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「霊魂論」エチカ詳解329(生と死160) 人間全体を構成する基本構成を「霊魂論」では身体を構成する活性化された肉体、其の活性化を促すデオキシリボ核酸 ( Deoxyribonucleic Acid )、即ち、その固有種である生物がもつ遺伝情報を規定する化学物質DNA。学習を経ずに、動物が先天的にもっている一定の行動様式と後天的な経験値。人間が人間たるに足る水準を保証する世界の理から派生した理知と其の霊性、産声をあげた産出後の霊魂の発生を基とした自己意思による育みと行動。おそらくは人間精神の特性及び特有と想われる性(さが)を形成展開する理性が人間特有とした構成体であり、其れ等の一部を欠いたとて「人間性」そのものが否定されるとするものではありません。哲学・思想ランキング
2019年09月30日
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「霊魂論」エチカ詳解328(生と死159) 人間全体を構成するモジュール、肉体・精神を支える異本単位が本能だけならば、正刻性に於いては珪素生物である珊瑚に劣り、肉体の強靭性にあっては鰐や大蛇に劣り、寿命に到っては「鶴は千年亀は万年」は喩えにしても、植物の寿命の後塵を拝します。其れ故、人間を万物の長として現代に在らしめているところは通俗的解釈の「本能」にではなく、一見弱々しくも、頼りない身体の其れが目指したところの、肉体負担からの脳活動の解放が人類のうちの新人、即ちクロマニョン人以降現代人までをさす学名ホモ‐サピエンス‐サピエンス(Homo sapiens sapiens)を生命の星、蒼き惑星「地球」上を席巻させます。現代人類に遥かに勝る肉体と強靭さを獲得していたネアンデルタール人が衰退し滅亡したとされるのは何の故か。現生人類が頭蓋と頭脳を発展進化させたところに隠された事実がありそうです。一に本能は原初的なものであり本能行動をするものこそ下等とするところは其のあたりの思想にありそうです。哲学・思想ランキング
2019年09月29日
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「霊魂論」エチカ詳解327(生と死158) 人間の本能的な行動と看做されるものを、其の全てが学習の結果として説明する立場からすれば、本能を「ある種の全ての個体に見られる複雑な行動パターンで、生まれつき持っており、変更がきかない」と定義する立場も、性欲や餓えも修練によっては変更がきくために、共に本能とは云えないし、否定されるものと映ります。昂じては社会学、哲学、心理学の極端な行動主義や環境決定論においてはあらゆる種類の「本能」が否定され、行動はすべて学習の結果として説明されることとなり、異常性欲による犯罪や極端な飢えによる窃盗も、本能的要素を無視すれば、社会的環境及び病状的分析が先行し、当の本人が描く、まさに、自分を取り巻く環境に罪を帰すことになるのは現状世界です。片や、認知科学や人間生物学、なかでも特に社会生物学や人間行動生態学や行動遺伝学等の分野では人間に本能を認めます。但し、本能という語ではなく、生得的、遺伝的基盤がある、生物学的基盤がある若しくは構成要素(モジュール/module)を持つと云うような表現を用いるのが通例です。哲学・思想ランキング
2019年09月28日
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「霊魂論」エチカ詳解326(生と死157) 人間に本能があるかどうかの存在論は、形而上哲学の登場以来の難問です。何故なら「本能」とは人間が理知を以って制御すべき・制御すべしものとしか正当性を主張する術(すべ)を持たないからです。人間に本能行動はほとんど無いか僅かであると看做そうとするのは、本能がときに理知・理性的な行動と相反撥するもの、パンドラの箱、触れざるべき或いは制御すべきものだからです。学識的には人間に本能行動はほとんど無いか在っても僅かであると看做されます。人間の本能の捉え方には其の定義が問題になります。現代的には大きく分けて二つにその概要が捉えられます。社会学、哲学、心理学の学閥の一部では、本能を「或る種の全ての個体、言い換えれば高等生物に見られるに精神性を抱き込む複雑な行動形態で、生得しており変更がきかない」と定義しています。この定義の元では性欲や餓えも変更が可能となるために、本能とは言えないと主張されます。極端な行動主義や環境決定論に到っては、汎ゆる種類の「本能」は否定されて、行動はすべてにおいて学習の結果として説明され。人間本能の行動されるのはすべてが学習の結果として説明され、西洋宗教学や神秘哲学とは真っ向から対立します。哲学・思想ランキング
2019年09月27日
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いっぷ句-2夏せわし汗の吐息に翅こする 愚通オカルト・ホラー小説 ブログランキングへ
2019年09月26日
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「霊魂論」エチカ詳解325(生と死156) 現在する人間、即ち本能と其の源の生命発生から連綿と続く螺旋を描くDNAの連鎖の伸張は、現代人類ホモサピエンスとは系統は違えども、クロマニヨン・ネアンデルタール、新たに解明された東アジア系の原人を挟んで其れ等とは無関係だとは到底否定しきれるものではありません。此のうち、本能と身体構成が現人間として成り、人間を他生物と取り分け区分する「理性」の獲得が何時(なんどき)、何時の時点なのかは想像の域を得ません。人智では見抜け得ない正当な本能・霊性・生魂等を統合させた精神、言い換えれば「理知・ロゴス・霊魂」は実のところ本能の由縁に帰す可能性さえ疑わせます。動物行動学の創始者コンラート・ローレンツやニコ・ティンバーゲンは動物行動の生得性を強調します。これは当時の心理学や動物学の一部で力を持っていた行動主義に対する反発であった。例えばバラス・スキナーは動物の脳には「報酬と罰によって強化される単一の汎用学習プログラム」が作動しているだけだと仮定したことに由来します。初期の動物行動学者は生得性を単なる現象としてではなく適応、すなわち進化的に形成され生存と繁殖成功に役立つ能力と考えたのです。生物一般からの適応の視点からは、動物が生まれつき行動に方向性を持っている事は合理的に説明でき得る。ローレンツの主張した本能は、しかし遺伝決定的な概念であったり、アメリカの発達生物学者ダニエル・レーマンはローレンツが発達を無視していると指摘します。ある生物行動が種に普遍的に見られるからと言って全て先天的に形成されていると考える理由にはならない。例えばカモの刷り込みは、実際思考としても本能だとしても、「何を親と認識するか」は其の後の経験の産物であるとします。後にティンバーゲンは生得性を強調しすぎたと述べ、レーマンの視点を支持しますが、本能が行動経験論に立つとすれば、本能は学習行動であり人間の本体精神に関わりを持たないものであれば上々、関わりを持つときには邪性を帯びることになります。哲学・思想ランキング
2019年09月25日
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「霊魂論」エチカ詳解324(生と死155) 生命の本能とは自己の専門分野によって随分に異相を来たすのは「本能」の哲学的な史料及び定義が徹底不足から来ることです。古史哲学に於いては一個の人間を形成する組成として身体の肉体部分を司る稼働器官、精神を司る脳神経系の構造体系は人間独自の体系として捉えられ、本能一般は下位の階梯に押し込められた故に形而上哲学では過小評価されてきた嫌いがあります。何故なら「本能」とは動物は勿論、生命一般全てにあるとすれば人間精神を問うことにはそぐわないからです。ところが、人間身体の全体像は、一には其の現実体である人間としての肉体を構成する全体、欠損はあるにしても人間身体の尊厳を欠かない或いは其れ以上に他の人間能力に秀でた類(たぐい)の人間、寧ろ、此方の方に優れた人間が多いのが現実です、何故なら、「霊魂論」の見地からは、人間が本態的に人間性を充実させている状況とは肉体に先行する大凡人智では見抜けない正当な本能・霊性・生魂等を統合させる精神、言い換えれば「理知・ロゴス・霊魂」、「霊魂」は「霊魂論」著者の解釈では、「霊及び霊性」は人間が人間としての肉体完成時に受肉するもの、「魂」は霊及び霊性を其の人間の精神が育むものであり、此の構成体全てが相俟ったときに人間としての「完全体」、スピノザの云う「神」の様態の延長が生じると認識するからです。哲学・思想ランキング
2019年09月24日
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「霊魂論」エチカ詳解323(生と死154) 動物行動学者パトリック・ベイトソンの第四の本能定義で、人類進化の過程で形成獲得された性質を掲げますが、発生生物学で用いられる定義、発生的に強靱で経験からの影響を受けない性質とは相反します。第五の本能定義で、人間が自己保存に有用であり役立つとする前に、既存で発達している性質。此れを認めれば、人間の頭脳及び精神が、自己保存に有用であり役立つとする前に、既存で発達している性質となり、本能の学習行動学論は否定されます。第六の本能定義、人類の種・性・年齢などを同じくする階梯を超えて共通する性質。此れも、厳密に問えば狩猟民族と農耕民族を超えての残忍性、現代社会で問題化されつつある性同一性障害が「精神障害」の分類から除外されスイスのジュネーブで開かれている世界保健機関(WHO)の総会で、現在は性同一性障害が「精神障害」の分類から除外されたように、本能は性別を超えての異性反応、年齢を経るごとに長命を願う性向はあるにしても当たらるに遠からずです。第七の本能定義、動物行動の一部、例えば狩猟、羽毛や体を綺麗(grooming)にするなどの共通の行動は、生殖本能の顯れだとも云えます。第八の本能定義、専門化された神経構造を持つことを由縁にした性質。此れは渡り鳥や蝶の渡りを観察・見分けすれば肯んぜられます。「霊魂論」の立ち位置からは妥当性があります。第九の本能定義は発生的に強靱で、経験からの影響を受けない性質。発生生物学で用いられていますが、多分に宗教的な方面から支持を受ける類となります。哲学・思想ランキング
2019年09月23日
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「霊魂論」エチカ詳解322(生と死153) 本能という用語は「生命」といった様な万能的な語彙・用法が与えられず、現代では曖昧模糊な定義を其れ其れが専門思想の分野で拡大解釈しているのが実情です。動物行動学者パトリック・ベイトソンは代表的な「本能」の字句の意味九つも「霊魂論」の立場から見ると、第一の定義の本能が、生まれたとき、あるいは発達の特定の段階で存在する性質とする観点に対しては、何をもって生まれたかの基準点が曖昧で「霊魂論」は採用し難いものがあります。第二の定義の本能は大凡一般化された用法の学習なしでも存在する性質。此れは学習に必要な脳を必要としないことから、果ては単細胞生命から化合物の性質にまで適用される恐れあり採用し難い解釈論です。第三の定義の本能遺伝的性質を帯び、高い確率で世代を超えてみられる性質。此れは地域圏の風土や砂漠や熱帯雨林に取り囲まれた環境では本体的とも云える相違がある筈で、本能の変容・変態化の容認を生みかねません。哲学・思想ランキング
2019年09月22日
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「霊魂論」エチカ詳解321(生と死152) 本能という用語は歴史的に非常に多くの意味で用いられてきた經緯は、現代でも相変わらず生命一般に共通する其の定義なるものが千差万別だという次第です。なかでも、「霊魂論」が取り上げなければならないのが、人類発生から連綿として成長展開してきた「人間」の全体の組成とは何かという課題です。此のこと次第が定義化されなければ、人間の霊性等々は曖昧模糊・胡散臭いしろものとなるのは必定でしょう。「霊魂論」は生命の人間個人の発現である精子の発生と卵子の出会いの前後からDNAに組み込まれた「本能」があると解します。其れ故、動物行動学者パトリック・ベイトソンは代表的な「本能」の字句の意味九つを掲げたうちに妥当するものしないものが挙がります。1.生まれたとき、あるいは発達の特定の段階で存在する性質。2.大凡一般化された用法の学習なしでも存在する性質。3.遺伝的性質を帯び、高い確率で世代を超えてみられる性質。4.人類進化の過程で形成獲得された性質。5.人間が自己保存に有用であり役立つとする前に、既存で発達している性質。6.人類の種・性・年齢などを同じくする階梯を超えて共通する性質。7.動物の行動の一部、例えば狩猟、羽毛や体を綺麗にするなどの共通の行動。8.専門化された神経構造を持つ性質。現代神経科学、認知科学では「本能」をこの意味で用います。例えば顔認識(Face recognition)、感情、表情などを司るモジュールの類(たぐい)です。9.発生的に強靱で、経験からの影響を受けない性質。発生生物学で用いられています。哲学・思想ランキング
2019年09月21日
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「霊魂論」エチカ詳解320(生と死151) 本能を後天的な経験・学習を経ずに、動物が先天的にもっている一定の行動様式だとすれば、当然に浮上するのは頭脳を持たない生物の行動にも本能が仂くことになります。ウイルスは勿論リケッチアや単一細胞の原生物アミーバ等にも本能が仂いていつことになります。況んや、雌雄を持つ生命体である植物や動物には受精に対する繁殖本能があります。アメリカのブリタニカ百科事典版のメリアム=ウェブスター辞書では本能を次のように定義しています。「判断を伴わず、環境の刺激によって引き起こされる個体の複雑な反応で、遺伝的で変更がきかない」。此の文言(もんごん)を其の儘受け止める限りに於いては、「判断を伴わず」では人間にあっては頭脳は不要になり、「環境の刺激によって引き起こされる個体の複雑な反応」、此れも頭蓋内外に格納される脳体系なしでも引き起こされ、「遺伝的で変更がきかない」には此処で人間出産後の遺伝的で変更がきかない本能の制御問題が発生し以降の生き方の課題となります。哲学・思想ランキング
2019年09月20日
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「霊魂論」エチカ詳解319(生と死150) 本能の概念が思想や宗教、学術一般で多用されるにしても其の種の概念たるや雲蚊「心頭滅却すれば火もまた涼し」。の如しです。此れは生物の種其れ其れの性質のどのような側面に立ち位置を持つかにより左往右往(さおううおう)、紆余曲辺します。然し乍ら、何れの概念に立ち位置を移しても生命体である限りにおいて「自己保存」だけは本能として機能するとみられます。神経行動学などではある神経の構造や働きが行動にどのように影響を与えるかに注目するために、学習の影響を受けない固定的な行動が研究の対象となりやすい傾向があります。その一方で、行動生態学の視点からは、学習そのものも遺伝的な基盤があり、進化によって形造られたのが、謂わば「本能」であるとするも、如何程の学習や経験の影響を受けるかは程度の差でしかないとするも、本能を精神と緊密に繋がらせた結果であり、人間の雄体の15臆、現代科学は未来予測にして人間男子の精子の数の減少・滅却まで予想されていますが、其の全てが卵子への着床へと生命をかけた競争を行動生態学の視点をもってしても本能が精神に影響を与えるにはするにしても、精神が本能を制御するには一方通行に逆らうようなもので些か心許ない、ひ弱い精神は本能と比して矮小であるからにして本能に揺り動かされ、反対に強靭な精神は本能を支配下に置くこと可能とし、一切の影響を排除し得ることを可能とします。戦国時代の僧侶の快川(かいせん)が残した言葉「心頭滅却すれば火もまた涼し」を解析するにやせ我慢或いは達観と捉えるのは其の境地を知らなければ解りません。哲学・思想ランキング
2019年09月19日
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「霊魂論」エチカ詳解318(生と死149) 霊・魂、或いは霊魂にとって本能は強力な影響を及ぼさないのでしょうか。行動を学習か生まれつきかで二分しない立場は行動生態学としては常道なのでしょうが、未だ胎盤で発達途上の胎児が自らの意思若しくは「霊・魂・合一化された霊魂」を遺伝子系列の影響以外に自らを資すること能わずと想われる段階で行動学習の原理は適用不可能に想われます。胎盤で発達途上の胎児が示す胎盤外環境からの自らの躰を損壊から守るのは、母体の胎盤内であろうと本能的には活動していることが予想されます。行動は「本能的なもの」と「非本能的なもの」というように二種類に分けて論じられることが多いし、経験は行動の獲得に、遺伝子は本能に影響を与えると言及されるが胎児には此のことは当て嵌まらなりません。胎児の成長ともに本能機能の発展・展開に伴って今まで守護神としての母体からの離脱の準備を整えられたときに初めて自己保存の本能が産声として発せられるのです。本能にはスピノザ流の絶対存在の意思は働いているにしても、其れを認識する能力はありません。本能行動という表現を用いる場合は、本来の本能の概念とは異なるものである場合が大凡です。この場合の本能概念は学習行動、代表的には成長環境の認識にあります。哲学・思想ランキング
2019年09月18日
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「霊魂論」エチカ詳解317(生と死148) 私論「霊魂論」の見解では通俗的には高等哺乳類の母性本能、闘争本能などのように性質を現す語を伴う語句で使用されることの多い文言(もんごん)ですが、思想的・科学的基盤況んや生得(せいとく)に焦点に比重を置く宗教、其れ其れに本能行動という表現を用いることを嫌厭します。たとえば、動物行動学の他、心理学、神経行動学、神経生理学などの分野では特定の行動に対しては本能行動という表現を用いるが、本来的な本能の概念とは異なる概念「学習行動」を本能として使用されること度々です。生命特有の行動とは「本能的なもの」と「非本能的なもの」というように二種類に分けて論じられることが一般的な思考であり認識です。然し乍ら、其れ等も大同小異の相違であり、人間行動は「本能的なもの」と「非本能的なもの」というように二種類に分けて論じられること一般です。行動は発達過程で遺伝子、母胎の状況、環境と経験など様々な要因の影響を受け形作られる。自然からできた人間」がやがて「人間は自然を支配できる」と思い上がるに至れた過程を逆溯上するシステム理論という、最も個性の強い独特な人類学を展開したグレゴリー・ベイトソン(Gregory Bateson,/1904年-1980年)のの視点は、行動を学習と本能という二つに分ける事は行動の理解の役に立たないとします。行動を学習か生まれつきかで二分しない立場は行動生態学などでは標準的ものなですが多分に考慮の余地を残しています。哲学・思想ランキング
2019年09月17日
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いっぷ句-1朝通りすすきの穂見て月見餅 愚通人気ブログランキングへ
2019年09月16日
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「霊魂論」エチカ詳解316(生と死147) 人間に本能があるかどうかは、其の基礎とする思想的・科学的基盤況んや生得(せいとく)に焦点に比重を置く宗教と、其れ其れに「本能」を多用しますが語彙は勿論のこと解釈さえXYZの四次元グラフ(Fourth dimension)の位置を自在の自由点が動くが如くです。人類そのなかで取り分け進化発展した現代人類に繋がる有史的に記録を残す人間の思考には動物的な生命損壊に対する反射的「本能的行動」を嫌い且つ疎う傾向があります。何故かと云えば、社会学、哲学、心理学の一部では本能を「ある種の全ての個体に見られる複雑な行動パターンで、生まれつき持っており、変更がきかない」と定義する「自由意識・自由意志」に対立する概念として「本能」が捉えられるからです。ところが、人類史に登場する至高の聖人には本能を制御可能とし、事実制御した人物がいることから、人間には本能はあるにしても「生まれつき持っており、変更がきかない」との定義が人類に限り否定される傾向にあるのも無理からぬことです。宗教史を見れば性欲や餓えも修養で変更可能であることからして、人間にはたとえ僅かにしろ本能があるにしても制御可能であり、極端な行動主義や環境決定論においてはあらゆる種類の「本能」が否定され、行動はすべて学習の結果として説明されることになります。哲学・思想ランキング
2019年09月15日
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「霊魂論」エチカ詳解315(生と死146) 人類が初めて何ものかに自己の心に浮かぶものを印した此のことこそが人類本能のなせる技かといえば、そう単純にはいきません。哺乳類が水飲み場に印を記すことがあるからです。事程左様に、「本能」なるものは、発想者の思考如何によれば、無機質の分子結合の法則にまで本能を拡大解釈すること能わずの状態を呼ぶ危険性を孕んでいます。古代思想から現代思想への流れの中で「本能」の語彙は定まることを得ませんでした。何れにしろ、霊魂論が本能の定義に求めるのは生態本体の生命維持活動に対する損壊への排除の意思なき反応です。驚くべきことに人間に本能があるかどうかはながらく議論の対象でした。其の由縁は「本能」の定義の一般化がなされなかったこと、通俗的に用いられる「本能」があまりにも多様に拡張されたことにあります。哲学・思想ランキング
2019年09月14日
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「霊魂論」エチカ詳解314(生と死145) 霊魂論の私論では思想学的・医療科学に付随する生命科学・精神学的な心理医学に基づき、「霊・魂、或いは霊魂」にとって本能は先行するように想われます。本能は其の種が属するDNAの発展型の発露だからです。本能を生命ある全てに適用するにしても、ウイルスやリケッチア等の下等生命体に適用出来る得るかどうかは、本能を意識態様の発現とした場合には適用不可能な課題に直面します。此れを認めれば有機体である組成全てには勿論、物理的化学反応にも本能を認めなければとの発言・認識論もあながち間違いでなかろうの推論を許すことになります。何れにしろ、霊魂論の本能の定義に求めるのは生態本体の生命維持活動に対する損壊への排除の意思なき反応です。人間の生殖活動で云えば精子と卵子の生産は本能には相預かりません。キリスト教における受胎告知、医学的には胎盤着床時点では認識器官の未発達から本能的反応はないと云えます。人間が本能、即ち、生命維持活動を展開する胎児期には本能としての外部からの損壊危機への本能の対応は活動すると看做されますが、未だそこでは、「霊・魂、或いは霊魂」の受肉は「新約」を除いては無いと云えます。哲学・思想ランキング
2019年09月13日
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「霊魂論」エチカ詳解313(生と死144) アメリカの辞書編纂者であり、教育者として名を馳せ、アメリカ合衆国独立宣言またはアメリカ合衆国憲法に署名した政治的指導者として愛国者達の指導者としてアメリカ独立戦争に関わり、 教科書の著者、聖書翻訳者、綴字改定運動家、ライター、編集者としても活躍した「 アメリカの学問・教育の父」と呼ばれる19世紀初頭に活躍したノア・ウェブスター(Noah Webster/1758年-1843年)は、メリアム=ウェブスター辞書と呼ばれるアメリカン辞書では本能を次のように定義しています。先ずは、本能について環境の刺激によって引き起こされる個体の複雑な反応で、遺伝的で変更がきかない」。然し乍ら、本能という用語は歴史的に非常に多くの意味で用いられてきた。現在でも屡々全く異なる意味で用いられる。従って本能という語が使われた場合、それがどのような意味で用いられているのかを確認する必要がある。此処で動物行動学者パトリック・ベイトソンの代表的な見解として次の九つをあげます。生まれたとき、あるいは発達の特定の段階で存在する性質。おそらくもっとも一般的な用法として用いられている学習なしでも存在する性質。遺伝的である性質・高い確率で世代を超えてみられる性質・進化の過程で形成された性質。種や性及び年齢などを同じくするグループに共通する性質。狩猟、体を綺麗にするなど動物の行動に共通する部分。現代神経科学、認知科学で用いられる顔認識、感情、表情などを司る構成単位としての神経系統からの探求。精神分析学では本能を性や攻撃行動に関連する情動として説明します。ギリシア神話に登場する恋心と性愛エロスを性の本能と統括して、破壊本能並びに死の本能である破壊本能との二大本能の対立を認めるのです。哲学・思想ランキング
2019年09月12日
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「霊魂論」エチカ詳解312(生と死143) 胚が器官原基の分化が完了してから出産までの成長中の胎児には、霊性や魂及び理性が見て取れないにしても雌雄のデオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid/DNA)の結束により、人類史の単細胞生命形態から複数細胞体を経て鰓呼吸や凡そ人間が地表で二足歩行するまでの形態発展経緯を子宮胎盤環境のなかでで再現(リプレイ)してみせます。当然に人間が鰓呼吸の段階で理性や霊性は認める人は稀でしょう。然し乍ら、生命維持、生命毀損・損壊に対する防衛や対処反応は「本能」として存するとするのが通説です。此の生命に由来する「本能」とは下等生物には当て嵌まらないでしょう、少なくとも「本・能」というからには、生物として生命維持能力を獲得した種に特有の能力として捉えます。哲学・思想ランキング
2019年09月11日
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「霊魂論」エチカ詳解311(生と死142) 胚盤胞には霊性や魂及び理性が見て取れないならば、胎児期(Fetal period)生物学上では胎生の動物の母体の中で生命進化上の全ての経緯の過程を胎盤内で反復し脳細胞の発育、胎児はまさに脳細胞に栄養を送る器官と胎内体の三分の一を占めるまでの脳が発育した段階ではどうなのでしょう。此処からは、下等生物や高等生物哺乳類全般に渡っての本能が、絶対意識の延長としての「霊性・生魂・両者を合わせ統合的に解釈する霊魂」に何処まで関わり、人間行動に影響を齎すのか、其の初期行動には脳細胞に栄養を送る器官と胎内の体の三分の一を占めるまでの脳が発育している胎児には少なくとも本能は備わっている筈です。此処で母体から理知を含めた霊性に先立つ本能を解析します。哲学・思想ランキング
2019年09月10日
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「霊魂論」エチカ詳解310(生と死141) 胚の発展形態である胚盤胞は、内細胞塊あるいは胚結節を持ち、外側に外細胞塊あるは栄養膜(en:trophoblast)が形成されヒトの胚盤胞は70-100個の細胞を含有する塊より生じます。内細胞塊は身体のあらゆる細胞に分化する能力を持つことが知られており、当然に脳細胞への対応もも含まれます。さまざまな異なる細胞に分化し、増殖する能力を持つ発生初期の胚由来の細胞として其の能力が認識され再生医療に役立つとして近年、万能細胞の一種Embryonic Stem cell (胚性幹細胞)を略してES細胞としてマスコミを賑わしていますが、現状、ES細胞の採取は実は受精卵を殺さねば取り出せないこと、臓器提供と同様金銭目的の介在者が介在する可能性があることになるので倫理面の問題があります。教会権威の論理からすれば受胎したイエスを殺害することにもなりかねません。但し、教皇庁がイエスの誕生が將に世界に起こる後にも先にも唯一の奇跡の受胎だと認めるならば少なくとも宗教倫理はクリアー出来そうです。此の医科学的観点からすれば、胚盤胞には霊性や魂及び理性は無さそうです。哲学・思想ランキング
2019年09月09日
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「霊魂論」エチカ詳解309(生と死140) 人間の霊性の獲得及び魂の発祥が胎盤着床段階から胚(胚盤胞/blastocyst)が形成されます。卵割腔形成後から着床前の胚形成初期に形成される構造のことです。旧約では此の段階で「神の手(意思)」が延びており中絶は許されません。胚の次の形態である胚盤胞は、内細胞塊あるいは胚結節を持ち、外側に外細胞塊あるいは栄養膜(en:trophoblast)が形成されます。「ひと」の胚盤胞は70-100個の細胞を含有する塊より生、じ内細胞塊は身体のあらゆる細胞に分化する能力を持ちます。此の事実が現代医療科学で注目され、再生医療科学の分野に取り入れられ一躍脚光を浴び人間の損壊した細胞の再生治療の分野に役立たせる試みは実用段階に到ります。此の細胞を取り出し培養したものが、世上で騒がれる、いわゆるES細胞なのですが、此れに「心や霊性及び魂」があるとすれば、理知がないとされている哺乳類、クローン化された要諦類や鶏を鑑み、少なくとも厳格な道理或いは原理主義的な宗教からは批判にさらされることが予想されます。21世紀の現代は「核の脅威」「生命の母体蒼き地球の怒り」「世界の理の逸脱」等々の試練に晒されています。哲学・思想ランキング
2019年09月08日
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「霊魂論」エチカ詳解308(生と死139) 何れにしても、精子の成育や卵子の成育を以ってして、霊性の獲得及び魂の発祥があるとは誰しも考えないと想われます。其のことを事実と仮定すれば何十何百何千臆の霊性が受肉し魂が生まれ滅びることが時時々行われていることになり、霊も魂も根がが尽きます。其れならば、次期の胎盤着床段階、受胎では如何なものでしょう。雌雄両方のDNAが結合合体する新たな段階です。此処で最終的に哲学・宗教・神秘経験を前提とする神秘哲学・神秘宗教更には生理学や精神科学・心理学等の医科学及び物理科学が俎上に上がります。哲学上では脳細胞未発達の段階の霊魂の「それ」は仮説であっても認めないでしょう。宗教は些か違います。特にキリスト教の「受胎告知(Annunciation)」は「神の御霊」を告知し胎盤着床段階での霊性獲得を示唆します。神秘学的傾向も哲学上の霊魂論と宗教上の霊魂論を行き来している常態です。生理学や精神科学・心理学等の医科学では認めないというより否定し無視します。此れを認めれば妊娠中絶は、言語道断、人倫に背くことになるからです。物理科学は人間組成の完成を待つのが常道になります。哲学・思想ランキング
2019年09月07日
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「霊魂論」エチカ詳解307(生と死138) エネルギーを生み出す器官としての高等生物に見られるミトコンドリア(mitochondria)は、生物とくに哺乳類に見掛けられるのは生物の自然進化で獲得されたというよりも外界からの侵入を疑わせます。エネルギーを生み出す器官ミトコンドリア(mitochondria)としては現時では承認されていますが、他に隠された作用があるのかどうかは確認されていません。加えて独自のデオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid/DNA)を持ち、子どもには母のミトコンドリアが受け継がれる。父からは遺伝しないのも不可思議です。遺伝が雌雄同等のDNAを受け継ぐとした遺伝学上の謎です。凡そ推理するに、ミトコンドリアは癌ウイルスと同様に外部からの侵入、同化作用を経て親細胞の進化発展に寄与し、亦は、人間精神には知られない損壊破壊の役割を担っているのかも知れません。とはいえ、「霊魂論」の記者の思考は、ミトコンドリアにしても癌ウイルスにしても、ミトコンドリアは癌ウイルスとともに人類に何らかの人間進化発展の鍵を持っていた或いは持っているのかも知れません。哲学・思想ランキング
2019年09月06日
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「霊魂論」エチカ詳解306(生と死137) 高等生物の細胞の中にあり、エネルギーを生み出す器官とされるミトコンドリアは、人間の雄が精巣で産した精子頭部には受精の成立に関係のあるリソソームが特殊化した先体と濃縮された核があります。中片部は中心粒と呼ばれ、多数のミトコンドリアを包有し、尾部の推進的運動のためのエネルギー供給に活動しています。細胞の中にあり、エネルギーを生み出す器官ミトコンドリア(mitochondria)、男性諸氏には残念ながら精子頭部のミトコンドリアは十数臆の先陣争いの難関を突破した卵子への着床時点で破棄されます。即ち、細胞の中にあり、エネルギーを生み出す器官として独自のDNAを持つ父のミトコンドリアは滅失し、着床した其の子どもには母のミトコンドリアが受け継がれるという訳です。父からは遺伝しないミトコンドリアは母系列に属します。ミトコンドリアは、核とは別に独自のDNA-RNA系をもち、構造タンパクを合成し、自己増殖能がある。すなわち、ミトコンドリアは生物の進化の初期に一種の微生物(細菌のような原核細胞)として他の細胞に入り込み、共生関係を生じたという仮説が、流星群(Meteor shower)に混じって来たらとしたら等々が想像され興味を惹きます。哲学・思想ランキング
2019年09月05日
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「霊魂論」エチカ詳解305(生と死136) 魂の浄化或いは劫火を持っての滅失魂が浄化されるというのは如何なるもの指し示しているのでしょうか。そもそも、人間が霊性や魂を自らのものとして手中に収めるのは何れの時・段階なのでしょう。先ずは、雌雄生物大凡総てに共通する受精です。人間には雌雄があり、「精子」精巣で精母細胞の減数分裂によって形成され、DNA・核タンパク質・アルギニンリン酸などを主成分とし、哺乳類では卵子の周囲にある卵核=セメント様物質を溶かすヒアルロニダーゼを含み。雄の個体からの遺伝情報を子に伝える役割を果たすのですが、雄の遺伝情報だけならば現代では其の皮膚の一部からも着床が可能となりました。現世植物ではコケ・シダ・イチョウ・ソテツなどが精子を生むことが知られています。精子の本体は頭部分にあり、その頭部は大部分が細胞の核に相当し、多数の遺伝子情報をもった染色体が入っています。尾部は、エネルギーを取り出すはたらきをするミトコンドリア(mitochondria)を多く含み、これが精子の運動の原動力となっています。其のミトコンドリアですが現代にあっても、高等生物に限った其のエネルギー供給構造の高度化の仂きが多くの謎と解釈を浮上させます。丁度、現代が癌ウイルスの発生原因を人間そのものの本質的な形質、人間に対して何らかの仂き掛けやが有効性があるのかどうかを再考される如くです。哲学・思想ランキング
2019年09月04日
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「霊魂論」エチカ詳解304(生と死135) 輪廻転生とは、時世において活動していた人間が肉体が滅び霊と魂が肉体と分離されて亡人となり、其の魂は今生の世界であった現実から、自己の独自の個性を成り立たせていた身体を失い、霊性に方向性を与え個性を齎していた魂は、世界の側の「理知」に従い時制に組み込まれた物質的な此の世と、物質世界とは異相の「大霊」である究極の絶対精神の世界に組み込まれるまでに、今生世界と彼の世との狭間で個性を形造っていた「魂」が身体との別離後、それぞれに、霊性の増大に寄与或いは欠失させた分に従い貢献には霊性を拡大、霊性を欠損させた分には「魂の浄化或いは劫火を持っての滅失があり、人間の霊は魂が浄化された後に絶対精神・絶対意思が統制する霊界へと移行します。仮に魂が霊性を産み出すのであれば新しい肉体に受肉する人間は無限の増加を予想させます。魂が浄化された後に霊界へと行き、生まれ変わって、再度現世で新しい人生を歩むという魂の流れや生まれ変わりを指しているとすれば、そのうちには、世界は魂で覆われるでしょう。この「魂は死んでも形を変えながら何度でも生まれ変わり永遠に生き続ける」という転生説は、本当に世界中の思想で認められているのでしょうか。況んや、唯物論を基としたヘーゲルによって定式化された弁証法、及びそれを継承しているマルクスの社会哲学としての弁証法では、世界や事物の変化や発展の過程を本質的に理解するための方法・法則とされるものから見れば此の思考は茶番と映るでしょう。哲学・思想ランキング
2019年09月03日
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「霊魂論」エチカ詳解303(生と死134) 輪廻転生を捉えて、亡くなった人の魂が霊界へと行き、魂が浄化された後に生まれ変わって、再度現世で新しい人生を歩むという論を見受けますが、私説「霊魂論」では今生の生前霊の其の亦前世の生前霊、更に遡及する生前霊を遡及するところの終局点の「大霊」、大霊は神の絶対の存在及び精神並びに意思で物理的性質を持たないものであり、神の絶対の精神並びに意思を表現します。其れ故に、或る人間が存する現世に霊の方向性を左右する程の個体の人間個性を醸し、生涯の方向性に指示器として仂く「魂」は、現代自動車工学の運転補助IТ装置、即ち、世界の日産の間違った運転補助IТ装置のアピールとして設けられたグリーンのホールインワンの正鵠にも劣るまことに危うき存在です。其れ故に、過去の魂が現時に活きる存在に影響を及ぼすことは考え難く、魂とは現世世界に生きる人間だけが持ち得る霊性の属性だということになります。哲学・思想ランキング
2019年09月02日
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「霊魂論」エチカ詳解302(生と死133) 私説「霊魂論」が示唆するところの健全たる人間とは、人間が絶対存在・絶対意識・絶対意思から世界に存する以上はスピノザ云うところの「神」を基底にします。人間が神の延長である限りにおいて、人間の理性の獲得は神を源とし始まり、其の運用は神から賦与された身体及び精神は勿論のこと、世界の存在を認識する理知、其の背景の精神の深層意識下に眠る神の「有」から導き出される「不滅の霊性」の延長、将亦、神を世界の造物主或いは神そのものだとすれば、大・小宇宙世界の全てのものは神を顕しています。世界の一切合切の全てが「神」とすれば、たかだか人間だけが神を知ることは不可能事に想えますが、いまのところは、世界内で太陽系3番目の蒼き惑星の人間だけが理知を持った生命とされており、神の本質を知るには唯一の生命体とされています。何故なら、人間は世界の創造の真相並びに実相を究めんとする止むに止まれない衝動を身体のみならず精神の奥底の霊性、個性を生み出す魂がスピノザ云うところの「神即ち自己原因」から発したものだからです。哲学・思想ランキング
2019年09月01日
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