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今夜家に帰る途中カーラジオを聞いてきたらミトコンドリアの話をしていた。聞いていなかった方もいると思うので、その話の内容の一部を紹介し、解説させて頂こうと思う。ミトコンドリアは全ての細胞の中にあり、細胞全体の10~20%を占め、約1万分の1ミリの大きさ。人体に必要なエネルギーを生み出し、病気や新陳代謝、老化、若返りと関係あると言われている。 「認知症の人の脳を調べると、健康な人に比べてミトコンドリアの量が少ない。糖尿病はミトコンドリアの不調から始まり、パーキンソン病はミトコンドリアの機能が失われたことが原因。ミトコンドリアを研究してきて、ここまで発展するとは予想できなかった」とは日本医科大の太田成男教授の言葉で、30年以上もミトコンドリアと“対話”を重ねてきた人である。近著『体が若くなる技術』(サンマーク出版)で、ミトコンドリアの知られざる可能性を紹介している著者は本の紹介で次のように述べている。この「細胞がエネルギーをつくる能力」こそ、「体を若くする機能」の正体なのです。 そしてエネルギーを生み出しているのはいったいどこなのか、それは「ミトコンドリア」です。 ですから、私たちの体は、ミトコンドリアを増やせばどんどん若く、健康になるようにできています。 しかもその方法は、いたってシンプルなものばかり! ・寒いところで運動をする ・ヨガや社交ダンスを習ってみる ・座ったときも立ったときも背すじをのばす ・「週末断食」をする ・サウナに入った後に水風呂に入る ・「マグロトレーニング」を行う ・有酸素運動の前に、短いダッシュをする ・野菜は緑、赤、黄色を食べるといい ミトコンドリアは科学や医学の分野でも、近年もっとも注目を浴びています。 そんな最新の知見に基づいていながら、シンプルかつ一週間で成果が出る方法を紹介した、健康好きにはたまらない一冊なので興味のある方は一読あれ。ミトコンドリアが健康の総元締めで健康問題はそれで全て解決出来る位の意気込みだが、健康には様々な要素が絡み合っており、ミトコンドリアだけで解決できる問題ではないと思う。しかしヨガやダンスを習えとか、野菜は緑、赤、黄色を食べるといいなど、健康の方程式は共通しており、ミトコンドリアを健康にすることは我々個人を健康にすることに通じると思った。
2011.02.28
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今菅原千恵子氏の書かれた「宮沢賢治の青春」を読み終えた。宮沢賢治が友人保坂嘉内に送った手紙を手掛かりに賢治の青春時代をつづったもので、その青春が苦痛に満ちていただけに重苦しい気持ちになることもあったが、最終章の「銀河鉄道の夜」についての解説を読んで、かなりすっきりした気持ちになった。賢治は37歳で肺炎で亡くなっている。亡くなる最後まで枕元に置き何度も何度も書き直していた作品が「銀河鉄道の夜」である。人のために生きようと誓った友人保坂嘉内と一緒に銀河鉄道に乗った設定で話は勧められる。賢治つまりジョバンニが「どこまでも一緒に行こうね」と嘉内つまりカムパネラに何度も何度も語りかけるが、カムパネラは途中で銀河の脇に美しい野原があると言ってその電車から降りてしまい、ジョバンニは一人ぽっちになってしまう。ジョバンニの思いは身を切られるほど切実なのに、それがカムパネラに通じないことに涙を流した人も多い。賢治の想いを知りながら去っていかなければならなかった嘉内にはそれなりの理由があったと思われ、嘉内が悪い人間なら諦めもつくが、いい人間なのに二人の人生の綾ですれちがったのだと思う。意見の違いで決別した再会の時期がもっと早かったらとか遅かったらとかしたら別の展開になっていたかもしれないが、とにかく人と人の友情とか愛情とかはすれ違うことが多く、一方の思いが切実であればある程涙を誘うのだと思う。カムパネラは亡くなった最愛の妹トシをモデルにしたものとの解説が殆どだが、菅原氏の説は手紙を中心に詳しい検討を行っており、カムパネラは保坂嘉内に間違いないと思う。この童話は、宮沢賢治が生涯を通じて思い続けた友人に対する告白書という指摘も正しいと思う。今までこの童話を読んでもピンとこなかったが、この本を読んですっきり理解できてよかった。
2011.02.27
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今「宮沢賢治の青春」という本を読んでいる。盛岡高等農林在学中同じ寮で生活した保坂嘉内に対するあこがれと期待、そして決別したことが中心テーマになっている。賢治は法華経信者として釈迦や日蓮の教えに忠実に生きていくことを決心し、親友保坂嘉内にもそのことを話し、共に法華経の信者として生きていこうと折伏(一緒にやろうと強く勧める)した。唯一の友であり賢治の理解者である嘉内は色良い返事をくれるものと思っていたが、まったくの予想に反して、法華経に生きることに反対し、農業に生きるとして賢治と決別することになってしまう。その後賢治はそれまで絶対的なものとして信仰していた法華経に疑問を持つようになり嘉内と別れた悲しみも加わって精神的に極めて不安定な状況になり、そのような時に妹トシが亡くなった。トシは家中でただ一人法華経を信じてくれて賢治の理解者であり、死後は法華経の説くお花畑に行ってもらう筈だったが、嘉内と議論後決別して法華経に対する迷いの心が生じており、妹トシを裏切っている自責の念があり、おかげでトシは極楽に行けていないのではないかと苦悩している。その心情が無声慟哭の詩のなかに切々と読み込まれている。ああ巨きな信の力からことさらはなれまた純粋や小さな徳性のかずをうしなひ私が青ぐらい修羅を歩いている時おまえは自分に定められた道を一人寂しく行こうとするか信仰を一つにするたったひとりのみちずれのわたしがあかるくつめたい精進のみちからかなしくつかれていて毒草や蛍光菌のくらい野原をただようときおまえはひとりどこへいこうとするのだ(無声慟哭)賢治はその後花巻農学校の教師になるが、農民になる志止み難く4年で教職を離れて農民になる。法華経一筋の人生から嘉内の影響を受け、次第に嘉内と同じ方向を歩んでいくことになる。賢治は法華経を広めることに夢中になっていたが、人の幸せこそ最重要で法華経はそれを得るための方法であると次第に理解していく。その過程がただ一人の友、保坂嘉内との交流を通じて描かれており、内面描写が深くて多少難解な面もあるが宮沢賢治を知る上での名著といえよう。
2011.02.27
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今わが国は韓国、中国、ロシアとの間で領土問題で緊張が高まっている。日本には軍隊はないが、他の3国は軍隊を持っており、いざとなったら軍事力で奪い取ったるぜといった姿勢である。「親からのDNAで人生は決まるのか?」の181ページで領土問題に触れているが、遺伝子とのつながりはどのようになっているのであろうか?隣家との境界線では普段は仲の良い両家でもこと敷地のことになると1センチでも相手方が内に入ると大騒ぎになる。農地でもそうだ。農場の奪い合いでカーボーイは殺し合いもした。国同士の領有権も同じである。こちらでは正当な理由で領有権を主張していても、相手はそうは思わず別の理由で領有権を主張していることをまず認識する必要がある。国の元首は領土を自国の有利なように交渉したり発言したり、実質支配だとばかりに、その島に足を踏み入れたりすると国民から喝采を浴びて、次の選挙は確実に有利になる。反対に相手国にいいように自己主張させると腰ぬけと批判され次の選挙は確実に不利になる。その「親からのDNA・・・」の本の中には「領土問題は個人の所有欲という遺伝子の働きに基づいている。他人より沢山所有したい、元は自分たちのものだったのに、戦争を契機に相手が所有権を主張している。とんでもないことだという所から争いが起こることが多く、利己的遺伝子同士が衝突してなかなか解決できない。戦争になる危険性をはらんでいる。」と書かれている。それぞれの国の国民が「その島は自国のもの」と思っていることを前提に話し合いを勧めていく必要がある。その前提が分かっていないと国民同士がいがみ合う結果となってしまう。
2011.02.26
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ニュージーランドの地震被害者の内、日本人でまだ安否が確認できない人達がいる。その中で足を切断されながら救出された男子学生がいた。足の切断などと言うと平時ならとても耐えられない大事故だが、地震という災害で、亡くなった人もいる中で助かったことを思うと、それくらいでよかったと思えるから不思議だ。生きていてこそなんぼの人生だ。不明の人達は、手や足やその他の部位が傷害を受けていてもいいから命だけは助かって欲しいと祈るばかりである。
2011.02.24
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「親からのDNAで人生は決まるのか?」の本の中にも書いたが美容整形は以前は、できることならしたいが何となく後ろめたい気持ちがある人が多かった。しかし今はその縛りも薄くなり多くの人が施術を受けるようになってきた。私が住んでいる甲府市にも美容整形医院があり、先日折り込み広告があった。保険が効かないので全額自費になるが10万、20万で見違えるように綺麗になれるなら貯金をはたいても悔いはないと思う人が増えているのだと思う。韓国では美容整形が盛んでソウル江南区の新沙洞・狎鴎亭洞・清潭洞の一帯だけで100軒を超える美容形成医院が立ち並び、「美容整形大国」などと称される。ライセンシング・マガジン『ELLE Korea』(ELLEの韓国版)が20~30代の女性9,324人を対象に行った調査によると、76%が整形手術を受けた、と答えている。韓国でも以前は美容外科を利用した事実を隠す傾向があったが、主に芸能界において施術を告白することが「潔い」とされるようになるに従い、一般人においても美容手術を忌避する傾向が弱まった。(wikipedia辞典)女子フィギアのキム・ヨナ選手も少女時代の写真と現在の顔では全く異なり他の女性と同様手術を受けたことが考えられる。それを恥ずかしいと思う時代ではなくなったようだ。でも遺伝子との関連では整形する前の顔が遺伝するのでそれはわきまえていてもらいたいと思う。「親からのDNAで人生は決まるのか?」の本の中では、「時と場合によっては美容整形は必要かもしれないが、他人に映る自分の姿を美しくしたいならまず第一に心を磨き、美しくすることだと思う。肉体と違って心は自由自在に変えることが出来る。思いやりの行動が心を美しくする。と書いた。人のために尽くす行動が心を美しくし、その人全体を美しくするので必ずしも美容整形は必要ではないと考えている。
2011.02.23
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今朝私が受け持っていた90歳の女性が静かに息を引き取った。血液透析をしていて心臓も悪かった人である。ここ数日は具合が悪かったので、心に重くのしかかっていたが、死によって解放された気持になった。これは家族にとっても同じだと思う。お見送りする時ナースの一人が、「いいおばあちゃんでこちらが癒されていた」と言っていた。そう言われてみると確かに癒されていたなと思い御冥福を祈った。 今日ニュージランドの大地震で多くの人が亡くなった。大地震がきたら私もひとたまりもないだろう。諦めるしかないと思っている。もっと生きたいと思っても自然災害だからどうすることもできない。人はいつかは死ぬ。その時と場所が問題だが、その舞台は自ら選ぶことはできない。災害で死ぬ場合もあるし、病気で死ぬ場合もある。また事故で死ぬ場合もある。後の2者については病気にならないように食生活に注意したり事故に逢わないように細心の注意を払うことは大切だがそれとて万全ではない。「いつかは死ぬのだから今死んでもそれほど悔やまない」この気持が大事ではないかと思っている。何時死ぬか分からないので今が生死と思いベストの生活を積み重ねていきたいと思っている。
2011.02.22
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2月20日付け日本医師会報のプリズムというコラムに「竹」と言う人が和歌山県道成寺に掲げてある「妻宝極楽」について解説していた。その意味は「妻は家庭の柱なり、細君を家の宝として親愛し、我が妻こそ日本一なりと大切になしたまえば家門の繁栄疑いなく、極楽は西方の遠きに非ず、家庭即ち、妻宝極楽の浄土となりぬべし。私の父もママさんは太陽よ、家庭の柱なりと嫁つまり私の妻を称えてくれていた。私はどうであろうか?私がブログで妻の事を悪く書くと言って妻の友人や知人から抗議の電話がかかってくることがあるらしい。それほど悪く書いたという認識はないが、夫婦の意見の違いなどを書いたことがあるので、妻をよく知る人たちからすれば我慢ならないとなったのかも知れない。でも父が妻宝極楽の精神の人だったので、私とて妻を必ずしも粗末にしているわけではなく、それなりに大切にしているので安心してもらいたいと思う。妻を家の宝として親愛すれば家内安全極楽浄土間違いなしとの教えだが、その通りだと思う。他人から見て妻を大事にしていないと思われるようなことは書かないようにしていきたいと思う。それはそうと「妻宝極楽」には文句はないが、「夫宝極楽」も言ってもらいたい。夫だって我が家の宝で大事な人なのだから、大切に扱ってもらいたいという気持もある。
2011.02.21
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日曜日の朝はサンデーモーニングを楽しみにしている。今朝のトップニュースは国内政治で離脱者16人が民主党案に賛成しなければ予算関連法案が国会を通らないので、菅内閣は崖っぷちに追い込まれ、内閣総辞職するか、解散総選挙に打ってでるしかなくなってきたとのことである。その場合菅総理は解散総選挙を選ぶだろうというのが大方の意見であった。確かに菅総理が辞任してもその後誰が総理になれば安心と言う人がいない現在、総辞職は意味がなく、それなら菅総理にがんばってもらった方がいい。しかし解散総選挙で明日が見えるのだろうか?自民党が完全な受け皿としての見識と実力を兼ね備えているなら道が開かれるかも知れないが、その実力があるとは思えない。解散総選挙になった時選挙民は途方にくれてしまうというのが現状ではなかろうか?参議院選挙でみんなの党が躍進したので今度も同党の躍進は考えられるが日本のかじ取りを考えるとその見識や実力は心もとない。このような現状を来してしまったのは我が国の政治土壌の貧困が原因で、国民全てに責任があると思う。あめを見せられて深く考えないで投票する人が多く、上手にあめを描く人や党が勝利する選挙風土を改めなければいけないと思う。あめを掲げるのではなく、日本の将来を考え、世界平和と国民生活を心から真剣に考えてくれる人や党を投票する風土にしなければいけないと思う。
2011.02.20
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本日は勤めから帰ってきて3時半頃から春の訪れを感じたいと思い甲府の不老園に梅を見に行ってきた。帰りに県産物を売っている「かいてらす」に寄ってとても美味しいと人が言う「八作」というワインを買ってきた。今年は寒かったので春とは名ばかりの感じで梅もしなびたような感じで例年より華やかさがなかった。でももう少したったらもっと綺麗に咲いてくれるだろうと思った。梅は桜に比べて地味だが、それだけに趣がある。
2011.02.19
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人間の脳を調べたところ緊急時には普段の何倍もの速度で回転するので、それにつれて周りの進展は遅くなるので余裕をもって様々な知恵を働かせて問題を解決することができる。火事場の馬鹿力と言われるが、それは緊急時には予想もしない力と同時に頭の回転も予想もできないくらい速くなっているものである。私は英会話のCDや英語ニュースを聴いて勉強する機会が多いが、あまりよくわからないことが多い。ある時、頭の回転を速くしてみた。そしたら英語ニュースが遅く感じられ、ある程度分かった。ニュースより遅い回転ないし同じ位の回転では理解できない。物ごとを理解しようとするならその事物の進行速度より少し早めに脳を回転する必要があると思った。頭の回転を速くする遅くするは自分で出来るものでる。語学の勉強だけでなく、仕事でもスポーツでも同じだと思う。ある人は何時も忙しい忙しいと言っているが仕事はそれほどはかがいっていない。ある人はのんびり仕事しているみたいだが実は一杯仕事している。それは頭の回転速度の問題だと思う。早く回転させれば周りのことは遅く感じられれ十分仕事を完成させることが出来る。遅い回転なら周りの方が早く進展して自分がついていけないで大変だ、大変だということになってしまうのだと思う。英会話を勉強している人、仕事で能率を上げたいと思っている人、期末試験で良い成績をとりたいと思っている生徒、学生さん、その他色々なことに挑戦なさっておられる方々、参考にしていただければ幸甚である。
2011.02.18
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メディカルトリビューン1月6日号に、産婦人科医の進 純郎氏が、「見守るお産、待つお産」を書いており、感銘を受けたので紹介させて頂く。最近わが国では乳幼児虐待が社会問題となってきている。その一つの要因は生む女性の主体性が欠如して産科医主導のクリニックや病院にいって分娩をお任せしている女性が多いことだ。そこはベルトコンベアで赤ちゃんを産む工場みたいで、母親が内に秘めた力を発揮する場ではなくなってきている。合わせて不妊法が普及し、計画妊娠や計画出産が可能になり、自分達がこしらえた子供と認識している夫婦が増えてきている。子供は天から授かったもので自分達がこしらえたものではない。それなのに最近の親は子供は自分たちのもので、産むときには産院や病院にいって楽に産ませてもらえばいいと考えている人が多い。自分が苦しみながら天からの授かり物を産むという感覚が欠如しており、生まれてからの子供を自分のものと思ったり、単なる未熟な生き物と思ったりして、親子の愛情関係が希薄で、乳幼児虐待の引き金になっている場合があると書いていた。現在、進氏は助産師主体で、何かあったら医師が介入する産院で働いているとのことである。病院任せ、医師任せの主体性ない分娩が横行していることが現在の乳幼児虐待につながっているとの見方には同感である。安易な道でなく、自然で苦しみを伴う分娩コースを選択する女性が増えることを願う。
2011.02.17
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本日午後から南アルプス市のあやめいきいき大学(老人組織)に講演に行ってきた。大学の役員が私の中学の恩師という関係もあって講演を頼まれた次第である。演題名は「健やかで幸せに生きるための羅針盤」で最近出版した「親からのDNAで人生は決まるのか?」の本の副題を演題名にさせて頂いた。老人大学の学生さんということで、認知症の予防や家族に認知症の方がおられる場合の付き合い方等を中心に話したが、認知症の予防の一つに本を読むことも必要で自著を紹介させて頂き、本の中に書いてある長生きの秘訣等についても話した。東北大学名誉教授の近藤正二先生は全国の長寿村や短命村を歩いて長寿、短命の要因を明らかにした。男と女ではもともと寿命に違いはないのに、女は野菜を多く食べるので男より長生きだ。男は社会に出て仕事で忙しい思いをしたり、ストレスを受けたりするので女より短命だと思われているが、それは全く根拠がなく、忙しさでは女性の方が野良と家事の両方やらなくてはならず男性よりずっと忙しい思いをしているケースが多い。近藤先生の結論は野菜を多く食べれば男、女に関係なく、長命になり、その反対が短命とのことだった。野菜の中でも人参、かぼちゃ、イモ類を多く食べてきた人は長寿であったとのことである。寿命は遺伝子によってある程度決まっているかもしれないが、毎日食べる食事の方が遺伝子よりもはるかに重要であるとの研究結果を紹介させて頂きながら、人のために尽くす生き方こそ健やかで幸せに生きる鍵であるという話もさせて頂いた。講演のあと本の販売があり、多くの人が買ってくれて嬉しかった。
2011.02.16
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昨日身内の人が病気になった時のことを書いた。おろおろしてどうしてよいか分からなくなってしまうのが本当だと思う。75歳女性、強度の貧血で動けなくなって入院した。貧血を起こした原因を調べている途中で昨日脳梗塞を起こしてしまった。左変麻痺である。元々パーキンソン病があり、立ち居振る舞いがかなり不自由になってきており、これで完全に寝たきりになってしまうと思われ、すこし快方に向かいつつあっただけに、身内の人はみな落ち込んで泣いている人もいた。脳外科の先生が血栓を溶かす薬を点滴してくれた。そのおかげだと思うが、今日は左の手足が動いたではないか?信じられないことだった。脳外科の医師の話だと処置が早ければ早いほど回復する可能性が高いとのことだった。今度新しい治療薬が出来たとのことだがこんなに良くなるとは思いもよらなかった。脳梗塞だけでなく他の病気もあるので全面的回復は中々大変だが、少しでも元気になるようお手伝いさせて頂こうと思っている。
2011.02.15
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自分が病気になるのも辛いが家族が病気になるのも辛いことだ。家族とは夫または妻、子供、兄弟姉妹、両親、祖父母、叔父叔母等あるが、近ければ近いほどショックが大きい。病気の種類は、強度の貧血、心不全、肺炎、がん、脳梗塞など色々あるが、入院しなければならないと言われた時もショックだし、入院していて回復しかけたと思ったのに悪化し、重症化した時等はどうしてよいか分からなくなってしまい仕事が手につかなくなってしまう。心配でいてもたってもいられないが何をしてあげたらいいのか分からない。医師に任せるしかないが、医師がきちんと診てくれるだろうかと思ったりする。病室に何回もお見舞いに行ってもどうすることもできない。これからどうなるのだろうかと不安ばかりが募る。医師の話は最悪の場合を想定して「覚悟しておいて下さい」という話が多いが、益々混乱してしまう。救いはないのであろうか。救いは患者さんが良くなってくれることだが、反対にだんだん悪くなることが多い。おろおろするだけだが、考えることは自由なので、良くなると信じることにしたらどうだろうか?悪いように考えれば最悪の場合を考えてしまい、神経がすり減るばかりだ。必ず良くなると信ずることによって自分自身の心が少し安定すれば患者さんにも微妙に伝わる。おろおろしてもよくはならない。覚悟を決めてよくなると信じて生きようではないか!!
2011.02.14
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民衆の辞任要求の超大規模のデモによって30年に渡ってエジプトを支配してきたムバラク大統領(82歳)は辞任した。北朝鮮の民衆に比べエジプトの人達がどれだけ虐げられていたのか分からないが、失業率が23%とかの不満がたまっていたと言うが、失業率は大統領だけの責任ではない。ムバラク氏は親米、親イスラエル路線を継承してきた。一方でそれに対抗するイスラム勢力の取り締まりは強化していた。今回の暴動は民衆が立ち上がり、民衆の勝利だというが実際はイスラム勢力が盛り上がり民衆を巻き込んだものと思われる。ムバラク氏はイスラム勢力と西欧諸国との仲裁役として重要な役割を果たしてきた。民衆の大規模デモに敗色濃厚と感じたアメリカはムバラク氏に退陣をせまった。恩をあだで返すとはこのことだ。政治の世界、いや人間の世界とはこのようなものなのかも知れない。とても勝てない、負けそうだとなると例え同盟国でも保身のために見放してしまう。悲しいことである。
2011.02.13
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昨日雪が降り、今日もちらちら雪が舞ったりしていたので外来患者さんは少ないかなと思ったが、全くそんなことはなく、いつもよりかなり多くて必死で何とか待たせないようにと頑張った。昨日祝日で明日は日曜日ということで混んだのだと思う。その中に前回より血圧が高い男性がいた。聞いてみたら4Kg体重が増えたという。正月に餅を食べたからだという。また中性脂肪が上昇している女性もいて、体重が2Kg増えたという。それ以外にも何人か体重が増えてしまったと言う人がいた。体重が増えたのは私だけではなかったのだ。薬は大体2~3か月分出しているので前回は正月前で今回が正月後で多くの人が正月太りをしていた。同病相哀れむで、正月も過ぎたことで、お互い少しずつ痩せるようにしましょうと誓い合った。
2011.02.12
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1年位前まではどんなに食べても体重は変わらなかったので、肥る肥らないは体質だからと体重は気にしないで何でも腹いっぱい食べていた。所が最近はどんどん肥ることに気がついた。風呂場に体重計が置いてあるが、昨日よりも1Kgも増えていることがある。肥るところは決まっている。お腹回りである。ズボンがはけなくなってくる。背広のボタンをかけると窮屈でピエロみたいになってしまう。職場や家や隣近所等で「肥るから」と食べるものを遠慮する人が多いが自分には関係ないことと思っていたことが遂に自分もそうなってきた。昔は多くの人のあこがれは肥ることで殆どの人が痩せていた。経済成長につれて殆ど誰でも食べようと思えば好きなものを腹いっぱい食べられる時代になってきたということだと思う。今は、昔では考えられなかったことで、自分で自由に食べるものや食べる量をコントロールする時代になってきたのだと思う。人のせいにしないことが大切だと思う。私がそうだが、家内が御馳走を沢山作ってくれるから悪いと思って残さないように食べてしまう。だから家内が悪いと思う発想である。人のせいにしてはいけない。あくまで自分自身である。私は外食だからどうしても栄養がかたよってしまうと言う人がいる。外食は自分で注文できるのである。サラダや野菜料理を置いてない店はないだろう。全て自分自身の責任である。お腹の脂肪を取る5分間体操をヨーガ1950さんに教えてもらったが中断していた。食事も体操も自分のコントロール下にあることである。心していきたいと思う。
2011.02.11
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八百長問題で大相撲の春場所が中止になり、夏場所も開けるかいなか微妙な状況で相撲協会は大変な危機に陥っている。八百長については元相撲解説者の玉の海さんが自らの著書の中で昭和14年に八百長をしてそれを悔いてその後はいかなる八百長の申し込みも断ったとしている。昔から八百長はあり、現在の相撲協会の理事の面々も現役時代は多い少ないはあるが大なり小なり八百長をしていたことが考えられる。今回は過去のことは兎も角、過去2場所について八百長をしたかしないかで判断しようとしているが、不公平感は免れない。我々の子供の頃の遊びと言えば相撲だった。それぞれ好きな相撲取りがいて、その選手の勝ち負けに一喜一憂していた。私の歴代の贔屓は名寄岩、鳴門海、舞の海、高見盛で、いずれもあまり強くない。彼らが八百長をしていたかどうか知らないが、少年の夢と希望と落胆の全てだった。今回徹底的に追及すると言っているが、それでは残る人は殆どいない。大相撲はつぶれてしまう。今回の十両力士のようにメールで大ぴらに星の売買をしていたのは言語道断だが、今までたまにした位は大目に見ることにしないと前には進めない。今回これだけ大騒ぎになったのだから、襟を正してこれからは絶対しないと決意して再出発するしかないと思う。今回メールがあって明らかになったが今までは証拠が示せなくてうやむやになってしまっていた。今後は八百長監視委員会を作って無気力相撲や疑わしい相撲については後で当事者を呼んで調査し、事実が判明したら厳しいペナルティを課すようにするといいと思う。専門家がみれば八百長かそうでないかはすぐわかる筈である。それによって土俵に活気が戻ってくると考える。八百長監視委員会を作り、夏場所からは大相撲を再開してもらいたいと願っている。
2011.02.09
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昨日のテレビニュースで小泉進次郎氏(29歳)が政府民主党に対して、子供手当や最低年金額保証の財源についてマニフェスト違反ではないかと激しく追及していた。新人議員なのに臆せずによく通る声で堂々と喋っているなと思った。自民党幹部から発言するように言われ、その内容もチェックされているのかもしれないが、歯切れのよいしゃべりかたの割には内容があまりに貧しかったので一言書かせて頂こうと思った。自民党の切り込み隊長として相手を痛みつけるように上層部から言われているからかもしれないが、相手を攻撃することに終始しているのは情けないし勿体ないと思った。勉強をして修業を積めばひとかどの政治家になれるかも知れない人物が大先輩たちを前にして舌鋒鋭く発言するのはいいが、言葉使いや態度に尊大さが感じられそれだけでも見る人から見ればレベル以下の人間に写る。さらに発言内容は自民党を利するだけでなく国のための発言でなければならない。相手のあげ足をとるのではなく、国を良くするにはどうしたらよいかの熱情なら1年生議員の発言でも聞く人は聞いてくれるものだ。自分のことで恥ずかしいが大学の寮に入っていた頃の話だ。重要なことは全て寮会議で決められていたが、決定事項の詳細は忘れたが、上級生幹部が決めて会議で自動的に信任される流れになっていた事項について、1年生の私は自分の良心に感じて大先輩たちの前で自分の意見を述べた。それによってほぼ決定されかけていたことが覆され白紙になったのである。大先輩がいるからと普通は萎縮するが、勇気を持ってよく意見を述べたと思うし、それを先輩たちが良く受け入れてくれたと今でも不思議に思っている。小泉氏は勇気をもって発言するところみると稀に見る人材かも知れない。しかし今のままだと成長出来ない。もっと謙虚にならなくてはいけない。自党の利益のみを考える人であってもならない。広く世界を勉強し、味方からも、敵からも信頼される人間にならなければならない。テレビで見る限り、勇気があって、歯切れよく発言する人だけに、大きく成長して、偉大な政治家になってもらいたいと願っている。
2011.02.08
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昨日は当直だった。昼は救急当番ではなかったので患者さんは殆ど来なかったが、夜は救急当番だったので、零時とか午前4時とか結構大勢の患者さんがきた。全部で17~8人きたと思うが、発熱患者さんと腹痛患者さんが多かった。10人位は発熱者だったと思う。急に39度の熱が出たとか、関節が痛いとかの患者さんが多かった。検査でインフルエンザAが陽性だった人もいたが全く同じ症状でも陰性の人もいた。前のブログにも書いたが陰性と言うのは必ずしもインフルエンザではないということではない。症状からインフルエンザと思われる人には抗ウイルス剤を処方した。インフルエンザAの陽性が出た人はインフルエンザの予防注射を受けた人もいた。予防注射を受けた人と受けなかった人の母集団数の正確な数字を把握していないので、予防注射を受けた人と受けない人の発病率の正確な比較はできないが、私の印象としては受けた人と受けない人の発病率にはあまり差がないように感じている。ならば予防注射の意義はどうなのかという問題になるが、今後正確な数字をもとに検討しようと思っている。それにしてもインフルエンザが流行っている。今夜も患者さんがつめかけているのではなかろうか?
2011.02.07
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今日の日曜日は当直で、明日の夜までは家に帰れない。当直でなかったらと思えばあれこれ自由ができるし夜も眠れると思う。人はとかく今の人生以外と比べて、今を辛いとか大変だとか思うことが多い。家族が今重い病気にかかっているが病気でなかったならもっと明るい気持ちになれるのだがとか、お金があったらとか、忙しくなかったならなどと思う。無意識にもそう思っていると思う。厳しい状況でなければ自分はもっと幸せなのだがと思う。実際、自分も今夜ひっきりなしに起こされて眠れないと翌日の仕事に影響すると考えてしまう。それはそれである。今が人生なのである。明日は明日の人生がある。もし眠れなければそれが人生なのだ。2000年も前の人でイエス・キリストという人は「明日のことを思いわずらうことなかれ」と説いた。偉大な人だったと思う。明日は死んでいるかもしれない。それはそれで今が人生なのだから、今にベストを尽くして生きたいと思う。
2011.02.06
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今日の外来に昨年インフルエンザにかかり、今年はインフルエンザの予防注射を受けた40歳代の男性が受診した。発熱しているとのことでインフルエンザ検査をしたら陽性だった。免疫とは何だろうかと思った。昨年かかったとすれば免疫はある筈だ。さらに今年は予防注射も受けている。それでも発症してしまった。予防注射を受けた人でも結構感染者がいる。予防注射を受ければ感染しても軽くすませることができると医療機関から言われているのか、注射を受けたのにとすごい剣幕で文句を言う人は殆どいないが、本当は文句を言ってもいいのだと思う。日本人は穏便な人が多く訴えるなどと息巻く人は少ないが、痛い思いをして時間や金を払ってきたのにその効果はそれに見合っていない。軽く罹るというが、今流行のA型はもともとそれほど重症にはならない。どこで差をつけるのか?私は医療機関に勤めるものだが、予防注射の効果に懐疑的である。治療だが、インフルエンザ検査で陽性に出た人はタミフル、イナビル、リレンザなどの抗ウイルス剤を迷わず投与しているが、検査陰性だった人にはいくらインフルエンザが疑わしくても抗インフルエンザ薬は投与しないできた。しかし先日医師用の質問と意見の投稿サイトを読んでいたら多くの医師が、たとえ陰性でもインフルエンザが強く疑われる症例については抗ウイルス剤を投与すると書き込みしているのを読んだ。統計学的にインフルエンザでもその陽性率は60~70%で陰性者はかなりいる。しかも数時間前に発熱したばかりという人は陽性にならない場合が多い。発熱、関節痛などインフルエンザに特徴的な症状の場合は陰性でも患者さんと相談して抗インフルエンザ薬を投与すると述べていた人が多く、私も今日は、検査は陰性だが間違いなくインフレンザだなと思えた患者さんには抗インフルエンザ薬を投与した。今流行のA型はもともとそれほど重症化しないタイプだが、抗ウイルス剤はそれでも僅かでも早く治してくれるとのことなので、せっせと処方している。
2011.02.05
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義息達が来月から約1年間アメリカに行くので相手の顔をみながら無料で電話がかけられるとのことで、iPodを購入した。今その説明を受けているが、あまりの高機能、高性能に驚かされた。国際電話ばかりか、パソコン、メール、何でも出来てパソコンよりも高性能で、しかも超小型だ。 you tubeの動画もパソコンでは途中で途切れることがあるが、iPod では途切れないですらすら画面が流れる。たいしたものである。IP産業は目覚ましい発展を遂げており、どこまでいくのか計り知れない。それに引き換え、語学習得や教科の学習、スポーツ、芸能、仕事の技術など何かを身につけるのはそう簡単にはいかない。それらはiPodみたいにタッチすればぱっと変化したり進化したり、身についたりするものではない。人間の能力は昔も今も変わっていない。いくらiPod時代になってもそのギャップはきちんと認識しておく必要がある。パソコンの進化につれて人間も賢くなったと思うなかれ。
2011.02.04
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元幕内の板井氏は過去の裁判の中で70~80%は八百長をしていると述べたが確実な証拠がないのでそれは思い違いとして、裁判では敗訴し、多額の名誉棄損罪を支払わされた。今回は削除したメールを特殊な技術を使って復元して八百長の実態を明らかにしたもので、捜査していた野球賭博とは関係ないことなので公表することが合法的か否かという問題があったが、問題が大きすぎてそのことは問わないで八百長そのものが大きな社会問題となっている。十両と幕下の待遇や給料の差は天と地の違いがあり、十両から落ちないように星の売り買いをしていたことは想像に難くないが、自分の生活はそれで維持できるかもしれないが、フアンとの約束はどうなるのであろうか?プロレスは八百長と言われている。激しい訓練をして危険なことも行うショウとして興行を行っているが、大相撲は勝負が命である。それで報酬を貰っているのだから、お客の見えないところで勝負をゴマ化しているとすれば背信行為である。昨日仕事には何万、何千と一杯種類があるが、それは書いて字のごとく、人に仕えることであると書いたが、我々も皆それぞれ仕事をしている。人の振り見てわが身を正せと言われるが、他人事として非難するだけでなく、自らの仕事を振り返り、背信行為はないかチェックする契機にしてもらいたいと思う。
2011.02.03
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世の中には様々な仕事がある。衣食住に関係するものを造る人やそれを売る人、マスコミなどで情報を集めたりそれを発信する人、芸能関係やスポーツ選手等自分の技術や演技を大衆に見てもらう人、人を教える人、体が不自由な人達の介護をする人、地域の安全管理に携わる人、公務員など様々な仕事がある。現在は失業して仕事を探している人が多いがその多くは会社勤めだった方で、会社がつぶれたり、合理化で職を失い、新たな就職口を探しているが中々見つからない、というのが現状だと思う。その業務の多くは物の生産もしくは販売活動が多い。今は経済が冷え込んでいるため、購買する人が少なくなり、会社は経費節約のために、合理化を進めている所が多い。仕事と言うとサラリーマン、つまり、給料取りを夢見る人が多いが、実際には仕事はサラリーマン以外にも沢山ある。仕事は人様に尽くすことなのでその方法は山ほどあるが問題は生活に必要な報酬が得られるかである。今失業している人達は他人のために尽くすどころか自分に尽くして貰いたい気持だと思う。現在生活していけないのだから収入が得られる仕事が欲しいと思うのは当然である。しかし仕事の本来の意味は人に仕えることである。採用してくれる会社がなかったら介護や掃除やゴミの運搬など身近なところから何か自分で始めてみたらどうだろうか?何か仕事を初めてみたら思いがけずに報酬もいただけて自分の生活を成り立たせながら他人の役に立って行ける道が開けるかも知れない。今テレビを見ていたら大相撲の八百長疑惑が報道されていた。仕事は金を得るためのものではない。人様に尽くしてその結果として報酬を頂くのである。プロのスポーツ選手として素晴らしいファイトと技術を客に示すことが至上の任務である。仕事の意味をおろそかに考えないでもらいたいと思う。
2011.02.02
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NHKラジオ第2放送の「英語ものしり倶楽部」という番組で脳科学者が話しているのを聞いた。脳の外国語を習得する部所の血流を調べることによって習得できるには何年かかるかを調べた研究では1日1時間勉強するとして6年かかるとの話をしていた。これは外国語に限ったことでなく何かを習得するにはそれなりの時間がかかることを示しているのだという。世にはかなりお金のかかる英会話教材が氾濫している。あれをしてみてだめで、これをしてみてだめで、結局止めてしまった人が圧倒的に多い。すらすら会話している人をみると自分とは脳みその違う人種だろうと思ってしまう。しかし今回の放送をきいて、出来る人と出来ない人の差は脳みその良し悪しではなく、持続するか否かであると確信した。6年間持続した人は出来て2カ月でマスターできるの言葉に乗せられて教材を購入したが2カ月経っても一向に上達しないので止めてしまう人は出来ないままなのではないかと思った。そのラジオでは小学生、中学生は6年だが、シニア(高齢者)ではもっとかかると述べていた。時間がかかることを覚悟して楽しんで学んでもらいたいと言っていた。最近シニアの語学熱が盛んだが、時間がかかることを覚悟して焦らずに楽しんで学んでもらいたいと思う。
2011.02.01
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