全2件 (2件中 1-2件目)
1
「ようこそここへクッククックわたしの青い鳥」(評価 ★★★★☆ 四つ星) ネットフリックスで鑑賞。日本語ウィキのページは、https://ja.wikipedia.org/wiki/ブルージェイ 20年以上も前(高校時代)に交際していた中年男女の話。二人は今は別の町に住んでいるが、たまたま帰省が重なり地元の商店でばったり再会する。せっかくだしお茶でもとなり旧交を温めてるうちに日が暮れ、二人は男の家へと向かう。 登場人物は基本的に上記の二人のみ。役者はマーク・デュプラスとサラ・ポールソン。 題名のブルージェイというのは彼らが高校時代によくダベっていた喫茶店の名前。鳥の種類(青い鳥)でもある。 感想としては、若い人はこうゆう地味な映画は苦手だろうけど、ぼくは何かと共感できたし、脚本も演技も素晴らしいと思ったので(特にデュプラスさん)四つ星。 ただ、なぜ白黒映画として仕上げたのかは謎。 せっかく緑が豊かそうな景色のいい町で撮影してるのにもったいない。そもそも、白黒すぎて、空の色が夕焼けなのか朝焼けなのか月明りなのかとか不明なもんだから、二人が結局何時間ぐらい一緒に過ごしているのかとかわかりづらかった。
Aug 19, 2024
コメント(0)
「うつるんです」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 本作はこちらアメリカでは先月から劇場公開。日本でも公開されるのかはわからないけど、日本に関係する話なのでいずれ公開されるのではないかと思われ。 1970年ごろのロンドン。アイスランド人男子クリストファーと在英日本人女子ミコが恋仲になるが、ある日ミコが忽然と姿を消す。夜逃げしたのか誘拐されたのか真相は謎のまま、50年の時を経て2020年、クリストファーはミコを探し求めてロンドンそして日本へと旅をする。 あんまり期待せずに気軽に鑑賞しはじめたら、思ったより重くて見応えがあった。東京や広島も舞台になってる。 50年前の場面と現代の場面が交互に出てくるのでちょっと戸惑うものの、そんなに難解でもなかった。 日本人の役者さんたちもけっこうご出演。本木雅弘さんとか中村雅俊さんとか。 ミコを演じたKōki(コーキ?)さんという役者さんについてはビミョー。初めて見るお方だったけど、準主役にしては弱い。特に英語の台詞になると突然ボソボソとした口調になるのが気になった。そうゆう演出なのかもしれないと思って観てたけれど、同一人物の50年後を演じた役者さん(←奈良橋陽子さんという、やはりぼくは初めて見る役者さん)の演技/英語があまりに素晴らしかったもんだからなおさら違和感あり。 本作のこちら英語圏市場での題名は「Touch」(原題はアイスランド語「Snerting」)。連絡する(get in touch)、触る触れるという意味からこの題名になったと思われる。というのも、50年後のクリストファーがロンドンや東京に向かおうとする2020年は、コービッドで世界がパンデミックになったばかりの頃で、気軽に人と(文字通り)接触することなどできなくなっている状態。 そして、彼は周囲ほどに感染を怖がっていないさまも、おそらくこの映画の重要な演出要素。 この点を含め、深読みしようと思えばいろいろできる筋ではあるものの、どーでもいい脇ネタに妙に凝りすぎてて、せっかくの物語の進行に水を差してしまってるという印象。 例えば、主人公が合唱好き、料理人の一人がオペラ好き、みんなして俳句好き、とか細かいネタが次々登場する。 最後の場面で、それらの伏線がきれいに回収されるのかというとそうでもなかった。 で、ぼくの評価としては本作は三つ星どまり。 そもそも、若き主人公がひょんなことから日本料理店を訪ね、そこの娘さんに惚れ、日本語や和食の勉強に励むというくだりが説得力に欠ける。 解決策として、とりわけミコのキャラ設定をもっと明確にすべきだった。例えば、あざとい魔性の女とか異国風/東洋系美女とか、こてこて和風なでしこ娘とか。 彼女の心情の描写が甘すぎて辻褄が合ってないとすら感じる。いつのまにか彼氏と別れてクリストファーといちゃいちゃしはじめ、夜な夜なあんなことやこんなことを営むようになるまで発展するのだけど、そのあたりの男女間の繊細な恋心の機微や燃え上がる感情とかを丁寧に描かなかったもんだから、50年後にふと思い立って老人クリストファーがミコばーちゃん探しの壮大な旅に出るというのが唐突。 設定の問題なのか演技や演出がイマイチなのか、とにかく全体にわたり惜しい。惜しすぎる。名作になり得たかもしれない作品なのにもったいない。 なお、ほろ酔い状態の中村雅俊さんが昭和歌謡「また逢う日まで」をカラオケで熱唱する場面があるのだけど、歌詞の内容がこの映画のネタバレになってるよーななってないよーな。 本作を鑑賞した今日の映画館、予想通り白人のお年寄りばっかり。会場内ではおそらくぼく(←アラフィフ)が一番若かったのではないかと。
Aug 4, 2024
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1

![]()
