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月曜日は営業日なのに、宝塚の舞台を観ている。そして、翌日は定休日なので、朝はゆっくり寝ていられる。こういう観劇パターンは初めてだからだろうか、何だか凄く妙な感じだ。そんな中で観た月組公演【ON THE TOWN】は、鳳月杏と暁千星のファンには堪らない極上の舞台だった。出番が多いだけでなく、「放し飼い系ワイルド」キャラのオジー(鳳月)と、「ペット系キュート」キャラのチップ(暁)という対照的な役どころが、2人の魅力を最大限に引き出しており、一度の観劇では足りないくらい嵌まっている。更に、そこに誠実な好青年キャラの珠城りょう(ゲイビー役)が加わるのだから、本当に双眼鏡を下ろす暇が無い。たまきち → ちなつ → ARI → たまきち → ちなつ → ARI → たまきち → ちなつ → ARI → たまきち → ちなつ → ARI → たまきち → ちなつ → ARI → たまきち → ちなつ → ARI …そんな無限ループ天国から抜け出せなくなる(笑)。その合間に、美園さくらや白雪さち花、夢奈瑠音に海乃美月、専科の英真なおきや若手などにも目を引かれるので、結果として常に誰かを双眼鏡で追っている形に。隣の人に「この人、ずっと双眼鏡を覗いてるわ…」と思われたら恥ずかしいので(笑)、程々にしておいたが、本音ははずっと双眼鏡で観ていたい気分だった。それくらい、誰もが個性的で輝いていた。確かに、怒涛の第1幕に比べると、第2幕はやや単調な印象が否めないし、ラストも宝塚としては「あれ、これで終わり?」という呆気なさはあるものの、それを補ってあり余るフィナーレの贅沢さで、再び気持ちを高揚させてくれる。とりあえず、一度の観劇では足りないので、Blu-ray化してくれないだろうか(笑)。買うから、絶対に!!詳しい感想は、また後日。ありがとう!!
2019.07.30

寝冷えをしたのか、店の冷房にやられたのか、水曜日から鼻水と喉の痛みに襲われ大変だった。症状はほぼ治まったものの、ぶり返しが怖くて、梅雨が明けたというのに長袖Tシャツに逆戻りしてしまった。明日の月組【ON THE TOWN】も、何を着て行くべきか思案中だ。そんな、体力的にも気力的にも凹みがちなこの数日、とりあえず礼真琴の部分だけ書き上がったので、先にこれだけ更新しておく。僕は感想を書く時に、一から順ではなく、途中の思い付いた所から適当に書き始める。今回も、最初は紅ゆずるの感想に続けるつもりで書き始めたのだが、思った以上に筆が進み、長くなったので単体で載せる事にした。そのため、今回は書き出しが唐突な感じになっているが、ご了承願いたい。では、どうぞ。ところで、今回の主人公ホン・シンシンは紅ゆずるのイメージに重ねて描いてあるらしいが、ではリー・ロンロンも、小柳奈穂子が持つ礼真琴のイメージを形にしたものなのだろうか。と言うのも、リーのキャラクターが、僕がまこっつあんに抱いているイメージとぴったり当て嵌まるからだ。実力では誰にも負けないのに、いつもどこか自信無さげ…。僕には、彼女の芝居は「自信の無さを、技術で埋めよう(隠そう)としている」ように映る。或いは、自信が無いから、「もっと頑張らなければ…」と自分を追い込んでいる。まこっつあんはもっと自分を信じて良いし、自分を解放して自由になって良い。きっと、礼真琴という男役の実力を一番過小評価しているのは、まこっつあん自身なのだろう。そこに歯痒さを感じる。彼女に足りないものは、後は自信(と、そこから生まれる余裕)だけだ。それが、礼真琴がオーラを身に纏うために必要な最後のアイテムになるだろう。確かに、「男役」の格好良さは技術や理屈かも知れないが、「男」の格好良さは技術や理屈では語れない所にある。まこっつあんには、その見えない男の内面を表現できるトップスターになって欲しい。そのためには、足す事や背負う事ばかりでなく、引く事や下ろす事も学ぶ事だ。舞空瞳の演じるクリスティーナが、リーに眼鏡を掛けてやりながら言う台詞も、「もっと、自分らしさに自信を持って」という小柳からまこっつあんへの叱咤激励ではないか、と感じた。その舞空をパートナーに迎え、礼真琴がこれからどう成長するのか、或いは舞空が礼真琴をどう支え導くのか、楽しみに見守りたい。まだまだこれからの若いトップコンビだ。最初は、リーとクリスティーナのような関係でも面白いのではないか。そんなまこっつあんに、恒例の歌を贈ろう。トップスターとしての責任感は勿論あるだろうが、それ以上に舞台を楽しんで欲しいという願いから、今回はウルフルズの【ええねん】だ。(因みに、ARIに贈ろうとしたのはこれとは違い、新作【ウ!!!】に収録されている曲だ)不安になるくらいなら、いっそ開き直ってしまえば良い。そして、まこっつあんらしく思い切り楽しんだらええねん!!歌詞はこちら → ウルフルズ【ええねん】
2019.07.28

「食」という字は、「人を良くする」或いは「人に良い」と書く。(実際の語源は全く違うが…笑)ただ美味しいだけでなく、食べる人を幸せにする、元気にする、そんな力が料理にはある。そして、その周りには自然と人々が集まり、皆が笑顔になる。そんな素敵な料理のように、観る人を元気に、そして幸せな気持ちにしてくれるのが今回の星組公演【GOD OF STARS -食聖-】だ。トップコンビのサヨナラ公演ではあるが、それを全く感じさせない程、いつもの星組のパワーに溢れている。和気藹々としたラストも、紅ゆずるらしくて好感が持てた。脚本的には、やや(かなり?)強引な部分もあるが、最後はきちんと収まるべき所に収まるし、新旧小ネタも満載なので、笑った者勝ちの舞台だと言える。ベテランから若手まで配役のバランスが良いのも、小柳奈穂子ならではか。【Éclair Brillant(エクレール・ブリアン)】も、星組の個性が弾ける素晴らしいレビューだった。特に、第11場「スペイン」は、これまでに観たどの場面よりも芸術的で、幻想的で、前衛的で心を奪われた。105年の歴史の中で、あらゆる表現を試してきたであろう宝塚が、まだこれ程の表現力を持ち合わせている事も驚きだ。ぜひ、この場面だけでも、直ぐに他の組で再演して欲しい(笑)。更に、第16場「フィナーレC~D」での、黒燕尾の群舞に三味線を取り入れる斬新さも光った。演奏も上妻宏光という事で、単なるアイデア勝負では終わらないクオリティを誇っている。正統的な宝塚のレヴューでありながら、こうした独創性を失わない辺りがベテラン演出家の底力と言った所だろうか。という事で、今回の星組公演は、巷の評判が良いのか悪いのかは全く知らないが、個人的にはサヨナラ公演という事を忘れて、最初から最後まで楽しませてもらった。「知らない」というのは、今月に入って他の宝塚ファンのブログを一切読むのを止めたからだ。こういう事を書くと、また要らぬ誤解を与えてしまうかも知れないが、「花組の次期トップ」や「月組の番手問題」を巡り、色々と気にしてしまう自分自身に疲れたのだ(笑)。「人事考察をしない」のが僕の主義とは言え、目に入ればやはり気になってしまうのが人の心理。ならば「最初から何も見なければ良いだろう」という判断に至り、『ブログ村』をブックマークから削除した。(ただし、客観性という観点から、『薮下哲司の宝塚歌劇支局プラス』だけは今後もチェックさせてもらうが…)まあ、僕が読まないからと言って困る人は誰もいないだろうし(いても困るが…笑)、僕は書く事に専念したい。さて、来週はいよいよ月組【ON THE TOWN】だ。鳳月杏に見惚れ、暁千星に振り回され、放心状態で帰ってくる事になると思うので(笑)、星組のキャスト別感想とどちらが先になるかは分からない。更に、最近は映画【2001年宇宙の旅】の解説も下書きしているので、どの順番で更新できるかは全く未定だ。まあ、星組は8月6日(火)にもう一度観るし、ゆっくり纏めて行きたい。ありがとう!!あ、そう言えば…。【ON THE TOWN】では客席降りがあるらしいが、僕が購入したのは2階席…。もっと、早く発表してよ〜。。・゜・(ノД`)・゜・。
2019.07.24

先週はARIの話題を書いていたのだが、仕事が思った以上に忙しくてなかなか進まずにいた。そうこうしている間に、花組や美弥るりかのニュースも入って来て、更新が余計に遅れる結果に。ようやく、花組の次期トップスターに柚香光が就任する事が発表された。星組が礼真琴に決まった段階で、柚香の就任もほぼ確実視されていたが、意外に発表が遅れた。おかけで、いつも以上に公式HPを覗く回数が増える羽目に…(笑)。先ずは、おめでとう!!明日海りおの後任というプレッシャーを跳ね除け、柚香光ならではの花組を作り上げて欲しい。(花組もダンスが主体になるのかな…?)柚香も礼も、男役としてはまだまだ成長過程だ。これは飽くまでも個人的な印象だが、 礼真琴に足りない「オーラ」を柚香光は兼ね備え、柚香光に足りない「技量」を礼真琴は持ち合わせている。この互いに足りない部分を、彼らがトップスターとしてどう身に付けて行くのか。個人的には、そこに注目しながら、2人の成長・成熟を見守って行きたいと思う。「見守る」と言えば、忘れてならないのが、やはり暁千星(強引…笑)。ARIのインタビューが掲載された女性誌【Marisol】を購入した。ずんが載った【25ans】もそうだが、男の僕が女性誌を買うのはなかなか抵抗がある。何しろ、宝塚のページ以外は、読むところが全く無いのだから(笑)。しかし、Instagramに出ている写真を見ると、その数ページのために購入したくなってしまうのがファン心理。画面ではなく、やはり手元でじっくり見たいと思うのだ。(雑誌の質感は、パソコンやスマホの画面とは全く違う)インタビューも興味深く読ませてもらった。「自分のベビーフェイスがコンプレックスだった」と語っているが、【夢現無双】で演じた吉岡清十郎は、普段のARIの可愛さを微塵も感じさせず、男の色気と魅力に溢れていた。これまで彼女が自分なりに感じ、考え、見付け、身に付けて来た知識や経験が、しっかり個性となって役に息づいていたからだろう。僕に言わせれば「個性」と「コンプレックス」は同じものだ。あるがままの「自分」を肯定的に受け入れた時、人はそれを「個性」と呼び、否定的に受け止めた時「コンプレックス」と呼ぶ。つまり、心の持ちよう、或いは捉え方次第でしかないのだ。(しかし、それに気付けず、人はいつも思い悩み、無い物ねだりをする)どうせ同じものなら、ただの「コンプレックス(=マイナス)」で終わらせず、自分の「個性(=プラス)」に変えた方が良いに決まっているのは、言うまでもないだろう。ARIも体格とのギャップに悩むのではなく、それを活かす方向に目を向けた。素晴らしい!! それでこそ、僕がそのポテンシャルと可能性に惚れた人だ。彼女は、ちゃんと自分で道を切り拓いて行ける強さを持っている。松尾芭蕉にこんな言葉がある。「古人の跡を求めず 古人の求めたる所を求めよ」先人達の残した足跡(=過去)を辿るのではなく、彼らが追い求めた理想(=未来)を知り、そこを目指して自ら道を切り拓いて行け。簡単に言えば、そんな意味だろうか。確かに、ARIは歴代のトップスター達と同じにはなれないかも知れない。しかし、同時に、他の誰もARIと同じにはなれない。ARIは、既に唯一無二の「暁千星」なのだ。だから、君はもっと自分を誇って良い。これまでの7年間に自信を持って良い。正々堂々ともがきながら、ここまで来たのだ。その努力は、決して君を裏切らない。大丈夫だ、ARIはこれからまだまだ成長する。今回のインタビューを読んで、そう確信した。本人も語っているように、新人公演を卒業して時間に余裕ができた今、色々な世界を見て経験して人間性を育んで欲しい。人生の全てを武器にできるのが役者なら、人間的な成長は必ずARIを男役としても成長させてくれるはずだ。その成長に誰よりも早く気が付けるファンになれるよう、僕も自分の感性を更に磨いて行きたい。その道を弛まず進め、ARI !!そして、いつか誰も見た事のない景色を、僕に見せておくれ!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆そして、卒業してから沈黙を守っていた美弥るりかが、遂に始動した。ライヴの日程まで1ヶ月程しかない事を考えると、しっかり準備を進めた上での活動再開を目指していたのだろう。画像からはかなり攻めている印象を受けるが、性別を超越したその美しさは相変わらず。彼女がどんな未来を見せてくれるのかも楽しみだ。
2019.07.15

昨夜は、調子に乗って悪ふざけな投稿をしてしまったが(笑)、今日はその本題を。まあ、そうは言っても、内容的には大して変わらないのだが…(笑)。な、何だ、この『CHIPNO HEYA』という素敵なコーナーは!!?ARIの魅力が満載じゃないかぁああああッ!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*ここまでチップ(=ARI)をアピールしてもらっておいて、それで観に行かなかったら、各方面(?)から厳しいお叱りを受ける所だった(笑)。改めて、ソワレの時間に気付いて良かったと思う。(あれ、じゃあ【WEST SIDE STORY】って、どうやって観に行ったんだ…?)ところで、梅田芸術劇場で僕が観る宝塚作品って、【Earnest in Love】【WEST SIDE STORY】【ON THE TOWN】と、何故かタイトルがどれも英語表記なんだよな(笑)。ARIと言えば、月組の次回大劇場公演【I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調べ-】のポスター画像が公表された。 こんなARI、見た事ない!! Σ(・□・;)しかも、よく見ると顎髭まで生やしているじゃないか。ARIが演じるパブロ・ガルシアは、どうやらサッカー選手のようだが、革ジャンまで着て、何だか凄くワイルドな感じがするキャラクターだ。アルゼンチン人(?)の彼が、オーストリアの物語にどんな風に絡んでいくのかも楽しみなところ。それにしても、ARIのポスター画像には、本当にいつも驚かされる。今回も、しっかりと僕の心に奇跡のシュートを決めてくれた。(まあ、ARIの前では、僕の心のゴールはいつでもガラ空きだが…笑)ありがとう!! ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆そして、ARIの反対側には、愛しの鳳月杏の姿も。まさか、鳳月とARIが同じ舞台に立つ日が来るなんて、3年前は考えもしなかった。彼女が演じるのは、ジョージ・エードラー(珠城りょう)の父親ヴォルフガング。表情を見ると、チャーミングなおじ様といった印象を受けるが、どんな役どころなのだろうか。ARIと絡む場面があるのかも気になるところだ。怪我の具合が心配される月城かなとと海乃美月も、ポスターを見る限りは元気そうだが…。ただ、それでも何か物足りなく感じてしまうのは、やはりそこに美弥るりかがいないからだろう。月城の隣に、彼女の姿があったなら…、と思ってしまう。とは言え、一番寂しさを感じているのは、きっと組子達なのだろうし、僕もこの事実を受け入れていくしかない。そして、この新たな月組カンパニーの舞台を楽しもう。月組と言えば、明日海りおが月組時代に主演したバウ公演【春の雪】がBlu-ray化される事が発表された。実は、音月桂好きが高じて買った【宝塚GRAPH & 歌劇 / 2012年12月号】に、偶然この公演の模様が載っていたのだ。まだ月組も花組も知らない頃だが、少女漫画から抜け出して来たような明日海の美男子ぶりに、衝撃を受けたのを覚えている。「いつか観てみたいな…」と思っていた公演なので、今回Blu-ray化されるのは嬉しい限り。珠城りょうと鳳月杏も出演しているし、個人的に特別な作品になりそうだ。(ただ、一番の問題は「いつ買えるか…?」なのだが…笑)
2019.07.08

「では、先輩・暁千星の素敵なところを紹介して下さい!!」 「いや~、別に無いっスね…」 「え、無いの!?」 「いつも、お弁当分けてあげてるじゃん…」
2019.07.07

七海ひろきが格好良い。あ、いや、宝塚時代から充分に格好良いのだが(笑)、ほとんどの男役スターが退団後は表情が柔らかくなったり女性っぽさが出るのに対し、七海ひろきは現役当時のまま全くブレていない。北翔海莉のサヨナラ公演となった【桜華に舞え】の感想で、僕は「七海ひろきには男役を極めるというより、寧ろこのまま七海ひろきを極めて欲しい」と書いたが、正にその通りの道を歩いているな、といった感じだ。きっと、彼女は宝塚に入って「男役」という仕事に出会ったのではない。「七海ひろき」という生き方と巡り逢ったのだ。そういう意味では、彼女はタカラジェンヌとして最も幸せな生き方をしている人かも知れない。そして、そんな彼女と共に歩いて行けるファンも幸せだ。だから、宝塚を卒業したからと言って、そこで「七海ひろき」の道が終わる訳ではない。【水曜どうでしょう】がレギュラー放送を終える際、大泉洋は「一度終わったら、それはもう二度と終わる事が無い」という名言(迷言?)を残したが、七海ひろきもまた宝塚を卒業した事で、二度と終わる事の無い七海ひろきへの第一歩を踏み出したのだろう。その覚悟が、この表情に表れているのではないか。変わり続ける七海ひろきに、これからも変わらず見惚れていこうと思う。こちらも格好良く、最後はちょっと可愛い(笑)。
2019.07.03

ARIの妄想に気を取られ(笑)、ちょっと間が空いてしまったが、改めて雪組【Μusic Revolution】の感想を。公式HPのインタビューで、演出の中村一徳は「音楽の起源とは、人類のエネルギーそのものではないか」と語っていた。余談になるが、現在、人類最古とされる楽器は、約4万年前にハゲワシの骨で作られたフルートとされている。「メロディ」を奏でるために加工された楽器が、この時代に既に存在していた事実に鑑みれば、打楽器による「リズム」が更に歴史を遡る事は間違いない。とすれば、人類は文字や貨幣を生み出すより遥か昔から、音楽を演奏し楽しむ事で、互いに感情を共有し、他者との結び付きを深めて来た、と考えるのが妥当だろう。(そして、そこには間違いなく「ダンス」も一緒にあったはずだ)その点において、音楽は正に人類が太古より刻んで来た「生命のリズム」であり、「人類のエネルギー」だと言える。今回の雪組【Music Revolution】は、そんなエネルギーに溢れた熱いショーだった。ここで面目躍如の活躍を見せたのが、彩風咲奈と永久輝せあの2人だ。特に、第7〜8場にかけての彩風は本当に素晴らしかった。お世辞抜きに格好良かったし、この時ばかりは彼女がトップスターに見えた。ファンには「今頃かよ!?」と叱られるだろうが、ようやく彩風咲奈の真の魅力を理解できたように思う。第14場での永久輝せあも素晴らしかった。さすがに、望海や彩風ほどの存在感はまだ無いが、大きな場面で中心をしっかり務めていた。元々、スターとしての華やかさは兼ね備えているので、今後の更なる成長と飛躍が期待される。このように2人は、望海風斗のような歌唱力が無くとも、得意のダンスでしっかりと魅せられる事を、今回のショーで証明した。それは、将来の雪組が目指すであろう理想像を示しているようにも映った。勿論、組子達には歌も芝居も努力し続けて欲しいが、ダンスが主体の雪組も悪くないと思う。そう考えると、今公演は、彩風と永久輝の「課題」と「可能性」をそれぞれに感じさせる、個人的に興味深い舞台になった。この「Revolution(革命)」を経て、雪組が果たしてどんな「Evolution(進化)」を見せるのか。今後も目が離せない。望海風斗と真彩希帆は、言わずもがなの安定感で楽しませてくれた。(この2人に関しては、素晴らし過ぎてもはや何も言う事が無い)ちょっと早いが、今年の個人的なベストレビューになりそうな気がする。それ位、今回のショーは大満足だった。ありがとう!!ところで、雪組と言えば『2019FNSうたの夏まつり』への出演が決まり、今の雪組の魅力をアピールする絶好の機会ができた。また、男性ファンが増えるのだろうか? (笑)25日(火)に観劇した時は、男性連れの女性をたくさん見かけたし、恋人にしろ夫婦にしろ友達にしろ、男性と一緒に観に来られる宝塚も微笑ましくて良いなと思う。まあ、僕はこれから先もずっと、色々な意味で「お一人様」だが…(笑)。明日海りおのサヨナラ公演となる花組【A Fairy Tale -青い薔薇の精-】は、幸運にも抽選が当たり、1度だけ青い薔薇の園に足を踏み入れる事を許された。僕のような「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」まで招いてもらえるとは、明日海りおは何と慈悲深い人なのだろう。この幸運に感謝しつつ、フェアリーの最後の物語をしっかりと胸に刻んで来ようと思う。と、その前に、紅ゆずると綺咲愛里のサヨナラ公演となる星組【GOD OF STARS -食聖-】がある。コメディエンヌの紅らしく、楽しくエネルギッシュな舞台になる事を期待している。観劇(23日)まではまだ日数があるので、それまでは気の向くままに更新していこうと思う。
2019.07.01
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