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2009.08.23

それは、外交安保で社民党と民主、さらには民主内の温度差を顕在化させ、支持を減らすこと。

でも、きょうの金大中さんの国葬で、北の弔問団と李大統領がにこやかに会談する姿や、先のクリントン元大統領の訪朝は、いまの安全保障論議の前提の北朝鮮危機を真っ向から否定する動き。まして、日本というか与党自民党のこれまでは、ただたんに、アメリカの後にしたがってきただけ。9.11のあとのイラク侵攻をまっさきに支持したのは記憶にあたらしいが、こんどは、与党自民党の思惑をはずれて米朝接近。公的医療の問題でちょっと支持が落ちているオバマが米朝で失地回復をはかる可能性は十分にある。

となると、集団的自衛権とかミサイル先制攻撃論なんて「？？？」と世界で相手にされなくなるおそれもある。

そういう意味では、継続性を念頭におきつつ、アメリカに言うべきことは言い、外交をすすめていくという意味では、民主も社民もかわらないのではないか？私は、民主と社民が連立をくむことで、あるいみで民主のウヨク的暴走をとめることもできるのではないかとも思っている。

また、記者クラブ開放方針のなかで、海外のメデイアが東京に注目し、情報を直接取材で発信してくれることで、新政権が外交スタンスを明確にしていけば、それはそれでいいことのように思う。

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