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February 2, 2006
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カテゴリ: たまには「市民」
今朝のとくダネ!で、これまで世界で行われた同時臓器移植のうち
2/3を執刀した、マイアミ大学の加藤友朗医師が紹介されていた。

日米の臓器移植に対する意識の違いとして、コメンテーターの方が、
お釈迦様が前世で、空腹の虎に自らの体を与えた捨身(しゃしん)、
現地の言葉で「ダナー」が、
日本では「檀那」(だんな=布施の意)という言葉になり、
ヨーロッパでは「donation」になったのであり、もとは同じ、
臓器移植は仏教の意に反するものではないと説明していた。


捨身。

他人(獣)のために自らの体さえも差し出すなんて、なんと尊い行為なのだろう。


以前、骨髄バンクに登録しようと思い、
知人の医者に相談したところ、手術の詳細を聞き、恐くなってしまった。
彼自身登録はしていないし、結局、私も登録しなかった。
いつか臍帯血を作ることがあれば、それは登録しようと思っているけど、
自分への負担はできるだけ小さくしたい私は、
捨身など到底できない、ちっぽけなヤツだ。

そんな私が「ボランティア」なぞおこがましく、
結局、私も自分のために活動していたのだと、 昨日の日記 に書いた。


少し補足すると、当時、私たちのような、にわかボランティアは
先輩ボランティアの方たちからひどく非難された。
既存のNGO団体のスタッフ然り、1日でも早く避難所に入った「ボランティア」然り。

いくら経験が豊富で、尊い行為をしている人であっても、
他人を傷つけていいわけがない。

自分だけが「尊い行為」を独占したり、自分が誰よりも上にあがろうとしてる時点で、
「尊い行為」ではなくなっていると思うし、
その人の活動はほんまに「ボランティア」なのかと、今は疑問に思う。
(当時はワケもわからず、それらの批判を甘んじて受け入れていた。)


「ボランティア元年」とマスコミにもてはやされ、ブーム化されたが、
ボランティアする人もされる人も不慣れで、さまざまな問題が噴出した。

ボランティアの意味や功罪が整理できていないまま、
ボランティアをすれば単位認定や実績評価などと、
自分のためのボランティアを推進する風潮へとつながったような気がする。


捨身できる人の方が少ないだろうが、

「人のお役に立つ」

せめてその基本は忘れずにありたい。





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Last updated  February 3, 2006 04:14:52 AM
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