。つまり「沢渡駐車場」とは、沢渡地区駐車場なのです。訪問に際し、カーナビがある方はコチラをセット↓↓↓沢渡大駐車場(梓駐車場)長野県松本市安曇沢渡4159-14TEL0263-93-2033私はバス停横の駐車場でお世話になりました。駐車場の入口付近がタクシー乗り場にもなっており非常に便利。夜間も自由に出入り可能なので、無料駐車場かと思いきや、翌朝 600円/日 回収されました。奥から入口方面を眺める。こちらに車を停め、車中泊でAM4:40の始発バスを狙います。タクシー・バス共に定額のようです。始発バスを狙っていましたが、タクシー乗り合いのお誘いをいただき、便乗することにしました。バスの始発より早く出発できるうえ、乗車人数で割り勘すると、シャトルバスよりお安い。これはおすすめ。おかげさまでポールポジション。釜トンネルが解放されると、一斉にスタート。車酔いしないように必死で、景色を楽しむ余裕はありませんでした。30分程度で上高地のバスターミナルへ到着。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおまけにほんブログ村
2016/11/01
コメント(0)
涸沢訪問のご褒美として購入したのがこちら。ナルゲンボトルと山バッチ、ステッカー。ナルゲンボトルは飲料だけではなく、行動食も入れられるようなので、これからは柿ピーがザックの中で徘徊することもないでしょう。最大のおみやげは、目に焼き付けた景色と、ここに来たという経験ですね。また来年も、、、
2016/10/23
コメント(0)
上高地から横尾まで誘惑を乗り越えながら3時間の道のりでしたが、涸沢までは更に3時間かかる予定です。 横尾から出発し、その後も1時間近くは平坦な道で、やや拍子抜け。 そんな平地でも、時折顔を見せる太陽で、妙に汗ばんでしまいます。 そんなときは木陰でひと息。 爽やかな風で汗がひく感覚が気持ちいい。 少し登り始めたと感じたら、 絶好の休憩ポイントである本谷橋はすぐそこ。 沢山の方がここで休んでいます。 冷たい水で顔を洗うと最高に気持ちがいい。 頭を流すと清涼感MAXのトラトラトラですな。 そして、この先2時間はひたすら登り。 ゆ〜〜〜〜〜〜〜〜っくり 歩を進めます。 前に進んでいれば、いつか着くでしょう。 抜きつ、抜かれつで、すっかり顔馴染みのおじいちゃんやおじちゃんと励まし合いながら登っていく。 落石多発地帯。 足場には全く不安がありませんが、見上げるといかにも落石しそうなガレ場。 この区間は長くないので、目と耳で注意しながら通過しました。 あと少しで涸沢。 相変わらずゆっくり。その代わり、大きな休憩はとらない。 ストックは もはや老人杖の様相を呈してきました。 「よっこらしょ、どっこいしょ」 気がつくと周囲の木々に色づき。 AM11:30 ついに憧れの涸沢へ到着です。 紅葉とカラフルなテントにテンション上がるぅ〜〜!! しかし、ゆっくりしている時間はありません。 続々とテント泊の方が押し寄せてきます。 さあさあ、早く設営せねば、、 岩場で設営場所が限られている中、 少しでもいい条件の場所を探すのですが、 予想以上のゴツゴツ感。 ここで眠れるのか不安になります。 そんな心配をよそに、あっさりいい場所確保。 顔見知りとなったアニキが、野営場受付裏手の平らな場所へ案内してくれました。 コンパネも確保できたので、爆睡が約束された最高のコンディション。 早速テント設営に入ります。 見た目からペグは無理だと判断し、 テントは石に固定することにしました。 インナーとフライの間に空間を確保しないと結露に悩まされるので、快眠のためにしっかり設営。 さてさて、あとはお楽しみ。 涸沢ヒュッテのパノラマ売店へ繰り出します。 迷わず生ビールを選択して祝杯! 「うーーーーまーーーーっ!」 憧れの地で紅葉を見ながらの一杯は、素晴らしい達成感です。 相席させていただいた方達との話も盛り上がります。 グループで来て穂高へ登る方や、ソロ涸沢の女性など様々ですね。 ランチを兼ねたおつまみは下から担いできた助六寿司。 山のお供に大活躍の助六どんでした。 このまま呑んだくれるのもよし。 昼寝するもよし。 散策するもよし。 さて、あなたならどうする? にほんブログ村
2016/10/06
コメント(0)
9月24〜25日 一泊二日で涸沢へ初訪問。 上高地のバスターミナルから、全ての荷物を背負い、徒歩で移動すること6時間。 うんざりしながら到着した涸沢は、苦労が報われる景色でした。 涸沢への起点となる上高地ですが、マイカー規制があり、自家用車では直接アクセスできません。 車は沢渡駐車場へ停め、そこからバスかタクシーで上高地へ移動する必要がありました。 沢渡から上高地へ移動するシャトルバスの始発時間が4時40分。 シャトルバスのつもりでしたが、タクシー運転手に声を掛けられ、急遽乗り合いで行くことに。 山では結構あるパターンだと聞きます。 それにしても、睡眠時間2時間程で眠い。 胃もムカムカして、先が思いやられます。 上高地へ通じる釜トンネル前。 ゲートが設置されており、夜間は閉鎖されています。 AM5時の解放に向け、ゲート前にはバスやタクシーが連なっていました。 私達のタクシーもここに並びます。 ゲート解放と共に一斉スタート。 バスタクシーバスタクシーバスタクシーバスタクシーバスタクシーバスタクシーバスタクシー そして、若干の車酔い (´༎ຶོρ༎ຶོ`) 到着した上高地のバスターミナルは、既に賑わっていました。 ここでトイレに立ち寄り、登山届けも提出。 AM5時30分 まだ暗い中、ヘッドライトを装着して歩き出しました。 あれ? どっち行けばいいんだろ?? はじめての上高地なので、スタートから進む方向が分からない。 とりあえず皆が向かう方向に行けば間違いないかと思い、後をついていきました。 ライブカメラでお馴染みの河童橋。 今回は渡りませんが、梓川沿いを歩いて行くコース。 先に調べた情報では、紅葉時期の涸沢は大混雑して、テントを張る場所が無くなるらしい。 また、下が岩場なのでテントの下へ敷くコンパネを確保しないと凸凹で寝れないとか? 足の遅い私は平地で少しでも時間を短縮しようと、先を急ぎます。 木に囲まれた小梨平は薄暗いうちに通過。 AM6:30 明神に到着し、立ったまま休憩。 早足で歩いてきたつもりでしたがコースタイム通りの60分。 そういえば、人に抜かれることは沢山ありましたが、抜くことは殆どありませんでした。 おじいちゃん隊に抜かれるとショックが大きい。 テント場が無くなるので、ひと息ついたら直ぐに歩き出します。 次の休憩ポイントは徳沢に決めた。 あちこちにキノコやら、素敵な苔やらあるのですが、今回ばかりは無視して歩を進めるのだ。 午後から天気が崩れる予報で余計に気が急く。 早足で歩き過ぎたのか、左膝の裏に違和感。 そして右のケツが妙に張ってきました。 AM7:30 楽園感が素晴らしい徳沢。 今日の目的地に到着した、、と錯覚します。 涸沢への決意が揺らぎ、思わずここでテント泊してしまいそうなのは私だけでは無いはず。 テント場の傍には清らかな流れ。 あれ、やはりここが目的地!? ここではソフトクリームを食べたいですね。 しかし、口にしたが最後、脱出不能となるでしょう。 ギリギリ徳沢の誘惑に負けず出発できました。 ふぅ、危うく骨抜きにされるところ。 「やるな、 徳沢!」 紙一重の勝負だった ← ??? 上高地から早足で歩いてきたせいか、 平地とはいえ、疲れが蓄積して、 右ケツの張りが強くなってきたような気がします。 右手を握り、ケツをトントントントン日野の2トンしながら、時折ストレッチ。 徳沢から60分程度で横尾へ到着。 いかんいかん、 自然と足がテント場へ向かってしまいました。 AM8:30 バスターミナルから、ここまで約3時間の移動でした。 起伏が殆ど無く、ほぼ平地なので、お散歩気分来ることもできますね。 ベンチに座ってゆっくり朝食。 コンビニのサンドイッチでも美味しさ倍増。 高地順応しないうちから張り切ってきたためか、若干頭がクラクラする。 しんこきゅー、しんこきゅー。 出発前にトイレを済まそうと、ザックを置いたまま立ち上がると、素晴らしく身体が軽い。 ザックの重さに身体が慣れていたためでしょうね。 軽くなり過ぎてフラフラします。 亀仙人の修行は有効なのかもしれないと実感。 さて、涸沢まではあと3時間。 そろそろ出発しましょう。 ↓ポチッとお願いします↓ にほんブログ村
2016/10/02
コメント(2)
それは、母と私と娘の3人で木曽駒ケ岳を訪問した時のこと。 日中は快晴でしたが、翌日の予報は曇り雨。 山の夜は早く、日暮れと共に活動は終息に向かいます。 私達も早々シュラフに潜り込み、就寝したわけですが、流石に7時過ぎから寝れば、夜中に目が覚めてしまうのは必然。 僅かの間だけ姿を現した星を眺めながら、モゾモゾ。 そして3時を過ぎた頃でしょうか、娘がトイレに行きたいと言うので、私も付き添うことにしたのです。 外は薄い霧ですが、トイレのある山小屋までは見通せない状況。 時間が時間なので、他の方を起こさぬよう配慮して、歩を進めました。 頂上山荘のトイレ棟は扉を開くと待機スペースがあり、そこから女子トイレと男子トイレに分かれる構造。 娘が怖いと言うので、他に誰もいないのを確認し、女子トイレ入口ドアを開いたまま待機していました。 娘が用を足した後、私も男子トイレで済ませました。娘は中間スペースで待機。 こんな時間ですから男子トイレにも私だけ。 そこへ男性が入ってきました。 私と娘の2人は中間スペースから外へ出ようとした時です。 「ああああぁぁぁァァ〜〜〜」 ん? 「ああぁァァァ〜」 おぉ!! 背後の背丈よりやや上辺り、力なく悲しげな女性の声が二回。 思わず振り返りましたが、誰の姿もない。 私「今の聞こえた?」 娘「女の人の声が、、」 すっかり怯え、腕にしがみ付いて離してくれない。 私と入れ違いでトイレに入ったのは、隣のテントの男性でしたので、今の声が聞こえたか、何なのか確かめたい衝動にかられ、トイレへ引き返そうと思ったのですが、娘はそんなモードではなく、ただただ早く戻ろうの一点張り。 先程の声が何なのか分からぬまま、 テントへ戻り、怯える娘をなだめつつ目を閉じた。 その後、ポツポツとテントを叩く雨が降り出してきたものの、何事もなく朝を迎えることができた。 そして、朝食を済ませた男性に、トイレの件を聞いたところ、確かにその時間にトイレに行き、私とすれ違ったが「声」は聞こえなかったし、その方も発していないと仰っていました。 山小屋で幽霊の話はよく聞くので、頂上山荘スタッフの方にお聞きしましたが、ここでは過去にそんな話はなく、その方自身もトイレに隣接する部屋で寝ているが、聞こえなかったそう。 あの声は一体何だったのか、今となっては確かめる術もありません。 にほんブログ村
2016/09/12
コメント(0)
他の植物では生育できない環境でも育つことから、高山植物の女王と言われる(らしい)コマクサ。 人生初の出逢いでした。 色っぽいお姉さまのような風貌で、 花言葉は「高嶺の花」なのだとか。 確かに私には手が届かなそう、、 我が家には別の意味で君臨する「女王様」がおりますが、 あまり書くと勃発しそうなので自粛しまする。 対照的に清楚なこちらはイワツメクサでしょうか? 色っぽいのもいいけど、清楚なのもいい! この辺りは高山植物の宝庫なのでしょう。 木曽駒ヶ岳から頂上木曽小屋を経由して、テント場へ周回。 この辺りはコマクサ畑のように群生していました。 当たり前なのかもしれませんが、ハイマツにも松ぼっくりができるのですね。 ちょっと新鮮な発見でした。 チングルマは花が散った後まで楽しい姿を残してくれます。 この綿毛姿に何とも言えない愛らしさを感じるのは私だけでしょうか? あの岩壁に咲く一輪の花を煎じて飲むと、 なんて、、、 昔話の設定にありそうですね。 にほんブログ村
2016/09/05
コメント(0)
清浄で清涼な世界といわれる浄土。 乗鞍浄土は正にそんな場所でした。 目指す中岳は宝剣山荘、天狗荘 2つの山小屋を回り込んだ先にあります。 一番高いところが目的地ですね。 険しい宝剣岳には登らず通過。 翌日も天気がよければ、私だけ訪問したいと企んでいます。 中岳へ続く道は、傾斜も少なく抜群の清涼感。 天空散歩とはこのことでしょうか。 ここでは振り返るだけで素晴らしい景色が楽しめます。 2925m到着しました。 ここを少し下ると本日の幕営地、 木曽駒ヶ岳直下にある頂上山荘へ到着です。 にほんブログ村
2016/09/03
コメント(0)
畦ケ丸の山頂からすぐここも非常に綺麗な避難小屋でした。有事の際も気持ちよく宿泊できそう。トイレあり(使用した紙は持ち帰り)ストーブあり↓過去に偵察した丹沢の避難小屋•山小屋↓西丹沢 犬越路の避難小屋西丹沢 加入道山の避難小屋丹沢 ユーシンロッジの避難部屋桧洞丸 青ケ岳山荘鍋割山の鍋割山荘
2015/06/23
コメント(2)
全90件 (90件中 1-50件目)