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「呑みたくなったらお酒眠たくなったらベッド次から次へと差し出す貴女」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) アカデミー賞候補になっている作品。1970年ごろのメキシコシティのローマ地区が舞台。白人家族に仕える家政師さんが主人公。https://ja.wikipedia.org/wiki/ROMA/ローマ メキシコシティはもともと好きな街だし、実はこないだもちょっと行ってきてますます気に入ったこともあり、激しく期待しまくって鑑賞に臨む。<感想> いやぁ、やられた。パチパチ。素晴らしかった。 こうゆう映画は、フランス、いや日本がお得意のはずではなかったか。小津安二郎さんとか是枝裕和さんとか。てか、「血はつながってないけれども家族同然の人々」を描いてる時点で、「万引き家族」とキャラかぶっちゃってるし。そして、ぶっちゃけ、この作品のせいで「万引き家族」のアカデミー賞受賞はありえないというのがぼくの率直な感想。 前半はだるいのだけれど、どんどん話が展開していって、見事な最終場面で前向きに幕を閉じる。とにかく撮影がお上手。白黒というのも効いてて、イヤミっぽくなってない。 それにしてもこの家政士さん、お若いのに働き者のおいそが氏で、朝から晩までご主人さまたちのために尽くしまくる。だから、せめてわずかな自由時間ぐらいは恋する殿方とのあれこれにときめいていただきたいのに、結局は馬鹿な男に振り回されて、とってもかわいそう。 彼女だけぢゃなく、雇い主である金持ち家族のほうにも不幸が訪れ、思わず同情してしまう。つまり、知らず知らずのうちに、決して上から目線ではなく心からみんなに幸せになってほしいと願いながら観てしまうわけで。 その時代のその土地に生きてない人でも、「あー懐かしい」と感じながら観てしまう不思議な映画。
Jan 30, 2019
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「Kiss & Cry」(評価 ★★★★☆ 四つ星) イギリスBBC制作、全六話。舞台はロンドン。 日本語のウィキはhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ボディガード_-守るべきもの-<感想> いー感じだった。最初の五話は難解すぎたり退屈すぎたりしてムラもあるのだけれど、最後の回で異様に盛り上がる。てか、最後の回だけ単独で観ても楽しめるかも。 主演俳優(リチャード・マッデンさん)がゴールデングローブを受賞なさったとのこと。やや意外だけれど、おいしい役どころではある。過去に傷を抱える地味な用心棒を抑え気味に演じるかと思いきや、禁断の恋に落ちてはご婦人と接吻しまくったかと思うと、怖いお兄さんたちに殺されそうになってしくしく泣いちゃったりもして、確かにしっかり演技なさってた。 非現実的な展開には多少は苦笑するものの、全部で六話と短めの連ドラなのでおススメ。<似たような作品> ナイトマネージャーhttps://plaza.rakuten.co.jp/picardy3rd/diary/201610300000/
Jan 25, 2019
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今日はピアノ奏者N氏とともに、某お食事処にて演奏いたしました。 個人的にピアノとの共演はあまり機会がないので気合いが入ります。しかも今回は結婚式ではないわけですから、短調の暗い曲とか失恋の曲とか縁起の悪い曲とかも、細かいことは気にせずガンガン弾きました。 下に曲目一覧を貼り付けます。ピアノ奏者が休憩してる間は独りでバッハの無伴奏を弾きました。 あらゆる世代の方々に楽しんでいただけるようあれこれ網羅したつもり。個人的には、クィーン「ボヘミアンラプソディ」を弾けたのでご満悦。All By Myself - Celine DionAll Of Me - John Legend Angels - Robbie WilliamsBohemian Rhapsody - QueenHard To Say I'm Sorry - ChicagoHaven't Met You Yet - Michael BubleHonesty - Billy JoelHotel California - The EaglesI Will Survive - Gloria GaynorJe t'aime - Lara FabianJust Give Me A Reason - P!nk Let It Go - "Frozen" Lullabye (Goodnight, My Angel) - Billy JoelMake You Feel My Love - AdeleMoondance - Van MorrisonRainbow Connection - "The Muppet Movie"/Peter CincottiSave The Last Dance For Me - Michael Buble Shape Of My Heart - StingShe - Elvis CostelloSomeone Like You - Adele What I Did For Love - "A Chorus Line"When I Was Your Man - Bruno MarsYou Raise Me Up - Josh GrobanTonight - "West Side Story"Somewhere - "West Side Story"One Hand One Heart - "West Side Story"I Feel Pretty - "West Side Story"Les Miserables Medley無伴奏バイオリンパルティータ第3番よりガボットとロンド、ブーレ、ジーグ無伴奏チェロ組曲第3番(バイオリン編)よりブーレ無伴奏チェロ組曲第4番(バイオリン編)よりブーレ
Jan 20, 2019
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「Marieさんの羊」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 近藤麻理恵氏(現在はカリフォルニアご在住らしい)が、散らかっている家を訪ね、一か月ぐらいかけてKonMari流片付け法を伝授していく。 https://www.imdb.com/title/tt8115560/<感想> 近藤氏は日本でもこうゆう番組をお持ちだったのかどうかよく知らないまま観たのだけれど、氏のキャラにはちょっと驚いた。てか、あまりに穏やかで意外。日本で成功なさっている実業家さまらしいし、てっきり女王様キャラなのかと予想してたのに、強引にまくしてることもないし、上から目線で「このようにおやり」と指示するわけでもない。物腰が柔らかすぎて、こんなんで番組が成り立つのか不安になるぐらい。 氏の特色は、「お片付け」を開始する前の儀式として「床に正座して目をつぶって家にご挨拶」、そして「モノを捨てる場合は手に取って抱きしめて感謝の気持ちを伝えてから処分」の二点が挙げられるかと。 ただ、それを除けば、特筆するほどの画期的な処分/収納テクが紹介されてるわけでもなく、期待外れ。てか、捨てたくてもどうしても捨てられず駄々をこねる人をどう説得して捨てさせるか、そのあたりの彼女のお手並みを拝見したかったのに、みなさん聞き分けがよろしいようで、あっさりお捨てになる。 実際、良くも悪くも、依頼主はみなさん人間的に素晴らしい方ばかり。素直にちゃんと彼女の話を聞いて指示に従う。一般に理屈っぽく、あーだーこーだ言い訳するのが上手いのがアメリカ人なはずだけど、この番組内ではヤラセかと思うほど従順な態度でちまちまお片付け。 それに、計八組の依頼人さんたちは、白人家庭のみならず、非白人とか独り暮らしとか同性どうしとか、何気に厳選されてるなという感じ。 よくできた番組だと思う。膨大な量を収録しただろうに、ばっさりあっさり編集したっぽく、簡素で好感が持てる。もったいぶった嫌味な編集とかが皆無なのは、制作側の自信と余裕か。 こんな番組まで作っちゃうなんて、やはり近藤氏は偉大なお方ということで間違いないっぽい。 個人的には、この番組の成功は通訳のイイダさんによるところが大きいと思う。訳が的確なだけでなく、両者の間で絶妙な橋渡しをなさっている。
Jan 19, 2019
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「ひとりでできるもん」 シューマンの3番に挑んでみたわけで。Vln1 ぼく、Vln2 Y氏、Vla N氏、Vlc E氏。 個人でさらうぶんにはそんなに難曲ではないけど、合わせるのは難しい。拍をどうとらえるか、きちんと意識すべき、が、下手に意識すぎるとかえって逆効果かもしれず悩ましい。 1楽章も部分的にそうだけど、2楽章の前半が特に顕著。これ、例えばピアノ譜にまとめて独りで弾けと言われたら全然問題ないのに、四人で弾くとなるとさぁタイヘン。ゆっくり三拍子ならともかく、小節を一つで数えるほどの速さとなると危うくなる。ま、そのへんがAssai agitatoなんだろうけど。 2楽章後半は一転、Tempo resolutoという部分は、ぼくのお気に入り。←超かっこよい 3楽章アダージオは、特に美メロとは思えず。4楽章は、弓づかいさえ攻略できれば、拍割りの難しさも何とか対処できる。
Jan 15, 2019
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「Not amazing graces」 今日はカルテットの練習日。Vln1 Yさん、Vln2 ぼく、Vla Nさん、Vlc Eさんでハイドンをば。 今までハイドンはいろいろ弾いてきたけど、今日弾いた作品71-1はなんとも不思議な曲という印象。ハイドンらしいとこも見受けられるものの(曲の最後で小粋にまとめるとことか)、全体的には彼っぽくないというか実験的に書かれたのではという感じ。あるいはもしかしたら赤の他人(=幽霊作家)によるものだったりして。 例えば第二楽章の後半。強引に装飾音符が登場しまくるとことか。 そう言えば、「装飾音」って英語ではgrace notesと呼ぶので、なんとなく神がかったありがたいものと錯覚してしまいがち。でも、ここまで乱用されると、はっきり言ってウザい。 ドイツ語とかイタリア語とかでは何と呼ぶのかは不明。
Jan 15, 2019
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奏者:ぼく(バイオリン)、Nさん(ビオラ)、Aさん(チェロ) 今日は、近い将来ご結婚の予定のある方々を対象とした見本市にて、実演営業を行ないました。2019年、2020年のみならず、なんと2021年に結婚なさる予定という方もいらっしゃってました。 このような業界の集いに顔を出すようになって何年もたちますが、最近は本当にいろんいろな方々がお見えになります。異人種間のご結婚とかはもちろん、再婚や再々婚あるいは高齢での初婚なのかお年を召した方々、年の差婚、同性婚など、多くの方々がひっきりなしに訪れてくださいました。
Jan 13, 2019
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奏者:ニコール(フルート)、ぼく(バイオリン)、ロン(ビオラ)、フランク(ギター)、トム(ベース)、ジェリー(ドラムス)、及び教会専属の聖歌隊 教会に足を踏み入れたら、今でもクリスマス装飾のままでした。この教会では12月25日以降もクリスマスを祝い続けるんだそうで、今日のミサをもって正式に祝福終了、とのこと。
Jan 13, 2019
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「夜更けの電話あなたでしょ話すことなど何もない」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) 別れた夫婦と子どもたちの泥沼を描いた作品。子どもを奪われたと感じた父親は、執拗に妻や子に接触を試みる。 日本ではまもなく公開予定。https://julien-movie.com/<感想> いい映画なんだろうけどぼくには今ひとつだった。中途半端。なんの下調べもせずに観て、てっきり、「愛の冷めた夫婦は果たしてやり直せるのか」というお題だと思ってたら違った。 ちょっと気に入った演出としては、「暗闇」の描きかた。灯りを消す点けるという動作を強調して撮られてて、いい感じだった。何かを意味してるのかどうかはわからなかったものの。<題名について> 原題はJusqu'à la garde。ぼくはフランス語わかんないので、何のことやらさっぱり。 英語の題はCustody(養育権)。ま、なるほどという感じ。 日本語の題はジュリアン。息子の名前。この映画は父親目線で描かれてると直感したし、息子の名を題にもってくるのは危険とも思うけれど、商業的には確かに有効かも。じゃないと、こんな地味な映画なんて誰も観ないし。
Jan 13, 2019
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「あしたのためにそのいち、じゃぶ」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 収入が少なく、家族を養うことさえままならない貧乏ボクシング選手が主人公。娘にピアノも買ってあげたいことだしと、金欲しさのあまり、強豪選手の練習台(殴られ役/スパーリング・パートナー)という危険な仕事を引き受ける。 日本語版公式サイト http://makeinu-bigaku.com/<感想> 素晴らしかった。気に入った。 あんまし脚本にひねりがなくて物足りなかったけれども、逆に言えばすっきりしていてわかりやすい。押しつけがましく演出してないので好感が持てる。というのも、もしこれをアメリカや日本のような器用なお国で作ったら、凝りまくった演出で観客を号泣させ、国民を感動の渦に巻き込み興行的に成功する可能性もあるだろうけど、ぼくは感動を押し付けられるのが嫌いだし、この塩梅がちょうどよかった。 そー言えば子どもの頃は「あしたのジョー」とかは好きだったくせにボクシングのことは詳しく存じないので、有名選手の「稽古用殴られ係」というのが栄誉ある職なのか屈辱的なのかはナゾ。音楽業界でいうところのコレペティさんみたいな重要職かと思われる。 この作品で一番難しい役どころは、ずばり主人公の娘。この女優さん、お若いのに演技がお上手。父が大衆の前で殴られてるのを複雑な思いで観戦する。 ちなみにこの娘さんってば、前半のピアノの稽古の場面ではバッハのメヌエットもろくに弾けてなかったくせに、後半いつのまにかショパンのノクターン弾きまくってるという設定にはさすがに無理があった。この子、上達速すぎるんですけど。
Jan 6, 2019
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「馬鹿言ってんじゃないよお前のことだけは一日たりとも忘れたことなどなかった俺だぜ」(評価 ★★★★☆ 四つ星) フジテレビが作った2015年放映作品を鑑賞。走行中の列車の中で起きた殺人事件を、たまたま乗り合わせた名探偵が解決に挑む。アガサクリスティ様原作の舞台を昭和初期の日本に再設定、脚本は三谷幸喜さん。 公式サイトは、おそらくここ https://www.fujitv.co.jp/b_hp/orientexpress/index.html<感想> 第一部と第二部に分かれていて、かなりの超大作。細かいとこまで興味深く観られた。特に第二部は発想がお見事。なぜ彼は殺されなければいけなかったのか、彼を長年憎みつづけていた人物の周到な完全犯罪づくりの過程が描かれる。 容疑者が12人もいて豪華な配役ではあるのだけど、ぶっちゃけた話、演技の上手い人と下手な人が一目瞭然。富司純子さんや西田敏行さんらの見事な演技には感嘆する一方で、なんだか残念な役者さんもいてもったいなかった。探偵役より容疑者役のほうが演技が難しいのはもともとわかっていたはず。何とかならなかったのか。 こうゆう企画は当たり外れがあるだろうけれど、テレビ局側はただガチャガチャやかましいだけのバライエティ番組ばかりに製作費をつぎ込むのをいい加減にやめて、もっと世界を見据えて制作する時代が来ているはず。このように映画ではなくテレビ用として制作されてしまうと国際市場で視聴される機会は少ないのも事実で、ぼくもこの作品の存在になかなか気づかなかったけど、もっと多くの人が観るに値する作品だと思ったわけで。
Jan 3, 2019
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「夫のお父とオットット」(評価 ★★★★☆ 四つ星) フランス産のおバカ系コテコテ喜劇を観た。←実は嫌いぢゃないし 買ったばかりの新車に乗って旅に出かける家族の話。運転中に車が制御不能になり、減速できない状態で高速道路を暴走しまくる。 日本の公式サイトは、https://gaga.ne.jp/bon-voyage/<感想> どうやって撮影したのか知らないけれど、まじで手に汗にぎりながら観てしまった。 家族それぞれがいいキャラしてて、特に祖父役のおじーちゃんは笑えた。 あと、父親役の役者さん、ぼくは予告編を観たとき、てっきりロバートダウニーJrさんだとばかり思ってて、ふーんフランス語もおできになるんだーすごいなーとか思ったのだけれど、よく観たら全然違う人だった。 さて、このテの映画はゲラゲラ笑えることが大前提ではあるけれど、さらには、いかに小ネタを散りばめて伏線を張り、うまく話をまとめていくかというのが重要。小ネタが多すぎたり難解すぎると逆効果だけれど、本作品はビミョーに絶妙だった。最後にEtta Jonesの名曲「アト・ラスト」が流れるという演出もツボ。
Jan 2, 2019
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「いなせだね渚まで噂走るよメっ」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) フランス産おバカ系ドタバタ喜劇を観た感想をば。 浮気とかのようないけないことをする人を顧客とする「アリバイ.com」社のお話。南仏沿岸カンヌを舞台に、ウソにウソを重ねて収拾つかなくなってパニクりつつも、自身の恋の成就に向けて奔走する男が主人公。<感想> あまりにくだらなすぎてゲラゲラ笑った。小ネタ大ネタ、何が何だかわからないんだけど笑える。 このフィリップ・ラショーさんというお方はすごい人であるのは確かだと思う。監督も脚本も主演も全部やってるみたいだし。 彼の作風には既に飽きてきたけれども、次回作があるならなぜかまた観てしまうよーな気がする。嫌悪感を抱く一歩手前の絶妙なくだらなさというか。<似たような映画> 「真夜中のパリでヒャッハー」と「世界の果てまでヒャッハー」
Jan 1, 2019
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