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志 錬年度の最終日を迎えた。この一年の自身を振り返る。最善を尽くせたのであろうか・・・しかし、最善とは、自己満足であってはならない。自他共に認めてこその最善ではないかと感じている。それを考えれば、決して最善を尽くせたとは言えない。ならば、新年度からの自分の置かれた立場において最善を尽くそうと決意した。名を成すは、常に窮苦の日に在りて、 事を腐らず多く得志の時に在る。新たなる、環境の一年の中で、新しい何かを見出してみたい。そして、次なる一年に繋げて行きたい。まだまだ、人生、先が長い。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 事前にご案内させていただいておりますが、クラブの指導体制が変わったのを機会に、クラブの指導者として、この1年綴ってきた、このブログのスタイルも変えたいと思います。今後、少なくても1年間は、クラブに関する書き込みは一切致しません。全てが、クラブとは無関係の書き込みのみとなります。現在のブログのスタイルを気に入ってくれてご愛読していただいてきた皆様には、大変申し訳なく思いますがご理解いただきたく存じます。「DISTANCE-道のり-」は、明日、4月1日からは、リニューアルしての継続となります。毎日更新して来たスタイルを含めて変わりはしますが、宜しければ引き続きお付き合い下さい。
2008.03.31

さぁこの1年を振り返っての後編です。月1回以上の強化企画は、継続して自分自身に課してみました。10月8日市主催のスポーツ教室(合同練習会)に引率しました。前晩のオヤジ会で、二日酔い気味でした。ゴメンね10月15日第2回オヤジ柔道を開催。でも、やはり、オヤジの参加は、レギュラーメンバーだけでした。対して、子供達は、e-judo先生が20人もの子供達を引き連れて参加してくれたこともあって、多くの参加となりました。11月3日第3回オヤジ柔道を開催。って言うか、レギュラー組のオヤジも都合で参加できず、ますます、オヤジの参加が少なく、完全に子供達の稽古になってしまいました。11月11日午前中は、年1回の昇級審査会でした。そして、午後からは、昇級審査会に参加した4団体での合同練習。ホストとして稽古を仕切りましたが、なかなか良い稽古になったと思います。11月18日まさひー先生が前監督の道場主催の大会に初出場。強豪道場が参加する中、低学年チームが、見事に3位になりました。11月25日この日は、大会が重なりました。私は、昨年に続き、団長先生のクラブが主催する大会を引率しました。昨年は、入賞ゼロでしたが、今年は、複数の子達が入賞しました。12月9日雄三先生の出身高校で行なわれた第2回大会。団体戦は、年度末に開催される全少県予選を意識して学年落ちで出場しました。結果、伏龍先生のクラブに勝利し、3位になりました。5月5日の大会のリベンジでした。12月24日隣県のスポーツ少年団交流大会に参加。近隣各県を代表する様な、強豪道場のみが出場しました。うちのクラブだけが場違いでした・・・が、例えようのない価値ある大会でした。同時に合同練習会も開催され、参加した子供達は、確実に成長しました。指導員A先生には、延々と審判をしていただきました。12月29日私と息子達が毎年実施している年末年始の早朝自主トレへの参加を呼び掛け近所の公園で実施しました。何人の子供達が集まるのかと思いましたが、多くの子供達が集まってくれました。12月30日合同自主トレ二日目です。昨日に引き続いての二日目です。冬だと言うのに坊主頭から湯気を上げて頑張ってました。12月31日合同自主トレ三日目です。三日目にもなると、筋肉痛の子も居たかなそれでも、みんな頑張ってました2008年1月1日合同自主トレ四日目です。元旦の朝からトレーニングをすることで、否が応でも心が引き締まりました。1月2日合同自主トレ五日目です。毎朝、6時30分に公園に集合してのトレーニングでした。1月3日合同自主トレ六日目です。子供達にお付き合いで、多くのお父さん達も参加しました。オヤジ柔道で実現できなかったシーンです。1月4日合同自主トレ七日目です。とうとう、早朝から公園で行なう自主トレは最終日となりました。良くやった1月5日自主トレの最終日は、伏龍先生のクラブを招いての合同稽古を実施しました。たかの先生、京太郎先生が何人かの子供達を引き連れ参加してくれた他に、他県から、あぅ~さん、ゆんさんのお子さん達も個人で参加してくれました。また、4人の子供達が、自主トレの皆勤賞でした。1月13日鏡開きの後に強化稽古を開催しました。餅をお腹一杯に食べた後でしたので、ちょっと心配でしたが、みんな頑張りました。2月16日中体連の先生にお願いして市内中学の合同練習に参加させていただきました。2月23日市内中学の合同練習に参加させていただきました。間もなく、中学生の6年生と全少予選のメンバーの参加でした。3月8日通常の稽古日でしたが、かめ先生の道場の子供達を招いての合同稽古となりました。いや~、女の子パワーに圧倒されちゃいました3月16日京太郎先生、フクシマ先生の道場を招いての合同稽古となりました。なかなかの盛り上がりを見せました。3月20日休日でしたが、全少前、最後の強化企画の稽古となりました。私にとっても、最後の強化企画の稽古であり感慨深いものでした。3月23日 其の一、其の二、其の三、最終回全少予選 嬉しい3位 悔しい3位 でした。子供達、ご父兄の皆さん、私達指導者にとって新たなスタート地点に立った時でもありました。毎週、火曜日と水曜日の強化稽古(居残稽古)と土曜日は、少年部稽古~強化稽古(居残稽古)にほぼ、全日参加しました。また、月1回以上の強化企画も何とか実現させました。正直、最善を尽くせたかと自問自答すれば、決して最善ではなかったと思います。しかし、自己満足なれど、そこそこは出来たのかなと思います。また、私の自己満足をご父兄の方々へ押し付けてしまったことも多々あった様です。申し訳ありませんでした・・・よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.30

クラブの少年部指導者として綴るのも、残すところ3回となりました。(指導者を辞めるって意味じゃないよ)そこで、平成19年度の1年を振り返ってみたいと思います。今日は、上半期の4月から9月までを振り返ってみます。4月1日 雄三先生の出身高校主催の第1回大会へ出場しました。な、な、なんと、次男が個人戦で初優勝でした。試合の後は、参加チームによる合同稽古となりました。4月15日市内の高校、中学、小学生(高学年のみ)が一同に会しての合同練習会でした。HORY先生から、参加者全員へ寝技における向かい合った状態からの、下から攻めるパターンの指導をしていただきました。4月30日全国小学生学年別柔道大会の支部予選でした。小学5年生、6年生にとっては、全国大会に出場するための入口です。県大会への出場権16枠の内、7枠を獲得できました。5月3日 講道館で開催された大会。アップの時から、ダラダラ感があって、結果も芳しくありませんでした。この辺の精神面が課題なんだと思いました。5月5日島ちゃん先生のコネで、隣県の道場が主催する大会に出場しました。前々日のアップとは異なり、意識を高まることができました。結果、団体戦は、キャプテンの活躍で地元の強豪道場を倒しました。が、伏龍先生率いるチームに敗れ、3位でした。5月13日某地域柔道連盟の合同練習会に参加しました。雄三先生のはからいで参加できたのですが、多くの子供達から、たくさんの刺激をいただきました。6月17日 全国小学生学年別柔道大会の県予選でした。そして、クラブ初の全国大会出場をキャプテンが達成してくれました。また、3位も1人出すことが出来ました。6月24日鬼軍曹先生がクラブの子供達を引き連れて来てくれ合同練習会を開催しました。さすがに鍛えられていて、キビキビ動く子や、粘り強い子が多く目に着きました。7月1日 マルちゃん杯ブロック予選。なんと、全国大会(全日本選抜少年柔道大会)の出場権を獲得しました。6月17日にキャプテンが個人戦で全国大会を決めたのに続いて、団体戦でも全国大会への出場を決めました。7月28日雄三先生が近くの柔道場を借りてくださり、私達を招いてくれました。合同練習では、雄三先生のところの子供達が前月よりパワーアップしており向上意欲が高まりました。7月30日・31日junko先生がクラブの夏合宿を企画してくれました。これは、クラブにとって、非常に画期的なことだったと思います。実現させるまでのご苦労を是非、子供達には判って欲しい。感謝して欲しいと思いました。私は仕事で参加できませんでしたが、みんな頑張ってきました。一回り成長したかな?8月5日日本武道館で開催された全日本少年武道錬成大会(柔道)に出場しました。全国トップレベルの道場との対戦で、実力の差を見せつけられると共に、「いつかは必ず!」と言う闘志も漲りました。8月17日 全国大会を控えたキャプテンの壮行稽古になりました。3月11日に出稽古させていただいた団長先生もクラブの子供達を引率して参加してくれました。8月20日なんと、全国大会(全国小学生学年別柔道大会)でキャプテンが3位に入賞しました!日頃から努力しているとは言え、立派な戦績でした。9月10日全国大会に向けての追い込みと、父親と子供達の柔道交流の場を作ろうと考え、第1回オヤジ柔道を企画、開催しました。でも、オヤジの参加が少なく、ちょっと、残念でした。9月17日全日本選抜少年柔道大会(全国大会)でした。全日本少年武道錬成大会(柔道)に出場したときも体感しましたが、私達は、まだまだ、甘いと言うことを実感した大会でした。来年は、また、この畳に立って、まずは、1勝を上げさせたいと誓いました。前年からの私が自身に課したのは、毎月、何らかの強化企画を実施することでした。4月から、1回以上の強化企画を実施することが結果的に出来ました。それが実ったのかは判りませんが、上半期としては、全日本選抜少年柔道大会(全国大会)への出場が区切りとなりました。ここで敗れた悔しさを、みんなが噛み締め、これから如何なる意識で、何をしなければならないかを各々が意識できました。正にスタート位置に立ったとも言えました。《後編へつづく》よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ ※月日が違っているかもしれません。確認して修正します。
2008.03.29

このブログを開設したのが、2007年4月1日、桜が満開の頃だったと想います。今月末で丁度、1周年となります。この年度末は、私にとっても、このブログにとっても大きな節目となります。私としては、クラブにおける指導者の立場が変わります。実質的には、25日の稽古から変わりました。これまで、全少県予選あるいは、マルちゃん杯などの全国大会予選突破を目標にエンジン全開で活動して来ました。それが、23日に開催された全少県予選を終えたのを機に、一歩退いた立場になりました。正直、気持ちがポッカリと空いた感じです。すごく物足りない感じがします。25日と昨日の稽古にも参加してみましたが、何か違います。何だろうそして、稽古から帰宅して感じたこと。すごく、だるさを伴う疲れを感じました。乱取なんて、何本もしていないのに・・・指導者である以上、指導することも大切なのですが、もう少しの時間は、落ち着いて、自分を見つめ直しながら、何かを探ってみよう思います。そして、このブログも、4月1日から、指導者としての日記ではなく、個人の雑感を綴る日記にリニューアルします。リニューアルのカウントダウンです。あと、3日。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.28

《其の三全国少年柔道大会県予選の準決勝。ここまで来たら優勝したい。ここまでの戦績は、2回戦3-1、3回戦5-0、4回戦3-1、準々決勝2-1で勝ち上がりました。一戦一戦、子供達がチームワークで戦っていることが伝わって来ます。特に準々決勝の戦いは、感動ものでした。そして、優勝までには、あと2回、勝たねばなりません。こいつらなら、やってくれるんじゃないかあの強敵を倒したのだから準々決勝戦の勢いに乗って勝ち進みたいところです。準決勝の相手は、昨年の優勝チーム。いかなる大会でも、必ず優勝に絡む、百戦練磨の全国大会の常連チームです。テクニックや経験からすれば、圧倒的に私達を上回っています。特に先鋒の子は、学年落ちながら、全国レベルの実力を持つ子です。何度か稽古を共にしたことがありますが、1学年の差など物ともしません。勝負の分かれ目は、正に先鋒戦です。しかし、こちらの先鋒も勢いに乗っています。“本能”の男に期待を託します。試合開始。まず、体が大きい分、力で相手の方が勝ります。加えてテクニックも上手です。何とか凌いで欲しいと願いました。途中。四つんばいになった時に、脇を取られて返されそうになりました。体の柔らかい子ですので、返らないとは思いましたが、肩関節を取った状態になっています。審判に訴えましたが、全く受け付けてもらえず、時間だけが経過します。それでも、やっと、「待て」が掛かりました。肩が、ちょっと、心配です。その後、少しもつれた後、今度は簡単に抑えられてしまいました。後で聞きましたが、やはり、肩関節が痛かったと言います。・・・審判へのアピールの仕方まで教えてませんでした、、、そこからです。常勝チームが、常勝チームたる所以です。次鉾戦。取れない相手ではありません。ここでキチンと返して、イーブンにしたいところです。相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。・・・立って、相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。・・・立って、相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。・・・立って、相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。・・・立って、相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。・・・2分間、10回以上、こればかりでした。何もさせてもらえませんでした。引き分けです。中堅戦。取れない相手ではありません。ここでキチンと返して、イーブンにしたいところです。相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。・・・立って、相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。・・・立って、相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。・・・立って、相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。・・・立って、相手の子は、片手を取ったら、もう片手を取るか取らないかで背負投を掛けて潰れます。そして、四つんばい状態。待て。2分間、10回以上、こればかりでした。何もさせてもらえませんでした。引き分けです。中堅戦を終えて、0-1のままです。副将戦。今大会。好調の副将です。ここは、攻め込んで勝利して欲しいところです。ん~、技がなかなか出ません。相手の子の防御が見た目よりも厳しかったようです。結果、引き分け。もう少し、積極的な柔道をして欲しかったのですが、むしろ、相手の子の防御技術を誉めるべきでしょう。そのブロックを掻い潜って技を出す技術を教えていなかった私の責任です。大将戦。最後の期待を大将のキャプテンに賭けます。序盤。あっ 準々決勝で見せた返し気味の小外刈が炸裂 ・・・ん~、惜しい腹ばいでした。それでも、次鉾から副将までと違って、相手の子も攻めてきますし、勝機があります。ガンバレキャプテン同点に持ち込んで、代表戦だが・・・相手チームは、引き分けの作戦に出たようです。徹底して、腕を突っ張ってきます。何とか攻めるキャプテン。さらに寝技にもつれ、時間が無駄に経過してしまいます。審判もなかなか待てを出してくれません。刻々と・・・時間が経過します。・・・無情にも、タイムアップ・・・引き分け。結果です。0-1で敗れました。勝つところで、キッチリと勝つ。取った得点は、キッチリと守り抜く・・・正に常勝チームの強さを見せ付けていただきました。その後の決勝戦ですが、私達が戦ったチームが、3-0で勝利した様です。おめでとうございます。全国大会でも頑張って欲しいと思います。試合中、興奮して失礼なことを口にしていたかもしれません。何卒、お許し下さい。もう少しでした。そして、そのもう少しが、数字以上に、難しいもう少しなのだと実感しました。クラブとして、この大会で3位に入ったのは初めてだと言います。正に、子供達の努力とチームワークで勝ち取った栄光だと思います。対して、優勝できた実力の子供達を、優勝させてあげることが出来なかったのは、監督である私の責任です。本当に、みんな、ごめんなさい。試合後、メンバーの中から選ばれた優秀選手「さわやか賞」は、キャプテンでした。よくぞ、ここまで仲間をまとめて頑張ってくれました。これから1年。仲間のために、そして自分自身のために頑張ってくれよそして、選手だった子も選手になれなかった子も、今回の嬉しさも、悔しさも忘れないで欲しい。そして、次へつないで欲しい。君達の「道のり」は、まだまだ、続くんだから-完-よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ 其の一から四回に渡る連載にお付き合いいただきありがとうございました。3月31日の日記に、これまでの指導者としての想いを最後に綴り、4月1日より、このブログ「DISTANCE -道のり-」は、少年柔道の指導者としてのスタイルから、個人雑感のブログとします。スタイルは変わりますが、引き続きご愛読いただけると幸いです。
2008.03.27

《其の二全国少年柔道大会県予選。いよいよ、ベスト4を賭けて、下馬評では、県下最強と目されるチームとの対戦となります。体重的にも、相手チームの方が上回っています。特に先鋒の子は、学年落ながら、その学年では、県下トップクラスで重量級です。また、長身の大将の子の実力も、県下トップクラスです。こちらとしては、先鋒を引き分けて、次鋒、中堅で取って、後ろに託したいところです。先鋒戦。先鋒の子は、私をいつも悩ませてくれる子の一人です。簡単なことを教えても出来ないのに、難しいことは出来てしまったり・・・今回も変に策を与えたところで、もう手遅れ・・・とにかく、この子の“本能”に任せるしかありません。年下ながら難敵相手に、どの様な戦いをしてくれるか・・・・・・試合が始まりました。あっ 見事な内股で一本勝ちです。「おまえ~、内股なんて、稽古で練習しているか」とにかく、この子の柔道は予想がつきません。嬉しい、本当に、嬉しい誤算です。とにかく、貴重な、勝利をもたらしてくれました。本人もあまりの好感触に嬉し泣きです。しかし、決して優位に立った訳ではありません。何とか、中堅を終えるまでに、2-0で折り返したい・・・。次鋒戦。攻め切れませんでした。引き分けられてしまいました。しかし、中堅は頼りになるポイントゲッターです。病み上がりとは言え、勝てない相手じゃありません。・・・終始、一方的に攻め続けます。相手の子も分けるために必死です。諦めずに、残り少ない時間でも攻め続けます。あっ 相手の子が、これまで見せなかった巴投を繰り出します。宙に舞いました。寸でのところで体を捻って、技あり。そして、まもなく時間切れ。残り数秒のところでした。これは責められません。巴投の対応策なんて、教えてません。逆に良くぞ、技ありで留めました。ここは、最後の最後に賭けて、巴投を出した相手の子を褒めるしかありません。・・・仕方ありません。それでも、まだ、1-1で内容でリードしています。残るは、副将と大将。大将は、相手チームのポイントゲッターです。好調の副将に勝利を託しました。しかし、良く攻め、良い柔道をしてくれたと思いますが、結果は、引き分け。1-1の内容リードのまま、大将戦へ・・・正直、実力的には、相手の子の方が上です。普通に戦えば、勝てる相手ではありません。引き分ければチームは勝利しますが、引き分ける術を教えてません・・・。大将のキャプテンには、「とにかく気持ちで負けるな」とだけ告げて送り出しました。あとは、信じて、結果を待つのみです。2分間の戦い。キャプテン。持てる力を出し切りました。序盤、腰の重さを活かして返しに近い小外刈で有効その後も、とにかく気持ちを切らしませんでした。結果・・・優勢勝。個人戦なら、序盤の有効がなければ、相手の子に旗3本だったでしょう。でも、キャプテンは、最後まで、チームのために気持ちを切らさずに頑張ってくれました。2-1で僅差勝利です。本当に、相手チームの皆さんには、良い試合をさせていただきました。ありがとうございました。3位以内確定です。次は、いよいよ昨年の優勝チーム。県下では、毎年、優勝に絡む常勝チーム、全国大会の常連チームとの対戦となりました。最終回へつづく》よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ ※3連載で終えるつもりが、納まらなかった。
2008.03.26

《其の一全国少年柔道大会県予選。参加は、県下で活動する全73チーム。昨年のベスト4がシードとして、トーナメントの四隅を陣取ります。一回戦があるのは、18チームの9対戦のみです。私達は、2回戦からのスタートとなりました。初戦は、なんと、友好的にお付き合いさせていただいている団長先生のチームとの対戦でした。何度か合同稽古をさせていただいているだけに、やり難かったのですが・・・そこは勝負です。遠慮せずに、吼えさせていただきました。先鋒戦の相手は、背負投を得意とする動きのキビキビした子。何とか、スピードを封じて有効を取ることが出来て先制です。次鋒戦は、互いにポイントゲッター対戦となりました。相手は、女の子ながら県強化選手です。なかなか、良い勝負を見せてくれました。しかし、勝ちにこだわる気持ちが相手の子の方が上回ってました。抑えられて敗れ、1-1ですが、内容でリードされてしまいました。しかし、中堅、副将で一本勝ち。大将は、攻め倦んで引き分け。3-1の発進となりました。先鋒がしぶとい相手から貴重な先制点を挙げてくれました。体調不良で2kgも体重が落ちてしまったポイントゲッター中堅がキチンと役割を果たしました。なかなか調子が上がらず、苦しんだ時期を新しい技を覚えることで乗り越えた副将が頑張ってくれました。続く、三回戦の相手は、メンバー不足から次鋒を欠く4人のチームでした。結局、5-0で勝利。4回戦は、いよいよ、シードチーム(昨年3位)との対戦です。このチームのこれまでの戦いを見ての感想です。先鋒、次鉾、中堅の子達の柔道スタイルは全く同じ。とにかく、相手を引き出しての背負落のタイミングが非常に上手い。迂闊に出てゆくと、担ぎ落とされてしまいます。対戦する子達には、この背負落のタイミングを教え対策を授けました。ところが・・・先鋒戦。序盤で迂闊にも、出てしまいました。そこを担がれてしまい有効。そのまま、優勢負けを喫してしまいました。流れが悪いまま、次鋒戦。やはり、下がって、下がって、背負落で攻めてくるパターンです。とにかく潰さないで、立技勝負に徹させました。途中、下がる相手の子は、何度か場外に逃れます。結局、場外注意。苦しくも優勢勝ちで、1-1のイーブンとなりました。中堅も先鋒、次鋒と同じタイプの子でしたが、何とか捕まえてくれました。抑え込んで一本勝です。2-1でリード。副将で取って決めたいところでしたが、ここは引き分け。大将戦、キャプテンにつなぎます。・・・キャプテン。気合の入った良い仕事をしました。引き分けでも勝ちでしたが、守らずに攻めてくれました。結果、一本勝ち。結果、3-1で勝利。昨年のように絶対的なポイントゲッターがいない中、互いに助け合って戦っています。選手ではない子達の声援も、大きな後押しになっています。正しく、チームワークの勝利です。この大会の最低目標は、ベスト4。そして、いよいよ、ベスト4を賭けて、優勝候補筆頭チームとの対戦となりました。其の三へつづく》よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ ※試合に集中してましたので、ビジュアル部長に結果を確認して綴っております。(笑)
2008.03.25

昨日は、今年度の最終戦となる全国少年柔道大会県予選でした。年度最終と言っても、事実上は来年度のメンバーで戦います。先鋒、次鉾は、小学5年生(現4年生)、中堅、副将、大将は、小学6年生(現5年生)を体重の軽い方から並べる5人制の団体戦です。優勝チームは、5月5日に講道館で開催される全国大会(本戦)への出場権を獲得できます。そして、私にとっても、指導者としての節目となる大会となりました。先日も報告させていただきましたが、このブログも今回を最後に指導者としての立場で綴ることを止め、一人の柔道家としてのものにスタイルを改めます。しかし、今回の大会は、私にとっては、あまりにも意味の深いものになりました。結果、今回1度で全てを語れません。よって、何回かに分けて綴ってみたいと思います。まず、試合前の状態です。昨年、12月24日に、今回の戦いを想定した大会がありました。私達は、この大会にレギュラー2人を欠いた状態で挑み、その手応えから、県3位は狙えると確信していました。そして、その後、その大会で私達が勝利したチームの一つが、県で優勝し全国大会の切符をつかんだと聞いたのです。つまり、私達が県の代表になっても不思議ではないと言うことでした。私としても、稽古で子供達を追い込み、何とか全国大会の切符をつかんで欲しいと願いました。しかし、難しいもので、ポイントゲッターの子が大会2週間前から嘔吐下痢でダウン。新キャプテンもまた、大会1週間前に左肘靭帯負傷。花粉症で、なかなか稽古に集中できない子など・・・なかなか、調整は上手く行きませんでした。それでも、嘔吐下痢でダウンしていた子のご両親には、体力回復に努めてもらいました。肘を怪我したキャプテンには、試合当日の朝にも、テーピングをして上げました。稽古でも父兄からの苦情覚悟で、吼えまくりました会場でのアップ。団体戦の選手、個人戦の選手(小学2年生、3年生、4年生)のほかに多くの仲間が道衣を着て駆けつけ、一緒にアップを行ないました。チームワークの象徴的な姿でした。2回戦からスタート。泣いても笑っても、試合は、間もなくです。初戦の相手は、何度か合同稽古もしている友好チーム。団長先生のチームとの対戦となりました。其の二へつづく》よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.24

昨日は、クラブの小学6年生卒業大会でした。これを最後に、13人の子供達が、クラブの少年部を卒業して行きました。今後も継続してクラブの稽古に参加する子も居るでしょうが、中学校の勉強や部活動の影響から、ほとんど、顔を出さなくなる子もいるでしょう。寂しくなりますが、みんな、新しい生活の中で頑張って欲しいと思います。また、これを機に来年度からの指導の新体制が発表されました。これまで、強化稽古を中心に“森を見る”立場で仕切らせていただいていた私ですが、明日の全国少年柔道大会県予選を最後に立場が変わります。25日の稽古からは、監督にjunko先生、ヘッドコーチにHORY先生が就きます。私は、他の先生と一緒に、この二人の先生を補佐する“樹を見る”立場となります。今後は、新たな立場で、指導に携りたいと思います。また、これを機にこのブログのスタイルも変えたいと思います。これまでの「少年柔道の指導者」の立場から綴って参りましたが、今後は、「単なる柔道家」としての立場で綴るブログに切り替えたいと思います。指導者としての日記の最後は、今日の試合を経ての明日の書込みを最後にします。今のスタイルを楽しみにして訪れてくれていた方々には申し訳ありません。これまで、本当にありがとうございました。そして、リニューアル予定のブログも、また、よろしくお願い致します。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.23

スウェーデンのイエーテボリで開催された、フィギュアスケートの世界選手権。注目は、女子の安藤美姫選手と浅田真央選手の二人でした。昨年は、安藤選手が優勝。浅田選手は、規定のショートプログラムでの失敗が最後まで尾を引いてしまった結果でした。さて、浅田選手ですが、問題の規定演技は、僅かな差で2位。しかし、課題演技をクリアしたことで表情が明るくフリーの演技での逆転に大いに期待が持てました。対して、安藤選手。連覇が懸かっていましたが、練習中にふくらはぎを痛めたまま強行出場していましたが、フリーの演技前に棄権してしまいました。残念ですが、そうなると浅田選手の初優勝に期待が高まります。大会第3日目の20日。浅田選手の演技は・・・ところがフリーの演技の序盤に「えっ!」っと思うほどの大転倒。ジャンプの着氷時ではなく、ジャンプする前の準備段階でつまづいた感じでした。あまりの衝撃的な転倒シーン。途中で演技を投げ出してもおかしくない程のアクシデントでした。本人の精神的な衝撃は、当然のことながら見ている私達以上のものだったに違いありません。ところが、その後、解説者も舌を巻くくらいの完璧な演技。序盤のミスの悪影響など微塵も感じれませんでした。そして、・・・ライバルのミスも手伝って逆転の優勝、金メダルです。ミスは犯さないに越したことはありません。しかし、犯してしまったのであれば、それは既に過去の出来事でしかありません。悔やんだところで、取り消しは利きません。ならば、これからで、取り返すことを考える、取り返すべき行動をする。過ちを犯した現実を認めはするが、過去の失敗を引きずることなく、最善の方向に立て直す。再構築する。浅田真央選手は、僅かな演技時間に、それをやってのけたのだと想います。素晴らしい。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.22

今日の四字熟語武運長久 ぶうん-ちょうきゅう「戦いにおける良い運が、長く続くこと」長男ですが、昨年9月に顎の骨を骨折して以来、噛み合いません。三角筋肉離、膝靭帯損傷、成長痛、肺炎、中耳炎・・・現在は、月末に近代柔道杯が控えていたにも関わらず肋骨(ろっこつ)にヒビが入っている状態です。さすがに落ち込みも相当のもので、苦しいときの神頼みではありませんが、“厄払い”にお参りに行きたいと嘆願してきました。私自身もあまり神頼みをする方ではありませんが、今度ばかりは別でした。ならばと思い、予てから、一度、行ってみたいと思っていた「鹿島神宮」に行くことにしたのです。「鹿島神宮」と言えば、武芸の神様として有名です。クラブが利用する道場の正面にも、「鹿島大明神」と「香取大明神」の掛軸を掲げ奉られております。午前中の強化稽古を終えてから、雨の中、高速道路で片道2時間弱。肌寒い参拝とはなりましたが、今回の参拝が、災い転じて、“武運長久”になることを強く祈りました。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.21

通常、月1回、臨時に行なう強化稽古ですが、今月は、大切な試合が控えていることと、2月に行なえなかった分を3月に補填しました。そして、16日に引き続き、今日が、強化稽古となりました。今日の稽古では、想うところがあり、稽古の合間の休憩時間に、子供達へ用意していたプリントを配って話しをしました。以下は、ほぼ、プリントの原文のままです。柔道の教え柔道は、嘉納治五郎(かのう じごろう)先生によって、つくられました。その嘉納先生が、二つの標語を掲げられています。「精力善用」 せいりょく ぜんよう力くらべでは、力の強い相手には絶対に勝てません。柔道は、力くらべではありません。いまは、「柔道の理論=基本」をシッカリと身につけましょう。勝つためのテクニックよりも先に基本をおぼえましょう!「自他共栄」 じた きょうえい柔道は決して一人ではできません。同級生、上級生、下級生、先輩お父さん、お母さん、おじさん、おばさん先生方このクラブの仲間を大切にしてください。挨拶をしましょう!大きな声を出しましょう!「チームワーク」を乱すような子は、柔道をする資格はありません。One for All , All for One「一人は皆のために、皆は一人のために」柔道には、「それ」があるからこそ柔道と言うものがあるはずです。 柔道の基本とは、 「柔道が柔道であるために欠かせないこと」だと考えております。 また、勝ちたいからと、目先の欲に駆られて、チームワークを蔑ろにする行為は、結局、自分自身の成長を妨げる結果になるのではないかと強く想います。子供達の心に、どれだけ伝わったかな・・・仮に伝わらずとも、これからも、継続して伝え続けて行きたいと想います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.20

私が勤務する会社の期末は、3月です。そして、私が携わる仕事の中でも重要な位置づけにあるのが中期経営計画の編成です。新年度を迎えるに当たって、今年に入ってからと言うもの新年度からの3ヵ年・中期経営計画の編成作業にバタバタしていました。今期の業績ですが、下期に入って経済情勢が乱れたものの、売上、収益とも創業以来、最高の数字を上げることが出来そうです。問題は、来期以降です。建築業界は、改定建築基準法問題によって混乱しました。米国のサブプライム問題で発した円高・ドル安傾向には、底が見えません。私の会社としても、売上の20%が建築業界向であり、15%が輸出ですので影響が出ます。(海外からの素材輸入もあるので、為替差益は相殺されますけど・・・)国内外の経済情勢の変化に対応して、各事業における戦略転換も検討しなければなりません。しかし、その様な環境下にあっても、自分達の部署の事しか考えない利己主義の人達はいます。本当に利己主義の人達と話しをすると、自己都合や自己主張ばかりで嫌になってきます。まぁ、その様な、各部署のギャップを埋めて、経営戦略を統括するのが私の仕事なのですが・・・そんな、数字以上に人間心理を調整しなければならない中期経営計画の編成が完了しました。ホッと一息です。稽古のある日に定時退社するために、それ以外の日には、徹夜、休日出勤を頻繁にしてましたので、やっと、開放されます。よっしゃー、これで、益々、23日の大会に集中できるぞ覚悟しとけよよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.19

人は、肩書きに弱いですよね。仕事でも、優秀な担当者が交渉しても成立しない案件でも、名ばかりでも部長を連れて行くと成立してしまう場合もあります。以前、私服のときは、台頭に話しをしていたのに、柔道衣に着替えた途端に敬語を使ってしまった方がいました・・・その方の左胸には、“日の丸”が着いてました。肩書を見てしまうんですよね。政治家が学歴詐称して選挙に立候補するのも、学歴と言う肩書が欲しいからに他なりません。投票する側としても、少なからず、学歴を投票する上での判断基準にするでしょうしね・・・。その他、女の子の前で、自分のことを社長だなんて、嘘をついてしまった人なんかいませんかー・・・私だよ(ウソ)柔道においても経歴詐称をする人はいました。「俺は、高校2年、3年でインターハイ個人で2位になって、名門大学に特待生で入った。全日本の強化選手にもなって、国際大会にも何回か出場した。」私の経歴から比べたら天地の差です。年下とは言え、それなりに敬って接してました。事実を知るまでは・・・確かに、そこそこ強かったので、信じてしまいました。この方、実は、高校中退でした・・・以降、如何なる言葉も行動も、中には真実もあるのでしょうが、全て軽蔑する材料にしかなりませんでした。経歴などの肩書きとは、その人を判断する上で大切な材料です。しかし、肩書きだけで人の価値を判断すると私の様な過ちを犯します。肩書きも大切ですが、今の人となりを見極める目を養うことが大切なのだと思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.18

団体戦のメンバーを構成するのは、監督の采配力が問われます。通常、団体戦は、5人制ですが、学年や体重の制限、規制があるものの、そのポジション、ポジションで重要な役割があります。単純に強い順で、5人が選手になるとは限らないのです。例えば、重量級5人で揃えたからと言って強いとは限りません。先鋒の子が、大きな子には、めっぽう強くても、小さな子を苦手にしていたら・・・そう、その子を先鋒に使うのは得策ではありません。一般的に先鋒は、小さな子が来ますので、小さな子を得意とする子をぶつけたいところです。また、初戦ですので、チーム全体に活気を付けてくれるような元気溢れる子が望ましいでしょう。ポイントゲッターもどこにするかがポイントです。一般的には、先鋒、中堅、大将などにポイントゲッターを配置させるイメージですね。チームによっては、「前で獲って、後ろで逃げ切る」「前は耐えて、後で獲る」など特色も出てきます。また、選手候補同士を戦わせて強い方を選手にするとも限りません。例えば、A君vsB君で、A君の方が強いとしましょう。しかし、互いにC君と戦った場合、A君は勝てないが、B君が勝てると言うケースがあります。試合では、A君とB君が戦う訳ではありません。他のチームとの対戦成績の方が大切な選考基準になってきます。また、実力がほぼ同じ子がいた場合には、どちらを選考するか・・・これも、他の4人のポジションが影響してきます。例えば、うちの長男(55kg)は、中学校で団体戦で出してはもらえますが、完全に予選要員です。だいたい、準決勝か決勝で、自分より体重の重い子に代えられてしまいます。本人は不服のようですが、私は、今の長男の実力であれば納得しています。軽量の長男は、出場すれば先鋒。しかし、どちらかと言うと、堅実な次鉾タイプで、先鋒向とは思えません。予選であれ、使っていただけるだけ感謝しているくらいです。長男には、顧問の先生が、「どうしても決勝で、お前の力が欲しい」と言ってくれるように先鋒として認めてもらえるように強くなれと話しています。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.17

クラブでは、稽古量不足を補うために月1回の強化稽古を開催しています。しかし、先月は、日程が組めずに、開催できませんでした。その分も加えて、3月は2回開催します。今日は、その1回目でした。参加者は、クラブの希望者の子達に出稽古の子達も加えて、約40人。京太郎先生とフクシマ先生が、それぞれ数人の子供達を引き連れて参加してくれました。午後1時に集合して、寝技の基本動作の反復練習。打込、投込を行なった後に、各自3分×9本の乱取。さらには、約15分に及ぶ1本勝負の勝ち抜けを行ないました。その後、練習試合を各自2~3試合を行い、最後に投込みで仕上げました。途中に休憩を入れたものの3時間30分の長丁場の稽古。普段は、1時間から2時間程度の稽古しかしていないクラブの子達の中には、後半は、体力もそうですが、精神的にも集中力を途切れさせていた子達もいたようです。とは言え、みんな良く、最後まで頑張りました。出稽古に来てくれた子達は、どの子も素晴らしい柔道をしていました。特に京太郎先生の連れて来てくれた6年生の子と乱取をしましたが、小さな体なのに、気持ちの強さがビンビンと伝わってくるような柔道でした。ん~、うちの軽量級の子達にも見習って欲しいところです。京太郎先生、フクシマ先生、ありがとうございました機会があったら、また、お出で下さいね。また、稽古の時間を利用して、見学されていたご父兄とオヤビン先生で来年度の指導方針の参考にするための個人面談が行なわれました。来年度、私が、どの様な立場で指導に関わるのか判りませんが、役を終えるまでは、現在のチームワークを最優先とした指導にこだわって行きたいと思います。※稽古に夢中になって、稽古風景の写真を撮るのを忘れてしまいました画像は、会場となった道場です。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.16

ピーキングとは選手を精神的、肉体的に最高の状態にする事です。稽古をハードにすれば、柔道力(心技体)は高まりますが、精神的な負担や疲労もたまります。このバランスをとって、試合当日に、双方の状態を最高のコンディションにできればピーキングが成功したと言えます。ピーキングは、一流選手ともなれば、当然、意識しなければならないことです。少年柔道では、あまり意識する必要がないと言う意見も少なくありません。それは、少年柔道の試合数が多く、ピーキングをするどころではないのも理由なのかもしれません。しかし、そんな中でも、年間を通せば、特に大切な試合があるはずです。私達のクラブであれば、23日の全国少年柔道大会県予選が、そのひとつです。レギュラーの一人の子が体調不良でダウンしていますが、その他の4人は身体的には、順調に仕上がっているように思えます。・・・微妙問題は、精神的な部分です。まず、クラブの代表である責任と自信を持って、全力で、結果を恐れずに、挑んで欲しいと思います。持てる力を出し切って戦ってくれれば、結果、負けても仕方ないと思っています。仲間のみんなだって、納得してくれるはずです。むしろ、自分を信じ、応援してくれる仲間を信じて戦えば、持った力以上の結果を発揮できるかもしれません。最近の稽古では、「一本勝負」を行なう様にしています。基本的には、同じくらいの実力の子同士で対戦しますので、簡単には一本は獲れません。結果的に、10分~15分の長丁場の勝負となる場合も少なくありません。そうなると何が勝負を決するかです。技術的には、日頃からの基本の習得と実践に尽きるでしょう。体力的には、日頃の稽古やトレーニングを如何に手抜きなく取組んでいるかでしょう。そして、最も大切となるのが精神的な部分です。妥協することなく勝利へ執着する強い気持ちが大切となります。先日の稽古では、互いの高いレベルでの精神面のぶつかり合いが見て取れる、良い勝負を展開していた子達がいました。ピーキング。順調と言って良いと思います。・・・でも、やっぱり、微妙よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.15

今日は、3月14日、ホワイトデーです。ホワイトデーは、日本でバレンタインデーが定着するに従って、そのお返しをする人たちを見て、菓子業界が便乗して作った日のようです。一般的には、ビスケット、クッキー、マシュマロ、キャンデーなどを「お返し」として贈るのかなホワイトデーの意味だけど、飴の業界が「ホワイトデー」としてイベントを組んだのが最初なんだって飴の材料である砂糖が白色だったため「白=ホワイト」から「ホワイトデー」となったらしいよ。白いマシュマロをお返しにしたから、「ホワイトデー」になったと言う説もあるらしいけど・・・まぁ、どっちでも良いけどね。昨日の居残り稽古の後に、子供達には、バレンタインデーのお返しとしてクッキーを、一人一人に手渡しであげました。女の子には、もちろんですが、うちの男の子達は、食いしん坊が多いので、仕方ない男の子にもあげました。みんなが先生にくれたチョコは、「義理チョコ」だっかかもしれないけど、先生からみんなにあげたクッキーは、ぜ~んぶ、「本命」だからさぁまた、次の稽古も厳しくするぞ~みんな、ガンバレよ《悲しい出来事》自宅にいる娘の分を残して閉じておいた箱の中から、黙ってクッキーを抜き出して持って行こうとしていた子がいました。何故、「下さい」って言えないのかな・・・よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.14

今日の格言「角を矯めて牛を殺す」曲がっている角を真直ぐに直そうとすることで、牛を殺してしまうこと。※矯(た)める=直す一生懸命に頑張っているからこそ、勝ちたいし、負ければ悔しい・・・勝ちたいからこそ、勝つために何をするか考える・・・勝負事である以上、勝つことに執着心を強く持つことは非常に大切なことであると思います。しかし、目先の勝利にばかりに目が行くことで、『その場凌ぎの柔道』に走るのだけには警鐘を鳴らします。小学生における柔道は、『将来を見据えた柔道』であるべきと強く想います。勝ちたいから、負けたくないに意識が偏ることに陥ってしまう・・・片手を取っては、一本背負投、捨身小内刈、肩車を掛けては潰れるを繰り返す・・・背負投で両膝着きの反則を取られるのを恐れて、片膝着きの背負投に改造してしまう・・・結果、良くて有効を取っての優勢勝ち・・・個人戦なら技数での判定勝ち・・・確かに、経験の浅い小学生の頃ならば、こんな『その場凌ぎの柔道』でも勝つことは可能です。しかし・・・小学生時代に基本を疎かにしてきた柔道には、中学、高校と進むに連れ、つけが回ってきます。基本(幹)がシッカリとした柔道だからこそ、応用(枝・葉)がシッカリ育ちます。逆に基本が出来ていないのに、応用技ばかりを取り組もうとも先は見えています。小学生ならば通じたその場凌ぎも、中学、高校と進むに連れて通じなくなってきます。結果、小学生時代に目先の勝利にばかりこだわることは、将来をも摘んでしまう可能性があると思います。小学生時代は、基本に忠実な柔道で、強さを求めませんか?※参考サイト■2008/03/04(Wed)「是非、読んでみて下さい」「座談会・・・(1)」「座談会・・・(2)」「座談会・・・(3)」「座談会・・・(4)」よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.13

以前にも綴りましたが、私は、出稽古賛成派です。しかし、基本的には、クラブとしてみんなで出稽古をするスタイルにしたいと思っています。何故かと言うと、個人での出稽古に、何点かの心配があるからです。これも以前に綴っているのですが、まず、出稽古先で指導を受けた際、日頃、クラブで受ける指導と違った場合、子供達が混乱してしまうことの心配。それと、出稽古先で怪我をしてしまった。或いは、怪我をさせてしまった際の対処の心配です。加えて、実は、もう一つ・・・クラブにも、個人で出稽古に来てくれる子供達がいます。所属道場の了解を取っているのであれば、歓迎します。しかし、個人で出稽古する子の中には、「礼儀は、どうなってるのかな」と言う子もいます。・・・いつの間にか、勝手に稽古に加わっている個人出稽古の子がいます。いつになったら挨拶にくるのかと、見て見ぬ振りをしていても挨拶に来る気配もなく、稽古後も、いつの間にか居なくなってしまいます。「○○道場の○○です。出稽古よろしくお願いします。」「お世話になりました。ありがとうございました。」程度の挨拶をするのが当然の礼儀です。(私は、個人での出稽古の際には、ご父兄の方もキチンと先方の指導者の方々へご挨拶することを指導させていただいております。)この様な子達が所属する道場では、個人の出稽古に対して、どの様なご指導をされているのかと疑問に思います。指導者の誰か一人に挨拶したから、他の指導者には挨拶をしなくて良いと思っているのかもしれません。所属道場では、キチンとご指導されているのに、指導者が居ないことを良いことに挨拶と言う礼儀を疎かにしているのかもしれません。先日、ある子に指摘したら憮然とした表情をしていました・・・。私としても、クラブの子達、あるいはご父兄の皆さんを信頼していない訳ではありません。しかし、相手がいらっしゃることです。個人で出稽古される場合、当然のことながら私達指導者には、その状況が見えません。もし、子達が出稽古先で礼儀に反する様な行動をしていたら・・・。礼儀のなっていない他道場の子達を見ているだけに、クラブの子達が個人出稽古をした際に先方の道場に失礼がないか心配です。個人出稽古をすることは、構いません。しかし、事前にオヤビン先生の了解を取ることと、私にも一言、お知らせいただければと思います。その上で、個人出稽古の際の諸注意点を再確認させていただけると幸いです。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.12

長男の柔道が顎骨折以来、噛み合いません。顎は、完治したとは言い切れませんが、柔道をする上での支障は全くなくなりました。が、強豪中学への遠征稽古の際に乱取で膝の内側靱帯を痛めてしまい松葉杖・・・。かと思えば、両膝の成長痛。成長痛は、だましだましながら、膝靱帯が治りかけたと思ったら・・・今度は、肺炎。その肺炎も薬を服用することで治りかけた。と思ったら、腰を痛めてしまいました。そして、今度は、耳が聞こえない・・・中学生では珍しい、中耳炎でした。さらに痛めていた腰を再度捻ったらしく、今度は、相当痛いらしい。昨日、行きつけの整骨院に行くと、剥離骨折の疑いもあるが、大丈夫だと思うので、しばらくは、稽古を抑えて毎日通院するようにとの話しだったとのこと、、、半年の間に次から次と・・・月末に近柔杯を控えているのに、全く追い込みを掛けることが出来ません。申し込みでは、レギュラーで登録されていますが、替えられる可能性・大です。元々、怪我や病気が少なく、ほとんど稽古を休まない子だったのですが、何か、バイオリズムが悪いのかな~厄払いにでも行くかな、、、よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.11

昨日は、女子マラソン北京オリンピックの代表選考最終戦となる「名古屋国際女子マラソン」が開催されましたね。選手枠は、3つ。内2つが、土佐礼子選手と野口みずき選手にほぼ決まっている中で、たった一つの枠を争う選手達の思いも様々だったと思います。まだまだ、チャンスのある若手なら、ダメ元で、チャレンジしたかもしれません。反面、後がないベテランにとっては、背水の陣。相当のプレッシャーの中で挑んだのだと思います。そんな中、やはり、シドニーオリンピック金メダリストのベテラン 高橋尚子選手に注目が集まりました。単身赴任で名古屋に帰省していた会社の後輩も観戦に行ったらしいのですが、とにかく高橋選手の応援が凄かったと言ってました。国民のみんなが高橋選手の復活を期待していたのだと思います。結果ですが、予想外とも言えるマラソン初挑戦の若手の中村友梨香選手(21歳)が2時間25分51秒のタイムで初優勝されました。一方で高橋選手は、スタートから僅か9Km手前から遅れ始めてしまい27位。アップの時から体調が優れなかったものの、「命を懸けてやれるもの。沿道の皆様の暖かい声援に支えられて気持ちよく走った。マラソン選手で本当によかったと心から思う。」とのコメントの通り、走る途中で、絶望的になった立場を実感していたでしょうが、棄権することなく完走してくれました。ゴール後、「今の実力がなかったのだと思う。」敗戦の言葉・・・そして、北京オリンピック代表選手を日本国民の一人として応援するとし、「重い負担を抱えず五輪を楽しんでもらいたい。」とエールを贈られました。さらに、普通なら、ここで「引退」となるのでしょうが、「まだまだやりたいこと、目標がある。もう少し走らせてほしい」とも締めくくっています。とことん、大好きな道にこだわり抜いて欲しいです。好きなことに、しがみついてでも続ける・・・カッコイイですよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.10

今日は、どうでも良いお話しを一席・・・携帯電話を購入しました。今までは、会社から支給されていた携帯電話しか所有してませんでした。もともと、電話で話すのは好きな方じゃなかったんです。電話で話すくらいなら、実際に会って話す方が良いって感じなので・・・。ですから、仕事でしか携帯電話の必要性がないと考えていました。プライベートは、家族との連絡やメールだけでした。しかし、最近では、柔道関係の方々から電話をいただくことが多くなりました。そして、何故か、柔道に関する長電話だと、全然、長く感じないんです。って言うか、楽しくて、楽しくて勿論、楽しい話しばかりではありませんが・・・また、webにもアクセスすることができませんしね。。。そんなこともあって、個人所有の携帯電話の必要性が高まってきました。会社支給の携帯電話の古さから、画像の画質も最悪だったしねただ、購入する上で、あんまり、こだわりもありませんでした。でも、一つだけ・・・テレビなんか見れなくても良いので、とにかく、薄くて、軽いやつ・・・でも、手にしてみて判ったけど、操作し難いまっ、いいかよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.09

今日の稽古には、かめ先生(仙人じゃないよ)と道場の子供達が6人参加してくれました。6人ですが、6年生1人、5年生3人、3年生2人でした。内、6年生以外は、全て女の子それも、みんなレベルが高~いうちのクラブの女の子達も相当、刺激を受けていたんじゃないかなって言うか、男の子達も圧倒されてました・・・少年部の時間は、練習試合のお相手をしていただきました。人員不足は、クラブの子達を補充して全少メンバーで2対戦。基本的に学年が上の子達との対戦となってものの、大差で敗れました・・・そして、女の子対戦。クラブ側は、1人を男子から補充して、やはり2対戦。いや~、こちらも大差で敗れました・・・でもね。。。負け惜しみじゃなくて、課題がハッキリ、見えましたみんな日頃の稽古で、何をしてるんだ勝ち負けにばかり意識が行ってないか日頃の稽古で養った力の全てを出し切ろうよ結果、負けてもしかたない。それが実力なんだからでも、今日は、実力を出せないまま終ってしまった子が多かったよそんな中、勝ち負けじゃなくて、気迫ある戦いをしてくれた2人がいました良くやったこれからも、気合を入れて頑張れよまた、強化稽古(居残稽古)では、普段よりも乱取の時間を多く取りました。打込、投込をやって、元立乱取2分×6本×3セットと自由乱取3分×4本。私達は、満足でしたが、かめ先生方は、物足りなかったかな近い内に合同稽古の場を設けますので、時間が合えば、また、参加を検討して下さい。みんな、ありがとうねよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.08

どのようなスポーツでも共通して大切なのは、基本であり基礎です。バトミントンの場合も「正しいフットワークを身につけること」が勝負を決めると日本バドミントン協会強化委員の芝スミ子さん。なぜなら、バトミントンでは、「いち早くシャトルの落下点に入ることが重要だから」だそうです。なぜ、いち早くシャトルの落下点に入ることが重要なのか・・・「シャトルの下に入れるようになったら、次に自分の打ちやすい打点を見つけることが大切です。打ちやすい打点は、人によって違います。何度でも楽に打てるポジションがあるはず。それは、練習で見つけ出すしかありません。そのポジションを取ることが出来れば、相手の会心のスマッシュもこちらにとってはチャンスボールになってしまうのです。」バトミントンでは、そのポジションを“ゼロポジション”と言う様です。強者に共通しているのは、自分を自分に有利なポジションに置くことができることだと思います。力で勝ち目のない相手なら、スピード勝負。立技で勝ち目のない相手なら、寝技勝負。持久戦で勝ち目のない相手なら、速攻勝負。バトミントンの「ゼロポジション」とは、解釈が違うとは、思いますが、是非とも、自分に有利な戦い方を練習の中で見つけるようにしましょう芝スミ子(しば-すみこ)旧姓 北田スミ子生年月日:1962年3月31日 出身地:大阪府名門・四條畷学園中学校時代にバドミントンを始める。以降、1988年現役引退まで輝かしい戦績を残す。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.07

多くの方々に、このブログを見ていただいております。長年の付き合いのある方、顔なじみの方もいらっしゃれば、全く、ご面識のない方もいらっしゃいます。ブログだけでしか、私を知らない方々は、どんな奴だと思われているのでしょうか前に住んでいたマンションで、奥さん達の間で、各旦那さんの噂話しになったとき、私に対する評価は、「暗い・・・」だったそうです。その後、何家族かで懇親会をしたのですが、以降の私の評価は、「陽気・・・」でした。全く逆の評価ですよね。第一印象って、違うもんですよね。って言うか、私のギャップが大きすぎるのかな確かにビールが入っていましたので、拍車がかかったいたのもありますが・・・会社でも、仕事中は、ほとんど、無駄口をたれません。タバコも吸いませんので、一心不乱に仕事をしています。そして、稽古のある日は、就業時間が終わるや否や、走って帰ります。稽古のない日は、とことん残業をしてでも、仕事を捗らせます。また、お付き合いの飲み会にも良く参加します。先日も、隣の課に入った新人の女の子の歓迎会に参加しました。そしたら、その子・・・「ガツ部長は、怖そうなので、話しかけられませんでした。」と・・・すると、私の部署の女の子が一言「ガツ部長は、仕事中は、怖いけど、飲むと陽気なオヤジだから気にしない気にしない」だと!ONとOFFを巧みに使い分ける紳士と言って欲しいな~結局、柔道以外の話しとなると、ビールの話しになっちゃうな・・・あまり、お堅いイメージばかりだと、まずいので、軽めの日記にしてみました。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.06

志 錬柔道部が無い中学。あるいは、弱小柔道部の中学。この様な中学に進学しても尚、優秀な成績を残した子供達をたくさん知っている。しかし、勘違いしてはならない。誰でも柔道部の無い中学や弱小柔道部の中学に進学して強くなれるものではないと言うことを・・・。この子達は、ある意味、強豪中学に進学した子達以上に努力と苦労をしたことは間違いない。また、それと同等か、それ以上に、保護者の援助は計り知れない。小学生時代の実力優劣と言うものなど、然程の意味を持たない。その様なものは、中学の環境次第で簡単に逆転する。勿論、環境以前に、本人の努力意識と実行力が前提にあることは言うまででない。しかし、個人の努力だけで打開出来る程、甘いものでもない。ある方の受け売り・・・「夢や目標を達成しようと思うなら、それに向かって努力できる環境に身を置くこと。」「同じ夢や目的を持った価値観の同じ人達がいる環境に身を置くこと。」「邪魔をする人(意識の低い人達)には、近付かない、近寄らせないこと。」努力することが、当たり前の環境に身を置くことが最良の努力ができる環境と言うことなのだと想う。※柔道が強くなることだけが中学生活ではありません。ここでは、敢えて柔道を優先させた考えを綴っています。 来月、中学の進学する小学6年生達・・・納得の行く環境、後悔しない環境で3年間、努力してくれることを祈ります。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.05

今日の格言新しいシリーズをスタートさせます。数々の偉人が、様々な“格言”を残されています。このカテゴリでは、それらの格言の紹介と私也の考え、想いを綴ってみたいと思います。初回の今回は、「君子は 和して 同ぜず」人格者は、主体性を持ちながら回りとバランスをとる。しかし、自分の考えなしに、回りと調子を合わせたりしない。クラブの子供達に与えている課題の一つに、チームワークがあります。チームワークとは何か・・・。以前にも綴っていますが、One for all,All for One につながります。一人はみんなのために。みんなは、一人のために。チームワークと言うと、自分の考えを犠牲にすることと錯覚している人がいます。チームワークとは、そこに属す者達が、チームとしての最良の方向を認識し合い、そこに到達するために各々が自覚、自立し合って取り組むことなのだと思います。チームのために自分の考えを主張することは大切です。決して、自分を犠牲にすることにつながる訳ではありません。一歩、引いて、自分を犠牲にしなければならない時があったとしても、仲間もまた、自分を犠牲にして助けくれるはずです。チームワークとは、指導者や大衆の考えに流されることではありません。※私の最も嫌う言葉である「利己主義」は、自分を中心とした主張によって、周囲を犠牲にする行為です。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.04

早いものですね。新しい年を迎えたと思っていたら、今後は、年度末の最終月、3月となりました。間もなく新年度です。子供達は、それぞれが進級します。そして、小学6年生達は、小学校を卒業すると共に、クラブの少年部を卒業して行きます。思えば、試行錯誤の1年でした。私からは、「挨拶」、「大きな声」、「チームワーク」を子供達へ課題として与えました。逆を言えば、基本中の基本でもある、この3つが、ほとんど出来ていない状態でもありました。そんな中、3人の子供達がキャプテンと副キャプテンとして頑張ってくれました。実は、以前までは、クラブにキャプテンと言う体制がなかったのです。先輩がいれば、見よう見真似もできたでしょうが、手本もない中で取り組んでくれました。正直、この3人であれば、もっと、出来たのではないかとも思いましたが、きっと、この経験を中学校で活かしてくれるものと期待します。そして、新しいキャプテンと副キャプテンの3人が決まりました。指導者ミーティングで、日頃の稽古態度を見て、5年生の中から3人を人選し、キャプテンは、3人の中から5年生達に選んでもらいました。3月1日の稽古では、新旧のキャプテン、副キャプテンに握手をしてもらい引継式を行ないました。さぁ、新しいキャプテン、副キャプテンの元で、新しいチャレンジです。きっと、先輩達に負けないような成績を残そうぜ※今の子供達がキャプテンと言えば、「キャプテン翼」なのかな?私は、なんと言っても、「谷口くん」です。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.03

志 錬我々は、大人になり、経済的に自立したとしても、結局は、何らかの領域に属している。また、ひとつではなく、いくつかの領域に身を置いている場合が多い。大局である社会から始まり、業界、職場、地域、学校、友達、そして小局である家庭に至るまで・・・それぞれの領域は、属する者同士で結ばれる信頼関係で成立する。信頼関係を犯すことは、領域そのものの崩壊を齎す場合すらある。故に、過ちにより、信頼を失い掛けた場合、その責任を負って償わねばならない。それは、大局の領域であろうが、小局であろうが同様に大切なことである。しかし、その領域だけの威厳や満足ばかりを優先させた責任の負わせ方ばかりが先行してしまい、他の領域に悪影響を及ぼしてし、信頼関係の崩壊連鎖を招く事例も少なくない。領域の責任を負わせるために、他の領域へ悪影響を及ぼすことは、基本的に避けるべきではなかろうか。領域内での責任は、領域内で完結させることが理想ではないだろうか・・・。近年、制裁を下す側の自己満足的な連帯責任が横行しているように感じて止まない。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.02

子供達の中には、指導を聞こうとしない子がいます。また、複数の指導者からのアドバイスを聞き過ぎて頭の中が混乱している子もいます。指導者の立場としての私としては、興味を持ってもらうには、どうすれば良いのか。理屈をシンプルに伝えるには、どうすれば良いのか。子供達に考えてもらうには、どうすれば良いのか。焦せらず、ステップアップさせるには、どうすれば良いのか。他の先生方との調整をどうすれば良いか。・・・などを常に心構えているつもりですが、簡単ではありませんね。。。でも、諦めずに頑張りますまた、見方を変えて、指導を受ける側の子供達としては、如何なる心構えが必要なのか・・・現在、旭化成柔道部監督で中村三兄弟の長兄としても知られる中村佳央先生の言葉にヒントがありそうです。柔道の上達には、「睡眠」、「栄養」、「練習」が重要です。これらは一つでも大きく欠けたら支障を来します。この中の「練習」の部分で大切なのは『指導者の言うことを良く聞く』ということです。私は、高校時代、大学と多くの先生に教えてもらいましたが、このことについてはいつも心構けていたことでした。「先生達の指導をまず受け入れて、やってみてダメなら次の方策を考える。」それで良いと思います。最初から、自分の考え方が違うからと言って聴き流したりしてしまうようでは、将来、強い選手に育つことは出来ないと思います。それは、指導のどこにヒントが隠されているかわからないからです。周りを見ても素直に指導者の意見を受け入れた人はほとんど良い選手になっていました。ですから、中・高校生のまだ若い時期は、先生や先輩の言うことに耳を傾けましょう。※このメッセージの中の『指導者の言うことを良く聞く』は、「言いなりになれ」ということではありません。まずは、素直に指導を受け入れてみると言うことです。画像は、以前いただいた中村先生のサインです。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2008.03.01
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