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July 25, 2007
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テーマ: 海外生活(7779)
カテゴリ: マラウイの学校
昨日は、朝8時から試験監督の予定でした。
が、一昨日もまた停電だったため、
今、入力している 」とのことびっくり

停電のため、他学年の問題も印刷できなかったらしく、
3年生は1時間半遅れ、
1年生は2時間半遅れで、試験が始まりました。

結局、私が行くはずだった試験、11時半まで待ちましたが、
まだ、入力している 」とのことだったので、
私はお昼ご飯を食べに帰りました。


これまでにも何度か書いた通り、私は、学校で学ぶのは、
教科の知識や技術だけではないと思っています。
先生や同・他学年の生徒たちとの人間関係しかり、
学校という組織の中で、社会人としてのルールを身に付ける。
失敗も学びにできる、守られた空間であると。

例えば、出席日数や遅刻、早退の指導や、提出物の期限等を通じて、
時間を守ることの大切さを教えていると、私は思います。

計算トレーニング でも、基礎計算力の向上のみならず、
自分に嘘をつかず、正直であること、
決められた時間やルールを守ることの大切さや、
公平性などを一緒に伝えたいと思い、実施しています。

学校における 定期考査
もちろん、得た知識の確認が最重要かもしれませんが、
時間を守る、真摯に取り組む、
公平に実施する、緊張感を持たせる・・・
そんなルールを体感できる手段
だと思います。


いつ起こるかわからない停電は、不可抗力と言えるかもしれません。
けれど、いつ起こるかわからないからこそ、
早めに問題を作り、印刷しておくべきだと私は思います。
一応、試験の2週間前までに問題の下書きを教科主任に提出、
入力の期限はいつまでと、事前の職員会議で決められるのですが。


国家試験の合格が何よりも大切なこの国で、
試験の大切さを伝える身近な定期考査が
結果としてぐだぐだに実施されていると、私は感じる。

電気が不安定で、パソコンが使えなかったら、
問題は手書きでもいいし、印刷が間に合わなければ、
問題は板書してノートに書かせるのもやむを得ないと、私は思う。

でもこの国では、 開始時刻が遅れても、
体裁を整えることの方が大切
なんでしょうね。
それが、この国にとっての「試験の大切さ」なのかもしれない。

1学期はこのような試験の実施方法がルーズだと感じ、
日本での「当たり前」が通用しないことにイライラしていましたが、
マラウイと日本の、価値観の違い なのかもしれません


これまでにも何度か書いた通り、
マラウイの協力隊の「教育」活動に、
日本の学校現場での技術も経験も必要ありません。
むしろ、邪魔でさえある。

同様にここのルーズさや、のんびりに慣れてしまったら、
日本の学校現場に即、復活することは難しくなるだろうなと、
へんな焦りを感じてしまいました。
私の場合、日本の学校現場に戻る可能性は低いですが。


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Last updated  July 25, 2007 04:37:22 PM
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