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ミュージカルを見にいくはずだったけど、ベッドから起き上がれず。平日に疲れすぎるとちょっとやそっとでは回復しない。あまりにむなしかったので、夕方に近くの映画館へ。監督:アンドリュー・アダムソン原作:C・S・ルイス監督:アンドリュー・アダムソン出演* ウィリアム・モーズリー (ピーター・ペベンシー) * スキャンダー・ケインズ (エドマンド・ペベンシー) * アナ・ポップルウェル (スーザン・ペベンシー) * ジョージー・ヘンリー (ルーシー・ペベンシー) * ベン・バーンズ (カスピアン王子) * セルジオ・カステリット (ミラース王) * ピーター・ディンクレイジ (トランプキン) * ワーウィック・デイヴィス (ニカブリク)巷では‘久々の正統派イケメン若手スター’として名前を馳せたベン・バーンズ。期待していたが、いまいち頼りない王子サマなので印象が強くない。それより4人の子役(前作より大きくなっていたが)のキャラが立ってきて、主役ははやりこっちか。作品自体は前作よりずっと面白かった。やや退屈だった前作(第一章)に比べ、つかみがよく、スピーディにストーリーが展開し、あっという間に時間が経つ。「カスピアン王子・・・」の原作を忘れてしまったけど、こんなストーリーだったかしら?それに原作では、王子サマももっと少年っぽいイメージだったような気がするのだけど。戦闘シーンはCGを使わない方がリアルで好きなのだが、ミラースと第一の王ピーターとの一騎打ちはなかなか迫力があって良かった。前作よりさらにルーシーの活躍度が増し、エドマンドは前作の失敗を補う活躍ぶり。次作への布石かな。文句なく楽しめたけど、結局アスランが助けに来ないと敵に勝てないのねーと思ったし、アスランの方もなんでさっさと助けに来ないの!と歯がゆかった(笑)。
2008.05.31
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残業しているうちに、日フィル&ジェルメッティのブラームス「ドイツ・レクイエム」に行き損ねた。こういう時って、なんのために働いているの~という気になってすごく疲れる。気を取り直して仕事を切り上げ、家に帰ってみると、某TV局からベルリン・フィルの予約案内が・・・。もちろん予測はしてたが、ウィーン・フィルの値付けをあざ笑うかのようなこのチケット代に声を上げて笑ってしまった。S席 40,000円、A席35,000円、B席31,000円・・・歌手と舞台装置が必要なオペラじゃないのに。ブラームスのシンフォニーをベルリン・フィルで聴きたかったが、目の前が真っ暗になった。まあ、東京なら完売する公演なのかもしれない。ショックを受けるような人間はお呼びじゃないのね・・・と思いながらそれでも来月のボーナスに思いを馳せてしまう(苦笑)。
2008.05.30
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週末のオペレッタのために予習。CD「スッペ: 喜歌劇『ボッカチオ』ハイライト」レナーテ・ホルムルドルフ・ショックベルリン交響楽団フランク・フォックス(指揮)録音:1962年(ステレオ)このオペレッタ、DVDも日本語対訳付きのCDも見つけられなかったので、このハイライト版でちょっと予習する。といってもあらすじを押さえて曲の雰囲気をつかんだだけ。「恋はやさし野辺の花よ」このオペレッタの曲だったんだ。浅草オペラのオリジナル曲だと思ってた。知ってる曲があると俄然親しみが湧いてきた。久々に「デカメロン」でも読んでみよう。
2008.05.29
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書店に行く間も惜しいので、一旦定期購読にしてみたら、そのまま自動継続になってしまい(お知らせは来ていたけどついつい後回しになっていた・・・)、今月号なんかは個人的には読みごたえがない。バレエ以外のダンスはそんなに興味がないの。というか観に行くことはあっても、雑誌で周辺情報を集めたりまではする気ない。そんな中、今月のパリ・オペラ座特集はレティシア・プジョルのインタビュー。背景のピンクピンクしたインテリアのお部屋はオペラ座の楽屋。この連続特集、「DDD」にしてはどうってことない内容ばかりが続くけど、「ル。パルク」でレティシアをちょっと見直したところだったので、興味を持って読んだ。真面目な人柄が伝わってきたけど、やっぱりどうってことない。ダンサーに肉薄してないと言うか。それでもエトワール・ガラはちょっと楽しみになってきた。
2008.05.28
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ルグリのサイトに出てるよ、と親しいバレエ仲間に教えられた。何人かの方のブログにも掲載されていた。そうですか、小出さんと追加の日程でジゼルですか。斎藤さんとの日を予約してしまったし入金済み。チケットを変更して欲しいな。9/16はムーティ&ウィーンフィルも公演もあるから、どっちにしろ今の選択をしたはず、と自分に言い聞かせてる。NBSったらどういう発表をするのかしら・・・。
2008.05.27
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今はちょうど第8話「エレナのために」の放送中。エリザベス・ジョージのこのシリーズの中でも著名な作品。おなじみの伯爵警部と部下の女性巡査部長が活躍する。ということはもちろんストーリーは知っているのだけど(そして「救いがないなぁ」、とも思っている)それでもやはりBBCのミステリは、放送されるなり見てしまう。こういうドラマを見るために「ミステリチャンネル」を視聴してもいるんだけど。今回の舞台は大学の町ケンブリッジ。被害にあった女子学生は、優秀でかつ美貌の持ち主。父親は同じくケンブリッジの大学教授という、いかにもな設定。それでもこの番組を見ているのは、たとえばケンブリッジ大学のアカデミックで中世のまま残ったかのようなたたずまいが、私の「イギリス行きたい病」を刺激するから。前々回はパブリックスクールの寄宿舎での殺人事件だったので、やはりその描写に興味津々だった。要するに事件の背景もとても気に入っている。今日、たまたまミステリチャンネルのHPを見てて、私みたいに「英国ドラマが好き!」という声が多くて力づけられた(笑)。作り方がしっかりしてるもの。ポアロ、マープル、ホームズ、モース、モンク、ローズマリー・・・。「中でもポアロとモースがダントツ」という意見に大賛成。リンリー警部はもうちょっと見てみないと、ホントにお気に入りになるかまだ不明。
2008.05.26
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実はまだパリ・オペラ座バレエ「ル・パルク」の余韻(ルグリの余韻?)でぼーっとしていた。それでも9年ぶり(?)のフォルクスオーパーとあっては劇場に行かなければ!9年前は光藍社の招聘で、平日の打合せ帰りに当日券でS席を取ったのを覚えてる。コワルスキーがすごくカッコよくて、席位置の近かったオバ様たちが、カテコで「ヨッヘ~ン!」と声を揃えて掛けていて、ルジマトフとカレーラス以来の驚きだった。指揮:レオポルト・ハーガー演出:ハインツ・ツェドニクロザリンデ:ナンシー・グスタフソンアデーレ:ダニエラ・ファリーイーダ:マルティナ・ドラークオルロフスキー公爵:ヨッヘン・コワルスキーアイゼンシュタイン:ディートマール・ケルシュバウムファルケ博士:ミリェンコ・トゥルクアルフレート:ルネ・コロイワン:ハインツ・フィツカフランク:カルロ・ハルトマンフロッシュ:ハインツ・ツェドニクブリント博士:ゲルノート・クランナーウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団ウィーン・フォルクスオーパー合唱団ウィーン国立歌劇場およびフォルクスオーパー・バレエ団興行元のせいか、時代の趨勢か、最高席は前回の倍近いお値段となったフォルクスオーパーの「こうもり」。でも「大入」なんだ。。。「こうもり」はどこで観ても(日本の団体以外は)まあ楽しいものだけど、今日はまた一段と楽しかった。よく言われるアンサンブルの妙、というものが高次元で実現されてる。ロザリンデ、アデーレ、アイゼンシュタイン、ファルケといった主要キャストに満足した。とは言え、往年の名歌手2人はちとキツかったと思うが、カーテンコールではこの2人にすごい声援。「来てくれてありがとう!」といったところ?だいたいルネ・コロが出るのを忘れてた私は、‘4年前の恋人’と言う設定にしちゃアルフレードが老けてて、ダンナの方がいいじゃん!と考えたりしていた。ルネ・コロ様になんと不届きなことを・・・。不安定ではあったが、いまだに声量があるのはさすがだ。前回のコワルスキーには、なんとも言えない中性的な色気を感じてクラクラしていたが、老いたカウンターテナーというのも、これまたツライものだと思ってしまった。しかし、オルロフスキー公爵という、‘イッチャッテる’キャラクターにはあいかわらずピッタリ。イワンに抱きついて泣いていたりするエキセントリックさは、彼にしか表現できないだろう。そういえば、コワルスキーはアドリブをよく飛ばすらしいけど、日本公演では日本の観客にわからないし、もちろん字幕にならないので、興行元からしっかり釘をさされていると、当時の興行元の社員が言っていた。なのに、やっぱりアドリブをとばして困ってしまうと、グチってもいたが。今日はどうだったんだろう?オケもウィーンの座付きオケが奏でるオペレッタとはこういうもんだ、と言わんばかりの‘溜め’を感じる演奏で、序曲から堪能できた。
2008.05.25
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昨日は右側から舞台を見る位置だったが、今日はやや左側。そして最前列!足元が見切れてしまうので普通は選ばないけど、まあいいや、間近でルグリを観る機会も少ないことだし。(と思ったのは実は今日。席位置を確認してなかった・・・。)「一番前でオペグラを使う人って・・・どういう神経?ダンサーや歌手に失礼じゃないの!」とかねがね思っていたけど、白状すると今日の私はその欲望を抑えきれなかった。だって・・・ルグリの踊りは昨日も観たことだし、さらに表情とかサポートのビミョーなところなんかも見たいわ、と思うものでしょ?(ちょっと言い訳がましいとは思う。)そうして結局今日もルグリしか注視しない公演だったが、舞台に近かったせいか、アップでご尊顔を拝したせいか、ルグリの欲望の中にうずもれて恍惚となった表情に、こちらもよれよれ。セクシィというより、ノーブルで清廉なイメージすらあるルグリだけどこんなふうに退廃的でエロティックな空気を作れるのね、と今さらな発見。だけど、なんでルグリだけしか貴族に見えないのか。それは私の欲目?脊筋の伸び具合もあるんじゃないかな、と今日思った。他の若手のダンサーの方が体格がいいのに、脊筋が伸びきってないなと。姿勢って階級が徐実に現れそう。今日もルグリの作りだした世界に浸って、なぜか感涙までして・・・とても充実した1日だった。
2008.05.24
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今日のマチネはニコラ・ル・リッシュとエミリー・コゼット。ニコラと言えば、ここのところ日本ではもったいない使い方をされたり、ギエムのサポートに徹していたり。全開で踊るニコラを見たかったので、こちらも楽しみにしていた。「ル・パルク」のあのエロスは設定と振付の賜物だと思ったのに、ダンサーによってこんなに違うとは。ニコラ・・・動物的な欲望を感じた。「女」を物色する狩人というか。それでも、今回は彼にしては大人しいような。周囲の空間を掴んじゃうような踊り方はすばらしい。でも、動物性ということなら、もっと本能的で激しいものを、上品なオブラートに包んで見せることが、彼なら可能だと思った。初役だからかな。それともエミリーが相手でノレないのか。今回は音楽を聴く余裕もあり、新日本フィルでモーツァルトを聴けてうれしい。他の団体の伴奏オケ(新国立の東フィルはまあまあだと思うけど)は、聴くに堪えないことも多い中、ちょっと贅沢な感じ。モーツァルトでも(私が)滅多に聞かない曲もあって、コンサートとしても楽しめた。それにしても、フランス宮廷での恋愛劇にモーツァルトっていうのは、なかなか乙な選択。軽快でダンサブルだが、ときどき聴く人の予想を裏切る展開になり、ハラハラ感がある。「ル・パルク」にピッタリね、と思う。終演後に、ブログで顔なじみな皆さんに、久しぶりにお会いしたり、初めて実際にお会いしたり。こんな風に御縁が広がるとすごく楽しい♪
2008.05.24
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明日、マチネ・ソワレともにチケットを取っているのに、ルグリに1日でも早く会いたくて、今日のチケットも衝動買い。残業しているメンバーをすり抜け、オフィス脱出を図る私を、エレベーターホールまで追っかけ、仕事の打合せをする同僚。今日こそはダメなんだってば!振りきって、オーチャードホールへ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日の主役はマニュエル・ルグリとレティシア・プジョル。 イレールとゲランの映像を見直しておこうと思ったけど、残業続きの昨今、実行しないままとなった。以前観た映像と生の舞台では、なんて感じが違うんだろう。映像で観るよりずーっとエロスを感じさせる舞台。なんていうか、流れる空気が色っぽくて、男女の駆け引きや、最初は拒みながらも相手にはまっていく心理がリアルに伝わってくる。第3幕で、女性がキスしたまま男性の首に腕をまきつけ、男性が女性のどこも自らは支えず、遠心力だけで回るあのすばらしいシーンはやはり圧巻だった。シンプルな振付なのに、本当に主役2人の世界が形成される。モーツァルトの音楽&ロココの衣裳と、コンテンポラリーな振付の組合せがなんともスタイリッシュで、本当に私の好み。・・・といろいろ考えていたのに、ルグリが舞台に出てきたらもう彼に目が釘付け。そりゃまあ、大エトワールではあるが、彼の周囲だけ空気が違う。コンテなのに、流れるような腕の動きと優雅な指先。集団の中にいて際立つエレガンスに目まいがしそうだった。例えて言うなら、ルグリが生まれながらの貴族で他のダンサーが貴族の服装を借りた従僕のよう。(オドリックくんとか猫背だし・・・)そして、明らかに彼より1世代以上若い他のダンサーたちよりからだのキレがいい。それはどういうことなの?と若手ダンサーに詰問したいくらい。私はルグリの生の「ル・パルク」を観たことを生涯の思い出にするだろうと思った。
2008.05.23
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あまりに声が枯れているので、耳鼻咽喉科で診察してもらった。慢性の咽頭炎で、声帯が変形して溝ができているのだとか。軽く考えていたのに治療困難だとは。。。とりあえず薬をもらったけど、落ち込み気味な今日。
2008.05.22
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知らなかった。今年の秋に来日するとは。ウィーン・フィルだけでなく、千客万来。しかしS席40,000円ってのは、「来るな」と言われてるようなもの。ちょっとしたオペラより高い。さあて、どうしようかな。・・・と考えていたら「ベルリン・フィルハーモニが火事」とのニュース。ベルリン・フィルの本拠地のホールが大きなボヤを出したらしい。火事で燃えた部分より、消火活動で水びたしになったことの方が影響が大きいらしい。コンサートではなく、見学で中にはいっただけだが、あのホールが当面使いものにならないとは残念。
2008.05.21
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声は枯れているが、バレエは観れる。【ニキヤ】スヴェトラーナ・ザハロワ【ソロル】デニス・マトヴィエンコ【ガムザッティ】西川貴子【ハイ・ブラーミン(大僧正)】ゲンナーディ・イリイン【マグダヴェヤ】吉本泰久【黄金の神像】八幡顕光【トロラグヴァ】市川 透【ラジャー(王候)】逸見智彦【ジャンペの踊り】遠藤睦子 井倉真未【つぼの踊り】真忠久美子【パ・ダクション】[ブルー・チュチュ]川村真樹 寺島まゆみ 丸尾孝子 堀口 純[ピンク・チュチュ]遠藤睦子 さいとう美帆 西山裕子 小野絢子【アダジオ】グリゴリー・バリノフ 江本 拓【第1ヴァリエーション】丸尾孝子【第2ヴァリエーション】川村真樹【第3ヴァリエーション】厚木三杏【指揮】アレクセイ・バクラン【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団チケット購入を忘れていて、あわてて電話したら「ここしか空いてない」と言われた3階バルコニー席。思いのほか、よく見える!1階後方よりいいかも。優雅さやエレガントさを感じないダンサーが好きではないので、今日の主役2人は、おなじみのゲストとは言え結構好みのタイプ。ザハロワは何を踊ってもザハロワだわ・・・と思いながら、彼女の長い手足が作りだす独特の空間が異次元な感じがして、「あぁロシア・バレエを観たな(新国立なのに・・・)」という満足感を感じる。マトヴィエンコも進境著しい気がする。最近、とみにノーブルさと安定感が増したと思う。マネージュでのからだのキレもすばらしいし。あんなに激しく踊っても、足音1つしないのが○。ま、要するに主役2人に大満足。一方でコールドにはあれ?と違和感あり。3階前方で観ているせいか、3幕の“影の王国”を上から見ていたら、結構バラついていた。新国立のコールドは「揃っている」ものと思いこんでいたので、腕の上げるタイミングや高さが違っていたりすると、えっ!?と驚く。観た席がよくなかったのか。それにしても、初めての演出ではないのに、ほとんど前回観たときの記憶はない。新鮮な気持ちで楽しめたのは事実。
2008.05.20
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3月に引いた風邪で声が出なくなって以来、ずーーっと超ハスキーボイスのまま。ついには会議中にまた無声状態に。忙しくて「いつか治る」と放っておいたけど、これはやはりおかしい。耳鼻咽喉科に行かなくちゃ・・・。仕事にならなくて、ちょっと憂鬱。
2008.05.19
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5月19日(月)大阪と、5月20日(火)三重の小澤指揮の新日本フィルの特別演奏会が、指揮者の体調不良により中止となった模様。先日の東京でのコンサートもすでに本調子ではなかったのかも・・・。
2008.05.18
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よくストーリーを知りもせず、萬斎&菊之助という二大スターの競演と演出の蜷川御大の名前でチケットを確保。作:清水邦夫 演出:蜷川幸雄斎藤実盛:野村萬斎 斎藤五郎:尾上菊之助斎藤六郎:坂東亀三郎 藤原権頭:津嘉山正種 郎党時丸:川岡大次郎 巴:秋山菜津子 ふぶき:邑野みあ 中原兼光:廣田高志 中原兼平:大石継太 郎党黒玄坊:大富士平維盛:長谷川博己 乳母浜風:神保共子 城貞康:二反田雅澄平家の武将・斎藤実盛と木曽義仲の戦いの日々。実盛の息子・五郎(すでに死んで、亡霊として父親とともにある)に続いて弟の六郎も義仲軍に走る。そこで六郎が観たものは、狂っていく義仲軍の面々・・。なんだかどっかで聴いたことのあるような話だなと思っていた。コクーンでの芝居のパンフは結構高いので買わないでおいたら、それを読んでいた周囲の席の方の話によると、この戯曲の解釈として、木曽義仲軍を70年代当時の連合赤軍のイメージにダブらせたり、新劇と小劇場との関係に捉えられたり・・・といったことがあるようだ。後者はさておき、連合赤軍になぞらえてるとしたら、狂っている女性リーダー・巴御前のモデルは、もしやあの・・・。なんかゾッとしたが、今の時代におけるメッセージはまた別物だろう。この芝居で圧倒されたのは、やはり野村萬斎。菊之助の父親役ってことはないでしょーと思うが、声を聞かない限り舞台上の実盛は萬斎さんには見えない。ポスターは、かなりかっこいい萬斎さんのままだが、客引き用(笑)。実際はホント老人みたいな扮装に演技。そして、今回ほんとに感心したのは、2階にいる私に声がクリアに聞こえるのが主役の萬斎さんと菊之助さんだけ。いや、他の役者さんたちだって、いつもの他の芝居並の滑舌ではあるけど、小さな声でささやいてもちゃんと聞こえるのはこのお二人だけだった。オペラだと、ソットヴォーチェなのに客席後ろまで声が届く、みたいな感じ。それはやはり伝統芸能の底力なのだろう。今回、もう1つの柱として、拮抗する「老い」と「若さ」というテーマがあったが、演じきれたのは萬斎さんだからだと思う。平家物語の一節で有名な実盛の最後は鬼気迫るものがある一方、なんだか実盛が解放されたような感じもあって、もいちど平家物語を読み返してみたくなった。秋山菜津子さんの巴は、あまりに上手かったために途中からそのモデルを思い出し、もう怖さが先に立って(汗)、それ以上の感想がわかない。いろんなことを書いているが、久々にかなり面白い芝居を見たのは事実!
2008.05.17
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今日は働いた。いや、いつもそうだとは思っているけど、4時間半もぶっ通しでメンバーと面談するなんてさすがに非日常。オペラ並みの時間だわ・・・。モーツァルト作曲 ディヴェルティメント ニ長調 K.136モーツァルト作曲 オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314 チャイコフスキー作曲 交響曲第6番 ロ短調「悲愴」指揮:小澤征爾オーボエ:古部賢一小澤は久しぶり。お元気そうだが、どこか年取った(失礼!)感が漂う。なんていうか、顔の輪郭が変わっている・・・。一番気に入ったのが「ディヴェルティメント」。軽快で軽妙な音楽にうっとりした。古部さんのオーボエ協奏曲は、地味だった。宮本さんの演奏が私のスタンダードだったので、これは華やかな曲だと思いこんでいた。それに、ヴァイオリンがちょっとモッサリした感じがして、期待したほどノレない。この雰囲気は最後のチャイコフスキー「悲愴」まで引きずる。ときどき大音量にハッとするが・・・なんだか眠い。おまけにお隣が‘エア・コンダクター’状態。思い入れたっぷりに、手を指揮棒に見立てて振っていた。これがこんなに自分の鑑賞を邪魔されるとは思ってなかった。ところで、妙に着物姿の聴衆(女性)が多いのはなぜなんだろう・・・。
2008.05.16
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サイードとの対談集に続いて、このバレンボイムの自伝を読む。音大出の友人は、マスタークラスの内容並みにすごい内容だと言っていたが、私が大いに興味を引いたのは、音楽以外のことについての記述。イスラエルに住んだことがあるユダヤ人が、自らのアイデンティティーについて語るのをあまり聞いたことがなかった。バレンボイムの両親は、彼がマイノリティとして育たないように、アルゼンチンからイスラエルに移住したのだとか。その甲斐あって(?)、今やゆるぎない自信を持つ音楽界のドン(笑)。パリ・オペラ座時代の確執もあっさり記載され、現在ベルリンでの政争でも勝ち残りつつあるバレンボイムだが、音楽的にはやはり至高の存在の1人だと思わされた1冊。
2008.05.15
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Odette / Odile 荒井祐子Prince Siegfried 熊川哲也Rothbart S.キャシディ久々の熊川さんだった。正直言って、この前の「第九」は生で観てもあまり面白い舞台ではなく、熊川さんの踊りも‘ムリをしない’ものだった。この「白鳥」でいよいよ本格復活!全体にやっぱり熊川さんは大人しかったが、第3幕のソロでやっと彼らしいジャンプと回転を披露してくれた。そこまでセーブしてたということ自体が、彼にしては控え目な事実。そのせいか、熊川さんの演技の方に目がいった。以前はと言えば、「王子サマはそんなにスタスタと歩かないでほしい」と思うほど‘素’の熊川さんが至るところで顔を出していたが、今日の彼は‘恋する男の子’だった。パーティで好きな女の子を見つけられずガッカリする彼。好きなコがやっと現れたので喜ぶ彼。結構演技してるなと思った。(ちょっと失礼?)これまで私が熊川さんにジャンプや回転しか期待してなかったのか。それとも、ケガをして、彼の何かが変わった?新しく発見したような気持ちでしげしげと舞台を見てた。ところで、このプロダクション、これまでオデットとオディールは別のダンサーだった。そうすることに意味のあるようなことを説明されていた(熊川さん自身だったかどうかは忘れた)と思う。それはもうよくなったのだろうか。私としては、なんだか若いダンサーを売り込むための方策みたいだなと感じていたので、今やこちらが慣れている「オデットとオディールが同じダンサー」というのがやっぱりいい。2役の落差も楽しみの1つ。珍しくスタオベして拍手してしまった。
2008.05.14
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「ねえ、替わりに行かない?」と友人に差し出された公演チケット。こんな公演あったんだ。全然知らなかった。源氏物語をモチーフとし能楽とバレエのコラボ・・・かしら?セルリアンタワーの能楽堂にも行ってみたかったのに、さすがに明日では都合がつかない。http://www.a-tanz.com/cerulean/index.html
2008.05.13
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心臓外科医の須磨久善さんの話を聞きたくてチャンネルを合わせた。・・・そうだった、今日はABTのジリアン・マーフィーが出演する日だった。あんまり‘バレエの真髄’、といったような精神的な話はなかったが、パートナーのイーサン・スティーフェルと付き合って10年目!といううれしそうな告白が。桜の木の下でキスした思い出があるそうで、はあーと唸ってしまう。(なんででしょ・・・)外国の女性って日本人より成熟してるなーと思うことが多いが、彼女は日本の同世代の女性と同じような感じ。女の子がよく口にするような意味でかわいいと言うか。その前に出演なさってた須磨医師のプロフェッショナル度に舌を巻いた後だったので、余計にそう感じられたのかも。ABTのダンサーの中で、今回ジリアンの露出が多いのは、売り出し強化期間中なのか?あぁジリアン、舞台じゃないときはもっと化粧は薄くていいのよ、まつ毛のマスカラの跡が下まぶたに付くっていうのはヤリ過ぎなのよ、って教えてあげたかった。NHKも録画だろうからケアしてあげれば・・・って余計なことを思ってた私。
2008.05.12
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[指揮]マルコ・アルミリアート[演出]ローレン・ペリー[出演]マリー:ナタリー・デセイベルケンフィールド侯爵夫人:フェリシティ・パルマートニオ:ファン・ディエゴ・フローレスシュルピス : アレッサンドロ・コルベリクラッケントルプ侯爵夫人:マリアン・セルデスMET上演:2008年4月26日(日本時間27日)この主役2人で盛り上がらない方がおかしい。デセイの演技力とコロラトゥーラ、フローレスの甘い声による連続ハイC。聴衆の事前期待を裏切らないってことが、スターの要件だと思う。そういう意味ではすごい2人。フローレスは今日の放映では「今日はなんといい日」のアンコールをしなかったけど、METでの初日(だけでなく他の日も)にはやったみたい。私はガッカリしたけど、映像の中での聴衆も同じだった。アメリカの聴衆ってあけすけでいい(笑)。別に超絶技巧だけをお目当てにしているわけではないが、やっぱり高音やコロラトゥーラをキメてくれると、ある種の爽快感ってある。今シーズン最後のMETライブビューイングをこれで締めくくるなんて、METはやっぱり商売上手だと思う。
2008.05.11
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「青砥稿花紅彩画」(あおとぞうしはなのにしきえ)=白浪五人男 序 幕 初瀬寺花見の場 神輿ヶ嶽の場 稲瀬川谷間の場 二幕目 雪の下浜松屋の場 同 蔵前の場 稲瀬川勢揃の場 大 詰 極楽寺屋根立腹の場 同 山門の場 滑川土橋の場弁天小僧菊之助 菊五郎 日本駄右衛門 團十郎 南郷力丸 左團次 赤星十三郎 時 蔵 忠信利平 三津五郎 浜松屋宗之助 海老蔵 木下川八郎 松江 大須賀五郎 男女蔵 千寿姫 梅枝 川越三郎 市蔵 薩島典蔵 團蔵 伊皿子七郎 友右衛門 浜松屋幸兵衛 東 蔵 柵 田之助 鳶頭清次 梅 玉 青砥左衛門藤綱 富十郎五人男にこれだけ豪勢に揃われては、観に行かないわけにはいかない(笑)。 セリ・・・3段階で上がるんだった。歌舞伎の演目の中でも豪華な装置。過去に何回も観てるのに、なんかあんまり記憶がない。5人揃い踏みしたところで、満足してしまっているからか。菊五郎の弁天小僧はさすがに年齢を感じたけど、それでもやはり存在感しっかり。 極楽寺屋根立腹の場で、屋根が動いてひっくり返るギリギリまで踏ん張っている菊五郎を見て、すごい!・・・と思った。若手はかなわないな。海老蔵はなんやかや言ってもその容姿で目を引く。出てくるとハッとした。でも、宗之助は向かないな・・・。疲れてきたので、最後の「三升猿曲舞」はパス。松緑さん、ご免なさい。
2008.05.10
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まだLFJの余韻があり、このすごくお手軽そうな本を読んでみた。正直なところ、ほとんどシューベルトのことを知らなかったので、この本のおかげで彼がちょっと身近な人になった。でも・・・やっと、これでLFJの各ホールのネーミングの由来がわかった(笑)。LFJでは、いつもテーマ作曲家の友人や後援者の名前を付けているんだよね。シューベルトとウィーンの音楽家たち*これって学研から出版されてる。「学習」と「科学」が廃刊されるかも・・・というニュースが流れたばかり。職場で「えーっ」と叫んだら、周囲のメンバーは「?」だった。もはやこの雑誌を知っているだけで、一定の世代だということなんだわ・・・。
2008.05.09
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今年のLFJはとても充実してた。確かにいくつか、とても行きたかったのに体力的にムリだった公演があったけど(汗)。何年か経って、この音楽祭の私的楽しみ方が身についた気がする。会場間の移動には思ったより時間がかかるので余裕が必要だとか、自由席の会場にはさらに余裕が必要だとか(笑)、ホールAなら当日なんとかチケットが手に入る確立高いとか。だけどそれだけでなく、‘シューベルトは地味’と思っていて、それくらいなら実家に近い金沢のベートーヴェンをテーマにした方のLFJにでも行くか、とも考えた。だけど結果としてシューベルトで良かったと思う。私は‘通’ではないので、そもそもシューベルトで知っている曲は少ない。そして、普段はオペラとバレエの劇場通いが優先で、ときどきオーケストラを聴く程度。室内楽のコンサートに足を向けることはほとんどない。なのに、ロシア5人組で「ます」を聴き、ショーソン・トリオでピアノ三重奏を聴いたら、室内楽ってなんてすばらしいんだろう・・・と思ってしまった。後者に至っては、楽しげに演奏するアーティストたちを目の前にして、涙ぐむ始末。今後もっと室内楽を聴きに行こうと思ってしまった。ところで来年のテーマは「バッハとヨーロッパ」。すでに私の期待は高い。ヨハネ受難曲、マタイ受難曲、ロ短調ミサはすべてやるみたい。わあ。クラシカ・ジャパンでのバッハの放送をさっそく録画する私は、影響を受けやすくてイベント主催者にとっては扱いやすいタイプの聴衆だろうな。
2008.05.08
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現代オペラだ!と覚悟していたが、自分でも思ったより拒否反応は少ない。そんなに毒気はなかったし。私の偏見(?)にもかかわらず、平日の今日、客席がほとんど埋まっていた。休憩時の会話は「一度は見ておきたかったしね」というニュアンスのものが多かったので、それがこの客の入りの真相なのかも。B.A.ツィンマーマン/全4幕【ドイツ語上演/字幕付】ヤーコプ・ミヒャエル・ラインホルト・レンツの同名の戯曲による4幕のオペラ【指 揮】若杉 弘【演 出】ウィリー・デッカー【ヴェーゼナー】鹿野由之【マリー】ヴィクトリア・ルキアネッツ【シャルロッテ】山下牧子【ヴェーゼナーの老母】寺谷千枝子【シュトルツィウス】クラウディオ・オテッリ【シュトルツィウスの母】村松桂子【フォン・シュパンハイム伯爵 大佐】斉木健詞【デポルト】ピーター・ホーレ【ピルツェル 大尉】小山陽二郎【アイゼンハルト 従軍牧師】泉 良平【オディー 大尉】小林由樹【マリ 大尉】黒田 博【3人の若い士官】中嶋克彦 / 布施雅也 / 倉石 真【ド・ラ・ロッシュ伯爵夫人】森山京子【若い伯爵・伯爵夫人の息子】高橋 淳【ラ・ロッシュ伯爵夫人の召使】木幡雅志【若い見習い士官】青鹿博史【酔った士官】川村章仁【3人の大尉】細岡雅哉 / 藪内俊弥 / 浅地達也【合唱指揮】三澤洋史【合 唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団やっぱりまず演出が話題になるが、それだけのことはある。ドレス姿の貴婦人が出てこようと、時代性はほとんど感じさせない。セットとしてモノがほとんど置かれていないところがドイツっぽい。それでも、演出そのものは難解でなくストレートだった。原作の戯曲からカットされているところが、実は身分制のある社会ならではの問題を提示していたと思うけど、そういうポイントが原作より感じられなくなっていて、マリーの娼婦への転落の物語となっていた。女性をもて遊ぶ将校たちの描き方にも、非難めいたものは感じられない。原作のできた時代では違和感の少ないことかもしれないけど、現代的演出では不思議に感じられる。今を生きる聴衆の距離感を少なくするための演出であるはずと思うので。演出が素直だなと思ったのは、マリーが将校たちの間でどんどん身をもち崩していくところや、彼女が身分を越えた夢を持ったことを伯爵夫人と同じ扮装&動作をさせるところでうまく現していた。かと言って、説明し過ぎとも思わないし。白塗りが正直気持ち悪かったこと以外は、モノトーンの背景にレッドやイエローの原色の衣装が映えて、好みのタイプの色づかい。細かいところまで歌手に演技付けがされているところにも、とっても感心した。オペラでなく演劇として、戯曲のセリフを同じ動作でしゃべっても通用する。特に最後のヴェーゼナーと娘マリーの邂逅のシーンなど特に秀逸だった。音楽はあまり聞き慣れない打楽器の連続強打だが、このオペラにすごく合っている。東フィルの金管も今日は大活躍。作曲者の指定どおり(!)練習場から打楽器の演奏が中継され、そのスピーカーが客席に並んでいたのは壮観だった。それに、私の席の下になって見えなかったが、2階のバルコニーにはジャズバンドもいたらしい。こういう設定そのものを楽しむこともできて、貴重な体験がうれしい。
2008.05.07
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知人から連絡があり、「シカゴ交響楽団のサイトを見ていたら、ムーティが2010/11年のシーズンから音楽監督に就任するというアナウンスが出ていた」とのこと。急いでCSOのサイトに行ってみたら、マエストロのお写真のオンパレード。もしNYフィルのシェフになったら、NY行きを増やそうと思っていたけど、そうですか、シカゴですか。少なくとも年に10週の定期公演を指揮すると書かれているので、急に私にとって魅力的な街になった。シカゴ・リリック・オペラもあることだし、シカゴ詣でも検討してみようかな。
2008.05.06
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レンツの戯曲「軍人たち」の翻訳が読めると教えて頂いたので、近所の図書館で借りてみた。 戯曲のテキストだけだとそう時間もかからない。18世紀という、旧社会が変わりつつある時代に生まれた作者レンツが告発したかったのは、移りゆく‘階級社会’なのかと思うけど、ツインマーマンの曲は聞いていないし、演出がどうなっているかも知らないので、現代においてどういうオペラになっているか、思いきり興味が深くなった。新国立劇場に行くのに、久しぶりにわくわくしている。
2008.05.06
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◆22h00(ホールB5)鈴木大介(ギター)吉田浩之(テノール)シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」作品25 D795ちゃんと対訳のパンフを用意してくれてありがたい。河野克典さんの訳もわかりやすい。ときどき直訳すぎてわからない訳もあるもの。でも・・・吉田さんの紹介で「声が‘二枚目’」とか「どう考えても‘水車小屋’のイメージにピッタリ」っていうのは???確かに吉田さんの声は明るい二枚目なテノールには違いないけど。ギターの鈴木さんもテノールの吉田さんのそれぞれがいいと思ってチケットを取った公演。だが、正直な話、アコースティックなギターの乾燥した音とドイツ歌曲の相性が最後までピンとこなかった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私の今年のLFJはこれで終わり。来年は‘バッハ’だというのは本当だろうか。そうだとすると、またGWは日本にいなくちゃ!
2008.05.05
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◆20h00(ホールC)晋友会合唱団林美智子(メゾ・ソプラノ)フランス国立ロワール管弦楽団ペーテル・チャバ(指揮)シューベルト:劇付随音楽「キプロスの女王ロザムンデ」作品26 D797「キプロスの女王ロザムンデ」全曲って珍しく、プログラムを見たときから絶対行くぞ!と決めてた公演。曲順はプログラムと違った。「亡霊の合唱」が「ロマンス」より前だった。劇付き音楽とは言え、ストーリー性はほとんど感じられない。林美智子さんはいかにも‘キプロスの女王ロザムンデ’(!)という感じのドレスで登場。絶対狙ったと思う(笑)。彼女の歌った「ロマンス」はロマンチックだった。有名な間奏曲にはただもう、うっとりした。クラリネットとフルートがすばらしかった♪
2008.05.05
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◆18h30(ホールB5)ミシェル・ダルベルト(ピアノ)シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960シューベルト:ピアノ曲 ハ長調 D946-3大曲21番をこのLFJで一度は聴いておかなくちゃ。それもNHKの「スーパーピアノレッスン」で教えてらしたダルベルト様ならOK(何が?)というノリで取ったチケット。スーツの裾の乱れを気にするダルベルト。ダンディだわ。この21番って、端正に弾いてもつまらなく聴こえることが多くて、今回はちょっとその傾向にあるような・・・。アンコールのワルツの方がお似合いだった。
2008.05.05
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やっぱり午前中は沈没。「死と乙女」と合唱曲を聞けなかった。自分の体力を過信してたとすごく反省。◆16h30(ホールC)バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)ルーヴェ・デルヴィンイェル(ピアノ)シューベルト:ズライカ I 「吹き通うものの気配は」 作品14-1 D720シューベルト:ズライカ II 「ああ、湿っぽいお前の羽ばたきが」作品31 D717シューベルト:「愛らしい星」D861シューベルト:「夜と夢」D827シューベルト:「若い尼僧」D828シューベルト:「君こそ我が憩い」作品59-3 D776シューベルト:「さすらい人の夜の歌」D224シューベルト:「ミューズの息子」D764シューベルト:「トゥーレの王」 D367シューベルト:「糸を紡ぐグレートヒェン」作品2 D118*アンコール「ます」「アヴェ・マリア」北京の紫禁城での「トゥーランドット」公演でリュー役だったヘンドリックス。透明感のある声ですてきだった。この公演では最後になるほどドラマティックさも加わり「糸を紡ぐグレートヒェン」は圧巻。アンコールの「アヴェ・マリア」は、繊細で祈るように、それでいて力強い声が響いてきた。シューベルトの、というよりどこか黒人霊歌っぽい。この「アヴェ・マリア」の後はしばらく動けなかった・・・。
2008.05.05
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本当の今日の予定は・・・昼にピアノ公演を1つ聴いて↓仕事して↓22:15からのマンメルの「冬の旅」を聴く・・・はずだった。またしても起きれず、まっすぐ職場にGOしてお仕事(涙)。仕事中、何気にハタと気付いた。22:15~「冬の旅」ってことは終演は24時ちょっと前くらい?!もはや終電でも家に帰り付けない!!体力と交通網をよく考えずにチケ取りするなんて、今回は迂闊の連続。悲しくなり、昨日寝坊して聞き逃したネマニャ・ラドゥロヴィチを聴いて帰ることにして、21時くらいに有楽町に向かう。(職場からは10分)◆21h30(ホールA)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 二長調 作品61ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団クワメ・ライアン(指揮)ネマニャ・・・実は聴いたことなくて、やはり人の口の端に登るようになって、はじめて聴きたいと思った次第。評判の高いアーティストはやはり聴きごたえがある。見ているだけで楽しい、と言いたいところだけど、ホールAの43列目ではよく見えない。なんだか体をくにゃくにゃ動かしてるようだけど。オペグラで見ると、結構チャーミング。音が軽やかなのにビックリする。そう、ベートーヴェンと言えど、気負ってはいないのだ。それでいて弾き飛ばしているかというと、弱音のビブラートも思い入れたっぷりで、これでもかというほど聞かせる。ソロの超絶技巧を楽しむ曲ではないけど、彼のカデンツァ、特に作曲家が作曲していない第一楽章のカデンツァはすばらしかった。これまで軽くスルーしてきたアーティストだが、今後はちゃんとウォッチしようと決心した。こういうふうに、「気になっていたけど、それだけでは足を運ばなかったアーティスト」を試聴する(?)には本当にいい機会。(アーティストには失礼かも・・・)
2008.05.04
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◆22h30(ホールB7)トリオ・ショーソンシューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 作品100 D929とっても楽しかった♪3人はパリ音楽院で学んだ仲だとか。そもそも室内楽を聴くことそのものが少ないので、評判の高いトリオを聴いてみるか・・・くらいのスタンスだった。1列目の右方。ピアノの手元が見えないのでがっかりするが、ヴァイオリンの奏者と目が合う位置。(いや、向こうは見てないだろうけど)このヴァイオリンのフィリップ・タレクから目が離せない。ノリノリで、聴衆を置いていっちゃったかと思うほど。口は半開きのまま、思い入れたっぷり。私はすぐに彼の世界に入ってしまった。こういう奏者を気に入ったことはなかったのに、すごくセクシーだわ♪と思ってずーーっと見てた(汗)。あ、演奏やめると普通の人です(笑)。もちろんのこと、このピアノ三重奏曲はデフォルメ感があるけど、そもそも旋律はシューベルトの歌曲風。ピッタリ合う。ノリのいい彼らは、本日の最終公演ということもあって、アンコールを2曲。うまく聞き取れなかったけど、ショーソンとハイドンだったか。私はこれでも律儀なので(?)、1列目の右だと出入り口が見えて、彼らがアンコールするかどうか相談するのが見えてしまい、そうなると決して席を立てない。時計を見たい気持ちがやまやまながら、最後まで楽しんだ。しかし、2日目こそ終電になってしまい、家に入ったのはまたしても1時すぎ(涙)。
2008.05.03
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昨夜は1時に家にたどりついたので、朝はベッドから起き上がれず、なかなかLFJに出かけられなかった。チケットがムダになり、買えなかった人に申し訳ない・・・。◆20h30(ホールD7)アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 作品78 D894 「幻想」シューベルト:13の感傷的なワルツ作品50 D779と12の高雅なワルツ作品77 D969、から13曲期待どおり正統的で繊細な音。第二楽章まで、感情移入しすぎない弾き方をしていたエル=バシャが、第三楽章より一転して歌いだした。でも、ちょっと武骨かな。
2008.05.03
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◆22h15(ホールA)庄司紗矢香(ヴァイオリン)ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)シンフォニア・ヴァルソヴィアヤツェク・カスプシク(指揮)シューベルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド イ長調 D438ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5 番 変ホ長調 作品73「皇帝」5000人くらいの人が入るこのホールがほぼ満杯。22:15開演で、23:15終演なのに。当日購入だったので、2階の最後方。これは6階相当らしく、舞台上の奏者が豆粒のよう。デッドな音は覚悟の上だったけど、庄司さんのヴァイオリンも次のベレゾフスキーのピアノも音は通ってくる。逆にオケの音が吸収されゆがんで聞こえるけど、まあ伴奏だしいいか。庄司さんのきっぱりした演奏は、このロンドに合っているのかどうかわからなかった。ベレゾフスキーの「皇帝」は好み。力強いけど軽やかに音階を弾きこなす。音がクリアなのは先ほどと同じ。平日のコンサートのデメリットとして、ついつい仕事のことを考えてしまうのだが、そのまま終わってしまうコンサートも多い中、ときどき音楽に引き込んでくれる奏者がいて、ベレゾフスキーもそうだった。つい、今日のハードネゴシエーションを思い返してしまっていたが、ちゃんと「皇帝」の世界に戻してくれる。楽しんだ。拍手しまくってホールを出たら、23時半。家に着いたら1時前で、こんなことで連休中からだが持つのか不安になった。
2008.05.02
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◆20h45 (ホールB5)ドミトリ・マフチン(ヴァイオリン)エリーナ・パク(ヴィオラ)アレクサンドル・クニャーゼフ(チェロ)マーク・マーダー(コントラバス)ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 D667 「ます」せっかくシューベルトなんだから「ます」は聴かなくちゃ、というくらいの気持ちだった。5人の奏者のうち3人はロシア、あとはウズベキスタンとアメリカというこの組合せはなかなかよい。「ます」ってこんなに聴かせどころの多い曲だったか、と思った。なかでも、すごく気に入ったのがベレゾフスキー。鍵盤の真ん中を正確に力強く叩いていますという感じで音の粒がはっきりしているのに、ちゃんと歌っている。崩した弾き廻し方をするピアニストが苦手なだけに、彼のキラキラした音を聴いているだけで満足。その幸せな気持ちのまま、もいちどベレゾフスキーを聴きたくなり、終演後に22:15からの公演チケットも買ってしまった。こういうことができるのも、音楽祭のいいところ。
2008.05.02
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仕事帰りに有楽町へ。今日からLFJ。本当は今日はブラレイのソロとピアノ五重奏曲の「ます」だけという予定だった。◆18h45(ホールD7) フランク・ブラレイ(ピアノ)シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959ブラレイは前から2列め(ハンサムな顔を見たいという気持ちに勝てなかった・・)という至近距離だったせいか、原音そのまま。あまり響いてこず残念。それに彼はラフタッチで私の頭の中にある20番とちょっと違う。第二楽章が好きなので、もっと抒情的に弾いてほしいな。全体にあっさりめ。昨年トークショーを聞いて以来、まあその自然体というか、ちょっと理系入った(?)感覚も気にいっていたので、懲りずにまた聞くと思う。終演後違う場所で、スーツからジーンズに着替えたブラレイとすれ違ったりして、そういうところは音楽祭らしい楽しみではある。CD売り場やグッズ売り場をうろうろして、次の会場へ。
2008.05.02
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なんの気なしにオースティンを読んでみたくなって、未読のオースティン最後の作品を手にした。説きふせられて改版周囲に説得されて婚約者と別れた主人公が、8年ぶりにっその元婚約者と再会し、今度は自分を見失わずに幸せになった、というような典型的なオースティンの小説。それまでの作品より地味だが、主人公の心の動きは細やかに表現され、同じ女性として共感する心理描写が多い。作者が生きた時代で、女性が経済的独立は不可能ながら精神的独立を全うすることが可能だと発信した意味は大きかっただろう。終盤が一気にすすみ、若干強引な気がしないでもないが、ハッピーエンドを読むのは気持ちがいい。それにしても28歳(主人公の年齢)で、いかにも若さを失うギリギリ瀬戸際のような描き方がされていて、この時代に生きたのでなくてよかったと思った次第(笑)。
2008.05.01
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