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前に北京に駐在していたとき、出張である地方都市(省都)の郊外で車に乗っていたときのことです。だいぶ前方に鉄道の踏切が見えてきました。踏切手前でずっと車が渋滞しています。まあ踏切の手前なのでしょうがないかと思っていたら、全然車が動きません。
遠巻きに踏切の方を見てみると、片側3車線くらいある道路なのに、両側から無理やり入ろうとして、ちょうど踏切を挟んで6車線の車が対峙しているような状況にありました。結局一番端っこの車線のさらに横の方から少しずつすり抜けるような感じで動いていましたが、これにはあきれました。
普通、常識的に考えて両側から無理に入ってきたら動けなくなることは人間であればわかると思いますが、「並ばない」「譲らない」の中国人の典型的本質を見たような気がしました。猿でさえ、透明なつい立の向こう側にある果物をとるのに、何回か経験を積めば遠回りしてとりに行くことを学習します。失礼ではありますが、猿以下だと思いました。そのとき同行していた日本に何度も来たことのある有能な女性通訳も、「誰都不譲誰!」とあきれていました。めったに列車が通らない踏切だったのでよかったですが、危なくてしょうがありません。このような初歩的な危険の察知もできないというのは、人としてまずいのではないかと思ったりしました。
もちろん、同行していた通訳のように、ちゃんと分かっている人はいます。でもまだまだ多数の中国人がこんな感じで、最近は罰金などで無理やり何とかなっているところはありますが、分かっている人もその他大勢に迎合して行くしかない悲しさがあります。分別のある中国人はそういう問題ある人を見ると、「素質不好」=人間の質が悪い、という差別的言い方をよくします。そういうことを国を指導するレベルの人たちなどは分かっているはずですが、そういう何も分かっていない人を動員して文革とか、最近では反日運動とかに利用しているわけです。
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青空の北京 2013.02.03
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